JPH05208510A - 熱転写式記録装置 - Google Patents
熱転写式記録装置Info
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- JPH05208510A JPH05208510A JP4240097A JP24009792A JPH05208510A JP H05208510 A JPH05208510 A JP H05208510A JP 4240097 A JP4240097 A JP 4240097A JP 24009792 A JP24009792 A JP 24009792A JP H05208510 A JPH05208510 A JP H05208510A
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- sheet
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- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/54—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/02—Feeding mechanisms
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクより成る複数の色領域を有するインク
シートと、受像シートとを、複数のサーマルヘッドとプ
ラテンとの間に通し、サーマルヘッドの熱によって受像
シート上にインクより成る記録画像を形成する熱転写式
記録装置において、サーマルヘッドの間の間隔を狭くし
て、装置の全体構造を小型化する。 【構成】 各サーマルヘッド3a,3b,3cの間に位
置するインクシート2を、ガイドローラ8a,8bによ
って受像シート5から離間させる。
シートと、受像シートとを、複数のサーマルヘッドとプ
ラテンとの間に通し、サーマルヘッドの熱によって受像
シート上にインクより成る記録画像を形成する熱転写式
記録装置において、サーマルヘッドの間の間隔を狭くし
て、装置の全体構造を小型化する。 【構成】 各サーマルヘッド3a,3b,3cの間に位
置するインクシート2を、ガイドローラ8a,8bによ
って受像シート5から離間させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数色の色領域を有す
るインクシートと、受像シートとを、複数の記緑ヘッド
とこれに対向したプラテンとの間を、順次同方向に、か
つインクシートの方を受像シートよりも低速で搬送し、
各色領域を構成するインク又は染料を、各記録ヘッドに
よって溶融又は昇華させ、これを受像シートに転写して
記録画像を得る熱転写式記録装置に関するものである。
るインクシートと、受像シートとを、複数の記緑ヘッド
とこれに対向したプラテンとの間を、順次同方向に、か
つインクシートの方を受像シートよりも低速で搬送し、
各色領域を構成するインク又は染料を、各記録ヘッドに
よって溶融又は昇華させ、これを受像シートに転写して
記録画像を得る熱転写式記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、或いはファクシミリ
などとして利用可能な上記形式の熱転写式記録装置は、
複数の記録ヘッドを用いているため、記録の高速化を図
ることができる。しかも多数回使用可能なインクシート
を用い、かかるインクシートを受像シートよりも低速で
搬送しながら画像記録を行うので、インクシートの利用
効率を高め、ランニングコストを下げることが可能であ
る。
などとして利用可能な上記形式の熱転写式記録装置は、
複数の記録ヘッドを用いているため、記録の高速化を図
ることができる。しかも多数回使用可能なインクシート
を用い、かかるインクシートを受像シートよりも低速で
搬送しながら画像記録を行うので、インクシートの利用
効率を高め、ランニングコストを下げることが可能であ
る。
【0003】このような熱転写式記録装置として、特公
平3−2675号公報に開示されたものが知られてい
る。ところが、この提案に係る記録装置においては、各
記録ヘッドの間の間隔が大きくなり、その結果、装置全
体の構造が大型化する欠点を免れない。すなわち、記録
ヘッド間の間隔をL、各記録ヘッドの間に存するインク
シートの長さをs、各色領域のインクシート搬送方向の
ピッチをa、受像シート上に形成された記録画像の受像
シート搬送方向長さをQとすると共に、画像記録時のイ
ンクシートの搬送速さが受像シートの搬送速さの1/n
(n>1)であるとしたとき、前記公報に開示された記
録装置においては、L=sに設定され、L=Q/(n−
1)、Q=n・aであるから、記録ヘッド間の間隔Lが
Qとnとによって自動的に定まり、その大きさを下げる
には限度がある。例えば、nを或る所定の値に定め、よ
り大きな記録画像を得ようとすれば、必然的に間隔Lが
大きくなり、装置全体が大型化する。装置の大型化を招
くことなく、記録画像長さQを大きくするには、nの値
をより大きくしなければならないが、nを大きくするに
はインクシートの多数回転写性能を著しく高めなければ
らず、技術的に困難である。
平3−2675号公報に開示されたものが知られてい
る。ところが、この提案に係る記録装置においては、各
記録ヘッドの間の間隔が大きくなり、その結果、装置全
体の構造が大型化する欠点を免れない。すなわち、記録
ヘッド間の間隔をL、各記録ヘッドの間に存するインク
シートの長さをs、各色領域のインクシート搬送方向の
ピッチをa、受像シート上に形成された記録画像の受像
シート搬送方向長さをQとすると共に、画像記録時のイ
ンクシートの搬送速さが受像シートの搬送速さの1/n
(n>1)であるとしたとき、前記公報に開示された記
録装置においては、L=sに設定され、L=Q/(n−
1)、Q=n・aであるから、記録ヘッド間の間隔Lが
Qとnとによって自動的に定まり、その大きさを下げる
には限度がある。例えば、nを或る所定の値に定め、よ
り大きな記録画像を得ようとすれば、必然的に間隔Lが
大きくなり、装置全体が大型化する。装置の大型化を招
くことなく、記録画像長さQを大きくするには、nの値
をより大きくしなければならないが、nを大きくするに
はインクシートの多数回転写性能を著しく高めなければ
らず、技術的に困難である。
【0004】またこの提案に係る記録装置では、記録ヘ
ッド間の間隔Lと、記録画像長さQとが所定の関係をも
って互いに対応しているので、nの値を一定にしたと
き、記録ヘッド間の間隔Lを一度設定してしまうと、こ
れによって形成される記録画像長さQも一律的に定まっ
てしまい、1つの記録装置によって各種長さの記録画像
を形成することは不可能である。
ッド間の間隔Lと、記録画像長さQとが所定の関係をも
って互いに対応しているので、nの値を一定にしたと
き、記録ヘッド間の間隔Lを一度設定してしまうと、こ
れによって形成される記録画像長さQも一律的に定まっ
てしまい、1つの記録装置によって各種長さの記録画像
を形成することは不可能である。
【0005】一方、特開昭63−11368号公報に
は、各色領域のインクシート搬送方向長さを、複数の記
録画像を形成できるような長さに設定し、インクシート
の各色領域間に間隙が存在することによるインクシート
の使用効率の低下を防止した熱転写式記録装置が提案さ
れている。この公報に示された記録装置は、1個の記録
ヘッドを有するものとなっているが、記録の高速化を図
る目的で複数個の記録ヘッドを用いたとすると、この場
合も前述したところと同様に装置が非常に大型化する。
は、各色領域のインクシート搬送方向長さを、複数の記
録画像を形成できるような長さに設定し、インクシート
の各色領域間に間隙が存在することによるインクシート
の使用効率の低下を防止した熱転写式記録装置が提案さ
れている。この公報に示された記録装置は、1個の記録
ヘッドを有するものとなっているが、記録の高速化を図
る目的で複数個の記録ヘッドを用いたとすると、この場
合も前述したところと同様に装置が非常に大型化する。
【0006】また特開昭63−11368号公報に示さ
れた上記記録装置においては、各色領域が、複数の記録
画像を形成できるだけのインクシート搬送方向長さを有
しているので、1つの記録画像を形成し終えるたびに、
インクシートをかなり大きな長さに亘って巻き戻す必要
がある。このような動作は、特に連続記録を行う場合
に、インクシートにしわが発生する原因となり、また記
録時間が増大する欠点も免れない。
れた上記記録装置においては、各色領域が、複数の記録
画像を形成できるだけのインクシート搬送方向長さを有
しているので、1つの記録画像を形成し終えるたびに、
インクシートをかなり大きな長さに亘って巻き戻す必要
がある。このような動作は、特に連続記録を行う場合
に、インクシートにしわが発生する原因となり、また記
録時間が増大する欠点も免れない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、複数の記録ヘッドを用いることにより高速の画像記
録が可能であり、しかもインクシートを受像シートより
も低速で搬送することによりインクシートの利用効率を
高め、そのランニングコストを低減できる熱転写式記録
装置において、装置の大型化を招くことを防止でき、イ
ンクシートの多数回転写性能を特に高めなくとも、より
大きな記録画像が得られる熱転写式記録装置を提供する
ことにある。
は、複数の記録ヘッドを用いることにより高速の画像記
録が可能であり、しかもインクシートを受像シートより
も低速で搬送することによりインクシートの利用効率を
高め、そのランニングコストを低減できる熱転写式記録
装置において、装置の大型化を招くことを防止でき、イ
ンクシートの多数回転写性能を特に高めなくとも、より
大きな記録画像が得られる熱転写式記録装置を提供する
ことにある。
【0008】また本発明の第2の目的は、上記第1の目
的を達成すると共に、色領域のインクシート搬送方向長
さを複数の記録画像を形成できるような大きさに設定し
たときも、インクシートにしわを発生させたり、記録時
間が増大する不具合を防止できる熱転写式記録装置を提
供することにある。
的を達成すると共に、色領域のインクシート搬送方向長
さを複数の記録画像を形成できるような大きさに設定し
たときも、インクシートにしわを発生させたり、記録時
間が増大する不具合を防止できる熱転写式記録装置を提
供することにある。
【0009】また本発明の第3の目的は、上記第1及び
第2の目的を達成すると共に、記録画像長さを実質的に
自由に変えることのできる熱転写式記録装置を提供する
ことにある。
第2の目的を達成すると共に、記録画像長さを実質的に
自由に変えることのできる熱転写式記録装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1及び
第2の目的を達成するため、シートベース上にインク又
は染料より成る色領域を設けたインクシートと、受像シ
ートとを、記録ヘッドとプラテンとの間に挟んで同方向
に、かつインクシートの方を低速で搬送しつつ、前記記
録ヘッドにより、色領域のインク又は染料を画信号に応
じて選択的に溶融又は昇華させ、これを受像シートに転
写して記録画像を得る熱転写式記録装置であって、mを
2以上の整数としたとき、前記インクシートのシートベ
ース上には、そのインクシートの搬送方向に沿ってm色
の色領域が繰返し形成され、前記記録ヘッドは、所定の
間隔をあけて前記色領域の色数と同数のm個配設され、
その個々の記録ヘッドは、同一色の色領域のインク又は
染料を溶融又は昇華させるように、そのそれぞれの間隔
が設定されている熱転写式記録装置において、kを1以
上の整数としたとき、前記各色領域は、k個の記録画像
を形成できるインクシート搬送径路長さを有し、その各
色領域のインクシート搬送方向のピッチをa、各記録ヘ
ッド間の受像シート搬送方向長さをL、各記録ヘッド間
に位置するインクシートの長さをsとし、かつ画像記録
時のインクシートの搬送速さが、受像シートの搬送速さ
の1/n(n>1)であるとしたとき、 s>L,L=
n・(s−a)を満たすように、その各値を設定した熱
転写式記録装置を提案する。
第2の目的を達成するため、シートベース上にインク又
は染料より成る色領域を設けたインクシートと、受像シ
ートとを、記録ヘッドとプラテンとの間に挟んで同方向
に、かつインクシートの方を低速で搬送しつつ、前記記
録ヘッドにより、色領域のインク又は染料を画信号に応
じて選択的に溶融又は昇華させ、これを受像シートに転
写して記録画像を得る熱転写式記録装置であって、mを
2以上の整数としたとき、前記インクシートのシートベ
ース上には、そのインクシートの搬送方向に沿ってm色
の色領域が繰返し形成され、前記記録ヘッドは、所定の
間隔をあけて前記色領域の色数と同数のm個配設され、
その個々の記録ヘッドは、同一色の色領域のインク又は
染料を溶融又は昇華させるように、そのそれぞれの間隔
が設定されている熱転写式記録装置において、kを1以
上の整数としたとき、前記各色領域は、k個の記録画像
を形成できるインクシート搬送径路長さを有し、その各
色領域のインクシート搬送方向のピッチをa、各記録ヘ
ッド間の受像シート搬送方向長さをL、各記録ヘッド間
に位置するインクシートの長さをsとし、かつ画像記録
時のインクシートの搬送速さが、受像シートの搬送速さ
の1/n(n>1)であるとしたとき、 s>L,L=
n・(s−a)を満たすように、その各値を設定した熱
転写式記録装置を提案する。
【0011】その際、m色の色領域より成る1組の領域
のインク又は染料を用いて画像記録を行った後、受像シ
ートに対して次の画像記録を開始する前に、インクシー
トを画像記録時の搬送方向と同方向に(m−1)・a−
(m−1)・L/nだけ搬送するように構成することも
できる。
