JPH05209123A - 未強化ポリアミド成形材料 - Google Patents

未強化ポリアミド成形材料

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JPH05209123A
JPH05209123A JP4256320A JP25632092A JPH05209123A JP H05209123 A JPH05209123 A JP H05209123A JP 4256320 A JP4256320 A JP 4256320A JP 25632092 A JP25632092 A JP 25632092A JP H05209123 A JPH05209123 A JP H05209123A
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polyamide
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atoms
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JP4256320A
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Walter Goetz
ゲーツ ヴァルター
Walter Betz
ベッツ ヴァルター
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な流動性、紫外線安定性及び耐熱性を有
しており、かつ電気・電子部材としての使用に適当であ
る未強化ポリアミド成形材料。 【構成】 少なくとも1つのポリアミド、水酸化アルミ
ニウム及び、C原子10〜40個を有する飽和もしくは
不飽和の脂肪族カルボン酸とC原子2〜40個を有する
飽和脂肪族アルコールもしくはアミンとの少なくとも1
つのエステルもしくはアミドからなる混合物並びに、場
合によっては耐衝撃性改質ポリマー及び有効量での常用
添加剤を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 A) 次の成分からなる混合物60〜100重量% A1) 少なくとも1つのポリアミド97.5〜99.
85重量%、 A2) 水酸化アルミニウム0.05〜0.5重量%及
び A3) C原子10〜40個を有する飽和もしくは不飽
和の脂肪族カルボン酸とC原子2〜40個を有する飽和
脂肪族アルコールもしくはアミンとの少なくとも1つの
エステルもしくはアミド0.1〜2重量% 並びに、ポリアミド成形材料の全重量に対して、 B) 耐衝撃性改質ポリマー0〜40重量% C) 有効量での常用添加剤0〜10重量% を含有する未強化ポリアミド成形材料に関する。
【0002】さらに本発明は、この種の成形材料を繊
維、フィルム及び成形体の製造に使用すること並びに本
発明による成形材料から得ることができる成形体に関す
る。
【0003】ポリアミドは多くの分野、例えば自動車分
野で、電気装置のケーシングの製造又は建築分野で使用
される。
【0004】この場合には、多種多様に形成された成形
体への問題のない加工が著しく重要である。
【0005】従って、より良好な加工のためにポリアミ
ドは多くの場合には添加滑剤を用いて加工される。この
添加滑剤は、押出機中で加工する際に、即ち配合の際に
添加することもできるし、後で施与することもできる。
【0006】滑剤の添加によって、ポリアミド溶融物の
より良好な流動が保証されるべきであり(より減少され
た圧力が射出成形ダイの場合に達成される、射出成形機
中のより良好な内壁の滑り)、並びに射出成形体のより
簡単な離型(即ち、減少された金型付着、ひいては減少
されたサイクル時間)が保証されるべきである。
【0007】
【従来の技術】欧州特許出願公開第280 221号明
細書から、ポリアミド粒状物に後で滑剤を施与すること
(いわゆる外部減摩)は公知である。この滑剤は、金属
塩と脂肪酸、殊にステアリン酸のエステルとの組合せ物
からなる。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2 34
9 835号明細書から、滑剤として長鎖カルボン酸の
金属塩を含有する充填剤含有ポリアミド成形材料は公知
であり、この滑剤は配合の際に混入される(いわゆる内
部減摩)。
【0009】ポリアミドは、上記種類の添加剤不含のポ
リマーとして難引火性であり、即ち、UL−94による
燃焼試験の場合には10秒間の後燃焼最大時間で等級V
−2を達成する。滑剤の添加によって1棒材につき30
秒間の後燃焼最大時間が燃焼後に超過される(これはU
L 94の等級HBと同意である)。確かに、ステアリ
ン酸アルミニウムを有するポリアミド(ドイツ連邦共和
国特許出願公開第2349 835号明細書を参照のこ
と)は等級V−2を達成するが、しかしながら、加工の
際にポリアミドの分子量減少が生じ、ひいては靭性損失
につながる。従って、高分子量のポリアミドの場合のこ
の使用は、適当ではない。
【0010】滑剤、例えばポリテトラフルオロエチレ
ン、硫化モリブデン又はグラファイト(英国特許第1
082 686号明細書を参照のこと)は、欠点、例え
ば高経費、毒性又は濃すぎる固有色を有している。
【0011】欧州特許出願公開第331 001号明細
書から、流動性を改善するためにポリエーテルエステル
をポリアミド成形材料中に添加することは公知である。
UL−94による燃焼等級V−2は、この成形材料によ
っては達成されない。
【0012】欧州特許第413 258号明細書から、
アルミニウム塩又は酸化アルミニウムを有するポリエー
テルエステルの添加は公知である。分子量減少の他に、
アルミニウム塩によってポリエーテルエステルはポリア
ミドに紫外線抵抗性の低下を生じさせる。さらにこの添
加は著しく経費が高い。ドイツ国特許出願公開第403
9 420号明細書では、容易に流動するポリアミド成
形材料の製法が提案されており、この場合、ポリエーテ
ルエステルはポリアミド前重合体と固相中で後縮合され
る。
【0013】
【本発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、UL−94による等級V−2を達成し、かつ良好な
流動性及び紫外線抵抗性を有する未強化ポリアミド成形
材料を提供することであった。さらに、この種の成形材
料の製造は種々の処理方法で保証されていなければなら
なかった。
【0014】
【課題を解決するための手段】これに応じて、冒頭に定
義された成形材料が見出された。
【0015】成分Aとして本発明による成形材料は、 A1) 少なくとも1つのポリアミド97.5〜99.
