JPH0520929Y2 - - Google Patents

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JPH0520929Y2
JPH0520929Y2 JP1988084488U JP8448888U JPH0520929Y2 JP H0520929 Y2 JPH0520929 Y2 JP H0520929Y2 JP 1988084488 U JP1988084488 U JP 1988084488U JP 8448888 U JP8448888 U JP 8448888U JP H0520929 Y2 JPH0520929 Y2 JP H0520929Y2
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cleaning liquid
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fixed
ring
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  • Mechanical Sealing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メカニカルシールに係り、特にOリ
ング溝に堆積したスラリを効果的に除去すると共
に、長期間安定した密封性能を維持し得るものに
関する。
〔従来の技術〕
第3図および第4図を参照して従来例を説明す
る。
第3図は従来のメカニカルシールを装着した状
態を示す断面図であり、図中符号101は軸、1
15はこの軸101が挿通されたケーシングであ
る。この軸101とケーシング115の間にはメ
カニカルシール103が装着されている。
上記メカニカルシール103は以下のような構
成となつている。上記軸101は段付部105に
は回転側密封要素107が装着され、スリーブ1
21を介して、ナツト123により固定されてい
る。軸101と回転側密封要素107の間はOリ
ング119で密封されている。
ケーシング115の内周には、スプリング10
3で軸方向に押圧付勢されたリテーナ111が作
動用Oリング117を介して軸方向移動自在に支
持され、このリテーナ111と一体の固定側密封
要素109が上記スプリング103の付勢力で回
転側密封要素107に押し付けられることによつ
て、摺動部Sが形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の構成によると以下のような問題があ
る。すなわちケーシング115と非回転のリテー
ナ111との間では流体が滞留するため、第4図
に示すように、作動用Oリング117を装着する
ためにケーシング115に形成されたOリング用
溝125に流体中のスラリ127が堆積してしま
う。これはスラリの多い使用条件下で使用した場
合にとくに顕著である。このようにスラリ127
が堆積するとそれがリテーナ111に固着してし
まい、それが原因で作動不良が生じてしまう。こ
こで作動不良とは具体的には、前記回転側密封要
素107の回転時の軸方向変位に対する固定側密
封要素109の追随性が十分でなくなることを言
い、それに起因して流体の漏洩あるいは摺動部S
の異常摩耗といつた現象が起こりやすくなる。
また、メカニカルシール103は回転側密封要
素107と固定側密封要素109の摺動によつて
軸封機能を奏するものであるため、長期使用のう
ちに経時的に摺動部Sが摩耗することが避けられ
ないが、上記従来構造によれば、この摩耗と共に
固定側密封要素109が回転側密封要素107へ
向けて移動して行くことによつて、スプリング1
03が徐々に伸長し、その付勢力が漸次低下する
ので、摺動部Sにおける初期の密封性能を長期に
わたつて維持することができなかつた。
本考案はこのような点に基づいてなされたもの
でその目的とするところは、Oリング用溝に堆積
したスラリを効果的に除去することにより、固定
側密封要素の作動不良を解消すると共に、摺動部
における初期の密封性能を長期間にわたつて維持
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来の技術的課題は、本考案によつて有効
に解決することができる。
すなわち、本考案に係るメカニカルシールは、
軸の外周を包囲するケーシングに該ケーシングの
Oリング用溝内に装着された作動用Oリングを介
して気密的かつ軸方向移動自在に支持され背面を
スプリングで押圧された固定側密封要素と、軸の
外周面に気密的に固定され上記固定側密封要素と
軸方向に対接する回転側密封要素とを備え、上記
ケーシングに、固定側密封要素と回転側密封要素
の摺動部外周空間への洗浄液導入部を形成したも
のにおいて、上記ケーシングに、上記Oリング用
溝内の作動用Oリングの接液側空間と、上記洗浄
液導入部の開口部との間を連通する連通孔を有
し、上記開口部に、洗浄液を前記固定側密封要素
の外径側に設けた鍔部の外周面へ向けてその背面
側外径位置から斜めに噴出させる開口方向を設定
したものである。
〔作用〕 洗浄液導入部を通じて両密封要素の摺動部外周
空間へ洗浄液を供給すると、この洗浄液導入部内
は負圧になり、Oリング用溝内の作動用Oリング
の接液側空間に存在する流体が連通孔を介して洗
浄液導入部の開口部へ吸引され、ケーシングと固
定側密封要素の間の隙間を通じて流体がOリング
用溝内に流入するといつた循環流が生じるので、
Oリング用溝内の作動用Oリングにスラリが堆積
することがない。
また洗浄液は、洗浄液導入部の開口方向によつ
て、固定側密封要素の外径側に設けた鍔部の外周
面へ向けてその背面側外径位置から斜めに噴射さ
れるので、上記固定側密封要素は、その背面のス
プリングの付勢力と共に、上記鍔部への洗浄液の
衝突圧力によつて回転側密封要素との摺動面圧を
与えられており、その摺動部の摩耗によつて固定
側密封要素が回転側密封要素へ向けて変位する
と、洗浄液の衝突位置が上記鍔部の外周面から背
面側へ拡大してその衝突による押付力が増大する
ので、スプリングの伸長による付勢力の低下を補
