JPH05213079A - 作業車の前輪変速装置 - Google Patents

作業車の前輪変速装置

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JPH05213079A
JPH05213079A JP2037592A JP2037592A JPH05213079A JP H05213079 A JPH05213079 A JP H05213079A JP 2037592 A JP2037592 A JP 2037592A JP 2037592 A JP2037592 A JP 2037592A JP H05213079 A JPH05213079 A JP H05213079A
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JP
Japan
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transmission
state
front wheel
speed
drive state
Prior art date
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Pending
Application number
JP2037592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Aoyama
斉 青山
Tadashi Nakamura
正 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準駆動状態と増速駆動状態との切り換え
が、前輪への伝動が途切れる中立状態が生じることなく
円滑に行わせる。 【構成】 所定角度以上の操向操作に伴って作動する前
輪変速装置において、等速駆動用の第1ギヤ12と噛合
う標準駆動状態と、倍速駆動用の摩擦クラッチ16を押
圧入りしての増速駆動状態とを選択するシフト部材18
に、摩擦クラッチのインナ摩擦板16Bを押圧する側に
付勢力が作用する状態の巻きバネ20と、このバネとイ
ンナ摩擦板16Bとの間に配置の摩擦ディスク21とを
支持させ、標準駆動状態の解除時には既に摩擦クラッチ
16を半クラッチ状態とする。巻きバネ20の拗れ・摩
耗が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪の駆動速度を後輪
の駆動速度よりも速くすることによって、機敏に小回り
旋回ができる等の利点を備えた4輪駆動型作業車に係
り、詳しくは、操向前輪が駆動後輪と略等速で駆動され
る標準駆動状態を現出させるために前輪に連動連結され
た第1伝動部材に備えられる係合部に係脱自在な噛合部
と、前輪が後輪よりも速く駆動される増速駆動状態を現
出されるために前輪に連動連結された摩擦クラッチから
構成される第2伝動部材の摩擦板を押圧する押圧部とを
備えたシフト部材を、第1伝動部材と、第2伝動部材と
の間で駆動軸にトルク伝達可能に装備した作業車の前輪
変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業車の前輪変速装置
は、例えば特開平2−283530号公報に開示された
もののように、前輪の設定角度以上の操向操作により標
準駆動状態から増速駆動状態に切換操作されるよう構成
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シフト部材
は、標準駆動状態で第1伝動部材に噛合う位置と、増速
駆動状態で第2伝動部材を押圧する位置との間で移動操
作されるものであるが、上記従来構成のものにあって
は、第1伝動部材との噛合い位置と、第2伝動部材を押
圧する位置との間の途中で、シフト部材が第1伝動部材
に噛合わず、かつ、第2伝動部材を押圧することもない
中立状態が存在し、前輪増速状態に移行する操向操作が
緩い速度でなされると、前輪への伝動が途絶えて二輪駆
動状態となることがあり、それにより前輪が泥押しする
ようになって、圃場等を荒らすといった不具合があっ
た。本発明の目的は、上記実情に鑑みてなされたもので
あって、標準駆動状態と増速駆動状態との切り換えが、
前輪への伝動が途切れる中立状態が生じることなく円滑
に行える作業車の前輪変速装置を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、冒頭に記載した作業車の前輪変速装置におい
て、第2伝動部材の摩擦板を押圧するがわに付勢された
弾性部材を、第2伝動部材とシフト部材とのいずれか一
方の部材に支持される状態でこれら両部材の間に介装す
