JPH0520640B2 - - Google Patents
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- JPH0520640B2 JPH0520640B2 JP62119939A JP11993987A JPH0520640B2 JP H0520640 B2 JPH0520640 B2 JP H0520640B2 JP 62119939 A JP62119939 A JP 62119939A JP 11993987 A JP11993987 A JP 11993987A JP H0520640 B2 JPH0520640 B2 JP H0520640B2
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- JP
- Japan
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- pipe
- drainage
- collecting
- collecting pipe
- chamber
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、中、高層集合住宅等において用いら
れる処の、汚水と雑排水を同一の排水管に流す一
管式排水配管における排水立管中に介在させる排
水用集合管の改良に関する。
れる処の、汚水と雑排水を同一の排水管に流す一
管式排水配管における排水立管中に介在させる排
水用集合管の改良に関する。
(従来の技術)
一管式排水配管における排水管構成は、上階か
ら下階に向つて多数の排水立管を一本の排水管状
に連結貫通させ、各階における居住区の汚水や雑
排水を横枝管を介して前記排水立管内に流入させ
るものであり、このさい各階における横枝管の排
水を受ける部分は、排水立管よりも大径の管状体
であると共に、その周側面に横枝管の接合用開口
部を突出状に形成した排水集合管を、排水立管中
に介在させるのであるが、この一管式排水配管に
おける問題点は、排水が排水立管を流下するに当
つて、上階より下階に降るに従つて大きく発生す
る処の、高い管内空気圧力の変動と排水騒音の点
である。
ら下階に向つて多数の排水立管を一本の排水管状
に連結貫通させ、各階における居住区の汚水や雑
排水を横枝管を介して前記排水立管内に流入させ
るものであり、このさい各階における横枝管の排
水を受ける部分は、排水立管よりも大径の管状体
であると共に、その周側面に横枝管の接合用開口
部を突出状に形成した排水集合管を、排水立管中
に介在させるのであるが、この一管式排水配管に
おける問題点は、排水が排水立管を流下するに当
つて、上階より下階に降るに従つて大きく発生す
る処の、高い管内空気圧力の変動と排水騒音の点
である。
従来この問題点を解決するために採用された手
段は、例えば集合管における大径管形状を、単な
る円筒形状から少なくとも下半部はテーパ形の絞
り筒構造とするとか、横枝管との接続部分に邪魔
板を設けるとか、あるいは集合管内部に排水流の
制御構造を設けるとかである。この点に関しては
本出願人も、大径管状の集合部内周面にその始端
部と終端部に向つて除々に巾員を狭くした螺旋状
の羽根体を突出状に形成し、その羽根板下方を、
上広下狭上の勾配周面としたものを提案している
(特公昭57−18015号公報)。
段は、例えば集合管における大径管形状を、単な
る円筒形状から少なくとも下半部はテーパ形の絞
り筒構造とするとか、横枝管との接続部分に邪魔
板を設けるとか、あるいは集合管内部に排水流の
制御構造を設けるとかである。この点に関しては
本出願人も、大径管状の集合部内周面にその始端
部と終端部に向つて除々に巾員を狭くした螺旋状
の羽根体を突出状に形成し、その羽根板下方を、
上広下狭上の勾配周面としたものを提案している
(特公昭57−18015号公報)。
(発明が解決しようとする問題点)
上記羽根体を設けるものは、流下排水を旋回さ
せることにより、管軸に沿つた上下貫通状の空気
コアを生成することで、管内空気圧力の変動をな
くすものである。しかし、従来のものでは、羽根
体により旋回流となつた排水が、その下方の排水
が最も密になりやすい勾配周面で、すでに旋回流
となつて減速されているため、旋回することによ
り淀んでしまい、排水流の停滞によつて、せつか
く形成した空気コアが排水により閉塞され、管内
空気圧力の変動が生じるという問題がある。
せることにより、管軸に沿つた上下貫通状の空気
コアを生成することで、管内空気圧力の変動をな
くすものである。しかし、従来のものでは、羽根
体により旋回流となつた排水が、その下方の排水
