JPH05212326A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH05212326A JPH05212326A JP2279492A JP2279492A JPH05212326A JP H05212326 A JPH05212326 A JP H05212326A JP 2279492 A JP2279492 A JP 2279492A JP 2279492 A JP2279492 A JP 2279492A JP H05212326 A JPH05212326 A JP H05212326A
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- JP
- Japan
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- coating
- conveyor
- speed
- painting
- coating machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブース内温度およびコンベアスピードの変化
に応じて最適な塗装状態を維持することを可能とする塗
装装置を提供することを目的とする。 【構成】 ブース内温度およびコンベアスピードを温度
センサ8、速度測定器9により測定し、マイクロコンピ
ュータ10が自動塗装機1bと1cとの間隔をコンベアス
ピードおよび測定された温度におけるフラッシュタイム
の積になるようにモータ7a、7bを制御する。
に応じて最適な塗装状態を維持することを可能とする塗
装装置を提供することを目的とする。 【構成】 ブース内温度およびコンベアスピードを温度
センサ8、速度測定器9により測定し、マイクロコンピ
ュータ10が自動塗装機1bと1cとの間隔をコンベアス
ピードおよび測定された温度におけるフラッシュタイム
の積になるようにモータ7a、7bを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装装置に関する。さら
に詳しくは、ウェット・オン・ウェットで複数回の塗装
を行う塗装装置に関する。
に詳しくは、ウェット・オン・ウェットで複数回の塗装
を行う塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車ボデーなどのワークの塗装
を行うばあい、塗膜欠陥防止および膜厚確保のため中塗
または上塗塗装工程ではウェット・オン・ウェットで複
数回の塗り重ねを実施している。特にメタリックカラー
においては、図6に示すようにメタリックベースコート
51とクリヤーコート52といった異質の塗料を塗り重ねる
必要があり、またソリッドカラーでは図7に示すように
ワキ、タレといった不具合をおさえつつ、膜厚を確保す
るため第1層53と第2層54というように複数回に分けて
塗り重ねる必要がある。そのため図8に示すように従来
より塗装工程ではコンベアCの搬送方向に沿って自動車
ボデーBのサイドおよびルーフを塗装するための自動塗
装機(以下、塗装機という)41a、41b、41cを配置
し、たとえばメタリック塗装では塗装機41a、41bでメ
タリックベースコートを塗装し、塗装機41cでクリヤー
コートを塗装していた。この塗り重ねに際してはメタリ
ックベースコートを塗布したのち、ワキ、タレを防止す
るために塗膜中の溶剤を適当量揮発させるための時間、
すなわちフラッシュタイムTを設定して一定時間経過し
たのち、クリヤーコートの塗布を行う。図8に示す塗装
装置においては、隣接する塗装機41bと41cの間隔Dを
ボデーBが移動するためにかかる時間をフラッシュタイ
ムTと一致させる。
を行うばあい、塗膜欠陥防止および膜厚確保のため中塗
または上塗塗装工程ではウェット・オン・ウェットで複
数回の塗り重ねを実施している。特にメタリックカラー
においては、図6に示すようにメタリックベースコート
51とクリヤーコート52といった異質の塗料を塗り重ねる
必要があり、またソリッドカラーでは図7に示すように
ワキ、タレといった不具合をおさえつつ、膜厚を確保す
るため第1層53と第2層54というように複数回に分けて
塗り重ねる必要がある。そのため図8に示すように従来
より塗装工程ではコンベアCの搬送方向に沿って自動車
ボデーBのサイドおよびルーフを塗装するための自動塗
装機(以下、塗装機という)41a、41b、41cを配置
し、たとえばメタリック塗装では塗装機41a、41bでメ
タリックベースコートを塗装し、塗装機41cでクリヤー
コートを塗装していた。この塗り重ねに際してはメタリ
ックベースコートを塗布したのち、ワキ、タレを防止す