るとともに、一方の部材に軸方向の所定範囲内でスライ
ド自在に支持される摩擦ディスクを、他方の部材と弾性
部材との間に介装してあることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】すなわち、第2伝動部材とシフト部材との間に
介装された弾性部材を介して摩擦板が押圧されるので、
第2伝動部材を半クラッチ状態にすることができる。従
って、その半クラッチ状態を、シフト部材と第1伝動部
材との噛合いが外れると直ちに、或いは、噛合が外れる
直前の状態から現出させることができ、シフト部材と第
1伝動部材との噛合いが外れると直ちに第2伝動部材へ
の伝動状態が現出されるようにすることが可能になる。
また、シフト部材と第2伝動部材とのうち、弾性部材が
支持されないがわの部材と弾性部材との間に摩擦ディス
クを介装してあるので、前記半クラッチ状態では弾性部
材が支持されないがわの部材と摩擦ディスクとが摺接す
ることになり、例えば、弾性部材と第2伝動部材とが摺
接する場合のように弾性部材が変形・損傷するおそれが
なく、摺接に適した部材どうしの接触状態による良好な
半クラッチ状態が現出されるようになる。
【0006】
【発明の効果】その結果、シフト部材がどの位置に操作
されていても、通常四輪駆動状態に維持されることがで
き、前輪への標準駆動状態と増速駆動状態との切換え時
における前輪への伝動が途切れる中立状態がなくなり、
その切換え作動が円滑に行えるとともに、小回り旋回時
に前輪で泥押しするといった圃場等を荒らしてしまう不
具合を回避できるに至った。しかも、摩擦ディスクの介
装によってクラッチとしての耐久性や信頼性が良好なも
のにできる利点も備えている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5に、作業車の一例としての農用トラクタを示
している。この農用トラクタは、左右一対の前輪1,1
及び後輪2,2に支持された機体の前部にエンジン3及
び主クラッチ4、機体の後部にミッションケース5を搭
載して構成している。エンジン3からの動力は、主クラ
ッチ4からミッションケース5内の静油圧式無段変速装
置及び副変速装置に伝達され、変速操作されて後輪2,
2に伝達されるとともに、ミッションケース5から出力
軸6を介して前輪変速装置7に伝達され、そこで変速操
作されて前輪1,1に伝達される。
【0008】前輪変速装置7について詳述する。前輪変
速装置7は、図1に示すように、エンジン3の後部に主
クラッチケース4Aを介して連結した前輪変速ケース7
A内に装備している。そして、前輪変速装置7は、機体
の運転部8に設けたステアリングハンドル9の操作量に
応じて、前輪1,1が所定切れ角以内で操舵されている
とき、前輪1,1と後輪2,2と略等速で駆動する標準
駆動状態で前輪1,1に伝動し、前輪1,1が前記所定
切れ角を越えて操舵されているとき、前記前輪1,1を
前記後輪2,2より増速駆動する増速駆動状態で前輪
1,1に伝達するように切り換えられる構成になってい
る。前輪変速ケース7Aには、図1に示すように、出力
軸6と同軸心の変速軸10と伝動軸11とが設けられ、
変速軸10には前輪1駆動用のシャフト22をギヤ連動
してある。変速軸10に遊嵌される状態で出力軸6と一
体回転する第1伝動部材としての第1伝動ギヤ12を、
伝動軸11の後側の小径中継ギヤ13に咬合し、伝動軸
11の前側の大径中継ギヤ14と駆動軸10の前部に遊
嵌した第2伝動ギヤ15とを咬合してある。図2に示す
ように、第2伝動ギヤ15には、駆動側クラッチディス
クとなるアウタ摩擦板16Aを支承してあるとともに、
受動側クラッチディスクとなるインナ摩擦板16Bを支
持部材16Cを介して変速軸10に一体回転じょに設け
てあり、これによって多板式の摩擦クラッチ16を構成
する。ここで、第2伝動ギヤ15と摩擦クラッチ16と
によって第2伝動部材17が構成される。そして、図示
しないピットマンアームにリンク機構等を介して連係さ
れたシフト部材18を変速軸10にスプライン外嵌して
あり、インナ摩擦板16Bと第1伝動ギヤ12とに亘っ
てスライドするシフト構造である。
【0009】図1及び図2に示すように、シフト部材1
8の後部に第1伝動ギヤ12の内歯部(係合部に相当)
12Aと噛合う咬合部(噛合部に相当)18Aを形成
し、かつ、前部に摩擦クラッチ16を断続操作するため
の押圧部19を設けてある。つまり、インナ摩擦板16
B(第2伝動部材の摩擦板に相当)を押圧するがわに付
勢する圧縮型の巻きバネ(弾性部材に相当)20をシフ
ト部材18に内嵌支持される状態でシフト部材18と図
中最も右側のインナ摩擦板16Bの間に介装するととも
