JPH05208599A - 象嵌模様を有する装飾品の製造方法及び製造装置 - Google Patents
象嵌模様を有する装飾品の製造方法及び製造装置Info
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- JPH05208599A JPH05208599A JP4231192A JP4231192A JPH05208599A JP H05208599 A JPH05208599 A JP H05208599A JP 4231192 A JP4231192 A JP 4231192A JP 4231192 A JP4231192 A JP 4231192A JP H05208599 A JPH05208599 A JP H05208599A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
[目的] デザインの制約を受けることなく、象嵌状の
模様を型成形によって、装飾品本体に密着形成できるよ
うにする。 [構成] 一定の外形を有する装飾品の本体3の表裏両
面に互いに連続した構造の象嵌形成部1、2を凹状に形
成し、各形成部1、2に低融点の象嵌金属を充填して、
装飾品を製造する方法である。装飾品の本体3は、回転
可能な一対の成形型4、5の型窩6、7に納め、その本
体3の象嵌形成部1、2に通じた湯道8より、溶融金属
を遠心鋳造する。溶融金属の型窩6、7への移動によ
り、型窩内の空気は成形型4、5に形成された通路より
押し出される。
模様を型成形によって、装飾品本体に密着形成できるよ
うにする。 [構成] 一定の外形を有する装飾品の本体3の表裏両
面に互いに連続した構造の象嵌形成部1、2を凹状に形
成し、各形成部1、2に低融点の象嵌金属を充填して、
装飾品を製造する方法である。装飾品の本体3は、回転
可能な一対の成形型4、5の型窩6、7に納め、その本
体3の象嵌形成部1、2に通じた湯道8より、溶融金属
を遠心鋳造する。溶融金属の型窩6、7への移動によ
り、型窩内の空気は成形型4、5に形成された通路より
押し出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は従来、象嵌技術によって
形成されたような模様を有する装飾品の製造方法及び製
造装置に関するものである。
形成されたような模様を有する装飾品の製造方法及び製
造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装飾品は、一定の外形に形成し
た本体に模様を刻み、金属を嵌め込む所謂象嵌手法によ
って形成されて来た。そのため熟練によって出来、不出
来の左右される割合が非常に高く、溝から象嵌金属が突
出したり、溝と金属間に接着剤がはみ出したりし易い問
題がある。
た本体に模様を刻み、金属を嵌め込む所謂象嵌手法によ
って形成されて来た。そのため熟練によって出来、不出
来の左右される割合が非常に高く、溝から象嵌金属が突
出したり、溝と金属間に接着剤がはみ出したりし易い問
題がある。
【0003】そこで本件発明者は樹脂等からなる本体を
成形型に納め、本体に予め形成した模様形成部の溝へ低
融点金属を流し込んで、インサート成形のように充填
し、象嵌模様と同様の模様を形成する技術を開発した。
この成形型によって金属を充填する場合、金属は模様形
成溝にのみ充填されるので、溝から突出したりするよう
な問題はない。
成形型に納め、本体に予め形成した模様形成部の溝へ低
融点金属を流し込んで、インサート成形のように充填
し、象嵌模様と同様の模様を形成する技術を開発した。
この成形型によって金属を充填する場合、金属は模様形
成溝にのみ充填されるので、溝から突出したりするよう
な問題はない。
【0004】しかし本体と金属との密着性がそれらの形
態や、材料相互の関係等によって左右される問題が見出
された。
態や、材料相互の関係等によって左右される問題が見出
された。
【0005】また、低融点とはいっても溶融金属が充填
されるため、複数の模様形成部へ湯を導くのが難しく、
模様によっては本体を変色させたり、本体が熱によって
部分的に溶けたりする問題のあることも指摘された。
されるため、複数の模様形成部へ湯を導くのが難しく、
模様によっては本体を変色させたり、本体が熱によって
部分的に溶けたりする問題のあることも指摘された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところは、装飾品本
体の模様の如向に拘らず、溶融金属が本体に悪影響を与
えることなく一体に付着し、象嵌技術によって形成され
たのと同様な模様を有する装飾品が製造できるようにす
ることにある。
みなされたもので、その課題とするところは、装飾品本
体の模様の如向に拘らず、溶融金属が本体に悪影響を与
えることなく一体に付着し、象嵌技術によって形成され
たのと同様な模様を有する装飾品が製造できるようにす