るために塗膜中の溶剤を適当量揮発させるための時間、
すなわちフラッシュタイムTを設定して一定時間経過し
たのち、クリヤーコートの塗布を行う。図8に示す塗装
装置においては、隣接する塗装機41bと41cの間隔Dを
ボデーBが移動するためにかかる時間をフラッシュタイ
ムTと一致させる。
【0003】フラッシュタイムTは塗料の溶剤組成など
により変わるが、一般的に3分前後に設定される。
により変わるが、一般的に3分前後に設定される。
【0004】またフラッシュタイムTは同一の塗料を用
いるばあいであってもブース内温度の変動により溶剤の
揮発状態が変化したり、コンベアスピードVが変動する
などの原因により変化が生じやすく、フラッシュタイム
Tが短いばあいワキ、タレなどの不具合が発生し、一
方、フラッシュタイムTが長いばあい乾き不良が発生し
て外観品質が低下する。
いるばあいであってもブース内温度の変動により溶剤の
揮発状態が変化したり、コンベアスピードVが変動する
などの原因により変化が生じやすく、フラッシュタイム
Tが短いばあいワキ、タレなどの不具合が発生し、一
方、フラッシュタイムTが長いばあい乾き不良が発生し
て外観品質が低下する。
【0005】しかし、従来の塗装装置では、塗装機は固
定されており、塗装機41bと41cの間隔が一定であるた
め、フラッシュタイムTをコントロールするには塗料中
の溶剤の種類または量を変えるしか方法がなかった。
定されており、塗装機41bと41cの間隔が一定であるた
め、フラッシュタイムTをコントロールするには塗料中
の溶剤の種類または量を変えるしか方法がなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブース
内温度の変動およびラインスピードの変動が短時間内で
起こるばあいなどにおいては、叙上のように溶剤の種類
または量を変える方法ではフレキシブルな対応を行うこ
とが不可能であった。
内温度の変動およびラインスピードの変動が短時間内で
起こるばあいなどにおいては、叙上のように溶剤の種類
または量を変える方法ではフレキシブルな対応を行うこ
とが不可能であった。
【0007】本発明は前記の点に鑑みて、ブース内温度
の変動、ラインスピードの変動にフレキシブルな対応し
うる塗装装置を提供するにある。
の変動、ラインスピードの変動にフレキシブルな対応し
うる塗装装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベアによ
り搬送されるワークを第1の自動塗装機で塗装したのち
ウェット・オン・ウェットで第2の自動塗装機で塗装す
るように構成されてなる塗装装置であって、前記第1の
自動塗装機と第2の自動塗装機の少なくとも1方をコン
ベアの搬送方向において前後に移動可能とし、前記第1
の自動塗装機と第2の自動塗装機の間隔D(m)を式
(I) : D=T×V (1) (式中、Tはフラッシュタイム(分)、Vはコンベアス
ピード(m/分)を示す)で示される値に制御するよう
にした塗装装置に関する。
り搬送されるワークを第1の自動塗装機で塗装したのち
ウェット・オン・ウェットで第2の自動塗装機で塗装す
るように構成されてなる塗装装置であって、前記第1の
自動塗装機と第2の自動塗装機の少なくとも1方をコン
ベアの搬送方向において前後に移動可能とし、前記第1
の自動塗装機と第2の自動塗装機の間隔D(m)を式
(I) : D=T×V (1) (式中、Tはフラッシュタイム(分)、Vはコンベアス
ピード(m/分)を示す)で示される値に制御するよう
にした塗装装置に関する。
【0009】なお本発明でいう第1の自動塗装機および
第2の自動塗装機はそれぞれ単数の自動塗装機に限定さ
れず、それぞれ複数の塗装機群であってもよく、また一
方の塗装機のみが単数(たとえば第1の自動塗装機を単
数、第2の自動塗装機を複数としてもよく、またはその
逆であってもよい)であってもよく、適宜組み合せれば
よい。
第2の自動塗装機はそれぞれ単数の自動塗装機に限定さ
れず、それぞれ複数の塗装機群であってもよく、また一
方の塗装機のみが単数(たとえば第1の自動塗装機を単
数、第2の自動塗装機を複数としてもよく、またはその
逆であってもよい)であってもよく、適宜組み合せれば
よい。
【0010】
【作用】本発明によれば、第1の自動塗装機および第2
の自動塗装機の少なくとも一方に位置調節手段を設けて
移動可能にし、ブース内温度の変動およびコンベアスピ
ードの変動が生じたばあい、それぞれ温度検出手段およ
びコンベアスピード検出手段によりブース内温度および
コンベアスピードを測定し、フラッシュタイム演算手段
によりブース内温度に比例したフラッシュタイムを求
