JPH0520870Y2 - - Google Patents

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JPH0520870Y2
JPH0520870Y2 JP20328486U JP20328486U JPH0520870Y2 JP H0520870 Y2 JPH0520870 Y2 JP H0520870Y2 JP 20328486 U JP20328486 U JP 20328486U JP 20328486 U JP20328486 U JP 20328486U JP H0520870 Y2 JPH0520870 Y2 JP H0520870Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば引戸やドアの框内に組込ま
れる装飾用額縁の竪部材と横部材とを接合する際
に利用される竪横部材の接合構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、上記したような竪横部材の接合構造とし
ては、例えば第6図に示すようなものがある。
すなわち、第6図に示す竪横部材の接合構造
は、平板状の本体101と、この本体101より
左右略45°角度方向へ延設した取付係合片102,
102とを有するコーナ部材100の前記取付係
合片102,102を、中空部103を有する竪
部材104および横部材105の略45°に角度切
りされた傾斜端部104aおよび105aから前
記中空部103,103内に各々嵌入し、当該取
付係合片102,102に夫々突設した係合突片
102a,102aと、前記竪横両部材に夫々貫
設した係合孔104b,105bとを係合させる
ことにより前記竪部材104および横部材105
の傾斜端部104aおよび105aを前記コーナ
部材100の本体101を介して突き合わせ接合
するものである。この際、前記コーナ部材100
に前記取付係合片102,102と平行に形成し
た嵌着部106,106が、前記竪横両部材10
4,105に設けた嵌着溝104c,105cに
嵌着することにより、前記竪横両部材104,1
05の見込み方向のずれを防止していると共に、
コーナ部材100の本体101における端縁に備
えた肉厚部101aによつて、前記傾斜端部10
4a,105aの突き合わせ部から光が漏れるの
を防止している。
なお、上記した竪横部材の接合構造は、実公昭
59−11181号公報に記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記したような従来の竪横部材の接
合構造にあつては、先述したように、コーナ部材
100の前記取付係合片102,102を竪横両
部材104,105の各中空部103,103に
嵌入する場合、一方の取付係合片102を竪部材
104(あるいは横部材105)の中空部103
に嵌入した後、他方の取付係合片102を横部材
105(あるいは竪部材104)に嵌入しなけれ
ばならない。すなわち、双方の部材104,10
5の各中空部103,103に対して、コーナ部
材100の取付係合片102,102を同時に嵌
入することができないため、その分、作業時間を
多く必要することになつて作業性が悪いという問
題点を有していた。
また、上記した従来の竪横部材の接合構造で
は、前記竪横両部材104,105の傾斜端部1
04a,105aと、コーナ部材100の本体1
01との間に隙間が生じた場合に、この隙間を隠
蔽して当該隙間から光が漏れるのを防止する手段
として、前記コーナ部材100における本体10
1の端縁に厚肉部101aを備えていたため、こ
の厚肉部101aが見付面に露出することとなつ
て意匠性を損なうという問題点を有していた。
(考案の目的) この考案は、以上のような問題点に着目してな
されたものであり、竪横部材の接合作業を容易か
つ迅速に行えるようにして作業性を向上させると
共に、竪横両部材を突き合わせ側に引き寄せてこ
れらの傾斜端部同士を圧接させるとことが可能と
なつて、両傾斜端部間における隙間の発生をほと
んど防止することができるうえ、前記両傾斜端部
間に若干の隙間が生じた場合でも、意匠性を何ら
損なうことなく隙間から光が漏れるのを防止する
ことが可能となる竪横部材の接合構造を提供する
ことを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、竪部材および横部材の角度切りさ
