JPH05210873A - 光学記録ディスクからの再生樹脂材料と再生方法 - Google Patents
光学記録ディスクからの再生樹脂材料と再生方法Info
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- JPH05210873A JPH05210873A JP28455892A JP28455892A JPH05210873A JP H05210873 A JPH05210873 A JP H05210873A JP 28455892 A JP28455892 A JP 28455892A JP 28455892 A JP28455892 A JP 28455892A JP H05210873 A JPH05210873 A JP H05210873A
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学記録ディスクの基板材料である樹脂材料
を、Al蒸着膜等の不純物を含むことなく簡便な手法で
取出して、効率よく簡単な方法をもって樹脂材料の再利
用をはかる。 【構成】 片側に記録層が設けられた樹脂材料から成る
光学記録ディスク1の記録層が設けられた表面1Sを、
支持体に砥粒と接着剤とを混合して熱プレスした研磨シ
ートを円筒状に加工した研磨体2により水を供給しなが
ら研磨して樹脂材料を取り出す。
を、Al蒸着膜等の不純物を含むことなく簡便な手法で
取出して、効率よく簡単な方法をもって樹脂材料の再利
用をはかる。 【構成】 片側に記録層が設けられた樹脂材料から成る
光学記録ディスク1の記録層が設けられた表面1Sを、
支持体に砥粒と接着剤とを混合して熱プレスした研磨シ
ートを円筒状に加工した研磨体2により水を供給しなが
ら研磨して樹脂材料を取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学記録ディスクいわ
ゆるコンパクトディスク(CD)等の廃棄ディスクか
ら、その基板材料である樹脂材料の再利用をはかる光学
記録ディスクからの再生樹脂材料と再生方法にかかわ
る。
ゆるコンパクトディスク(CD)等の廃棄ディスクか
ら、その基板材料である樹脂材料の再利用をはかる光学
記録ディスクからの再生樹脂材料と再生方法にかかわ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、光学記録ディスクいわゆるCD
は、月産1千万枚程度以上国内で生産されており、わず
かな不良率でも国内で1ヵ月当たり十数トン程度の大量
な廃棄ディスクが生み出されている。現状では、これら
廃棄ディスクは処理業者に引き取られて粉砕後に埋め立
てるという廃棄処理方法が採られており、再利用は殆ど
行われていない。
は、月産1千万枚程度以上国内で生産されており、わず
かな不良率でも国内で1ヵ月当たり十数トン程度の大量
な廃棄ディスクが生み出されている。現状では、これら
廃棄ディスクは処理業者に引き取られて粉砕後に埋め立
てるという廃棄処理方法が採られており、再利用は殆ど
行われていない。
【0003】これは、光学記録ディスクが、基板と再生
用レーザ光を反射するAl蒸着膜等の反射膜と、更にこ
の上の保護膜及びレーベル印刷膜とより成る多層構成に
あり、例えば機械的研磨を行って上述の反射膜、保護膜
及び印刷膜等を除去すると、基板材料である樹脂が溶け
てしまうという不都合が生じて、この樹脂材料のみを取
り出すことができず、結果的に再生プラスチック即ち再
生合成樹脂材料としてリサイクルする使途が極めて制限
される。
用レーザ光を反射するAl蒸着膜等の反射膜と、更にこ
の上の保護膜及びレーベル印刷膜とより成る多層構成に
あり、例えば機械的研磨を行って上述の反射膜、保護膜
及び印刷膜等を除去すると、基板材料である樹脂が溶け
てしまうという不都合が生じて、この樹脂材料のみを取
り出すことができず、結果的に再生プラスチック即ち再
生合成樹脂材料としてリサイクルする使途が極めて制限
される。
【0004】ところが、近年環境問題の面から樹脂材料
のリサイクルが重要視されており、上述の光学記録ディ
スクにおいても、リサイクルの試みられているが、現状
では廃棄ディスクをそのまま粉砕してリペレットしてい
るため、上述したAl蒸着膜や保護膜、レーベル印刷膜
等の材料が混入してしまい、他の各種製品に再利用する
場合において成型条件にばらつきが生じ、また成型物の
曲げ強度、曲げ弾性率等の物性が不安定となってしま
い、その使途が狭まるという問題がある。
のリサイクルが重要視されており、上述の光学記録ディ
スクにおいても、リサイクルの試みられているが、現状
では廃棄ディスクをそのまま粉砕してリペレットしてい
るため、上述したAl蒸着膜や保護膜、レーベル印刷膜
等の材料が混入してしまい、他の各種製品に再利用する
場合において成型条件にばらつきが生じ、また成型物の
曲げ強度、曲げ弾性率等の物性が不安定となってしま
い、その使途が狭まるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光学記録デ
ィスク材料は、流動性、透明性に優れ、光学歪、コンタ
ミネーションの少ない材料である。
ィスク材料は、流動性、透明性に優れ、光学歪、コンタ
ミネーションの少ない材料である。
【0006】従って、低分子量で分子量分布の少ない安
定したポリマーが用いられている。この材料は、ポリカ
ーボネート(PC)、アクリル樹脂、非晶質ポリオレフ
ィンであり、光学用に特殊グレードが市場に出ている。
しかしこれらの耐衝撃性は低く、一般成型グレードに比
べ機械的特性の悪い材料である。
定したポリマーが用いられている。この材料は、ポリカ
ーボネート(PC)、アクリル樹脂、非晶質ポリオレフ
ィンであり、光学用に特殊グレードが市場に出ている。
しかしこれらの耐衝撃性は低く、一般成型グレードに比
べ機械的特性の悪い材料である。
