JPH05211338A - 不揮発性半導体装置 - Google Patents

不揮発性半導体装置

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JPH05211338A
JPH05211338A JP4263984A JP26398492A JPH05211338A JP H05211338 A JPH05211338 A JP H05211338A JP 4263984 A JP4263984 A JP 4263984A JP 26398492 A JP26398492 A JP 26398492A JP H05211338 A JPH05211338 A JP H05211338A
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gate electrode
transistor
semiconductor device
gate
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Moriyoshi Nakajima
盛義 中島
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/01Manufacture or treatment
    • H10D30/021Manufacture or treatment of FETs having insulated gates [IGFET]
    • H10D30/0411Manufacture or treatment of FETs having insulated gates [IGFET] of FETs having floating gates
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
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    • H10D30/681Floating-gate IGFETs having only two programming levels
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  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高集積化が可能でかつ電力消費の少ないEE
PROMを提供する。 【構成】 EEPROMは、P型シリコン基板20の主
表面上に形成されたソース・ドレイン領域41,42と
その間に形成された1対のメモリトランジスタ43,4
4とメモリトランジスタ43,44の間であってかつP
型半導体基板の主表面上に形成された選択トランジスタ
3を含む。それぞれのメモリトランジスタ43,44
は、コントロールゲート7a,7bとフローティングゲ
ート15a,15bとを含む。データの書込みおよび消
去は、トンネル領域8a,8bを通してF−Nトンネル
現象によって行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気的に消去可能でプ
ログラム可能な不揮発性半導体装置(以下EEPROM
と略す)に関するもので、特に微細化と高集積化の可能
な不揮発性半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図19は一般に知られている従来の電気
的情報の書込み、消去が可能なEEPROMを示すブロ
ック図である。
【0003】図19を参照して、このEEPROMは、
EEPROMセルを含むメモリアレイ50と、外部から
ロウアドレス信号を受取るロウアドレスバッファ51
と、コラムアドレス信号を受取るコラムアドレスバッフ
ァ52と、これらのアドレス信号をデコードし、特定の
メモリセルに接続されたワード線およびビット線に電圧
を与えるロウデコーダ53およびコラムデコーダ54
と、2つのデコーダにより指定されたメモリセルにスト
アされた信号をYゲート55を介して読出すセンスアン
プ56と、読出された信号を出力するための出力バッフ
ァ57と、外部から制御信号を受けて各部に与える制御
信号入力バッファ58とを含む。
【0004】動作において、センスアンプ56はメモリ
セルにストアされた信号を検出し、それを増幅して出力
バッファ57に与える。図20は、図19に示されてい
るメモリアレイ50およびYゲート55の例を示す回路
図である。
【0005】図20を参照して、Yゲート55は、I/
O線59とビット線31との間に接続されたトランジス
タ60と、CG線61とコントロールゲート線62との
間に接続されたトランジスタ63とを含む。トランジス
タ60および63のゲートにYゲート信号Y2が与えら
れる。Yゲート信号Y1が与えられるトランジスタも同
様に接続されている。
【0006】メモリアレイ50では、4ビットのメモリ
セルが示されている。1つのメモリセルはフローティン
グゲートを有するメモリトランジスタ6と、ゲートがワ
ード線32に接続されてメモリトランジスタ6にストア
された信号をビット線31に与える選択トランジスタ3
とを含む。また、他の選択トランジスタ3aはゲートが
ワード線32に接続されてコントロールゲート線62の
信号をメモリトランジスタ6のゲートに与えるよう接続
される。
【0007】動作において、メモリトランジスタ6はそ
のフローティングゲートに電子が蓄えられているか否か
によって2値の信号を記憶する。電子が蓄えられている
とき、メモリトランジスタ6の電圧が高くなる。これに
よりメモリトランジスタ6は読出し動作においてオフす
る。電子が蓄えられていないとき、メモリトランジスタ
6のしきい値電圧は負となる。これにより、メモリトラ
ンジスタ6は読出し動作においてオンする。
【0008】センスアンプ56からの読出のための電圧
はトランジスタ60を介してビット線31に与えられ、
この電圧がさらに選択トランジスタ3を介してメモリト
ランジスタ6に与えられる。これにより、センスアンプ
においてメモリトランジスタ6に電流が流れるか否かを