れた傾斜端部同士を突き合わせて接合する竪横部
材の接合構造において、前記竪部材および横部材
に外周溝をそれぞれ形成し、当該各外周溝の傾斜
端部における溝底面に係止孔を設けると共に、当
該各外周溝の端縁に外周溝の長手方向に沿う光漏
れ防止部挿入用スリツトを設け、前記係止孔に、
略L字形に形成したコーナ金具の一方の片および
他方の片から夫々内周方向へ延出して形成しかつ
部材引き寄せ部を有した係止突部を係合させると
共に、前記光漏れ防止部挿入用スリツトに、当該
コーナ金具のコーナ部から内周方向に延出して設
けられ前記傾斜端部同士の突き合わせ線上に位置
して見込み方向の光を遮断する光遮断面を有する
光漏れ防止部を挿入し、さらに、当該コーナ金具
の少なくとも一方の片より見込み方向に延出して
前記外周溝の幅寸法とした見込み方向ずれ防止部
を、前記竪横両部材の外周溝に嵌合させて、当該
コーナ金具を前記竪横両部材の外周側から前記外
周溝の溝内に装着することにより前記竪部材と横
部材とを接合することを特徴としている。
(実施例 1) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図はこの考案の第1実施例による
竪横部材の接合構造を示すものであり、この実施
例では、この考案をドアの框内に組込まれる装飾
用額縁に採用した場合を例に挙げて説明する。
すなわち、第4図に示すように、装飾用額縁1
は、一対の額縁用竪部材(第4図では一方の額縁
用竪部材のみを示す。)2と、一対の額縁用横部
材3,3とで方形体を構成し、その内部にパツキ
ング4を介してガラス板5を嵌め込んだものであ
る。
前記額縁用横部材3は、アルミニウムなどの竪
合金あるいは硬質の合成樹脂を押出成形した中空
状の形材よりなるものであつて、その断面は左右
対称な形状をなしている。そして、この額縁用横
部材3は、その長手方向に沿つて夫々形成した外
周溝6と、内周側に開口するパツキング装着溝7
とを有している。また、当該額縁用横部材3は、
第3図aに示すように、略45°方向に角度切りし
た傾斜端部8,8を有しており、第3図bに示す
ように、これらの傾斜端部8,8における外周溝
6の端縁6a,6aおよび当該傾斜端部8,8に
おける前記外周溝6の溝底面6b中央には、この
外周溝6の長手方向に沿うスリツト(光漏れ防止
部挿入用スリツト)9,9および係止孔としての
角孔(この場合、丸孔でも可)10,10がそれ
ぞれ形成してある。
また、説明が前後するが、前記額縁用竪部材2
は、前記額縁用横部材3と同一の形材よりなり、
この額縁用横部材3と同様に外周溝6と、パツキ
ング装着溝7とを有したものである。そして、当
該額縁用竪横部材2も、第1図および第2図に示
すように、略45°方向に角度切りした傾斜端部8
を有していると共に、この傾斜端部8における外
周溝6の端縁6aおよび溝底面6bには、前記額
縁用横部材3と同じようにしてスリツト9および
角孔10が設けてある。なお、第1図および第2
図では、一方の傾斜端部8側のみを示している。
さらに、上記した額縁用竪部材2および額縁用
横部材3は、第1図、第3図bおよび第4図に示
すように、各々の外周溝6,6に平行でかつ当該
外周溝6,6の溝底面6b,6bにおける中央よ
り第1図右側に位置する識別溝11,11を有し
ている。この識別溝11,11は、前記形材を額
縁用竪部材2および額縁用横部材3として切断加
工する以前に形成したものであり、前記額縁用竪
部材2および額縁用横部材3を後記のごとく接合
する際に、当該識別溝11,11をその接合部に
おいて連続させることにより、前記形材の断面す
なわち額縁用竪部材2および額縁用横部材3の断
面の左右位置を、前記形材の切断以前の状態に統
一させることができるようにしてある。つまり、
上記額縁用竪部材2および額縁用横部材3である
形材が、その押出成形時の金型の精度によつて正
確な左右対称形状の断面になつていない場合に、
前記額縁用竪部材2または額縁用横部材3の断面
の左右位置を逆にして接合してしまうことによる
接合部での段違いの発生を防止することができる
ようにしてある。
上記したような額縁用竪部材2と、額縁用横部
材3とで方形体を組み上げる場合、その方形体の
各隅部においては、当該額縁用竪部材2の傾斜端
部8と、額縁用横部材3の傾斜端部8とを、第1
図に示すように、前記額縁用竪部材2の識別溝1
1と、額縁用横部材3の識別溝11とが連続する
