JPH0521320A - X線露光装置 - Google Patents
X線露光装置Info
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- JPH0521320A JPH0521320A JP3175584A JP17558491A JPH0521320A JP H0521320 A JPH0521320 A JP H0521320A JP 3175584 A JP3175584 A JP 3175584A JP 17558491 A JP17558491 A JP 17558491A JP H0521320 A JPH0521320 A JP H0521320A
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/702—Reflective illumination, i.e. reflective optical elements other than folding mirrors, e.g. extreme ultraviolet [EUV] illumination systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】感光基板上の露光領域に必要な量のX線をほぼ
均一に照射できるシンクロトロン放射光を用いたX線露
光装置を提供する。 【構成】ビームライン22から出た揺動X線ビーム34
は、照射領域設定装置19、マスク20を介して可動形
の基板ステージ24に保持された感光基板21の露光領
域に照射される。照射領域設定装置19には第2のX線
センサ31が設けてあり、基板ステージ24には第1の
X線センサ33が設けてある。実露光を行う前に両セン
サの出力を比較測定し、実露光時には第2のX線センサ
31の出力に基いて露光領域のX線量を測定する。ま
た、第1のX線センサ33と照射領域設定装置19とは
露光領域内のX線強度分布を正確に測定するのに寄与す
る。
均一に照射できるシンクロトロン放射光を用いたX線露
光装置を提供する。 【構成】ビームライン22から出た揺動X線ビーム34
は、照射領域設定装置19、マスク20を介して可動形
の基板ステージ24に保持された感光基板21の露光領
域に照射される。照射領域設定装置19には第2のX線
センサ31が設けてあり、基板ステージ24には第1の
X線センサ33が設けてある。実露光を行う前に両セン
サの出力を比較測定し、実露光時には第2のX線センサ
31の出力に基いて露光領域のX線量を測定する。ま
た、第1のX線センサ33と照射領域設定装置19とは
露光領域内のX線強度分布を正確に測定するのに寄与す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シンクロトロン放射光
から取出されたX線を用いて露光を行うX線露光装置に
関する。
から取出されたX線を用いて露光を行うX線露光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】クォータ・ミクロンの微細パターンを転
写する露光技術として、シンクロトロン放射光に含まれ
ている軟X線を用いる方式が考えられている。
写する露光技術として、シンクロトロン放射光に含まれ
ている軟X線を用いる方式が考えられている。
【0003】この方式を採用した、いわゆるX線露光装
置は、通常、図18に示すように構成されている。すな
わち、図中1はストレッジリングを示している。このス
トレッジリング1は、10-9Torr程度に排気された超高
真空のドーナツ状容器を備えており、この容器内で高エ
ネルギの電子ビームを一定の周回軌道で走行させる。こ
のように電子を走行させると、電子の軌道が磁場などで
曲げられるとき、その接線方向に放射光が放射される。
この放射光は、赤外から軟X線までの連続したスペクト
ルを持っており、一般にシンクロトロン放射光と呼ばれ
ている。このX線露光装置では、ストレッジリング1に
接続された図示しないビームラインを介してシンクロト
ロン放射光2を取出す。そして、取出されたシンクロト
ロン放射光2を照射領域拡大用の反射ミラー3を介して
マスク4に照射し、このマスク4上のパターンをレジス
トの塗布されたウェハ等の感光基板5上に、たとえば
1:1の大きさに転写するようにしている。なお、図中