め、塗装機間隔演算手段により前記フラッシュタイムと
コンベアスピードの積に相当する塗装機間隔を求め、前
記塗装機間隔になりうるように制御手段が位置調節手段
の制御を行う。これにより即時にフレキシブルな対応が
できるため、所望のフラッシュタイムを維持し、最適の
塗装条件で塗り重ねを行うことができる。
の自動塗装機の少なくとも一方に位置調節手段を設けて
移動可能にし、ブース内温度の変動およびコンベアスピ
ードの変動が生じたばあい、それぞれ温度検出手段およ
びコンベアスピード検出手段によりブース内温度および
コンベアスピードを測定し、フラッシュタイム演算手段
によりブース内温度に比例したフラッシュタイムを求
め、塗装機間隔演算手段により前記フラッシュタイムと
コンベアスピードの積に相当する塗装機間隔を求め、前
記塗装機間隔になりうるように制御手段が位置調節手段
の制御を行う。これにより即時にフレキシブルな対応が
できるため、所望のフラッシュタイムを維持し、最適の
塗装条件で塗り重ねを行うことができる。
【0011】
【実施例】つぎに図面に基づいて本発明の塗装装置を説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の塗装装置の好ましい実施態
様の全体構成図、図2は本発明の塗装装置の一実施例を
示す概略説明図、図3は本発明の塗装装置の制御を実行
するフローチャート、図4〜5は塗布された塗料中の固
形分濃度の時間的変化を示すグラフである。
様の全体構成図、図2は本発明の塗装装置の一実施例を
示す概略説明図、図3は本発明の塗装装置の制御を実行
するフローチャート、図4〜5は塗布された塗料中の固
形分濃度の時間的変化を示すグラフである。
【0013】本発明の好ましい実施態様の構成は図1に
示すように、ブース内温度検出手段の検出温度に対応す
るフラッシュタイムを演算するフラッシュタイム演算手
段と、前記フラッシュタイムとコンベアスピード検出手
段の検出速度との積に相当する塗装機間隔を演算する塗
装機間隔演算手段により、第1の塗装機によってボデー
に塗布された塗料が第2の塗装機に到達するまでに所望
の割合だけ揮発しうる塗装機間隔を求める。制御手段は
前記塗装機間隔になりうるように移動量検出手段の検出
量を逐次入力しながら位置調節手段の制御を行う。
示すように、ブース内温度検出手段の検出温度に対応す
るフラッシュタイムを演算するフラッシュタイム演算手
段と、前記フラッシュタイムとコンベアスピード検出手
段の検出速度との積に相当する塗装機間隔を演算する塗
装機間隔演算手段により、第1の塗装機によってボデー
に塗布された塗料が第2の塗装機に到達するまでに所望
の割合だけ揮発しうる塗装機間隔を求める。制御手段は
前記塗装機間隔になりうるように移動量検出手段の検出
量を逐次入力しながら位置調節手段の制御を行う。
【0014】図2に示すように本発明の塗装装置は、つ
ぎのように構成される。
ぎのように構成される。
【0015】搬送用コンベアCの搬送方向に沿って自動
車ボデーBの中塗りまたは上塗り塗装を行うために、第
1の自動塗装機として移動可能な塗装機1a、1bが、
第2の自動塗装機として固定された塗装機1cが配置さ
れている。塗装機1a、1bはそれぞれ、コンベアCの
搬送方向の両側の床面から上方に延びてコンベア上方で
連結されるアーチ形状の架台2a、2bに、前記ボデー
Bのルーフおよびサイドを塗装するためにコンベアCの
上方にルーフ塗装部3が設けられ、コンベアCの両側面
にサイド塗装部4が設けられている。塗装機1cは従来
の固定式塗装機が使用可能である。
車ボデーBの中塗りまたは上塗り塗装を行うために、第
1の自動塗装機として移動可能な塗装機1a、1bが、
第2の自動塗装機として固定された塗装機1cが配置さ
れている。塗装機1a、1bはそれぞれ、コンベアCの
搬送方向の両側の床面から上方に延びてコンベア上方で
連結されるアーチ形状の架台2a、2bに、前記ボデー
Bのルーフおよびサイドを塗装するためにコンベアCの
上方にルーフ塗装部3が設けられ、コンベアCの両側面
にサイド塗装部4が設けられている。塗装機1cは従来
の固定式塗装機が使用可能である。
【0016】前記塗装機のうち塗装機1a、1bは位置
調節手段を有しており、コンベアCの搬送方向に沿って
前後に移動可能である。具体例として、たとえばコンベ
アCの搬送方向の両側の床面にそれぞれ一対のレール5
が敷設され、前記架台2a、2bの下端にはレール5に
沿って転動可能な車輪6a、6bが設けられ、架台2
a、2bの下方内部にはモータ7a、7bが設けられて
おり、ギヤなどによって回転力が伝達されて車輪6a、