ようにして直角に突き合わせ、コーナ金具12に
よつて接合するようにしてある。
上記額縁用竪部材2と、額縁用横部材3との接
合構造を第2図を含めてさらに詳述すれば、前記
コーナ金具12は、第1図に示すように、略L字
形状をなすものであり、ステンレス鋼などの金属
よりなつている。そして、このコーナ金具12
は、前記額縁用竪部材2の傾斜端部8と、額縁用
横部材3の傾斜端部8との突き合わせ部において
連続する双方の外周溝6,6の溝底面6b,6b
に夫々当接する一方の片13および他方の片14
を有している。これらの一方の片13および他方
の片14の各先端部には、その片側の縁から内周
方向へ折り曲げ形成した係止突部15,15が
夫々設けてあり、当該係止突部15,15は、前
記一方の片13および他方の片14を前記外周溝
6,6の溝底面6b,6bに当接させた際に、前
記額縁用竪部材2および額縁用横部材3の各傾斜
端部8,8における外周溝6,6の溝底面6b,
6bに形成した角孔10,10と係合するように
したものである。この場合、当該係止突部15,
15における各コーナ金具12のコーナ部12a
側は、第1図の仮想線および第2図に示すよう
に、当該係止突部15,15の先端が夫々先細り
となるように勾配をもたせた部材引き寄せ部1
6,16としてあり、上記のように、両係止突部
15,15を、前記額縁用竪部材2および額縁用
横部材3の各角孔10,10に夫々係合させた際
には、前記部材引き寄せ部16,16が前記額縁
用竪部材2および額縁用横部材3を夫々コーナ金
具12のコーナ部12a側に引き寄せることとな
つて、突き合わせ状態にある傾斜端部8,8同士
を圧接させることができるようにしてある。
また、前記コーナ金具12は、そのコーナ部1
2aにおける他方の片14から前記係止突部1
5,15と同じ側の縁の見込み方向に延出する見
込み方向ずれ防止部17を有している。この見込
み方向ずれ防止部17は、前記他方の片14の幅
を含めて前記額縁用竪部材2および額縁用横部材
3に形成した外周溝6,6の幅寸法と同じ見込み
寸法になるようにしたものであり、その先端には
一方の片13と同一平面をなすように突部17a
が折り曲げ形成してある。そして、前記コーナ金
具12の両片13,14を、前記額縁用竪部材2
および額縁用横部材3の外周溝6,6の溝底面6
b,6bに当接させた際には、前記突部17aを
有する見込み方向ずれ防止部17が前記外周溝
6,6に隙間なくかつ両外周溝6,6にまたがつ
た状態で嵌合して、前記額縁用竪部材2および額
縁用横部材3の見込み方向への相互のずれを良好
に防止するようにしてある。
さらに、前記コーナ金具12は、そのコーナ部
12aに光漏れ防止部18を有している。この光
漏れ防止部18は、前記一方の片13の基端側に
おける前記係止突部15,15と同じ側の縁から
コーナ部12aの内側へ延出して形成したもので
あり、この光漏れ防止部18は、前述したよう
に、両片13,14を前記額縁用竪部材2および
額縁用横部材3の外周溝6,6の溝底面6b,6
bに当接させる場合に、両部材2,3の各傾斜端
部8,8における外周溝6,6の端縁6a,6a
に形成した前記スリツト9,9のうちのいずれか
一方のスリツト9(第1図では額縁用横部材3に
形成したスリツト9)に挿入され、第2図に示す
ように、前記傾斜端部8,8の突き合わせ線l上
に位置して、当該傾斜端部8,8同士の突き合わ
せ部に僅かに隙間に生じた場合であつたとして
も、当該光漏れ防止部18の光遮断面18aによ
つて前記隙間を通して差し込む見込み方向の光を
遮ることができるようにしてある。
そして、前記額縁用竪部材2の傾斜端部8と、
額縁用横部材3の傾斜端部8とを突き合わせた状
態で、上記したコーナ金具12の一方の片13お
よび他方の片14に設けた各係止突部15,15
を前記額縁用竪部材2および額縁用横部材3の各
角孔10,10に夫々挿入すると同時に、前記一
方の片13に形成した光漏れ防止部18を、額縁
用竪部材2および額縁用横部材3のいずれか一方
のスリツト9(第1図では額縁用横部材3のスリ
ツト9)に挿入して傾斜端部8,8の突き合わせ
線l上に位置させ、前記両片13,14が前記額
縁用竪部材2および額縁用横部材3の各傾斜端部
8,8における外周溝6,6の溝底面6b,6b
に夫々当接するまで当該コーナ金具12を押圧し
て、このコーナ金具12の見込み方向ずれ防止部
17を外周溝6,6にまたがつた状態で嵌合させ
