JPH05208020A - クリップ装置 - Google Patents

クリップ装置

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Publication number
JPH05208020A
JPH05208020A JP4016871A JP1687192A JPH05208020A JP H05208020 A JPH05208020 A JP H05208020A JP 4016871 A JP4016871 A JP 4016871A JP 1687192 A JP1687192 A JP 1687192A JP H05208020 A JPH05208020 A JP H05208020A
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JP
Japan
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clip
tightening ring
ring
arm
introduction tube
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Withdrawn
Application number
JP4016871A
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English (en)
Inventor
Hibiki Imagawa
響 今川
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Koji Fujio
浩司 藤尾
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Sayuri Kamiya
さゆり 神谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】僅かな力で安定したクリッピングができ、導入
管の細径化を容易に図ることができるクリップ装置の提
供を目的としている。 【構成】生体控内に挿入可能な導入管4と、1対の腕部
8bの先端にそれぞれ内側に屈曲された挟持部8cが形
成されるとともに、挟持部8cを離間させる方向に腕部
8bを拡開する開拡習性を有し、導入管4内に腕部8b
を閉じた状態で収容されるクリップ8と、導入管4内の
クリップ8の後方に非締付状態で装着されたクリップ締
付用リング6と、導入管4内のクリップ締付用リング6
の近傍にその出射端を向けて設けられたレーザ導光用フ
ァイバ2と、レーザ導光用ファイバ2からのレーザエネ
ルギの作用によってクリップ締付用リング6を前方に移
動させてクリップ8の腕部8bに被嵌させ、クリップ8
の挟持部8cを閉成する状態に締付ける手段とによって
クリップ装置1を構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経内視鏡的止血や治療
部位のマーキングに用いられるクリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内視鏡を通じて体控内に処置
具を導入し、体控内の患部組織を切除したり電気的に焼
灼する手技が行われている。また、最近では、腹控鏡を
用いた胆のう摘出術がさかんに行なわれており、この場
合には胆のう動脈や胆のう管の結紮を行なう必要上、ク
リップが結紮用として多く使用されている。
【0003】こうしたクリップを有するクリップ装置と
しては例えば実開平2ー6011号公報のものが提案さ
れている。このクリップ装置100は、図6に示すよう
に、クリップ装置本体103とこのクリップ装置本体1
03に着脱可能に装着されるクリップユニット101と
から構成されている。クリップユニット101は、クリ
ップ102と、連結部材106と、クリップ締付用リン
グ104とから構成されている。
【0004】クリップ102は金属製の薄い帯板材が中
央部分で曲げられ、その曲げ部分に基端部102aが形
成されている。さらに、このクリップ102の基端部1
02aより延出する1対の腕部102b、102bの先
端部にはそれぞれ内側に略90度の角度に屈曲されて生
体組織の例えば結紮部位を挟持して結紮する挟持部10
2c,102cが形成されている。さらに、このクリッ
プ102にはこれらの挟持部102c,102cを離間
させる方向に腕部102b、102bを拡開させる開拡
習性が付与されている。
【0005】また、このクリップユニット101は、ク
