JPH05210735A - 2次元空間フィルタ回路 - Google Patents
2次元空間フィルタ回路Info
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- JPH05210735A JPH05210735A JP27160792A JP27160792A JPH05210735A JP H05210735 A JPH05210735 A JP H05210735A JP 27160792 A JP27160792 A JP 27160792A JP 27160792 A JP27160792 A JP 27160792A JP H05210735 A JPH05210735 A JP H05210735A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、画像を構成する各画素データに対し
て、所定の空間フィルタ演算子を用いて画像上を2次元
的に走査して該画像にフィルタリング処理を施す2次元
空間フィルタ回路に関し、簡単な付加回路で画像の周縁
近傍のフィルタ出力値がでたらめな値とならないように
制御する。 【構成】フィルタ領域内に2次元画像から外れる画素部
分が含まれるときに処理前の画素データあるいは固定デ
ータが出力され、フィルタ領域内に2次元画像を構成す
る画素のみが含まれるときのみフィルタリング処理後の
処理済データを出力する。
て、所定の空間フィルタ演算子を用いて画像上を2次元
的に走査して該画像にフィルタリング処理を施す2次元
空間フィルタ回路に関し、簡単な付加回路で画像の周縁
近傍のフィルタ出力値がでたらめな値とならないように
制御する。 【構成】フィルタ領域内に2次元画像から外れる画素部
分が含まれるときに処理前の画素データあるいは固定デ
ータが出力され、フィルタ領域内に2次元画像を構成す
る画素のみが含まれるときのみフィルタリング処理後の
処理済データを出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を構成する各画素
データに対して、所定の空間フィルタを用いて画像上を
2次元的に走査して該画像にフィルタリング処理を施す
2次元空間フィルタ回路に関する。
データに対して、所定の空間フィルタを用いて画像上を
2次元的に走査して該画像にフィルタリング処理を施す
2次元空間フィルタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より各種の空間フィルタを用いて例
えば平滑化処理、エッジ抽出処理等の各種のフィルタリ
ング処理を施す方法が知られている。図1は、上記フィ
ルタリング処理に用いられる空間フィルタを例示した
図、図2はその演算処理方法を説明するための図であ
る。ここでは図1(A)に示す空間フィルタを例として
その演算方法について説明する。
えば平滑化処理、エッジ抽出処理等の各種のフィルタリ
ング処理を施す方法が知られている。図1は、上記フィ
ルタリング処理に用いられる空間フィルタを例示した
図、図2はその演算処理方法を説明するための図であ
る。ここでは図1(A)に示す空間フィルタを例として
その演算方法について説明する。
【0003】図1(A)に示すように縦横に例えば3要
素ずつからなり各要素に数値が割り当てられた空間フィ
ルタ10が、図2に示すように多数の画素Pからなる画
像上に、画素P0 を中心に重畳される。このようにして
互いに重畳された各要素および各画素毎に図1(A)に
示す数値と各画素データ(ここでは簡単のため、図2に
示した各画素を表わす記号P0 ,P1 ,…,P8 を、そ
のまま該各画素の画素データを表わす記号として用い
る)とが互いに掛け算され、この掛け算後のデータが互
いに加算される。即ち、ここでは、 P0 ’=−1×P1 +0×P2 +1×P3 −2×P4 +0×P0 +2×P5 −1×P6 +0×P7 +1×P8 …(1) が演算され、この演算後の画素データ(処理済データ)
P0 ’が画素P0 に対応する新たな画素データとされ
る。このような演算を画素P0 を1つずつ順次変更しな
がら画像の全面に亘って行うことによりその画像にフィ
ルタリング処理が施される。ここで図1(A)に示す空
間フィルタは、いわゆるソーベル演算子と呼ばれるもの
であり、図2の縦方向に伸びるエッジ部分の抽出に有効
な空間フィルタである。また図1(B),(C)は画像
を平滑化するための空間フィルタであり、図1(B)は
9画素を単純に加算(平均)するもの、図1(C)は中
央に重みをおいて加算(平均)するものである。また図
1(D)は数値を抽象化してアルファベットであらわし
たものである。
素ずつからなり各要素に数値が割り当てられた空間フィ
ルタ10が、図2に示すように多数の画素Pからなる画
像上に、画素P0 を中心に重畳される。このようにして
互いに重畳された各要素および各画素毎に図1(A)に
示す数値と各画素データ(ここでは簡単のため、図2に
示した各画素を表わす記号P0 ,P1 ,…,P8 を、そ
のまま該各画素の画素データを表わす記号として用い
る)とが互いに掛け算され、この掛け算後のデータが互
いに加算される。即ち、ここでは、 P0 ’=−1×P1 +0×P2 +1×P3 −2×P4 +0×P0 +2×P5 −1×P6 +0×P7 +1×P8 …(1) が演算され、この演算後の画素データ(処理済データ)
P0 ’が画素P0 に対応する新たな画素データとされ
る。このような演算を画素P0 を1つずつ順次変更しな
がら画像の全面に亘って行うことによりその画像にフィ
ルタリング処理が施される。ここで図1(A)に示す空
間フィルタは、いわゆるソーベル演算子と呼ばれるもの
であり、図2の縦方向に伸びるエッジ部分の抽出に有効
な空間フィルタである。また図1(B),(C)は画像
を平滑化するための空間フィルタであり、図1(B)は
9画素を単純に加算(平均)するもの、図1(C)は中
央に重みをおいて加算(平均)するものである。また図
1(D)は数値を抽象化してアルファベットであらわし
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような2次元画
像について空間フィルタリング処理を行う回路を構成す
るにあたっては、通常その回路構成を簡単化するために
行方向にk画素並ぶ画像を表わす各画素データSが所定
の第n行について行方向に順次k画素分入力され、次に
第n+1行に移って第n+1行について行方向に順次k
画素分入力されるように、画像全面に亘る2次元的な画
素データが一次元的な時系列信号として入力される回路
構成が採用される。
像について空間フィルタリング処理を行う回路を構成す
るにあたっては、通常その回路構成を簡単化するために
行方向にk画素並ぶ画像を表わす各画素データSが所定
の第n行について行方向に順次k画素分入力され、次に
第n+1行に移って第n+1行について行方向に順次k
画素分入力されるように、画像全面に亘る2次元的な画
素データが一次元的な時系列信号として入力される回路
構成が採用される。
【0005】この場合に、例えば図2に示す画素P01の
処理を行うために、その空間フィルタが概念的に位置1
0’にある場合、実際にはそれぞれ1つずつ前の行の最