が最も密になりやすい勾配周面で、すでに旋回流
となつて減速されているため、旋回することによ
り淀んでしまい、排水流の停滞によつて、せつか
く形成した空気コアが排水により閉塞され、管内
空気圧力の変動が生じるという問題がある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とす
る。
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明が、従来技術の問題点を解決するために
特徴とするところは、上下端が、排水立管1,2
の接合用開口接合部4,5とされ、この両開口接
合部4,5の上下間が前記排水立管1,2よりも
大径管状の集合部とされ、この重合部の上下間中
途に枝管9の接合部10が開口され、集合部の下
端は、上広下狭状の勾配周面3bとされている排
水用集合管において、排水流を旋回させるための
管軸に対して傾斜した羽根板12が、前記集合部
下端の勾配周面3bに設けられている点にある。
特徴とするところは、上下端が、排水立管1,2
の接合用開口接合部4,5とされ、この両開口接
合部4,5の上下間が前記排水立管1,2よりも
大径管状の集合部とされ、この重合部の上下間中
途に枝管9の接合部10が開口され、集合部の下
端は、上広下狭状の勾配周面3bとされている排
水用集合管において、排水流を旋回させるための
管軸に対して傾斜した羽根板12が、前記集合部
下端の勾配周面3bに設けられている点にある。
(作用)
流下排水は、上広下狭状の勾配周面3bにおい
て、羽根板12によつて旋回させられるため、旋
回を与えられつつ流下することになり、淀みを生
じることはない。
て、羽根板12によつて旋回させられるため、旋
回を与えられつつ流下することになり、淀みを生
じることはない。
(実施例)
以下図示の実施例について本発明を詳述する
と、第1図は本発明に係る排水集合管の第1実施
例を示したものであり、上位の排水立管1および
下位の排水立管2間に介在される排水集合管3
は、管軸X−X線方向における上下両端に、前記
両立管1,2と既知の封水接続構造によつて接続
される開口接合部4,5が形成されると共に、両
接合部4,5間を連ねる管本体部分は立管1,2
より大径の管状体の集合部とされる。この実施例
では集合管3の上端の開口接合部4に続く上部か
ら中部に至る大径部分は円筒部3aとされ、中部
から下端の開口接合部5に到る下部は、図示のよ
うにゆるやかな勾配周面3bを内部に有する上広
下狭のテーパ筒部とされ、前記円筒部3aにおい
て、上端の開口接合部4における下端内周面の一
側から管軸X−X線に向つて下垂状に張り出す舌
片状の仕切板6が設けられることによつて、上部
の排水立管1より流下してくる排水流を、矢印イ
のように円筒部3aの内周面一側に向つて偏流さ
せ、かつ減速させる偏流減速室7が劃成される。
この偏流減速室7は仕切板6の下垂長さと相まつ
て、円筒部3aの上部全体を略占有するのであ
り、この偏流減速室7に続く中部は、前記仕切板
6によつて偏流減速された排水立管1側よりの排
水流と、円筒部3aの周側から流入される横枝管
からの排水流とが合流する集合室8とされる。即
ち、前記仕切板6によつて偏流減速室7をへて集
合室8の一側に片寄せ流入させる立管1からの排
水流の反対方向、またはこれより可及的遠く離れ
た集合室8の周側面に、便器または雑排水源と接
続された横枝管9と接続される1個以上の枝管接
合部10が、突出開口状に設けられるのであり、
この図例では1個のものを示しているが、円筒部
3aの管軸X−X線方向に沿う長さを大として、
集合室8の長さを大きくし、集合室8の周側上下
に位置、方向を上下相違して、2以上の枝管接合
部10を設けることは勿論自由である。前記集合
室8に続く先に述べたゆるやかな勾配周面3bに
よつで囲まれた下部は、集合室8において合流さ
れた排水立管1及び横枝管9よりの排水流を、下
位の排水立管2側に下端の開口接合部5を介して
流下させるための旋回室11とされ、この旋回室
11の内壁面、即ち、勾配周面3b上には、矢印
イで示した排水立管1側からの排水、矢印ロで示
した横枝管9より排水の集合流に対し、矢印ハで
示すように、管軸X−X線をめぐつてスパイラル
状に旋回しながら排水立管2を流下するように、
複数枚の羽根板12を突設するのである。即ち、
これら羽根板12は何れも管軸X−X線に対して
傾斜した略台形状のプレート体であり、かつ勾配
周面3bの上下方向に沿つて突設されると共に、
上端から下端に至るに従いその巾員は漸次小とさ
れるもので、勾配周面3bに等分配置状に突設さ
れるのである。前記横枝管9と枝管接合部10と
は既知の封水接続構造によつて接続される。