【0007】また、これらディスクからの再生は、これ
が一度成型により熱履歴を受けているため、更に衝撃性
が低く、機能部品に適用するのは困難である。
が一度成型により熱履歴を受けているため、更に衝撃性
が低く、機能部品に適用するのは困難である。
【0008】そこで、現在では再生業者によってスプー
ル、ランナーがリサイクルPCの増量剤に使われる他
は、ほとんどが埋め立てられていて使用されていない。
ル、ランナーがリサイクルPCの増量剤に使われる他
は、ほとんどが埋め立てられていて使用されていない。
【0009】一方、光学記録ディスクのリサイクル材を
用いたCDケースが商品化されている(特開平4−25
3677号公報参照)。これらは記録層のアルミ片を適
度に分散させ、意匠性を高めたことに特徴をもつ。しか
し、不純物の混入量(記録層、保護層、レーベル層)を
コントロールできないため、物性がばらつくおそれがあ
り、機能成型品への応用範囲はせまい。
用いたCDケースが商品化されている(特開平4−25
3677号公報参照)。これらは記録層のアルミ片を適
度に分散させ、意匠性を高めたことに特徴をもつ。しか
し、不純物の混入量(記録層、保護層、レーベル層)を
コントロールできないため、物性がばらつくおそれがあ
り、機能成型品への応用範囲はせまい。
【0010】本発明は、上述したような光学記録ディス
クの基板材料を、Al(アルミニウム)蒸着膜等の不純
物を含むことなく簡便な手法で取出して、効率よく樹脂
材料の再利用をはかることができるようにした再生方法
を提供する。
クの基板材料を、Al(アルミニウム)蒸着膜等の不純
物を含むことなく簡便な手法で取出して、効率よく樹脂
材料の再利用をはかることができるようにした再生方法
を提供する。
【0011】また、本発明は、光学記録ディスクの再利
用成型品として、例えば、CDケース等の収納ケースを
始めとする各種ケース、キャビネット等において、その
収容物を保護する上で要求される耐衝撃性、或いは一般
成型品としてこれ自体に要求される機械的強度を得るこ
とのできる光学記録ディスクから再生樹脂材料を提供す
る。
用成型品として、例えば、CDケース等の収納ケースを
始めとする各種ケース、キャビネット等において、その
収容物を保護する上で要求される耐衝撃性、或いは一般
成型品としてこれ自体に要求される機械的強度を得るこ
とのできる光学記録ディスクから再生樹脂材料を提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、光学記
録ディスクからの再生方法であり、これを実施する装置
の一例の略線的構成図を図1に示すように、片側に記録
層が設けられた樹脂材料から成る光学記録ディスク1の
記録層が設けられた表面1Sを、支持体に砥粒と接着剤
とを混合して熱プレスした研磨シートを円筒状に加工し
た研磨体2により、水を供給しながら研磨して樹脂材料
を取り出す。
録ディスクからの再生方法であり、これを実施する装置
の一例の略線的構成図を図1に示すように、片側に記録
層が設けられた樹脂材料から成る光学記録ディスク1の
記録層が設けられた表面1Sを、支持体に砥粒と接着剤
とを混合して熱プレスした研磨シートを円筒状に加工し
た研磨体2により、水を供給しながら研磨して樹脂材料
を取り出す。
【0013】第2の本発明の光学記録ディスクからの再
生方法は、上述の再生方法において、研磨体2の回転数
を3000rpm以下とし、研磨体2の番手を#320
以上とする。
生方法は、上述の再生方法において、研磨体2の回転数
を3000rpm以下とし、研磨体2の番手を#320
以上とする。
【0014】更に本発明は、例えば、上記第1及び第2
の本発明方法、或いは他の方法によって得た光学記録デ
ィスクから取り出した再生光学材料のポリカーボネート
(以下PCという)、アクリル、非晶質ポリオレフィン
等の熱可塑性樹脂材料に、その衝撃値を改善するため
に、反応性改質剤、相溶性樹脂、ゴム成分の添加を行
う。
の本発明方法、或いは他の方法によって得た光学記録デ
ィスクから取り出した再生光学材料のポリカーボネート
(以下PCという)、アクリル、非晶質ポリオレフィン
等の熱可塑性樹脂材料に、その衝撃値を改善するため
に、反応性改質剤、相溶性樹脂、ゴム成分の添加を行
う。
【0015】即ち、第3の本発明は光学記録ディスクか
ら取り出した樹脂材料に、これと反応するための酸基、
グリシジル基、無水基をもつ反応性改質剤を添加した光
学記録ディスクからの再生樹脂材料を構成する。
ら取り出した樹脂材料に、これと反応するための酸基、
グリシジル基、無水基をもつ反応性改質剤を添加した光
学記録ディスクからの再生樹脂材料を構成する。
【0016】第4の本発明は、上述反応性改質剤を3重
量%以上添加した構成とする。
量%以上添加した構成とする。
【0017】第5の本発明は、同様の光学記録ディスク
から取り出した樹脂材料に、この樹脂材料と相溶性があ
り、アイゾット衝撃値がノッチ付き、1/8インチ厚測
定で20kgfcm/cm以上の高耐衝撃性樹脂を添加
した構成とする。
から取り出した樹脂材料に、この樹脂材料と相溶性があ
り、アイゾット衝撃値がノッチ付き、1/8インチ厚測
定で20kgfcm/cm以上の高耐衝撃性樹脂を添加
した構成とする。
【0018】尚、本明細書におけるアイゾット衝撃値
は、すべて上述のノッチ付き、1/8インチ厚測定での
値である。
は、すべて上述のノッチ付き、1/8インチ厚測定での
値である。
【0019】第6の本発明は、光学記録ディスクから取
り出した樹脂材料にゴム成分を混合分散した構成とす
る。
り出した樹脂材料にゴム成分を混合分散した構成とす
る。
【0020】第7の本発明は、このゴム成分を3重量%
以上混合分散させた構成とする。
以上混合分散させた構成とする。
【0021】
【作用】上述したように、本発明による光学記録ディス
クからの再生方法では、記録層が設けられたディスクの