のインク又は染料を用いて画像記録を行った後、受像シ
ートに対して次の画像記録を開始する前に、インクシー
トを画像記録時の搬送方向と同方向に(m−1)・a−
(m−1)・L/nだけ搬送するように構成することも
できる。
【0012】さらに、k≧2としたとき、受像シート上
に記録画像を形成した後、受像シートに対して次の画像
記録を開始する前に、インクシートを画像記録時の搬送
方向と逆方向に(m−1)・L/nだけ搬送するように
構成することもできる。
に記録画像を形成した後、受像シートに対して次の画像
記録を開始する前に、インクシートを画像記録時の搬送
方向と逆方向に(m−1)・L/nだけ搬送するように
構成することもできる。
【0013】その際、受像シートへの画像記録を終了
し、受像シートに対して次の画像記録を開始する前に、
インクシートを、画像記録時のインクシート搬送速さよ
りも高速で搬送するように構成すると有利である。
し、受像シートに対して次の画像記録を開始する前に、
インクシートを、画像記録時のインクシート搬送速さよ
りも高速で搬送するように構成すると有利である。
【0014】また、各記録ヘッドの間に位置するインク
シートを受像シートから離れた向きに案内するガイド手
段を設け、インクシートを、その供給ロール部から送り
出され、ガイド手段を経て巻取ロール部に巻き取られる
インクシートとし、前記供給ロール部を回転駆動する駆
動手段と、巻取ロール部を張力付与手段を介して回転駆
動する駆動手段を設け、その際、画像記録時の供給ロー
ル部の周速をVB、巻取ロール部の周速をVF、インク
シート搬送速さをViとしたとき、画像記録時にVF=
VB=Viを満たし、かつインクシートに張力が作用し
ない状態で、巻取ロール部と供給ロール部の周速がVF
>VBを満たすように、その各値を設定することもでき
る。
シートを受像シートから離れた向きに案内するガイド手
段を設け、インクシートを、その供給ロール部から送り
出され、ガイド手段を経て巻取ロール部に巻き取られる
インクシートとし、前記供給ロール部を回転駆動する駆
動手段と、巻取ロール部を張力付与手段を介して回転駆
動する駆動手段を設け、その際、画像記録時の供給ロー
ル部の周速をVB、巻取ロール部の周速をVF、インク
シート搬送速さをViとしたとき、画像記録時にVF=
VB=Viを満たし、かつインクシートに張力が作用し
ない状態で、巻取ロール部と供給ロール部の周速がVF
>VBを満たすように、その各値を設定することもでき
る。
【0015】さらに、k≧2とすると共に、受像シート
への画像記録を終了した後、受像シートに次の画像記録
を開始する前に、インクシートを画像記録時の搬送方向
と逆方向に搬送する際に、供給ロール部に連結された駆
動手段を画像記録時とは逆方向に回転させると共に、巻
取ロール部に張力付与手段を介して接続されている駆動
手段を停止させるように構成することもできる。
への画像記録を終了した後、受像シートに次の画像記録
を開始する前に、インクシートを画像記録時の搬送方向
と逆方向に搬送する際に、供給ロール部に連結された駆
動手段を画像記録時とは逆方向に回転させると共に、巻
取ロール部に張力付与手段を介して接続されている駆動
手段を停止させるように構成することもできる。
【0016】また、各記録ヘッド間に、インクシートを
受像シートから離れた向きに案内するガイド手段を設
け、インクシートを、その供給ロール部から送り出さ
れ、ガイド手段を経て巻取ロール部に巻き取られるイン
クシートとし、インクシート搬送方向最上流側に位置す
る記録ヘッドと供給ロール部との間に位置し、供給ロー
ル部から送り出されたインクシートを巻き掛けるキャプ
スタンローラと、供給ロール部を制動する制動手段と、
キャプスタンローラを回転駆動する駆動手段と、巻取ロ
ール部を張力付与手段を介して回転駆動する駆動手段と
を設け、その際、供給ロール部の周速をVB、巻取ロー
ル部の周速をVF、キャプスタンローラの周速をVR、
インクシートの搬送速さをViとしたとき、画像記録時
にVF=VR=VB=Viを満たし、かつインクシート
に張力が作用していない状態で、巻取ロール部、供給ロ
ール部及びキャプスタンロールの周速がVF>VR、V
B=0を満たすように、その各値を設定することもでき
る。
受像シートから離れた向きに案内するガイド手段を設
け、インクシートを、その供給ロール部から送り出さ
れ、ガイド手段を経て巻取ロール部に巻き取られるイン
クシートとし、インクシート搬送方向最上流側に位置す
る記録ヘッドと供給ロール部との間に位置し、供給ロー
ル部から送り出されたインクシートを巻き掛けるキャプ
スタンローラと、供給ロール部を制動する制動手段と、
キャプスタンローラを回転駆動する駆動手段と、巻取ロ
ール部を張力付与手段を介して回転駆動する駆動手段と
を設け、その際、供給ロール部の周速をVB、巻取ロー
ル部の周速をVF、キャプスタンローラの周速をVR、
インクシートの搬送速さをViとしたとき、画像記録時
にVF=VR=VB=Viを満たし、かつインクシート
に張力が作用していない状態で、巻取ロール部、供給ロ
ール部及びキャプスタンロールの周速がVF>VR、V
B=0を満たすように、その各値を設定することもでき
る。
【0017】また本発明は、第3の目的を達成するた
め、上記各構成において、各記録ヘッドの間に位置する
インクシートの長さを変化させる手段を設けた構成を提
案する。
め、上記各構成において、各記録ヘッドの間に位置する
インクシートの長さを変化させる手段を設けた構成を提
案する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
説明する。
【0019】図1は本発明一実施例の熱転写式記録装置
を示す概略構成図であり、符号5で示すものは例えば記
録紙より成る受像シートであり、かかる受像シート5は
画像記録時に図における右から左へ速さVpで搬送され
る。
を示す概略構成図であり、符号5で示すものは例えば記
録紙より成る受像シートであり、かかる受像シート5は
画像記録時に図における右から左へ速さVpで搬送され
る。
【0020】受像シート5の搬送方向に沿って複数の、
図の例では3個のサーマルヘッド3a,3b,3cが一
列に配列されている。各サーマルヘッド3a,3b,3
cは、その先端部に図1の紙面に対して垂直な方向にラ
イン状に配列された多数の発熱素子(図示せず)を備え
ており、各サーマルヘッドの先端部の発熱素子に対して
プラテン4a,4b,4cが配設されている。
図の例では3個のサーマルヘッド3a,3b,3cが一
列に配列されている。各サーマルヘッド3a,3b,3
cは、その先端部に図1の紙面に対して垂直な方向にラ
イン状に配列された多数の発熱素子(図示せず)を備え
ており、各サーマルヘッドの先端部の発熱素子に対して
プラテン4a,4b,4cが配設されている。
【0021】サーマルヘッド3a,3b,3cは記録ヘ
ッドの一例をなすものであって、かかるサーマルヘッド
に代えて通電記録ヘッドなどを用いることもできる。
ッドの一例をなすものであって、かかるサーマルヘッド
に代えて通電記録ヘッドなどを用いることもできる。
【0022】この例では各プラテン4a,4b,4cが
ローラより成るが、これ以外の適宜な形態のプラテンを
用いてもよく、また複数のサーマルヘッドに対して共通
のプラテンを用いることもできる。例えば、ドラム状の
1つのプラテンの周囲に、その周方向に沿って複数のサ
ーマルヘッドを配設するのである。
ローラより成るが、これ以外の適宜な形態のプラテンを
用いてもよく、また複数のサーマルヘッドに対して共通
のプラテンを用いることもできる。例えば、ドラム状の
1つのプラテンの周囲に、その周方向に沿って複数のサ
ーマルヘッドを配設するのである。
【0023】各サーマルヘッド3a,3b,3cの間の
間隔、正確には各サーマルヘッドの発熱素子間の間隔
と、各プラテン4a,4b,4cの間の間隔は、図1に
示すようにそれぞれLに設定されている。本例では、各
サーマルヘッド間の受像シート5の搬送径路長さもLと
なる。
間隔、正確には各サーマルヘッドの発熱素子間の間隔
と、各プラテン4a,4b,4cの間の間隔は、図1に
示すようにそれぞれLに設定されている。本例では、各
サーマルヘッド間の受像シート5の搬送径路長さもLと
なる。
【0024】図1に符号2で示したものはインクシート
であり、このインクシート2は、画像記録時に、供給軸
1aに巻回されたインクシートの供給ロール部1から送
り出され、巻取軸6aに巻回されたインクシートの巻取
ロール部6の側に巻き取られながらViの速さで搬送さ
れる。
であり、このインクシート2は、画像記録時に、供給軸
1aに巻回されたインクシートの供給ロール部1から送
り出され、巻取軸6aに巻回されたインクシートの巻取
ロール部6の側に巻き取られながらViの速さで搬送さ
れる。
【0025】インクシート2は、図2及び図4に示すよ
うに、薄い可撓性のあるシートベース102上に、熱溶
融型又は熱昇華型のインク又は染料の層から成る色領域
2a,2b,2cを設けたものから構成されている。
うに、薄い可撓性のあるシートベース102上に、熱溶
融型又は熱昇華型のインク又は染料の層から成る色領域
2a,2b,2cを設けたものから構成されている。
【0026】ここで、mを2以上の整数としたとき、上
記シートベース102上にはそのインクシート2の搬送
方向に沿ってm色の色領域が繰返し形成されている。本
実施例においてはm=3に設定され、図2に示すように
3つの色領域2a,2b,2cが1つの組をなしてイン
クシート2の搬送方向に順次繰返し形成されている。例
えば、第1の色領域2aはイエロー、第2の色領域2b
はマゼンタ、第3の色領域2cはシアンとなっている。
所定の間隔Lをあけて配設された前述のサーマルヘッド
は、上記色領域の色数と同数のm個設けられるものであ
り、本例でm=3であるため、サーマルヘッド3a,3
b,3cも3個設けられているのである。
記シートベース102上にはそのインクシート2の搬送
方向に沿ってm色の色領域が繰返し形成されている。本
実施例においてはm=3に設定され、図2に示すように
3つの色領域2a,2b,2cが1つの組をなしてイン
クシート2の搬送方向に順次繰返し形成されている。例
えば、第1の色領域2aはイエロー、第2の色領域2b
はマゼンタ、第3の色領域2cはシアンとなっている。
所定の間隔Lをあけて配設された前述のサーマルヘッド
は、上記色領域の色数と同数のm個設けられるものであ
り、本例でm=3であるため、サーマルヘッド3a,3
b,3cも3個設けられているのである。
【0027】画像記録時には、供給ロール部1から繰出
されたインクシート2と、図示していない給紙部から送
り出された受像シート5とが、各サーマルヘッド3a,
3b,3cと、そのそれぞれに対置されて反時計方向に
回転するプラテン4a,4b,4cとの間に挟まれて同
じ方向に搬送される。かかる挟圧部において、受像シー
ト5とインクシート2は互いに圧接し、受像シート5と
の間に作用する摩擦力によって最後のサーマルヘッド3
cの左側へ搬送されたインクシート2は巻取ロール部6
に巻き取られる。
されたインクシート2と、図示していない給紙部から送
り出された受像シート5とが、各サーマルヘッド3a,
3b,3cと、そのそれぞれに対置されて反時計方向に
回転するプラテン4a,4b,4cとの間に挟まれて同
じ方向に搬送される。かかる挟圧部において、受像シー
ト5とインクシート2は互いに圧接し、受像シート5と
の間に作用する摩擦力によって最後のサーマルヘッド3
cの左側へ搬送されたインクシート2は巻取ロール部6
に巻き取られる。
【0028】本例ではインクシート2と受像シート5を
連続的に搬送しているが、これらを間欠的に搬送するよ
うに構成することもできる。間欠的に搬送するときのイ
ンクシート2の搬送速さViと受像シート5の搬送速さ
Vpはその平均の送り速さである。
連続的に搬送しているが、これらを間欠的に搬送するよ
うに構成することもできる。間欠的に搬送するときのイ
ンクシート2の搬送速さViと受像シート5の搬送速さ
Vpはその平均の送り速さである。
【0029】上述のようにインクシート2と受像シート
5が搬送されるとき、各サーマルヘッド3a,3b,3
cの発熱素子が画信号に応じて選択的に発熱し、その熱
によって各色領域2a,2b,2cのインク又は染料が
溶融又は昇華し、これが受像シート5に転写される。こ
のようにして、最終的に多色のカラー記録画像が受像シ
ート5上に形成される。
5が搬送されるとき、各サーマルヘッド3a,3b,3
cの発熱素子が画信号に応じて選択的に発熱し、その熱
によって各色領域2a,2b,2cのインク又は染料が
溶融又は昇華し、これが受像シート5に転写される。こ
のようにして、最終的に多色のカラー記録画像が受像シ
ート5上に形成される。
【0030】図2は受像シート5上に形成された記録画
像5aを示している。この1つの記録画像5aは、後に
詳しく説明するように、m色の色領域、本例では3色の
色領域2a,2b,2cより成る1組の領域のインク又
は染料によって形成される。その際、個々のサーマルヘ
ッド3a,3b,3cは、同一色の色領域のインク又は
染料を溶融又は昇華させるように、そのそれぞれの間隔
Lが設定されている。すなわち、一番目のサーマルヘッ
ド3aは第1の色領域2aに対して熱を付与し、二番目
のサーマルヘッド3bは第2の色領域2bに対して熱を
与え、同じく三番目のサーマルヘッド3cは第3の色領
域2cに対して熱を付与することによって、記録画像5
aを形成するのである。図2における符号aは、インク
シート搬送方向における各色領域2a,2b,2cのピ
ッチ、Qは受像シート搬送方向における記録画像5aの
長さを示している。
像5aを示している。この1つの記録画像5aは、後に
詳しく説明するように、m色の色領域、本例では3色の
色領域2a,2b,2cより成る1組の領域のインク又