リップ102の基端部102aを挟持するとともにクリ
ップ102の腕部102b、102bに被嵌し得るクリ
ップ締付用リング104と、先端に設けられた鉤106
aをクリップ102の基端部102aに引掛けることに
よってクリップ102の基端部102aと係脱可能に係
合する連結部材106とを有している。
【0006】一方、クリップ装置本体103は、図示し
ない内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能な可撓性のチ
ューブからなる導入管114と、この導入管114内に
進退自在に挿通され、先端に連結用リング112を取付
け固定したコイルシース113と、このコイルシース1
13内に進退自在に挿通された操作ワイヤ110とから
なる。
【0007】操作ワイヤの先端にはフック107が取付
けられている。フック107の先端側には垂直にピン1
08が突設されており、連結部材106の基端部に設け
られた係合孔121に着脱自在に係合できるようになっ
ている。前記係合孔121は長手方向に延びる長孔12
1aと、この長孔121aの鉤106a方向端部に形成
された大径孔121bとからなる。
【0008】クリップユニット101をクリップ装置本
体103に取付けるには、図6の(a)に示すように、
クリップユニット101の連結部材106の大径孔12
1bにフック107のピン108の頭部を嵌め込み、こ
の状態でクリップユニット101を先端側に引く。する
と、連結部材106の係合孔121の長孔121aがフ
ック107のピン108の首部に嵌まり込み、容易に外
れなくなる。その状態のまま、操作ワイヤを手元側に引
張ってフック107を連結用リング112内に引き込
み、クリップユニット101側のクリップ締付用リング
104の基端側を連結用リング112内に嵌め込み固定
するものである。
【0009】上記構成のクリップ装置100を用いて生
体組織を把持する場合には、まず、クリップ装置100
を内視鏡の鉗子チャンネルを通じて生体控内に導入した
のち、図6の(b)に示すようにコイルシース113を
導入管114に対して押し出し、クリップ102を導入
管114より外へ突き出し、クリップ102の腕部10
2b,102bを拡開する。その後、操作ワイヤ110
を図中右方向に引くことによりフック107を手元側に
引き、クリップ102の基端部102aをクリップ締付
用リング104内に引き込む。これによって、クリップ
102の基端部102aの基端部が潰され、結果として
クリップ102の腕部102b,102bが最大に開
く。この状態でクリッピングを必要とする生体組織にク
リップ102を押し付け、さらに操作ワイヤ110を手
元側に引くと、クリップ102の腕部102b,102
bがクリップ締付用リング104内に引き込まれること
によりクリップ102の腕部102b,102bは閉
じ、挟持部102c,102cが生体組織を挟みつける
ものである。その後、さらに操作ワイヤを手元側に引く
ことにより、クリップ102は生体組織に深く打ち込ま
れ、連結部材106の鉤106aが引き伸ばされて連結
部材106がクリップ102から外れ、結果としてクリ
ップ102とクリップ締付用リング104とが体内に留
置されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
クリップ装置100は、操作ワイヤ110を手元側に引
くことによって、クリップ102の腕部102b,10
2bをクリップ締付用リング104内に引き込んで閉
じ、生体組織を挟みつけるとともに、さらに操作ワイヤ
110を手元側に引いて連結部材106の鉤106aと
クリップ102の基端部102aとの係合を外し、クリ
ップ102とクリップ締付用リング104とを体内に留
置するものであり、生体組織のクリッピングを全て手動
による操作ワイヤ110の牽引操作によって行なうもの
である。
【0011】したがって、そのクリッピング操作には比
較的大きな力を必要とするため、安定したクリッピング
ができないという問題がある。また、コイルシース11
3を使用しているため、導入管114の細径化を図るこ
とが困難であるという問題もある。
【0012】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、僅かな力で安定した
クリッピングができ、導入管の細径化を容易に図ること
ができるクリップ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、生体控内に挿入可能な導入管と、1対の
