JPH05209403A - プレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法 - Google Patents
プレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法Info
- Publication number
- JPH05209403A JPH05209403A JP4023692A JP4023692A JPH05209403A JP H05209403 A JPH05209403 A JP H05209403A JP 4023692 A JP4023692 A JP 4023692A JP 4023692 A JP4023692 A JP 4023692A JP H05209403 A JPH05209403 A JP H05209403A
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- Japan
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- wire bundle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレストレストコンクリート吊床版橋の架設
工法にあって、施工作業の簡易化と施工時間の短縮およ
び廉価な施工を図る。 【構成】 橋台3間に張り渡したアンボンドPC鋼線1
の所望複数本を、長さ方向に所定距離だけ離して配置し
たスぺーサ7に挿通結束することでアンボンドPC鋼線
束Aとし、これをガイドとしてプレキャストコンクリー
ト板2を橋台3の一方から他方へ移動させて、アンボン
ドPC鋼線束A上に隙間なく配置させた後、プレキャス
トコンクリート板2‥‥‥上に現場打ちコンクリート1
4を打設し床版断面を形成する。コンクリート14が硬
化した後、埋設固定されたアンボンドPC鋼線束Aに緊
張力を与えて吊床版橋を架設する。
工法にあって、施工作業の簡易化と施工時間の短縮およ
び廉価な施工を図る。 【構成】 橋台3間に張り渡したアンボンドPC鋼線1
の所望複数本を、長さ方向に所定距離だけ離して配置し
たスぺーサ7に挿通結束することでアンボンドPC鋼線
束Aとし、これをガイドとしてプレキャストコンクリー
ト板2を橋台3の一方から他方へ移動させて、アンボン
ドPC鋼線束A上に隙間なく配置させた後、プレキャス
トコンクリート板2‥‥‥上に現場打ちコンクリート1
4を打設し床版断面を形成する。コンクリート14が硬
化した後、埋設固定されたアンボンドPC鋼線束Aに緊
張力を与えて吊床版橋を架設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンボンドPC鋼線
と、プレキャストコンクリート板とを使用してプレスト
レストコンクリート吊床版橋を架設するための工法に関
する。
と、プレキャストコンクリート板とを使用してプレスト
レストコンクリート吊床版橋を架設するための工法に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記プレストレストコンクリート吊床版
橋の架設従来工法としては、図6のように、所定地盤に
設けた橋台a、a間にあって、先ず、架設ケーブルb‥
‥‥を張り渡し、該架設ケーブルb‥‥‥にプレキャス
トコンクリート板cを図7に明示の如く同板cに設置し
た吊金具dにより吊り下げ、この架設ケーブルb‥‥‥
をガイドとして、一方から他方へ走行移動させること
で、当該プレキャストコンクリート板c‥‥‥を次々と
隙間なく連装配置した後、別途用意されたアンボンドP
C鋼線e‥‥‥を、プレキャストコンクリート板c‥‥
‥上に同上図7の如く配置し、その上に床版場所打ちコ
ンクリートfを打設して床版断面を形成した後、当該ア
ンボンドPC鋼線e‥‥‥に緊張力を与えて吊床版橋を
架設する工法が知られている。
橋の架設従来工法としては、図6のように、所定地盤に
設けた橋台a、a間にあって、先ず、架設ケーブルb‥
‥‥を張り渡し、該架設ケーブルb‥‥‥にプレキャス
トコンクリート板cを図7に明示の如く同板cに設置し
た吊金具dにより吊り下げ、この架設ケーブルb‥‥‥
をガイドとして、一方から他方へ走行移動させること
で、当該プレキャストコンクリート板c‥‥‥を次々と
隙間なく連装配置した後、別途用意されたアンボンドP
C鋼線e‥‥‥を、プレキャストコンクリート板c‥‥
‥上に同上図7の如く配置し、その上に床版場所打ちコ
ンクリートfを打設して床版断面を形成した後、当該ア
ンボンドPC鋼線e‥‥‥に緊張力を与えて吊床版橋を