終に存在する画素P10,P11,P12が、位置10’に存
在する空間フィルタ内に存在するかのように演算が行わ
れ、したがって画素P01に対応するフィルタの出力が全
くでたらめなものとなってしまうこととなる。
処理を行うために、その空間フィルタが概念的に位置1
0’にある場合、実際にはそれぞれ1つずつ前の行の最
終に存在する画素P10,P11,P12が、位置10’に存
在する空間フィルタ内に存在するかのように演算が行わ
れ、したがって画素P01に対応するフィルタの出力が全
くでたらめなものとなってしまうこととなる。
【0006】また角の画素P02の処理を行う場合には存
在しない画素に対応する画素データを用いることとな
り、この場合もフィルタの出力が全くでたらめのものと
なってしまうこととなる。このように、上記のような空
間フィルタリング処理を行う回路では、フィルタ処理後
の画像の周縁近傍の値はでたらめとなり、この画像の周
縁部が視覚上劣化してしまうこととなる。
在しない画素に対応する画素データを用いることとな
り、この場合もフィルタの出力が全くでたらめのものと
なってしまうこととなる。このように、上記のような空
間フィルタリング処理を行う回路では、フィルタ処理後
の画像の周縁近傍の値はでたらめとなり、この画像の周
縁部が視覚上劣化してしまうこととなる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、従来の2次元
空間フィルタ回路に大幅に回路を付加することなく、画
像の周縁近傍のフィルタ出力値がでたらめな値とならな
いように制御された2次元空間フィルタ回路を提供する
ことを目的とする。
空間フィルタ回路に大幅に回路を付加することなく、画
像の周縁近傍のフィルタ出力値がでたらめな値とならな
いように制御された2次元空間フィルタ回路を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の2次元空間フィルタ回路は、行方向および列
方向にそれぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次
元画像の、該多数の画素のそれぞれの画素値を担持する
多数の画素データを、各行の末尾の画素に対応する画素
データの次に次の行の先頭の画素に対応する画素データ
が並ぶ時系列データとして入力し、上記2次元画像内の
所定の画素を含む複数の画素から構成される領域内の該
複数の画素に対応する複数の画素データに基づく演算処
理を行うことにより該所定の画素に対応する処理済デー
タを生成する操作を、所定の画素を順次変更しながら2
次元画像の全面に亘って行う2次元空間フィルタ回路に
おいて、順次変更される所定の画素に対応するフィルタ
リング処理前の画素データとフィルタリング処理後の処
理済データとを入力してこれら画素データもしくは処理
済データの一方を該各所定の画素毎に選択的に出力する
マルチプレクサと、該マルチプレクサから、フィルタ領
域内に2次元画像から外れる画素部分が含まれるときに
画素データが出力され、フィルタ領域内に2次元画像を
構成する画素のみが含まれるときに処理済データが出力
されるように該マルチプレクサを制御するコントローラ
とを備えたことを特徴とするものである。
明の第1の2次元空間フィルタ回路は、行方向および列
方向にそれぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次
元画像の、該多数の画素のそれぞれの画素値を担持する
多数の画素データを、各行の末尾の画素に対応する画素
データの次に次の行の先頭の画素に対応する画素データ
が並ぶ時系列データとして入力し、上記2次元画像内の
所定の画素を含む複数の画素から構成される領域内の該
複数の画素に対応する複数の画素データに基づく演算処
理を行うことにより該所定の画素に対応する処理済デー
タを生成する操作を、所定の画素を順次変更しながら2
次元画像の全面に亘って行う2次元空間フィルタ回路に
おいて、順次変更される所定の画素に対応するフィルタ
リング処理前の画素データとフィルタリング処理後の処
理済データとを入力してこれら画素データもしくは処理
済データの一方を該各所定の画素毎に選択的に出力する
マルチプレクサと、該マルチプレクサから、フィルタ領
域内に2次元画像から外れる画素部分が含まれるときに
画素データが出力され、フィルタ領域内に2次元画像を
構成する画素のみが含まれるときに処理済データが出力
されるように該マルチプレクサを制御するコントローラ
とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、上記目的を達成する本発明の第2の
2次元空間フィルタ回路は、行方向および列方向にそれ
ぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次元画像の、
該多数の画素のそれぞれの画素値を担持する多数の画素
データを、各行の末尾の画素に対応する画素データの次
に次の行の先頭の画素に対応する画素データが並ぶ時系
列データとして入力し、入力された画素データを該画素
データが入力される毎に書込むとともに書込まれた画素
データを書込みの時点から所定時間経過する毎に読出す
メモリ、該メモリの書込みアドレスおよび読出しアドレ
スを生成するアドレス生成回路、および上記メモリから
読出された、上記2次元画像内の所定の画素を含む複数
の画素から構成される領域内の該複数の画素に対応する
複数の画素データに基づく演算処理を行うことにより、
該所定の画素に対応する処理済データを生成する演算回
路を備え、該処理済データを生成する操作を、所定の画
素を順次変更しながら2次元画像の全面に亘って行う2
次元空間フィルタ回路において、順次変更される所定の
画素に対応するフィルタリング処理前の画素データとフ
ィルタリング処理後の処理済データとを入力してこれら
画素データもしくは処理済データの一方を該各所定の画
素毎に選択的に出力するマルチプレクサ、および上記ア
ドレス生成回路から出力された読出しアドレスを入力し
てフィルタ領域内に2次元画像から行方向に外れる画素
部分が含まれるか否かを判定する第1判定回路と、フィ
ルタ領域内に2次元画像から列方向に外れる画素部分が
含まれるか否かを判定する第2判定回路と、これら第1
の判定回路もしくは第2の判定回路のうちの少くとも一
方がフィルタ領域内に上記2次元画像から外れる画素部
分が含まれると判定したか否かに応じて、上記マルチプ
レクサから、それぞれ、フィルタリング処理前の画素デ
ータもしくはフィルタリング処理後の処理済データが出
力されるように該マルチプレクサを制御する制御信号を
生成する制御信号生成回路とを有するコントローラを備
えたことを特徴とするものである。
2次元空間フィルタ回路は、行方向および列方向にそれ
ぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次元画像の、
該多数の画素のそれぞれの画素値を担持する多数の画素
データを、各行の末尾の画素に対応する画素データの次
に次の行の先頭の画素に対応する画素データが並ぶ時系
列データとして入力し、入力された画素データを該画素
