JPH052113A - レーザ加工用伝送路 - Google Patents

レーザ加工用伝送路

Info

Publication number
JPH052113A
JPH052113A JP3153380A JP15338091A JPH052113A JP H052113 A JPH052113 A JP H052113A JP 3153380 A JP3153380 A JP 3153380A JP 15338091 A JP15338091 A JP 15338091A JP H052113 A JPH052113 A JP H052113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
waveguide
transmission line
laser processing
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3153380A
Other languages
English (en)
Inventor
Akishi Hongo
晃史 本郷
Kenichi Morosawa
健一 諸沢
Kazuhisa Matsumoto
和久 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP3153380A priority Critical patent/JPH052113A/ja
Publication of JPH052113A publication Critical patent/JPH052113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザ光による入出射端の加熱破損を冷却効率
の向上により回避し、かつ導波路端の機械的強度を図
る。 【構成】レーザ光を伝送する中空導波路11は、大部分
が厚肉のニッケル層からなり、内壁には誘電体および金
属薄膜が形成される。中空導波路11の入射側または出
射側の先端外周には熱伝導率の大きい銅製のスリーブ1
2が装着され一体化される。スリーブ12前後の中空導
波路11の外径が他の部分に比して、スリーブ12が導
波路11から離脱しないように太くする。ニッケルの電
気めっきによって太くする。スリーブ12の端面14
は、ニッケルによって被覆され、さらに被覆された端面
は鏡面に研磨されたのち金の薄膜13が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工用伝送路、
特に金属の切断、穿孔、溶接、熱処理などのレーザ加工
に有用な高出力のCO2 レーザ光の伝送を可能にするレ
ーザ加工用伝送路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CO2 レーザは、発振効率が高く大出力
が得られるため、医療用のレーザメスや切断、溶接など
の工業加工用として広く用いられるようになった。しか
し、その発振波長が10.6μmという赤外領域にある
ため、従来の石英系光ファイバを伝送路として用いるこ
とはできない。現在のところCO2 レーザ光を導く手段
としては、数枚のミラーを用いた空間伝送が主であり、
操作性、高速性において極めて不利である。
【0003】以上のような理由から、CO2 レーザ光を
容易に伝送できる可とう性導波路の開発が活発になっ
た。
【0004】現在、レーザ加工に適用することを目的と
して、ゲルマニウム等の誘電体薄膜をニッケル等の金属
中空導波路に内装した導波路が開発されている。この導
波路の製造方法は、まずアルミニウムなどのエッチング
可能な母材の外壁に誘電体薄膜を形成し、さらにその外
側に電気めっきによって、厚肉の金属層を形成し、最後
に母材をエッチング除去するというものである。誘電体
薄膜と機械的強度を保つ厚肉の金属層との間には、銀な
どの別の金属薄膜を介在させて、さらに低損失な導波路
を得ることもできる。これまでに伝送損失0.05dB
/m、伝送容量3kwを達成し、金属板の切断及び溶接
に十分なエネルギーを伝送できることが確認された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高出力のレ
ーザ光を伝送する中空導波路の径は、通常レーザ光源か
ら発振されるビーム径よりも十分小さい。レーザ光は入
射側のレンズで集光されて、レーザ光の集光点付近に導
波路の入射端面が置かれる。このとき光軸調整中の軸ず
れにより導波路の中心にレーザ光が集光されなかった
り、入射ビームの高次モード成分により集光しきれない
で励振される場合がある。このような場合には、中空導
波路の中空領域以外の部分にレーザ光が照射され、導波
路入射端が極度に加熱され破損する危険性がある。
【0006】一方、レーザ光を用いて金属材料を加工す
る場合、導波路の出射側においては、被加工物からの反
射が大きな問題となる。一般に金属材料は、CO2 レー
ザの発振波長である10.6μm帯において複素屈折率
の絶対値が非常に大きい。そのためレーザビームは金属
面に対してほぼ垂直に照射されたとき、その90%近く
が反射され、導波路側に戻ってくる。レーザ光が照射さ
れ被加工物が溶融すれば反射率は急激に低下するが、溶
融が始まる前に反射光は導波路の出射端を瞬時に加熱し
破損させる危険性がある。
【0007】さらに、中空導波路の入出射側には通常光
学系が取り付けられ、ロボットなどによって導波路の先
端が保持される。このとき先端付近に特に無理な屈曲が
加わる危険性があり、導波路の両端があまりに脆弱であ
ると、繰り返しの屈曲に耐えられず導波路先端付近が破
損する。
【0008】本発明の目的は、中空導波路を用いたレー
ザ加工用伝送路において、前記した従来技術の問題点を
解消し、高出力のレーザ光に対しても信頼性が高く、ま
た十分な機械的強度を持つレーザ加工用伝送路を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ加工用伝
送路は、レーザ光を伝送する中空導波路の入出射側の少
なくとも一方に熱伝導率の大きい金属製のスリーブが装
着され、このスリーブ前後の中空導波路の外径が、スリ
ーブが導波路から離脱しないように太くなっているもの
である。
【0010】この場合において、スリーブが銅製である
ことが好ましく、またスリーブ前後の中空導波路はニッ