ることにより、額縁用竪部材2と額縁用横部材3
との接合は完了する。つまり、額縁用竪部材2と
額縁用横部材3との接合は、前記コーナ金具12
を当該両部材2,3の外周側から装着することに
よつて行うこととなるため、前記両部材2,3を
容易かつ迅速に接合することができる。たま、こ
の場合、前記コーナ金具12の係止突部15,1
5は、前記額縁用竪部材2および額縁用横部材3
の角孔10,10と係合した状態となり、当該係
合突部15,15に備えた部材引き寄せ部16,
16が、夫々角孔10,10を介して額縁用竪部
材2および額縁用横部材3を前記コーナ金具12
のコーナ部12a側へ引き寄せると共に、見込み
方向ずれ防止部17が両部材2,3の外周溝6,
6に隙間なく嵌合して、額縁用竪部材2および額
縁用横部材3の見込み方向への相互のずれを防止
するため、前記傾斜端部8,8の突き合わせ部が
良好な圧接状態となつて意匠上不都合となるよう
な隙間が生じることはない。さらに、この突き合
わせ部に若干の隙間が生じるようなことがあつた
としても、コーナ金具12の光漏れ防止部18が
前記傾斜端部8,8の内部における突き合わせ線
l上に位置してその光遮断面18aがこの隙間か
ら入る見込み方向の光を遮るうえ、この光漏れ防
止部18が見付け面に露出することがないので意
匠性の低下を招くこともない。
なお、この実施例では、上記光漏れ防止部18
は、第2図に示すように、前記傾斜端部8,8の
内部における突き合わせ線l上の外周側にだけ位
置するようにしてあるが、これは、前記額縁用竪
部材2および額縁用横部材3を接合して装飾用額
縁1を組み立てる場合に、その各接合部の外周側
には若干の隙間が生じるのを許容しても、人目に
つきやすい接合部の内周側には全く隙間が発生し
ないように調整して前記額縁用竪部材2および額
縁用横部材3の各傾斜端部8,8を角度切りする
ためである。つまり、このように角度切りされた
傾斜端部8,8同士を突き合わせて額縁用竪部材
2と額縁用横部材3とを接合する場合に、その接
合部において隙間の生じる可能性がある箇所を外
周側に限定したからである。
そして、このような額縁用竪部材2と額縁用横
部材3との接合を、方形体の他の隅部においても
行うことにより、当該方形体の組み上けが完了す
る。
また、前記装飾用額縁1の組み立ては、第4図
に示すように、一対の額縁用竪部材2および一対
の額縁用横部材3,3のパツキング装着溝7にパ
ツキング4を夫々装着した状態で前記ガラス板5
の四辺にこれらの額縁用竪部材2および額縁用横
部材3を夫々配設して仮組みし、当該装飾用額縁
1の各隅部において、上述したようにコーナ金具
12を夫々外周側から装着して、額縁用竪部材2
の傾斜端部8と、額縁用横部材3の傾斜端部8と
を圧接させて接合することにより完了する。
上記のようにして組み立てられた装飾用額縁1
は、第4図に示すように、ドア上框20およびド
ア下框21に連結した下框補助材22に、当該ド
ア上框20および下框補助材22の長手方向に沿
つて夫々形成した框内側に開口する額縁取付け用
嵌合溝23および24に、前記額縁用横部材3,
3の各外周溝6,6を形成する突条6c,6cを
夫々嵌合すると共に、一対のドア竪框(図示せ
ず。)に当該ドア竪框の長手方向に沿つて形成し
框内側に開口する額縁取付け用嵌合溝に、前記額
縁用竪部材2の外周溝6を形成する突条6cを嵌
合することによつてドア框(ドア上框20、ドア
下框21およびドア竪框)内に組み込んである。
以上説明してきたように、上記第1実施例で
は、コーナ金具12の係止突部15,15と、額
縁用竪部材2および額縁用横部材3に夫々形成し
た角孔10,10とを額縁用竪部材2、額縁用横
部材3の各外周溝6,6における溝底面6b,6
bの中央において係合するようにしてあるため、
前記コーナ金具12の装着に際して、その向きは
限定されないという利点がある。
(実施例 2) 第5図はこの考案の第2実施例を示すものであ
り、この実施例においても第1実施例と同様に、
この考案をドアの框内に組み込まれる装飾用額縁
に採用した場合を例示する。
すなわち、第5図における符号31は、コーナ
金具であり、このコーナ金具31は、第1実施例
におけるコーナ金具12と同様に略L字形状をな
すものである。そして、このコーナ金具31が、
第1実施例のコーナ金具12と相異する点は、当
該コーナ金具31の一方の片32および他方の片