と、第1図は本発明に係る排水集合管の第1実施
例を示したものであり、上位の排水立管1および
下位の排水立管2間に介在される排水集合管3
は、管軸X−X線方向における上下両端に、前記
両立管1,2と既知の封水接続構造によつて接続
される開口接合部4,5が形成されると共に、両
接合部4,5間を連ねる管本体部分は立管1,2
より大径の管状体の集合部とされる。この実施例
では集合管3の上端の開口接合部4に続く上部か
ら中部に至る大径部分は円筒部3aとされ、中部
から下端の開口接合部5に到る下部は、図示のよ
うにゆるやかな勾配周面3bを内部に有する上広
下狭のテーパ筒部とされ、前記円筒部3aにおい
て、上端の開口接合部4における下端内周面の一
側から管軸X−X線に向つて下垂状に張り出す舌
片状の仕切板6が設けられることによつて、上部
の排水立管1より流下してくる排水流を、矢印イ
のように円筒部3aの内周面一側に向つて偏流さ
せ、かつ減速させる偏流減速室7が劃成される。
この偏流減速室7は仕切板6の下垂長さと相まつ
て、円筒部3aの上部全体を略占有するのであ
り、この偏流減速室7に続く中部は、前記仕切板
6によつて偏流減速された排水立管1側よりの排
水流と、円筒部3aの周側から流入される横枝管
からの排水流とが合流する集合室8とされる。即
ち、前記仕切板6によつて偏流減速室7をへて集
合室8の一側に片寄せ流入させる立管1からの排
水流の反対方向、またはこれより可及的遠く離れ
た集合室8の周側面に、便器または雑排水源と接
続された横枝管9と接続される1個以上の枝管接
合部10が、突出開口状に設けられるのであり、
この図例では1個のものを示しているが、円筒部
3aの管軸X−X線方向に沿う長さを大として、
集合室8の長さを大きくし、集合室8の周側上下
に位置、方向を上下相違して、2以上の枝管接合
部10を設けることは勿論自由である。前記集合
室8に続く先に述べたゆるやかな勾配周面3bに
よつで囲まれた下部は、集合室8において合流さ
れた排水立管1及び横枝管9よりの排水流を、下
位の排水立管2側に下端の開口接合部5を介して
流下させるための旋回室11とされ、この旋回室
11の内壁面、即ち、勾配周面3b上には、矢印
イで示した排水立管1側からの排水、矢印ロで示
した横枝管9より排水の集合流に対し、矢印ハで
示すように、管軸X−X線をめぐつてスパイラル
状に旋回しながら排水立管2を流下するように、
複数枚の羽根板12を突設するのである。即ち、
これら羽根板12は何れも管軸X−X線に対して
傾斜した略台形状のプレート体であり、かつ勾配
周面3bの上下方向に沿つて突設されると共に、
上端から下端に至るに従いその巾員は漸次小とさ
れるもので、勾配周面3bに等分配置状に突設さ
れるのである。前記横枝管9と枝管接合部10と
は既知の封水接続構造によつて接続される。
第1図に例示した第1実施例のものでは、集合
管3が、その上端の開口接合部4から下端の開口
接合部5に至るまで、一体構造のものとして図示
されているが、本発明に係る集合管3は上下分割
構造のものとすることも可能であり、第2図以下
第10図に例示した第2実施例においてこれを説
示する。第2,3図に示した全体図及び第4図乃
至第9図に示した部分図において、集合管3は上
端の開口接合部4を有する上部集合管13と、下
端の開口接合部5を有する下部集合管14の両者
とに分割構成され、両管13,14の下端と上端
とはフランジ接合部15によつて一体に接続され
る。即ち、第10図にその詳細を示すように、下
部集合管14の上端に上部集合管13の下端を支
承する受口縁14aを形成すると共に、受口縁1
4aに続いてフランジ14bを張出形成し、受口
縁14aに上部集合管13下端を差込むと共に該
下端外周と張出フランジ14bとの間にゴムその
他の封水材16を介入させ、上部集合管13に予
じめ遊嵌した別体の取付フランジ17を前記封水
材16に接支させると共に、両フランジ14b,
17を締結ボルト18ナツト19により締結する
ことによつて一体化するものである。勿論この接
続構造は一例を示すのみに止まる。このような上
下集合管13,14は分割形成による集合管3に
おいて、上端の開口接合部4と下端の開口接合部
5の間を連ねる管本体部分は立管1,2より大径
の管状体の集合部とされ、上部集合管13には開
口接合部4の下端から、図例では略S形に屈曲す
る形状の仕切板6が設けられることによつて、第
1図実施例と同様の偏流減速室7が一側に片寄せ
て劃成され、このさい仕切板6の形状に対応して
上部集合管13の略半周に亘る外周壁は図示のよ
うに屈曲張出部13aとされるのであり、仕切板
6の長さも上部集合管13の下部にまで長く延長