表面を研磨体で研磨して記録層を除去するという機械的
方法を採り、簡便な手法で効率よくディスク基板材料の
再利用をはかることができるものである。
クからの再生方法では、記録層が設けられたディスクの
表面を研磨体で研磨して記録層を除去するという機械的
方法を採り、簡便な手法で効率よくディスク基板材料の
再利用をはかることができるものである。
【0022】ディスク基板材料の融点は比較的低いた
め、従来は、機械的研磨方法による場合はこの光学記録
ディスクの記録層例えばレーベル印刷層等を除去する前
に基板材料が溶けてしまうとされていたものであるが、
本発明者等の鋭意考察研究の結果、支持体に砥粒と接着
剤とを混合して熱プレスした研磨シートを円筒状に加工
した研磨体を用いて研磨することによって、基板材料の
加熱溶融を回避することができることを究明し、これに
より光学記録ディスクの記録層を簡単に除去することが
できるようにしたものである。
め、従来は、機械的研磨方法による場合はこの光学記録
ディスクの記録層例えばレーベル印刷層等を除去する前
に基板材料が溶けてしまうとされていたものであるが、
本発明者等の鋭意考察研究の結果、支持体に砥粒と接着
剤とを混合して熱プレスした研磨シートを円筒状に加工
した研磨体を用いて研磨することによって、基板材料の
加熱溶融を回避することができることを究明し、これに
より光学記録ディスクの記録層を簡単に除去することが
できるようにしたものである。
【0023】特に第2の本発明再生方法によれば、研磨
体の回転数を3000rpm以下とし、研磨体の番手を
#320以上とすることによって、基板の溶融温度以上
の加熱を確実に回避することができて、効率よく光学記
録ディスクからの基板材料の再利用をはかることができ
る。
体の回転数を3000rpm以下とし、研磨体の番手を
#320以上とすることによって、基板の溶融温度以上
の加熱を確実に回避することができて、効率よく光学記
録ディスクからの基板材料の再利用をはかることができ
る。
【0024】また、第3〜第7の本発明構成による再生
樹脂材料は、機械的強度の高い例えば、プラスチック成
型品として望まれるアイゾット衝撃値が例えば8kgf
cm/cm以上を得ることができる。
樹脂材料は、機械的強度の高い例えば、プラスチック成
型品として望まれるアイゾット衝撃値が例えば8kgf
cm/cm以上を得ることができる。
【0025】
【実施例】先ず本発明による光学記録ディスクからの再
生方法の一実施例を説明する。この場合図1に示す構成
の再生装置を用いた。
生方法の一実施例を説明する。この場合図1に示す構成
の再生装置を用いた。
【0026】この場合、光学記録ディスクは、投入部1
1から矢印aで示すように研磨部12へ搬送される。研
磨部12においては、支持体に砥粒と接着剤とを混合し
て熱プレスした研磨シートを円筒状に加工した研磨体2
が、例えば4本それぞれ回転できるように、光学記録デ
ィスク1の搬送方向に順次平行に支持されている。
1から矢印aで示すように研磨部12へ搬送される。研
磨部12においては、支持体に砥粒と接着剤とを混合し
て熱プレスした研磨シートを円筒状に加工した研磨体2
が、例えば4本それぞれ回転できるように、光学記録デ
ィスク1の搬送方向に順次平行に支持されている。
【0027】そして各研磨体2が図1において反時計回
りの即ち矢印cで示す方向に例えばモータによって回転
駆動される回転軸4によって連動して回転するようにな
される。
りの即ち矢印cで示す方向に例えばモータによって回転
駆動される回転軸4によって連動して回転するようにな
される。
【0028】また各研磨体2の、ディスク1の搬送方向
に関する前後に、それぞれ給水管3が設けられて、バフ
研磨体2と光学記録ディスク1との間に矢印bで示すよ
うに斜め上方から水が供給されるようになされ、研磨に
よって光学記録ディスク1の表面1Sの加熱を抑制し、
かつその研磨が円滑に行われるようにする。
に関する前後に、それぞれ給水管3が設けられて、バフ
研磨体2と光学記録ディスク1との間に矢印bで示すよ
うに斜め上方から水が供給されるようになされ、研磨に
よって光学記録ディスク1の表面1Sの加熱を抑制し、
かつその研磨が円滑に行われるようにする。
【0029】そして4本の研磨体2により表面1Sが研
磨された後、光学記録ディスク1は水洗部13に搬送さ
れて矢印dで示すように水が供給されて水洗され、更に
乾燥部14において乾燥される。そしてこの後、図示し
ないが例えば破砕機によって破砕されて保管されるよう
になされる。
磨された後、光学記録ディスク1は水洗部13に搬送さ
れて矢印dで示すように水が供給されて水洗され、更に
乾燥部14において乾燥される。そしてこの後、図示し
ないが例えば破砕機によって破砕されて保管されるよう
になされる。
【0030】研磨体2は、例えばナイロン66(デュポ
ン社製商品名)の不織布より成る支持体に、アルミナ、
シリコンカーバイト等の砥粒と接着剤とを混合して、熱
プレスした研磨シートを円筒状に加工したブラシ、いわ
ゆるバフブラシによって構成し得る。
ン社製商品名)の不織布より成る支持体に、アルミナ、
シリコンカーバイト等の砥粒と接着剤とを混合して、熱
プレスした研磨シートを円筒状に加工したブラシ、いわ
ゆるバフブラシによって構成し得る。
【0031】また、この研磨装置は、例えば、ディスク
1の搬送速度を1〜2m/分、研磨体2の回転速度を
1,500〜3,000rpm、研磨体2の振動幅xを
5〜6mm、研磨体2の本数を2〜4本、研磨体2の番
手を#320〜#100とする。
1の搬送速度を1〜2m/分、研磨体2の回転速度を
1,500〜3,000rpm、研磨体2の振動幅xを
5〜6mm、研磨体2の本数を2〜4本、研磨体2の番
手を#320〜#100とする。
【0032】尚、この場合、研磨体2の回転数を150
0rpm未満とすると、研磨しにくくなるために研磨時