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、前記象嵌金属の充填にあたって、回転可能
な、一対の成形型の合せ面に設けた一定の型形状を有す
る型窩内に装飾品の本体を納め、回転の中心方向から溶
融させた象嵌金属を型窩内の象嵌形成部に通じた湯道よ
り遠心鋳造すると同時に、前記金属の型窩への移動によ
り型窩内の空気を型外へ押し出すようにする。
本発明は、前記象嵌金属の充填にあたって、回転可能
な、一対の成形型の合せ面に設けた一定の型形状を有す
る型窩内に装飾品の本体を納め、回転の中心方向から溶
融させた象嵌金属を型窩内の象嵌形成部に通じた湯道よ
り遠心鋳造すると同時に、前記金属の型窩への移動によ
り型窩内の空気を型外へ押し出すようにする。
【0008】また前記方法を実施するには、一定の外形
を有し、その表裏両面に象嵌形成部1、2が設けられ、
かつ各象嵌形成部が連絡した構造を有する装飾品の本体
3の象嵌形成部に低融点の象嵌金属を充填し、装飾品を
製造する装置について、回転可能な合せ型からなる一対
の成形型4、5を備え、その合せ面に前記本体3が納ま
る一定の型形状を有する型窩6、7を形成し、成形型の
回転の中心部から型窩内に納められた本体の象嵌形成部
へ向う湯道8と、溶融させた象嵌金属の流入により象嵌
形成部内から押し出される空気を成形型外へ抜くための
空気抜き路9とを一対の成形型4、5の一方又は双方に
形成した装置を用いる。
を有し、その表裏両面に象嵌形成部1、2が設けられ、
かつ各象嵌形成部が連絡した構造を有する装飾品の本体
3の象嵌形成部に低融点の象嵌金属を充填し、装飾品を
製造する装置について、回転可能な合せ型からなる一対
の成形型4、5を備え、その合せ面に前記本体3が納ま
る一定の型形状を有する型窩6、7を形成し、成形型の
回転の中心部から型窩内に納められた本体の象嵌形成部
へ向う湯道8と、溶融させた象嵌金属の流入により象嵌
形成部内から押し出される空気を成形型外へ抜くための
空気抜き路9とを一対の成形型4、5の一方又は双方に
形成した装置を用いる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して説明する。図1、図2、
図4に本発明に係る装置が示されており、図2の成形型
で製造する装飾品12は図5に示されるような形態のも
ので、表面に、象嵌されたような模様13を有する。
図4に本発明に係る装置が示されており、図2の成形型
で製造する装飾品12は図5に示されるような形態のも
ので、表面に、象嵌されたような模様13を有する。
【0010】装飾品12の本体3は、例示の場合には、
表面側が膨らんだ平凸レンズ状の外形を有し、その表面
側に網目状模様からなる象嵌形成部1が溝状に形成さ
れ、裏面側には、この装飾品12を取り付けるための取
付基部などになる象嵌形成部2が凹状に形成されてお
り、両象嵌形成部1、2は連絡部14で重なっている。
表面側が膨らんだ平凸レンズ状の外形を有し、その表面
側に網目状模様からなる象嵌形成部1が溝状に形成さ
れ、裏面側には、この装飾品12を取り付けるための取
付基部などになる象嵌形成部2が凹状に形成されてお
り、両象嵌形成部1、2は連絡部14で重なっている。
【0011】このような本体3を合成樹脂で形成する場
合、使用される合成樹脂材料としては、メタクリル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ユリア樹脂が好ましい
が、メラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リアセタール樹脂等も利用できる。上記材料12には1
20℃以上の耐熱性を有する事が求められる。
合、使用される合成樹脂材料としては、メタクリル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ユリア樹脂が好ましい
が、メラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リアセタール樹脂等も利用できる。上記材料12には1
20℃以上の耐熱性を有する事が求められる。
【0012】前記本体3として利用可能な他の材料とし
ては黒檀などの木材、陶磁器、金属なども含まれる。し
かし、比較的廉価な装飾品に象嵌模様を具備させるとと
もに、量産可能とする目的をもって本発明を実施すると
きは前述の樹脂を利用するのが良い。
ては黒檀などの木材、陶磁器、金属なども含まれる。し
かし、比較的廉価な装飾品に象嵌模様を具備させるとと
もに、量産可能とする目的をもって本発明を実施すると
きは前述の樹脂を利用するのが良い。
【0013】それらの材料からなる本体3は予め一定の
外形に形成され、かつその表裏両面に所要の象嵌形成部
1、2を設けて次に述べる成形型にセットされる。
外形に形成され、かつその表裏両面に所要の象嵌形成部
1、2を設けて次に述べる成形型にセットされる。
【0014】回転可能な合せ型からなる一対の成形型