33の各先端側に見込み方向ずれ防止部34,3
4を夫々形成して、当該見込み方向ずれ防止部3
4,34の片側の縁に、内周方向に延出する係止
突部35,35を各々折り曲げ形成したことにあ
り、他の構成はコーナ金具12と同じである。
また、第5図における符号36は額縁用竪部
材、37は額縁用横部材であり、これらの額縁用
竪部材36および額縁用横部材37は、第1実施
例の額縁用竪部材2および額縁用横部材3と同じ
ように外周溝38,38を夫々有していると共
に、略45方向に角度切りされた傾斜端部39,3
9を夫々備えている。そして、このような額縁用
竪部材36および額縁用横部材37は、その各傾
斜端部39,39における外周溝38,38の溝
底面38a,38aのいずれかの溝壁(第5図で
は右側溝壁)40,40沿いに角孔(係止孔)4
1,41を有しており、他の構成は第1実施例の
額縁用竪部材2、額縁用横部材3と同じである。
そして、上記額縁用竪部材36および額縁用横
部材37の接合は、当該額縁用竪部材36および
額縁用横部材37の各傾斜端部39,39同士を
直角に突き合わせ、前記コーナ金具31を、当該
コーナ金具31の係止突部35,35と、前記金
具用竪部材36および額縁用横部材37に夫々形
成した角孔41,41とが係合するように向きを
合わせて、前記一方の片32および他方の片33
が外周溝38,38の溝底面38a,38aに当
接するまで押し込むことにより完了する。
また、上記接合により装飾用額縁を組み立てる
構成および組み立てられた装飾用額縁をドアの框
内に組み込む構成は第1実施例に従うものとす
る。
上記した第2実施例では、コーナ金具31の見
込み方向ずれ防止部34,34を夫々一方の片3
2および他方の片33の各先端側に設けたため、
当該見込み方向ずれ防止部34,34と、前記額
縁用竪部材36および額縁用横部材37の外周溝
38,38との嵌合面積が大きくなつて、額縁用
竪部材36と額縁用横部材37との見込み方向へ
の相互のずれを、より確実に防止することができ
るという利点を有している。
なお、以上説明してきた第1、第2実施例で
は、額縁用竪部材2,36および額縁用横部材
3,37である形材を中空状なものとしたがこれ
に限定されるものではなく、非中空状の形材を用
いて額縁用竪部材2,36および額縁用横部材
3,37とすることも可能である。なお、この場
合は、額縁用竪部材2,36と額縁用横部材3,
37との接合部に、意匠性は損わないがやや大き
めの隙間が生じる可能性があるため、コーナ金具
12,31における光漏れ防止部18と、額縁用
竪部材2,36および額縁用横部材3,37のス
リツト9とを第2図において仮想線で示すパツキ
ング4近傍にまで大きくする必要がある。
また、上記した第1、第2実施例では、いずれ
も額縁用竪部材2,36および額縁用横部材3,
37をその断面が左右対称形状をなすものとした
が、これに限定されるものではない。
さらに、上記第1、第2実施例においては、こ
の考案をドアの框内に組み込まれる装飾用額縁に
採用した場合を示したが、これに限定されるもの
ではなく、窓框や窓枠に適用することも可能であ
る。
さらにまた、上記した第1、第2実施例では、
この考案を額縁用竪部材2,36と、額縁用横部
材3,37との各傾斜端部8,39を直角に突き
合わせて接合する場合を例に挙げて示したがこれ
に限定するものではなく、竪横部材を直角以外の
角度で突き合わせて接合する際にも適用可能であ
る。
さらにまた、上記両実施例では、コーナ金具1
2,31の一方の片13,32および他方の片1
4,33を、額縁用竪横両部材2,36,3,3
7の各外周溝6,38の溝底面6b,38aに当
接させる構成としたがこれに限定するものではな
く、他の構成として例えば、前記外周溝6,38
内に溝底面6b,38aと平行をなすフランジを
設けて、これに前記両片13,32および14,
33を当接させることも可能である。
さらにまた、上記第1、第2実施例では、コー
ナ金具12,31の光漏れ防止18を、当該コー
ナ金具12,31の一方の片13,32の基端側
に設けた構成としたが、前記光漏れ防止部18
は、一方の片13,32および他方の片14,3
3にまたがつて形成するようにすることもでき
る。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案によれば、
竪部材および横部材の角度切りされた傾斜端部同
士を突き合わせて接合する竪横部材の接合構造に
