JPH0521040Y2 - - Google Patents

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JPH0521040Y2
JPH0521040Y2 JP13446787U JP13446787U JPH0521040Y2 JP H0521040 Y2 JPH0521040 Y2 JP H0521040Y2 JP 13446787 U JP13446787 U JP 13446787U JP 13446787 U JP13446787 U JP 13446787U JP H0521040 Y2 JPH0521040 Y2 JP H0521040Y2
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、中性子回析、X線回析等に使用され
るモノクロメータ装置に関するものである。
「従来の技術」 中性子回析、X線回析等に際して所定のモノク
ロメータ装置を使用することは、広く行われてい
る処である。
これは、中性子、X線、その他のビームから単
一波長のみを取出し、この単一波長ビームを試料
に集光照射して、試料の分子構造、物性、等を検
査することができるものである。
そして、ここで、単一波長を取出し、且つ試料
に集光させながら反射照射するための部材として
は、一定の単結晶材料が用いられてきた。
処で、上記した集光反射を達成するためには、
単結晶材料の反射面を一定の湾曲面に構成しなけ
ればならない。
従来、この湾曲面に構成するための手段として
は、例えば単結晶材料である結晶板の背面に多数
の溝を刻設しておき、徐々に凹面に湾曲させる方
法、断面三角形状の単結晶材料の頂角部分に一定
の圧力をかけて、湾曲させる方法等があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記した手段は単結晶材料を機
械的、力学的に加工するものであるために加工時
に破壊し易く、それ故に所望の形状に構成しにく
く、そのために精度の高い湾曲面を得るのが困難
であるので、試料の正確な検査ができなかつた
り、加工及び加工機器の製作に手間がかかり、仮
に所望の湾曲反射面を得たとしても、湾曲形態が
固定的であつて、集光位置が常に同一箇所に限定
されてしまい、集光位置を変化させるには他の湾
曲形態の製品を別途用意しなければならないう等
の、多くの欠点、不都合、不満点が存していた。
本考案は、上述した従来の不満点を解消し、要
求に応えるべく考案されたモノクロメータ装置で
あつて、所定のビームから単一波長を高い精度で
取出して集光させることができるようにすること
を目的とする。
「問題を解決するための手段」 以下、本考案の構成を、本考案の実施例を示す
図面に基づいて説明する。
本考案のモノクロメータ装置は、反射体1と操
作材8とリンク材10と駆動源11とから構成さ
れている。
反射体1は、少なくとも前面にモノクロ単結晶
材を配した細板形状のミラー材2を、一対の支持
体7間に上下に並列に配置して、両端を軸支させ
た構成である。
操作材8は、この反射体1の後方の近傍に、前
記した各ミラー材2に直交する姿勢で位置し、前
記した支持体7間に、このほぼ中央部位置を、前
後方向に揺動自在に軸支する。
そして、リンク材10は、その一方端をミラー
材2の下端に枢着すると共に、他方端を操作材8
に枢着し、駆動源11は、操作材8を揺動させる
のである。
「作用」 上述した構成にあつて、例えば操作材8を直立
姿勢にすると(第1図参照)、操作材8と反射体
1の各ミラー材2とは、夫々リンク材10によつ
て連結されており、且つ各ミラー材2は、その両
端が支持体7間に軸支されているので、各ミラー
材2は幅方向に垂直姿勢となる。
この状態から、駆動源11を介して操作材8を
前後方向に揺動変位させる(第2図参照)。
例えば、操作材8の下部を前方に変位するよう
に揺動させると、操作材8の軸支位置よりも下位
の各ミラー材2は、操作材8の揺動に伴つて前進
するリンク材10によつて前方に押される。
処が、ミラー材2は支持体7間に軸支され、且
つリンク材10は、一方端がミラー材2の下端
に、他方端が操作材8に枢着されているため、こ
こでのミラー材2は、軸支箇所よりも下位が前方
に、上位が後方に変位する姿勢で回動し、前面が
斜め上方に向く傾斜姿勢となる。
操作材8の軸支位置よりも下位の各ミラー材2
にあつて、この傾斜角度は各ミラー材2によつて
異なり、操作材8の揺動変位量に対応し、操作材
8の軸支箇所近傍では小さく、軸支個所から離れ
る程大きくなる。
一方、上記姿勢で、操作材8の軸支位置よりも
上位部分は後方に揺動することになり、この軸支
位置よりも上位の各ミラー材2は、操作材8の揺
動に伴つて後退するリンク材10によつて下端が
後方に引つ張られ、同様の理由をもつて前面が斜
め下方に向く傾斜姿勢となる。
即ち、操作材8を揺動変位させると、各ミラー
材2は、操作材8の軸支位置を中心にして、上位
或いは下位になる程、その傾斜角度が大きくな
り、傾斜角度が徐々に変位している各ミラー材2
によつて、反射体1に疑似湾曲凹面が形成される
ことになる。
従つて、前方から発射されたビームは、各ミラ
ー材2の前面に配されたモノクロ単結晶材によつ
て単一波長のみが取出されて、所定個所に集光さ
せることができることになる。