検出することができ、したがって、メモリトランジスタ
6にストアされた信号を読出すことができる。
【0009】図21は従来のフローティングゲートを有
するEEPROMを示す図である。(A)は平面図であ
り、(B)は(A)図においてB−B線で示す部分の断
面図である。図21を参照してEEPROMの構造を説
明する。
【0010】EEPROMは、P型シリコン半導体基板
20の主表面上に形成されたメモリトランジスタ6と、
選択トランジスタ3とを含む。メモリトランジスタ6
は、P型シリコン基板20の主表面上に形成されたドレ
イン領域となるトンネル不純物拡散層9と、ソース領域
2と、トンネル不純物拡散層9上の所定の領域に形成さ
れた薄い膜厚のトンネル絶縁膜16と、少なくともトン
ネル絶縁膜16を含む領域でP型シリコン基板20上に
絶縁膜を介して形成されるポリシリコンからなるフロー
ティングゲート14と、フローティングゲート14上に
層間酸化シリコン膜15を挟んで形成されるコントロー
ルゲート7とを含む。コントロールゲート7とフローテ
ィングゲート14とはその間の層間酸化シリコン膜15
を誘電物質として互いに重なり合った領域において容量
を形成する。またフローティングゲート14と接続用不
純物拡散層5に接続されたトンネル不純物拡散層9は、
トンネル絶縁膜16の形成領域においてトンネル絶縁膜
16を誘電物質として容量を形成する。さらに、トンネ
ル絶縁膜16を除いた領域において、フローティングゲ
ート14と半導体基板20とが形成する容量も存在す
る。
【0011】フローティングゲート14は電荷を蓄積す
る。コントロールゲート7と接続用不純物拡散層5との
間に印加される電圧に応じてトンネル絶縁膜16を介し
てフローティングゲート14とトンネル不純物拡散層9
との間で電荷の放出/注入が行なわれる。選択トランジ
スタ3は、半導体基板20の主表面上に間隔を隔てて形
成された接続用不純物拡散層5およびドレイン領域1
と、その間に形成されたワードラインとなる選択ゲート
電極4とを含む。選択ゲート電極4と半導体基板20の
主表面との間には選択ゲート酸化シリコン膜13が形成
されている。ドレイン領域1はコンタクト孔を介してビ
ット線31に接続される。
【0012】選択トランジスタ3は、選択ゲート電極4
を介して与えられる信号に応答してオン、オフする。そ
れによって、選択トランジスタ3に接続されるメモリト
ランジスタ6が有する情報をビットライン31に読出
す。
【0013】次にEEPROMの動作を説明する。EE
PROMは読出し、消去、書込みの3つの基本動作モー
ドを有する。表1はフローティングゲート14に情報電
荷を書込んだり消去したり読出したりするときに各要素
に印加される電圧を示したものである。
【0014】
【表1】
【0015】ここでVPPはプログラム電圧であり、VF
はフローティング時の電位であり、VW 、VE は各動作
時のフローティングゲート14の電位を示す。
【0016】表1に示したように読出し時には5Vが選
択ゲート電極4に印加され、1Vがビットライン31に
印加されてコントロールゲート7とソースライン12が
接地される。メモリセルの消去時には、VPPが選択ゲー
ト電極4に印加され、ビットライン31およびソースラ
イン12が接地される。
【0017】この消去サイクルにおいてフローティング
ゲート14上に正の電荷が印加される。書込み時にはV
PPが選択ゲート電極4とビットライン31に印加され、
コントロールゲート7が接地され、ソースライン12は
フローティング状態にされる。これによってフローティ
ングゲート14上に負の電荷が注入される。
【0018】図22は図21に示すEEPROMの等価
回路図である。ここでC1はトンネル領域に形成される
トンネルキャパシタンスである。C2はフローティング
ゲート14と、コントロールゲート7とその間に挟まれ
た層間酸化シリコン膜15とで形成された容量である。
C3は寄生容量で、トンネル領域以外のフローティング
ゲート14とその下部に形成されたトンネル不純物拡散
層9とその間に挟まれたトンネル絶縁膜16とから形成
される。たとえば消去モードのとき、表1に示すよう
に、コントロールゲート7にVPPが印加され、トンネル
不純物拡散9が接地されるため、等価回路が図22
(B)に示すようになる。このとき、Fの電位VF は次
の式で表わされる。
【0019】 VF =C2/(C1+C2+C3)・VPP …(1) ここでC2/(C1+C2+C3)のことを容量結合比
と言い、通常ほぼ0.7である。またトンネル絶縁膜の
電場の大きさおよびトンネル絶縁膜を流れる電流の大き
さは次式で表わされる。
【0020】 EOX=VF /TOX …(2) J=AEOX 2 exp−(B/EOX) …(3) ここで、EOXは電場の大きさ、 TOXはトンネル絶縁膜の厚さ、 Jは電流値 A、Bは定数を表わす。
【0021】容量結合比を0.7、TOXを10nmとし
て、式(2)を式(1)に代入すると、EOX=14MV
/cmとなる。この値を式(3)に代入してJは十分大
きな値となる。この電界値を用いて、電子がトンネル絶
縁膜を介してフローティングゲート14と基板上の不純
物領域9との間で放出/注入される。
【0022】以上が従来のEEPROMの概要である。
次に従来のEEPROMの製造方法を図23を参照して
説明する。まずP型シリコン基板20の上にトンネル絶
縁膜16となる酸化膜74が形成され、その上にポリシ
リコン70が堆積される。ポリシリコン70の上の所定
の部分にレジスト77が堆積される(図23(A))。
【0023】次に所定の長さにパターニングされたポリ
シリコン70上に絶縁膜80が形成され、絶縁膜80お
よび74の上にポリシリコン層71が堆積される。ポリ
シリコン層71の上の所定の部分にレジスト78および
79が堆積される(図23(B))。
【0024】この状態でエッチングが行なわれ、(図2
3(C))に示すように選択トランジスタ3およびメモ
リトランジスタ6を形成するポリシリコン層が形成され
る。選択トランジスタ3は選択ゲート4および選択ゲー
ト酸化シリコン膜13を含み、メモリトランジスタ6は