形成される。この上部集合管13の仕切板6の下
端から始まる開放下端と下部継手管14の開放上
端との間に集合室8が両管に亘つて形成されるの
であり、従つて集合室8の上部他側には、上部集
合管13の変流減速室7の反対側、即ち仕切板6
によつて劃成された反対周側の空間である予備集
合室8aが連通状に形成されることになる。この
予備集合室8aは先に述べた第1図実施例におい
ても、その仕切板6の裏側に劃成される部分8a
として形成されるのであるが、第2図実施例のも
のでは、その仕切板6の形成と相まつてより明確
にかつ大きな空間として形成できるのである。こ
の第2図実施例においては、上下集合管13,1
4の上下接合部分を利用した長大な集合室8、更
には仕切板6の形状による予備集合室8aの明確
な形成により、図例のように両集合室8,8aを
利用して、その上下に段差を付した複数の枝管接
合部10a,10bが第2,3図及び第4,5,
6図のように形成できる。即ち、仕切板6の裏側
に当たる予備集合室8aには、図例では夫々流入
方向を相違した上位の3個の枝管接合部10a
が、上部集合管13の周側を利用して突出状に設
けられ、また集合室8においては、下部集合管1
4の周側を利用して、図例では1個の枝管接合部
10bが下位の接合部として同じく突出状に設け
られれるのであり、これら上下の各枝管接合部1
0a,10bは、例えば上位の枝管接合部10a
は便器に接続される横枝管の接合部として、また
下位の枝管接合部10bは厨房その他の雑排水源
に接続される横枝管の接結部として、あるいはそ
の反対のように、多方向、多種目の汚水、雑排水
の流入を受けることが可能である。下部集合管1
4には前記開放上端を利用して形成した集合室8
の下端に引続いて、ゆるやかな勾配周面3bによ
つて囲まれた旋回室11が、下端の開口接合部5
とと間に亘つて形成され、この旋回室11におけ
る勾配周面3b上には、第3図及び第5図に示す
ように、集合室8から流下する集合排水に対して
旋回性を付与するための、傾斜した複数枚の羽根
板12が、第1図実施例のものと同様に、軸管X
−X線に対して傾斜した姿勢のもとに、周方向等
分配置状に突設されるのである。図示のようにこ
れら羽根板12は上端から下端に至るに従つて、
その巾員が漸次小とされる。
管3が、その上端の開口接合部4から下端の開口
接合部5に至るまで、一体構造のものとして図示
されているが、本発明に係る集合管3は上下分割
構造のものとすることも可能であり、第2図以下
第10図に例示した第2実施例においてこれを説
示する。第2,3図に示した全体図及び第4図乃
至第9図に示した部分図において、集合管3は上
端の開口接合部4を有する上部集合管13と、下
端の開口接合部5を有する下部集合管14の両者
とに分割構成され、両管13,14の下端と上端
とはフランジ接合部15によつて一体に接続され
る。即ち、第10図にその詳細を示すように、下
部集合管14の上端に上部集合管13の下端を支
承する受口縁14aを形成すると共に、受口縁1
4aに続いてフランジ14bを張出形成し、受口
縁14aに上部集合管13下端を差込むと共に該
下端外周と張出フランジ14bとの間にゴムその
他の封水材16を介入させ、上部集合管13に予
じめ遊嵌した別体の取付フランジ17を前記封水
材16に接支させると共に、両フランジ14b,
17を締結ボルト18ナツト19により締結する
ことによつて一体化するものである。勿論この接
続構造は一例を示すのみに止まる。このような上
下集合管13,14は分割形成による集合管3に
おいて、上端の開口接合部4と下端の開口接合部
5の間を連ねる管本体部分は立管1,2より大径
の管状体の集合部とされ、上部集合管13には開
口接合部4の下端から、図例では略S形に屈曲す
る形状の仕切板6が設けられることによつて、第
1図実施例と同様の偏流減速室7が一側に片寄せ
て劃成され、このさい仕切板6の形状に対応して
上部集合管13の略半周に亘る外周壁は図示のよ
うに屈曲張出部13aとされるのであり、仕切板
6の長さも上部集合管13の下部にまで長く延長
形成される。この上部集合管13の仕切板6の下
端から始まる開放下端と下部継手管14の開放上
端との間に集合室8が両管に亘つて形成されるの
であり、従つて集合室8の上部他側には、上部集
合管13の変流減速室7の反対側、即ち仕切板6
によつて劃成された反対周側の空間である予備集
合室8aが連通状に形成されることになる。この
予備集合室8aは先に述べた第1図実施例におい
ても、その仕切板6の裏側に劃成される部分8a
として形成されるのであるが、第2図実施例のも
のでは、その仕切板6の形成と相まつてより明確