架設する工法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のプ
レストレストコンクリート吊床版橋の架設工法において
は、プレキャストコンクリート板c‥‥‥を吊り下げて
移動させる架設ケーブルb‥‥‥と、プレキャストコン
クリート板c‥‥‥上に配置し、場所打ちコンクリート
fを打設した後、緊張してプレストレストを与えるため
のアンボンドPC鋼線e‥‥‥とを使い分けているた
め、ケーブルの種類が増え、作業工程も多くなって工期
が長びき、工費も嵩む等の問題がある。
レストレストコンクリート吊床版橋の架設工法において
は、プレキャストコンクリート板c‥‥‥を吊り下げて
移動させる架設ケーブルb‥‥‥と、プレキャストコン
クリート板c‥‥‥上に配置し、場所打ちコンクリート
fを打設した後、緊張してプレストレストを与えるため
のアンボンドPC鋼線e‥‥‥とを使い分けているた
め、ケーブルの種類が増え、作業工程も多くなって工期
が長びき、工費も嵩む等の問題がある。
【0004】本発明は、上記従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑み、従来工法における架設ケーブルを廃止
し、アンボンドPC鋼線を所望本数だけ、所要数のスぺ
ーサに貫通反用してPC鋼線束を構成し、これをガイド
としてプレキャストコンクリート板を移動させるように
したことにより、アンボンドPC鋼線束としての本数を
少なくすることで作業し易くすると共に、これらアンボ
ンドPC鋼線束を、そのままコンクリート打設により埋
設してしまうようにして、従来工法の如き架設ケーブル
の使用を排し、これにより工事作業時間の大幅な短縮と
工費の削減を図ろうとするのが、その目的である。
な問題点に鑑み、従来工法における架設ケーブルを廃止
し、アンボンドPC鋼線を所望本数だけ、所要数のスぺ
ーサに貫通反用してPC鋼線束を構成し、これをガイド
としてプレキャストコンクリート板を移動させるように
したことにより、アンボンドPC鋼線束としての本数を
少なくすることで作業し易くすると共に、これらアンボ
ンドPC鋼線束を、そのままコンクリート打設により埋
設してしまうようにして、従来工法の如き架設ケーブル
の使用を排し、これにより工事作業時間の大幅な短縮と
工費の削減を図ろうとするのが、その目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、橋台間に張り渡したアンボンドPC鋼線の
所望本数を長さ方向へ所定距離だけ離して配置したスぺ
ーサにより結束することで、アンボンドPC鋼線束とな
し、これをガイドとしてプレキャストコンクリート板を
橋台の一方から他方へ移動させ、アンボンドPC鋼線束
上に隙間なく配置させた後、これが上部に床版場所打ち
コンクリートを打設して、アンボンドPC鋼線束を埋設
した床版断面を形成し、前記アンボンドPC鋼線束に緊
張力を与えて吊床版橋を架設するようにしたことを特徴
とするプレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法
を提供しようとするものである。
成するため、橋台間に張り渡したアンボンドPC鋼線の
所望本数を長さ方向へ所定距離だけ離して配置したスぺ
ーサにより結束することで、アンボンドPC鋼線束とな
し、これをガイドとしてプレキャストコンクリート板を
橋台の一方から他方へ移動させ、アンボンドPC鋼線束
上に隙間なく配置させた後、これが上部に床版場所打ち
コンクリートを打設して、アンボンドPC鋼線束を埋設
した床版断面を形成し、前記アンボンドPC鋼線束に緊
張力を与えて吊床版橋を架設するようにしたことを特徴
とするプレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法
を提供しようとするものである。
【0006】
【作用】先ず、所定地盤位置に橋台を構築後、グラウン
ドアンカーの定着を実施し、橋台頂部工、上部工、橋面
工の順に施工する。次いで、端部施工足場を施工して、
これにワイヤ足場を架設し、該ワイヤ足場を利用して橋
台間に所望複数本のアンボンドPC鋼線を張り渡しこれ
に工場生産したプレキャストコンクリート板を以下のよ
うにして吊り下げる。
ドアンカーの定着を実施し、橋台頂部工、上部工、橋面
工の順に施工する。次いで、端部施工足場を施工して、
これにワイヤ足場を架設し、該ワイヤ足場を利用して橋
台間に所望複数本のアンボンドPC鋼線を張り渡しこれ
に工場生産したプレキャストコンクリート板を以下のよ
うにして吊り下げる。
【0007】上記プレキャストコンクリート板の上面に
は、後述の現場打ちコンクリートにより埋設される位置
にあって、予め吊金具が固定してあるので、このコロ付