おいて、前記竪部材および横部材に外周溝をそれ
ぞれ形成し、当該各外周溝の傾斜端部における溝
底面に係止孔を設けると共に、当該各外周溝の端
縁に外周溝の長手方向に沿う光漏れ防止部挿入用
スリツトを設け、前記係止孔に、略L字形に形成
したコーナ金具の一方の片および他方の片から
夫々内周方向へ延出して形成しかつ部材引き寄せ
部を有した係止突部を係合させると共に、前記光
漏れ防止部挿入用スリツトに、当該コーナ金具の
コーナ部から内周方向に延出して設けられ前記傾
斜端部同士の突き合わせ線上に位置して見込み方
向の光を遮断する光遮断面を有する光漏れ防止部
を挿入し、さらに、当該コーナ金具の少なくとも
一方の片より見込み方向に延出して前記外周溝の
幅寸法とした見込み方向ずれ防止部を、前記竪横
両部材の外周溝に嵌合させて、当該コーナ金具を
前記竪横両部材の外周側から前記外周溝の溝内に
装着することにより前記竪部材と横部材とを接合
する構成としたため、作業を容易かつ迅速に行う
ことができることから作業性を向上させることが
可能になると共に、竪横部材を突き合わせ側に引
き寄せてこれらの傾斜端部同士を圧接させること
が可能となるため、前記両傾斜端部間に外観上の
問題を生じるような隙間が生じるのをほとんど防
止することができ、加えて、前記両傾斜端部間に
若干の隙間が生じた場合であつたとしても、光漏
れ防止部が、接合部における見えがかり部分に露
出することなく隙間を通して入り込む見込み方向
の貫通光線を遮断することができるため、前記竪
横両部材の接合部における見付け面の連続性を害
することなく良好な意匠性を維持することが可能
になるという極めて実用的価値大なる効果をもた
らしうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例による竪横部材
の接合構造を示す部分斜視説明図、第2図は第1
図における竪横部材の接合部を見込み方向中央で
切断して示した縦断面図、第3図aおよびbは第
1図における横部材(額縁用横部材)を示す正面
図および平面図、第4図はこの考案の第1実施例
を採用した装飾用額縁をドア框内に組み込んだ状
況を示す縦断面図、第5図はこの考案の第2実施
例による竪横部材の接合構造を示す部分斜視説明
図、第6図は従来の竪横部材の接合構造を示す部
分分解斜視説明図である。 2,36……額縁用竪部材(竪部材)、3,3
7……額縁用横部材(横部材)、6,38……外
周溝、6a……端縁、6b,38a……溝底面、
8,39……傾斜端部、9……スリツト(光漏れ
防止部挿入用スリツト)、10,41……角孔
(係止孔)、12,31……コーナ金具、12a…
…コーナ部、13,32……一方の片、14,3
3……他方の片、15,35……係止突部、16
……部材引き寄せ部、17……34……見込み方
向ずれ防止部、18……光漏れ防止部、18a…
…光遮断面、l……突き合わせ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竪部材および横部材の角度切りされた傾斜端部
    同士を突き合わせて接合する竪横部材の接合構造
    において、前記竪部材および横部材に外周溝をそ
    れぞれ形成し、当該各外周溝の傾斜端部における
    溝底面に係止孔を設けると共に、当該各外周溝の
    端縁に外周溝の長手方向に沿う光漏れ防止部挿入
    用スリツトを設け、前記係止孔に、略L字形に形
    成したコーナ金具の一方の片および他方の片から
    夫々内周方向へ延出して形成しかつ部材引き寄せ
    部を有した係止突部を係合させると共に、前記光
    漏れ防止部挿入用スリツトに、当該コーナ金具の
    コーナ部から内周方向に延出して設けられ前記傾
    斜端部同士の突き合わせ線上に位置して見込み方
    向の光を遮断する光遮断面を有する光漏れ防止部
    を挿入し、さらに、当該コーナ金具の少なくとも
    一方の片より見込み方向に延出して前記外周溝の
    幅寸法とした見込み方向ずれ防止部を、前記竪横
    両部材の外周溝に嵌合させて、当該コーナ金具を
    前記竪横両部材の外周側から前記外周溝の溝内に
    装着することにより前記竪部材と横部材とを接合
    することを特徴とする竪横部材の接合構造。
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