にかつ大きな空間として形成できるのである。こ
の第2図実施例においては、上下集合管13,1
4の上下接合部分を利用した長大な集合室8、更
には仕切板6の形状による予備集合室8aの明確
な形成により、図例のように両集合室8,8aを
利用して、その上下に段差を付した複数の枝管接
合部10a,10bが第2,3図及び第4,5,
6図のように形成できる。即ち、仕切板6の裏側
に当たる予備集合室8aには、図例では夫々流入
方向を相違した上位の3個の枝管接合部10a
が、上部集合管13の周側を利用して突出状に設
けられ、また集合室8においては、下部集合管1
4の周側を利用して、図例では1個の枝管接合部
10bが下位の接合部として同じく突出状に設け
られれるのであり、これら上下の各枝管接合部1
0a,10bは、例えば上位の枝管接合部10a
は便器に接続される横枝管の接合部として、また
下位の枝管接合部10bは厨房その他の雑排水源
に接続される横枝管の接結部として、あるいはそ
の反対のように、多方向、多種目の汚水、雑排水
の流入を受けることが可能である。下部集合管1
4には前記開放上端を利用して形成した集合室8
の下端に引続いて、ゆるやかな勾配周面3bによ
つて囲まれた旋回室11が、下端の開口接合部5
とと間に亘つて形成され、この旋回室11におけ
る勾配周面3b上には、第3図及び第5図に示す
ように、集合室8から流下する集合排水に対して
旋回性を付与するための、傾斜した複数枚の羽根
板12が、第1図実施例のものと同様に、軸管X
−X線に対して傾斜した姿勢のもとに、周方向等
分配置状に突設されるのである。図示のようにこ
れら羽根板12は上端から下端に至るに従つて、
その巾員が漸次小とされる。
尚、羽根板12は、第3図示例では、勾配周面
3bから開口接合部5にかけて連続して形成され
ているが、勾配周面3bにだけ形成してもよく、
又は、集合室8から勾配周面3bにかけて、もし
くは集合室8から勾配周面3bを経て開口接合部
5にかけて連続して形成してもよい。
3bから開口接合部5にかけて連続して形成され
ているが、勾配周面3bにだけ形成してもよく、
又は、集合室8から勾配周面3bにかけて、もし
くは集合室8から勾配周面3bを経て開口接合部
5にかけて連続して形成してもよい。
上記集合管3の用法に当つては、従来のこの種
集合管と同様に、上階から下階にわたつて上下貫
通状に排水立管の連結立設により排水配管を設け
るに当り、各階毎にこの集合管3の介入させるの
であり、その階における便器より汚水や厨房その
他よりの雑排水を、各横枝管を介して集合管3内
に流入させ、排水立管を流下する排水流と横枝管
よりの排水流を集合管3内で合流集合させ、逐次
下階側に連続的に排水させるのであり、排水管系
の最上部は大気に開放され、また最下部は適宜排
水会所に案内されることになる。
集合管と同様に、上階から下階にわたつて上下貫
通状に排水立管の連結立設により排水配管を設け
るに当り、各階毎にこの集合管3の介入させるの
であり、その階における便器より汚水や厨房その
他よりの雑排水を、各横枝管を介して集合管3内
に流入させ、排水立管を流下する排水流と横枝管
よりの排水流を集合管3内で合流集合させ、逐次
下階側に連続的に排水させるのであり、排水管系
の最上部は大気に開放され、また最下部は適宜排
水会所に案内されることになる。
上記実施例の集合管3によれば、上位の排水立
管1より流下した排水は、開口接合部4から仕切
板6に案内された偏流減速室7側に流下すること
により、仕切板6の弯曲形状と相まつて集合管3
の大径部3aにおける管周一側に片寄せられて流
下することになる。即ち、これによつて立管1か
らの縦排水は集合管3内にその大径部全面積に亘
つて直流することなく、仕切板6により屈曲偏流
によつて排水速度が減少されて管内空気圧力の上
昇を防ぐと共に、また横枝管9よりの流入水との
直接衝突による干渉をなくし、管内空気圧力の上
昇をなくすと共に、横枝管9側への逆流をも防止
することができ、横枝管9より枝管接合部10乃
至10aを介して流入する横排水との集合室8に
おける円滑かつ静粛な合流が期待できるのであ
る。従つて次の集合室8内においては、立管1か
らの排水と横枝管9からの流入排水とが、集束状
に合流され、相互の干渉による乱流も小さいこと
と相まつて、管内空気圧力の変動を小さくして、
円滑でかつ排水騒音の小さな合流効果が得られ、
かくして合流した排水が最下位の旋回室11内に
流下することになる。この旋回室11はゆるやか
な勾配周面3bによつて下方に至るに従い絞られ
た断面形状であると共に、この勾配周面3bには
管軸方向に対して傾斜した複数枚の羽根板12が
周方向等分状に突設されているので、合流した集