に、シフト部材18に軸方向の所定範囲内でスライド自
在に支持される板金製の摩擦ディスク21をインナ摩擦
板16Bと巻きバネ20は周方向等間隔に複数箇所設け
られ、摩擦ディスク21を図中左方に押圧付勢する。
尚、巻きバネ20と摩擦ディスク21とをインナ摩擦板
16Bに支持させる構造としても良い。
【0010】以上の構成による前輪変速装置7の作用を
説明する。ハンドル9が直進もしくは若干量操向操作さ
れている場合では、図示しないがシフトフォーク22を
してシフト部材18が図1中右方にシフトされて、第1
伝動ギヤ12と咬合しての出力軸6と変速軸10との直
結連動状態となり、これによって前輪1の駆動回転周速
度と後輪2の駆動回転周速度とが等しい又はほぼ等しく
なる標準駆動状態が現出される。そして、ハンドル9が
設定量以上に操向されると、シフトフォーク23をして
シフト部材18が図1に示すように左方に強制シフトさ
れ、シフト部材18と第1伝動ギヤ12との咬合が絶た
れるとともに、押圧部19がインナ摩擦板16Bを押圧
して摩擦クラッチ16を入り操作する。すると、出力軸
6からの回転動力が、第1伝動ギヤ12、小径中継ギヤ
13、大径中継ギヤ14、及び第2伝動ギヤ15を通っ
て変速軸10に伝達される増速駆動状態が現出されるよ
うになる。この標準駆動状態から増速駆動状態への変速
時には、押圧部19は次のように作動する。つまり、図
2に示すように、咬合部18Aが内歯部12Aから外れ
た直後の状態では、既に摩擦ディスク21と巻きバネ2
0とを介してシフト部材18がインナ摩擦板16Bにあ
る程度押圧された半クラッチ状態となるように巻きバネ
20を設定してあり、標準駆動状態が解除された瞬間か
ら増速駆動状態が現出されるようになる。これによっ
て、駆動状態の変更途中において一瞬の間前輪1への伝
動が途切れる中立状態が現出されてしまう現象が防止さ
れるのであり、増速駆動状態から標準駆動状態への変更
時でも同様の作用が発揮される。標準駆動状態では巻き
バネ20(摩擦ディスク21)とインナ摩擦板16Bと
が十分離れた状態となることは言うまでもない。従っ
て、例えハンドル9での操向操作がゆっくりなされて
も、標準駆動状態の噛合いが切れた途端に半クラッチ状
態の増速駆動状態が現出するため、前輪1での泥押し等
の不具合なく滑らかに小回り旋回走行状態に移行でき
る。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】前輪変速装置の構造を示す断面側面図
【図2】前輪変速装置のシフト部分を示す拡大断面図
【図3】摩擦ディスク単品の斜視図
【図4】農用トラクタの側面図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 10 変速軸 12 第1伝動部材 12A 係合部 16B 摩擦板 17 第2伝動部材 18 シフト部材 18A 噛合部 19 押圧部 20 弾性部材 21 摩擦ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向前輪(1)が駆動後輪(2)と略等
    速で駆動される標準駆動状態を現出させるために前記前
    輪(1)に連動連結された第1伝動部材(12)に備え
    られる係合部(12A)に係脱自在な噛合部(18A)
    と、前記前輪(1)が前記後輪(2)よりも速く駆動さ
    れる増速駆動状態を現出させるために前記前輪(1)に
    連動連結された摩擦クラッチから構成される第2伝動部
    材(17)の摩擦板(16B)を押圧する押圧部(1
    9)とを備えたシフト部材(18)を、前記第1伝動部
    材(12)と、前記第2伝動部材(15)との間で変速
    軸(10)にトルク伝達可能に装備した作業車の前輪変
    速装置であって、前記摩擦板(16B)を押圧するがわ
    に付勢された弾性部材(20)を、前記第2伝動部材
    (17)と前記シフト部材(18)とのいずれか一方の
    部材(17又は18)に支持される状態でこれら両部材
    (17),(18)の間に介装するとともに、前記一方
    の部材(17又は18)に軸方向の所定範囲内でスライ
    ド自在に支持される摩擦ディスク(21)を、他方の部
    材(18又は17)と前記弾性部材(20)との間に介
    装してある作業車の前輪変速装置。
JP2037592A 1992-02-06 1992-02-06 作業車の前輪変速装置 Pending JPH05213079A (ja)

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