償する。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照して本考案の一
実施例を説明する。第1図中符号1はケーシング
であり、このケーシング1内には軸3が回転可能
に収容されている。この軸3と上記ケーシング1
との間にはメカニカルシール5が設置されてい
る。
上記メカニカルシール5の構成を説明すると、
まず回転側密封要素7が軸3の段付部に装着され
ている。一方、ケーシング1の内周には、スプリ
ング25で軸方向に押圧付勢されたリテーナ11
が作動用Oリング17を介して軸方向移動自在に
支持され、このリテーナ11の前面に嵌合された
固定側密封要素9が上記スプリング25の付勢力
で回転側密封要素7に押し付けられることによつ
て、密封面である摺動部Sが形成されている。
上記ケーシング1には、固定側密封要素9の外
径側へ突出したリテーナ11の鍔部11′の外周
面に向けてその背面側外径位置から洗浄液を斜め
に噴出させてこの洗浄液を上記摺動部Sの外周空
間へ供給する洗浄液導入部21が開口している。
上記作動用Oリング17はケーシング1の内周面
に形成されたOリング用溝15に保持されてお
り、このOリング用溝15における作動用Oリン
グ17の接液側空間15aと上記洗浄液導入部2
1の開口21aとの間は、連通孔19を介して連
通している。
上述の構成によると、洗浄液導入部21内は、
メカニカルシール5の外周へ噴出供給される洗浄
液の流速に応じて負圧になることから、Oリング
用溝15内の接液側空間15aに存在する密封液
が連通孔19を介して洗浄液導入部21の開口2
1aへ吸引されるとともに、ケーシング1と固定
側密封要素9の間の隙間23を通じて密封液が上
記接液側空間15a内に流入するため、この循環
流によつて、Oリング用溝15内の作動用Oリン
グ17にスラリが滞留するのを防止する。したが
つてOリング用溝15内にスラリが堆積してリテ
ーナ11に固着し、それによつて固定側密封要素
9の作動不良が発生するという従来の問題を効果
的に解消することができる。
また、上記洗浄液導入部21の開口21aから
噴出した洗浄液は、固定側密封要素9を嵌合保持
しているリテーナ11の外径鍔部11′の外周面
11aに背面側外径方向から斜めに衝突し、これ
によつて、上記固定側密封要素9は、スプリング
25による付勢力のほか、上記鍔部11′への洗
浄液の衝突圧力及び摩擦力による押圧力を受けて
いる。ここで、摺動部Sの経時的な摩耗によつ
て、固定側密封要素9及びこれと一体のリテーナ
11が、第2図に一点鎖線で示すように回転側密
封要素7側へ変位して行くと、これに伴つて伸長
されるスプリング25の付勢力は漸次低下する
が、上記変位によつて、洗浄液導入部21からの
洗浄液の衝突位置が上記鍔部11′の外周面11
aから背面11bへ漸次拡大されるので、洗浄液
の衝突による押圧力が増大し、したがつて、スプ
リング25の付勢力低下が補償されることとな
り、摺動部Sでの密封面圧低下が抑えられる。
なお、本考案は、前記一実施例に限定されるも
のではなく、固定側密封要素がスプリングで付勢
された静止形メカニカルシール構造であれば適用
可能であり、連通孔の形状、ルート、数について
は種々のものが考えられる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案のメカニカルシール
によると、洗浄液導入部に生じる負圧を利用し
て、Oリング用溝内の接液側空間を経由する循環
流を惹起することによつて、上記Oリング用溝内
の作動用Oリングへのスラリの堆積を防止して、
固定側密封要素の作動性を良好に維持すると共
に、摺動部の摩耗によるスプリングの付勢力の経
時的減少を、洗浄液の衝突による押圧力の増大に
よつて補償するため、初期の密封性能を長期間に
わたつて維持することができるといつた優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図はメカニカルシールの使用状態を示す
半断面図、第2図は要部拡大断面図、第3図およ
び第4図は従来例を示す図で、第3図はメカニカ
ルシールを装着した状態を示す半断面図、第4図
はスラリの堆積状態を示す部分断面図である。 1……ケーシング、3……軸、5……メカニカ
ルシール、7……回転側密封要素、9……固定側
密封要素、11……リテーナ、11′……鍔部、
15……Oリング用溝、17……Oリング、21
……洗浄液導入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸の外周を包囲するケーシングに該ケーシング
    のOリング用溝内に装着された作動用Oリングを
    介して気密的かつ軸方向移動自在に支持され背面
    をスプリングで押圧された固定側密封要素と、軸
    の外周面に気密的に固定され上記固定側密封要素
    と軸方向に対接する回転側密封要素とを備え、上
    記ケーシングに、固定側密封要素と回転側密封要
    素の摺動部外周空間への洗浄液導入部を形成して
    なるメカニカルシールにおいて、上記ケーシング
    に、上記Oリング用溝内の作動用Oリングの接液
    側空間と、上記洗浄液導入部の開口部との間を連
    通する連通孔を有し、上記開口部に、洗浄液を前
    記固定側密封要素の外径側に設けた鍔部の外周面
    へ向けてその背面側外径位置から斜めに噴出させ
    る開口方向を設定してなることを特徴とするメカ
    ニカルシール。
JP1988084488U 1988-06-28 1988-06-28 Expired - Lifetime JPH0520929Y2 (ja)

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BE787314A (fr) * 1971-08-09 1973-02-08 Klamer R B Jouet educatif
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