は染料によって形成される。その際、個々のサーマルヘ
ッド3a,3b,3cは、同一色の色領域のインク又は
染料を溶融又は昇華させるように、そのそれぞれの間隔
Lが設定されている。すなわち、一番目のサーマルヘッ
ド3aは第1の色領域2aに対して熱を付与し、二番目
のサーマルヘッド3bは第2の色領域2bに対して熱を
与え、同じく三番目のサーマルヘッド3cは第3の色領
域2cに対して熱を付与することによって、記録画像5
aを形成するのである。図2における符号aは、インク
シート搬送方向における各色領域2a,2b,2cのピ
ッチ、Qは受像シート搬送方向における記録画像5aの
長さを示している。
【0031】上述のようにインクシート2と受像シート
5をそれぞれViとVpの速さで搬送しながら画像記録
を行うが、その際、インクシート2の方が受像シートよ
りも低速で搬送される。すなわち、nを1より大なる数
(n>1)としたとき、画像記録時のインクシート2の
搬送速さViが受像シート5の搬送速さVpの1/n
(Vp/Vi=n)に設定される。このようにインクシ
ート2を受像シート5よりも低速で搬送しながら画像記
録を行うので、インクシート2の各色領域2a,2b,
2cはn回分使用される。インクシート2として、この
ような多数回転写性能を備えたものを用いるのである。
かかる構成によれば、インクシートの利用効率を高め、
そのランニングコストを低減することができる。
5をそれぞれViとVpの速さで搬送しながら画像記録
を行うが、その際、インクシート2の方が受像シートよ
りも低速で搬送される。すなわち、nを1より大なる数
(n>1)としたとき、画像記録時のインクシート2の
搬送速さViが受像シート5の搬送速さVpの1/n
(Vp/Vi=n)に設定される。このようにインクシ
ート2を受像シート5よりも低速で搬送しながら画像記
録を行うので、インクシート2の各色領域2a,2b,
2cはn回分使用される。インクシート2として、この
ような多数回転写性能を備えたものを用いるのである。
かかる構成によれば、インクシートの利用効率を高め、
そのランニングコストを低減することができる。
【0032】なお、この実施例においては、図1に示す
ようにインクシート2の供給ロール部1は、ステッピン
グモータ或いは直流モータ、エンコーダ、減速機などで
構成された第1の駆動手段10によって回転駆動され、
インクシート2の巻取ロール部6は、電磁パウダクラッ
チ、摩擦クラッチなどで構成された張力付与手段11を
介して、第2の駆動手段によって回転駆動される。供給
ロール部1と巻取ロール部6を単一の駆動手段によって
回転駆動するように構成してもよいことは言うまでもな
い。
ようにインクシート2の供給ロール部1は、ステッピン
グモータ或いは直流モータ、エンコーダ、減速機などで
構成された第1の駆動手段10によって回転駆動され、
インクシート2の巻取ロール部6は、電磁パウダクラッ
チ、摩擦クラッチなどで構成された張力付与手段11を
介して、第2の駆動手段によって回転駆動される。供給
ロール部1と巻取ロール部6を単一の駆動手段によって
回転駆動するように構成してもよいことは言うまでもな
い。
【0033】画像記録時のインクシート2の搬送速さV
iは、供給ロール部1の周速VBに等しいことは当然で
あるが、その際、第1の駆動手段10が一定の角速度で
回転し、この駆動手段10に直結した供給ロール部1を
一定の角速度で回転させた場合、インクシート2が送り
出されて供給ロール部1の巻径が減少するにつれ、供給
ロール部1の周速VBは減少し、従ってインクシート2
の搬送速さViも遅くなる。しかし、多くの場合、イン
クシート2の全長は、図2に示した記録画像5aを10
0画面分程度形成できる長さの数メートル程度であるの
で、供給ロール部1の巻径変化はわずかなものである。
従って、この巻径変化によって生じる記録画像の濃度変
化は、通常全く問題とならない。
iは、供給ロール部1の周速VBに等しいことは当然で
あるが、その際、第1の駆動手段10が一定の角速度で
回転し、この駆動手段10に直結した供給ロール部1を
一定の角速度で回転させた場合、インクシート2が送り
出されて供給ロール部1の巻径が減少するにつれ、供給
ロール部1の周速VBは減少し、従ってインクシート2
の搬送速さViも遅くなる。しかし、多くの場合、イン
クシート2の全長は、図2に示した記録画像5aを10
0画面分程度形成できる長さの数メートル程度であるの
で、供給ロール部1の巻径変化はわずかなものである。
従って、この巻径変化によって生じる記録画像の濃度変
化は、通常全く問題とならない。
【0034】より長いインクシート2を用いたとき、或
いは記録画像5aの濃度がインクシートの搬送速さに大
きな影響を受けるようなときは、供給ロール部1の巻径
が変化しても、インクシート2の搬送速さViを常に一
定にする必要があるが、このような場合には、例えば供
給ロール部の巻径を検知する手段、或いは記録画像の画
面数をカウントし、これを記憶する手段を用い、その出
力によって第1の駆動手段10の角速度を制御すればよ
い。或いは後述するように、インクシート搬送用のキャ
プスタンローラを用い、インクシートの搬送速さが常に
一定となるように構成してもよい。
いは記録画像5aの濃度がインクシートの搬送速さに大
きな影響を受けるようなときは、供給ロール部1の巻径
が変化しても、インクシート2の搬送速さViを常に一
定にする必要があるが、このような場合には、例えば供
給ロール部の巻径を検知する手段、或いは記録画像の画
面数をカウントし、これを記憶する手段を用い、その出
力によって第1の駆動手段10の角速度を制御すればよ
い。或いは後述するように、インクシート搬送用のキャ
プスタンローラを用い、インクシートの搬送速さが常に
一定となるように構成してもよい。
【0035】また画像記録時に巻取ロール部6を張力付
与手段11を介して駆動し、巻取ロール部6が張力付与
手段11を介して第2の駆動手段12から駆動力の伝達
を受けるように構成したのは、インクシート2に張力を
付与しながら、安定した状態でインクシート2を搬送で
きるようにするためである。第2の駆動手段12には、
無負荷状態、すなわちインクシート2に張力が作用して
おらず、巻取ロール部6にインクシート2から張力が作
用していない状態、換言すればインクシート2が存在し
ていない状態では、供給ロール部1の周速VBよりも速
い周速で巻取ロール部6を回転させることができるよう
に構成されている。すなわち、巻取ロール部6の周速を
VFとすると、無負荷状態では、VF>VBを満たすよ
うに、巻取ロール部6と供給ロール部1の周速の各値が
設定されているのである。
与手段11を介して駆動し、巻取ロール部6が張力付与
手段11を介して第2の駆動手段12から駆動力の伝達
を受けるように構成したのは、インクシート2に張力を
付与しながら、安定した状態でインクシート2を搬送で
きるようにするためである。第2の駆動手段12には、
無負荷状態、すなわちインクシート2に張力が作用して
おらず、巻取ロール部6にインクシート2から張力が作
用していない状態、換言すればインクシート2が存在し
ていない状態では、供給ロール部1の周速VBよりも速
い周速で巻取ロール部6を回転させることができるよう
に構成されている。すなわち、巻取ロール部6の周速を
VFとすると、無負荷状態では、VF>VBを満たすよ
うに、巻取ロール部6と供給ロール部1の周速の各値が
設定されているのである。
【0036】一方、画像形成時に巻取ロール部6がイン
クシート2を巻き取るときは、巻取ロール部6がインク
シート2を巻き取りながら回転し、インクシート2に張
力が作用すると張力付与手段11がスリップを起こして
巻取ロール部6の周速VFをインクシート2の搬送速さ
Viまで減速させ、インクシート2に張力を付与しなが
らこれを巻き取ることができる。すなわち、VF=VB
=Viを満たすのである。
クシート2を巻き取るときは、巻取ロール部6がインク
シート2を巻き取りながら回転し、インクシート2に張
力が作用すると張力付与手段11がスリップを起こして
巻取ロール部6の周速VFをインクシート2の搬送速さ
Viまで減速させ、インクシート2に張力を付与しなが
らこれを巻き取ることができる。すなわち、VF=VB
=Viを満たすのである。
【0037】なお、第2の駆動手段12を、直流モータ
を使用して構成する場合は、張力付与手段11を省略す
ることができる。
を使用して構成する場合は、張力付与手段11を省略す
ることができる。
【0038】ところで、先にも述べたように、従来のこ
の形式の記録装置においては、各サーマルヘッド間の間
隔Lが大きくなり、装置の構造が大型化する欠点を免れ
なかった。このような欠点を除去するため、本例では各
サーマルヘッド3a,3b,3cの間にガイド手段の一
例であるガイドローラ8a,8bをそれぞれ設け、これ
らのローラ8a,8bにインクシート2を巻き掛け、イ
ンクシート2を受像シート5から離れた向きに案内して
いる。供給ロール部1から送り出されたインクシート2
は、これらのガイドローラ8a,8bを経て巻取ロール
部6に巻き取られるのである。各ガイドローラ8a,8
bは、インクシート2がいずれの方向に搬送されるとき
も、その動きによって従動回転する。勿論、インクシー
ト2の搬送時に、各ガイドローラ8a,8bを回転駆動
するように構成することも可能である。
の形式の記録装置においては、各サーマルヘッド間の間
隔Lが大きくなり、装置の構造が大型化する欠点を免れ
なかった。このような欠点を除去するため、本例では各
サーマルヘッド3a,3b,3cの間にガイド手段の一
例であるガイドローラ8a,8bをそれぞれ設け、これ
らのローラ8a,8bにインクシート2を巻き掛け、イ
ンクシート2を受像シート5から離れた向きに案内して
いる。供給ロール部1から送り出されたインクシート2
は、これらのガイドローラ8a,8bを経て巻取ロール
部6に巻き取られるのである。各ガイドローラ8a,8
bは、インクシート2がいずれの方向に搬送されるとき
も、その動きによって従動回転する。勿論、インクシー
ト2の搬送時に、各ガイドローラ8a,8bを回転駆動
するように構成することも可能である。
【0039】従来のこの種の記録装置では、各サーマル
ヘッドの間に存するインクシートが、受像シートに重な
るように位置していたのであるが、図1に示した記録装
置においては、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間
に位置するインクシート2が、受像シート5よりも所定
距離上方に位置する各ガイドローラ8a,8bに巻き掛
けられているのである。従って、各サーマルヘッド3
a,3b,3c間(正確には各サーマルヘッドの発熱素
子間)に位置するインクシート2の長さをsとすると、
図3に示すように、s=s1+s2+s3+s4+s5
となり、この長さsは、各サーマルヘッド3a,3b,
3cの間の受像シート搬送径路長さL、すなわち各サー
マルヘッド3a,3b,3cの間の間隔Lよりも大きく
なる(s>L)。
ヘッドの間に存するインクシートが、受像シートに重な
るように位置していたのであるが、図1に示した記録装
置においては、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間
に位置するインクシート2が、受像シート5よりも所定
距離上方に位置する各ガイドローラ8a,8bに巻き掛
けられているのである。従って、各サーマルヘッド3
a,3b,3c間(正確には各サーマルヘッドの発熱素
子間)に位置するインクシート2の長さをsとすると、
図3に示すように、s=s1+s2+s3+s4+s5
となり、この長さsは、各サーマルヘッド3a,3b,
3cの間の受像シート搬送径路長さL、すなわち各サー
マルヘッド3a,3b,3cの間の間隔Lよりも大きく
なる(s>L)。
【0040】受像シート5に所定の記録画像5aを形成
するには、インクシート2の各色領域のインクシート搬
送方向のピッチa(図2)などによって定まる所定の長
さsの分のインクシート2が、各サーマルヘッド3a,
3b,3cの間に存在しなければならない。これに対し
て、従来の記録装置では、各サーマルヘッドの間に存す
るインクシートと受像シートが互いに重なっていたた
め、各サーマルヘッドの間にsの長さのインクシートを
存在させるには、L=sとしなければならなかったた
め、どうしてもLが大きくならざるを得なかったのであ
る。
するには、インクシート2の各色領域のインクシート搬
送方向のピッチa(図2)などによって定まる所定の長
さsの分のインクシート2が、各サーマルヘッド3a,
3b,3cの間に存在しなければならない。これに対し
て、従来の記録装置では、各サーマルヘッドの間に存す
るインクシートと受像シートが互いに重なっていたた
め、各サーマルヘッドの間にsの長さのインクシートを
存在させるには、L=sとしなければならなかったた
め、どうしてもLが大きくならざるを得なかったのであ
る。
【0041】これに対し、本例における上述の構成で
は、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間に存するイ
ンクシート2をガイドローラ8a,8bによって受像シ
ート5から離隔する向きに案内したので、各サーマルヘ
ッド3a,3b,3cの間に所定長さsのインクシート
2を存在させ、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間
の間隔Lを狭く設定することができるのである。このた
め、この間隔Lを従来より大幅に小さくすることがで
き、ガイドローラ8a,8bの位置の設定しかたによっ
て、実質的に自由に間隔Lを狭めることが可能である。
このようにして記録装置の構造を支障なく小型化するこ
とができる。
は、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間に存するイ