6は、高真空領域と大気領域とを分離するための窓材を
示している。
置は、通常、図18に示すように構成されている。すな
わち、図中1はストレッジリングを示している。このス
トレッジリング1は、10-9Torr程度に排気された超高
真空のドーナツ状容器を備えており、この容器内で高エ
ネルギの電子ビームを一定の周回軌道で走行させる。こ
のように電子を走行させると、電子の軌道が磁場などで
曲げられるとき、その接線方向に放射光が放射される。
この放射光は、赤外から軟X線までの連続したスペクト
ルを持っており、一般にシンクロトロン放射光と呼ばれ
ている。このX線露光装置では、ストレッジリング1に
接続された図示しないビームラインを介してシンクロト
ロン放射光2を取出す。そして、取出されたシンクロト
ロン放射光2を照射領域拡大用の反射ミラー3を介して
マスク4に照射し、このマスク4上のパターンをレジス
トの塗布されたウェハ等の感光基板5上に、たとえば
1:1の大きさに転写するようにしている。なお、図中
6は、高真空領域と大気領域とを分離するための窓材を
示している。
【0004】シンクロトロン放射光2は平行光線であ
り、その発散角は1mrad程度である。このため、光源か
ら10m離れた所でも軌道面方向(水平方向)の幅は1
0mm程度である。すなわち、シンクロトロン放射光2
は、等価的には線状光源からの光と考えられる。したが
って、たとえばウェハ上の25mm四方の範囲に均一に転
写するには、照射中にウェハを垂直方向へ上下動させる
等して、垂直方向の照射範囲を拡大する必要がある。そ
こで一般には、反射ミラー3を設け、これを揺動させる
ことによって垂直方向の照射範囲を拡大させるようにし
ている。また、シンクロトロン放射光2は、図19中に
f1 で示すように、幅広い波長を含んでいる。しかし、
レジストでの光電子の最大飛程とマスク4でのフリネル
回折効果を考慮すると、露光に利用できるのは7〜12
オングストロームのX線である。この適正波長域に設定
するには適当なフィルタを設ける必要がある。そこで一
般には、反射ミラー3をたとえばPtコーティングなど
で形成することによって、図19中にf2 で示すように
短波長側のフィルタを兼用させ、また窓材6をBeなど
で形成することによって、図19中にf3 で示すように
長波長側のフィルタを兼用させて適正波長域(ハッチン
グ領域)のX線だけを取出すようにしている。また、こ
の種の露光装置では、マスク4上の微細パターンをウェ
ハ上に正確に転写するために、ウェハ上に照射されるX
線量をウェハに塗布された感光材の感度に応じて精密に
制御する必要がある。そのためには、マスク4を通して
ウェハ上に照射されるX線量の積分値が一定となるよう
に照射時間の管理等を精密に行う必要がある。しかし、
実露光時にはウェハ上に照射されるX線量を直接検出す
ることができないので、何等かの間接的手段で検出する
必要がある。シンクロトロン放射光2の強度は、ストレ
ッジリング1内のビームエネルギおよび周回軌道の曲率
半径と電子の数によって決定される。そして、ストレッ
ジリング1内の電子ビームの寿命は、残留ガスの存在、
すなわちストレッジリング1内の真空度に依存する。こ
のため、ストレッジリング1から放射されるシンクロト
ロン放射2の強度は、図20に示すように時間と共に低
下する。この低下が大きくなると、シンクロトロン、ラ
イナックあるいはマイクロトロンのような入射加速器を
使ってストレッジリング1へ電子を再入射する必要があ
る。このように、シンクロトロン放射光2の強度は常に
変動している。そこで一般的には、特願昭64−353
00号に示されているように、ストレッジリング1内の
電子ビーム電流の大きさとシンクロトロン放射光の強度
とが比例関係にあることを利用し、電子ビーム電流の積
分値が一定となるように照射時間を制御するようにして
いる。
り、その発散角は1mrad程度である。このため、光源か
ら10m離れた所でも軌道面方向(水平方向)の幅は1
0mm程度である。すなわち、シンクロトロン放射光2
は、等価的には線状光源からの光と考えられる。したが
って、たとえばウェハ上の25mm四方の範囲に均一に転
写するには、照射中にウェハを垂直方向へ上下動させる
等して、垂直方向の照射範囲を拡大する必要がある。そ
こで一般には、反射ミラー3を設け、これを揺動させる
ことによって垂直方向の照射範囲を拡大させるようにし
