JPH05211708A - 高圧作業者監視装置 - Google Patents

高圧作業者監視装置

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JPH05211708A
JPH05211708A JP1672292A JP1672292A JPH05211708A JP H05211708 A JPH05211708 A JP H05211708A JP 1672292 A JP1672292 A JP 1672292A JP 1672292 A JP1672292 A JP 1672292A JP H05211708 A JPH05211708 A JP H05211708A
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Osamu Okumura
修 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性に影響を与えることがなく、作業者及
び監督者に対して安全距離が維持できなくなったことを
警報し、しかも、複数の作業者の内どの作業者の警報か
を監督者が瞬時に知ることができる。 【構成】 作業者6と高圧配電線2との距離が60cm
以内になったとき電柱1に取付けられた電柱取付機器4
の近接検出手段が信号を出力するが、この信号は識別信
号発生回路の所定の識別信号と混合回路で合成され送信
回路及び送信アンテナを介して送信される。そして、こ
の送信された信号を監視機器5の受信アンテナ及び受信
回路で受信して前記識別信号毎に各近接検出手段の出力
の状態を表示器に表示するとともに、作業者6と高圧配
電線2との距離が60cm以内になったことをブザーで
報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本の電柱に高圧配電
線と低圧配電線を並設した架空線式配電方式等で、高圧
配電線との安全距離を維持して電気工事を行なうことが
可能な作業者の安全を確保する高圧作業者監視装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、需要家に対する電力供給のサービ
ス向上から、低圧配電線に限らず、高圧配電線において
も活線工事が行なわれる場合が多くなってきた。
【0003】特に、6600Vの高圧配電線と低圧配電
線を並設したネットワーク方式、2次バッキング方式等
で施行した架空線式配電方式等で、1本の電柱の上部に
高圧配電線、下部に低圧配電線が張られていて、そこに
おける活線工事の場合には、高圧配電線との間の安全距
離を確保する必要がある。
【0004】従来の電気工事においては、高圧配電線に
60cm以内に接近しないように作業者が注意し、ま
た、作業者自身及び監督者は作業者と高圧配電線との距
離に注意を払っていた。
【0005】一方、活線工事の安全性を考慮した技術と
して、実公昭41−24217号公報に掲載の技術のよ
うに、活線作業用の保護具が提案されている。
【0006】この種の技術は、交流電化区間における電
車線で、特別高圧の活線に直接接触しながら作業する場
合、またはこのような活線に接近して作業する場合に、
保護筒で人体を保護して活線作業を行なうものである。
【0007】一方、特開昭55−25147号公報に掲
載の技術のように、テレビジョン受像機の前方からの赤
外線を赤外線センサで受光し、そのセンサからの出力信
号に応じて警報を発生させる技術が公知である。この種
の技術は人体の検出を赤外線で行なうものであり、盗難
警報等のセンサに多用されている技術である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気工
事では、作業者が高圧配電線に対して60cm以内に接
近しないように心掛け、また、監督者が作業者と高圧配
電線との距離に注意を払っていても、作業の内容によっ
ては作業者及び監督者がそれに夢中になり、安全距離を
確保できず、感電事故になることも予測される。
【0009】また、実公昭41−24217号公報に掲
載の技術を使用して、作業を行なう場合には、保護筒が
人体を保護するものの、作業者の自由度を拘束するか
ら、その作業性の向上に支障があった。そして、特開昭
55−25147号公報に掲載の技術のように、赤外線
で所定の距離にある人体の検出を行なうものでは、屋外
の電気工事に適用しても、太陽熱の影響、車輌等の排ガ
ス等の影響により正確な動作を期待することができなか
った。
【0010】そこで、作業者及び監督者が作業に夢中に
なっても、安全距離が維持できなくなったことを知ら