6bを回転させることにより、塗装機1a、1bは前記
レール5に沿って協働して自律走行を行い、塗装機1b
および1cの間隔を任意に調節することができる。
調節手段を有しており、コンベアCの搬送方向に沿って
前後に移動可能である。具体例として、たとえばコンベ
アCの搬送方向の両側の床面にそれぞれ一対のレール5
が敷設され、前記架台2a、2bの下端にはレール5に
沿って転動可能な車輪6a、6bが設けられ、架台2
a、2bの下方内部にはモータ7a、7bが設けられて
おり、ギヤなどによって回転力が伝達されて車輪6a、
6bを回転させることにより、塗装機1a、1bは前記
レール5に沿って協働して自律走行を行い、塗装機1b
および1cの間隔を任意に調節することができる。
【0017】また前記塗装機1a、1bの位置を制御す
るために塗装ブース内の温度を測定する温度センサ8が
コンベアC近傍の適当な場所、たとえば塗装ブース内の
平均的な温度を測定するために塗装機1bと1cのほぼ
中間でコンベア上のボデーの高さの1/2 の高さでしかも
コンベア中心から壁方向に1〜1.5 m程度横にずらした
位置にポールなどで取り付けられ、そしてコンベア速度
を測定するためのロータリエンコーダなどの速度測定器
9がコンベアCのモータ7a、7bあるいは付属の減速
機に設けられている。
るために塗装ブース内の温度を測定する温度センサ8が
コンベアC近傍の適当な場所、たとえば塗装ブース内の
平均的な温度を測定するために塗装機1bと1cのほぼ
中間でコンベア上のボデーの高さの1/2 の高さでしかも
コンベア中心から壁方向に1〜1.5 m程度横にずらした
位置にポールなどで取り付けられ、そしてコンベア速度
を測定するためのロータリエンコーダなどの速度測定器
9がコンベアCのモータ7a、7bあるいは付属の減速
機に設けられている。
【0018】前記温度センサ8および速度測定器9によ
り測定されたブース内温度A(℃)およびコンベアスピ
ードV(m/分)がマイクロコンピュータ10に入力さ
れ、ブース内温度A(℃)における溶剤の揮発量から算
出されるフラッシュタイムT(分)が計算される。フラ
ッシュタイムの演算式の求め方は後述する実験例1〜2
において説明される。マイクロコンピュータ10は塗装機
1bおよび1cの間隔D(m)がフラッシュタイムTお
よびコンベアスピードVの積T×Vになるまでモータ7
a、7bを作動して塗装機1aおよび1bをコンベアC
の搬送方向の正逆いずれかに走行するように制御する。
り測定されたブース内温度A(℃)およびコンベアスピ
ードV(m/分)がマイクロコンピュータ10に入力さ
れ、ブース内温度A(℃)における溶剤の揮発量から算
出されるフラッシュタイムT(分)が計算される。フラ
ッシュタイムの演算式の求め方は後述する実験例1〜2
において説明される。マイクロコンピュータ10は塗装機
1bおよび1cの間隔D(m)がフラッシュタイムTお
よびコンベアスピードVの積T×Vになるまでモータ7
a、7bを作動して塗装機1aおよび1bをコンベアC
の搬送方向の正逆いずれかに走行するように制御する。
【0019】なお、塗装機1aおよび1bの移動量の測
定はロータリエンコーダなどを用いた移動量測定器11に
より行なわれる。
定はロータリエンコーダなどを用いた移動量測定器11に
より行なわれる。
【0020】叙上の制御を実行するフローチャートを図
3に示す。なお図中の21〜36はフローチャートの各ステ
ップを示す。
3に示す。なお図中の21〜36はフローチャートの各ステ
ップを示す。
【0021】本発明の制御演算はたとえば、ボデー30台
通過につき1度または一定時間毎に実行される。
通過につき1度または一定時間毎に実行される。
【0022】第1にステップ22〜23でブース内温度A1
およびコンベアスピードV1 を入力し、ステップ24〜25
でブース内温度およびコンベアスピードのどちらか一方
が前回の制御演算の時に入力された値A0 、V0 と比較
してある値以上の偏差ε1 、ε2 になるかどうか判別す
る。|A1 −A0 |>ε1 または|V1 −V0 |>ε2
のばあい、ステップ26でフラッシュタイムT1 の演算を
行い、ステップ27で塗装機1bと塗装機1cとの間隔D
1 を演算する。
およびコンベアスピードV1 を入力し、ステップ24〜25
でブース内温度およびコンベアスピードのどちらか一方
が前回の制御演算の時に入力された値A0 、V0 と比較
してある値以上の偏差ε1 、ε2 になるかどうか判別す
る。|A1 −A0 |>ε1 または|V1 −V0 |>ε2
のばあい、ステップ26でフラッシュタイムT1 の演算を
行い、ステップ27で塗装機1bと塗装機1cとの間隔D
1 を演算する。