データが入力される毎に書込むとともに書込まれた画素
データを書込みの時点から所定時間経過する毎に読出す
メモリ、該メモリの書込みアドレスおよび読出しアドレ
スを生成するアドレス生成回路、および上記メモリから
読出された、上記2次元画像内の所定の画素を含む複数
の画素から構成される領域内の該複数の画素に対応する
複数の画素データに基づく演算処理を行うことにより、
該所定の画素に対応する処理済データを生成する演算回
路を備え、該処理済データを生成する操作を、所定の画
素を順次変更しながら2次元画像の全面に亘って行う2
次元空間フィルタ回路において、順次変更される所定の
画素に対応するフィルタリング処理前の画素データとフ
ィルタリング処理後の処理済データとを入力してこれら
画素データもしくは処理済データの一方を該各所定の画
素毎に選択的に出力するマルチプレクサ、および上記ア
ドレス生成回路から出力された読出しアドレスを入力し
てフィルタ領域内に2次元画像から行方向に外れる画素
部分が含まれるか否かを判定する第1判定回路と、フィ
ルタ領域内に2次元画像から列方向に外れる画素部分が
含まれるか否かを判定する第2判定回路と、これら第1
の判定回路もしくは第2の判定回路のうちの少くとも一
方がフィルタ領域内に上記2次元画像から外れる画素部
分が含まれると判定したか否かに応じて、上記マルチプ
レクサから、それぞれ、フィルタリング処理前の画素デ
ータもしくはフィルタリング処理後の処理済データが出
力されるように該マルチプレクサを制御する制御信号を
生成する制御信号生成回路とを有するコントローラを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】さらに、上記目的を達成する本発明の第3
の2次元空間フィルタ回路は、行方向および列方向にそ
れぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次元画像
の、該多数の画素のそれぞれの画素値を担持する多数の
画素データを、各行の末尾の画素に対応する画素データ
の次に次の行の先頭の画素に対応する画素データが並ぶ
時系列データとして入力し、上記2次元画像内の所定の
画素を含む複数の画素から構成される領域内の該複数の
画素に対応する複数の画素データに基づく演算処理を行
うことにより該所定の画素に対応する処理済データを生
成する操作を、所定の画素を順次変更しながら2次元画
像の全面に亘って行う2次元空間フィルタ回路におい
て、値が固定された固定データと順次変更される所定の
画素に対応する上記処理済データとを入力してこれら固
定データもしくは処理済データの一方を該各所定の画素
毎に選択的に出力するマルチプレクサと、該マルチプレ
クサから、フィルタ領域内に2次元画像から外れる画素
部分が含まれるときに固定データが出力され、フィルタ
領域内に2次元画像を構成する画素のみが含まれるとき
に処理済データが出力されるように該マルチプレクサを
制御するコントローラとを備えたことを特徴とするもの
である。
の2次元空間フィルタ回路は、行方向および列方向にそ
れぞれ多数並ぶ多数の画素から構成される2次元画像
の、該多数の画素のそれぞれの画素値を担持する多数の
画素データを、各行の末尾の画素に対応する画素データ
の次に次の行の先頭の画素に対応する画素データが並ぶ
時系列データとして入力し、上記2次元画像内の所定の
画素を含む複数の画素から構成される領域内の該複数の
画素に対応する複数の画素データに基づく演算処理を行
うことにより該所定の画素に対応する処理済データを生
成する操作を、所定の画素を順次変更しながら2次元画
像の全面に亘って行う2次元空間フィルタ回路におい
て、値が固定された固定データと順次変更される所定の
画素に対応する上記処理済データとを入力してこれら固
定データもしくは処理済データの一方を該各所定の画素
毎に選択的に出力するマルチプレクサと、該マルチプレ
クサから、フィルタ領域内に2次元画像から外れる画素
部分が含まれるときに固定データが出力され、フィルタ
領域内に2次元画像を構成する画素のみが含まれるとき
に処理済データが出力されるように該マルチプレクサを
制御するコントローラとを備えたことを特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明の第4の2次元空間フィルタ
回路は、行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ多数の
画素から構成される2次元画像の、該多数の画素のそれ
ぞれの画素値を担持する多数の画素データを、各行の末
尾の画素に対応する画素データの次に次の行の先頭の画
素に対応する画素データが並ぶ時系列データとして入力
し、入力された画素データを該画素データが入力される
毎に書込むとともに書込まれた画素データを書込みの時
点から所定時間経過する毎に読出すメモリ、該メモリの
書込みアドレスおよび読出しアドレスを生成するアドレ
ス生成回路、および上記メモリから読出された、上記2
次元画像内の所定の画素を含む複数の画素から構成され
る領域内の該複数の画素に対応する複数の画素データに
基づく演算処理を行うことにより該所定の画素に対応す
る処理済データを生成する演算回路を備え、該処理済デ
ータを生成する操作を、所定の画素を順次変更しながら
2次画像の全面に亘って行う2次元空間フィルタ回路に
おいて、値が固定された固定データと順次変更される所
定の画素に対応するフィルタリング処理後の処理済デー
タとを入力してこれら固定データもしくは処理済データ
の一方を該各所定の画素毎に選択的に出力するマルチプ
レクサ、および上記アドレス生成回路から出力された読
出しアドレスを入力してフィルタ領域内に2次元画像か
ら行方向に外れる画素部分が含まれるか否かを判定する
第1判定回路と、フィルタ領域内に2次元画像から列方
向に外れる画素部分が含まれるか否かを判定する第2判
定回路と、これら第1の判定回路もしくは第2の判定回
路のうちの少くとも一方がフィルタ領域内に2次元画像
から外れる画素部分が含まれると判定したか否かに応じ
て、上記マルチプレクサから、それぞれ、固定データも
しくは処理済データが出力されるように該マルチプレク
サを制御する制御信号を生成する制御信号生成回路とを
有するコントローラを備えたことを特徴とするものであ
る。
回路は、行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ多数の
画素から構成される2次元画像の、該多数の画素のそれ
ぞれの画素値を担持する多数の画素データを、各行の末
尾の画素に対応する画素データの次に次の行の先頭の画
素に対応する画素データが並ぶ時系列データとして入力
し、入力された画素データを該画素データが入力される
毎に書込むとともに書込まれた画素データを書込みの時
点から所定時間経過する毎に読出すメモリ、該メモリの
書込みアドレスおよび読出しアドレスを生成するアドレ
ス生成回路、および上記メモリから読出された、上記2
次元画像内の所定の画素を含む複数の画素から構成され
る領域内の該複数の画素に対応する複数の画素データに
基づく演算処理を行うことにより該所定の画素に対応す
る処理済データを生成する演算回路を備え、該処理済デ