せ、その作業性に影響を与えることのない感電事故防止
用の警報装置として、特開昭59−63909号公報の
技術が提供されていた。
【0011】しかしながら、この種の警報装置は電柱に
取付けられ、作業者にのみ警告を発するものであり、離
れたところに位置する監督者をはじめとする作業者以外
の者が作業者の危険を察知することができなかった。し
たがって、現場責任者等の監督者は作業者の作業状況を
認識しにくかった。
【0012】しかも、この種の電気工事では、通常、監
督者一人で複数の作業者の電気工事作業を同時に監督す
る必要があった。したがって、作業場所が複数の場合に
は、この種の装置を各電柱に各々取付け、各作業者に対
して各々一個づつ使用するものの、各々同一の警報を発
するために、異常作業場所を即座に特定するのが困難で
あった。このため、複数の装置の内の一つが警報を発し
ても、監督者がどの作業者の警報かの判断を瞬時にでき
ず、監視上不便であった。
【0013】そこで、この発明は、作業性に影響を与え
ることがなく、作業者及び監督者に対して安全距離が維
持できなくなったことを警報し、しかも、複数の作業者
の内どの作業者の警報かを監督者が離れた位置にあって
も瞬時に知ることができる高圧作業者監視装置の提供を
課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる高圧作業
者監視装置は、作業者と高圧線との距離が所定の距離以
内になったとき、信号を出力する複数の近接検出手段
と、前記複数の近接検出手段の各々に割当てられた識別
信号を発生する識別信号発生手段と、前記各近接検出手
段の出力と割当てられた識別信号とを合成して出力信号
とする無線送信手段と、前記無線送信手段から送信され
た信号を受信し、前記識別信号毎に各近接検出手段の出
力の状態を表示する表示手段、及び作業者と高圧線との
距離が所定の距離以内になったときを報知する警報手段
とを具備するのである。
【0015】
【作用】本発明の高圧作業者監視装置においては、作業
者と高圧線との距離が所定の距離以内になったとき近接
検出手段が信号を出力するが、この信号は識別信号発生
手段の所定の識別信号と合成され無線送信手段から送信
される。そして、この送信された信号を受信して前記識
別信号毎に各近接検出手段の出力の状態を表示するとと
もに、作業者と高圧線との距離が所定の距離以内になっ
たときを報知するものであるから、各近接検出手段の出
力の状態が一目で分かり、どの作業者と高圧線との距離
が所定の距離以内になったかを作業場所から離れた位置
にあっても瞬時に知ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例である高圧作業者
監視装置の使用状態を示す説明図、図2は本発明の一実
施例である高圧作業者監視装置の電柱取付機器の取付状
態を示す説明図である。
【0018】図2において、1は電柱であり、この電柱
1の頂部には3本の高圧配電線2が架設され、高圧配電
線2の下方には2本の低圧配電線3が架設されている。
電気工事を行なう場合には、予め電柱1に電柱取付機器
4を取付け、この電柱取付機器4から送信される信号を
利用して、監視機器5により複数の作業者6を一人の監
督者7が監視する。なお、通常、監視機器5は作業車等
に取付けられるか、監督者7が携帯している。この実施
例の高圧作業者監視装置は、電柱取付機器4及び監視機
器5で構成されている。
【0019】この実施例の高圧作業者監視装置による監
視動作について説明する。
【0020】図1では、4本の電柱1a〜1dに4つの
電柱取付機器4a〜4dを各々取付け、4人の作業者6
a〜6dが電気工事を行なう場合を想定している。
【0021】まず、低圧配電線3の電気工事を開始する
前に、高圧配電線2の架設個所より約60cm程度下方
の電柱1の周囲に環状に連結した電柱取付機器4を取付
け、電柱1の中心軸と電柱取付機器4の中心軸とを一致
させ、電柱1に対して電柱取付機器4が移動しないよう
に固定する。こうして各電柱取付機器4a〜4dを作業
者6a〜6dが登る電柱1a〜1dに固定した後、各電
柱取付機器4a〜4dと監視機器5の表示及び報知の動
作を確認し、監視可能な状態にセットしてから低圧配電
線3の作業に入る。
【0022】複数の作業者6a〜6dの内の誰かが高圧
配電線2に対して60cm以内に接近した場合には、当
該電柱取付機器4a〜4dが警報及び表示を発するの
で、その電柱1a〜1dで作業している作業者6a〜6
dは、自分が高圧配電線2に接近していることを知る。
また、当該電柱取付機器4a〜4dからはこれを知らせ
る所定の信号が監視機器5に送信される。そして、監視