【0023】つぎにD1 とステップ28で前回の制御演算
の時にえた値D0 との偏差の正負を判別し、(D1 −D
0 )/|D1 −D0 |>0のばあい、ステップ29〜31で
モータを正回転させ、一定時間ごとに入力される移動量
xがX≧D1 −D0 になるまで実行を行い、同様に(D
1 −D0 )/|D1 −D0 |<0のばあいではステップ
32〜34に示すように移動量xがX≦D1 −D0 になるま
でモータを逆回転させる。
の時にえた値D0 との偏差の正負を判別し、(D1 −D
0 )/|D1 −D0 |>0のばあい、ステップ29〜31で
モータを正回転させ、一定時間ごとに入力される移動量
xがX≧D1 −D0 になるまで実行を行い、同様に(D
1 −D0 )/|D1 −D0 |<0のばあいではステップ
32〜34に示すように移動量xがX≦D1 −D0 になるま
でモータを逆回転させる。
【0024】最後にステップ35〜36でモータを停止した
のち、A1 、V1 、D1 を次回に制御演算の初期値に置
換して1回の制御を完了する。
のち、A1 、V1 、D1 を次回に制御演算の初期値に置
換して1回の制御を完了する。
【0025】したがって本発明によれば、ブース内温度
やコンベアスピードの変化に応じて、塗装機の間隔をフ
ラッシュタイムとコンベアスピートとの積になるように
維持することができるので最適な塗装条件をうることが
できる。なお、前記実施例では塗装機1a、1bが共に
移動する例を示したがコンベアスピードがおそく、1台
の塗装機で規定膜厚を塗布できる塗色のばあい塗装機1
aを固定して1bのみを移動してもよい。
やコンベアスピードの変化に応じて、塗装機の間隔をフ
ラッシュタイムとコンベアスピートとの積になるように
維持することができるので最適な塗装条件をうることが
できる。なお、前記実施例では塗装機1a、1bが共に
移動する例を示したがコンベアスピードがおそく、1台
の塗装機で規定膜厚を塗布できる塗色のばあい塗装機1
aを固定して1bのみを移動してもよい。
【0026】つぎにフラッシュタイムを算出する方法を
以下に示す実験例により説明する。
以下に示す実験例により説明する。
【0027】実験例1 自動車ボデーに塗料を噴射した時点からボデー表面に付
着した塗料中の固形分濃度NV(重量%)の時間的変化
を測定した。
着した塗料中の固形分濃度NV(重量%)の時間的変化
を測定した。
【0028】結果は図4のグラフに示されるようにな
り、塗着後の溶剤の揮発量の時間的変化は固形分を対象
にとると、ほぼ直線関係とみなすことができる。なお測
定条件の詳細はつぎのとおりである。
り、塗着後の溶剤の揮発量の時間的変化は固形分を対象
にとると、ほぼ直線関係とみなすことができる。なお測
定条件の詳細はつぎのとおりである。
【0029】ブース内温度:25℃ スプレーガン:ランズバーグ社製エアー式静電スプレー
ガンREA#6(エアー圧3kg/cm2 、電圧60KV) ガン距離:30cm 塗装方法:塗装機1a、1bによる2段階(2ステー
ジ)の塗装 吐出量:<1ステージ>400 cc/分 <2ステージ>200 cc/分 乾燥膜厚:15μm 塗 料:関西ペイント(株)製シルバーメタリックベー
ス塗料[スプレー時固形分濃度(NV)20重量%] なおブース内温度は、水系溶剤を用いない範囲において
は測定にほとんど影響しない。
ガンREA#6(エアー圧3kg/cm2 、電圧60KV) ガン距離:30cm 塗装方法:塗装機1a、1bによる2段階(2ステー
ジ)の塗装 吐出量:<1ステージ>400 cc/分 <2ステージ>200 cc/分 乾燥膜厚:15μm 塗 料:関西ペイント(株)製シルバーメタリックベー
ス塗料[スプレー時固形分濃度(NV)20重量%] なおブース内温度は、水系溶剤を用いない範囲において
は測定にほとんど影響しない。
【0030】実験例2 前記実験例1の結果を参考にして温度条件を変えていき
温度とフラッシュタイムの関係を調べた。
温度とフラッシュタイムの関係を調べた。
【0031】前記実験例1と同様の測定方法をブース内
温度15℃、25℃、35℃のばあいについて行った。なお測
定条件は塗料として日本ペイント(株)製シルバーメタ
リックベース塗料[スプレー時固形分濃度21重量%]を
使用したほかは実験例1と同様である。それぞれの温度
条件のばあいの溶剤の揮発量の時間的変化は図5のグラ
フのように直線関係を示している。
温度15℃、25℃、35℃のばあいについて行った。なお測
定条件は塗料として日本ペイント(株)製シルバーメタ
リックベース塗料[スプレー時固形分濃度21重量%]を
使用したほかは実験例1と同様である。それぞれの温度