ータを生成する操作を、所定の画素を順次変更しながら
2次画像の全面に亘って行う2次元空間フィルタ回路に
おいて、値が固定された固定データと順次変更される所
定の画素に対応するフィルタリング処理後の処理済デー
タとを入力してこれら固定データもしくは処理済データ
の一方を該各所定の画素毎に選択的に出力するマルチプ
レクサ、および上記アドレス生成回路から出力された読
出しアドレスを入力してフィルタ領域内に2次元画像か
ら行方向に外れる画素部分が含まれるか否かを判定する
第1判定回路と、フィルタ領域内に2次元画像から列方
向に外れる画素部分が含まれるか否かを判定する第2判
定回路と、これら第1の判定回路もしくは第2の判定回
路のうちの少くとも一方がフィルタ領域内に2次元画像
から外れる画素部分が含まれると判定したか否かに応じ
て、上記マルチプレクサから、それぞれ、固定データも
しくは処理済データが出力されるように該マルチプレク
サを制御する制御信号を生成する制御信号生成回路とを
有するコントローラを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】上記本発明の第1の2次元空間フィルタ回路
は、フィルタ演算子の領域内の一部が画像から外れると
きに処理前の画素データを出力するようにしたものであ
り、わずかな回路を付加するだけで、例えば平均演算を
行うような場合に誤差の少ない、したがって画像の周縁
部の劣化の少ない処理済の画像を得ることができる。
は、フィルタ演算子の領域内の一部が画像から外れると
きに処理前の画素データを出力するようにしたものであ
り、わずかな回路を付加するだけで、例えば平均演算を
行うような場合に誤差の少ない、したがって画像の周縁
部の劣化の少ない処理済の画像を得ることができる。
【0013】このような2次元フィルタ回路では、1回
のフィルタ演算に用いる複数の画素データを同時刻に集
める必要があり、このために通常は画素データの遅延を
担う読み書き可能なメモリが採用される。上記本発明の
第2の2次元空間フィルタ回路は、このような読み書き
可能なメモリを採用した2次元空間フィルタ回路におい
て、マルチプレクサを制御するコントローラを、このコ
ントローラに上記メモリの読出しアドレスを入力してフ
ィルタ領域内に2次元画像から外れる画素部分が含まれ
るか否かを判定する構成としたため、上記メモリとは全
く独立にコントローラを構成した場合と比べ回路規模の
小さいコントローラで済み、したがって上記第1の2次
元空間フィルタ回路と同様に、画像の周縁部の劣化の少
ない処理済の画像を得ることができるとともに、この2
次元空間フィルタ回路をより小規模の回路構成で実現す
ることができる。
のフィルタ演算に用いる複数の画素データを同時刻に集
める必要があり、このために通常は画素データの遅延を
担う読み書き可能なメモリが採用される。上記本発明の
第2の2次元空間フィルタ回路は、このような読み書き
可能なメモリを採用した2次元空間フィルタ回路におい
て、マルチプレクサを制御するコントローラを、このコ
ントローラに上記メモリの読出しアドレスを入力してフ
ィルタ領域内に2次元画像から外れる画素部分が含まれ
るか否かを判定する構成としたため、上記メモリとは全
く独立にコントローラを構成した場合と比べ回路規模の
小さいコントローラで済み、したがって上記第1の2次
元空間フィルタ回路と同様に、画像の周縁部の劣化の少
ない処理済の画像を得ることができるとともに、この2
次元空間フィルタ回路をより小規模の回路構成で実現す
ることができる。
【0014】また、本発明の第3の2次元空間フィルタ
回路は、フィルタ演算子の領域内の一部が画像から外れ
るときにあらかじめ値が固定されたデータを出力するよ
うにしたものであり、これにより処理後の有効な画像部
分の境界が明確化され、でたらめな演算により不安定な
値が出力されることが防止される。さらに、本発明の第
4の2次元空間フィルタ回路は、上記第3の2次元空間
フィルタ回路において、画素データの遅延を担う読み書
き可能なメモリを採用し、かつ、マルチプレクサを制御
するコントローラを、このコントローラに上記メモリの
読出しアドレスを入力してフィルタ領域内に2次元画像
から外れる画素部分が含まれるか否かを判定する構成と
したものであり、これにより上記第3の2次元空間フィ
ルタ回路の作用効果はそのままに、さらに、上記第2の
2次元空間フィルタ回路と同様にこの2次元空間フィル
タ回路をより小規模の回路構成で実現することができ
る。
回路は、フィルタ演算子の領域内の一部が画像から外れ
るときにあらかじめ値が固定されたデータを出力するよ
うにしたものであり、これにより処理後の有効な画像部
分の境界が明確化され、でたらめな演算により不安定な
値が出力されることが防止される。さらに、本発明の第
4の2次元空間フィルタ回路は、上記第3の2次元空間
フィルタ回路において、画素データの遅延を担う読み書
き可能なメモリを採用し、かつ、マルチプレクサを制御
するコントローラを、このコントローラに上記メモリの
読出しアドレスを入力してフィルタ領域内に2次元画像
から外れる画素部分が含まれるか否かを判定する構成と
したものであり、これにより上記第3の2次元空間フィ
ルタ回路の作用効果はそのままに、さらに、上記第2の
2次元空間フィルタ回路と同様にこの2次元空間フィル
タ回路をより小規模の回路構成で実現することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
3は、本発明の一実施例に係る2次元空間フィルタ回路
を表わした回路ブロック図である。行方向にk画素並ぶ
画像が所定の第n行について図2に示す矢印A方向にス
キャニングされ、次に第n+1行に移って第n+1行に
ついて矢印A方向にスキャニングされ、これにより図2
に示す左上端の画素に対応する画素データから右下端の
画素に対応する画素データがこの順にシフトレジスタ1
1,12に順次入力される。したがってラッチ回路1
3,14,15に同時にラッチされる画素データは、例
えば図2に示すそれぞれ画素データP3 ,P5 ,P8 と
なる。これと同時にラッチ回路16,17,18;1
9,20,21にはそれぞれ図2に示す画素データP
2 ,P0 ,P7 ;P1 ,P4 ,P6 がラッチされる。こ
の状態で次のクロックパルスが入力されると、各掛算器
51,52,…,59により、各ラッチ回路13〜21
にラッチされた各画素データP0 〜P8 と演算子(図1
(D)参照)を構成する各フィルタ係数a,b,c,
…,iとが互いに掛け算されて、各ラッチ回路31,3
2,…,39にラッチされる。またこれとともに、ラッ
チ回路17にラッチされていた画素データP0 がラッチ
回路22にラッチされる。
3は、本発明の一実施例に係る2次元空間フィルタ回路
を表わした回路ブロック図である。行方向にk画素並ぶ
画像が所定の第n行について図2に示す矢印A方向にス
キャニングされ、次に第n+1行に移って第n+1行に
ついて矢印A方向にスキャニングされ、これにより図2
に示す左上端の画素に対応する画素データから右下端の
画素に対応する画素データがこの順にシフトレジスタ1
1,12に順次入力される。したがってラッチ回路1
3,14,15に同時にラッチされる画素データは、例