ている。また、シンクロトロン放射光2は、図19中に
f1 で示すように、幅広い波長を含んでいる。しかし、
レジストでの光電子の最大飛程とマスク4でのフリネル
回折効果を考慮すると、露光に利用できるのは7〜12
オングストロームのX線である。この適正波長域に設定
するには適当なフィルタを設ける必要がある。そこで一
般には、反射ミラー3をたとえばPtコーティングなど
で形成することによって、図19中にf2 で示すように
短波長側のフィルタを兼用させ、また窓材6をBeなど
で形成することによって、図19中にf3 で示すように
長波長側のフィルタを兼用させて適正波長域(ハッチン
グ領域)のX線だけを取出すようにしている。また、こ
の種の露光装置では、マスク4上の微細パターンをウェ
ハ上に正確に転写するために、ウェハ上に照射されるX
線量をウェハに塗布された感光材の感度に応じて精密に
制御する必要がある。そのためには、マスク4を通して
ウェハ上に照射されるX線量の積分値が一定となるよう
に照射時間の管理等を精密に行う必要がある。しかし、
実露光時にはウェハ上に照射されるX線量を直接検出す
ることができないので、何等かの間接的手段で検出する
必要がある。シンクロトロン放射光2の強度は、ストレ
ッジリング1内のビームエネルギおよび周回軌道の曲率
半径と電子の数によって決定される。そして、ストレッ
ジリング1内の電子ビームの寿命は、残留ガスの存在、
すなわちストレッジリング1内の真空度に依存する。こ
のため、ストレッジリング1から放射されるシンクロト
ロン放射2の強度は、図20に示すように時間と共に低
下する。この低下が大きくなると、シンクロトロン、ラ
イナックあるいはマイクロトロンのような入射加速器を
使ってストレッジリング1へ電子を再入射する必要があ
る。このように、シンクロトロン放射光2の強度は常に
変動している。そこで一般的には、特願昭64−353
00号に示されているように、ストレッジリング1内の
電子ビーム電流の大きさとシンクロトロン放射光の強度
とが比例関係にあることを利用し、電子ビーム電流の積
分値が一定となるように照射時間を制御するようにして
いる。
【0005】しかしながら、上記の方式を採用したX線
露光装置にあっては、次のような問題があった。すなわ
ち、ストレッジリング1内の電子ビーム電流の積分値が
一定となるように照射時間を管理する方式では、ストレ
ッジリング1からウェハ面上に至るまでの経路に存在し
ている幾つかの要素に経年変化に伴う特性変化が生じた
ときには速やかに対応できない。また、照射領域を拡大
するための反射ミラー3は、図21に示すように、入射
角θによって反射率に差が生じる。このため、図22に
示すように、反射ミラー3によって拡大された照射領域
の始端と終端とでは照射X線量に差が生じる。このよう
な差は好ましいことではない。しかし、従来の装置では
上述した差を解消させることが困難であった。また、ス
トレッジリング1から放射されるシンクロトロン放射光
2の水平方向の強度分布は必ずしも一様ではなく、たと
えば図23に示すような不均一な強度分布を持っている
場合がある。このような強度分布を持っていると、ウェ
ハ面上への照射X線量の分布が不均一となり、しかも上
記不均一の程度が反射ミラー3の反射率の違いによって
一層強調されることになる。したがって、このような不
均一を解消することが望まれるが、従来の装置では上述
した不均一を解消することが困難であった。
露光装置にあっては、次のような問題があった。すなわ
ち、ストレッジリング1内の電子ビーム電流の積分値が
一定となるように照射時間を管理する方式では、ストレ
ッジリング1からウェハ面上に至るまでの経路に存在し
ている幾つかの要素に経年変化に伴う特性変化が生じた
ときには速やかに対応できない。また、照射領域を拡大
するための反射ミラー3は、図21に示すように、入射
角θによって反射率に差が生じる。このため、図22に
示すように、反射ミラー3によって拡大された照射領域
の始端と終端とでは照射X線量に差が生じる。このよう
な差は好ましいことではない。しかし、従来の装置では
上述した差を解消させることが困難であった。また、ス
トレッジリング1から放射されるシンクロトロン放射光
2の水平方向の強度分布は必ずしも一様ではなく、たと
えば図23に示すような不均一な強度分布を持っている