85重量%、 A2) 水酸化アルミニウム0.05〜0.5重量%及
び A3) C原子10〜40個を有する飽和もしくは不飽
和の脂肪族カルボン酸とC原子2〜40個を有する飽和
脂肪族アルコールもしくはアミンとの少なくとも1つの
エステルもしくはアミド0.1〜2重量% からなる混合物60〜100重量%、特に80〜100
重量%、殊に80〜90重量%を含有する。
【0016】
【作用】成分A1)として本発明による成形材料は、熱
可塑性ポリアミド97.5〜99.85重量%、特に9
8.1〜99.6重量%、殊に98.8〜99.4重量
%を含有している。
【0017】本発明による成形材料のポリアミドは通
常、25℃で硫酸96重量%中の溶液0.5重量%中で
測定された粘度数VZ100〜350ml/gを有す
る。粘度数120〜250ml/g、特に135〜18
0ml/gのポリアミドは、有利に使用される。
【0018】例えば米国特許第2 071 250号、第
2 071 251号、第2 130523号、第2 13
0 948号、第2 241 322号、第2 312 9
66号、第2 512 606号及び第3 393 210
号明細書に記載されている、分子量(重量平均値)少な
くとも5000の半結晶もしくは無定形の樹脂は有利で
ある。
【0019】上記樹脂の例は、7〜13員環のラクタム
から誘導されたポリアミド、例えばポリカプロラクタ
ム、ポリカプリルラクタム及びポリラウリンラクタム並
びに、ジカルボン酸とジアミンとの反応によって得られ
るポリアミドである。
【0020】ジカルボン酸として、炭素原子6〜12
個、特に6〜10個を有するアルカンジカルボン酸及び
芳香族ジカルボン酸は使用可能である。この場合には、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸
及びテレフタル酸及び/又はイソフタル酸のみが酸とし
て列挙される。
【0021】ジアミンとして特に、炭素原子6〜12
個、特に6〜8個を有するアルカンジアミン並びにm−
キシレンジアミン、ジ−(4−アミノフェニル)メタ
ン、ジ−(4−アミノシクロヘキシル)−メタン、2,
2−ジ−(4−アミノフェニル)−プロパン又は2,2
−ジ−(4−アミノシクロヘキシル)−プロパンが適当
である。
【0022】有利なポリアミドは、ポリヘキサメチレン
アジピン酸アミド、ポリヘキサメチレンセバシン酸アミ
ド及びポリカプロラクタムである。
【0023】さらになお、例えば、高められた温度下で
1,4−ジアミノブタンをアジピン酸と縮合させること
によって得ることができるポリアミドも記載される(ポ
リアミド−4,6)。この構造のポリアミドの製法は、
例えば欧州特許出願公開第38 094号明細書、同第
38 582号明細書及び同第39 524号明細書に記
載されている。
【0024】さらに、2つもしくはそれ以上の上記モノ
マーの共重合によって得ることができるポリアミド又は
複数のポリアミドの混合物は適当であり、この場合、混
合比は任意である。
【0025】成分A1)として、さらに、 A11) テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンから誘
導された単位20〜90重量%、 A22) ε−カプロラクタムから誘導された単位0〜5
0重量%、 A33) アジピン酸とヘキサメチレンジアミンから誘導
された単位0〜80重量%及び A44) その他のポリアミド形成モノマー0〜40重量
%、 から構成された部分的に芳香族かつ部分的に結晶質のコ
ポリアミドは考慮の対象となり、この場合、成分
(A22)もしくは(A33)もしくは(A44)又はこれら
の混合物の含量は少なくとも10重量%である。
【0026】成分A11)は、テレフタル酸とヘキサメチ
レンジアミンから誘導された単位20〜90重量%を含
有している。
【0027】テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンか
ら誘導された単位の他にコポリアミドは、ε−カプロラ
クタムから誘導された単位及び/又はアジピン酸とヘキ
サメチレンジアミンから誘導された単位及び/又はその
他のポリアミド形成モノマーから誘導された単位を含有
している。
【0028】ε−カプロラクタムから誘導された単位の
含量は最大50重量%、特に20〜50重量%、殊に2
5〜40重量%であり、一方ではアジピン酸とヘキサメ
チレンジアミンから誘導された単位の含量は80重量%
まで、特に30〜75重量%、殊に35〜60重量%で
ある。
【0029】コポリアミドはε−カプロラクタムからの
単位並びにアジピン酸とヘキサメチレンジアミンからの
単位を含有していてもよく;この場合には、芳香族基を
除く単位の含量が少なくとも10重量%、特に少なくと
も20重量%である場合が有利である。この場合には、
ε−カプロラクタムから誘導された単位とアジピン酸と
ヘキサメチレンジアミンから誘導された単位との比は、
特別な制限は受けない。
【0030】テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンか
ら誘導された単位(単位A11)50〜80重量%、特に
60〜75重量%及びε−カプロラクタムから誘導され
た単位(単位A22)20〜50重量%、特に25〜40
重量%を有するポリアミドは、多くの使用目的に特に有
利であると判明している。
【0031】上記の単位A11)〜A33)の他に、部分的
に芳香族のコポリアミドは別のポリアミド形成モノマー
A44)を40重量%まで、特に10〜30重量%、殊に
20〜30重量%の量で含有していてもよく;このよう
なモノマーは例えば、他のポリアミドから公知である。
【0032】芳香族ジカルボン酸A44)は、炭素原子8