えば図2に示すそれぞれ画素データP3 ,P5 ,P8 と
なる。これと同時にラッチ回路16,17,18;1
9,20,21にはそれぞれ図2に示す画素データP
2 ,P0 ,P7 ;P1 ,P4 ,P6 がラッチされる。こ
の状態で次のクロックパルスが入力されると、各掛算器
51,52,…,59により、各ラッチ回路13〜21
にラッチされた各画素データP0 〜P8 と演算子(図1
(D)参照)を構成する各フィルタ係数a,b,c,
…,iとが互いに掛け算されて、各ラッチ回路31,3
2,…,39にラッチされる。またこれとともに、ラッ
チ回路17にラッチされていた画素データP0 がラッチ
回路22にラッチされる。
【0016】また次のクロックパルスが入力されると、
各ラッチ回路31,32,33にラッチされた各値が加
算器41で加算されてラッチ回路61にラッチされ、ま
た各ラッチ回路34,35,36にラッチされた各値が
加算器42で加算されてラッチ回路62にラッチされ、
さらに各ラッチ回路37,38,39にラッチされた各
値が加算器43で加算されてラッチ回路63にラッチさ
れる。これら各ラッチ回路61,62,63にラッチさ
れた各値は、加算器64で互いに加算されてマルチプレ
クサ65の一方の入力端子65aから該マルチプレクサ
65に入力される。この入力端子65aはフィルタ係数
a〜iで規定される所定のフィルタ処理を行った後の処
理済データである。
各ラッチ回路31,32,33にラッチされた各値が加
算器41で加算されてラッチ回路61にラッチされ、ま
た各ラッチ回路34,35,36にラッチされた各値が
加算器42で加算されてラッチ回路62にラッチされ、
さらに各ラッチ回路37,38,39にラッチされた各
値が加算器43で加算されてラッチ回路63にラッチさ
れる。これら各ラッチ回路61,62,63にラッチさ
れた各値は、加算器64で互いに加算されてマルチプレ
クサ65の一方の入力端子65aから該マルチプレクサ
65に入力される。この入力端子65aはフィルタ係数
a〜iで規定される所定のフィルタ処理を行った後の処
理済データである。
【0017】また、これとともにラッチ回路22にラッ
チされていた画素データP0 がラッチ回路23に移動
し、マルチプレクサ65のもう一方の入力端子65bか
ら該マルチプレクサに65に入力される。このマルチプ
レクサ65は、コントローラ200によって制御されて
おり、このコントローラ200はフィルタ領域内に2次
元画像から外れる画素部分が含まれる時に、マルチプレ
クサ65が入力端子65bから入力された信号がマルチ
プレクサ65から出力され、フィルタ領域内に2次元画
像を構成する画素のみが含まれるときにマルチプレクサ
65の入力端子65aから入力された信号がこのマルチ
プレクサ65から出力されるようにマルチプレクサ65
を制御するものである。したがってフィルタ領域内に2
次元画像から外れる画素部分が含まれるときにそのタイ
ミングにおける中央の画素P0 の処理前の画素データP
0 が出力され、これによりでたらめな値が出力されるこ
とが防止される。またマルチプレクサ65の入力端子6
5bに画素データP0 を導くことに代え、図3に一点鎖
線で示すように、固定データ、例えば値が零のデータを
入力することにより画像の周縁部においてでたらめにフ
ィルタリング処理が行われる場合にその固定データが出
力され、これにより正しくフィルタリング処理された境
界が明確となる。
チされていた画素データP0 がラッチ回路23に移動
し、マルチプレクサ65のもう一方の入力端子65bか
ら該マルチプレクサに65に入力される。このマルチプ
レクサ65は、コントローラ200によって制御されて
おり、このコントローラ200はフィルタ領域内に2次
元画像から外れる画素部分が含まれる時に、マルチプレ
クサ65が入力端子65bから入力された信号がマルチ
プレクサ65から出力され、フィルタ領域内に2次元画
像を構成する画素のみが含まれるときにマルチプレクサ
65の入力端子65aから入力された信号がこのマルチ
プレクサ65から出力されるようにマルチプレクサ65
を制御するものである。したがってフィルタ領域内に2
次元画像から外れる画素部分が含まれるときにそのタイ
ミングにおける中央の画素P0 の処理前の画素データP
0 が出力され、これによりでたらめな値が出力されるこ
とが防止される。またマルチプレクサ65の入力端子6
5bに画素データP0 を導くことに代え、図3に一点鎖
線で示すように、固定データ、例えば値が零のデータを
入力することにより画像の周縁部においてでたらめにフ
ィルタリング処理が行われる場合にその固定データが出
力され、これにより正しくフィルタリング処理された境
界が明確となる。
【0018】図4は、図3に示す2次元空間フィルタ回
路のシフトレジスタ11,12として読み書き可能なメ
モリを備えた場合における該メモリとコントローラの構
成を示したブロック図である。外部から順次入力される
8ビットデータである画素データDINは、読み書き可
能なメモリであるRAM111の、アドレス生成回路1
12から出力された書込みアドレスWr の指示するアド
レスに書込まれる。この書込みアドレスWr は、10ビ
ットのディジタル情報であり、画素データDINが1つ
入力される毎に順次インクリメントされる。
路のシフトレジスタ11,12として読み書き可能なメ
モリを備えた場合における該メモリとコントローラの構
成を示したブロック図である。外部から順次入力される
8ビットデータである画素データDINは、読み書き可
能なメモリであるRAM111の、アドレス生成回路1
12から出力された書込みアドレスWr の指示するアド
レスに書込まれる。この書込みアドレスWr は、10ビ
ットのディジタル情報であり、画素データDINが1つ
入力される毎に順次インクリメントされる。
【0019】またRAM111に書込まれた画素データ
は、書込まれた時刻から所定時間経過した後、即ち図示
しない基本クロックパルスが所定数だけ入力された後、
RAM111から、アドレス生成回路112から出力さ
れる10ビットの読出しアドレスRd の指示に基づいて
画素データDOUTとして読出される。図3に示す実施
例における各シフトレジスタ11,12として、図4に
示すRAM111とアドレス生成回路112との組合せ
である遅延回路110を採用することができる。
は、書込まれた時刻から所定時間経過した後、即ち図示
しない基本クロックパルスが所定数だけ入力された後、
RAM111から、アドレス生成回路112から出力さ
れる10ビットの読出しアドレスRd の指示に基づいて
画素データDOUTとして読出される。図3に示す実施
例における各シフトレジスタ11,12として、図4に
示すRAM111とアドレス生成回路112との組合せ
である遅延回路110を採用することができる。
【0020】また、この2次元空間フィルタ回路には、
このデバイス全体の制御を司るデバイス制御部(図示せ
ず)に、ライン長レジスタ301が備えられている。こ
のライン長レジスタに31は、この2次元空間フィルタ
回路の使用に先立って、ライン長LENGTH、即ち、
図2に示すような2次元画像の横方向の画素数kがセッ
トされる。また、コントローラ200には、ライン数レ