間が長くなって生産性を低め、また3000rpmを越
える場合は発熱量が多くなってディスク基板材料が溶け
てしまう恐れがあること、また番手を#320未満とす
る場合は研磨体の表面が粗すぎて発熱量が多くなり、#
1000を越える場合は表面が細かすぎて研磨しにくく
生産性を低下させることから、研磨体2はその回転数を
1500〜3000rpm、番手を#320〜#100
0とすることが望ましい。
0rpm未満とすると、研磨しにくくなるために研磨時
間が長くなって生産性を低め、また3000rpmを越
える場合は発熱量が多くなってディスク基板材料が溶け
てしまう恐れがあること、また番手を#320未満とす
る場合は研磨体の表面が粗すぎて発熱量が多くなり、#
1000を越える場合は表面が細かすぎて研磨しにくく
生産性を低下させることから、研磨体2はその回転数を
1500〜3000rpm、番手を#320〜#100
0とすることが望ましい。
【0033】また、ここで研磨体2の振動幅xとは、図
2に示すように、研磨体2の軸d方向に矢印eで示す往
復振動させるその移動量を指称する。
2に示すように、研磨体2の軸d方向に矢印eで示す往
復振動させるその移動量を指称する。
【0034】実施例1 本実施例で、再生利用化をはかる対象とする光学記録デ
ィスクは、図3及び図4にその略線的断面図及びその要
部の略線的拡大断面図を示すように、ディスクドライブ
装置のスピンドルが挿入係合される中心孔1aを有し、
その周りに記録情報に応じた凹凸による信号記録部20
が形成されている。この場合の光学記録ディスク1はそ
の外径φ3 が120mm、中心孔1aの直径φ1 は15
mm、信号記録部20の内径φ2 は46mmのものを用
いた。
ィスクは、図3及び図4にその略線的断面図及びその要
部の略線的拡大断面図を示すように、ディスクドライブ
装置のスピンドルが挿入係合される中心孔1aを有し、
その周りに記録情報に応じた凹凸による信号記録部20
が形成されている。この場合の光学記録ディスク1はそ
の外径φ3 が120mm、中心孔1aの直径φ1 は15
mm、信号記録部20の内径φ2 は46mmのものを用
いた。
【0035】また、この光学記録ディスク1は、PC
(帝人化成製:AD5503)よりなる基板21の一主
面に、上述の記録情報に基く凹凸22が形成され、これ
の上に、厚さ1μmのAl蒸着膜23、厚さ5〜10μ
mの保護膜24、厚さ20μmのレーベル印刷膜25が
被着されている。
(帝人化成製:AD5503)よりなる基板21の一主
面に、上述の記録情報に基く凹凸22が形成され、これ
の上に、厚さ1μmのAl蒸着膜23、厚さ5〜10μ
mの保護膜24、厚さ20μmのレーベル印刷膜25が
被着されている。
【0036】この光学記録ディスク1を、図1の研磨装
置によって研磨した。
置によって研磨した。
【0037】研磨後のディスク1の表面1Sの不純物を
確認するため、研磨表面のアルミ膜の有無をEDX(エ
ネルギー分散X線集光法)により分析した。この結果を
図5に示す。図5において、ピークP1 及びP2 はそれ
ぞれAuのピークを示し、測定時に表面にAuを全面的
に被覆することから現れるものである。そして、図5中
矢印A及びBで示す位置にはAlが存在する場合はその
ピークがみられるものであるが、上述の実施例において
は、図5からわかるようにこのピークがみられず、表面
にAlが残存しないことが確認され、レーベル印刷膜2
5、保護膜24、Al蒸着膜23等が全て除去されてい
ることがわかる。
確認するため、研磨表面のアルミ膜の有無をEDX(エ
ネルギー分散X線集光法)により分析した。この結果を
図5に示す。図5において、ピークP1 及びP2 はそれ
ぞれAuのピークを示し、測定時に表面にAuを全面的
に被覆することから現れるものである。そして、図5中
矢印A及びBで示す位置にはAlが存在する場合はその
ピークがみられるものであるが、上述の実施例において
は、図5からわかるようにこのピークがみられず、表面
にAlが残存しないことが確認され、レーベル印刷膜2
5、保護膜24、Al蒸着膜23等が全て除去されてい
ることがわかる。
【0038】このようにして研磨されたディスクを、水
洗乾燥後粉砕し、押出機により混練し、リペレット化し
た。
洗乾燥後粉砕し、押出機により混練し、リペレット化し
た。
【0039】この実施例1で得たリペレットを用いて射
出成型によって試料1を作製した。
出成型によって試料1を作製した。
【0040】この実施例1による再生樹脂材料による試
料1と、本発明による研磨工程を採らずに、Al蒸着膜
23、保護膜24を被着したままの光学記録ディスクを
粉砕したものを用いた従来の場合の試料2と、再生によ
らない全く新しいいわゆるバージンのPC(帝人化成
製:AD5503)による試料3の各機械的特性を表1
に示す。
料1と、本発明による研磨工程を採らずに、Al蒸着膜
23、保護膜24を被着したままの光学記録ディスクを
粉砕したものを用いた従来の場合の試料2と、再生によ
らない全く新しいいわゆるバージンのPC(帝人化成
製:AD5503)による試料3の各機械的特性を表1
に示す。
【0041】
【表1】
【0042】表1から明らかなように、本発明による試
料1(実施例1)は、従来の試料2に比し、機械的強度
全般に亘ってすぐれた特性を示し、可成りアイゾット衝
撃性の改善がはかられている。
料1(実施例1)は、従来の試料2に比し、機械的強度
全般に亘ってすぐれた特性を示し、可成りアイゾット衝
撃性の改善がはかられている。
【0043】しかしながら、本発明においては、更にそ
の機械的強度特にアイゾット衝撃性に関して改善をはか
るべく、例えば上述の本発明方法で得た再生樹脂を用い
て、バージン樹脂(試料3)のアイゾット衝撃性に近づ
けることはもとより、これを超える値を示す樹脂とし
て、例えば各種ケース、キャビネット等の筐体とも用い