条件のばあいの溶剤の揮発量の時間的変化は図5のグラ
フのように直線関係を示している。
【0032】基準温度を25℃としたばあい、経過時間が
3分の時点での固形分濃度NVは75重量%である。それ
ぞれの温度について固形分濃度NVが75重量%になるま
で溶剤が揮発するのに要する時間をフラッシュタイムと
して図5のグラフより求めたばあい、温度とフラッシュ
タイムの関係は15〜35℃の温度範囲では一次関数に近似
できる。このときの温度A(℃)およびフラッシュタイ
ムT(分)との関係式は最小二乗法より T=55.32 −0.175 ×(273 +A) と求められる。
3分の時点での固形分濃度NVは75重量%である。それ
ぞれの温度について固形分濃度NVが75重量%になるま
で溶剤が揮発するのに要する時間をフラッシュタイムと
して図5のグラフより求めたばあい、温度とフラッシュ
タイムの関係は15〜35℃の温度範囲では一次関数に近似
できる。このときの温度A(℃)およびフラッシュタイ
ムT(分)との関係式は最小二乗法より T=55.32 −0.175 ×(273 +A) と求められる。
【0033】希釈シンナーを変更するばあい、あるいは
異なる塗料を使用するばあいは、前記と同様にしてフラ
ッシュタイムの演算式を求めればよい。
異なる塗料を使用するばあいは、前記と同様にしてフラ
ッシュタイムの演算式を求めればよい。
【0034】
【発明の効果】溶剤の種類、量を変えることなく、ブー
ス内温度およびラインスピードの変化に対応して最適な
塗装条件で中塗り、上塗り塗装を行うことが可能であ
る。
ス内温度およびラインスピードの変化に対応して最適な
塗装条件で中塗り、上塗り塗装を行うことが可能であ
る。
【図1】本発明の塗装装置の全体構成図である。
【図2】本発明の塗装装置の一実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の塗装装置の制御を実行するフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】塗布された塗料中の固形分濃度の時間的変化を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図5】塗布された塗料中の固形分濃度の時間的変化を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図6】メタリック系カラーの塗膜を示す断面図であ
る。
る。
【図7】ソリッド系カラーの塗膜を示す断面図である。
【図8】従来の塗装装置を示す説明図である。
1 自動塗装機 6a、6b 車輪 7a、7b モータ 8 温度センサ 9 速度測定器 10 マイクロコンピュータ B ボデー C コンベア
Claims (1)
- 【請求項1】 コンベアにより搬送されるワークを第1
の自動塗装機で塗装したのちウェット・オン・ウェット
で第2の自動塗装機で塗装するように構成されてなる塗
装装置であって、前記第1の自動塗装機と第2の自動塗
装機の少なくとも1方をコンベアの搬送方向において前
後に移動可能とし、前記第1の自動塗装機と第2の自動
塗装機の間隔D(m)を式(I) : D=T×V (1) (式中、Tはフラッシュタイム(分)、Vはコンベアス
ピード(m/分)を示す)で示される値に制御するよう
にした塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2279492A JPH05212326A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2279492A JPH05212326A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05212326A true JPH05212326A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12092590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2279492A Pending JPH05212326A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05212326A (ja) |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP2279492A patent/JPH05212326A/ja active Pending
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