コントロールゲート7、層間酸化シリコン膜15、フロ
ーティングゲート14およびトンネル絶縁膜16とを含
む。この状態でn型不純物が導入され、ドレイン領域
1、ソース領域2および接続用不純物拡散層5が形成さ
れる。
【0025】次にドレイン領域1およびソース領域2、
金属配線層11および12が形成され、選択トランジス
タ3およびメモリトランジスタ6を覆って層間絶縁膜7
6が形成される(図23(D))。
【0026】図24は図21に示した従来のEEPRO
Mセルがメモリアレイ50として配列された場合の等価
回路図である。図24に示すように選択トランジスタ3
およびメモリトランジスタ6は配置される。
【0027】次に従来のフラッシュ型EEPROMにつ
いて説明する。図25は従来のフラッシュ型EEPRO
Mの構造および等価回路を示す模式図である。図25を
参照して、従来のフラッシュ型EEPROMは、P型半
導体基板81の主表面上に絶縁膜を挟んで互いに間隔を
隔てて形成されたメモリトランジスタ82a,82b
と、メモリトランジスタ82a,82bの間でかつP型
半導体基板81の主表面上に形成されたソース領域83
と、メモリトランジスタ82a,82bのソース83と
異なる側に形成されたドレイン領域84a,84bとを
含む。ドレイン領域84a,84bにはそれぞれ金属配
線層が設けられている。メモリトランジスタ82a,8
2bは、それぞれフローティングゲート85a,85b
およびコントロールゲート86a,86bを含む。
【0028】次に動作について説明する。従来のフラッ
シュ型EEPROMにおいては、書込みにはアバランシ
ェ現象を利用し、消去には先のEEPROMの動作で説
明したトンネル現象を利用する。読出しは先に述べたE
EPROMの場合と同様である。なお、EEPROMの
動作の詳細はたとえばUSP4,797,856に記載
されている。
【0029】ところで従来のフラッシュ型EEPROM
においては、フラッシュ型EPROMの場合と同様にそ
のサイズをかなり小さくできる。
【0030】このようなフラッシュ型EEPROMの詳
細はたとえば、“An In-System Reprogrammable 32Kx8
CMOS Flash Memory ”IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CI
RCUIT, Vol.23, No.5, Oct. 1988やたとえばUSP4,
868,619などに記載されている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来のEEPROMは
以上のように構成されていたので、ビット単位のデータ
を書込み、消去および読出しを行なうには、メモリセル
1つに選択トランジスタ1つを設ける必要があった。そ
の結果セル面積を大きくすることが必要で、また高集積
化しにくいという問題点があった。
【0032】さらに高集積化の可能なフラッシュ型EE
PROMにおいては、選択トランジスタを設けずに電気
的消去可能な不揮発性半導体装置を提供できるが、書込
みにアバランシェ現象を用いる。即ち図25を参照して
メモリトランジスタ82aに書込みを行なうときにはコ
ントロールゲート86aに12V程度の高電圧とソース
83および基板81を接地した状態でドレイン84aに
8V程度のパルスを10μ秒程度印加する。このときフ
ローティングゲート85aの下部のチャネル部のドレイ
ン84aの端部でアバランシェ現象が生じ多量の電流が
ドレイン84aからソース83および基板81へ流れ
る。このとき、一部の電子がコントロールゲート86a
の電位によって誘起されたフローティングゲート85a
の電位によって該フローティングゲート85aに引き込
まれる。このように書込みを行なうため、書込みの効率
が悪く消費電力が大きいという問題点があった。また、
選択トランジスタを有しないため、フローティングゲー
ト85aとソース83の間でのトンネル現象を用いた消
去においても、メモリトランジスタ82aがデプレッシ
ョン状態即ち過消去状態になることを防ぐ手段が必要と
なり、様々な回路的工夫が必要であった。その結果、製
法上厳しい条件制御が必要となり、また特性の揃った装
置を得るための特別な試験が必要になるなど複雑で安価
にできないなどの問題点があった。
【0033】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ビット単位で書込み、消去、読
出しができるとともに、容易に高集積化ができかつ消費
電力が少ないEEPROMを提供することを目的とす
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る不揮発性半導体装置は、主表面を有する半導体基板
と、半導体基板の主表面上に間隔を隔てて形成されたそ
れぞれがフローティングゲートおよびコントロールゲー
トを含む1対のメモリトランジスタと、主表面上でかつ
前記間隔の間に形成された選択トランジスタを含む。
【0035】請求項2に係る不揮発性半導体装置におい
ては、請求項1の不揮発性半導体装置の選択トランジス
タはゲート電極を含み、ゲート電極の一部は、1対のメ
モリトランジスタの上に絶縁膜を挟んで延在する。
【0036】請求項3に係る不揮発性半導体装置におい
ては、請求項2の不揮発性半導体装置のコントロールゲ
ートはそれぞれ所定の第1の厚さを有し、絶縁膜は第1
の厚さより厚い第2の厚さを有する。
【0037】請求項4の不揮発性半導体装置において
は、請求項2の不揮発性半導体装置の絶縁膜が窒化シリ
コン膜を含む。
【0038】請求項5の不揮発性半導体装置において
は、請求項2の不揮発性半導体装置のフローティングゲ
ートおよびコントロールゲートの選択トランジスタ側に
は、コントロールゲートからフローティングゲートに向
かって厚さが厚くなる側壁絶縁膜が形成される。
【0039】請求項6の不揮発性半導体装置において
は、請求項2の不揮発性半導体装置の絶縁膜の厚さが1
0nm以下である。
【0040】請求項7の不揮発性半導体装置は、請求項
2の不揮発性半導体装置のゲート電極の一部は、1対の