ケルの電気めっきによって外径を太くすることが好まし
い。
【0011】また、スリーブの端面は、中空導波路を形
成する材料と同一の材料によって被覆され、さらに被覆
された端面は、鏡面に研磨されていることが望ましい。
そして、鏡面に研磨された端面には、さらに金の薄膜が
形成されていることが望ましい。
【0012】
【作用】本発明では、中空導波路の入射側または出射側
に熱伝導率の大きい銅等の金属製のスリーブを装着し、
装着後、このスリーブ前後の中空導波路の径を太くす
る。スリーブの装着によって離脱するおそれが生じる
が、径を太くすることにより中空導波路に大きな引張
り、あるいは圧縮力が加わっても、スリーブが導波路か
ら離脱されることがなくなり、しかもスリーブ及び大径
化により効率的に導波路入出射付近が冷却されるように
なる。また、導波路の先端が強くなっているので、先端
付近に無理な屈曲が加わる危険性がなくなり、繰り返し
の屈曲にも耐えられ導波路先端付近が破損から防止さ
れ、さらにスリーブの端面は、鏡面研磨や、金薄膜の形
成によって高パワー密度のレーザ光から中空導波路の入
出射端面が保護される。すなわち、中空領域に入りきら
ない入射光や、被加工物からの反射光から導波路を保護
し、導波路入出射端が極度に加熱されることなく破損を
防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0014】本実施例の最終的なレーザ加工用伝送路構
造を図1に示す。レーザ光を伝送する中空導波路11
は、その大部分が厚肉のニッケル層からなり、内壁には
誘電体および金属薄膜(図示せず)が形成されている。
この中空導波路11の入射側または出射側の先端外周に
は熱伝導率の大きい銅製のスリーブ12が装着され一体
化されている。このスリーブ12前後の中空導波路11
の外径が他の部分に比して、スリーブ12が導波路11
から離脱しないように太くなっている。このスリーブ前
後の中空導波路はニッケルの電気めっきによって外径を
太くすることが好ましい。
【0015】また、スリーブ12の端面14は、ニッケ
ルによって被覆され、さらに被覆された端面は鏡面に研
磨されたのち金の薄膜13が形成されている。
【0016】図2はこれを製作するための製作工程を示
したものである。
【0017】まず、アルミニウム母材21をエッチング
除去する前に中空導波路を銅製のスリーブ22に挿入す
る(図2(A))。中空導波路は、そのほとんどが厚さ
100〜200μmの厚肉のニッケル層23からなり、
その内側、すなわちアルミニウム母材21とニッケル層
23との間にはゲルマニウム等の誘電体薄膜および銀等
の金属薄膜(図示せず)が形成されている。この誘電体
および金属薄膜の膜厚は高々1μm以下であり、導波路
を構成する大部分はニッケル層23からできている。
【0018】つぎにスリーブ22を両端部を除いてマス
クし、スリーブ前後の導波路外壁に、新たな接続用ニッ
ケル層24を電気めっきによって形成し、導波路の外径
を太くする(図2(B))。これによりスリーブ22と
導波路とはスリーブ22の両端において接着されるが、
さらにスリーブ前後の導波路の外径はスリーブ22の内
径よりも太いので、大きな引張り力あるいは圧縮力が加
わっても、スリーブ22が導波路から離脱されることが
ない。このときスリーブ22の先端面もニッケル層によ
って被覆される。導波路の外径を太くし、機械的に強固
にする長さは10〜20cmで、これにより導波路の端
は、無理な力が加わってもほとんど折れることなく、十
分な機械的強度を保つことができる。
【0019】つぎに、スリーブ先端から突き出た中空導
波路の部分を切断し、接続用ニッケル層24によって被
覆されたスリーブ先端を鏡面に研磨し研磨面25とする
(図2(C))。
【0020】このスリーブ先端の研磨面25の上に反射
率を高めるために電気めっきによって金薄膜26をコー
ティングする(図2(D))。金は銅の上に直接コーテ
ィングすると拡散により変色を起こすが、本実施例で
は、金薄膜26と銅製のスリーブ22との間にニッケル
層が介在されているので、金は拡散することなく長期間
にわたって安定して鏡面状態を保持することができる。
金薄膜26は蒸着法によっても容易に形成できるが、電
気めっき法による金薄膜の形成は、切断によって露出さ
れたアルミニウム母材21の端末上には形成されず、ニ
ッケル部分のみに形成されるので、蒸着法よりも適して
いる。金をコーティングすることによって、ニッケル層
が露出された状態よりも、レーザ光に対する反射率が高
まり、吸収による損失は約3分の1に低減される。
【0021】最後にアルミニウム母材21を苛性ソーダ
溶液によりエッチング除去し、スリーブと一体化した中
空導波路を得る(図2(E))。
【0022】通常中空導波路は、導波路内部を空冷、外
部を水冷して使用されるが、本実施例によれば、中空導
波路の先端にスリーブを装着させたことにより、導波路
の先端まで効果的に冷却でき導波路先端の破損を有効に
防止することができる。また、中空導波路の中空領域に
入りきれないレーザ光から導波路の先端を保護すること
ができる。さらに導波路の端が中央部よりも肉厚が厚く
機械的に強固であるので、ロボットなどに導波路の先端
を保持させて繰り返し屈曲した場合でも、導波路保持部
が破損されない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、中空導波路の先端にス
リーブを装着させ、しかもスリーブが離脱しないように
スリーブ前後の中空導波路の外径を太くしたことによ
り、導波路の入射端面ないしは出射端面の発熱を有効に
防止でき、高出力のレーザ光に対しても信頼性が高く、
かつ十分な機械的強度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すレーザ加工用伝送路の縦
断面図である。
【図2】本実施例にレーザ加工用伝送路を製作するため
の各工程ごとの外観および縦断面図である。
【符号の説明】 11 中空導波路 12、22 スリーブ 13、26 金薄膜 14 端面 21 アルミニウム母材 23 ニッケル層 24 接続用ニッケル層 25 研磨面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を伝送する中空導波路の入出射側
    の少なくとも一方に熱伝導率の大きい金属製のスリーブ