腕部の先端にそれぞれ内側に屈曲された挟持部が形成さ
れるとともに、前記挟持部を離間させる方向に前記腕部
を拡開する開拡習性を有し、前記導入管内に前記腕部を
閉じた状態で収容されるクリップと、導入管内の前記ク
リップの後方に非締付状態で装着されたクリップ締付用
リングと、前記導入管内のクリップ締付用リングの近傍
にその出射端を向けて設けられたレーザ導光用ファイバ
と、前記レーザ導光用ファイバからのレーザエネルギの
作用によって前記クリップ締付用リングを前方に移動さ
せて前記クリップの腕部に被嵌させ、前記クリップの挟
持部を閉成する状態に締付ける手段とによってクリップ
装置を構成したものである。
【0014】
【作用】レーザ導光用ファイバからのレーザ光によって
引き起こされる作用により、前記クリップ締付用リング
は前方に位置するクリップの腕部へと移動してこれに被
嵌し、クリップの挟持部を閉成する状態に締付ける。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の第1の実施例を示すものであ
る。本実施例のクリップ装置1は図示しない内視鏡の鉗
子チャンネルを通じて生体控内に挿入可能な導入管4を
有している。導入管4は例えばテフロンによって形成さ
れており、その内部には4本のレーザー導光用ファイバ
ー2が挿通されている。レーザー導光用ファイバー2は
それぞれパワー密度の高いパルスレーザー光を発振する
図示しないレーザー発振装置に接続されており、その出
射先端部はファイバー2のクラッド被覆が除去されてコ
ア部が露出した状態にある。なお、レーザ発振装置から
送られるレーザー光としては、Qスイッチ式のYAGレ
ーザーやフラッシュランプ励起のレーザー等のピークパ
ワーの高いものが使用される。
【0016】各レーザー導光用ファイバー2の出射端に
は水や油等の密度の高い流体が入った袋体10が装着さ
れており、この袋体10は導入管4内に挿通可能な外径
を有する筒状のクリップ締付用リング6の外周面に固定
されている。このクリップ締付用リング6の基端部外周
には径方向外側に突出するリング状の突起部6aが形成
されており、前記袋体10はこの突起部6aの背面に当
接した状態でクリップ締付用リング6の外周面に固定さ
れるとともに、レーザー導光用ファイバー2の出射端は
突起部6aの背面と対向した状態で配置されている。な
お、袋体10は突起部6aの先端から突き出ることなく
装着されている。
【0017】また、クリップ締付用リング6内には図示
しない保持手段によって保持されたクリップ8がセット
されている。また、クリップ8は前記保持手段によって
導入管4内をクリップ締付用リング6と共に進退移動で
きるようになっている。なお、前記保持手段としては、
例えば、先端にフックを有する操作ワイヤを導入管4内
に進退自在に挿通し、前記操作ワイヤのフックにクリッ
プ8の基端部を引掛けるようにする。そして、前記操作
ワイヤのフックとクリップ8の基端部との係合は、後述
する衝撃波応力によってクリップ締付用リング6が吹き
飛ばされる際の反動で解除されるようしておく。
【0018】クリップ8は、金属製の薄い帯板材を中央
部分から折り曲げて形成されており、その曲げ部分から
はクリップ締付用リング6の内径よりも広い間隔で延び
た1対の嵌動部8a,8aが形成されている。そして、
クリップ8はこの嵌動部8a,8aをクリップ締付用リ
ング6内に押し潰して嵌め込んだ状態でセットされてい
る。
【0019】また、嵌動部8a,8aはさらに延出して
両方の腕部8b,8bを交差させており、腕部8b,8
bの先端は向き合うように折り曲げられて挟持部8c,
8cを形成している。さらに、このクリップ8にはこれ
ら挟持部8c,8cを離間させる方向に腕部8b,8b
を拡開させる開拡習性が付与されている。
【0020】図1の(a)に示すようなクリップ8のセ
ット状態において、クリップ8はその嵌動部8a,8a
が単にクリップ締付用リング6によって挟持されただけ
の非締付状態にある。また、クリップ8は、後述するレ
ーザー衝撃波の応力によってクリップ締付用リング6が
前方に移動して腕部8b,8bにクリップ締付用リング
6が被嵌した状態ではじめてその挟持部8c,8cが閉
成されるようになっている。なお、クリップ締付用リン
グ6の先端には、クリップ締付用リング6がレーザー衝
撃波の応力によってクリップ8の腕部8b,8b方向に
容易に移動できるように、外側に向かってテーパー状に
広がるテーパ部6が形成されている。
【0021】また、レーザー導光用ファイバー2によっ