メモリトランジスタの選択トランジスタの形成されない
側まで延在する。
【0041】請求項8の不揮発性半導体装置において
は、請求項1の不揮発性半導体装置の選択トランジスタ
は、1対のメモリトランジスタの間の主表面上に形成さ
れた1対の不純物拡散層と、不純物拡散層の間であって
主表面上に絶縁膜を挟んで形成されたゲート電極とを含
む。
【0042】請求項9に係る不揮発性半導体装置におい
ては、請求項1の不揮発性半導体装置の1対のメモリト
ランジスタに挟まれた領域でかつ主表面上には凹部が設
けられ、ゲート電極は凹部に沿って設けられる。
【0043】請求項10に係る不揮発性半導体装置にお
いては、請求項1に係る不揮発性半導体装置の1対のメ
モリトランジスタは相互に第1の寸法を離れて設けら
れ、選択トランジスタはゲート電極を含み、ゲート電極
は第1の寸法の半分以上の第2の寸法を有する。
【0044】請求項11に係る不揮発性半導体装置にお
いては、請求項1の不揮発性半導体装置のゲート電極は
1対のメモリトランジスタの間であってかつ主表面上に
のみ設けられる。
【0045】
【作用】この発明によれば1対のフローティングゲート
およびコントロールゲートを含むメモリトランジスタが
1つの選択トランジスタを共有している。
【0046】
【実施例】(1) 第1実施例 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。図
1はこの発明に係るEEPROMを示す断面図であり、
図2はこの発明に係るEEPROMの1メモリセルグル
ープを示す平面図であり、図3は1メモリセルグループ
を示す等価回路図であり、図4は複数のメモリセルグル
ープを配列したメモリセルアレイ図である。
【0047】図1を参照して、この発明に係るEEPR
OMは、P型シリコン基板20上に形成された第1のソ
ース・ドレイン拡散層41と、第1のソース・ドレイン
拡散層41に対向してP型シリコン基板20の上に形成
された第2のソース・ドレイン拡散層42と、第1のソ
ース・ドレイン拡散層41に隣接して、第1ゲート酸化
シリコン膜17aとフローティングゲート14a、層間
酸化シリコン膜15aおよびコントロールゲート7aよ
りなる第1のメモリトランジスタ43と、第2のソース
・ドレイン拡散層42に隣接し、第1ゲート酸化シリコ
ン膜17bと、フローティングゲート14b、層間酸化
シリコン膜15bおよびコントロールゲート7bよりな
る第2のメモリトランジスタ44と、P型シリコン基板
20の主表面上でかつ第1のメモリトランジスタ43と
第2のメモリトランジスタ44との間に挾れまた領域に
形成された選択ゲート4とを含む。第1のソース・ドレ
イン拡散層41の上には電極を取出すための第1のソー
ス・ドレインコンタクト45が設けられ、第2のソース
・ドレイン拡散層42の上には電極を取出すための第2
のソース・ドレインコンタクト46が設けられている。
選択トランジスタ3の選択ゲート電極4と第1のメモリ
トランジスタ43と第2のメモリトランジスタ44のそ
れぞれのコントロールゲート7a,7bおよびフローテ
ィングゲート14a,14bの間の絶縁を図るために第
2の層間絶縁膜47が設けられている。
【0048】図1および図4を参照して、第1のメモリ
トランジスタ43と第2のメモリトランジスタ44、第
1のソース・ドレイン拡散層41、第2のソース・ドレ
イン拡散層42および第1のメモリトランジスタ43と
第2のメモリトランジスタ44に挟まれた選択トランジ
スタ3により1組のメモリセルグループ40が形成され
ている。第1のソース・ドレインコンタクト45から引
出された電位および第2のソース・ドレインコンタクト
46から引出された電位を周辺回路に伝えるため、それ
ぞれ第1のビット線48と第2のビット線49が設けら
れている。
【0049】この発明において選択トランジスタ3は第
1のメモリトランジスタ43と第2のメモリトランジス
タ44の間に配置され、選択ゲート酸化シリコン膜13
の下に形成される選択トランジスタ3が形成するチャネ
ルによって、第1のメモリトランジスタ43と第2のメ
モリトランジスタ44を接続する。選択トランジスタ3
の選択ゲート電極4の両端は第2の層間絶縁膜47を挟
んで第1のメモリトランジスタ43および第2のメモリ
トランジスタ44のコントロールゲート7a,7b上に
延在している。第1のメモリトランジスタ43および第
2のメモリトランジスタ44の第1ゲート酸化シリコン
膜17a,17bは100オングストローム程度に薄く
形成される。第1のメモリトランジスタ43と第2のメ
モリトランジスタ44のそれぞれのフローティングゲー
ト14a,14bは、第1ゲート酸化シリコン膜17
a,17bを挟んで各々第1のソース・ドレイン拡散層
41および第2のソース・ドレイン拡散層42の上に
0.1〜0.2ミクロン程度重なっている。第1のメモ
リトランジスタ43と第2のメモリトランジスタ44の
それぞれは、第1ゲート酸化シリコン膜17a,17b
を介してフローティングゲート14a,14bと第1の
ソース・ドレイン拡散層41および第2のソース・ドレ
イン拡散層42の間の重なり部分でトンネル領域8a,
8bを形成する。
【0050】次に図1を参照してこの発明に係るEEP
ROMの動作について説明する。データの消去は、第1
のメモリトランジスタ43について、第1のメモリトラ
ンジスタ43のコントロールゲート7aに20V程度の
書込み電圧を与える。同時に第1のソース・ドレイン拡
散層41を接地し、トンネル領域8aに13MV/cm
程度の高電界を発生される。接地レベルに落とされた第
1のソース・ドレイン拡散層41からフローティングゲ
ート14aにFowler−Nordheim(F−
N)トンネル電流により電子を注入して第1のメモリト
ランジスタ43をエンハンスメント状態とする。この場
合、メモリトランジスタ6aの容量結合比や書込み電圧
を適正化することにより、消去後のメモリトランジスタ
のしきい値(Vth)を2〜3V程度にする。第2のメ
モリトランジスタ44についても第2のソース・ドレイ
ン拡散層42を第1のソース・ドレイン拡散層41の代
わりに用いて同様に消去を行なう。