ンクシート2をガイドローラ8a,8bによって受像シ
ート5から離隔する向きに案内したので、各サーマルヘ
ッド3a,3b,3cの間に所定長さsのインクシート
2を存在させ、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間
の間隔Lを狭く設定することができるのである。このた
め、この間隔Lを従来より大幅に小さくすることがで
き、ガイドローラ8a,8bの位置の設定しかたによっ
て、実質的に自由に間隔Lを狭めることが可能である。
このようにして記録装置の構造を支障なく小型化するこ
とができる。
【0042】次に、上述した長さsやnなどのより具体
的な関連を、画像記録動作の詳細を説明しながら明らか
にする。
的な関連を、画像記録動作の詳細を説明しながら明らか
にする。
【0043】図4乃至図7は、図2に示した1つの記録
画像5aを形成するときの一連の動作を説明する図であ
り、これらの図では図1に示したプラテン4a,4b,
4cは省略してある。また図2に示したように、受像シ
ート5には、そのまわりにマージンMを残してその内側
に記録画像5aが形成されるのが普通であるが、図4乃
至図7においては、説明を簡単にするため、受像シート
5の先端5bから後端5cまでの全体に記録画像が形成
されるものとして説明する。また図4乃至図7において
は、以下に説明する画像記録動作に用いられるインクシ
ート2の3つの色領域2a,2b,2cに対して、ハッ
チングを付してあり、図4における一番左側の、ハッチ
ングの付していない色領域2aは、前回の画像記録時に
既に使用され終えたものである。
画像5aを形成するときの一連の動作を説明する図であ
り、これらの図では図1に示したプラテン4a,4b,
4cは省略してある。また図2に示したように、受像シ
ート5には、そのまわりにマージンMを残してその内側
に記録画像5aが形成されるのが普通であるが、図4乃
至図7においては、説明を簡単にするため、受像シート
5の先端5bから後端5cまでの全体に記録画像が形成
されるものとして説明する。また図4乃至図7において
は、以下に説明する画像記録動作に用いられるインクシ
ート2の3つの色領域2a,2b,2cに対して、ハッ
チングを付してあり、図4における一番左側の、ハッチ
ングの付していない色領域2aは、前回の画像記録時に
既に使用され終えたものである。
【0044】先ず、図4に示すように受像シート5が図
示していない給紙装置よって図の右側から、一番目のサ
ーマルヘッド3aとこれに対向するプラテン4a(図
1)との間に搬送され、その先端5bがサーマルヘッド
3aの先端部すなわち発熱素子の直下に達する。
示していない給紙装置よって図の右側から、一番目のサ
ーマルヘッド3aとこれに対向するプラテン4a(図
1)との間に搬送され、その先端5bがサーマルヘッド
3aの先端部すなわち発熱素子の直下に達する。
【0045】このとき、インクシート2は、その第1の
色領域2aの先端102aが一番目のサーマルヘッド3
aの先端部の直下に位置し、受像シート5の先端5bに
圧接されている。この状態から、前述のように受像シー
ト5がVpの速さで、またインクシート2がViの速さ
でそれぞれ矢印方向に搬送される(Vi=Vp/n)。
このとき、一番目のサーマルヘッド3aの発熱素子が選
択的に発熱し、受像シート5上に1色目の画像を形成し
始める。このとき二番目と三番目のサーマルヘッド3
b,3cの発熱素子は未だ発熱していない。
色領域2aの先端102aが一番目のサーマルヘッド3
aの先端部の直下に位置し、受像シート5の先端5bに
圧接されている。この状態から、前述のように受像シー
ト5がVpの速さで、またインクシート2がViの速さ
でそれぞれ矢印方向に搬送される(Vi=Vp/n)。
このとき、一番目のサーマルヘッド3aの発熱素子が選
択的に発熱し、受像シート5上に1色目の画像を形成し
始める。このとき二番目と三番目のサーマルヘッド3
b,3cの発熱素子は未だ発熱していない。
【0046】次いで、図5に示すように受像シート5の
先端5bが二番目のサーマルヘッド3bの先端部の直下
に至り、このサーマルヘッド3bとこれに対向したプラ
テン4b(図1)との間に圧接される。このとき、図4
の時点ではサーマルヘッド3aと3bの間に位置してい
たインクシートの第2の色領域2bが移動してその先端
102bがサーマルヘッド3bの先端部の直下に至る。
この時点からサーマルヘッド3bの発熱素子が選択的に
発熱し始め、受像シート5に対して2色目の画像を形成
し始める。
先端5bが二番目のサーマルヘッド3bの先端部の直下
に至り、このサーマルヘッド3bとこれに対向したプラ
テン4b(図1)との間に圧接される。このとき、図4
の時点ではサーマルヘッド3aと3bの間に位置してい
たインクシートの第2の色領域2bが移動してその先端
102bがサーマルヘッド3bの先端部の直下に至る。
この時点からサーマルヘッド3bの発熱素子が選択的に
発熱し始め、受像シート5に対して2色目の画像を形成
し始める。
【0047】同様にして、図6に示すように受像シート
5の先端5bが三番目のサーマルヘッド3cの先端部直
下に至ったとき、第3の色領域2cの先端102cがこ
のサーマルヘッド3cの先端部直下に至り、この時点か
らサーマルヘッド3cの発熱素子が選択的に発熱し始
め、受像シート5に対して3色目の画像を形成し始め
る。
5の先端5bが三番目のサーマルヘッド3cの先端部直
下に至ったとき、第3の色領域2cの先端102cがこ
のサーマルヘッド3cの先端部直下に至り、この時点か
らサーマルヘッド3cの発熱素子が選択的に発熱し始
め、受像シート5に対して3色目の画像を形成し始め
る。
【0048】このようにして、受像シート5上には3色
の画像が重ね合されて形成され、最終的にカラーの記録
画像5a(図2)が形成される。図7は、受像シート5
の後端5cが最後のサーマルヘッド3cの先端部直下に
達し、1つの記録画像を形成し終えたときの様子を示し
ている。
の画像が重ね合されて形成され、最終的にカラーの記録
画像5a(図2)が形成される。図7は、受像シート5
の後端5cが最後のサーマルヘッド3cの先端部直下に
達し、1つの記録画像を形成し終えたときの様子を示し
ている。
【0049】上述の一連の画像記録時に、各サーマルヘ
ッド3a,3b,3cは、各色領域2a,2b,2cの
後端202a,202b,202cが、その直下に達す
るまで発熱素子を発熱させながら作動する。すなわち、
一番目のサーマルヘッド3aは、第1の色領域2aの先
端102aが該ヘッド3aの先端部直下に達したときか
ら、該色領域2aの後端202aが該ヘッド3aの先端
部直下に達するまで作動し、同じく二番目のサーマルヘ
ッド3bは、第2の色領域2bの先端102bがこのヘ
ッド3bの先端部直下に達したときから、該色領域2b
の後端202bが該ヘッド3bの先端部直下に達するま
で作動する。全く同様に三番目のサーマルヘッド3c
は、第3の色領域2cの先端102cが該ヘッド3cの
先端部直下に達したときから、該色領域2cの後端20
2cが該ヘッド3cの先端部直下に達するまで作動す
る。
ッド3a,3b,3cは、各色領域2a,2b,2cの
後端202a,202b,202cが、その直下に達す
るまで発熱素子を発熱させながら作動する。すなわち、
一番目のサーマルヘッド3aは、第1の色領域2aの先
端102aが該ヘッド3aの先端部直下に達したときか
ら、該色領域2aの後端202aが該ヘッド3aの先端
部直下に達するまで作動し、同じく二番目のサーマルヘ
ッド3bは、第2の色領域2bの先端102bがこのヘ
ッド3bの先端部直下に達したときから、該色領域2b
の後端202bが該ヘッド3bの先端部直下に達するま
で作動する。全く同様に三番目のサーマルヘッド3c
は、第3の色領域2cの先端102cが該ヘッド3cの
先端部直下に達したときから、該色領域2cの後端20
2cが該ヘッド3cの先端部直下に達するまで作動す
る。
【0050】ここで、図4の状態から図5の状態に移行
する間に、受像シート5は各サーマルヘッド3aと3b
の間の間隔L(図1参照)と同じ距離だけ搬送され、ま
たインクシート2は、その搬送速さViが受像シート5
の搬送速さVpの1/nであるから、L/nの距離だけ
搬送される。一方、前述のように各色領域2a,2b,
2cのインクシート搬送方向におけるピッチはaであ
り、サーマルヘッド3aと3bの間に位置するインクシ
ート2の長さはsであるから、図5からも判るように、
この長さsと、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間
の受像シート搬送径路長さLとの間には、 L/n=s−a (1) が成立する。この関係は、インクシート2と受像シート
5が図5の状態から図6の状態に移行するとき、また図
6の状態から図7の状態に移行するときも全く同様であ
る。
する間に、受像シート5は各サーマルヘッド3aと3b
の間の間隔L(図1参照)と同じ距離だけ搬送され、ま
たインクシート2は、その搬送速さViが受像シート5
の搬送速さVpの1/nであるから、L/nの距離だけ
搬送される。一方、前述のように各色領域2a,2b,
2cのインクシート搬送方向におけるピッチはaであ
り、サーマルヘッド3aと3bの間に位置するインクシ
ート2の長さはsであるから、図5からも判るように、
この長さsと、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間
の受像シート搬送径路長さLとの間には、 L/n=s−a (1) が成立する。この関係は、インクシート2と受像シート
5が図5の状態から図6の状態に移行するとき、また図
6の状態から図7の状態に移行するときも全く同様であ
る。
【0051】一方、前述のように、各サーマルヘッド3
a,3b,3cの間に位置するインクシート2は、ガイ
ドローラ8a,8bによって受像シート5から離れる向
きに案内されるので、各サーマルヘッド3a,3b,3
cの間の受像シート搬送径路長さLと、sとの関係は、 s>L (2) となる。
a,3b,3cの間に位置するインクシート2は、ガイ
ドローラ8a,8bによって受像シート5から離れる向
きに案内されるので、各サーマルヘッド3a,3b,3
cの間の受像シート搬送径路長さLと、sとの関係は、 s>L (2) となる。
【0052】結局、上述の(1)式と(2)式を同時に
満足するように、その各値を設定することによって、各
サーマルヘッド3a,3b,3cの間の間隔Lを従来よ
りも狭くでき、熱転写式記録装置の構造を小型化するこ
とができるのである。逆に言えば、装置の大型化を招く
ことなく、大きな長さQ(図2)の記録画像を形成する
ことができる。その際、技術的に困難となる程、インク
シートの多数回転写性能を高める必要はない。
満足するように、その各値を設定することによって、各
サーマルヘッド3a,3b,3cの間の間隔Lを従来よ
りも狭くでき、熱転写式記録装置の構造を小型化するこ
とができるのである。逆に言えば、装置の大型化を招く
ことなく、大きな長さQ(図2)の記録画像を形成する
ことができる。その際、技術的に困難となる程、インク
シートの多数回転写性能を高める必要はない。
【0053】次に1枚の受像シート5への画像記録動作
を終了した後、次の受像シートへの記録を開始するまで
のインクシート2の搬送動作を説明する。
を終了した後、次の受像シートへの記録を開始するまで
のインクシート2の搬送動作を説明する。
【0054】図7は、前述のように、m色(本例では3
色)の色領域2a,2b,2cより成る1組の領域のイ
ンク又は染料を用いて画像記録を行い、受像シート5上
に1つの記録画像5a(図2参照)を形成し終え、イン
クシート2の搬送を停止させたときの状態を示してい
る。
色)の色領域2a,2b,2cより成る1組の領域のイ
ンク又は染料を用いて画像記録を行い、受像シート5上
に1つの記録画像5a(図2参照)を形成し終え、イン
クシート2の搬送を停止させたときの状態を示してい
る。
【0055】ここで、受像シート5の後端5cが一番目
のサーマルヘッド3aを通過し、このサーマルヘッド3
aによる第1色目の画像の記録を終了してから、図7の
状態まで移行する間に、受像シート5は2・Lの距離だ
け搬送され、インクシート2は、その1/n、すなわち
2・L/nだけ搬送される。すなわち、図7の状態で
は、インクシート2の第1の色領域2aの後端202a
は、一番目のサーマルヘッド3aからその下流側に2・
L/nだけ移動した位置にある。
のサーマルヘッド3aを通過し、このサーマルヘッド3
aによる第1色目の画像の記録を終了してから、図7の
状態まで移行する間に、受像シート5は2・Lの距離だ
け搬送され、インクシート2は、その1/n、すなわち
2・L/nだけ搬送される。すなわち、図7の状態で
は、インクシート2の第1の色領域2aの後端202a
は、一番目のサーマルヘッド3aからその下流側に2・
L/nだけ移動した位置にある。
【0056】このような状態で、再度次の受像シートに
対して記録画像を形成するには、先の記録画像の形成を
終えた後、次の画像記録を開始する前に、インクシート
2を巻取ロール部6に巻き取り、インクシート2の未使
用部分を供給ロール部1から送り出して、再度、図4の
状態にする必要がある。このためには、各サーマルヘッ
ド3a,3b,3cの間の受像シート搬送径路長さLに
対して、インクシート2を画像記録時の搬送方向に 2・a−2・L/n (3) の距離だけ搬送すればよい。これは色領域の色数mが3
であるときのインクシート2の送り距離であるが、これ
を一般的に示すと、各サーマルヘッドの間の受像シート
搬送径路長さLに対して、m色の色領域を有するインク
シートを、 (m−1)・a−(m−1)・L/n (4) だけ、画像記録時の搬送方向と同じ方向に搬送すればよ
い。本例ではm=3であるから、(4)式にm=3を代