き吊金具によって当該プレキャストコンクリート板はア
ンボンドPC鋼線による後述のアンボンドPC鋼線束に
吊り下げられることになる。吊り下げたプレキャストコ
ンクリート板を、アンボンドPC鋼線束をガイドとし
て、一方から他方へ移動させアンボンドPC鋼線束上に
あって、隙間なく隣接配置する。
は、後述の現場打ちコンクリートにより埋設される位置
にあって、予め吊金具が固定してあるので、このコロ付
き吊金具によって当該プレキャストコンクリート板はア
ンボンドPC鋼線による後述のアンボンドPC鋼線束に
吊り下げられることになる。吊り下げたプレキャストコ
ンクリート板を、アンボンドPC鋼線束をガイドとし
て、一方から他方へ移動させアンボンドPC鋼線束上に
あって、隙間なく隣接配置する。
【0008】次いで、各プレキャストコンクリート板上
に現場打ちコンクリートを打設した後、各アンボンドP
C鋼線束を緊張用ジャッキを用いて緊張させて吊床版橋
が施工される。
に現場打ちコンクリートを打設した後、各アンボンドP
C鋼線束を緊張用ジャッキを用いて緊張させて吊床版橋
が施工される。
【0009】上記アンボンドPC鋼線束は、アンボンド
PC鋼線を所望複数本だけ束ねたものであり、このた
め、複数本のアンボンドPC鋼線をその長さ方向へ一定
の距離をおいて配置したスぺーサにより結束させるので
あり、当該結束手段としては、一定間隔だけ離した状態
でスぺーサに挿通するようにするのがよく、これによ
り、プレキャストコンクリート板を当該アンボンドPC
鋼線束にて移動させる際、アンボンドPC鋼線が離散し
ないようになると同時に、アンボンドPC鋼線束を緊張
させる際には、当該束を構成するアンボンドPC鋼線の
本数に適した緊張用ジャッキを用いることにより、プレ
キャストコンクリート板に少ない本数のアンボンドPC
鋼線束により、所望のプレストレストを付与することが
できる。
PC鋼線を所望複数本だけ束ねたものであり、このた
め、複数本のアンボンドPC鋼線をその長さ方向へ一定
の距離をおいて配置したスぺーサにより結束させるので
あり、当該結束手段としては、一定間隔だけ離した状態
でスぺーサに挿通するようにするのがよく、これによ
り、プレキャストコンクリート板を当該アンボンドPC
鋼線束にて移動させる際、アンボンドPC鋼線が離散し
ないようになると同時に、アンボンドPC鋼線束を緊張
させる際には、当該束を構成するアンボンドPC鋼線の
本数に適した緊張用ジャッキを用いることにより、プレ
キャストコンクリート板に少ない本数のアンボンドPC
鋼線束により、所望のプレストレストを付与することが
できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1(A)は、本発明の架設工法によるプレ
ストレストコンクリート吊床版橋の施工、特に所要複数
本のアンボンドPC鋼線1‥‥‥を用い、これをガイド
としてプレキャストコンクリート板2を一方から他方へ
移動させ、該プレキャストコンクリート板2‥‥‥を、
上記PC鋼線1に沿って隙間なく配置させた状態を示す
略示図であり、この段階に至るまでの工程手順は、従来
のプレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法と同
じように、橋台3、3の構築、グラウンドアンカー4、
4の定着、橋台3、3の項部工、ワイヤ足場5の架設、
アンボンドPC鋼線1‥‥‥の架設、版架設用足支保工
および吊床版端部施工足場6の組立工程が順次行われる
ことになる。
説明する。図1(A)は、本発明の架設工法によるプレ
ストレストコンクリート吊床版橋の施工、特に所要複数
本のアンボンドPC鋼線1‥‥‥を用い、これをガイド
としてプレキャストコンクリート板2を一方から他方へ
移動させ、該プレキャストコンクリート板2‥‥‥を、
上記PC鋼線1に沿って隙間なく配置させた状態を示す
略示図であり、この段階に至るまでの工程手順は、従来
のプレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法と同
じように、橋台3、3の構築、グラウンドアンカー4、
4の定着、橋台3、3の項部工、ワイヤ足場5の架設、
アンボンドPC鋼線1‥‥‥の架設、版架設用足支保工
および吊床版端部施工足場6の組立工程が順次行われる
ことになる。
【0011】ここで、上記のアンボンドPC鋼線1とし
ては、既知のものを用いればよく、これは図4に示す通
り複数本のPCストランド1a‥‥‥を、ポリエチレン
シース1bと、その中に充填したグリース1cとで被覆
した構造を有している。
ては、既知のものを用いればよく、これは図4に示す通
り複数本のPCストランド1a‥‥‥を、ポリエチレン