場合がある。このような強度分布を持っていると、ウェ
ハ面上への照射X線量の分布が不均一となり、しかも上
記不均一の程度が反射ミラー3の反射率の違いによって
一層強調されることになる。したがって、このような不
均一を解消することが望まれるが、従来の装置では上述
した不均一を解消することが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、シンクロ
トロン放射光を用いた従来のX線露光装置では、感光基
板上に一定量のX線を照射することが原理的に困難であ
るばかりか、感光基板上の露光領域に均一にX線を照射
することが困難であった。そこで本発明は、上述した不
具合を解消できるX線露光装置を提供することを目的と
している。
トロン放射光を用いた従来のX線露光装置では、感光基
板上に一定量のX線を照射することが原理的に困難であ
るばかりか、感光基板上の露光領域に均一にX線を照射
することが困難であった。そこで本発明は、上述した不
具合を解消できるX線露光装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一実施例によれば、ストレッジリングと、
このストレッジリングからシンクロトロン放射光を取出
す手段と、この手段によって取出されたシンクロトロン
放射光中のX線成分を取出す手段と、この手段によって
取出されたX線の照射対象となる感光基板を支持する可
動形の基板ステージと、この基板ステージの前面に配置
されて露光用のマスクを保持するマスクステージと、前
記ストレッジリングから前記マスクステージまでの経路
に揺動自在または移動自在に配置されて前記X線の照射
領域を拡大する反射ミラーとを備えたX線露光装置にお
いて、前記基板ステージに設けられた第1のX線センサ
と、前記ストレッジリングから前記マスクステージまで
の間に前記X線の一部を検出可能に設けられ、実露光時
に前記第1のX線センサの出力模擬に供される第2のX
線センサとを備えている。
に、本発明の一実施例によれば、ストレッジリングと、
このストレッジリングからシンクロトロン放射光を取出
す手段と、この手段によって取出されたシンクロトロン
放射光中のX線成分を取出す手段と、この手段によって
取出されたX線の照射対象となる感光基板を支持する可
動形の基板ステージと、この基板ステージの前面に配置
されて露光用のマスクを保持するマスクステージと、前
記ストレッジリングから前記マスクステージまでの経路
に揺動自在または移動自在に配置されて前記X線の照射
領域を拡大する反射ミラーとを備えたX線露光装置にお
いて、前記基板ステージに設けられた第1のX線センサ
と、前記ストレッジリングから前記マスクステージまで
の間に前記X線の一部を検出可能に設けられ、実露光時
に前記第1のX線センサの出力模擬に供される第2のX
線センサとを備えている。
【0008】
【作用】実露光を行う前に、第1のX線センサがX線の
照射を受ける位置まで基板ステージを移動させる。この
状態で実際にX線の照射を行ない、このときの第1のX
線センサの出力と第2のX線センサの出力とを比較す
る。第2のX線センサは、ストレッジリングから放射さ
れたX線の一部を検出している。したがって、第1のX
線センサの出力と第2のX線センサの出力とは完全に比
例関係にある。このため、実露光時には第2のX線セン
サの出力で、実露光領域の照射X線量を知ることがで
き、結局、感光基板上に所望とする一定量のX線を照射
することが可能となる。この場合、ストレッジリングか
らマスクステージまでの経路に存在する各種要素が経年
変化等によってその特性が変化した場合であっても、こ
の特性変化に速やかに対応でき、照射X線量の精密な制
御が可能となる。
照射を受ける位置まで基板ステージを移動させる。この
状態で実際にX線の照射を行ない、このときの第1のX
線センサの出力と第2のX線センサの出力とを比較す
る。第2のX線センサは、ストレッジリングから放射さ
れたX線の一部を検出している。したがって、第1のX
線センサの出力と第2のX線センサの出力とは完全に比
例関係にある。このため、実露光時には第2のX線セン
サの出力で、実露光領域の照射X線量を知ることがで
き、結局、感光基板上に所望とする一定量のX線を照射
することが可能となる。この場合、ストレッジリングか
らマスクステージまでの経路に存在する各種要素が経年