ジスタ201が備えられており、このライン数レジスタ
201には、この2次元空間フィルタ回路の使用に先立
って、ライン数LINE、即ち、図2に示すような2次
元画像の縦方向の画素数がセットされる。
このデバイス全体の制御を司るデバイス制御部(図示せ
ず)に、ライン長レジスタ301が備えられている。こ
のライン長レジスタに31は、この2次元空間フィルタ
回路の使用に先立って、ライン長LENGTH、即ち、
図2に示すような2次元画像の横方向の画素数kがセッ
トされる。また、コントローラ200には、ライン数レ
ジスタ201が備えられており、このライン数レジスタ
201には、この2次元空間フィルタ回路の使用に先立
って、ライン数LINE、即ち、図2に示すような2次
元画像の縦方向の画素数がセットされる。
【0021】ライン長レジスタ301にセットされたラ
イン長LENGTHは、コントローラ200を構成する
コンパレータ203に入力される。またこのコンパレー
タ203には、アドレス生成回路112から出力された
読出しアドレスRd も入力され、このコンパレータ20
3において読出しアドレスRd とライン長LENGTH
とが比較され、マルチプレクサ65(図3参照)に到達
した処理済データが各行の先頭の画素(図2に示す横方
向に並ぶ画素列の最左端の画素)に対応する処理済デー
タであるか、あるいは各行の末尾の画素(図2に示す横
方向に並ぶ画素列の最右端の画素)に対応する処理済デ
ータである場合にこのコンパレータ203から論理
“1”の信号、他の場合に論理“0”の信号が出力され
る。
イン長LENGTHは、コントローラ200を構成する
コンパレータ203に入力される。またこのコンパレー
タ203には、アドレス生成回路112から出力された
読出しアドレスRd も入力され、このコンパレータ20
3において読出しアドレスRd とライン長LENGTH
とが比較され、マルチプレクサ65(図3参照)に到達
した処理済データが各行の先頭の画素(図2に示す横方
向に並ぶ画素列の最左端の画素)に対応する処理済デー
タであるか、あるいは各行の末尾の画素(図2に示す横
方向に並ぶ画素列の最右端の画素)に対応する処理済デ
ータである場合にこのコンパレータ203から論理
“1”の信号、他の場合に論理“0”の信号が出力され
る。
【0022】またコントローラ200には、ライン数カ
ウンタ205が備えられている。このライン数カウンタ
205は、この2次元空間フィルタ回路の使用に先立っ
て入力されるリセット信号RESETによりリセットさ
れるとともに、フレーム(各2次元画像)の切替時、即
ち、図2に示すような一枚の2次元画像の処理が終了し
た後次の2次元画像の処理を開始する前に入力されるフ
レーム切替信号FRAMEによってもリセットされる。
このライン数カウンタ205は、リセットされた後、一
行分の画素データ(図2に示す横方向に一行に並ぶ画素
データ)が入力される毎にパルスを発生するラインパル
ス信号L_PULSEのパルス数を教えるものである。
このライン数カウンタ205のカウント値と、ライン数
レジスタ201にセットされたライン数LINEは、コ
ンパレータ207に入力される。このコンパレータ20
7ではこの入力されたカウント値とライン数とが比較さ
れ、マルチプレクサ65(図3参照)に到達した処理済
データが、先頭の行(図2に示す横方向に並ぶ画素列の
うちの最上段の画素列)を構成する各画素のうちのいず
れかの画素に対応する処理済データであるか、あるいは
末尾の行(図2に示す横方向に並ぶ画素列のうちの最下
段の画素列)を構成する各画素のうちのいずれかの画素
に対応する処理済データである場合に、このコンパレー
タ207から論理“1”の信号、その他の場合に論理
“0”の信号が出力される。コンパレータ203の出力
とコンパレータ207の出力は、本発明にいう制御信号
生成回路の一例であるオア回路209に入力される。こ
のオア回路からは、コンパレータ203,207の出力
のうちの少くとも一方が論理“1”の場合に論理
“1”、コンパレータ203,207の双方の出力が論
理“0”の場合に論理“0”の制御信号MUXCTLが
出力される。この制御信号MUXCTLは、図3に示す
マルチプレクサ65に入力され、このマルチプレクサ6
5からは、この制御信号MUXCTLが論理“1”の場
合に画素P0 に対応する処理前の画素データ、もしくは
値が例えば零に固定された固定データが出力され、制御
信号MUXCTLが論理“0”の場合に画素P0 に対応
する処理済データが出力される。
ウンタ205が備えられている。このライン数カウンタ
205は、この2次元空間フィルタ回路の使用に先立っ
て入力されるリセット信号RESETによりリセットさ
れるとともに、フレーム(各2次元画像)の切替時、即
ち、図2に示すような一枚の2次元画像の処理が終了し
た後次の2次元画像の処理を開始する前に入力されるフ
レーム切替信号FRAMEによってもリセットされる。
このライン数カウンタ205は、リセットされた後、一
行分の画素データ(図2に示す横方向に一行に並ぶ画素
データ)が入力される毎にパルスを発生するラインパル
ス信号L_PULSEのパルス数を教えるものである。
このライン数カウンタ205のカウント値と、ライン数
レジスタ201にセットされたライン数LINEは、コ
ンパレータ207に入力される。このコンパレータ20
7ではこの入力されたカウント値とライン数とが比較さ
れ、マルチプレクサ65(図3参照)に到達した処理済
データが、先頭の行(図2に示す横方向に並ぶ画素列の
うちの最上段の画素列)を構成する各画素のうちのいず
れかの画素に対応する処理済データであるか、あるいは
末尾の行(図2に示す横方向に並ぶ画素列のうちの最下
段の画素列)を構成する各画素のうちのいずれかの画素
に対応する処理済データである場合に、このコンパレー
タ207から論理“1”の信号、その他の場合に論理
“0”の信号が出力される。コンパレータ203の出力
とコンパレータ207の出力は、本発明にいう制御信号
生成回路の一例であるオア回路209に入力される。こ
のオア回路からは、コンパレータ203,207の出力
のうちの少くとも一方が論理“1”の場合に論理
“1”、コンパレータ203,207の双方の出力が論
理“0”の場合に論理“0”の制御信号MUXCTLが
出力される。この制御信号MUXCTLは、図3に示す
マルチプレクサ65に入力され、このマルチプレクサ6
5からは、この制御信号MUXCTLが論理“1”の場
合に画素P0 に対応する処理前の画素データ、もしくは
値が例えば零に固定された固定データが出力され、制御
信号MUXCTLが論理“0”の場合に画素P0 に対応
する処理済データが出力される。
【0023】ここで、図4に示すコントローラ200の
回路規模を見積ると、ライン数レジスタ201がトラン
ジスタ数で約250、コンパレータ203がトランジス
タ数で約250、ライン数レジスタ205がトランジス
タ数で約500、コンパレータ207がトランジスタ数
で約250となり、合計の回路規模はトランジスタ数で
約1250となる。
回路規模を見積ると、ライン数レジスタ201がトラン
ジスタ数で約250、コンパレータ203がトランジス
タ数で約250、ライン数レジスタ205がトランジス