〜16個を有している。適当な芳香族ジカルボン酸は、
例えばイソフタル酸、置換されたテレフタル酸及びイソ
フタル酸、例えば3−t−ブチルイソフタル酸、多環式
ジカルボン酸、例えば4,4′−ジフェニルジカルボン
酸及び3,3′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−
ジフェニルメタンジカルボン酸及び3,3′−ジフェニ
ルメタンジカルボン酸、4,4′−ジフェニルスルホン
ジカルボン酸及び3,3′−ジフェニルスルホンジカル
ボン酸、1,4−もしくは2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、フェノキシテレフタル酸、この場合には、イソフ
タル酸が特に有利である。
【0033】別のポリアミド形成モノマーA44)は、炭
素原子4〜16個を有するジカルボン酸及び炭素原子4
〜16個を有する脂肪族もしくは脂環式ジアミンから誘
導することができ、かつアミノカルボン酸ないしは相応
する炭素原子7〜12個を有するラクタムから誘導する
ことができる。この場合にはこの種の適当なモノマーと
しては、脂肪族ジカルボン酸の代表としてスベリン酸、
アゼライン酸又はセバシン酸、ジアミンの代表として
1,4−ブタンジアミン、1,5−ペンタンジアミン、
ピペラジン、4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタ
ン、2,2−(4,4′−ジアミノジシクロヘキシル)
プロパン又は3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノ
ジシクロヘキシルメタン並びに、ラクタムないしはアミ
ノカルボン酸の代表としてカプリルラクタム、エナント
ラクタム、ω−アミノウンデカン酸及びラウリンラクタ
ムのみが列挙される。
【0034】この場合には成分(A1)の次の組成が特
に有利である: A11) テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンから誘
導された単位65〜85重量%及び A44) イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンから誘
導された単位15〜35重量%、或いは A11) テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンから誘
導された単位50〜70重量%、 A33) アジピン酸とヘキサメチレンジアミンから誘導
された単位10〜20重量%及び A44) イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンから誘
導された単位20〜30重量%。
【0035】成分(A44)が、カルボキシル基がパラ位
に存在する対称ジカルボン酸を含有している場合には、
該成分を(A11)及び(A22)或いは(A11)及び(A
33)との三成分系コポリアミドとして形成させることが
推奨され、それというのも、他の場合にはコポリアミド
は高すぎる融点を有しかつ分解下でのみ溶融するからで
あり、このことは望ましくない。
【0036】さらに、このような部分的に芳香族のコポ
リアミドは特に有利であると判明しており、そのトリア
ミン含量は0.5重量%、特に0.3重量%である。
【0037】最も公知である方法(米国特許第4 60
3 166号明細書を参照のこと)によって得られた部
分的に芳香族のコポリアミドは、0.5重量%を上回る
トリアミン含量を示し、このことによって生成物の品質
の悪化及び連続的製造の場合の問題が生じる。このよう
な問題の原因となるトリアミンとして殊に、製造に使用
されたヘキサメチレンジアミンから形成されるジヘキサ
メチレントリアミンを挙げることができる。
【0038】低いトリアミン含量を有するコポリアミド
は、より高いトリアミン含量を有する同じ組成の生成物
と比較して、同じ溶液粘度で、より低い溶融粘度を示
す。このことは加工可能性並びに生成物の性質を著しく
改善する。
【0039】部分的に芳香族のコポリアミドの融点は2
70℃〜325℃、特に280〜310℃の範囲内にあ
り、この場合、この高い融点は、通常75℃を越える、
特に85℃を越える高いガラス転移温度(乾燥状態の場
合)もまた伴っている。
【0040】テレフタル酸、ヘキサメチレンジアミン及
びε−カプロラクタムを基礎とする二成分系コポリアミ
ドは、テレフタル酸及びヘキサメチレンジアミンから誘
導された単位含量約70重量%で300℃からの範囲内
の融点及び(乾燥状態で)110℃を越えるガラス転移
温度を有する。
【0041】テレフタル酸、アジピン酸及びヘキサメチ
レンジアミンを基礎とする二成分系コポリアミドは、テ
レフタル酸とヘキサメチレンジアミン(HMD)からの単
位約55重量%のより低い含量で既に300℃及びそれ
以上の融点を達成し、この場合、ガラス転移温度は、ア
ジピン酸ないしはアジピン酸/HMDの代りにε−カプ
ロラクタムを含有する二成分系コポリアミドの場合と同
じ程度には高くない。
【0042】部分的に芳香族のコポリアミドとは本発明
によれば、結晶度>10%、特に>15%、殊に>20
%を有する部分的に芳香族のコポリアミドと理解され
る。
【0043】結晶度はコポリアミド中の結晶質断片含量
の尺度であり、かつレントゲン線回析によって測定され
る。
【0044】低いトリアミン含量を有する有利な部分的
に芳香族のコポリアミドの製造は、欧州特許出願公開第
129 195号明細書及び同第129 196号明細書
に記載された方法によって行うことができる。
【0045】成分A2)として本発明による成形材料
は、水酸化アルミニウム0.05〜0.5重量%、特に0.