機器5には該当する電柱取付機器4a〜4dの番号等が
表示及び報知され、電柱1に登って電気工事を行なって
いる各作業者6a〜6dの内のどの作業者6a〜6dが
高圧配電線2に接近したかを監督者7に知らせる。
【0023】ここで、本実施例の高圧作業者監視装置の
電柱取付機器及び監視機器の回路構成について説明す
る。
【0024】図3は本発明の一実施例である高圧作業者
監視装置の電柱取付機器4を示すブロック回路図であ
る。
【0025】図3において、センサ11は作業者6と高
圧配電線2との距離が60cm以内になったことを検出
するもので、具体的には、電柱取付機器4に対してどれ
だけ接近したかを公知の光学的、静電容量的、電磁誘導
的な原理に基く近接スイッチで検出している。この検出
信号は増幅回路12で増幅され、比較回路13で基準電
圧発生回路14から送出される基準電圧と比較される。
比較回路13の基準電圧発生回路14の基準電圧とセン
サ11側からの出力との比較によって、センサ11側の
出力が基準電圧発生回路14の基準電圧より大きいと
き、電柱取付機器4に対して作業者6が近づき、高圧配
電線2との距離が60cm以内になったとして出力信号
をだすものである。そして、この出力信号は、混合回路
15で識別信号発生回路16から送出される各電柱取付
機器4に応じた識別信号と混合され、送信回路17で変
調されて送信アンテナ18を介して送信される。また、
比較回路13を経た信号は増幅回路21で増幅され、ブ
ザー22を鳴らすとともに、表示器23を点灯させて、
該当する作業者6自身に警告する。なお、このブロック
回路は本実施例である高圧作業者監視装置の電柱取付機
器4を構成するものである。
【0026】図4は本発明の一実施例である高圧作業者
監視装置の監視機器5を示すブロック回路図である。
【0027】図4において、電柱取付機器4の送信アン
テナ18から送信された信号は受信アンテナ31を介し
て受信回路32で受信され、ここで復調される。そし
て、識別信号判別回路でどの電柱取付機器4からの信号
かを識別し、接続切換回路34による設定状態に応じ
て、表示器35を表示し、ブザー36を鳴らす。この表
示器35及びブザー36により、現場責任者等の監督者
7は作業場所から離れた位置にあっても各作業者6a〜
6dの作業状況を把握でき、そして、それらを監視する
ことができる。また、接続切換回路34からの信号は作
業状況等を記録する記録器37に送られるとともに、こ
の他の機器38にも送信され、警報発生状況のデータ等
が記録処理される。なお、このブロック回路は本実施例
である高圧作業者監視装置の監視機器5を構成するもの
である。
【0028】ところで、本実施例では、第1から第4の
電柱1a〜1dに各々相違する識別信号を発する第1〜
第4の電柱取付機器4a〜4dを取付け、第1から第4
の作業者6a〜6dが作業を行なう場合を想定してい
る。そして、この各々相違する識別信号によって、監視
機器5ではどの電柱取付機器4a〜4dからの信号かを
区別し、適宜適切な表示や警報を行なう。したがって、
第1〜第4の電柱取付機器4a〜4dと監視機器5の表
示器35の表示状態等との対応関係を整合させておくこ
とが、監督者7にとって極めて都合がよいことになる。
例えば、第1の電柱1aに取付けられた第1の電柱取付
機器4aが第1の作業者6aと高圧配電線2との距離の
接近を検出した場合には、監視機器5の表示器35の一
番目のランプ、或いは1番という番号ランプが点灯する
ように、各電柱1a〜1dと各電柱取付機器4a〜4d
と表示器35の表示状態を予め整合させておく。こうす
れば、監督者7は表示器35のランプの点灯状態を見
て、何番目の電柱1a〜1dの電柱取付機器4a〜4d
からの信号かを一目で判断できるので、各作業者6a〜
6dの監視がし易くなる。
【0029】しかし、各作業者6a〜6dの作業速度は
相違するため、作業を進めるうちに、各電柱1a〜1d
の順番と各電柱取付機器4a〜4dの順番が混合し、電
柱1a〜1dの順番と監視機器5の表示器35の表示状
態が一致しなくなることがある。即ち、第1の電柱1a
の第1の作業者6aが作業を早く終えて、第5の電柱1
eの作業に移る場合、この作業者6aは第1の電柱1a
から第1の電柱取付機器4aを取外し、この第1の電柱
取付機器4aを第5の電柱1eに取付けて作業を行なう
ので、各電柱1b〜1eの順番と各電柱取付機器4a〜
4dの順番とが変わる。そこで、第5の電柱1eの作業
を開始する前に再度各電柱1b〜1eと各電柱取付機器
4a〜4dと表示器35の表示状態との整合をとる。そ
して、今度は、第2の電柱1bの第2の電柱取付機器4