各ミラー材2の傾斜角度は、操作材8の揺動変
位量によつて設定されるものであるから、この量
を微調整することによつて集光点の前後位置を選
択することができ、更には、この選択は、リンク
材10の長さ、及び操作材8の反射体1の後方に
於ける位置を調整することによつても可能とな
る。
「実施例」 図示実施例にあつて、ベースプレート6上に一
対の平板形状の支持体7を一定の間隔をあけて立
設し、この支持体7間に、複数の細板形状のミラ
ー材2を、上下に並列に配置して反射体1を構成
する。
ミラー材2は、その幅方向に沿つた中央部の両
端から突出した軸材5によつて支持体7に軸支さ
れ、この軸支は、例えば、ピボツト、ベアリング
等を介し、極めて円滑に回転できるようになつて
いる。
但し、図示実施例では7枚のミラー材2を使用
しているが、中央の4枚目のミラー材2aは垂直
姿勢のまま両支持体7に固定されている。
ミラー材2は、細板形状のホルダー4の前面
に、モノクロミラー3を接着した構成であるが、
ガラスにコーテイングするものであつて良く、モ
ノクロミラー3としては、例えばグラフアイト単
結晶等が使用される。
次に、操作材8は桿形状であつて、反射体1の
後方の近傍に於ける支持体7間の中央に、軸体9
を介して前後方向に揺動自在に横架設される。軸
体9による軸支位置は、操作材8のほぼ中央部で
ある。
そして、リンク材10は、少なくとも反射体1
と操作材8との間隔に等しい長さを有する平板材
である。
図示実施例で駆動源11は、ベースプレート6
上の操作材8の後方に位置する。
即ち、操作材8の下端部後面には,前後方向に
沿つて微少移動する駆動桿13の前端が当接して
おり、駆動桿13後端はウオームギア12等を介
してモータである駆動源11に連結している。
従つて、駆動源11を作動させて駆動桿13を
微少前進移動させると、その前端が操作材8の下
端部を前方に押すことになり、操作材8を揺動さ
せることができるのである。
操作材8の揺動復帰手段としては、種々考えら
れる処であり、例えば、操作材8の下端部の前端
側に、駆動桿13の後退方向に付勢する弾材14
を設けるなり、逆に、操作材8の下端部の後端側
に、駆動桿13の後退方向に引つ張る弾材14を
設ければ良いであろう。
駆動源11は、操作材8の後方に必ずしも位置
させなければならないものではなく、設計上の事
情が許せば前方であつても良く、また、駆動源1
1による動力の作用点箇所は、操作材8の下端部
に限らず上端部であつても良く、更には、操作材
8と軸体9とを連結固定して、この軸体9を直接
駆動回転させるようにしても良いものである。
「考案の効果」 本考案は、以上説明したような構成となつてお
り、作用する。
従つて、中性子、X線、その他のビームから単
一波長のみを取出し、この単一波長ビームを所定
の試料に確実に精度良く集光照射することができ
て、試料の分子構造、物性、等を検査を簡単且つ
正確に達成できることになり、反射面を一定の疑
似湾曲面に構成するには、複数のミラー材の傾斜
角度を機械的に制御することにより行うことがで
き、単結晶材料に加工を加えるものではないため
に、湾曲成形の手間がかからず、破壊してしまう
こともなく、反射角度の制御が可能なので、一台
で所望の焦点位置を選択することができ、構成及
び操作が容易である等、多くの優れた作用効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のモノクロメータ装置の縦断
面図である。第2図は、作動状態の縦断断面図で
ある。第3図は、縮小背面図である。 符号の説明、1……反射体、2……ミラー材、7
……支持体、8……操作体、10……リンク材、
11……駆動源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも前面にモノクロ単結晶材を配した細
    板形状のミラー材2を、一対の支持体7間に上下
    に並列に配置して、両端を軸支させた反射体1
    と、 該反射体1の後方の近傍に、前記各ミラー材2
    に直交する姿勢で位置し、前記支持体7間に、ほ
    ぼ中央部位置を、前後方向に揺動自在に軸支した
    操作材8と、 一方端を前記ミラー材2の下端に枢着すると共
    に、他方端を前記操作材8に枢着したリンク材1
    0と、 前記操作材8を揺動させる駆動源11とから成
    るモノクロメータ装置。
JP13446787U 1987-09-04 1987-09-04 Expired - Lifetime JPH0521040Y2 (ja)

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JP13446787U JPH0521040Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JP13446787U JPH0521040Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6440100U JPS6440100U (ja) 1989-03-09
JPH0521040Y2 true JPH0521040Y2 (ja) 1993-05-31

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