1〜0.4重量%、殊に0.1〜0.2重量%を含有す
る。
【0046】一般式AlO・OH及びAl(OH)3で
示される、アルミナの複数の水和された形が存在し、こ
の場合、Al(OH)3が有利である。
【0047】アルミニウム塩溶液へのアンモニアの添加
によってベーマイトと呼称されるAlO・OHの形が生
じる。第2の形は、自然界にミネラルダイアスポアとし
て産出する。Al(OH)3は通常、アルカリ性アルミ
ン酸塩溶液から二酸化炭素を用いた沈殿によって得られ
る。この種の水酸化物は購入可能であり、なかでもマル
ティナル(Martinal;登録商標)として購入可能である。
【0048】平均粒径は、通常0.5〜4μm、特に
0.8〜3μmである。
【0049】成分A3)として本発明による成形材料
は、C原子10〜40個、特に16〜22個を有する飽
和もしくは不飽和脂肪族カルボン酸とC原子2〜40
個、特に2〜6個を有する脂肪族飽和アルコールもしく
はアミンとの少なくとも1つのエステルもしくはアミド
0.1〜2重量%、特に0.3〜1.5重量%、殊に
0.5〜1重量%を有している。
【0050】カルボン酸は1価であってもよいし、2価
であってもよい。例として、ペラルゴン酸、パルミチン
酸、ラウリン酸、マルガリン酸、ドデカンジ酸、ベヘン
酸及び特に有利にステアリン酸並びにモンタン酸(C原
子30〜40個を有する脂肪酸の混合物)が列挙され
る。
【0051】脂肪族アルコールは1価であってもよい
し、4価であってもよい。アルコールの例は、n−ブタ
ノール、n−オクタノール、ステアリルアルコール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、グリセリン、この場合、ペンタエリトリ
ットは有利である。
【0052】脂肪族アミンは1価であってもよいし、3
価であってもよい。これについての例は、ステアリルア
ミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、ジ(6−アミノヘキシル)アミン、
この場合、エチレンジアミン及びヘキサメチレンジアミ
ンが特に有利である。有利なエステルもしくはアミド
は、ペンタエリトリットジステアレート及びエチレンジ
アミンジステアレートに相応する。
【0053】種々のエステルもしくはアミドの混合物又
は組合せ物の形でのエステルとアミドを使用することも
でき、この場合、混合比は任意である。
【0054】成分B)として本発明による成形材料は、
ゴム弾性ポリマー0〜40重量%、特に5〜25重量
%、殊に10〜20重量%を含有していてもよい。
【0055】有利なゴム弾性ポリマーは、次の成分から
構成されている、オレフィンを基礎とするポリマーであ
る: b1) C原子2〜8個を有する少なくとも1つのα−
オレフィン40〜100重量% b2) ジエン0〜50重量% b3) メタクリル酸もしくはアクリル酸のC1〜C12−
アルキルエステル又はこの種のエステルの混合物0〜4
5重量%、 b4) エチレン性不飽和モノ−もしくはジカルボン酸
又はこのような酸の官能誘導体0〜40重量% b5) エポキシ基含有モノマー0〜40重量%、 但し、成分B)はオレフィンホモポリマーではない。
【0056】第1の有利な群として、有利に40:60
〜90:10の範囲内のエチレン単位とプロピレン単位
の比を有する、いわゆるエチレン−プロピレン−(EP
M)−もしくはエチレン−プロピレン−ジエン−(EP
DM)−ゴムを挙げることができる。
【0057】このような、有利に架橋されていないEP
M−もしくはEPDM−ゴム(通常1重量%未満のゲル
含量)のムーニー粘度(MLI+4/100℃)は有利
に、25〜100、特に35〜90の範囲内にある(D
IN 53 523に従って大きいローターで4分の時間
経過後に100℃で測定された)。
【0058】EPM−ゴムは通常、実際には二重結合を
有しておらず、一方、EPDM−ゴムは二重結合1〜2
0個/C原子100個を有していてもよい。
【0059】EPDM−ゴムのためのジエン−モノマー
b2)として、例えば共役ジエン、例えばイソプレン及
びブタジエン、C原子5〜25個を有する非共役ジエ
ン、例えばペンタ−1,4−ジエン、ヘキサ−1,4−
ジエン、ヘキサ−1,5−ジエン、2,5−ジメチルヘ
キサ−1,5−ジエン及びオクタ−1,4−ジエン、環
状ジエン、例えばシクロペンタジエン、シクロヘキサジ
エン、シクロオクタジエン及びジシクロペンタジエン並
びにアルケニルノルボルネン、例えば5−エチリデン−
2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボルネ
ン、2−メタリル−5−ノルボルネン、2−イソプロペ
ニル−5−ノルボルネン及びトリシクロジエン、例えば
3−メチル−トリシクロ(5.2.1.0.2.6)−
3,8−デカジエン或いはこれらの混合物が列挙され
る。ヘキサ−1,5−ジエン−5−エチリデン−ノルボ
ルネン及びジシクロペンタジエンが有利とされる。EP
DM−ゴムのジエン含量は有利に、オレフィンポリマー
の全重量に対して0.5〜50重量%、特に2〜20重
量%、殊に3〜15重量%である。
【0060】EPM−もしくはEPDM−ゴムは、有利
に反応性カルボン酸又はその誘導体ともグラフトされて
いてもよい。この場合には、なかでもアクリル酸、メタ
クリル酸及びその誘導体並びに無水マレイン酸が列挙さ
れる。
【0061】有利なオレフィンポリマーのさらに別の群
は、C原子2〜8個を有するα−オレフィン、殊にエチ
レンとアクリル酸及び/又はメタクリル酸のC1〜C18
−アルキルエステルのコポリマーである。
【0062】原理的にアクリル酸又はメタクリル酸の全
ての第一及び第二C1〜C18−アルキルエステルが適当
であるが、しかし、C原子1〜12個、特にC原子2〜
10個を有するエステルが有利とされる。
【0063】上記エステルの例は、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、n−ブチルア
クリレート、i−ブチルアクリレート及び2−エチルヘ
キシルアクリレート、アクリル酸オクチル並びにアクリ
ル酸デシルないしはメタクリル酸の相応するエステルで
ある。これらのエステルの中では、n−ブチルアクリレ
ート及び2−エチルヘキシルアクリレートが特に有利と
される。
【0064】オレフィンポリマーのメタクリル酸エステ
ル及びアクリル酸エステルb3)の含量は、0〜60重
量%、特に10〜50重量%、殊に30〜45重量%であ
る。
【0065】エステルb3)の代りにか又は該エステル
に付加的に、オレフィンポリマー中にエチレン性不飽和
モノ−もしくはジカルボン酸の酸官能及び/又は潜伏性
酸官能のモノマーb4)又はエポキシ基含有モノマー
b5)を含有していてもよい。
【0066】酸官能もしくは潜伏性酸官能のモノマー及
びエポキシ基含有モノマーは有利に、一般式I〜IV:
【0067】
【化1】
【0068】〔上記式中、R1〜R9は水素原子又は1〜
6個のC原子を有するアルキル基を表し、mは0〜20
の整数を表し、nは0〜10の整数を表す〕で示される
化合物をモノマー混合物に添加することによってオレフ
ィンポリマーに取り込まれる。
【0069】R1〜R7には水素原子が有利であり、mに
は値0又は1が有利であり、かつnには値1が有利であ
る。相応する化合物は、マレイン酸、フマル酸、無水マ
レイン酸、b4)ないしはアルケニルグリシジルエーテ
ルもしくはビニルグリシジルエーテルb5)である。
【0070】式I、II、III及びIVの有利な化合
物は、成分b4)としてのマレイン酸及び無水マレイン
酸であり、かつアクリル酸及び/又はメタクリル酸のエ
ポキシ基含有エステルであり、この場合、アクリル酸グ
リシジル及びメタクリル酸グリシジル(成分b5とし
て)が特に有利とされる。
【0071】成分b4)ないしはb5)の含量は、オレフ
ィンポリマーの全重量に対してそれぞれ0.07〜40
重量%、特に0.1〜20重量%、殊に0.15〜15
重量%である。
【0072】エチレン50〜98.9重量%、特に60
〜95重量%、アクリル酸グリシジル及び/又はメタク
リル酸グリシジル、アクリル酸及び/又は無水マレイン
酸0.1〜20重量%、特に0.15〜15重量%、n
−ブチルアクリレート及び/又は2−エチルヘキシルア
クリレート1〜45重量%、特に10〜35重量%から
なるオレフィンポリマーは特に有利である。
【0073】アクリル酸及び/又はメタクリル酸のさら
に別の有利なエステルは、メチルエステル、エチルエス
テル、プロピルエステル及びi−ブチルエステルであ
る。
【0074】上記のエチレンコポリマーの製造は、自体
公知の方法によって、有利に高い圧力及び高められた温
度下でのランダム共重合によって行なうことができる。
【0075】エチレンコポリマーのメルトインデックス
は通常、1〜80g/10分(190℃及び2.16k
gの負荷で測定された)の範囲内にある。
【0076】上記のオレフィンを基礎とする有利なゴム
弾性ポリマーの他に、エラストマー(B)として例えば
次のポリマーが適当である:先ず、この場合にはエマル
ジョンポリマーを挙げることができ、このエマルジョン
ポリマーの製造は、例えばHouben-Weyl、Methoden der
organischen Chemie、第XII.I巻(1961)に記
載されており、かつBlackleyによって論文「Emulsion P
olymerisation」に記載されている。
【0077】原理的に、ランダムに構成されたエラスト
マー又はしかし多殻構造をもつこのようなエラストマー
を使用することができる。多殻性構造は個々のモノマー
の添加順序によって決定される。
【0078】エラストマーのゴム部分の製造のためのモ
ノマーとして、アクリレート、例えばn−ブチルアクリ
レート及び2−エチルヘキシルアクリレート、相応する
メタクリレート、ブタジエン及びイソプレン並びにこれ
らの混合物が列挙される。これらのモノマーは、さらに
別のモノマー、例えばスチレン、アクリルニトリル、ビ
ニルエーテル及びさらに別のアクリレートもしくはメタ
クリレート、例えばメタクリル酸メチル、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル及びアクリル酸プロピルと共重
合することができる。
【0079】エラストマーの軟質−もしくはゴム相(0
℃未満のガラス転移温度を有する)は、核、外殻又は中
間殻(二殻以上の構造を有するエラストマーの場合)で
あってもよく;多殻エラストマーの場合には複数の殻が
1つのゴム相からなっていてもよい。
【0080】ゴム相の他になお1つもしくはそれ以上の
硬質成分(20℃を越えるガラス転移温度を有する)が
エラストマー構成に関与している場合には、該硬質部分
は通常、スチレン、アクリルニトリル、メタクリルニト
リル、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、アク
リル酸エステル及びメタクリル酸メチルを主要モノマー
として重合することによって得られる。その上、この場
合には比較的僅かな量の別のコモノマーを使用すること
もできる。
【0081】いくつかの場合には、表面に反応性基を有
しているエマルジョンポリマーを使用することは有利で
あることが判明している。この種の基は、例えばエポキ
シ基、カルボキシル基、潜伏性カルボキシル基、アミノ
基もしくはアミド基並びに、一般式:
【0082】
【化2】
【0083】〔式中、置換基R10は水素原子又はC1〜
C4−アルキル基を表し、置換基R11は水素原子、C1〜
C8−アルキル基又はアリール基、殊にフェニル基を表
し、R12は水素原子、C1〜C10−アルキル基、C6〜C
12−アリール基又はOR13基(但し、R13は、場合によ
ってはO原子もしくはN原子を有する基で置換されてい
てもよいC1〜C8−アルキル基もしくはC6〜C12−ア
リール基、化学結合、C1〜C10−アルキレン基もしく
はC6〜C12−アリーレン基又は式:
【0084】
【化3】
【0085】(但し、YはO−Z−基もしくはNH−Z
基(但し、ZはC1〜C10−アルキレン基もしくはC6〜
C12−アリーレン基を表す)を表す)で示される基を表
す)を表す〕で示されるモノマーの共用によって導入す
ることができる官能基である。
【0086】また、欧州特許出願公開第208 187
号明細書に記載されたグラフトモノマーも表面の反応性
基の導入に適当である。
【0087】別の例として、なおアクリルアミド、メタ
クリルアミド及びアクリル酸もしくはメタクリル酸の置
換エステル、例えば(N−t−ブチルアミノ)エチル−
メタクリレート、(N,N−ジメチルアミノ)エチルア
クリレート、(N,N−ジメチルアミノ)メチル−アク
リレート及び(N,N−ジエチルアミノ)エチルアクリ
レートが列挙される。
【0088】さらにゴム相の粒子は、架橋されていても
よい。架橋剤として作用するモノマーは、例えばブタ−
1,3−ジエン、ジビニルベンゼン、フタル酸ジアリル
及びジヒドロジシクロペントジエニルアクリレート並び
に欧州特許出願公開第50265号明細書に記載されて
いる化合物である。
【0089】さらに、いわゆるグラフト架橋モノマー
(グラフト結合モノマー)、即ち、重合の際に種々の速
度で反応する、2個もしくはそれ以上の重合可能な二重
結合を有するモノマーを使用することもできる。有利
に、少なくとも1個の二重結合が他のモノマーとほぼ同
じ速度で重合し、一方で二重結合の残りの部分は明らか
により緩慢に重合する、このような化合物は使用され
る。種々の重合速度は、ゴム中の不飽和二重結合を一定
の割合で伴う。引き続き、このようなゴムにさらに別の
相がグラフトされる場合には、ゴム中に存在する二重結
合は少なくとも部分的にグラフトモノマーと、化学結合
の形成下で反応し、即ち、グラフトされた相は少なくと