【0051】データの書込みは、第1のメモリトランジ
スタ43についてコントロールゲート7aを接地し、第
1のソース・ドレイン拡散層41に20V程度の消去電
圧を与える。フローティングゲート14aから第1のソ
ース・ドレイン拡散層41に電子を引抜く。メモリトラ
ンジスタ43のフローティングゲート14aから電子を
引抜くことにより、メモリトランジスタ43のしきい値
を−3V以下にし、デプレッション状態にする。第2の
メモリトランジスタ44についても第2のソース・ドレ
イン拡散層42を第1のソース・ドレイン拡散層41の
代わりに用いて同様に書込みを行なう。
【0052】またデータの読出しは、第1のメモリトラ
ンジスタ43と第2のメモリトランジスタ44、第1の
ソース・ドレイン拡散層41、第2のソース・ドレイン
拡散層42および第1のメモリトランジスタ43と第2
のメモリトランジスタ44に挟まれた選択トランジスタ
3により構成される一組のメモリセルグループ40全体
で行なう。すなわち、第1のメモリトランジスタ43の
状態を読出すときには、選択トランジスタ3の選択ゲー
ト電極4に選択トランジスタ3のしきい値(0.5V程
度)より高い5V程度の電位を与え、選択トランジスタ
3のチャネルをオンさせる。また選択された第1のメモ
リトランジスタ43と同じメモリセルグループにある選
択されていない第2のメモリトランジスタ44に対して
第2のメモリトランジスタ44のコントロールゲート7
bに第2のメモリトランジスタ44の消去時のしきい値
より高い5V程度のゲート電圧を与える。その結果、第
2のメモリトランジスタ44のフローティングゲート1
4bの電子蓄積状態にかかわりなく第2のメモリトラン
ジスタ44のチャネルがオンされる。選択された第1の
メモリトランジスタ43のコントロールゲート7aは接
地する。第1のメモリトランジスタ43のコントロール
ゲート7を接地することにより、第1のメモリトランジ
スタ43が消去状態にあるとき、すなわちエンハンスメ
ント状態にあるときは、第1のメモリトランジスタ43
のチャネルはオンしない。また第1のメモリトランジス
タ43が書込み状態にあるときは、コントロールゲート
7aが接地されていても第1のメモリトランジスタ43
のチャネルはデプレッション状態にあるため、第1のメ
モリトランジスタ43のチャネルはオンする。この状態
で第1のビット線43から第1のソース・ドレインコン
タクト45を介して第1のソース・ドレイン拡散層41
に1V程度の電位を与え、第2のビット線49から第2
のソース・ドレインコンタクト46を介して第1のソー
ス・ドレインコンタクト46を介して第2のソース・ド
レイン拡散層42に接地電位を与える。第1のビット線
48から第2のビット線49に電流が流れるか流れない
かにより、第1のメモリトランジスタ43の状態を判断
することができる。すなわち、第1のビット線48から
第2のビット線49に電流が流れるときは、第1のメモ
リトランジスタ43がデプレッション状態にあり、電流
が流れないときはエンハンスメント状態にあることが判
断できる。
【0053】表2にこの発明に係るEEPROMにおけ
る各動作時の各要素に印加される電圧を示す。
【0054】
【表2】
【0055】以上は一組のメモリセルグループ40の動
作について述べたものであるが、本セルの動作では選択
されたメモリセルグループ40と非選択のメモリセルグ
ループ40の間での動作の干渉対策が必要である。すな
わち、選択メモリセルグループ40を消去または書込み
する場合に非選択メモリセルグループ40において誤書
込みや誤消去が発生することを防ぐための処置がメモリ
セルグループ40を複数並べたメモリセルアレイで必要
となる。図4にこのようなメモリセルアレイの平面図を
示し、図5にメモリセルアレイの回路図を示す。図5で
点線で囲まれた領域が1組のメモリセルグループ40に
対応する。各メモリトランジスタM111,M112…
はビット線B1,B2…とコントロールゲート線C1
1,C12…に接続されており、各選択トランジスタS
T11,ST12…はワード線W1,W2…に接続され
ている。
【0056】次に図5〜図8を参照してメモリセルアレ
イにおける動作について説明する。消去時は一般的に情
報の基本単位である1バイト=8ビットを一括して消去
する。コントロールゲート線C12を共有する選択され
たメモリトランジスタ列M121,M122,M12
3,M124,M125を他の非選択のメモリとトラン
ジスタと干渉しないように消去動作させるため、選択さ
れたコントロールゲート線C12のみに20V程度の高
電圧「H」をかける。丸印で示したM123のみを消去
したい場合には、他の条件は同様にしてビットラインB
2を接地電位VLにし、他のビット線B1,B3,B4
に7V程度の中間電位「M」を与えることにより選択消
去が可能になる。コントロールゲート線C12を共有す
る選択されたメモリトランジスタ列M121〜M125
を消去する場合の各ビット線B1〜B5,コントロール
ゲート線C11〜C22およびワード線W1,W2の電
位の状態を図6に示す。
【0057】書込みは選択されたビットM123のみで
選択的に行なう。ビット線B2のみに20V程度の高電
圧「H」を与え、他のビット線は接地電位「L」にす
る。また書込みを行なうメモリトランジスタ123のコ
ントロールゲート7を含むコントロールゲート線C12
のみを接地電位「L」とし、他のコントロールゲート線
すべてを7V程度の中間電位「M」とする。選択ゲート
となるワード線W1,W2は接地電位「L」とする。
【0058】この状態の各ビット線B1〜B5,コント
ロールゲート線C11〜C22およびワード線W1,W
2の各電位を図7に示す。
【0059】次に読出しについて説明する。読出しは選
択されるメモリセルグループ40の中の非選択メモリト
ランジスタのコントロールゲート7を含むコントロール
ゲート線C11に5Vを与えることによって行なう。選
択されたメモリセルグループ40の選択ゲート電極4を
含むワードラインW1の5Vを電位を与え、選択された
メモリトランジスタM123のコントロールゲート7を
含むコントロールゲート線C12を接地電位「L」にす