bが作業者6と高圧配電線2との距離の接近を検出した
場合には、監視機器5の表示器35の一番目のランプ、
或いは『1番』という番号ランプが点灯するようにす
る。こうすることにより、譬え、各電柱1a〜1dの順
番と各電柱取付機器4a〜4dの順番が作業開始時と相
違しても、監督者7は表示器35のランプの点灯状態を
見て、何番目の電柱1a〜1eの電柱取付機器4a〜4
dからの信号かを一目で判断できる。
【0030】この各電柱1b〜1eの順番と各電柱取付
機器4a〜4dと表示器35の表示状態との整合は、接
続切換回路34の入出力関係を設定することによって行
なわれる。接続切換回路34の具体的な回路構成は、論
理回路によって行なうことができる。
【0031】図5は本発明の一実施例である高圧作業者
監視装置の監視機器の接続切換回路を示す説明図であ
る。
【0032】図5のように、まず、第1の電柱取付機器
4aから信号が送信された場合は、表示器35側の第1
の端子34aから出力されるようにし、第2の電柱取付
機器4bから信号が送信された場合は表示器35側の第
2の端子34bから出力されるようにし、第3の電柱取
付機器4cから信号が送信された場合は表示器35側の
第3の端子34cから出力されるようにし、第4の電柱
取付機器4dから信号が送信された場合は表示器35側
の第4の端子34dから出力されるようにする。この
後、電柱1a〜1dの順番と電柱取付機器4a〜4dの
順番が変化する度に、電柱1a〜1dの順番と監視機器
5の表示器35の順番が一致するように、接続切換回路
34を適宜操作して各電柱1b〜1eの順番と各電柱取
付機器4a〜4dと表示器35の表示状態との整合をと
る。
【0033】また、表示器35に限らず、ブザー36の
音によって作業者6の識別を行なう場合、記録器37、
他の機器38の使用の場合も同様にして適宜設定するこ
とができる。
【0034】このように、本実施例の高圧作業者監視装
置は、作業者6a〜6dと高圧配電線2との距離が60
cm以内になったとき、所定の信号を出力するセンサ1
1、増幅回路12、比較回路13、基準電圧発生回路1
4からなる複数の近接検出手段と、前記複数の近接検出
手段の各々に割当てられた識別信号を発生する識別信号
発生手段である識別信号発生回路16と、前記各近接検
出手段の出力と割当てられた識別信号とを合成して出力
信号とする混合回路15、送信回路17、送信アンテナ
18からなる無線送信手段と、前記無線送信手段から送
信された信号を受信し、前記識別信号毎に各近接検出手
段の出力の状態を表示する表示手段である表示器35、
及び作業者6と高圧配電線2との距離が60cm以内に
なったときを報知する警報手段であるブザー36、それ
らを記録する記録器37等とを備えている。
【0035】したがって、本実施例の高圧作業者監視装
置は、作業者6と高圧配電線2との距離が60cm(所
定の距離)以内になったとき電柱1に取付けられた電柱
取付機器4の近接検出手段が信号を出力するが、この信
号は識別信号発生回路16(識別信号発生手段)の所定
の識別信号と混合回路15で合成され送信回路17及び
送信アンテナ18を介して送信される。そして、この送
信された信号を受信アンテナ31及び受信回路32で受
信して前記識別信号毎に各近接検出手段の出力の状態を
表示器35に表示するとともに、作業者6と高圧配電線
2との距離が60cm(所定の距離)以内になったこと
をブザー36、表示器35等で報知するものである。ま
た、電柱取付機器4のブザー22及び表示器23によっ
て当該作業者6に対しても高圧配電線2との距離が60
cm(所定の距離)以内になったことを報知する。
【0036】したがって、本実施例の高圧作業者監視装
置では、各電柱取付機器4の近接検出手段の出力の状態
が一目で分かり、どの作業者6a〜6dと高圧配電線2
との距離が60cm(所定の距離)以内になったかを作
業場所から離れた位置にあっても瞬時に知ることができ
る。しかも、当該作業者6も自分自身が高圧配電線2と
の距離が60cm(所定の距離)以内になったことを自
覚できる。このため、従来のように、作業者6の作業性
に影響を与えることがなく、作業者及び監督者が作業に
夢中になっても、安全距離が維持できなくなったことを
確実に知ることができ、安全確保の点で極めて信頼性が
高い。その上、複数の作業者6a〜6dの内のどの作業
者の警報かを監督者7が瞬時に知ることができるので、
監視上便利である。
【0037】なお、上記実施例では、接続切換回路34
を用いて各電柱1a〜1dの順番と各電柱取付機器4a
〜4dと表示器35の表示態様との対応関係を適宜設定
できる高圧作業者監視装置について説明をしたが、接続