タ数で約500、コンパレータ207がトランジスタ数
で約250となり、合計の回路規模はトランジスタ数で
約1250となる。
【0024】図4に示すコントローラ200は、アドレ
ス生成回路112から出力される読出しアドレスRd を
入力する構成としたため上記規模で済むのであり、この
読出しアドレスRd を入力せずに、コントローラ200
を遅延回路110とは独立に構成すると、上記のほか、
ライン長(図2に示す横方向に並ぶ画素数)をカウント
するライン長カウンタ(トランジスタ数で約500)が
必要となる。したがって図4に示すコントローラは、読
出しアドレスRd を入力する構成であることから、その
回路規模は、1250/(1250+500)=約70
%で済むこととなる。
ス生成回路112から出力される読出しアドレスRd を
入力する構成としたため上記規模で済むのであり、この
読出しアドレスRd を入力せずに、コントローラ200
を遅延回路110とは独立に構成すると、上記のほか、
ライン長(図2に示す横方向に並ぶ画素数)をカウント
するライン長カウンタ(トランジスタ数で約500)が
必要となる。したがって図4に示すコントローラは、読
出しアドレスRd を入力する構成であることから、その
回路規模は、1250/(1250+500)=約70
%で済むこととなる。
【0025】尚、上記実施例は縦横にそれぞれ3要素ず
つ、合計9要素の空間フィルタを実現する回路である
が、本発明は、例えば縦横にそれぞれ5要素ずつ、合計
25要素をもって構成される空間フィルタを実現する回
路等にも適用することができることはいうまでもない。
つ、合計9要素の空間フィルタを実現する回路である
が、本発明は、例えば縦横にそれぞれ5要素ずつ、合計
25要素をもって構成される空間フィルタを実現する回
路等にも適用することができることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の2次元空
間フィルタ回路は、フィルタ領域内に2次元画像から外
れる画素部分が含まれるときに処理前の画素データある
いは固定データが出力され、フィルタ領域内に2次元画
像を構成する画素のみが含まれるときのみにフィルタリ
ング処理後の処理済データを出力するようにしたため、
でたらめな値をもつ処理済データが出力されることがな
く、処理済の画像の周縁部の画質の劣化を押さえること
ができ、あるいは正しい処理済データの境界が明確化さ
れる。
間フィルタ回路は、フィルタ領域内に2次元画像から外
れる画素部分が含まれるときに処理前の画素データある
いは固定データが出力され、フィルタ領域内に2次元画
像を構成する画素のみが含まれるときのみにフィルタリ
ング処理後の処理済データを出力するようにしたため、
でたらめな値をもつ処理済データが出力されることがな
く、処理済の画像の周縁部の画質の劣化を押さえること
ができ、あるいは正しい処理済データの境界が明確化さ
れる。
【0027】また本発明において、遅延回路を構成する
メモリの読出しアドレスRd を利用してコントローラを
構成すると、コントローラの回路規模が小さくて済み、
したがって所定の機能を満足しつつ回路規模の小さい2
次元フィルタ回路を構成することができる。
メモリの読出しアドレスRd を利用してコントローラを
構成すると、コントローラの回路規模が小さくて済み、
したがって所定の機能を満足しつつ回路規模の小さい2
次元フィルタ回路を構成することができる。
【図1】画像のフィルタリング処理に用いられる空間フ
ィルタを例示した図である。
ィルタを例示した図である。
【図2】画像のフィルタリング処理の演算方法を説明す
るための図である。
るための図である。
【図3】本発明の2次元空間フィルタ回路の一実施例を
表わした図である。
表わした図である。
【図4】図3に示す2次元空間フィルタ回路のシフトレ
ジスタとして読み書き可能なメモリを備えた場合におけ
る、該メモリとコントローラの構成を示したブロック図
である。
ジスタとして読み書き可能なメモリを備えた場合におけ
る、該メモリとコントローラの構成を示したブロック図
である。
11,12 シフトレジスタ 13,14,…,23;31,32,… 39;61,
62,63 ラッチ回路 51,52,…,59 掛算器 41,42,43,64 加算器 65 マルチプレクサ 110 遅延回路 111 RAM 112 アドレス生成回路 200 コントローラ 201 ライン数レジスタ 203 コンパレータ 205 ライン数カウンタ 207 コンパレータ 209 オア回路 301 ライン長レジスタ
62,63 ラッチ回路 51,52,…,59 掛算器 41,42,43,64 加算器 65 マルチプレクサ 110 遅延回路 111 RAM 112 アドレス生成回路 200 コントローラ 201 ライン数レジスタ 203 コンパレータ 205 ライン数カウンタ 207 コンパレータ 209 オア回路 301 ライン長レジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ
多数の画素から構成される2次元画像の、該多数の画素
のそれぞれの画素値を担持する多数の画素データを、各
行の末尾の画素に対応する画素データの次に次の行の先
頭の画素に対応する画素データが並ぶ時系列データとし
て入力し、前記2次元画像内の所定の画素を含む複数の
画素から構成される領域内の該複数の画素に対応する複
数の画素データに基づく演算処理を行うことにより該所
定の画素に対応する処理済データを生成する操作を、前
記所定の画素を順次変更しながら前記2次元画像の全面
に亘って行う2次元空間フィルタ回路において、 順次変更される前記所定の画素に対応する前記画素デー
タと前記処理済データとを入力してこれら画素データも
しくは処理済データの一方を該各所定の画素毎に選択的
に出力するマルチプレクサと、 該マルチプレクサから、前記領域内に前記2次元画像か
ら外れる画素部分が含まれるときに前記画素データが出
力され、前記領域内に前記2次元画像を構成する画素の
みが含まれるときに前記処理済データが出力されるよう
に該マルチプレクサを制御するコントローラとを備えた
ことを特徴とする2次元空間フィルタ回路。 - 【請求項2】 行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ
多数の画素から構成される2次元画像の、該多数の画素
のそれぞれの画素値を担持する多数の画素データを、各
行の末尾の画素に対応する画素データの次に次の行の先
頭の画素に対応する画素データが並ぶ時系列データとし
て入力し、入力された画素データを該画素データが入力
される毎に書込むとともに書込まれた画素データを書込
みの時点から所定時間経過する毎に読出すメモリ、該メ
モリの書込みアドレスおよび読出しアドレスを生成する
アドレス生成回路、および前記メモリから読出された、
前記2次元画像内の所定の画素を含む複数の画素から構
成される領域内の該複数の画素に対応する複数の画素デ
ータに基づく演算処理を行うことにより、該所定の画素
に対応する処理済データを生成する演算回路を備え、該
処理済データを生成する操作を、前記所定の画素を順次