て導光されたレーザー光は袋体10の内部で衝撃波に変
換されるようになっている。すなわち、レーザー導光用
ファイバー2によって導光されたレーザー光はファイバ
ー2の遠位端で集束されるようになっており、この集束
光が袋体10内に満たされた流体の内部に絶縁破壊を引
き起こしてプラズマを形成し、このプラズマの膨脹とこ
れに伴なう空洞現象によって袋体10内の流体雰囲気中
に衝撃波が発生するものである。
【0022】次に、上記構成のクリップ装置1の動作を
説明する。クリップ装置1を用いて生体組織を把持する
場合には、まず、クリップ装置1を図示しない内視鏡の
鉗子チャンネルを通じて生体控内に導入する。この場
合、クリップ8は腕部8bを閉じた状態で導入管4内に
収容しておく。そして、図示しない前記保持手段たる例
えば操作ワイヤを前方へ押し出すことによって、クリッ
プ8を導入管4より外へ突き出し、図1の(a)に示す
ようにクリップ8の腕部8b,8bを拡開する。この状
態でクリッピングを必要とする生体組織にクリップ8を
押し付け、図示しないレーザー発振装置からパワー密度
の高いパルスレーザー光を発振させる。このレーザ光は
レーザー導光用ファイバー2の遠位端で集束され、袋体
10内の電界強度を急激に上昇させて前述したように袋
体10の流体中において絶縁破壊を引き起こす。この絶
縁破壊により袋体10の内部に衝撃波が発生する。この
場合、密度の高い流体内で衝撃波が発生するため、その
発生応力は極めて大きなものとなる。
【0023】前記衝撃波によって発生した応力は、クリ
ップ締付用リング6の突起部6aの背面に作用し、図1
の(c)に示すようにクリップ締付用リング6をクリッ
プ10を締付ける前方方向に吹き飛ばす。この際、袋体
10もこの衝撃波応力によって吹き飛ばされる。前方方
向に吹き飛ばされたクリップ締付用リング6はクリップ
8の腕部8b,8bに被嵌して腕部8b,8bを閉じ、
これによって、クリップ8の挟持部8c,8cが生体組
織を挟みつけるものである。なお、クリップ8の基端部
と前記保持手段たる操作ワイヤ先端のフックとの係合
は、クリップ締付用リング6が衝撃波の応力によって吹
き飛ぶ際の反動で解除される。このため、クリップ8と
クリップ8に被嵌されたクリップ締付用リング6はそれ
ぞれ体内に留置される。
【0024】以上説明したように、本実施例のクリップ
装置1は、レーザー衝撃波の応力によってクリップ締付
用リング6が前方に移動してクリップ8の腕部8b,8
bに被嵌し、クリップ8の挟持部8c,8cが閉成され
るものであり、操作ワイヤを手動で牽引操作することに
よって操作ワイヤの先端側のクリップをクリップ締付用
リング内に引き込んでクリップを閉成せしめる従来とは
異なり、クリッピング操作に全く力を必要としない。
【0025】また、クリップ装置1は、従来のようにク
リップを移動させながらクリップの閉成を行なうのでは
なく、クリップ8を生体組織に押し付けた固定状態でク
リップ8の腕部8b,8bにクリップ締付用リング6を
被嵌することができるため、安定したクリッピングを行
なうことができる。さらに、クリップ装置1は導入管4
の内部に従来のようなコイルシースを挿通していないた
め、その分、導入管4の細径化を図ることができる。
【0026】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。本実施例のクリップ装置20は、レーザー導光用
ファイバー2の先端に装着された袋体10が丸形のクリ
ップ締付用リング22に固定されているものであり、そ
の他の構成は第1の実施例と同一である。したがって、
この構成のクリップ装置20も図2の(b)に示すよう
にクリップ締付用リング22がレーザー衝撃波によって
前方に吹き飛ばされてクリップ8の腕部8bに被嵌され
るため、第1の実施例と同様の効果を有することができ
る。また、第1の実施例に比べてクリップ締付用リング
22の構造が簡単であるため、コストの低減等を図るこ
とができ有益である。
【0027】図3は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例のクリップ装置30は、導入管4内に挿
通されたレーザー導光用ファイバー2の出射端に対向し
た位置に形状記憶合金からなる棒状のリング押出し部材
34を有している。このリング押出し部材34は、その
基端部に一体的に設けられたリング状の固定部36によ
って導入管4内に固定されている。また、リング押出し
部材34の先端部は内側に向けて屈曲された屈曲部34