も部分的に化学結合によってグラフト基幹に結合してい
る。
【0090】このようなグラフト架橋モノマーの例は、
アリル基含有モノマー、特にエチレン性不飽和カルボン
酸のアリルエステル、例えばアクリル酸アリル、メタク
リル酸アリル、マレイン酸ジアリル、フマル酸ジアリ
ル、イタコン酸ジアリル又はこれらのジカルボン酸の相
応するモノアリル化合物である。さらに、多数の別の適
当なグラフト架橋モノマーが存在し;この場合、詳細に
ついては、例えば米国特許第4 148 846号明細書
を参照されたし。
【0091】一般的に、成分(B)の上記架橋モノマー
含量は、(B)に対して5重量%まで、特に3重量%以
下である。
【0092】次に、いくつかの有利なエマルジョンポリ
マーを記載する。
【0093】この場合には先ず、1つの核と少なくとも
1つの外殻を有するグラフトポリマーが挙げられ、この
ポリマーは次の構造を有する: タイプ 核のためのモノマー 殻のためのモノマー B/1 ブタ−1,3−ジエン、イソプ スチレン、アクリルニトリル、 レン、n−ブチルアクリレート メタクリル酸メチル 、エチルヘキシルアクリレート 又はこれらの混合物 B/2 B/1と同様であるが、しかし B/1と同様 架橋剤が共用される B/3 B/1又はB/2と同様 n−ブチルアクリレート、アク リル酸エチル、アクリル酸メチ ル、ブタ−1,3−ジエン、イ ソプレン、エチルヘキシルアク リレート B/4 B/1又はB/2と同様 B/1又はB/3と同様である が、しかし、本明細書記載の反 応基含有モノマーが共用される B/5 スチレン、アクリルニトリル、 B/1及びB/2で核のために メタクリル酸メチル又はこれら 記載された場合と同様のモノマ の混合物 ーからの第1の殻 B/1又はB/3で殻のために 記載された場合と同様の第2の 殻 多殻構造を有するグラフトポリマーの代りに、ブタ−
1,3−ジエン、イソプレン及びn−ブチルアクリレー
ト又はこれらのコポリマーからの均質な、即ち単一殻の
エラストマーを使用することもできる。また、これらの
生成物は、架橋モノマー又は反応性基を有するモノマー
の共用によって得ることができる。
【0094】有利なエマルジョンポリマーの例は、n−
ブチルアクリレート/(メタ)アクリル酸−コポリマ
ー、n−ブチルアクリレート/アクリル酸グリシジル−
もしくはn−ブチル−アクリレート/メタクリル酸グリ
シジル−コポリマー、n−ブチルアクリレートからなる
かもしくはブタジエンを基礎とする内核及び上記コポリ
マーからなる外殻を有するグラフトポリマー並びにエチ
レンと、反応基を提供するコモノマーとのコポリマーで
ある。
【0095】上記のエラストマー(B)は、他の常法
で、例えば懸濁重合によって得ることもできる。
【0096】主成分A1)〜A3)及び場合によっては
B)の他に、本発明による成形材料は常用の添加剤及び
加工助剤(C)を含有していてもよい。この成分の含量
は、成分(A1)〜(A3)の全重量に対して通常10重
量%まで、特に5重量%までである。
【0097】常用の添加剤は、例えば安定剤及び酸化防
止剤、熱分解及び紫外線による分解に抗する薬剤、着色
剤、顔料並びに軟化剤である。
【0098】本発明による熱可塑性材料に添加すること
ができる酸化防止剤及び熱安定剤は、例えば、場合によ
ってはハロゲン化銅(I)、例えば塩化銅(I)、臭化
銅(I)もしくはヨウ化銅(I)と結合した形の、周期
律表の第I族の金属のハロゲン化物、例えばハロゲン化
ナトリウム、ハロゲン化カリウム、ハロゲン化リチウム
である。さらに、フッ化亜鉛及び塩化亜鉛を使用するこ
とができる。さらに立体障害をうけたフェノール基、ヒ
ドロキノン基、これらの基の置換基及びこれらの化合物
の混合物は、混合物の重量に対して有利に1重量%まで
の濃度で使用可能である。
【0099】UV安定剤の例は、通常2重量%までの量
で使用される種々の置換レソルシン、サリチレート、ベ
ンゾトリアゾール及びベンゾフェノンである。
【0100】本発明による熱可塑性成形材料は、出発成
分が常用の混合装置、例えばスクリュー押出機、ブラベ
ンダ−ミル(Brabender-Muehle)又はバンバリ−ミル中で
混合され、引き続き押し出される、自体公知の方法で製
造することができる。押し出し後に押出物は冷却されか
つ粉砕される。
【0101】本発明による成形材料は、良好な流動可能
性及びUV安定性を有している。
【0102】付加的に上記成形材料は良好な耐熱性を有
しており、かつ常法で問題なく製造することができる。
【0103】上記の性質の多様性のために、本発明によ
る成形材料から製造することができる成形体は、電気構
成部材及び電子構成部材、例えば電気モーター部材(モ