入すると(3)式が得られる。
対して記録画像を形成するには、先の記録画像の形成を
終えた後、次の画像記録を開始する前に、インクシート
2を巻取ロール部6に巻き取り、インクシート2の未使
用部分を供給ロール部1から送り出して、再度、図4の
状態にする必要がある。このためには、各サーマルヘッ
ド3a,3b,3cの間の受像シート搬送径路長さLに
対して、インクシート2を画像記録時の搬送方向に 2・a−2・L/n (3) の距離だけ搬送すればよい。これは色領域の色数mが3
であるときのインクシート2の送り距離であるが、これ
を一般的に示すと、各サーマルヘッドの間の受像シート
搬送径路長さLに対して、m色の色領域を有するインク
シートを、 (m−1)・a−(m−1)・L/n (4) だけ、画像記録時の搬送方向と同じ方向に搬送すればよ
い。本例ではm=3であるから、(4)式にm=3を代
入すると(3)式が得られる。
【0057】上述のようにインクシート2を搬送すると
き、この搬送時間を短縮できるように、第1及び第2の
駆動手段10,12の回転数を画像記録時のその回転数
よりも速くすることが望ましい。すなわち、受像シート
への画像記録を終了し、受像シートに対して次の画像記
録を開始する前に、インクシートを、画像記録時のイン
クシート搬送速さよりも高速で搬送するのである。
き、この搬送時間を短縮できるように、第1及び第2の
駆動手段10,12の回転数を画像記録時のその回転数
よりも速くすることが望ましい。すなわち、受像シート
への画像記録を終了し、受像シートに対して次の画像記
録を開始する前に、インクシートを、画像記録時のイン
クシート搬送速さよりも高速で搬送するのである。
【0058】また、次の画像記録を開始する前に上述の
距離だけインクシート2を搬送するには、この搬送に必
要とされる第1の駆動手段10の回転量を予め決めてお
くか、或いは図8に示すように、インクシート2の適所
にマーカ2dを設け、図示していないセンサによって所
定の位置でこのマーカ2dを検知し、第1の駆動手段1
0を停止させるようにしてもよい。
距離だけインクシート2を搬送するには、この搬送に必
要とされる第1の駆動手段10の回転量を予め決めてお
くか、或いは図8に示すように、インクシート2の適所
にマーカ2dを設け、図示していないセンサによって所
定の位置でこのマーカ2dを検知し、第1の駆動手段1
0を停止させるようにしてもよい。
【0059】また上記実施例では、1枚の受像シート5
に1つの記録画像5aを形成するように構成したが、連
続した長尺な受像シートに順次記録画像を形成すること
もでき、この場合には図7に示した受像シート5の後端
5cに相当する長尺受像シートの部分を、図4に示した
受像シート5の先端5bの位置、又はこれよりも少し下
流側の位置まで戻し、この状態で次の画像記録を行うよ
うにすればよい。
に1つの記録画像5aを形成するように構成したが、連
続した長尺な受像シートに順次記録画像を形成すること
もでき、この場合には図7に示した受像シート5の後端
5cに相当する長尺受像シートの部分を、図4に示した
受像シート5の先端5bの位置、又はこれよりも少し下
流側の位置まで戻し、この状態で次の画像記録を行うよ
うにすればよい。
【0060】ところで、図2に示したインクシート2の
各色領域2a,2b,2c,2a…は、インクシート2
の搬送方向に間隙をあけることなく、密接した状態で配
置されている。このため、各色領域のピッチaは、1つ
の色領域のインクシート搬送方向長さに一致している。
この場合には、図2に示したように受像シート5に形成
された記録画像の受像シート搬送方向長さQとピッチa
との関係は、a=Q/nとなる。
各色領域2a,2b,2c,2a…は、インクシート2
の搬送方向に間隙をあけることなく、密接した状態で配
置されている。このため、各色領域のピッチaは、1つ
の色領域のインクシート搬送方向長さに一致している。
この場合には、図2に示したように受像シート5に形成
された記録画像の受像シート搬送方向長さQとピッチa
との関係は、a=Q/nとなる。
【0061】これに対し、図8に示したインクシート2
は、その各色領域2a,2b,2c…の間に間隙Δaが
あり、従ってこの場合の各色領域のピッチaは、a=
(Q/n)+Δaとなる。
は、その各色領域2a,2b,2c…の間に間隙Δaが
あり、従ってこの場合の各色領域のピッチaは、a=
(Q/n)+Δaとなる。
【0062】さらに、前述のnの値は、画像記録時にわ
ずかに変動することがあるので、各色領域のインクシー
ト搬送方向長さを、Q/nよりも多少大き目に形成する
こともあり、この余分な長さをα(α>0)で表わす
と、各色領域のピッチaは、a=(Q/n)+αとな
り、これに加えて図8のように間隙Δaを設けたとき
は、a=(Q/n)+Δa+αとなる。Δa=0、α=
0に設定したものが図2に示すインクシート2である。
ずかに変動することがあるので、各色領域のインクシー
ト搬送方向長さを、Q/nよりも多少大き目に形成する
こともあり、この余分な長さをα(α>0)で表わす
と、各色領域のピッチaは、a=(Q/n)+αとな
り、これに加えて図8のように間隙Δaを設けたとき
は、a=(Q/n)+Δa+αとなる。Δa=0、α=
0に設定したものが図2に示すインクシート2である。
【0063】なお、図8は、上述の間隙Δaにマーカ2
dを設けた例を示している。
dを設けた例を示している。
【0064】ところで先にも説明したように、従来の熱
転写式記録装置においては、サーマルヘッド間の間隔L
と、受像シート上に形成される記録画像長さQが所定の
関係をもって互いに対応しているので、nの値が一定で
あるとき、サーマルヘッド間の間隔Lを一度設定してし
まうと、これによって形成される記録画像長さQも一律
的に定まってしまい、1つの記録装置で各種長さの記録
画像を形成することはできなかった。
転写式記録装置においては、サーマルヘッド間の間隔L
と、受像シート上に形成される記録画像長さQが所定の
関係をもって互いに対応しているので、nの値が一定で
あるとき、サーマルヘッド間の間隔Lを一度設定してし
まうと、これによって形成される記録画像長さQも一律
的に定まってしまい、1つの記録装置で各種長さの記録
画像を形成することはできなかった。
【0065】これに対し、本例では図9に示すように、
各サーマルヘッドの間に存するインクシート2を受像シ
ート5から離れた向きに案内する各ガイドローラ8a,
8bが、上下に移動可能となっていて、各サーマルヘッ
ド3a,3b,3cの間に存するインクシート2の長さ
sを変化させることができるように構成されている。こ
れによって、各種の長さQを有する記録画像を形成でき
る。勿論、このように記録画像長さを変えるときは、こ
れを形成できる長さの受像シート5を用いると共に、先
に(1)式と(2)式で示した各条件を満足するような
各色領域のピッチaを有するインクシート2を用いるべ
きは当然である。このように、各種大きさのピッチaを
有するインクシート2と、各種長さの受像シート5を用
意しておき、そのピッチaに目合ったsが得られるよう
に、各ガイドローラ8a,8bの高さ位置を設定するこ
とによって、各種長さQの記録画像5aを自由に得るこ
とができるのである。
各サーマルヘッドの間に存するインクシート2を受像シ
ート5から離れた向きに案内する各ガイドローラ8a,
8bが、上下に移動可能となっていて、各サーマルヘッ
ド3a,3b,3cの間に存するインクシート2の長さ
sを変化させることができるように構成されている。こ
れによって、各種の長さQを有する記録画像を形成でき
る。勿論、このように記録画像長さを変えるときは、こ
れを形成できる長さの受像シート5を用いると共に、先
に(1)式と(2)式で示した各条件を満足するような
各色領域のピッチaを有するインクシート2を用いるべ
きは当然である。このように、各種大きさのピッチaを
有するインクシート2と、各種長さの受像シート5を用
意しておき、そのピッチaに目合ったsが得られるよう
に、各ガイドローラ8a,8bの高さ位置を設定するこ
とによって、各種長さQの記録画像5aを自由に得るこ
とができるのである。
【0066】この例では、各サーマルヘッド3a,3
b,3cの間に位置するインクシート2の長さsを変化
させる手段として、このインクシート2を受像シート5
から離れる向きに案内するガイドローラ8a,8bを用
い、ガイドローラ8a,8bを2つの目的に兼用させた
ので、構成を簡素化できる利点が得られるが、かかるガ
イドローラ以外の構成によって、インクシート2の長さ
sを変化させる手段を構成することもできる。
b,3cの間に位置するインクシート2の長さsを変化
させる手段として、このインクシート2を受像シート5
から離れる向きに案内するガイドローラ8a,8bを用
い、ガイドローラ8a,8bを2つの目的に兼用させた
ので、構成を簡素化できる利点が得られるが、かかるガ
イドローラ以外の構成によって、インクシート2の長さ
sを変化させる手段を構成することもできる。
【0067】また上述の実施例では、各サーマルヘッド
3a,3b,3cの間に存するインクシート2を受像シ
ート5から離れた向きに案内するガイド手段として、ガ
イドローラ8a,8bを用いたが、かかるローラに代
え、例えば板状のガイド部材などを用いてもよい。また
このようなガイド手段を各サーマルヘッド3a,3b,
3cの間に1つずつ設けたとき、その数はm−1、本例
では2個となるが、各サーマルヘッドの間に複数個ずつ
のガイド手段、例えば複数本のガイドローラをそれぞれ
設け、これらにインクシート2を巻き掛けるようにして
もよい。
3a,3b,3cの間に存するインクシート2を受像シ
ート5から離れた向きに案内するガイド手段として、ガ
イドローラ8a,8bを用いたが、かかるローラに代
え、例えば板状のガイド部材などを用いてもよい。また
このようなガイド手段を各サーマルヘッド3a,3b,
3cの間に1つずつ設けたとき、その数はm−1、本例
では2個となるが、各サーマルヘッドの間に複数個ずつ
のガイド手段、例えば複数本のガイドローラをそれぞれ
設け、これらにインクシート2を巻き掛けるようにして
もよい。
【0068】ところで、本発明においては、kを1以上
の整数としたとき、インクシートの各色領域は、k個分
の記録画像を受像シート上に形成できるインクシート搬
送方向長さを有しており、以上説明した実施例では、k
=1に設定されている。すなわち、図2及び図8に示し
たインクシート2の各色領域2a,2b,2cは、前述
のように、該シート2の搬送方向に(Q/n)+α(α
≧0)の長さを有しており、図2の色領域はα=0とな
っている。これにより、3色の1組の色領域2a,2
b,2cによって図2に示した如き長さQの1つの記録
画像5aを形成できる。1回の画像記録動作によって、
1組の色領域2a,2b,2cが全て使い尽くされるの
である。
の整数としたとき、インクシートの各色領域は、k個分
の記録画像を受像シート上に形成できるインクシート搬
送方向長さを有しており、以上説明した実施例では、k
=1に設定されている。すなわち、図2及び図8に示し
たインクシート2の各色領域2a,2b,2cは、前述
のように、該シート2の搬送方向に(Q/n)+α(α
≧0)の長さを有しており、図2の色領域はα=0とな
っている。これにより、3色の1組の色領域2a,2
b,2cによって図2に示した如き長さQの1つの記録
画像5aを形成できる。1回の画像記録動作によって、
1組の色領域2a,2b,2cが全て使い尽くされるの
である。
【0069】これに対して、以下に説明する第2の実施
例においては、k≧2に設定され、各インクシートの各
色領域が、k個の記録画像を形成できるインクシート搬
送方向長さを有している。図10はこのようなインクシ
ート2の一例を示し、このインクシート2も図2の場合
と同様にm=3であり、シートベース上に3色の色領域
2a,2b,2cがインクシート2の搬送方向に繰返し
形成されている。またこの例でも、各色領域2a,2
b,2c…が互いに密着しており、Δa=0(図8参
照)となっている。従って、この場合も各色領域2a,
2b,2c…のインクシート搬送方向ピッチaは、各色
領域のインクシート搬送方向長さに一致している。図1
0におけるQも、受像シート5に形成された記録画像5
aの受像シート搬送方向長さを示している。
例においては、k≧2に設定され、各インクシートの各
色領域が、k個の記録画像を形成できるインクシート搬
送方向長さを有している。図10はこのようなインクシ
ート2の一例を示し、このインクシート2も図2の場合
と同様にm=3であり、シートベース上に3色の色領域
2a,2b,2cがインクシート2の搬送方向に繰返し
形成されている。またこの例でも、各色領域2a,2
b,2c…が互いに密着しており、Δa=0(図8参
照)となっている。従って、この場合も各色領域2a,
2b,2c…のインクシート搬送方向ピッチaは、各色
領域のインクシート搬送方向長さに一致している。図1
0におけるQも、受像シート5に形成された記録画像5
aの受像シート搬送方向長さを示している。
【0070】図2に示したインクシートと異なるところ
は、受像シート5上に、3色の画像を重ね合せて得られ
る記録画像5aの、該シート5の搬送方向長さQに対し
て、各色領域2a,2b,2cの長さaが、a=k・Q
/n(k≧2)となっている点である。図2の例では、
k=1であり、a=Q/nとなっていたのである。
は、受像シート5上に、3色の画像を重ね合せて得られ
る記録画像5aの、該シート5の搬送方向長さQに対し
て、各色領域2a,2b,2cの長さaが、a=k・Q
/n(k≧2)となっている点である。図2の例では、
k=1であり、a=Q/nとなっていたのである。
【0071】この第2の実施例の装置構成は、図1に示
した第1の実施例と変りはないのでその説明は省略す
る。また画像記録時の動作も、その基本的な点は、図1