変化等によってその特性が変化した場合であっても、こ
の特性変化に速やかに対応でき、照射X線量の精密な制
御が可能となる。
【0009】なお、基板ステージに第1のX線センサを
設けているので、実露光領域におけるX線強度分布を求
めることができる。したがって、上記強度分布を均一に
すべく照射条件を設定することも可能となる。
設けているので、実露光領域におけるX線強度分布を求
めることができる。したがって、上記強度分布を均一に
すべく照射条件を設定することも可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本発明の一実施例に係るX線露光装置が概
念的に示されている。
る。図1には本発明の一実施例に係るX線露光装置が概
念的に示されている。
【0011】図中10は、高エネルギの電子ビームを一
定の周回軌道で走行させるストレッジリングを示してい
る。このストレッジリング10には図示しないビームラ
インが接続されており、このビームラインを介してシン
クロトロン放射光11が取り出される。そして、取出さ
れたシンクロトロン放射光11は、第1の強度分布補正
装置12、第2の強度分布補正装置13の補正路14、
シャッタ装置15を介して図中実線矢印16で示すよう
に一定周期、一定振幅で揺動駆動される照射領域拡大用
の反射ミラー17に導かれる。反射ミラー17で反射さ
れたシンクロトロン放射光11は、ビームラインの終
端、つまり超高真空雰囲気と大気雰囲気とを仕切る窓材
18を透過した後、照射領域を最終的に決定する照射領
域設定装置19の窓を通り、マスク20に照射される。
そして、マスク20上のパターンがレジストの塗布され
たウェハ等の感光基板21上に転写される。
定の周回軌道で走行させるストレッジリングを示してい
る。このストレッジリング10には図示しないビームラ
インが接続されており、このビームラインを介してシン
クロトロン放射光11が取り出される。そして、取出さ
れたシンクロトロン放射光11は、第1の強度分布補正
装置12、第2の強度分布補正装置13の補正路14、
シャッタ装置15を介して図中実線矢印16で示すよう
に一定周期、一定振幅で揺動駆動される照射領域拡大用
の反射ミラー17に導かれる。反射ミラー17で反射さ
れたシンクロトロン放射光11は、ビームラインの終
端、つまり超高真空雰囲気と大気雰囲気とを仕切る窓材
18を透過した後、照射領域を最終的に決定する照射領
域設定装置19の窓を通り、マスク20に照射される。
そして、マスク20上のパターンがレジストの塗布され
たウェハ等の感光基板21上に転写される。
【0012】この装置においても、反射ミラー17が短
波長側のフィルタを兼用すべく、たとえば白金コーティ
ングで形成されている。同様に、窓材18が長波長側の
フィルタを兼用すべくBeで形成されている。これらの
フイルタ作用で、感光基板21には適正波長域である7
〜12オングストロームのX線が照射される。
波長側のフィルタを兼用すべく、たとえば白金コーティ
ングで形成されている。同様に、窓材18が長波長側の
フィルタを兼用すべくBeで形成されている。これらの
フイルタ作用で、感光基板21には適正波長域である7
〜12オングストロームのX線が照射される。
【0013】第1の強度分布補正装置12および第2の
強度分布補正装置13は、予め求められたデータに基い
て強度分布を補正するもので、これらの構成および補正
手法については後述する。
強度分布補正装置13は、予め求められたデータに基い
て強度分布を補正するもので、これらの構成および補正
手法については後述する。
【0014】マスク20はマスクステージに保持されて
おり、感光基板21は可動形の基板ステージに支持され
ている。これら大気中に配置されたマスクステージ、基
板ステージおよび照射領域設定装置19は、図2に示す
ように構成されている。
おり、感光基板21は可動形の基板ステージに支持され
ている。これら大気中に配置されたマスクステージ、基
板ステージおよび照射領域設定装置19は、図2に示す
ように構成されている。
【0015】同図において、22はビームラインを示
し、このビームライン22の終端には前述したBe製の
窓材18が装着されている。そして、ビームライン22
の軸心線延長線上に照射領域設定装置19、マスクステ
ージ23および基板ステージ24が窓材18側から上記