合排水が最も密になり易い部分で、排水流は各羽
根板12の案内を介して旋回性が与えられ、管軸
の回りに旋回下降することとなつて、水栓現象を
生じることなく円滑迅速に流下し、開口接合部5
を介して下位の排水立管2側に的確に誘導流出さ
せるのである。このさい羽根板12による旋回
は、上下貫通状に管軸に沿つて空気コアを生成す
ることができるので、管内空気圧力を変動させる
ことなく安定化した状態で排水が得られ、排水騒
音の低下が得られることになる。またこの羽根板
12は勾配周面3bに突設されたものであるた
め、その上下方向の適宜傾斜角度の付与と相まつ
て、旋回室11内における排水流に淀みや停滞を
生じることなく、迅速な水切り排水が確実に得ら
れることになる。尚勾配周面3bのゆるやかな勾
配は、先に述べた水栓現象の防止及び空気圧安定
化に対して有効に働くことになる。
管1より流下した排水は、開口接合部4から仕切
板6に案内された偏流減速室7側に流下すること
により、仕切板6の弯曲形状と相まつて集合管3
の大径部3aにおける管周一側に片寄せられて流
下することになる。即ち、これによつて立管1か
らの縦排水は集合管3内にその大径部全面積に亘
つて直流することなく、仕切板6により屈曲偏流
によつて排水速度が減少されて管内空気圧力の上
昇を防ぐと共に、また横枝管9よりの流入水との
直接衝突による干渉をなくし、管内空気圧力の上
昇をなくすと共に、横枝管9側への逆流をも防止
することができ、横枝管9より枝管接合部10乃
至10aを介して流入する横排水との集合室8に
おける円滑かつ静粛な合流が期待できるのであ
る。従つて次の集合室8内においては、立管1か
らの排水と横枝管9からの流入排水とが、集束状
に合流され、相互の干渉による乱流も小さいこと
と相まつて、管内空気圧力の変動を小さくして、
円滑でかつ排水騒音の小さな合流効果が得られ、
かくして合流した排水が最下位の旋回室11内に
流下することになる。この旋回室11はゆるやか
な勾配周面3bによつて下方に至るに従い絞られ
た断面形状であると共に、この勾配周面3bには
管軸方向に対して傾斜した複数枚の羽根板12が
周方向等分状に突設されているので、合流した集
合排水が最も密になり易い部分で、排水流は各羽
根板12の案内を介して旋回性が与えられ、管軸
の回りに旋回下降することとなつて、水栓現象を
生じることなく円滑迅速に流下し、開口接合部5
を介して下位の排水立管2側に的確に誘導流出さ
せるのである。このさい羽根板12による旋回
は、上下貫通状に管軸に沿つて空気コアを生成す
ることができるので、管内空気圧力を変動させる
ことなく安定化した状態で排水が得られ、排水騒
音の低下が得られることになる。またこの羽根板
12は勾配周面3bに突設されたものであるた
め、その上下方向の適宜傾斜角度の付与と相まつ
て、旋回室11内における排水流に淀みや停滞を
生じることなく、迅速な水切り排水が確実に得ら
れることになる。尚勾配周面3bのゆるやかな勾
配は、先に述べた水栓現象の防止及び空気圧安定
化に対して有効に働くことになる。
以上のようにして管内空気圧力の変動を小さく
し、これを安定化すると共に騒音を低下させた排
水流下が円滑に行なえるとことになる。つまり、
本発明集合管3によれば、仕切板6を介して集合
管3の管周一側に劃成した上部の偏流減速室7、
これに続いて縦水流の集束される集合室8、偏流
減速室7の反応周側に設けた枝管接合部10乃至
10a,10b、最下位の旋回室11における勾
配周面3bと、勾配周面3bに突設した管軸に対
し傾斜した羽根板12の各要素によつて、上位立
管1よりの流入排水の排水速度の減速、水流の一
側端寄による縦排水と横排水の相互干渉の防止に
よつて、管内空気圧力の上昇を防止してその変化
をより小さくさせ、併せて跳水の逆流を防ぎ、さ
らに集合室8内における円滑な相互合流を得させ
ると共に、旋回室11内における淀みのない旋回
下降、空気コアの連続生成による空気圧の安定
化、排水の迅速と騒音の低下を確実に得させるこ
とが、確実容易に可能となるのであり、これによ
つて多数階における各階の連続集中排水を行なう
排水配管、特に一管式排水配管系において生じる
問題点、その管内空気圧力変動の大と排水騒音の
大を、顕著に減少させるのである。このさい第1
1図示のように、集合管3の形状を上下に亘つて
単一の大径化された円筒状大径部として、この大
径部に羽根板12を突設した場合、羽根板12を
設けた円筒状の旋回室11はテーパ部3b′が介し
て開口接合部5に直結されている。このため旋回
性を与えられた排水がテーパ部3b′で旋回状態を
維持しながら淀み、停滞を生じるおそれがある
が、本発明では前述のように勾配周面3bをもつ