1乃至図14に示すように、第1の実施例と変りはな
い。図11は、受像シート5の先端5bが一番目のサー
マルヘッド3aとプラテン4a(図1参照)との間に挟
圧されて画像記録を開始する時点(図4に相当)を示し
ている。また図12は、インクシート2が速さVi、受
像シート5が速さVpで搬送されて(Vp/Vi=n:
n>1)、サーマルヘッド3aの発熱素子の発熱によ
り、インクシート2の第1の色領域2aで受像シート5
上に第1の色の画像を形成し、かつ受像シート5の先端
5bがサーマルヘッド3bとプラテン4b(図1)の間
に搬送され、第2の色領域2bによって画像の記録を開
始する時点(図5に相当)を示している。同様に図13
は、受像シート5の先端5bが最後のサーマルヘッド3
cとプラテン4c(図1)との間に至り、第3の色領域
2cによる画像の記録を開始する時点(図6に相当)を
示している。また図14は、受像シート5の後端5cが
最後のサーマルヘッド3cの直下に達し、画像記録を終
了した時点(図7に相当)を示している。
した第1の実施例と変りはないのでその説明は省略す
る。また画像記録時の動作も、その基本的な点は、図1
1乃至図14に示すように、第1の実施例と変りはな
い。図11は、受像シート5の先端5bが一番目のサー
マルヘッド3aとプラテン4a(図1参照)との間に挟
圧されて画像記録を開始する時点(図4に相当)を示し
ている。また図12は、インクシート2が速さVi、受
像シート5が速さVpで搬送されて(Vp/Vi=n:
n>1)、サーマルヘッド3aの発熱素子の発熱によ
り、インクシート2の第1の色領域2aで受像シート5
上に第1の色の画像を形成し、かつ受像シート5の先端
5bがサーマルヘッド3bとプラテン4b(図1)の間
に搬送され、第2の色領域2bによって画像の記録を開
始する時点(図5に相当)を示している。同様に図13
は、受像シート5の先端5bが最後のサーマルヘッド3
cとプラテン4c(図1)との間に至り、第3の色領域
2cによる画像の記録を開始する時点(図6に相当)を
示している。また図14は、受像シート5の後端5cが
最後のサーマルヘッド3cの直下に達し、画像記録を終
了した時点(図7に相当)を示している。
【0072】なお、図11乃至図14においても、説明
を簡単にするため、受像シート5の先端5bから、その
後端5cまでの全領域に亘って画像を形成するものとし
た。通常は図10に示したように、受像シート5の周辺
にマージン部Mを残し、その内側に記録画像5aが形成
されることが多い。また図11乃至図14においても、
図4乃至図7と同様に、1回の画像記録動作において使
用の対象となる色領域2a,2b,2cについて、ハッ
チングを付してある(但し、この例では、k回の画像記
録動作によってハッチングを付した色領域2a,2b,
2cが使い尽くされる)。
を簡単にするため、受像シート5の先端5bから、その
後端5cまでの全領域に亘って画像を形成するものとし
た。通常は図10に示したように、受像シート5の周辺
にマージン部Mを残し、その内側に記録画像5aが形成
されることが多い。また図11乃至図14においても、
図4乃至図7と同様に、1回の画像記録動作において使
用の対象となる色領域2a,2b,2cについて、ハッ
チングを付してある(但し、この例では、k回の画像記
録動作によってハッチングを付した色領域2a,2b,
2cが使い尽くされる)。
【0073】ここで、図11の状態から図12の状態に
移行する間に、受像シート5は距離Lだけ搬送され、ま
たインクシート2は、その搬送速さViが受像シート5
の搬送速さVpの1/nであるから、L/nだけ搬送さ
れる。この間にサーマルヘッド3aと3bの間に位置し
ていた第2の色領域2bは移動して、その先端102b
がサーマルヘッド3bとプラテン4bの間に圧接され
る。このとき、サーマルヘッド3aと3bの間に位置し
ていた第2の色領域2bの長さはaであり、サーマルヘ
ッド3aと3bの間に位置するインクシート2の長さ
は、第1の実施例と同じくsであるから、第1の実施例
と全く同様に、長さsと、各サーマルヘッド3a,3
b,3cの間の受像シート搬送径路長さLとの間には、 L/n=s−a (1a) が成立する。
移行する間に、受像シート5は距離Lだけ搬送され、ま
たインクシート2は、その搬送速さViが受像シート5
の搬送速さVpの1/nであるから、L/nだけ搬送さ
れる。この間にサーマルヘッド3aと3bの間に位置し
ていた第2の色領域2bは移動して、その先端102b
がサーマルヘッド3bとプラテン4bの間に圧接され
る。このとき、サーマルヘッド3aと3bの間に位置し
ていた第2の色領域2bの長さはaであり、サーマルヘ
ッド3aと3bの間に位置するインクシート2の長さ
は、第1の実施例と同じくsであるから、第1の実施例
と全く同様に、長さsと、各サーマルヘッド3a,3
b,3cの間の受像シート搬送径路長さLとの間には、 L/n=s−a (1a) が成立する。
【0074】また各サーマルヘッド3a,3b,3cの
間に存するインクシート2は、ガイドローラ8a,8b
によって受像シート5から離れる向きに案内されている
ので、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間の受像シ
ート搬送方向径路長さLとsとの関係は、 s>L (2a) となる。
間に存するインクシート2は、ガイドローラ8a,8b
によって受像シート5から離れる向きに案内されている
ので、各サーマルヘッド3a,3b,3cの間の受像シ
ート搬送方向径路長さLとsとの関係は、 s>L (2a) となる。
【0075】このように、(1a)式と(2a)式を同
時に満足するように、その各値を設定することによっ
て、第1の実施例と同じく、各サーマルヘッド3a,3
b,3cの間の間隔を狭くでき、装置を小型化すること
ができるのである。
時に満足するように、その各値を設定することによっ
て、第1の実施例と同じく、各サーマルヘッド3a,3
b,3cの間の間隔を狭くでき、装置を小型化すること
ができるのである。
【0076】図14は受像シート5上に1つの記録画像
を形成し終えたときの様子を示しているが、前述のよう
に、図11から図14に示した一連の動作によってハッ
チングを付した1組の色領域の全てが使用されるのでは
なく、各色領域2a,2b,2cのインクシート搬送方
向長さaの1/k(k≧2)が使用される。図14に
は、上述の1回の画像記録動作によって使用された各色
領域2a,2b,2cの部分に、二重ハッチングを付し
てある。また図10には、この使用された部分に一重の
ハッチングを付してある(図16においても同じ)。
を形成し終えたときの様子を示しているが、前述のよう
に、図11から図14に示した一連の動作によってハッ
チングを付した1組の色領域の全てが使用されるのでは
なく、各色領域2a,2b,2cのインクシート搬送方
向長さaの1/k(k≧2)が使用される。図14に
は、上述の1回の画像記録動作によって使用された各色
領域2a,2b,2cの部分に、二重ハッチングを付し
てある。また図10には、この使用された部分に一重の
ハッチングを付してある(図16においても同じ)。
【0077】本例では、インクシート2をこのように使
用するので、1枚の受像シート5上に記録画像を形成し
た後、次の受像シートに対して画像記録を開始する前に
インクシート2を搬送するときの動作が、第1の実施例
とは異なり、次のような動作となる。
用するので、1枚の受像シート5上に記録画像を形成し
た後、次の受像シートに対して画像記録を開始する前に
インクシート2を搬送するときの動作が、第1の実施例
とは異なり、次のような動作となる。
【0078】受像シート5の後端5cが一番目のサーマ
ルヘッド3aを通過、すなわちサーマルヘッド3aによ
る第1の色の画像記録を終了してから、図14の状態に
移行する間に、受像シート5は距離2・Lだけ搬送さ
れ、インクシート2はその1/n、すなわち2・L/n
だけ搬送される。すなわち、インクシート2の第1の色
領域2aには、サーマルヘッド3aから下流側に、長さ
2・L/nの未使用領域が存在する(図14では、この
領域に点々を付してある)。従って、各サーマルヘッド
3a,3b,3cの間の受像シート搬送径路長さLに対
して、インクシート2を、 2・L/n (5) の長さだけ供給ロール部(図1)に巻き戻し、第1の色
領域2aの未使用領域先端302a(図14)をサーマ
ルヘッド3aの先端部直下に戻してから、次の受像シー
トへの画像記録を開始する。
ルヘッド3aを通過、すなわちサーマルヘッド3aによ
る第1の色の画像記録を終了してから、図14の状態に
移行する間に、受像シート5は距離2・Lだけ搬送さ
れ、インクシート2はその1/n、すなわち2・L/n
だけ搬送される。すなわち、インクシート2の第1の色
領域2aには、サーマルヘッド3aから下流側に、長さ
2・L/nの未使用領域が存在する(図14では、この
領域に点々を付してある)。従って、各サーマルヘッド
3a,3b,3cの間の受像シート搬送径路長さLに対
して、インクシート2を、 2・L/n (5) の長さだけ供給ロール部(図1)に巻き戻し、第1の色
領域2aの未使用領域先端302a(図14)をサーマ
ルヘッド3aの先端部直下に戻してから、次の受像シー
トへの画像記録を開始する。
【0079】一般的には、受像シート上に記録画像を形
成した後、受像シートに対して次の画像記録を開始する
前に、各サーマルヘッドの間の受像シート搬送径路長さ
Lに対して、インクシートを画像記録時の搬送方向と逆
方向に (m−1)・L/n (6) だけ搬送する。本例ではm=3であるから、これを
(6)式に代入すると、(5)式が得られる。
成した後、受像シートに対して次の画像記録を開始する
前に、各サーマルヘッドの間の受像シート搬送径路長さ
Lに対して、インクシートを画像記録時の搬送方向と逆
方向に (m−1)・L/n (6) だけ搬送する。本例ではm=3であるから、これを
(6)式に代入すると、(5)式が得られる。
【0080】このように、各領域2a,2b,2c…
は、複数の記録画像を形成できる長さを有してはいる
が、1つの記録画像を形成し終えたときは、インクシー
トをわずかな距離だけ巻き戻せばよく、従って連続記録
を行った場合にもインクシート2にしわを生じさせる不
具合を抑え、しかも記録時間の増大を阻止することがで
きる。
は、複数の記録画像を形成できる長さを有してはいる
が、1つの記録画像を形成し終えたときは、インクシー
トをわずかな距離だけ巻き戻せばよく、従って連続記録
を行った場合にもインクシート2にしわを生じさせる不
具合を抑え、しかも記録時間の増大を阻止することがで
きる。
【0081】またインクシートを画像記録時の搬送方向
と逆方向に搬送する際に、図1に示した供給ロール部1
に連結された第1の駆動手段10を画像記録時とは逆方
向に回転させて供給ロール部1を逆回転させると共に、
巻取ロール部6に張力付与手段11を介して接続されて
いる第2の駆動手段12を停止させ、張力付与手段11
によりインクシート2に張力を作用させると、インクシ
ートのしわ発生をより効果的に抑えながら、これを逆方
向に搬送させることができる。
と逆方向に搬送する際に、図1に示した供給ロール部1
に連結された第1の駆動手段10を画像記録時とは逆方
向に回転させて供給ロール部1を逆回転させると共に、
巻取ロール部6に張力付与手段11を介して接続されて
いる第2の駆動手段12を停止させ、張力付与手段11
によりインクシート2に張力を作用させると、インクシ
ートのしわ発生をより効果的に抑えながら、これを逆方
向に搬送させることができる。
【0082】またこの場合も、インクシート2の巻き戻
し時間を少しでも短縮できるように、第1の駆動手段1
0の回転数を画像記録時よりも大きくし、インクシート
を、画像記録時のインクシート搬送速さよりも高速で戻
し搬送することが望ましい。
し時間を少しでも短縮できるように、第1の駆動手段1
0の回転数を画像記録時よりも大きくし、インクシート
を、画像記録時のインクシート搬送速さよりも高速で戻
し搬送することが望ましい。
【0083】さらに、上述の距離だけインクシート2を
巻き戻すためには、第1の実施例と同様に、第1の駆動
手段10の回転量を予め決めておくか、或いは図16に
示す如く、インクシート2に、記録画像の1画面分毎に
マーカ2dを設けておき、これを、図示していないセン
サによって所定の位置で検知し、駆動手段10を停止さ
せるようにすればよい。図16の例では、インクシート
2の幅方向端部に存在する、記録に使用しないマージン
部にマーカ2dを設けている。
巻き戻すためには、第1の実施例と同様に、第1の駆動
手段10の回転量を予め決めておくか、或いは図16に
示す如く、インクシート2に、記録画像の1画面分毎に
マーカ2dを設けておき、これを、図示していないセン
サによって所定の位置で検知し、駆動手段10を停止さ
せるようにすればよい。図16の例では、インクシート
2の幅方向端部に存在する、記録に使用しないマージン
部にマーカ2dを設けている。
【0084】前述した画像記録の動作とインクシート2
の巻き戻し動作を繰返し行い、1組の色領域2a,2
b,2cを使用し尽くしてk個の記録画像を形成するこ
とができる(図10及び図16に示したインクシート2
は、その長さaから理解できるようにk=3である)。
の巻き戻し動作を繰返し行い、1組の色領域2a,2
b,2cを使用し尽くしてk個の記録画像を形成するこ
とができる(図10及び図16に示したインクシート2
は、その長さaから理解できるようにk=3である)。
【0085】このように1組の色領域2a,2b,2c
を使用し終えた後、さらに次の画像記録を行うべく、次
の1組の色領域を使用できる状態にするには、インクシ
ート2を、供給ロール部(図1)から繰出して図11の
状態にセットする必要がある。
を使用し終えた後、さらに次の画像記録を行うべく、次