ーター保護遮断器(Motorschutzschalter)、出力保護装
置(Leistungsschuetze))、電熱装置又は高圧遮断器用
ケーシング部材に特に適当である。本発明による成形材
料は、薄い壁及び長い流路を有する成形体、例えば電気
分野で使用されるケーブル結合部材の製造に特に適当で
ある。
【0104】
【実施例】
例 1〜9 粘度数151ml/g(ISO 370により96重量
%のH2SO4中の0.5重量%の溶液で25℃で測定さ
れた)のポリアミド66(PA1;BASF社のUltram
id(登録商標)A3)をウェルナー・アンド・プライデラ
ー(Werner & Pfleiderer)社の二軸押出機ZSK30で
種々の量比でAl(OH)3及びエステル並びにアミド
を用いて配合した(250U/分及び25kg/時間の
処理量で280℃)。生成物を押し出してストランドに
して、かつ粒状化した。エステルとしてペンタエリトリ
ットジステアレート(略号Stab)(Henkel KGaA社
のStabiol(登録商標)CA 1362)及びアミドとして
エチレンジアミンのジステアレート(略号EAST)
(Henkel KGaA社のSynthewax(登録商標))並びにAl
(OH)3としてマルティンスウェルケ(Martinswerke)
のマルティナル(登録商標)OL−104を使用した。
【0105】比較試験 I〜V 例1〜9の場合と同様にして作業を行なったが、しかし
ながら、いずれの添加も行なわなかった(II)か又は
Al(OH)3の添加を行なわなかった(I、III、
IV、V)。比較例Vには、アルミニウムトリステアレ
ート(AlSt)(Baerlocher社のAlugel(登録商標)34T
H)が含まれていた。
【0106】比較試験 VI〜XII 例1〜9の場合と同様にして作業を行なったが、しかし
ながら、一定量のスタビオール(Stabiol;登録商標)に種
々の水酸化物、酸化物又はカーボネートを添加した。
【0107】例 10 例1〜9の場合と同様にして作業を行なったが、しかし
ながら、粘度数186ml/gのポリアミド66(PA
2;BASF社のUltramid(登録商標)A4)を使用し
た。
【0108】比較例 XIII〜XV 例10の場合と同様にして作業を行なったが、しかしな
がら、滑剤を使用せず(XIV)、並びに他の滑剤は表
に記載されたとおりである。
【0109】粒状物の乾燥(真空中80℃で8時間)後
に射出成型機で試験体を製造し(材料温度:280℃、
装置表面温度:80℃)、かつ次の試験を実施した。
【0110】 − DIN 54 457による弾性率 − DIN 54 455による引張強さ − DIN 53 443による衝撃針入度試験(Durchst
ossarbeit)Wges − 厚さ0.8/1.6/3.2mmの平棒でのUL
94 − 275℃及び負荷2.16kgでのメルトボリュウ
ムインデックスMVI − ISO 307によるVZ(粘度数)(96重量%
のH2SO4) − 試験装置(吸塵機用蓋(Staubsaugerdeckel))での
一定条件:即ち材料温度290℃、装置表面温度62
℃、注入圧500バールでの最短可能サイクル時間。
【0111】成形材料の組成及び測定結果は、次の表に
示されている。
【0112】
【表1】
【0113】
【表2】
【0114】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:16) 7107−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未強化ポリアミド成形材料において、 A) 次の成分からなる混合物60〜100重量% A1) 少なくとも1つのポリアミド97.5〜99.
    85重量%、 A2) 水酸化アルミニウム0.05〜0.5重量%及
    び A3) C原子10〜40個を有する飽和もしくは不飽
    和の脂肪族カルボン酸とC原子2〜40個を有する飽和
    脂肪族アルコールもしくはアミンとの少なくとも1つの
    エステルもしくはアミド0.1〜2重量% 並びに、ポリアミド成形材料の全重量に対して、 B) 耐衝撃性改質ポリマー0〜40重量% C) 有効量での常用添加剤0〜10重量% を含有することを特徴とする未強化ポリアミド成形材
    料。
JP4256320A 1991-09-26 1992-09-25 未強化ポリアミド成形材料 Withdrawn JPH05209123A (ja)

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