シース1bと、その中に充填したグリース1cとで被覆
した構造を有している。
【0012】本発明では上記のアンボンドPC鋼線1
を、そのまま用いるのではなく、所望複数本を、図1
(B)、そして図5に示す如く、長さ方向に適当な距離
lをおいて配置したゴム製等のスぺーサ7、7‥‥‥に
よって結束するのであり、図示例では当該スぺーサ7‥
‥‥に一定の間隔をおいて平行に貫通した挿通孔7aを
穿設しておき、その各々に挿通することで、アンボンド
PC鋼線束Aを構成するようにしてある。従って、プレ
キャストコンクリート板2を図1および図2に示したよ
うに、当該アンボンドPC鋼線束Aをガイドとして移動
させる際、アンボンドPC鋼線1‥‥‥は離散すること
がないと共に、後に記詳するアンボンドPC鋼線束Aの
緊張に際して、これを構成するアンボンドPC鋼線1の
本数に適した緊張用ジャッキを用いるようにすれば、プ
レキャストコンクリート板2に対して、少ない本数のア
ンボンドPC鋼線束Aにより所要の緊張力を与え得るこ
とになる。
を、そのまま用いるのではなく、所望複数本を、図1
(B)、そして図5に示す如く、長さ方向に適当な距離
lをおいて配置したゴム製等のスぺーサ7、7‥‥‥に
よって結束するのであり、図示例では当該スぺーサ7‥
‥‥に一定の間隔をおいて平行に貫通した挿通孔7aを
穿設しておき、その各々に挿通することで、アンボンド
PC鋼線束Aを構成するようにしてある。従って、プレ
キャストコンクリート板2を図1および図2に示したよ
うに、当該アンボンドPC鋼線束Aをガイドとして移動
させる際、アンボンドPC鋼線1‥‥‥は離散すること
がないと共に、後に記詳するアンボンドPC鋼線束Aの
緊張に際して、これを構成するアンボンドPC鋼線1の
本数に適した緊張用ジャッキを用いるようにすれば、プ
レキャストコンクリート板2に対して、少ない本数のア
ンボンドPC鋼線束Aにより所要の緊張力を与え得るこ
とになる。
【0013】上記各プレキャストコンクリート板2とし
ては、図2および図3並びに図1の(B)と図5に示す
通り、その上面にあって、当該プレキャストコンクリー
ト板2が、上記のアンボンドPC鋼線束Aに対し、安定
した状態で吊り下げ可能であり、しかもアンボンドPC
鋼線束A上にて円滑に移動可能なるよう、所望複数個の
コロ8aを付設した吊金具8、8‥‥‥が適当な配置に
て突設されている。
ては、図2および図3並びに図1の(B)と図5に示す
通り、その上面にあって、当該プレキャストコンクリー
ト板2が、上記のアンボンドPC鋼線束Aに対し、安定
した状態で吊り下げ可能であり、しかもアンボンドPC
鋼線束A上にて円滑に移動可能なるよう、所望複数個の
コロ8aを付設した吊金具8、8‥‥‥が適当な配置に
て突設されている。
【0014】上記アンボンドPC鋼線束Aに対し、上記
プレキャストコンクリート板2は、その吊金具8によっ
て吊り下げられ、そのコロ8a、8aにより円滑に移動
されるようになるが、この移動に際して、各アンボンド
PC鋼線1‥‥‥のポリエチレンシース1bに対して損
傷を与えないようにするためと、移動がさらに円滑とな
るように、図1の(B)および図5に示した通り、金属
製等の保護板9をアンボンドPC鋼線束A上に載置させ
るようにしてもよい。
プレキャストコンクリート板2は、その吊金具8によっ
て吊り下げられ、そのコロ8a、8aにより円滑に移動
されるようになるが、この移動に際して、各アンボンド
PC鋼線1‥‥‥のポリエチレンシース1bに対して損
傷を与えないようにするためと、移動がさらに円滑とな
るように、図1の(B)および図5に示した通り、金属
製等の保護板9をアンボンドPC鋼線束A上に載置させ
るようにしてもよい。
【0015】上記金属製等の保護板9は、図1の(B)
に示した通り、横断面を適当な曲率を有する円弧形状と
して適当な長さに形成され、図5にあって矢印Bが示し
ているプレキャストコンクリート板2の移動方向とは逆
方向側から、順次端部を重ね合わせるようにして、スぺ
ーサ7を含む上記アンボンドPC鋼線束A上に配置さ
れ、これにより、プレキャストコンクリート板2の移動
が一層円滑に行われるようにすると共に、当該プレキャ
ストコンクリート板2の移動に際して、金属製等の保護
板9が不本意に脱落しないようにしてある。
に示した通り、横断面を適当な曲率を有する円弧形状と
して適当な長さに形成され、図5にあって矢印Bが示し
ているプレキャストコンクリート板2の移動方向とは逆
方向側から、順次端部を重ね合わせるようにして、スぺ
ーサ7を含む上記アンボンドPC鋼線束A上に配置さ
れ、これにより、プレキャストコンクリート板2の移動
が一層円滑に行われるようにすると共に、当該プレキャ