ることができる程度の衝撃に強い成型品を得ることがで
きるようにする。
の機械的強度特にアイゾット衝撃性に関して改善をはか
るべく、例えば上述の本発明方法で得た再生樹脂を用い
て、バージン樹脂(試料3)のアイゾット衝撃性に近づ
けることはもとより、これを超える値を示す樹脂とし
て、例えば各種ケース、キャビネット等の筐体とも用い
ることができる程度の衝撃に強い成型品を得ることがで
きるようにする。
【0044】即ち、本発明の1においては、光学記録デ
ィスクから取り出した再生樹脂材料に、この樹脂即ちベ
ースポリマーと反応するための酸基、グリシジル基、無
水基をもち、衝撃性を改質可能なポリマー骨格を有した
反応性のランダム、グラフト、及びブロックコポリマー
の反応性改質剤を添加する。
ィスクから取り出した再生樹脂材料に、この樹脂即ちベ
ースポリマーと反応するための酸基、グリシジル基、無
水基をもち、衝撃性を改質可能なポリマー骨格を有した
反応性のランダム、グラフト、及びブロックコポリマー
の反応性改質剤を添加する。
【0045】この場合の一実施例を、実施例2として挙
げる。
げる。
【0046】実施例2 実施例1で得た再生樹脂を粉砕し、エチレンビニルアセ
テート/エチレンプロピレン1.4、ジエンコポリマー
(ベネットGR−10:ハイ・テク・プラスチック社
製、商品名)を添加混練してペレットを得、これを用い
て射出成型によって試料4及び5を作製した。この場
合、試料4及び5は、それぞれその改質剤の添加量を5
重量%、3重量%即ち、再生樹脂P/改質剤S(重量)
の比を、95/5、97/3とした場合である。
テート/エチレンプロピレン1.4、ジエンコポリマー
(ベネットGR−10:ハイ・テク・プラスチック社
製、商品名)を添加混練してペレットを得、これを用い
て射出成型によって試料4及び5を作製した。この場
合、試料4及び5は、それぞれその改質剤の添加量を5
重量%、3重量%即ち、再生樹脂P/改質剤S(重量)
の比を、95/5、97/3とした場合である。
【0047】これら試料4及び5の各機械的特性を表2
に示す。
に示す。
【0048】
【表2】
【0049】実施例2の試料4及び5によれば、3重量
%以上の改質剤の添加によって特にその衝撃性が表1の
バージン品(試料3)よりも更に改善されていることが
わかり、これによって得た樹脂材料によって例えば光学
記録ディスク、例えばコンパクト・ディスク等のケース
をはじめとしてキャビネット等各種外筐を成型して用い
ても外部からの衝撃に充分耐えることができ収容物の保
護を確実に行うことができる。
%以上の改質剤の添加によって特にその衝撃性が表1の
バージン品(試料3)よりも更に改善されていることが
わかり、これによって得た樹脂材料によって例えば光学
記録ディスク、例えばコンパクト・ディスク等のケース
をはじめとしてキャビネット等各種外筐を成型して用い
ても外部からの衝撃に充分耐えることができ収容物の保
護を確実に行うことができる。
【0050】また、本発明は、光学記録ディスクからの
再生樹脂にこれとの相溶性樹脂、即ち熱可塑樹脂の例え
ば、ABS(アクリルニトル−スチレン−ブタジエン共
重合体)、ASA(アクリルニトリル−スチレン−アク
リルエステル共重合体)、SMA(スチレン−無水マレ
イン酸共重合体)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリ
プロピレン)、PEI(ポリエーテルイミド)、アクリ
ル樹脂、TPU(熱可塑性ポリウレタン)、PA(ポリ
アミド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、P
BT(ポリブチレンテレフタレート)、PC等を添加す
る。
再生樹脂にこれとの相溶性樹脂、即ち熱可塑樹脂の例え
ば、ABS(アクリルニトル−スチレン−ブタジエン共
重合体)、ASA(アクリルニトリル−スチレン−アク
リルエステル共重合体)、SMA(スチレン−無水マレ
イン酸共重合体)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリ
プロピレン)、PEI(ポリエーテルイミド)、アクリ
ル樹脂、TPU(熱可塑性ポリウレタン)、PA(ポリ
アミド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、P
BT(ポリブチレンテレフタレート)、PC等を添加す
る。
【0051】この場合の実施例を、実施例3及び4に挙
げる。実施例3は、ABSを添加した場合、実施例4は
PCを添加した場合である。
げる。実施例3は、ABSを添加した場合、実施例4は
PCを添加した場合である。
【0052】実施例3 実施例1による光記録ディスクから再生した再生樹脂を
粉砕し、これにアイゾット衝撃値が20kg・f・cm
/cm以上のABSのトヨラック300(東レ製商品
名)を添加混練し、ペレットを得、これを用いて射出成
型して試料6、試料7及び試料8を得た。
粉砕し、これにアイゾット衝撃値が20kg・f・cm
/cm以上のABSのトヨラック300(東レ製商品
名)を添加混練し、ペレットを得、これを用いて射出成
型して試料6、試料7及び試料8を得た。
【0053】試料6、試料7及び試料8は、再生樹脂P
と相溶性樹脂Poの比P/Po(重量比)を、それぞれ
P/Po=90/10、80/10、及び60/40と
した場合で、これらの機械的特性の測定結果を表3に示
す。
と相溶性樹脂Poの比P/Po(重量比)を、それぞれ
P/Po=90/10、80/10、及び60/40と
した場合で、これらの機械的特性の測定結果を表3に示
す。
【0054】
【表3】
【0055】実施例4 実施例1による光学記録ディスクからの再生樹脂を粉砕
し、アイゾット衝撃値が95kg・f・cm/cmのP
C(帝人化成K−1300)を添加混練してペレットを
得て、射出成型により試料9、試料10及び試料11を