の1組の色領域を使用できる状態にするには、インクシ
ート2を、供給ロール部(図1)から繰出して図11の
状態にセットする必要がある。
【0086】図15は、インクシート2の1組の色領域
2a,2b,2cを使用して受像シート5への記録を終
了し、インクシート2の搬送を停止したときの状態を示
している。図15においても、使用済みの色領域に対し
て二重のハッチングを付してある。
2a,2b,2cを使用して受像シート5への記録を終
了し、インクシート2の搬送を停止したときの状態を示
している。図15においても、使用済みの色領域に対し
て二重のハッチングを付してある。
【0087】このとき、第1の実施例の図7の状態と同
様にインクシート2の第1の色領域2aの後端202a
は、サーマルヘッド3aから2・L/nだけ下流のとこ
ろに位置している。従って、第1の実施例の場合と全く
同様に、各サーマルヘッドの間の受像シート搬送径路長
さLに対して、インクシート2を2・a−2・L/nだ
け画像記録時の搬送方向と同方向に搬送する。すなわ
ち、インクシート2を巻取ロール部6に巻き取り、未使
用のインクシート2を供給ロール部1から送り出して、
各色領域の位置を図11の状態にするのである。
様にインクシート2の第1の色領域2aの後端202a
は、サーマルヘッド3aから2・L/nだけ下流のとこ
ろに位置している。従って、第1の実施例の場合と全く
同様に、各サーマルヘッドの間の受像シート搬送径路長
さLに対して、インクシート2を2・a−2・L/nだ
け画像記録時の搬送方向と同方向に搬送する。すなわ
ち、インクシート2を巻取ロール部6に巻き取り、未使
用のインクシート2を供給ロール部1から送り出して、
各色領域の位置を図11の状態にするのである。
【0088】一般的には、m色の色領域より成る1組の
領域のインク又は染料を用いて画像記録を行った後、受
像シートに対して次の画像記録を開始する前に、各サー
マルヘッドの間の受像シート搬送径路長さLに対して、
インクシートを画像記録時の搬送方向と同方向に (m−1)・a−(m−1)・L/n (4a) だけ搬送する。本例ではm=3である。
領域のインク又は染料を用いて画像記録を行った後、受
像シートに対して次の画像記録を開始する前に、各サー
マルヘッドの間の受像シート搬送径路長さLに対して、
インクシートを画像記録時の搬送方向と同方向に (m−1)・a−(m−1)・L/n (4a) だけ搬送する。本例ではm=3である。
【0089】この場合も、インクシート2の搬送時間を
少しでも短縮するため、第1及び第2の駆動手段10,
12の回転数を画像記録時よりも大きくする。すなわ
ち、受像シートへの画像記録を終了し、受像シートに対
して次の画像記録を開始する前に、インクシートを、画
像記録時のインクシート搬送速さよりも高速で搬送する
のである。
少しでも短縮するため、第1及び第2の駆動手段10,
12の回転数を画像記録時よりも大きくする。すなわ
ち、受像シートへの画像記録を終了し、受像シートに対
して次の画像記録を開始する前に、インクシートを、画
像記録時のインクシート搬送速さよりも高速で搬送する
のである。
【0090】また、このときもインクシート2を上述の
ように搬送するために、第1の駆動手段10の回転量を
予め決めておくか、或いは図16に示す如く、インクシ
ート2にm個の色領域から成る1組毎にマーカ2eを設
けておき、これを、図示していないセンサによって所定
の位置で検知して駆動手段10を停止させればよい。こ
のマーカ2eも、インクシート2の幅方向端部に存在す
る記録に使用しないマージン部に設けられている。
ように搬送するために、第1の駆動手段10の回転量を
予め決めておくか、或いは図16に示す如く、インクシ
ート2にm個の色領域から成る1組毎にマーカ2eを設
けておき、これを、図示していないセンサによって所定
の位置で検知して駆動手段10を停止させればよい。こ
のマーカ2eも、インクシート2の幅方向端部に存在す
る記録に使用しないマージン部に設けられている。
【0091】図10に示したインクシート2も、図2の
場合と同様にその色領域2a,2b,2c…がインクシ
ート2の搬送方向に間隙をあけることなく、互いに密接
して配置されているので、その各領域のピッチaは、各
色領域のインクシート搬送方向長さに一致している。こ
の場合には、a=k・Q/nとなるが、図16に示すよ
うに、各領域2a,2b,2c…の間に間隙Δaを形成
し、また各色領域のインクシート搬送方向長さを、安全
性を見込んでαだけ大きく形成したときは、各色領域の
ピッチaは、a=k・{(Q/n)+α}+Δaとな
る。Δa=0、α=0のときのインクシート2が図10
に示したものである。
場合と同様にその色領域2a,2b,2c…がインクシ
ート2の搬送方向に間隙をあけることなく、互いに密接
して配置されているので、その各領域のピッチaは、各
色領域のインクシート搬送方向長さに一致している。こ
の場合には、a=k・Q/nとなるが、図16に示すよ
うに、各領域2a,2b,2c…の間に間隙Δaを形成
し、また各色領域のインクシート搬送方向長さを、安全
性を見込んでαだけ大きく形成したときは、各色領域の
ピッチaは、a=k・{(Q/n)+α}+Δaとな
る。Δa=0、α=0のときのインクシート2が図10
に示したものである。
【0092】以上説明した第1及び第2の実施例の各構
成は、インクシート搬送用のキャプスタンローラを用い
た熱転写式記録装置にも有利に適用できる。このキャプ
スタンローラを用いた実施例を第3の実施例として、こ
れを図17を参照しながら以下に説明する。
成は、インクシート搬送用のキャプスタンローラを用い
た熱転写式記録装置にも有利に適用できる。このキャプ
スタンローラを用いた実施例を第3の実施例として、こ
れを図17を参照しながら以下に説明する。
【0093】本例においても、各サーマルヘッド3a,
3b,3cの間に位置するインクシート2は、ガイド手
段の一例であるガイドローラ8a,8bによって受像シ
ート5から離れた向きに案内される。またこの場合も、
インクシート2は、その供給ロール部1から送り出さ
れ、ガイドローラ8a,8bを経て巻取ロール部6に巻
き取られるようになっている。
3b,3cの間に位置するインクシート2は、ガイド手
段の一例であるガイドローラ8a,8bによって受像シ
ート5から離れた向きに案内される。またこの場合も、
インクシート2は、その供給ロール部1から送り出さ
れ、ガイドローラ8a,8bを経て巻取ロール部6に巻
き取られるようになっている。
【0094】先の各実施例と異なるところは、インクシ
ート搬送方向最上流側に位置するサーマルヘッド3aと
供給ロール部1との間に位置し、供給ロール部1から送
り出されたインクシート2を巻き掛けるキャプスタンロ
ーラ13が設けられている点と、このキャプスタンロー
ラ13を回転駆動する第1の駆動手段10aが設けられ
ている点、並びに供給ロール部1を制動する制動手段1
6が設けられている点である。供給ロール部1に駆動手
段は接続されていない。巻取ロール部6を張力付与手段
11を介して回転駆動する第2の駆動手段12が設けら
れ、巻取ロール部6が張力付与手段11を介して第2の
駆動手段12から駆動力の伝達を受ける点は、先の各実
施例と同じである。
ート搬送方向最上流側に位置するサーマルヘッド3aと
供給ロール部1との間に位置し、供給ロール部1から送
り出されたインクシート2を巻き掛けるキャプスタンロ
ーラ13が設けられている点と、このキャプスタンロー
ラ13を回転駆動する第1の駆動手段10aが設けられ
ている点、並びに供給ロール部1を制動する制動手段1
6が設けられている点である。供給ロール部1に駆動手
段は接続されていない。巻取ロール部6を張力付与手段
11を介して回転駆動する第2の駆動手段12が設けら
れ、巻取ロール部6が張力付与手段11を介して第2の
駆動手段12から駆動力の伝達を受ける点は、先の各実
施例と同じである。
【0095】インクシートの供給ロール部1から繰り出
されたインクシート2は、2本のガイドローラ14a,
14bによってキャプスタンローラ13に所定の角度巻
き掛けられて圧接され、巻取ロール部6に巻き取られ
る。供給ロール部1は、ブレーキ、クラッチ等で構成さ
れる制動手段16に直結されて制動力を受け、金属等の
軸上にゴム等の高摩擦材料を形成して成るキャプスタン
ローラ13は、ステッピングモータ或いは直流モータ、
エンコーダ、減速機等で構成される第1の駆動手段10
aに直結されて駆動され、また、巻取ロール部6はクラ
ッチ等で構成される張力付与手段11を介して第2の駆
動手段12により駆動される。
されたインクシート2は、2本のガイドローラ14a,
14bによってキャプスタンローラ13に所定の角度巻
き掛けられて圧接され、巻取ロール部6に巻き取られ
る。供給ロール部1は、ブレーキ、クラッチ等で構成さ
れる制動手段16に直結されて制動力を受け、金属等の
軸上にゴム等の高摩擦材料を形成して成るキャプスタン
ローラ13は、ステッピングモータ或いは直流モータ、
エンコーダ、減速機等で構成される第1の駆動手段10
aに直結されて駆動され、また、巻取ロール部6はクラ
ッチ等で構成される張力付与手段11を介して第2の駆
動手段12により駆動される。
【0096】第2の駆動手段12が回転して巻取ロール
部6が回転することにより供給ロール部1と巻取ロール
部6の間でインクシート2に張力が作用すると、その張
力によって、キャプスタンローラ13と、このローラ1
3に巻き掛けられたインクシート2の間に圧力が作用す
る。さらに、キャプスタンローラ13にはインクシート
2を介してピンチローラ15がバネ力等によって圧接さ
れている。第1の駆動手段10aを回転させることによ
りキャプスタンローラ13を駆動すると、ピンチローラ
15の圧接力と、インクシート2の張力によって作用す
る圧力により、インクシート2とキャプスタンローラ1
3の間には摩擦力が作用し、キャプスタンローラ13の
周速VRと等しい速さでインクシート2は搬送される。
部6が回転することにより供給ロール部1と巻取ロール
部6の間でインクシート2に張力が作用すると、その張
力によって、キャプスタンローラ13と、このローラ1
3に巻き掛けられたインクシート2の間に圧力が作用す
る。さらに、キャプスタンローラ13にはインクシート
2を介してピンチローラ15がバネ力等によって圧接さ
れている。第1の駆動手段10aを回転させることによ
りキャプスタンローラ13を駆動すると、ピンチローラ
15の圧接力と、インクシート2の張力によって作用す
る圧力により、インクシート2とキャプスタンローラ1
3の間には摩擦力が作用し、キャプスタンローラ13の
周速VRと等しい速さでインクシート2は搬送される。
【0097】第1の実施例と同様に、巻取ロール部6を
駆動する第2の駆動手段12は、インクシート2に張力
が作用している状態、或いはインクシートが存在してい
ない状態での無負荷状態では、キャプスタンローラ13
の周速VRより大なる周速で、巻取ロール部6を回転さ
せるように構成されている。すなわち、巻取ロール部6
の周速をVFとすると、無負荷状態では、VF>VRで
ある。また駆動手段に接続されていない供給ロール部1
の周速VBは、無負荷状態では、VB=0である。
駆動する第2の駆動手段12は、インクシート2に張力
が作用している状態、或いはインクシートが存在してい
ない状態での無負荷状態では、キャプスタンローラ13
の周速VRより大なる周速で、巻取ロール部6を回転さ
せるように構成されている。すなわち、巻取ロール部6
の周速をVFとすると、無負荷状態では、VF>VRで
ある。また駆動手段に接続されていない供給ロール部1
の周速VBは、無負荷状態では、VB=0である。
【0098】画像記録時に、インクシート2を搬送する
ときには、キャプスタンローラ13の周速VRに等しい
インクシート2の搬送速度Viで、巻取ロール部6はイ
ンクシート2に張力を付与しながらこれを巻き取り、ま
た供給ロール部1はインクシート2が繰り出されるのに
伴い、制動手段16の制動力によってインクシート2に
張力を付与しながら回転する。すなわち、画像記録時
に、VF=VR=VB=Viを満たすのである。
ときには、キャプスタンローラ13の周速VRに等しい
インクシート2の搬送速度Viで、巻取ロール部6はイ
ンクシート2に張力を付与しながらこれを巻き取り、ま
た供給ロール部1はインクシート2が繰り出されるのに
伴い、制動手段16の制動力によってインクシート2に
張力を付与しながら回転する。すなわち、画像記録時
に、VF=VR=VB=Viを満たすのである。
【0099】第3の実施例においては、インクシート2
はキャプスタンローラ13の周速で搬送されるので、イ
ンクシート2の搬送速度Viは第1及び第2の実施例と
異なりインクシートの供給ロール部1の巻径に依存せ
ず、一定の速度となる。
はキャプスタンローラ13の周速で搬送されるので、イ
ンクシート2の搬送速度Viは第1及び第2の実施例と
異なりインクシートの供給ロール部1の巻径に依存せ
ず、一定の速度となる。
【0100】なお、インクシート2の構成、各サーマル
ヘッド3a,3b,3cの間の受像シート搬送径路長さ
Lと各サーマルヘッド間に位置するインクシート2の長
さsとの関係式、並びに画像記録時の動作などについて
は、第1又は第2の実施例と全く同様である。
ヘッド3a,3b,3cの間の受像シート搬送径路長さ
Lと各サーマルヘッド間に位置するインクシート2の長
さsとの関係式、並びに画像記録時の動作などについて
は、第1又は第2の実施例と全く同様である。
【0101】以上説明した各実施例では、受像シート5
を各サーマルヘッド3a,3b,3cの間で一直線状に
張った状態に配置したが、受像シートを例えばガイドロ
ーラの如きガイド手段によって、図1に鎖線で示す如く
案内してもよい。この場合には、各サーマルヘッド3
a,3b,3c間の受像シート搬送方向径路長さLは、