    が装着され、前記スリーブ前後の中空導波路の外径が、
    スリーブが導波路から離脱しないように太くなっている
    ことを特徴とするレーザ加工用伝送路。
  2. 【請求項2】前記スリーブが銅製であることを特徴とす
    る請求項1に記載のレーザ加工用伝送路。
  3. 【請求項3】前記スリーブ前後の中空導波路はニッケル
    の電気めっきによって外径を太くしたことを特徴とする
    請求項1または2に記載のレーザ加工用伝送路。
  4. 【請求項4】前記スリーブの端面は、中空導波路を形成
    する材料と同一の材料によって被覆され、さらに被覆さ
    れた端面は、鏡面に研磨されていることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載のレーザ加工用伝送
    路。
  5. 【請求項5】鏡面に研磨された端面には、さらに金の薄
    膜が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の
    レーザ加工用伝送路。
JP3153380A 1991-06-25 1991-06-25 レーザ加工用伝送路 Pending JPH052113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3153380A JPH052113A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 レーザ加工用伝送路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3153380A JPH052113A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 レーザ加工用伝送路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052113A true JPH052113A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15561205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3153380A Pending JPH052113A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 レーザ加工用伝送路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052113A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5483381A (en) * 1993-01-29 1996-01-09 Olympus Optical Co., Ltd. Reversed galilean finder optical system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5483381A (en) * 1993-01-29 1996-01-09 Olympus Optical Co., Ltd. Reversed galilean finder optical system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7204645B2 (en) Apparatus and method for coupling laser energy into small core fibers
US9897759B2 (en) Apparatus for combining optical radiation
US5568503A (en) Solid-state laser device with optical fiber cable connection
US7306376B2 (en) Monolithic mode stripping fiber ferrule/collimator and method of making same
EP0142026A2 (en) Method for constructing microlens ends for optical fibres, particularly for biomedical and/or surgical use, and device for implementing the method
AU2009330031B2 (en) Sapphire-based delivery tip for optic fiber
CA2051473C (en) Hollow waveguide for ultraviolet wavelength region laser beams
JPH052113A (ja) レーザ加工用伝送路
CN115023866A (zh) 用于剥离背向反射光的毛细管
JP2000321470A (ja) 光ファイバおよびレーザ加工機
GB2381769A (en) Treatment of laser lightwave circuits
JP2004086002A (ja) レンズ付光ファイバ
JPS6251515B2 (ja)
JPH0533101U (ja) 中空導波路の構造
JP2007299962A (ja) 薄ディスクレーザ装置
JPH0651237A (ja) レーザ光伝送装置
JPH04266493A (ja) レーザ加工用伝送装置
JPS60111208A (ja) 光ファイバ端面微小レンズの形成方法
JP2887356B2 (ja) ファイバ融着接続型石英系導波路デバイス
JP2922334B2 (ja) 光ファイバ心線の加工方法
JPS62299908A (ja) 光フアイバケ−ブル
JPH11271540A (ja) 光ファイバおよびその加工方法
AU2013201066B2 (en) Sapphire-based delivery tip for optic fiber
JPH07185857A (ja) 光ファイバ保持具
Papashvili et al. Tapered metal-coated optical fibers for high-energy laser pulses delivery