作製した。各試料9、試料10及び試料11は、再生樹
脂とPCとの比(重量)P/Poを、P/Po=90/
10、P/Po=80/20、及びP/Po=60/4
0とした場合で、各試料9〜11の機械的特性の測定結
果を表4に示す。
し、アイゾット衝撃値が95kg・f・cm/cmのP
C(帝人化成K−1300)を添加混練してペレットを
得て、射出成型により試料9、試料10及び試料11を
作製した。各試料9、試料10及び試料11は、再生樹
脂とPCとの比(重量)P/Poを、P/Po=90/
10、P/Po=80/20、及びP/Po=60/4
0とした場合で、各試料9〜11の機械的特性の測定結
果を表4に示す。
【0056】
【表4】
【0057】この場合においても、再生樹脂自体の試料
2に比して、アイゾット衝撃値の改善がみられ、特に、
PC添加量が20重量%以上で大きな改善がみられ、前
述した外筐等の成型体として用いることができる。
2に比して、アイゾット衝撃値の改善がみられ、特に、
PC添加量が20重量%以上で大きな改善がみられ、前
述した外筐等の成型体として用いることができる。
【0058】また、本発明は、ゴム系分散剤を用いて再
生樹脂の強度を高める。
生樹脂の強度を高める。
【0059】この場合の実施例を、実施例5として挙げ
る。
る。
【0060】実施例5 実施例1による光記録ディスクから取り出した再生樹脂
に、アクリルゴムEEA(エチレンエチルアクリレー
ト)を混合分散させてペレットを得、これを射出成型し
て試料12、試料13、及び試料14を得た。
に、アクリルゴムEEA(エチレンエチルアクリレー
ト)を混合分散させてペレットを得、これを射出成型し
て試料12、試料13、及び試料14を得た。
【0061】これら試料12、試料13、及び試料14
は、それぞれ光記録ディスクから取り出した再生樹脂P
とアクリルゴムGとの比、P/G(重量比)を、P/G
=98/2、P/G=97/3、P/G=96/4、P
/G=95/5とした場合で、これらの機械的特性の測
定結果を表5に示す。
は、それぞれ光記録ディスクから取り出した再生樹脂P
とアクリルゴムGとの比、P/G(重量比)を、P/G
=98/2、P/G=97/3、P/G=96/4、P
/G=95/5とした場合で、これらの機械的特性の測
定結果を表5に示す。
【0062】
【表5】
【0063】これをみて明らかなように、ゴム成分の少
量の混合分散でアイゾット衝撃性の著しい増加をみるこ
とができる。
量の混合分散でアイゾット衝撃性の著しい増加をみるこ
とができる。
【0064】尚、上述の各実施例による試料の外観は、
不純物の見られない透明な試料となった。
不純物の見られない透明な試料となった。
【0065】また、上述の本実施例においては、光学記
録ディスク1の基板材料として、PCを用いた場合につ
いて説明したが、その他各種の樹脂材料より成るディス
クに本発明を適用し得ることは勿論である。
録ディスク1の基板材料として、PCを用いた場合につ
いて説明したが、その他各種の樹脂材料より成るディス
クに本発明を適用し得ることは勿論である。
【0066】更にまた、本発明方法は上述の研磨装置に
よる研磨方法に限ることなく、その他種々の研磨装置を
用いて、また上述のバフブラシの他各種材料より成る研
磨体を用いて樹脂材料を取出して即ち光学記録ディスク
からの再生を行うことができる。
よる研磨方法に限ることなく、その他種々の研磨装置を
用いて、また上述のバフブラシの他各種材料より成る研
磨体を用いて樹脂材料を取出して即ち光学記録ディスク
からの再生を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】上述したように、本発明による光学記録
ディスクからの再生方法によれば、化学的手法によらず
に研磨という機械的方法によってディスク表面の不要な
記録層等を除去することができるため、近年大量に廃棄
される光学記録ディスクの基板材料である樹脂を効率的
に、且つ簡単な装置構成によって取り出すことができ
る。このため、樹脂材料の効率的な再生利用をはかるこ
とができる。
ディスクからの再生方法によれば、化学的手法によらず
に研磨という機械的方法によってディスク表面の不要な
記録層等を除去することができるため、近年大量に廃棄
される光学記録ディスクの基板材料である樹脂を効率的
に、且つ簡単な装置構成によって取り出すことができ
る。このため、樹脂材料の効率的な再生利用をはかるこ
とができる。
【0068】また、本発明構成による樹脂材料によれ
ば、再生樹脂を用いる機械的特性、特にアイゾット衝撃
性値の改善をはかることができることから、その再利用
の使途範囲を格段に拡げることができ、その工業的、社
会的利益は極めて大きい。
ば、再生樹脂を用いる機械的特性、特にアイゾット衝撃
性値の改善をはかることができることから、その再利用
の使途範囲を格段に拡げることができ、その工業的、社
会的利益は極めて大きい。
【図1】本発明による光学記録ディスクからの再生方法
を実施する装置の一例の略線的構成図である。
を実施する装置の一例の略線的構成図である。
【図2】研磨体の一例の動作説明図である。
【図3】光学記録ディスクの一例の略線的断面図であ
る。
る。
【図4】光学記録ディスクの一例の一部を更に拡大した
略線的断面図である。
略線的断面図である。
【図5】本発明光学記録ディスクからの再生方法による
研磨後のディスク基板表面の分析結果を示す図である。
研磨後のディスク基板表面の分析結果を示す図である。
1 光学記録ディスク 1S 表面 1a 中心孔 2 研磨体 3 給水管
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】これは、光学記録ディスクが、基板と再生
用レーザ光を反射するAl蒸着膜等の反射膜と、更にこ
の上の保護膜及びレーベル印刷膜とより成る多層構成に