旋回室11として、勾配周面3bに羽根体12を
設けるので旋回性を与えられた排水は淀むことな
く下方の排水立管2に流化して行く。また第12
図に示したものは、11階建の中層建築物における
本発明集合管3を用いたものと、従来集合管を用
いた一管式排水配管における排水実験結果の1例
を図示したものであり、11Fより排水流量330
/minで連続排水した場合で、その1Fより8F
までの管内空気圧力の変動状況を示し、Y、
Y′で示した曲線は本発明集合管3を用いた変動
曲線、Z、Z′は従来集合管を使用したものの変動
曲線を示している。図中、中心の各階を示す中心
線の向つて右側は空気変動の+P値、向つて左側
は−P値(共にmmAg値)であり、許容限±25mm
Agとして、本発明のものは従来のものに比し優
れ、特に下層階に至るに従つて顕著に優れている
ことが判明したものである。
し、これを安定化すると共に騒音を低下させた排
水流下が円滑に行なえるとことになる。つまり、
本発明集合管3によれば、仕切板6を介して集合
管3の管周一側に劃成した上部の偏流減速室7、
これに続いて縦水流の集束される集合室8、偏流
減速室7の反応周側に設けた枝管接合部10乃至
10a,10b、最下位の旋回室11における勾
配周面3bと、勾配周面3bに突設した管軸に対
し傾斜した羽根板12の各要素によつて、上位立
管1よりの流入排水の排水速度の減速、水流の一
側端寄による縦排水と横排水の相互干渉の防止に
よつて、管内空気圧力の上昇を防止してその変化
をより小さくさせ、併せて跳水の逆流を防ぎ、さ
らに集合室8内における円滑な相互合流を得させ
ると共に、旋回室11内における淀みのない旋回
下降、空気コアの連続生成による空気圧の安定
化、排水の迅速と騒音の低下を確実に得させるこ
とが、確実容易に可能となるのであり、これによ
つて多数階における各階の連続集中排水を行なう
排水配管、特に一管式排水配管系において生じる
問題点、その管内空気圧力変動の大と排水騒音の
大を、顕著に減少させるのである。このさい第1
1図示のように、集合管3の形状を上下に亘つて
単一の大径化された円筒状大径部として、この大
径部に羽根板12を突設した場合、羽根板12を
設けた円筒状の旋回室11はテーパ部3b′が介し
て開口接合部5に直結されている。このため旋回
性を与えられた排水がテーパ部3b′で旋回状態を
維持しながら淀み、停滞を生じるおそれがある
が、本発明では前述のように勾配周面3bをもつ
旋回室11として、勾配周面3bに羽根体12を
設けるので旋回性を与えられた排水は淀むことな
く下方の排水立管2に流化して行く。また第12
図に示したものは、11階建の中層建築物における
本発明集合管3を用いたものと、従来集合管を用
いた一管式排水配管における排水実験結果の1例
を図示したものであり、11Fより排水流量330
/minで連続排水した場合で、その1Fより8F
までの管内空気圧力の変動状況を示し、Y、
Y′で示した曲線は本発明集合管3を用いた変動
曲線、Z、Z′は従来集合管を使用したものの変動
曲線を示している。図中、中心の各階を示す中心
線の向つて右側は空気変動の+P値、向つて左側
は−P値(共にmmAg値)であり、許容限±25mm
Agとして、本発明のものは従来のものに比し優
れ、特に下層階に至るに従つて顕著に優れている
ことが判明したものである。
(発明の効果)
本発明による集合管によれば、排水流を旋回さ
せるための管軸に対して傾斜した羽根板が、大径
管状の集合部下端の勾配周面に設けられているこ
とにより、排水流の淀みが生じることはなく、管
軸に沿つた上下貫通状の空気コアにより、管内空
気圧力の変動を確実に防止できる。
せるための管軸に対して傾斜した羽根板が、大径
管状の集合部下端の勾配周面に設けられているこ
とにより、排水流の淀みが生じることはなく、管
軸に沿つた上下貫通状の空気コアにより、管内空
気圧力の変動を確実に防止できる。
第1図は本発明集合管実施例の縦断正面図、第
2図は同分割型式実施例の正面図、第3図は同縦
断正面図、第4図は第3図−線矢視図、第5
図は同−線、第6図は同−線、第7図は
同−線、第8図は同−線の各部分断面
図、第9図は同下部集合管のフランジを示す平面
図、第10図は同上下接結部の側断面図、第11
図は従来集合管例の側断面図、第12図は本発明
と従来例との管内空気圧力変動の実験結果のグラ
フ図である。 1,2……排水立管、3……集合管、3b……
勾配周面、4,5……開口接合部、、9……横枝
管、10……枝管接合部、12……羽根板。
2図は同分割型式実施例の正面図、第3図は同縦
断正面図、第4図は第3図−線矢視図、第5
図は同−線、第6図は同−線、第7図は