る。選択されたメモリトランジスタM123に隣接する
ソース・ドレイン拡散層につながるビット線B2には、
1Vの読出し電位を与える。選択されたメモリセルグル
ープ中の非選択のメモリトランジスタに隣接するソース
・ドレイン核酸総につながるビット線B3には接地電位
「L」を与える。他の非選択のビット線B1,B3,B
4はフローティング状態にし、電流経路を形成しない。
また、非選択のワードラインW2,非選択のコントロー
ルゲート線C12,C22には、接地電位「L」を与え
る。このとき、選択されたメモリトランジスタM123
が消去状態にあれば、ビット線B2からビット線B3に
は電流が流れないが、書込み状態にあれば、ビット線B
2からビット線B3に電流が流れる。この読出し電流は
周辺回路のセンスアンプで“0”,“1”の情報として
判断される。このようにして読出し制御が行なわれる。
この場合のビット線B1〜B5,コントロールゲート線
C11〜C22およびワード線W1,W2の各電位を図
8に示す。
【0060】次にこの発明に係るEEPROMの製造方
法について説明する。図9および図10はこの発明に係
るEEPROMの製造方法をステップごとに示す図であ
る。
【0061】まず図9(A)を参照してP型シリコン基
板20の上に絶縁膜16が形成され、絶縁膜16の上に
ポリシリコン層70が形成され、ポリシリコン層70の
上に層間酸化シリコン膜15が形成され、層間酸化シリ
コン膜15の上にポリシリコン層71が形成される。ポ
リシリコン層71の上の所定の部分にレジスト72a,
72bが形成される。
【0062】次に(B)を参照して、エッチングが行な
われ、第1のメモリトランジスタ43と第2のメモリト
ランジスタ44とが形成される。
【0063】レジスト72a,72bが除去され、全体
を酸化することにより、第1のメモリトランジスタ4
3,第2のメモリトランジスタ44およびP型シリコン
基板20の主表面上を覆って酸化膜73を形成する。酸
化膜73の上にポリシリコン層74を堆積し、ポリシリ
コン層74の所定の部分にレジスト75を図9(C)に
示すように塗布する。
【0064】図9(C)に示す状態でエッチングを行な
うことにより、図10(A)に示すような選択ゲートト
ランジスタ3のゲートとなる選択ゲート4を形成する。
同時にP型シリコン基板20の第1および第2のメモリ
トランジスタ43,44の形成されない部分に第1およ
び第2のソース・ドレイン拡散層となるn型不純物層を
たとえばイオン注入によって形成する。
【0065】レジスト75を除去し、第1および第2の
ソース・ドレイン拡散層41,42の上に形成された絶
縁膜をたとえばエッチングによりコンタクトホールを形
成する。そのコントロールホールを介して第1および第
2のソース・ドレインコントロール45,46を形成す
る。次に第1および第2のメモリトランジスタ43,4
4および選択ゲート4を覆って層間絶縁膜76を形成す
る。その結果図10(B)に示すようなEEPROMが
形成される。
【0066】(2) 第2実施例 図11はこの発明に係るEEPROMの第2の実施例を
示す断面図である。第2の実施例は第1の実施例と基本
的な形状は同じであるので、以下第1の実施例と異なる
部分についてのみ説明する。
【0067】図11を参照して、第2の実施例に係るE
EPROMにおいては、それぞれのコントロールゲート
7a,7bの上にさらにコントロールゲート7a,7b
と自己整合的に形成された上部層間絶縁膜100a,1
00bが設けられている。上部層間絶縁膜100a,1
00bの厚さはコントロールゲート7a,7bの厚さに
等しいかまたはそれより厚い。図5〜図8に示したメモ
リセルの動作中にメモリトランジスタ43と44のコン
トロールゲート7aおよび7bと選択トランジスタ3の
選択ゲート4の間に10V程度の電界が発生する。この
電界は厚い絶縁膜100aおよび100bにより電界強
度が緩和され、絶縁破壊などによる劣化、誤動作が防止
される。
【0068】以上のように第2の実施例に係るEEPR
OMにおいては、1対のメモリトランジスタと選択トラ
ンジスタの間の絶縁膜を厚く形成したので、1対のメモ
リトランジスタと選択トランジスタの間の絶縁性が向上
し、電力消費が少なく、高集積化が可能で信頼性の高い
EEPROMが提供できる。
【0069】(3) 第3実施例 図12はこの発明の第3の実施例に係るEEPROMを
示す断面図である。図12を参照して、第3の実施例に
おいてはEEPROMの選択トランジスタ3の選択ゲー
ト電極4と第1のメモリトランジスタ43と第2のメモ
リトランジスタ44のそれぞれのフローティングゲート
14a,14bとコントロールゲート7a,7bの間の
絶縁を図るためにメモリトランジスタ側壁絶縁膜101
a,101bが設けられている。
【0070】第3の実施例においては、メモリトランジ
スタのコントロールゲートおよびフローティングゲート
と選択トランジスタの選択ゲートの間に生じる10V程
度の電界はメモリトランジスタ側壁絶縁膜により電界強
度が緩和され、絶縁破壊などによる劣化、誤動作が防止
される。
【0071】(4) 第4実施例 図13はこの発明の第4実施例に係るEEPROMを示
す断面図である。図13を参照してこの発明の第4の実
施例においては、選択トランジスタ3の選択ゲート電極
4はそれぞれのメモリトランジスタ43,44を覆って
第1のソース・ドレイン拡散層41および第2のソース
・ドレイン拡散層42の上まで延在している。
【0072】選択ゲート電極4は選択ゲート酸化膜13
に製造上のダメージを与えないようにするために、一般
に20nm以上の厚みが必要となる。しかしながら、選
択ゲート電極4はメモリトランジスタ43,44のコン
トロールゲート7a,7b上に延在しており、20nm
以上の厚みがあるとメモリセルの段差が大きくなり、ソ
ース・ドレインコンタクトや金属配線層の加工が困難に
なるなどの問題が生じ得る。この実施例においては、選
択ゲート電極4を10nm程度に薄くし、製造上のダメ
ージが選択ゲート酸化膜13に及ばないように選択ゲー
ト電極4上に選択ゲート電極上部酸化膜103と選択ゲ