aとなっている。
【0028】リング押出し部材34は形状回復温度以上
に加温されると先端の屈曲部34aが外側に立ち上がっ
て直線状に展開するように記憶されている。また、この
屈曲部34aの展開方向には屈曲部34aに当接した状
態で丸形のクリップ締付用リング32が配置されてい
る。このクリップ締付用リング32は、金属製の薄い帯
板材を中央部分から折り曲げて形成したクリップ9の基
端部9aに被嵌されており、例えばクリップ9の基端部
に係合された図示しない操作ワイヤ等の保持手段(例え
ば、導入管4内に進退自在に挿通される前述したフック
付き操作ワイヤと同一のもの。)の引張り力によってリ
ング押出し部材34の屈曲部34aに押し付けられた状
態にある。なお、クリップ9は、折り曲げられた中央部
の基端部9aから延びる腕部9b,9bの先端が内側に
折り曲げられた挟持部9c,9cとなっており、この挟
持部9c,9cによって生体組織を挟みつけることがで
きるようになっている。
【0029】上記構成のクリップ装置30を用いてクリ
ッピング操作を行なう場合は、まず、第1の実施例と同
様の操作によって導入管4を生体控内に導入するととも
に、導入管4の外部にクリップ9を突き出して図3の
(a)に示すようにクリップ9の腕部9b,9bを拡開
させる。この状態でクリッピングを必要とする生体組織
にクリップ9を押し付け、図示しないレーザー発振装置
からパワー密度の高いパルスレーザー光を発振させる。
このレーザー光はレーザー導光用ファイバー2の出射端
から出射して、リング押出し部材34を形状回復温度以
上に加温する。形状回復温度以上に加温されたリング押
出し部材34は、図3の(b)に示すように、その屈曲
部34aが直線形状に復元しはじめる。屈曲部34aは
直線形状に復元しながらこれに当接するクリップ締付用
リング32を前方に押し出してクリップ9の腕部9b,
9bまで移動させる。これによって、クリップ9は、そ
の腕部9b,9bがクリップ締付用リング32によって
締付けられて閉じ、挟持部9c,9cによって生体組織
を挟みつけるものである。なお、クリップ9の基端部と
前記保持手段たる操作ワイヤ先端のフックとの係合は、
クリップ締付用リング32を前方に押出す屈曲部34a
の反動で解除されるようにすると良い。これにより、ク
リップ8とクリップ8に被嵌されたクリップ締付用リン
グ6はそれぞれ体内に留置される。
【0030】したがって、上記構成のクリップ装置30
は、レーザー光の熱エネルギによってクリップ締付用リ
ング32を形状変形させてクリップ締付用リング32を
前方に移動させ、クリップ9の腕部9b,9bを締付け
て閉じるものであるため、第1の実施例と同様、そのク
リッピング操作に全く力を必要としない。また、クリッ
プ9を生体組織に押し付けた固定状態でクリップ9の腕
部9b,9bにクリップ締付用リング32を被嵌するこ
とができるため、安定したクリッピングを行なうことが
できる。さらに、クリップ装置30は導入管4の内部に
従来のようなコイルシースを挿通していないため、その
分、導入管4の細径化を図ることができる。
【0031】図4は第2の実施例の変形例であり、クリ
ップ8の腕部8b,8bの中央部付近にクリップ締付用
リング22が嵌まり込める凹部8dが形成されている。
この構成において、クリップ締付用リング22はレーザ
ー衝撃波によって前方に吹き飛ばされた後、前記凹部8
dに嵌まり込んで固定される。これによって、クリップ
締付用リング22がクリップ8から外れることを防止で
き、確実なクリッピングを実現できる。
【0032】図5は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。本実施例のクリップ装置50は、リング押出し部
材54の構成が第3の実施例と異なるのみであり、その
他の構成は第3の実施例と同一であるので、ここではリ
ング押出し部材54の構成及び動作のみ説明する。
【0033】リング押出し部材54は形状記憶合金線材
をコイル状に形成したものであり、その基端部を導入管
4の内面に固定した状態で導入管4内に装着されてい
る。リング押出し部材54は、その基端部がレーザー導
光用ファイバー2の出射端と対向しており、レーザー導
光用ファイバー2から出射されるレーザ光によって加温
されるようになっている。また、リング押出し部材54
の先端には径方向内側に突出する突出部54aが周方向
に数箇所もしくはリング状に形成されており、その端部
にはクリップ9の基端部に被嵌されたクリップ締付用リ
ング32が当接している。そして、リング押出し部材5