各サーマルヘッドの間の間隔と等しくはならず、前者の
方が長くなる。またドラム状の共通のプラテンを用い、
その周面に沿うように受像シートを配置したときも同様
である。このような構成によって、各サーマルヘッドの
間の間隔をより一層狭くでき、装置をより小型化するこ
とができる。
を各サーマルヘッド3a,3b,3cの間で一直線状に
張った状態に配置したが、受像シートを例えばガイドロ
ーラの如きガイド手段によって、図1に鎖線で示す如く
案内してもよい。この場合には、各サーマルヘッド3
a,3b,3c間の受像シート搬送方向径路長さLは、
各サーマルヘッドの間の間隔と等しくはならず、前者の
方が長くなる。またドラム状の共通のプラテンを用い、
その周面に沿うように受像シートを配置したときも同様
である。このような構成によって、各サーマルヘッドの
間の間隔をより一層狭くでき、装置をより小型化するこ
とができる。
【0102】
【発明の効果】請求項1乃至8に記載の熱転写式記録装
置によれば、複数の記録ヘッドを用いることにより高速
の画像記録を達成でき、またインクシートを受像シート
よりも低速で搬送することによりランニングコストを低
減できるだけでなく、記録ヘッド間の間隔を狭めること
ができるので、装置全体の構造を小型化することができ
る。またインクシートの多数回転写性能を特に高めずと
も、より大きな記録画像を得ることが可能である。
置によれば、複数の記録ヘッドを用いることにより高速
の画像記録を達成でき、またインクシートを受像シート
よりも低速で搬送することによりランニングコストを低
減できるだけでなく、記録ヘッド間の間隔を狭めること
ができるので、装置全体の構造を小型化することができ
る。またインクシートの多数回転写性能を特に高めずと
も、より大きな記録画像を得ることが可能である。
【0103】さらに、各色領域によって、複数の記録画
像を形成できるように、k≧2としたときも、インクシ
ートの戻し量を少なくでき、これによってインクシート
にしわが発生したり、記録時間が増大する不具合を防止
できる。
像を形成できるように、k≧2としたときも、インクシ
ートの戻し量を少なくでき、これによってインクシート
にしわが発生したり、記録時間が増大する不具合を防止
できる。
【0104】また請求項8に記載の熱転写式記録装置に
よれば、記録画像のサイズを実質的に自由に変えること
が可能である。
よれば、記録画像のサイズを実質的に自由に変えること
が可能である。
【図1】本発明一実施例の熱転写式記録装置の概略構成
図である。
図である。
【図2】インクシートの色領域と、記録画像との関連を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】サーマルヘッドの間に位置するインクシートの
長さを説明する図である。
長さを説明する図である。
【図4】第1の実施例の動作を説明する図である。
【図5】第1の実施例の動作を説明する図である。
【図6】第1の実施例の動作を説明する図である。
【図7】第1の実施例の動作を説明する図である。
【図8】各色領域の間に間隙を設けたインクシートを示
す図である。
す図である。
【図9】ガイドローラ8a,8bが受像シートに対して
移動することを明らかにする概略構成図である。
移動することを明らかにする概略構成図である。
【図10】第2の実施例に使用されるインクシートと記
録画像の関連を示す説明図である。
録画像の関連を示す説明図である。
【図11】第2の実施例の動作を説明する図である。
【図12】第2の実施例の動作を説明する図である。
【図13】第2の実施例の動作を説明する図である。
【図14】第2の実施例の動作を説明する図である。
【図15】第2の実施例の動作を説明する図である。
【図16】第2の実施例に使用するインクシートの別の
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図17】第3の実施例の概略構成図である。
1 供給ロール部 2 インクシート 2a 色領域 2b 色領域 2c 色領域 4a プラテン 4b プラテン 4c プラテン 5 受像シート 6 巻取ロール部 10 駆動手段 10a 駆動手段 11 張力付与手段 12 駆動手段 13 キャプスタンローラ 16 制動手段 102 シートベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 35/16 B 7318−2C
Claims (8)
- 【請求項1】 シートベース上にインク又は染料より成
る色領域を設けたインクシートと、受像シートとを、記
録ヘッドとプラテンとの間に挟んで同方向に、かつイン
クシートの方を低速で搬送しつつ、前記記録ヘッドによ
り、色領域のインク又は染料を画信号に応じて選択的に
溶融又は昇華させ、これを受像シートに転写して記録画
像を得る熱転写式記録装置であって、mを2以上の整数
としたとき、前記インクシートのシートベース上には、
そのインクシートの搬送方向に沿ってm色の色領域が繰
返し形成され、前記記録ヘッドは、所定の間隔をあけて
前記色領域の色数と同数のm個配設され、その個々の記
録ヘッドは、同一色の色領域のインク又は染料を溶融又
は昇華させるように、そのそれぞれの間隔が設定されて
いる熱転写式記録装置において、 kを1以上の整数としたとき、前記各色領域は、k個の
記録画像を形成できるインクシート搬送方向長さを有
し、 その各色領域のインクシート搬送方向のピッチをa、各
記録ヘッド間の受像シート搬送径路長さをL、各記録ヘ
ッド間に位置するインクシートの長さをsとし、かつ画
像記録時のインクシートの搬送速さが、受像シートの搬
送速さの1/n(n>1)であるとしたとき、 s>L L=n・(s−a) を満たすように、その各値を設定したことを特徴とする
熱転写式記録装置。 - 【請求項2】 m色の色領域より成る1組の領域のイン
ク又は染料を用いて画像記録を行った後、受像シートに
対して次の画像記録を開始する前に、インクシートを画
像記録時の搬送方向と同方向に (m−1)・a−(m−1)・L/n だけ搬送することを特徴とする請求項1に記載の熱転写
式記録装置。 - 【請求項3】 k≧2としたとき、受像シート上に記録
画像を形成した後、受像シートに対して次の画像記録を
開始する前に、インクシートを画像記録時の搬送方向と
逆方向に (m−1)・L/n だけ搬送することを特徴とする請求項1又は2に記載の
熱転写式記録装置。 - 【請求項4】 受像シートへの画像記録を終了し、受像
シートに対して次の画像記録を開始する前に、インクシ
ートを、画像記録時のインクシート搬送速さよりも高速
で搬送することを特徴とする請求項2又は3に記録の熱
転写式記録装置。 - 【請求項5】 各記録ヘッドの間に位置するインクシー
トを受像シートから離れた向きに案内するガイド手段を
設け、インクシートを、その供給ロール部から送り出さ
れ、ガイド手段を経て巻取ロール部に巻き取られるイン
クシートとし、前記供給ロール部を回転駆動する駆動手
段と、巻取ロール部を張力付与手段を介して回転駆動す
る駆動手段を設け、その際、画像記録時の供給ロール部
の周速をVB、巻取ロール部の周速をVF、インクシー
ト搬送速さをViとしたとき、画像記録時に VF=VB=Vi を満たし、かつインクシートに張力が作用しない状態
で、巻取ロール部と供給ロール部の周速が VF>VB を満たすように、その各値を設定したことを特徴とする
請求項1乃至4のいずれか1つに記載の熱転写式記録装
置。 - 【請求項6】 k≧2とすると共に、受像シートへの画
像記録を終了した後、受像シートに次の画像記録を開始
する前に、インクシートを画像記録時の搬送方向と逆方
向に搬送する際に、供給ロール部に連結された駆動手段
を画像記録時とは逆方向に回転させると共に、巻取ロー
ル部に張力付与手段を介して接続されている駆動手段を
停止させることを特徴とする請求項5に記載の熱転写式
記録装置。 - 【請求項7】 各記録ヘッド間に、インクシートを受像
シートから離れた向きに案内するガイド手段を設け、イ
ンクシートを、その供給ロール部から送り出され、ガイ
ド手段を経て巻取ロール部に巻き取られるインクシート
とし、インクシート搬送方向最上流側に位置する記録ヘ
ッドと供給ロール部との間に位置し、供給ロール部から
送り出されたインクシートを巻き掛けるキャプスタンロ
ーラと、供給ロール部を制動する制動手段と、キャプス
タンローラを回転駆動する駆動手段と、巻取ロール部を
張力付与手段を介して回転駆動する駆動手段とを設け、
その際、供給ロール部の周速をVB、巻取ロール部の周
速をVF、キャプスタンローラの周速をVR、インクシ
ートの搬送速さをViとしたとき、画像記録時に VF=VR=VB=Vi を満たし、かつインクシートに張力が作用していない状
態で、巻取ロール部、供給ロール部及びキャプスタンロ
ールの周速が VF>VR、VB=0 を満たすように、その各値を設定したことを特徴とする
請求項1乃至4のいずれか1つに記載の熱転写式記録装
置。 - 【請求項8】 各記録ヘッドの間に位置するインクシー
トの長さを変化させる手段を設けた請求項1乃至7のい
ずれか1つに記載の熱転写式記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240097A JPH05208510A (ja) | 1991-10-24 | 1992-08-18 | 熱転写式記録装置 |
| US07/964,054 US5274544A (en) | 1991-10-24 | 1992-10-21 | Single-pass multicolor thermal transfer |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-305451 | 1991-10-24 | ||
| JP30545191 | 1991-10-24 | ||
| JP4240097A JPH05208510A (ja) | 1991-10-24 | 1992-08-18 | 熱転写式記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208510A true JPH05208510A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=26534582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4240097A Pending JPH05208510A (ja) | 1991-10-24 | 1992-08-18 | 熱転写式記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5274544A (ja) |
| JP (1) | JPH05208510A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3816550B2 (ja) * | 1994-11-07 | 2006-08-30 | キヤノンファインテック株式会社 | プリント媒体搬送装置およびラベルプリンタ |
| DE19711905A1 (de) * | 1996-03-21 | 1997-10-30 | Asahi Optical Co Ltd | Thermotransferdrucker |
| FR2766413B1 (fr) * | 1997-07-25 | 1999-10-15 | Sagem | Procede d'impression thermique par zones d'impression d'une image en couleur sur une feuille support d'impression et ruban d'impression pour la mise en oeuvre du procede |
| JP2004291450A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラープリンタ及びその記録材料搬送方法 |
| IL157981A (en) | 2003-09-17 | 2014-01-30 | Elcam Medical Agricultural Cooperative Ass Ltd | Auto-injector |
| GB201419465D0 (en) | 2014-10-31 | 2014-12-17 | Videojet Technologies Inc | Transfer printer and method |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58119895A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 多色記録装置 |
| JPH082653B2 (ja) * | 1986-07-02 | 1996-01-17 | 松下電器産業株式会社 | n倍モ−ドサ−マルプリンタ |
| JPH01297280A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-11-30 | Nec Corp | カラー熱転写記録装置 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4240097A patent/JPH05208510A/ja active Pending
- 1992-10-21 US US07/964,054 patent/US5274544A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5274544A (en) | 1993-12-28 |
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