ストコンクリート板2の移動に際して、金属製等の保護
板9が不本意に脱落しないようにしてある。
【0016】また、上記したゴム製のスぺーサ7‥‥‥
にあって、その挿通孔7a‥‥‥を形成するには、その
内周面を滑らかにし、かつ両開口端部にテーパ孔部7
b、7bを形成するのがよく、これにより、アンボンド
PC鋼線束Aが各スぺーサ7‥‥‥の開口端部で折損さ
れるのが防止される。
にあって、その挿通孔7a‥‥‥を形成するには、その
内周面を滑らかにし、かつ両開口端部にテーパ孔部7
b、7bを形成するのがよく、これにより、アンボンド
PC鋼線束Aが各スぺーサ7‥‥‥の開口端部で折損さ
れるのが防止される。
【0017】そこでプレストレストコンクリート吊床版
橋の架設に際し、図1の(A)に示したように、橋台
3、3間にワイヤ足場5を架設した後、適宜の距離だけ
離して配置したゴム製のスぺーサ7‥‥‥に、図1の
(B)および図5に示した通り所望複数本のアンボンド
PC鋼線1‥‥‥を挿通することで得たアンボンドPC
鋼線束Aを、所望数本だけウインチ10等で牽引して張
り渡し、当該各アンボンドPC鋼線束A、A‥‥‥上に
金属製保護板9‥‥‥を順次仮配置する。この状態にお
いて、コロ8a付き吊金具8‥‥‥を固設したプレキャ
ストコンクリート板2をクレーン車11等によって吊り
上げ、その吊金具8‥‥‥によりアンボンドPC鋼線束
A‥‥‥における長さ方向の一端側に吊り下げる。
橋の架設に際し、図1の(A)に示したように、橋台
3、3間にワイヤ足場5を架設した後、適宜の距離だけ
離して配置したゴム製のスぺーサ7‥‥‥に、図1の
(B)および図5に示した通り所望複数本のアンボンド
PC鋼線1‥‥‥を挿通することで得たアンボンドPC
鋼線束Aを、所望数本だけウインチ10等で牽引して張
り渡し、当該各アンボンドPC鋼線束A、A‥‥‥上に
金属製保護板9‥‥‥を順次仮配置する。この状態にお
いて、コロ8a付き吊金具8‥‥‥を固設したプレキャ
ストコンクリート板2をクレーン車11等によって吊り
上げ、その吊金具8‥‥‥によりアンボンドPC鋼線束
A‥‥‥における長さ方向の一端側に吊り下げる。
【0018】上記のようにして吊り下げたプレキャスト
コンクリート板2を引込み用ワイヤ12に連結し、ウイ
ンチ13にて牽引することで、当該プレキャストコンク
リート板2につき、アンボンドPC鋼線束Aをガイドと
して図1に矢印Dが示す如く一端側から他端側へ移動さ
せる。このようにして、複数個のプレキャストコンクリ
ート板2‥‥‥を順次同一方向へ移動させ、互いに隙間
なく配置した後、図2に示したようにプレキャストコン
クリート板2‥‥‥上に現場打ちコンクリート14を打
設し、これが硬化した後、アンボンドPC鋼線束Aをジ
ャッキ(図示せず)により緊張し、吊床版橋の架設を終
る。
コンクリート板2を引込み用ワイヤ12に連結し、ウイ
ンチ13にて牽引することで、当該プレキャストコンク
リート板2につき、アンボンドPC鋼線束Aをガイドと
して図1に矢印Dが示す如く一端側から他端側へ移動さ
せる。このようにして、複数個のプレキャストコンクリ
ート板2‥‥‥を順次同一方向へ移動させ、互いに隙間
なく配置した後、図2に示したようにプレキャストコン
クリート板2‥‥‥上に現場打ちコンクリート14を打
設し、これが硬化した後、アンボンドPC鋼線束Aをジ
ャッキ(図示せず)により緊張し、吊床版橋の架設を終
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るプレス
トレストコンクリート吊床版橋の架設工法によれば、プ
レキャストコンクリート板の移動用と、コンクリート打
設後のプレストレスト等用にアンボンドPC鋼線束を使
用するので、少ない鋼線束だけを用い、かつプレキャス
トコンクリート板に所望の緊張力を与えることができ、
アンボンドPC鋼線の総本数を減少させることができる
と共に、施工作業の簡易化、工事作業時間の短縮と工費
の削減を図ることができる。
トレストコンクリート吊床版橋の架設工法によれば、プ
レキャストコンクリート板の移動用と、コンクリート打
設後のプレストレスト等用にアンボンドPC鋼線束を使
用するので、少ない鋼線束だけを用い、かつプレキャス
トコンクリート板に所望の緊張力を与えることができ、
アンボンドPC鋼線の総本数を減少させることができる
と共に、施工作業の簡易化、工事作業時間の短縮と工費
の削減を図ることができる。
【図1】(A)は本発明に係るプレストレストコンクリ
ート吊床版橋の架設工法を示す一実施例のプレストレス
トコンクリート吊床版橋の架設途上における正面略示図
で、(B)は(A)におけるプレキャストコンクリート
板の縦断側面部分拡大図である。