ート電極上部窒化膜104とが設けられている。
【0073】以上のように第4実施例に係るEEPRO
Mによれば、選択トランジスタのゲート電極上に酸化膜
と窒化膜を設けたので、選択ゲート電極4を薄くでき、
段差の低い、加工性の良いメモリセルが得られ、高集積
化が可能で信頼性の高いEEPROMが提供できる。
【0074】(5) 第5実施例 図14はこの発明の第5実施例に係るEEPROMの断
面図である。図14を参照して、この発明の第5実施例
に係るEEPROMにおいては、選択ゲート電極4はメ
モリトランジスタ43、44のコントロールゲート7
a、7bを完全に覆い、第1ソース・ドレイン拡散層4
1、第2ソース・ドレイン拡散層42上まで延在してい
る。
【0075】メモリトランジスタ43にはフローティン
グゲート14aと第1のソース・ドレイン拡散層41と
の間にトンネル領域8aが、またメモリトランジスタ4
4にはフローティングゲート14bと第2のソース・ド
レイン拡散層42の間にトンネル領域8bが形成され
る。トンネル領域8a、8bはメモリトランジスタ4
3、44を形成した後の熱処理によって特性が変化し易
いが、選択ゲート電極4を第1のソース・ドレイン拡散
層41と第2ソース・ドレイン拡散層42まで延在させ
ることによりその特性変化を抑えることが可能になる。
【0076】以上のように第5実施例に係るEEPRO
Mによれば、選択トランジスタのゲート電極がメモリト
ランジスタのソース・ドレイン拡散層まで延在するた
め、トンネル領域の特性変化を抑えることができ、安定
した特性を持ち、高集積化が可能で信頼性の高いEEP
ROMが提供できる。
【0077】(6) 第6実施例 図15はこの発明の第6実施例に係るEEPROMの断
面図である。図15を参照して、この発明の第6実施例
に係るEEPROMにおいては、選択トランジスタ3は
選択ゲート酸化膜13と選択ゲート電極4および第1の
接続拡散層105aと第2の接続拡散層105bよりな
る。第6実施例においては、選択ゲート電極4をフロー
ティングゲート14a、14bの上に延在させることな
くメモリトランジスタ43と44の間に、第1の接続拡
散層105aと第2の接続拡散層105bを含む選択ト
ランジスタ3を完全に挟み込んだことにより、メモリセ
ルの低段差化が可能になる。
【0078】以上のように第6実施例に係るEEPRO
Mにおいては、選択トランジスタを完全に2つのメモリ
トランジスタの間に挟み込むことにより、メモリセルの
低段差化が可能になったため、段差の低い加工性のよい
メモリセルが得られ、電力消費が少なく、高集積化が可
能で信頼性の高EEPROMが提供できる。
【0079】(7) 第7実施例 図16はこの発明の第7実施例に係るEEPROMの断
面図である。図16を参照して、この発明の第7実施例
に係るEEPROMにおいては、隣接する1組のメモリ
トランジスタ43および44の間のシリコン基板20を
コントロールゲート7a,7bに対して自己整合的にエ
ッチングして掘り込む。シリコン基板20の掘り込んだ
領域を選択トランジスタのチャネルとするようにシリコ
ン基板20の掘り込んだ領域のシリコン基板20表面に
選択ゲート酸化膜13を形成し、さらに選択ゲート電極
4を形成する。選択トランジスタ3のチャネルのゲート
長は隣接するメモリトランジスタ43と44の間の距離
に加えてシリコン基板20の掘り込んだ高さの2倍分が
加えられるため、ショートチャネル効果が及びにくい選
択トランジスタ3が得られる。
【0080】以上のように第7実施例に係るEEPRO
Mにおいては、隣接するメモリトランジスタの間の基板
を掘り込んだ領域に選択トランジスタのチャネル領域を
形成し、メモリセルサイズを大きくせずに選択トランジ
スタのゲート長さを長くできるため、電力消費が少ない
EEPROMが提供できる。
【0081】(8) 第8実施例 図17はこの発明の第7実施例に係るEEPROMの断
面図である。図17を参照して、第7実施例に係るEE
PROMにおいては、選択トランジスタ3の選択ゲート
電極4の厚みを隣接するメモリトランジスタ43,44
の間隔の1/2以上の厚みとしている。これにより選択
ゲート電極4の窪みが完全に埋め込まれる。選択ゲート
の窪みをなくすことにより、窪みに発生する層間絶縁用
の堆積膜の隙間(「す」と呼ばれる)を防ぐことができ
る。
【0082】その結果、第8実施例に係るEEPROM
においては、窪みに起因する堆積膜の隙間による信頼性
の劣化を防ぐことができるEEPROMが提供できる。
【0083】(9) 第9実施例 図18はこの発明の第8実施例に係るEEPROMの断
面図である。図18を参照して、本実施例においては、
選択ゲート電極4は第1および第2のメモリトランジス
タ43,44の間のみに設けられる。選択ゲート電極4
は、多結晶シリコン膜をメモリトランジスタの高さより
厚く形成した後に、エッチバックすることにより、選択
ゲート電極4をコントロールゲート7a,7b上に延在
しないメモリトランジスタに対して自己整合的な配置に
している。
【0084】以上のように第9実施例に係るEEPRO
Mにおいては、選択トランジスタのゲート電極はメモリ
トランジスタ上に延在せず、メモリトランジスタに対し
て自己整合的に配置されるため、メモリセルの段差を大
きくすることなく微細化できる。その結果、高集積化が
可能で信頼性の高いEEPROMが提供できる。
【0085】なお、第2実施例−第9実施例の動作は基
本的に第1の実施例と同じであるので、その説明は省略
する。
【0086】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、1対の
メモリトランジスタが1つの選択トランジスタを共有し
ているため、フラッシュ型のEEPROMの大きさでか
つ電力消費の少ない高集積化が可能なEEPROMが提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るEEPROMの断面図である。
【図2】この発明に係るEEPROMの1メモリセルグ
ループを示す平面図である。
【図3】1メモリセルグループの回路図である。