4、5は、合せ面が平面からなる円盤状を有し(図1参
照)、裏側象嵌模様部2を有する成形型5を下に、表側
象嵌模様部1を有する成形型4を上に配置されるもの
で、中心部に注湯口11が形成されている。
4、5は、合せ面が平面からなる円盤状を有し(図1参
照)、裏側象嵌模様部2を有する成形型5を下に、表側
象嵌模様部1を有する成形型4を上に配置されるもの
で、中心部に注湯口11が形成されている。
【0015】中心の注湯口11からは、放射状に、ほぼ
等角度間隔で多数の湯道8が形成されており、各湯道8
の先端に前記装飾具本体3を納めることができる型窩
6、7が夫々形成されている。
等角度間隔で多数の湯道8が形成されており、各湯道8
の先端に前記装飾具本体3を納めることができる型窩
6、7が夫々形成されている。
【0016】これらの型窩6、7の形態は、図2
(a)、(b)と図5を見比べることにより理解される
ように、表象嵌形成部1を形成する前の一定の外形を有
する表側型窩6と、裏側象嵌形成部2を形成する為の凹
型部10とを有する。
(a)、(b)と図5を見比べることにより理解される
ように、表象嵌形成部1を形成する前の一定の外形を有
する表側型窩6と、裏側象嵌形成部2を形成する為の凹
型部10とを有する。
【0017】例示の表側型窩6は、図2(a)に示す通
り、装飾品12の表面に合致する凸レンズ型に形成さ
れ、中心から表形成部へ向ってのびた湯道8の先端8a
が達している。さらに表側型窩6の周縁には空気抜き路
9が、表側模様の形成部1と合致するように形成されて
おり、その空気抜き路9の外端部は成形型の外部に出て
いる。
り、装飾品12の表面に合致する凸レンズ型に形成さ
れ、中心から表形成部へ向ってのびた湯道8の先端8a
が達している。さらに表側型窩6の周縁には空気抜き路
9が、表側模様の形成部1と合致するように形成されて
おり、その空気抜き路9の外端部は成形型の外部に出て
いる。
【0018】9aは空気抜き路9の主道、9bはそれに
続く枝道を示す。枝道9bの先端は前述の通り表側模様
の形成部1につながっている(図2(a)に鎖線で示さ
れている)。
続く枝道を示す。枝道9bの先端は前述の通り表側模様
の形成部1につながっている(図2(a)に鎖線で示さ
れている)。
【0019】例示の裏側型窩7は、図2(b)に示す通
り平底凹部にさらに前述の凹型部10を形成したもの
で、湯道8の先端8bは凹型部10にまでのびている。
15は湯道段部を示す。この型窩7にも空気抜き路9が
形成される。
り平底凹部にさらに前述の凹型部10を形成したもの
で、湯道8の先端8bは凹型部10にまでのびている。
15は湯道段部を示す。この型窩7にも空気抜き路9が
形成される。
【0020】各型窩6、7の位置合わせのための嵌合凹
凸16、17が一対の成形型4、5の型成形面に夫々設
けられている。例示の成形型は、耐熱性を有する硬質の
ゴムによって形成されている。この目的に適したゴム材
料は容易に入手でき、ゴムで形成されているため、湯道
8や空気抜き路9の設定、殊に空気抜き路9を象嵌形成
部1、2に合わせて刻設するのが容易になり、また型閉
じも確実に行なえるようになる。
凸16、17が一対の成形型4、5の型成形面に夫々設
けられている。例示の成形型は、耐熱性を有する硬質の
ゴムによって形成されている。この目的に適したゴム材
料は容易に入手でき、ゴムで形成されているため、湯道
8や空気抜き路9の設定、殊に空気抜き路9を象嵌形成
部1、2に合わせて刻設するのが容易になり、また型閉
じも確実に行なえるようになる。
【0021】製造方法 セット工程 一定の外形を有する本体3(図3(a))に、象嵌形成
部1、2を形成(図3(b))したものを成形型の下側
成形型5の型窩7内に納める。このとき、納められた本
体3の裏側象嵌形成部2と湯道8先端及び空気抜き路9
の位置とが合致するようにする。
部1、2を形成(図3(b))したものを成形型の下側
成形型5の型窩7内に納める。このとき、納められた本
体3の裏側象嵌形成部2と湯道8先端及び空気抜き路9
の位置とが合致するようにする。
【0022】型閉じ工程 次いで、下側成形型5と位置合わせした上側成形型4を
その上に重ねて型を閉じる(図4)。このとき上側成形
型4の湯道8と空気抜き路9とは共に表側象嵌形成部1
と正確に合致する。
その上に重ねて型を閉じる(図4)。このとき上側成形
型4の湯道8と空気抜き路9とは共に表側象嵌形成部1
と正確に合致する。
【0023】鋳造工程 型閉じされた一対の成形型4、5からなる成形型を遠心
鋳造機にかけ、注湯口11から低融点の象嵌金属を型窩
6、7に向けて充填する。回転する遠心力によって溶融
金属は湯道を半径方向外方へ進み、上側成形型4の表側
象嵌形成部1、下側成形型5の裏側象嵌形成部2を満た
す。
鋳造機にかけ、注湯口11から低融点の象嵌金属を型窩
6、7に向けて充填する。回転する遠心力によって溶融
金属は湯道を半径方向外方へ進み、上側成形型4の表側