切換回路34は必しも必要ではなく、各電柱取付機器4
a〜4dの信号と表示器35とを固定状態で接合しても
よい。しかし、この場合は、電柱1a〜1eの順番と各
電柱取付機器4a〜4dと表示器35の表示態様との対
応関係を、監督者7が常に覚えている必要がある。
【0038】ところで、本発明を実施する場合、作業者
と高圧線との距離が所定の距離以内になったとき、信号
を出力する複数の近接検出手段は、人体との接触を必要
としない公知の近接スイッチを使用することができる。
【0039】また、本発明を実施する場合、複数の近接
検出手段の各々に割当てられた識別信号を発生する識別
信号発生手段は、特定の発振周波数または特定のコード
として、それを作業者毎の識別信号とすることができ
る。勿論、特定の発振周波数を特定のコードでオン・オ
フしたものを識別信号とすることもできる。
【0040】そして、本発明を実施する場合、各近接検
出手段の出力と割当てられた識別信号とを合成して出力
信号とする無線送信手段は、公知の変調・復調機能を有
している無線送受信機であればよく、また、その監視エ
リアも1000m程度以内であればよい。
【0041】更に、本発明を実施する場合、無線送信手
段から送信された信号を受信し、前記識別信号毎に各近
接検出手段の出力の状態を表示する表示手段、及び作業
者と高圧線との距離が所定の距離以内になったときを報
知する警報手段は、本実施例のように、光によって作業
者を特定する表示を行なってもよいし、ブザー音を断続
的とし、その断続に監視対象の識別を行なってもよい。
勿論、両者を同時に使用してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高圧作業
者監視装置は、複数の近接検出手段と、識別信号発生手
段と、無線送信手段と、表示手段及び警報手段とを備
え、作業者と高圧線との距離が所定の距離以内になった
とき近接検出手段が信号を出力するが、この信号は識別
信号発生手段の所定の識別信号と合成され無線送信手段
から送信される。そして、この送信された信号を受信し
て前記識別信号毎に各近接検出手段の出力の状態を表示
するとともに、作業者と高圧線との距離が所定の距離以
内になったときを報知することにより、各近接検出手段
の出力の状態が一目で分かり、どの作業者と高圧線との
距離が所定の距離以内になったかを作業場所から離れた
位置にあっても瞬時に知ることができるので、作業者及
び監督者が作業に夢中になっても、安全距離が維持でき
なくなったことを確実に知ることができ、安全確保の点
で極めて信頼性が高く、監視上有意気である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である高圧作業者監視
装置の使用状態を示す説明図である。
【図2】図2は本発明の一実施例である高圧作業者監視
装置の電柱取付機器の取付状態を示す説明図である。
【図3】図3は本発明の一実施例である高圧作業者監視
装置の電柱取付機器を示すブロック回路図である。
【図4】図4は本発明の一実施例である高圧作業者監視
装置の監視機器を示すブロック回路図である。
【図5】図5は本発明の一実施例である高圧作業者監視
装置の監視機器の接続切換回路を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a〜1e 電柱 2 高圧配電線 4,4a〜4d 電柱取付機器 5 監視機器 6,6a〜6d 作業者 13 比較回路 15 混合回路 16 識別信号発生回路 22,36 ブザー 23,35 表示器 33 識別信号判別回路 34 接続切換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者と高圧線との距離が所定の距離以
    内になったとき、信号を出力する複数の近接検出手段
    と、 前記複数の近接検出手段の各々に割当てられた識別信号
    を発生する識別信号発生手段と、 前記各近接検出手段の出力と割当てられた識別信号とを
    合成して出力信号とする無線送信手段と、 前記無線送信手段から送信された信号を受信し、前記識
    別信号毎に各近接検出手段の出力の状態を表示する表示
    手段、及び作業者と高圧線との距離が所定の距離以内に
    なったときを報知する警報手段とを具備することを特徴
    とする高圧作業者監視装置。
JP1672292A 1992-01-31 1992-01-31 高圧作業者監視装置 Pending JPH05211708A (ja)

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