あり、この樹脂材料のみを取り出すことができず、結果
的に再生プラスチック即ち再生合成樹脂材料としてリサ
イクルする使途が極めて制限される。
用レーザ光を反射するAl蒸着膜等の反射膜と、更にこ
の上の保護膜及びレーベル印刷膜とより成る多層構成に
あり、この樹脂材料のみを取り出すことができず、結果
的に再生プラスチック即ち再生合成樹脂材料としてリサ
イクルする使途が極めて制限される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ところが、近年環境問題の面から樹脂材料
のリサイクルが重要視されており、上述の光学記録ディ
スクにおいても、リサイクルの試みられているが、現在
では化学処理によりAl蒸着膜、保護膜、レーベル膜を
樹脂材料から剥離する方法が検討されている。しかし、
これらを実現するには高温、高濃度のアルカリ剥離液が
必要となり、危険性が高く廃液処理に関する2次公害が
発生するという問題点がある。また廃棄ディスクをその
まま粉砕して強化剤と共にリペレットしている例もある
が、上述したAl蒸着膜や、保護膜、レーベル印刷膜等
の材料が混入してしまい、他の各種製品に再利用する場
合において成型条件にばらつきが生じ、また成型物の曲
げ強度、曲げ弾性率等の物性が不安定となってしまい、
その使途が狭まるという問題がある。
のリサイクルが重要視されており、上述の光学記録ディ
スクにおいても、リサイクルの試みられているが、現在
では化学処理によりAl蒸着膜、保護膜、レーベル膜を
樹脂材料から剥離する方法が検討されている。しかし、
これらを実現するには高温、高濃度のアルカリ剥離液が
必要となり、危険性が高く廃液処理に関する2次公害が
発生するという問題点がある。また廃棄ディスクをその
まま粉砕して強化剤と共にリペレットしている例もある
が、上述したAl蒸着膜や、保護膜、レーベル印刷膜等
の材料が混入してしまい、他の各種製品に再利用する場
合において成型条件にばらつきが生じ、また成型物の曲
げ強度、曲げ弾性率等の物性が不安定となってしまい、
その使途が狭まるという問題がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、光学記
録ディスクからの再生方法であり、これを実施する装置
の一例の略線的構成図を図1に示すように、片側に記録
層が設けられた樹脂材料から成る光学記録ディスク1の
記録層が設けられた表面1Sを、支持体に砥粒と接着剤
とを混合して熱プレスした研磨シートを円筒状に加工し
た研磨体2により、水を供給しながら研磨して樹脂材料
を選択的に取り出す。
録ディスクからの再生方法であり、これを実施する装置
の一例の略線的構成図を図1に示すように、片側に記録
層が設けられた樹脂材料から成る光学記録ディスク1の
記録層が設けられた表面1Sを、支持体に砥粒と接着剤
とを混合して熱プレスした研磨シートを円筒状に加工し
た研磨体2により、水を供給しながら研磨して樹脂材料
を選択的に取り出す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】第5の本発明は、同様の光学記録ディスク
から取り出した樹脂材料に、この樹脂材料と相溶性があ
り、アイゾット衝撃値が20kgfcm/cm(ノッチ
付き、1/8インチ厚)以上の樹脂を添加した構成とす
る。
から取り出した樹脂材料に、この樹脂材料と相溶性があ
り、アイゾット衝撃値が20kgfcm/cm(ノッチ
付き、1/8インチ厚)以上の樹脂を添加した構成とす
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 片側に記録層が設けられた樹脂材料から
成る光学記録ディスクの上記記録層が設けられた表面
を、支持体に砥粒と接着剤とを混合して熱プレスした研
磨シートを円筒状に加工した研磨体により、水を供給し
ながら研磨して上記樹脂材料を取り出すことを特徴とす
る光学記録ディスクからの再生方法。 - 【請求項2】 研磨体の回転数を3000rpm以下と
し、上記研磨体の番手を#320以上とすることを特徴
とする上記請求項1に記載の光学記録ディスクからの再
生方法。 - 【請求項3】 光学記録ディスクから取り出した樹脂材
料に、これと反応するための酸基、グリシジル基、無水
基をもつ反応性改質剤を添加して成ることを特徴とする
光学記録ディスクからの再生樹脂材料。 - 【請求項4】 反応性改質剤を3重量%以上添加したこ
とを特徴とする請求項3に記載の光学記録ディスクから
の再生樹脂材料。 - 【請求項5】 光学記録ディスクから取り出した樹脂材
料に、該樹脂材料と相溶性があり、アイゾット衝撃値が
ノッチ付き、1/8インチ厚測定で20kgfcm/c
m以上の高耐衝撃性樹脂を添加して成ることを特徴とす
る光学記録ディスクからの再生樹脂材料。 - 【請求項6】 光学記録ディスクから取り出した樹脂材
料にゴム成分を混合分散したことを特徴とする光学記録
ディスクからの再生樹脂材料。 - 【請求項7】 ゴム成分を3重量%以上混合分散させた
ことを特徴とする請求項6に記載の光学記録ディスクか
らの再生樹脂材料。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28455892A JP3232705B2 (ja) | 1991-12-05 | 1992-10-22 | 光学記録ディスクからの樹脂材料の再生方法 |
| EP19930909642 EP0570600B1 (en) | 1991-12-05 | 1992-12-03 | Method of reclaiming resin material reclaimed from an optical recording disk |