象嵌形成部1、下側成形型5の裏側象嵌形成部2を満た
す。
【0024】このとき両象嵌形成部1、2の空気は、空
気抜き路9より形成型外へ移動し、象嵌金属が両象嵌形
成部1、2を満たすと同時にそれらから完全に押し出さ
れる。故に象嵌状の模様部13や溝内に気泡の残存する
ことがない。
気抜き路9より形成型外へ移動し、象嵌金属が両象嵌形
成部1、2を満たすと同時にそれらから完全に押し出さ
れる。故に象嵌状の模様部13や溝内に気泡の残存する
ことがない。
【0025】型開き工程 成形型を開いて装飾品12を取り出す。装飾品12に
は、湯道8との接続部に若干の鋳ばりが残るのでこれを
切除整形し、必要よっては装飾品12にめっき加工をお
こなうことができる。
は、湯道8との接続部に若干の鋳ばりが残るのでこれを
切除整形し、必要よっては装飾品12にめっき加工をお
こなうことができる。
【0026】めっき工程 本発明の装飾品12の模様部13は全体が連絡一体化し
ているので、めっきを事後加工する場合、めっき用電極
を接続するのは1箇所で済む。従来の象嵌、或いは象嵌
に類似した模様を有する装飾品では、各部の金属がつな
がっておらず独立していたため電極を多数接続しなけら
ばならないが本発明による装飾品12の全模様部13は
互いに連絡しているのでその必要がない。
ているので、めっきを事後加工する場合、めっき用電極
を接続するのは1箇所で済む。従来の象嵌、或いは象嵌
に類似した模様を有する装飾品では、各部の金属がつな
がっておらず独立していたため電極を多数接続しなけら
ばならないが本発明による装飾品12の全模様部13は
互いに連絡しているのでその必要がない。
【0027】本発明に係る装飾品12に使用する象嵌金
属としてはSn(錫)、Pb(鉛)を主体とした低融点
合金、或いはこれにSb(アンチモン)を含めた3元合
金などが使用できる。前記めっきのつき回りを良好にす
るにはSnの割合を増せば良いが湯の流れが悪くなり、
逆に湯の流れを良好にするためPbの割合を増すとめっ
き品質が低下する。このためSn:Pbは30:70乃
至90:10の範囲で適宜調節することができる。
属としてはSn(錫)、Pb(鉛)を主体とした低融点
合金、或いはこれにSb(アンチモン)を含めた3元合
金などが使用できる。前記めっきのつき回りを良好にす
るにはSnの割合を増せば良いが湯の流れが悪くなり、
逆に湯の流れを良好にするためPbの割合を増すとめっ
き品質が低下する。このためSn:Pbは30:70乃
至90:10の範囲で適宜調節することができる。
【0028】装飾品の構造 本発明により製造される装飾品12は、図5に示される
ように本体全面に形成されている模様形成部1、2に金
属が充填され、一体に固着するが、図6に示されるよう
に本体3の周縁に縁枠状の模様14を持つもの及び本体
3の中に独立した模様15を持つものも容易に製造する
ことができる。図6に示された装飾品12は、縁枠状模
様14を型窩6、7の周縁にて型成形し、かつ独立模様
15に裏面側で連絡した構造を持つように設計すれば良
い(図7)。
ように本体全面に形成されている模様形成部1、2に金
属が充填され、一体に固着するが、図6に示されるよう
に本体3の周縁に縁枠状の模様14を持つもの及び本体
3の中に独立した模様15を持つものも容易に製造する
ことができる。図6に示された装飾品12は、縁枠状模
様14を型窩6、7の周縁にて型成形し、かつ独立模様
15に裏面側で連絡した構造を持つように設計すれば良
い(図7)。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、本体3に形成させた象嵌模様が本体
に一体に付着しているので剥落するようなおそれがな
く、しかも象嵌金属の流れが良好なため本体3を過熱、
変質させることもないから、象嵌模様を有する装飾品が
その模様の如何に拘らず容易に製造できる効果を奏す
る。また本発明に係る装飾品の象嵌部分はすべてつなが
っているので、めっきが容易であり、製造工程を短縮
し、品質を高めることができる効果がある。
るものであるから、本体3に形成させた象嵌模様が本体
に一体に付着しているので剥落するようなおそれがな
く、しかも象嵌金属の流れが良好なため本体3を過熱、
変質させることもないから、象嵌模様を有する装飾品が
その模様の如何に拘らず容易に製造できる効果を奏す
る。また本発明に係る装飾品の象嵌部分はすべてつなが
っているので、めっきが容易であり、製造工程を短縮
し、品質を高めることができる効果がある。
【図1】一方の成形型の部分平面図。
【図2】(a)一方の型窩の平面図。 (b)他の一方の型窩の平面図。
【図3】(a)本体原型の断面図。 (b)本体に象嵌形成部を設けた断面図。 (c)装飾品の断面図。
【図4】成形型に本体を納めた状態の断面図。
【図5】装飾品の1例の斜視図。
【図6】装飾品の他の例の平面図。
【図7】図6のVII−VII線断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 一定の外形を有し、その表裏両面に凹状