同−線、第8図は同−線の各部分断面
図、第9図は同下部集合管のフランジを示す平面
図、第10図は同上下接結部の側断面図、第11
図は従来集合管例の側断面図、第12図は本発明
と従来例との管内空気圧力変動の実験結果のグラ
フ図である。 1,2……排水立管、3……集合管、3b……
勾配周面、4,5……開口接合部、、9……横枝
管、10……枝管接合部、12……羽根板。
Claims (1)
- 1 上下端が、排水立管1,2の接合用開口接合
部4,5とされ、この両開口接合部4,5の上下
間が、前記排水立管1,2よりも大径管状の集合
部とされ、この集合部の上下間中途に枝管9の接
合部10が開口され、集合部の下端は、上広下狭
状の勾配周面3bとされている排水用集合管にお
いて、排水流を旋回させるための管軸に対して傾
斜した羽根板12が、前記集合部下端の勾配周面
3bに設けられていることを特徴とする排水用集
合管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62119939A JPS62288795A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 排水用集合管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62119939A JPS62288795A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 排水用集合管 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8191245A Division JP2813335B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 排水用集合管内における排水の流下方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62288795A JPS62288795A (ja) | 1987-12-15 |
| JPH0520640B2 true JPH0520640B2 (ja) | 1993-03-22 |
Family
ID=14773908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62119939A Granted JPS62288795A (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 排水用集合管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62288795A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0816338B2 (ja) * | 1989-07-25 | 1996-02-21 | 積水化学工業株式会社 | 集合管継手 |
| JPH0819708B2 (ja) * | 1989-08-21 | 1996-02-28 | 積水化学工業株式会社 | 集合管継手 |
| JPH0830551B2 (ja) * | 1989-12-08 | 1996-03-27 | 徳厚 小島 | 排水立て管継手 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5041121A (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-15 | ||
| FR2402041A1 (fr) * | 1977-08-30 | 1979-03-30 | Sogecan | Perfectionnement aux dispositifs permettant la descente d'eaux usees et vannes dans une conduite unique |
| JPS5718014A (en) * | 1980-07-08 | 1982-01-29 | Fujitsu Ltd | Magnetic head |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP62119939A patent/JPS62288795A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62288795A (ja) | 1987-12-15 |
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