| DE69228535T DE69228535T2 (de) | 1991-12-05 | 1992-12-03 | Verfahren zur rückgewinnung von harzmaterial aus plattenförmigen optischen informationsträgern |
| PCT/JP1992/001582 WO1993011533A1 (fr) | 1991-12-05 | 1992-12-03 | Materiau resineux recupere sur un disque d'enregistrement optique et procede pour sa recuperation |
| AT93909642T ATE177240T1 (de) | 1991-12-05 | 1992-12-03 | Verfahren zur rückgewinnung von harzmaterial aus plattenförmigen optischen informationsträgern |
| US08/098,263 US5445555A (en) | 1991-12-05 | 1993-08-05 | Resin material reclaimed from optical recording disk and method of reclaiming same |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-321812 | 1991-12-05 | ||
| JP32181291 | 1991-12-05 | ||
| JP28455892A JP3232705B2 (ja) | 1991-12-05 | 1992-10-22 | 光学記録ディスクからの樹脂材料の再生方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001226157A Division JP3562498B2 (ja) | 1991-12-05 | 2001-07-26 | 光学記録ディスクからの再生樹脂材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05210873A true JPH05210873A (ja) | 1993-08-20 |
| JP3232705B2 JP3232705B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=26555508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28455892A Expired - Fee Related JP3232705B2 (ja) | 1991-12-05 | 1992-10-22 | 光学記録ディスクからの樹脂材料の再生方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5445555A (ja) |
| EP (1) | EP0570600B1 (ja) |
| JP (1) | JP3232705B2 (ja) |
| AT (1) | ATE177240T1 (ja) |
| DE (1) | DE69228535T2 (ja) |
| WO (1) | WO1993011533A1 (ja) |
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| US7447141B2 (en) | 1999-04-28 | 2008-11-04 | Victor Company Of Japan, Limited | Information recording medium and reproducing apparatus therefor |
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| US6066229A (en) * | 1997-07-10 | 2000-05-23 | Sony Corporation | Method of recycling disk recording medium and apparatus for recovering metal reflective film |
| US6789231B1 (en) | 1999-10-05 | 2004-09-07 | Microsoft Corporation | Method and system for providing alternatives for text derived from stochastic input sources |
| US6991524B1 (en) | 2000-07-07 | 2006-01-31 | Disc Go Technologies Inc. | Method and apparatus for reconditioning digital discs |
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| US11951655B2 (en) * | 2021-10-24 | 2024-04-09 | Shreya Majumdar | Separation of multi-layered material to facilitate recycling |
Family Cites Families (16)
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| JPS53112979A (en) * | 1977-03-14 | 1978-10-02 | Teijin Ltd | Recovery of base film from magnetic recording material |
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