変更しながら前記2次元画像の全面に亘って行う2次元
空間フィルタ回路において、 順次変更される前記所定の画素に対応する前記画素デー
タと前記処理済データとを入力してこれら画素データも
しくは処理済データの一方を該各所定の画素毎に選択的
に出力するマルチプレクサ、および前記アドレス生成回
路から出力された読出しアドレスを入力して前記領域内
に前記2次元画像から行方向に外れる画素部分が含まれ
るか否かを判定する第1判定回路と、前記領域内に前記
2次元画像から列方向に外れる画素部分が含まれるか否
かを判定する第2判定回路と、これら第1の判定回路も
しくは第2の判定回路のうちの少くとも一方が前記領域
内に前記2次元画像から外れる画素部分が含まれると判
定したか否かに応じて、前記マルチプレクサから、それ
ぞれ、前記画素データもしくは前記処理済データが出力
されるように該マルチプレクサを制御する制御信号を生
成する制御信号生成回路とを有するコントローラを備え
たことを特徴とする2次元空間フィルタ回路。 - 【請求項3】 行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ
多数の画素から構成される2次元画像の、該多数の画素
のそれぞれの画素値を担持する多数の画素データを、各
行の末尾の画素に対応する画素データの次に次の行の先
頭の画素に対応する画素データが並ぶ時系列データとし
て入力し、前記2次元画像内の所定の画素を含む複数の
画素から構成される領域内の該複数の画素に対応する複
数の画素データに基づく演算処理を行うことにより該所
定の画素に対応する処理済データを生成する操作を、前
記所定の画素を順次変更しながら前記2次元画像の全面
に亘って行う2次元空間フィルタ回路において、 値が固定された固定データと順次変更される前記所定の
画素に対応する前記処理済データとを入力してこれら固
定データもしくは処理済データの一方を該各所定の画素
毎に選択的に出力するマルチプレクサと、 該マルチプレクサから、前記領域内に前記2次元画像か
ら外れる画素部分が含まれるときに前記固定データが出
力され、前記領域内に前記2次元画像を構成する画素の
みが含まれるときに前記処理済データが出力されるよう
に該マルチプレクサを制御するコントローラとを備えた
ことを特徴とする2次元空間フィルタ回路。 - 【請求項4】 行方向および列方向にそれぞれ多数並ぶ
多数の画素から構成される2次元画像の、該多数の画素
のそれぞれの画素値を担持する多数の画素データを、各
行の末尾の画素に対応する画素データの次に次の行の先
頭の画素に対応する画素データが並ぶ時系列データとし
て入力し、入力された画素データを該画素データが入力
される毎に書込むとともに書込まれた画素データを書込
みの時点から所定時間経過する毎に読出すメモリ、該メ
モリの書込みアドレスおよび読出しアドレスを生成する
アドレス生成回路、および前記メモリから読出された、
前記2次元画像内の所定の画素を含む複数の画素から構
成される領域内の該複数の画素に対応する複数の画素デ
ータに基づく演算処理を行うことにより、該所定の画素
に対応する処理済データを生成する演算回路を備え、該
処理済データを生成する操作を、前記所定の画素を順次
変更しながら前記2次元画像の全面に亘って行う2次元
空間フィルタ回路において、 値が固定された固定データと順次変更される前記所定の
画素に対応する前記処理済データとを入力してこれら固
定データもしくは処理済データの一方を該各所定の画素
毎に選択的に出力するマルチプレクサ、および前記アド
レス生成回路から出力された読出しアドレスを入力して
前記領域内に前記2次元画像から行方向に外れる画素部
分が含まれるか否かを判定する第1判定回路と、前記領
域内に前記2次元画像から列方向に外れる画素部分が含
まれるか否かを判定する第2判定回路と、これら第1の
判定回路もしくは第2の判定回路のうちの少くとも一方
が前記領域内に前記2次元画像から外れる画素部分が含
まれると判定したか否かに応じて、前記マルチプレクサ
から、それぞれ、前記固定データもしくは前記処理済デ
ータが出力されるように該マルチプレクサを制御する制
御信号を生成する制御信号生成回路とを有するコントロ
ーラを備えたことを特徴とする2次元空間フィルタ回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27160792A JPH05210735A (ja) | 1991-10-31 | 1992-10-09 | 2次元空間フィルタ回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28607391 | 1991-10-31 | ||
| JP3-286073 | 1991-10-31 | ||
| JP27160792A JPH05210735A (ja) | 1991-10-31 | 1992-10-09 | 2次元空間フィルタ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05210735A true JPH05210735A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=26549795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27160792A Withdrawn JPH05210735A (ja) | 1991-10-31 | 1992-10-09 | 2次元空間フィルタ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05210735A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08138045A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-31 | Sanyo Electric Co Ltd | デジタルフィルタ |
| JP2008015565A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Nec Electronics Corp | 画像処理回路および画像処理システムならびに画像処理方法 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27160792A patent/JPH05210735A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08138045A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-31 | Sanyo Electric Co Ltd | デジタルフィルタ |
| JP2008015565A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-24 | Nec Electronics Corp | 画像処理回路および画像処理システムならびに画像処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |