JPH052085Y2 - - Google Patents

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JPH052085Y2
JPH052085Y2 JP14638989U JP14638989U JPH052085Y2 JP H052085 Y2 JPH052085 Y2 JP H052085Y2 JP 14638989 U JP14638989 U JP 14638989U JP 14638989 U JP14638989 U JP 14638989U JP H052085 Y2 JPH052085 Y2 JP H052085Y2
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temperature
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shoe
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、換気機能を有する靴に関し、気温が
高くなると靴内の換気を促進し、気温が低くなる
と換気を抑えて、温度変化に適応した換気を自動
的に選択できるものを提供する。
〈従来技術〉 靴、特に、通気性のよくない革靴や長靴などで
は、夏季や梅雨どきなどに、足むれがひどくなつ
て悪臭や水虫の原因となる。
そこで、靴内を換気して足むれを防止しようと
する強制換気靴の従来技術1としては、特開昭51
−70057号公報に示すように(第5図参照)、 長靴1の前側面55に沿わせてフイゴ室50を
設け、フイゴ室50の覆き口58寄りに逆止弁5
2を介して外気取り入れ口51を開け、フイゴ室
50の靴内室56に臨む爪先部寄り14に外気流
入口53を逆止弁54を介して開けることによ
り、 歩行に伴うフイゴ室50の膨張・収縮により、
自動的に靴内が強制換気されるように構成したも
のがある。
また、従来技術2としては、特開昭62−261301
号公報に示すように(第6図参照)、 長靴1の踵部2に、体重が作用すると収縮し、
踵部2が浮き上がると復元する空気タンク60を
設けて、上記従来技術1のフイゴ室50に代替さ
せたものがある。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来技術1及び2は、とも
に、常時、歩行に伴つて靴内を強制換気するの
で、冬季などの気温の低い場合にも、靴内に外気
が流入し、歩行者に寒気を感じさせ、靴の機能と
しては適切ではない。
本考案は、一年を通じて靴内を適正に換気し
て、快適な覆き心地を確保することを技術的課題
とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を達成するための手段を、実施例に対
応する図面を用いて以下に説明する。
即ち、本第1考案は、甲革1に中底2を介して
表底3を取り付けた靴4において、 表底3を通気性の材質で構成し、中底2の少な
くとも一部に複数の通気孔5を貫通した通気部6
を設け、通気部6とこれに面する表底3との間に
連通路8を設け、当該連通路8に感温作動部材1
0を介在させて、 (1) 雰囲気温度Tが感温作動部材10の設定温度
T0より低くなると、感温作動部材10が連通
路8を閉じて表底3を中底2の通気部6に不連
通にさせて、靴4内の換気を休止するととも
に、 (2) 雰囲気温度Tが感温作動部材10の設定温度
T0以上に高くなると、感温作動部材10が動
作して連通路8を開き、表底3を中底2の通気
部6に連通させて、靴4内を換気するように構
成したことを特徴とする温度変化適応機能付き
換気靴である。
また、第2考案は、上記第1考案において、表
底3の上面7と中底2との非固着部12に感温作
動部材10を嵌挿配置し、非固着部12を中底2
の通気部6に臨ませ、当該感温作動部材10が板
状の形状記憶素材から成る形状記憶部材であつ
て、 (a) 雰囲気温度Tが形状記憶部材10の設定温度
T0より低くなると、体重の作用で形状記憶部
材10が平板状に変形して下部の表底3と上部
の中底2に密着し、通気部6と表底3との連通
を断つて、靴4内の換気を休止するとともに、 (b) 雰囲気温度Tが形状記憶部材10の設定温度
T0以上に高くなると、形状記憶部材10が波
板状の形状記憶姿勢に動作し、当該部材10と
上記非固着部12との間隙の波状通気路13が
前記連通路8になつて、当該波状通気路13を
介して表底3が中底2の通気部6に連通し、靴
4内を換気するように構成したことを特徴とす
るものである。
上記靴4は、短靴、長靴などの靴の形態や、靴
の製造形態を問わない。
上記感温作動部材10は、 Ni−Ti合金、Cu−Zu−Al合金などの形状記
憶合金、 ポリノルボルネン、ポリウレタン、トランス
ポリイソプレンなどの形状記憶樹脂、或は、 バイメタルなどで構成される。
但し、第2考案では、上記或はの形状記憶
素材に限定される。
上記非固着部12とは、非接着部或は非縫着部
などをいう。
〈作用〉 (1) 第1考案においては、中底2の通気部6と表
底3との間に連通路8を設け、当該連通路8に
感温作動部材10を介在させるので、換気靴4
は温度変化に対応して下記のように作用する。
気温が低い冬季などでは、雰囲気温度Tが
感温作動部材10の設定温度T0より低くな
り、感温作動部材10が連通路8を閉じて、
表底3と中底2の通気部6との連通を断ち、
靴4内の換気を休止する。
即ち、足むれの起こりにくい季節には、靴
4内の換気を自動的に休止して、歩行者に寒
気を与えることを回避する。
気温のかなり高い夏季などでは、雰囲気温
度Tが感温作動部材10の設定温度T0以上
になり、感温作動部材10が動作して連通路
8を開き、外気が表底3→中底2の通気部6
を通つて、靴4内に流入し、靴4を換気す
る。
即ち、気温が高く足むれの起こる季節に
は、靴4内と外部を連通して、靴4の換気を
促進するので、悪臭や水虫を有効に防止でき
る。
(2) 第2考案においては、感温作動部材10とし
て形状記憶部材を用いて、設定温度T0での動
作変形力を大きくできるので、連通路8の通気
性能が確実に保持されるとともに、換気の応答
感度が向上する。
〈考案の効果〉 (1) 第1考案においては、 足むれの起こる比較的暑い季節、 足むれの起こりにくい寒い季節、 の気温の変化に対応させて、自然換気と、換気
休止との二つの態様に靴内の換気方式を自動的に
切り換えられるので、一年を通じて、歩行者に寒
気を与えることなく、靴内を適正に換気して、悪
臭や水虫を円滑に防止し、快適な覆き心地を確保
できる。
(2) 第2考案においては、連通路の通気性能を確
保するうえ、設定温度での応答感度を高めるの
で、靴の換気の温度適応機能をより向上でき
る。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて述べ
る。
第1図は第1実施例を示す温度変化適用機能付
き換気短靴の概略縦断斜視図、第2図は同換気靴
の概略平面図、第3図A,Bは同換気靴の原理説
明図であつて、換気短靴4は外側に釣り込んだ甲
革1と中底2に表底3を貼り合わせたのち、甲革
1・中底2・表底3を一緒に縫着して構成され
る。
但し、甲革1には裏革を貼つても良いし、ま
た、表底3を甲革1に縫着する代わりに、甲革1
に中底2を縫着したのち、インジエクシヨン式或
はバルカナイズ式製法により表底3の底付けをし
ても差し支えない。
上記表底3を連続気泡の発泡ポリウレタン樹脂
で構成して通気性を持たせるとともに、第2図に
示すように、中底2の爪先寄り部14及び踵部1
5に複数の通気孔5を貫通した通気部6を形成す
る。
この場合、上述のように、表底3の上面7と中
底2は、上記通気部6に面する部位を除いて固着
(即ち、接着或は縫着)される。
また、表底3の上面7の一部に浅い凹部11を
凹設し、当該凹部11に感温作動部材10を配置
し、中底2の通気部6に臨ませるとともに、感温
作動部材10を平面視で楕円形或は円形の板状に
形成する。
当該感温作動部材10は、Ni−Ti系の形状記
憶合金から成る形状記憶部材であつて、合金組成
或は熱処理の調整で設定温度(即ち、動作温度或
は変態温度)T0を10℃に設定する。
因みに、上記形状記憶部材10は、 雰囲気温度Tが設定温度T0より低くなると、
体重の作用で平板状に付勢され、上部の中底2
に密着する、 雰囲気温度Tが設定温度T0以上に高くなる
と、中底2の通気部6と表底1の凹部11との
間の非固着部12内で波板状の形状記憶姿勢に
復起動作し、当該部材10の波溝に沿う波状通
気路13に表底1から通気部6に抜ける連通路
8が形成される。
そこで、第3図A,Bに基づいて上記換気靴4
の機能を説明する。
(1) 雰囲気温度Tが形状記憶部材10の設定温度
T0より低い、かなり寒い季節になると、第3
図Bに示すように、 形状記憶部材10が歩行者の体重により平板
状に付勢されて、下部の表底3と上部の中底2
との両者に密着し、通気部6と表底3との連通
を断つて、靴4内の換気を休止する。
このため、外気が靴4内に流入することはな
く、歩行者が換気を感じることはない。
(2) 雰囲気温度Tが形状記憶部材10の設定温度
T0以上に高い、比較的暖かい季節になると、
第3図Aに示すように、 形状記憶部材10が波板状の形状記憶姿勢に
復帰起動作し、当該部材10の波状通気路13
を介して表底3が中底2の通気部6に連通し、
外気が表底3の連続気泡通気孔→凹部11の底
面或は側面→波状通気路13(連通路8)→中
底2の通気部5を経て靴4の内部流入して、靴
内室22を換気する。
このため、気温が上がるにつれて促進される
足むれを、外部換気により有効に防止して、悪
臭や水虫の発生を適正に抑えられる。
一方、第4図A,Bは、本考案の第2実施例を
示し、表底3に比較的深い凹部16を設け、この
凹部16に円筒状の通気筒17を内嵌して中底2
の通気部5に臨ませるとともに、通気筒17に上
下両面が拡開し中央部が絞られた連通路8を貫設
し、連通路8内の絞り部18に形状記憶部材10
を開閉可能に配置する。
上記形状記憶部材10は、屈曲状の弁体に形成
されて、 (a) 雰囲気温度Tが設定温度T0(=10℃)より低
いと、第4図Bに示すように、圧縮型のバイア
スバネ20で連通路8を閉弁するように付勢さ
れ、 (b) 雰囲気温度Tが設定温度T0より高くなると、
第4図Aに示すように、バイアスバネ20の弾
性力に抗して動作し、連通路8を開弁するよう
に構成される。
尚、当該形状記憶部材10の先端にはゴム体1
9を付設し、ゴム製の弁座21に密着し易いよう
に構成する。
本第2実施例では、気温の低い場合には、連通
路8を閉じて換気を休止し、寒気の流入を防止す
るとともに、 ある程度気温が高くて足むれが起こり易い場合
にだけ、連通路8を開いて靴内室22を換気する
ことができるので、一年を通じて快適な覆き心地
が得られる。
尚、本考案は、温度変化に適応して換気態様を
変化させられる換気靴を特徴とするので、前述し
たように、靴の製法は問わないし、また、靴の形
態においても、上記実施例のような短靴に限ら
ず、水を通さず通気性も悪いために足むれを促進
してしまう長靴などにはより好適である。
また、感温作動部材10を形状記憶合金で形成
すると、動作変形力が大きく、応答感度が高くな
るが、 コストが安く、成形が容易で、変形率の大き
い形状記憶樹脂を使用しても良く、また、 一般的なバイメタルを初め、他の感温作動部
材を用いても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は第1実施例を示す温度変化適用機能付き換気
短靴の概略縦断斜視図、第2図は同換気靴の概略
平面図、第3図は同換気靴の原理説明図であつ
て、第3図Aは換気状態の説明図、第3図Bは換
気休止状態の説明図、第4図は第2実施例を示
し、第4図Aは第3図A相当図、第4図Bは第3
図B相当図、第5図は従来技術1を示す換気靴の
縦断面図、第6図は従来技術2を示す第5図相当
図である。 1……甲革、2……中底、3……表底、4……
靴、5……通気孔、6……通気部、8……連通
路、10……感温作動部材、12……非固着部、
13……波状通気路、T0……10の設定温度、
T……雰囲気温度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 甲革1に中底2を介して表底3を取り付けた
    靴4において、 表底3を通気性の材質で構成し、中底2の少
    なくとも一部に複数の通気孔5を貫通した通気
    部6を設け、通気部6とこれに面する表底3と
    の間に連通路8を設け、当該連通路8に感温作
    動部材10を介在させて、 雰囲気温度Tが感温作動部材10の設定温度
    T0より低くなると、感温作動部材10が連通
    路8を閉じて表底3を中底2の通気部6に不連
    通にさせて、靴4内の換気を休止するととも
    に、 雰囲気温度Tが感温作動部材10の設定温度
    T0以上に高くなると、感温作動部材10が動
    作して連通路8を開き、表底3を中底2の通気
    部6に連通させて、靴4内を換気するように構
    成したことを特徴とする温度変化適応機能付き
    換気靴。 2 表底3の上面7と中底2との非固着部12に
    感温作動部材10を嵌挿配置し、非固着部12
    を中底2の通気部6に臨ませ、当該感温作動部
    材10が板状の形状記憶素材から成る形状記憶
    部材であつて、 雰囲気温度Tが形状記憶部材10の設定温度
    T0より低くなると、体重の作用で形状記憶部
    材10が平板状に変形して下部の表底3と上部
    の中底2に密着し、通気部6と表底3との連通
    を断つて、靴4内の換気を休止するとともに、 雰囲気温度Tが形状記憶部材10の設定温度
    T0以上に高くなると、形状記憶部材10が波
    板状の形状記憶姿勢に動作し、当該部材10と
    上記非固着部12との間〓の波状通気路13が
    前記連通路8になつて、当該波状通気路13を
    介して表底3が中底2の通気部6に連通し、靴
    4内を換気するように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の温度変化適応機能付き換気
    靴。
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