4は、形状回復温度以上に加温されると、図5の(b)
に示すように導入管4の軸方向に沿って伸長変形するよ
うになっており、突出部54aに当接するクリップ締付
用リング32を前方に移動してこれをクリップ9の腕部
9b,9bに被嵌させることができるようになってい
る。
【0034】したがって、上記構成のクリップ装置50
は、第3の実施例と同様、レーザ導光用ファイバー2の
出射端からレーザー光を出射してリング押出し部材54
を形状回復温度以上に加温すれば、リング押出し部材5
4の伸長変形によって突出部54aが前方に移動し、ク
リップ締付用リング32をクリップ9の腕部9b,9b
に被嵌させて腕部9b,9bを閉じることができるもの
であり、第3の実施例と同様の作用効果を得ることがで
きるものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクリップ
装置は、レーザーエネルギの作用によってクリップ締付
用リングが前方に移動してクリップの腕部に被嵌し、ク
リップの挟持部が閉成されるものであり、操作ワイヤを
手動で牽引操作することによって操作ワイヤの先端側の
クリップをクリップ締付用リング内に引き込んでクリッ
プを閉成せしめる従来とは異なり、クリッピング操作に
全く力を必要としない。また、本発明のクリップ装置
は、従来のようにクリップを移動させながらクリップの
閉成を行なうのではなく、クリップを生体組織に押し付
けた固定状態でクリップの腕部にクリップ締付用リング
を被嵌することができるため、安定したクリッピングを
行なうことができる。さらに、本発明のクリップ装置は
導入管の内部に従来のようなコイルシースを挿通してい
ないため、その分、導入管の細径化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示すクリップ
装置の先端側断面図、(b)は(a)のAーA線に沿う
縦断面図、(c)はクリップを閉成した状態におけるク
リップ装置の先端側断面図である。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例を示すクリップ
装置の先端側断面図、(b)はクリップを閉成した状態
における(a)のクリップ装置の先端側断面図である。
【図3】(a)は本発明の第3の実施例を示すクリップ
装置の先端側断面図、(b)はクリップを閉成した状態
における(a)のクリップ装置の先端側断面図である。
【図4】図2のクリップ装置の変形例を示すものであ
り、クリップを閉成した状態におけるのクリップ装置の
先端側断面図である。
【図5】(a)は本発明の第4の実施例を示すクリップ
装置の先端側断面図、(b)はクリップを閉成した状態
における(a)のクリップ装置の先端側断面図である。
【図6】(a)は従来のクリップ装置におけるクリップ
ユニットとクリップ装置本体の取付け方法を示す斜視
図、(b)は(a)のクリップ装置の先端側断面図であ
る。
【符号の説明】
1,20,30,40,50…クリップ装置、2…レー
ザ導光用ファイバ、4…導入管、6,22,32,52
…クリップ締付用リング、8,9…クリップ、8b…腕
部、8c…挟持部、10…袋体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 神谷 さゆり 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体控内に挿入可能な導入管と、1対の
    腕部の先端にそれぞれ内側に屈曲された挟持部が形成さ
    れるとともに、前記挟持部を離間させる方向に前記腕部
    を拡開する開拡習性を有し、前記導入管内に前記腕部を
    閉じた状態で収容されるクリップと、導入管内の前記ク
    リップの後方に非締付状態で装着されたクリップ締付用
    リングと、前記導入管内のクリップ締付用リングの近傍
    にその出射端を向けて設けられたレーザ導光用ファイバ
    と、前記レーザ導光用ファイバからのレーザエネルギの
    作用によって前記クリップ締付用リングを前方に移動さ
    せて前記クリップの腕部に被嵌させ、前記クリップの挟
    持部を閉成する状態に締付ける手段とを具備したことを
    特徴とするクリップ装置。
JP4016871A 1992-01-31 1992-01-31 クリップ装置 Withdrawn JPH05208020A (ja)

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