【図4】複数のメモリセルグループからなるメモリセル
アレイを示す平面図である。
【図5】メモリセルアレイの回路図である。
【図6】消去時の各線の電位を示す図である。
【図7】書込み時の各線の電位を示す図である。
【図8】読出し時の各線の電位を示す図である。
【図9】この発明に係るEEPROMの製造方法を示す
図である。
【図10】この発明に係るEEPROMの製造方法を示
す図である。
【図11】この発明の第2実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図12】この発明の第3実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図13】この発明の第4実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図14】この発明の第5実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図15】この発明の第6実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図16】この発明の第7実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図17】この発明の第8実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図18】この発明の第9実施例に係るEEPROMの
断面図である。
【図19】従来のEEPROMを示すブロック図であ
る。
【図20】メモリアレイおよびYゲートを示す回路図で
ある。
【図21】従来のEEPROMの平面図および断面図で
ある。
【図22】図13に示したEEPROMの等化回路図で
ある。
【図23】従来のEEPROMの製造方法を示す図であ
る。
【図24】従来のEEPROMで構成されたメモリセル
アレイの回路図である。
【図25】従来のフラッシュ型EEPROMを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ドレイン領域 2 ソース領域 3 選択トランジスタ 4 選択ゲート 5 接続用不純物拡散層 6 メモリトランジスタ 7 コントロールゲート 8 トンネル領域 9 トンネル不純物拡散層 43 第1のメモリトランジスタ 44 第2のメモリトランジスタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に間隔を隔てて形成された、
    それぞれがフローティングゲートおよびコントロールゲ
    ートを含む1対のメモリトランジスタと、 前記主表面上でかつ前記間隔の間に形成された前記メモ
    リトランジスタを選択するための選択トランジスタとを
    含む、不揮発性半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記選択トランジスタはゲート電極を含
    み、前記選択トランジスタのゲート電極の一部は、前記
    1対のメモリトランジスタの上に絶縁膜を挟んで延在す
    る、請求項1の不揮発性半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記コントロールゲートはそれぞれ所定
    の第1の厚さを有し、前記絶縁膜は前記第1の厚さより
    厚い第2の厚さを有する、請求項2に記載の不揮発性半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜は窒化シリコン膜を含む、請
    求項2に記載の不揮発性半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記1対のメモリトランジスタの前記選
    択トランジスタの設けられた側に前記コントロールゲー
    トから前記半導体基板の主表面迄設けられ、前記コント
    ロールゲートから前記半導体基板の主表面に向かって厚
    さが厚くなる側壁絶縁膜をさらに含む、請求項2に記載
    の不揮発性半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記ゲート電極の厚さが10nm以下で
    ある、請求項2に記載の不揮発性半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲート電極の一部はさらに、前記1
    対のメモリトランジスタの前記選択トランジスタの形成
    されない側まで延在する、請求項2に記載の不揮発性半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 前記選択トランジスタは前記主表面上で
    かつ前記間隔の間に形成された1対の不純物拡散領域
    と、前記不純物拡散領域の間であって前記主表面上に絶
    縁膜を挟んで設けられたゲート電極とを含む、請求項1
    に記載の不揮発性半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記主表面上でかつ前記間隔の間には凹
    部が設けられ、前記選択トランジスタはゲート電極を含
    み、前記ゲート電極は前記凹部に沿って設けられる、請
    求項1に記載の不揮発性半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記間隔は第1の寸法を有し、前記選
    択トランジスタはゲート電極を含み、前記ゲート電極の
    厚さは前記第1の寸法の半分以上の第2の寸法を有す
    る、請求項1に記載の不揮発性半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記選択トランジスタはゲート電極を
    含み、前記ゲート電極は前記間隔の間にのみ形成され
    る、請求項1に記載の不揮発性半導体装置。 【課題を解決するための手段】
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