ート吊床版橋の架設工法を示す一実施例のプレストレス
トコンクリート吊床版橋の架設途上における正面略示図
で、(B)は(A)におけるプレキャストコンクリート
板の縦断側面部分拡大図である。
【図2】同上実施例におけるプレキャストコンクリート
板をアンボンドPC鋼線束に吊り下げた状態および同板
上にコンクリートを打設した状態とを示す斜視図であ
る。
板をアンボンドPC鋼線束に吊り下げた状態および同板
上にコンクリートを打設した状態とを示す斜視図であ
る。
【図3】同上実施例におけるプレキャストコンクリート
板を示す縦断全体側面図である。
板を示す縦断全体側面図である。
【図4】同上実施例におけるアンボンドPC鋼線の拡大
横断面図である。
横断面図である。
【図5】図1の(B)に示したアンボンドPC鋼線束部
分を示す部分拡大縦断正面図である。
分を示す部分拡大縦断正面図である。
【図6】従来のプレストレストコンクリート吊床版橋架
設工法における吊床版橋の架設状態を示す正面略示図で
ある。
設工法における吊床版橋の架設状態を示す正面略示図で
ある。
【図7】同上図の仮設工法において、プレキャストコン
クリート板を架設ケーブルに吊り下げた状態を示す縦断
全体側面図である。
クリート板を架設ケーブルに吊り下げた状態を示す縦断
全体側面図である。
1 アンボンドPC鋼線 2 プレキャストコンクリート板 7 スぺーサ 14 現場打ちコンクリート A アンボンドPC鋼線束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生木 泰秀 東京都港区赤坂4丁目9番9号 日本国土 開発株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 橋台間に張り渡したアンボンドPC鋼線
の所望本数を長さ方向へ所定距離だけ離して配置したス
ぺーサにより結束することで、アンボンドPC鋼線束と
なし、これをガイドとしてプレキャストコンクリート板
を橋台の一方から他方へ移動させることでアンボンドP
C鋼線束上に隙間なく配置させた後、これが上部に床版
場所打ちコンクリートを打設して、アンボンドPC鋼線
束を埋設した床版断面を形成し、前記アンボンドPC鋼
線束に緊張力を与えて吊床版橋を架設するようにしたこ
とを特徴とするプレストレストコンクリート吊床版橋の
架設工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023692A JPH05209403A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | プレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023692A JPH05209403A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | プレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209403A true JPH05209403A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12575090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023692A Pending JPH05209403A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | プレストレストコンクリート吊床版橋の架設工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05209403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101346243B1 (ko) * | 2011-09-28 | 2014-01-08 | 박경룡 | 착탈식 롤러가 부착된 세그먼트 및 이를 이용한 교량 시공방법 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4023692A patent/JPH05209403A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101346243B1 (ko) * | 2011-09-28 | 2014-01-08 | 박경룡 | 착탈식 롤러가 부착된 세그먼트 및 이를 이용한 교량 시공방법 |
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