の象嵌形成部が設けられ、かつ各象嵌形成部が連絡した
構造を有する装飾品の本体の前記象嵌形成部に低融点の
象嵌金属を充填し、装飾品を製造する方法であって、回
転可能な、一対の成形型の合せ面に設けた一定の型形状
を有する型窩内に装飾品の本体を納め、回転の中心方向
から溶融させた象嵌金属を型窩内の象嵌形成部に通じた
湯道より遠心鋳造すると同時に、前記金属の型窩への移
動により型窩内の空気を型外へ押し出すことを特徴とす
る象嵌模様を有する装飾品の製造方法。 - 【請求項2】 象嵌形成部に充填された象嵌金属に1個
の電極を接続し、全体のめっきを行なう請求項第1項記
載の象嵌模様を有する装飾品の製造方法。 - 【請求項3】 一定の外形を有し、その表裏両面に凹状
の象嵌形成部1、2が設けられ、かつ各象嵌形成部が連
絡した構造を有する装飾品の本体3の前記象嵌形成部に
低融点の象嵌金属を充填し、装飾品を製造する装置であ
って、回転可能な合せ型からなる一対の成形型4、5を
備え、その合せ面に前記本体3が納まる一定の型形状を
有する型窩6、7を形成し、成形型の回転の中心部から
型窩内に納められた本体の象嵌形成部へ向う湯道8と、
溶融させた象嵌金属の流入により象嵌形成部内から押し
出される空気を成形型外へ抜くための空気抜き路9とを
一対の成形型4、5の一方又は双方に形成したことを特
徴とする象嵌模様を有する装飾品の製造装置。 - 【請求項4】 一対の成形型4、5の一方に本体3の裏
面側の象嵌形成部2と重なる凹型部10を設けた請求項
第3項記載の象嵌模様を有する装飾品の製造装置。 - 【請求項5】 象嵌金属は錫と鉛を主成分とする金属で
あり、一対の成形型4、5は耐熱性を有するゴムによっ
て形成されている請求項第3項記載の象嵌模様を有する
装飾品の製造装置。 - 【請求項6】 一対の成形型4、5は合せ面が平面から
なる円盤状であり、その中心部に注湯口11を形成し、
該注湯口11から放射状に多数の湯道8が外方へのびて
おり、各湯道8の先端に型窩6、7が形成された構成を
有する請求項第3項記載の象嵌模様を有する装飾品の製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231192A JPH0739237B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 象嵌模様を有する装飾品の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4231192A JPH0739237B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 象嵌模様を有する装飾品の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208599A true JPH05208599A (ja) | 1993-08-20 |
| JPH0739237B2 JPH0739237B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=12632481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4231192A Expired - Lifetime JPH0739237B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 象嵌模様を有する装飾品の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739237B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006181576A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-13 | Tashiro Gokinsho:Kk | 金属製薄板材の製造方法、製造型及び金属製薄板装飾材 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4231192A patent/JPH0739237B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006181576A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-13 | Tashiro Gokinsho:Kk | 金属製薄板材の製造方法、製造型及び金属製薄板装飾材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739237B2 (ja) | 1995-05-01 |
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