順に配置されている。なお、照射領域設定装置19は、
可能な限りマスクステージ23に近く配置されている。
し、このビームライン22の終端には前述したBe製の
窓材18が装着されている。そして、ビームライン22
の軸心線延長線上に照射領域設定装置19、マスクステ
ージ23および基板ステージ24が窓材18側から上記
順に配置されている。なお、照射領域設定装置19は、
可能な限りマスクステージ23に近く配置されている。
【0016】図に示す直角座標を基準にすると、照射領
域設定装置19は、xy平面上にx方向に移動自在に配
置された2枚の光遮蔽板25a,25bと、これらに重
なるようにxy平面上にy方向に移動自在に配置された
2枚の光遮蔽板26a,26bと備えている。光遮蔽板
25a,25bは、それぞれ独立にアクチュエータ27
a,27bに連結されており、これらアクチュエータ2
7a,27bによってx方向の位置が自在に設定され
る。同様に、光遮蔽板26a,26bも、それぞれ独立
にアクチュエータ28a,28bに連結されており、こ
れらアクチュエータ28a,28bによってy方向の位
置が自在に設定される。なお、各光遮蔽板25a,25
b,26a,26bは、予め求められている基準位置に
基いて位置決めされる。これによって最終的な照射領
域、つまり露光領域を決定する窓29の大きさと、その
xy軸上の位置が決定される。
域設定装置19は、xy平面上にx方向に移動自在に配
置された2枚の光遮蔽板25a,25bと、これらに重
なるようにxy平面上にy方向に移動自在に配置された
2枚の光遮蔽板26a,26bと備えている。光遮蔽板
25a,25bは、それぞれ独立にアクチュエータ27
a,27bに連結されており、これらアクチュエータ2
7a,27bによってx方向の位置が自在に設定され
る。同様に、光遮蔽板26a,26bも、それぞれ独立
にアクチュエータ28a,28bに連結されており、こ
れらアクチュエータ28a,28bによってy方向の位
置が自在に設定される。なお、各光遮蔽板25a,25
b,26a,26bは、予め求められている基準位置に
基いて位置決めされる。これによって最終的な照射領
域、つまり露光領域を決定する窓29の大きさと、その
xy軸上の位置が決定される。
【0017】この実施例では、図3に示すように、光遮
蔽板25a,26aの窓材18側に位置する表面で、窓
29の縁に沿った部分にアモルファス・シリコン半導体
やアバランシェ・フォトダイオード(APD)などで幅
が数100μmに形成されたX線センサ31,32(第
2のX線センサ)が取付けられている。
蔽板25a,26aの窓材18側に位置する表面で、窓
29の縁に沿った部分にアモルファス・シリコン半導体
やアバランシェ・フォトダイオード(APD)などで幅
が数100μmに形成されたX線センサ31,32(第
2のX線センサ)が取付けられている。
【0018】マスク20を保持するマスクステージ23
および表面に感光材の塗布された感光基板21を支持す
る基板ステージ24は、通常、x軸、y軸およびz軸
(傾きを含むz1 ,z2 ,z3 )方向の計6軸の図示し
ない精密移動機構を備えている。そして、光学的に位置
合せを行なうアライメント法でマスク20と感光基板2
1との相対位置およびギャップの設定が行われる。この
実施例では、基板ステージ24の縁部でマスクステージ
23側に位置する表面に、アモルファス・シリコン半導
体やアバランシェ・フォトダイオード(APD)などで
直径が数100μmに形成されたX線センサ33(第1
のX線センサ)が取付けられている。
および表面に感光材の塗布された感光基板21を支持す
る基板ステージ24は、通常、x軸、y軸およびz軸
(傾きを含むz1 ,z2 ,z3 )方向の計6軸の図示し
ない精密移動機構を備えている。そして、光学的に位置
合せを行なうアライメント法でマスク20と感光基板2
1との相対位置およびギャップの設定が行われる。この
実施例では、基板ステージ24の縁部でマスクステージ
23側に位置する表面に、アモルファス・シリコン半導
体やアバランシェ・フォトダイオード(APD)などで
直径が数100μmに形成されたX線センサ33(第1
のX線センサ)が取付けられている。
【0019】ここで、照射領域を決定する窓29の大き
さおよびそのxy軸上の位置を自在に設定できる照射領
域設定装置19を設けていること、窓29の縁に沿った
部分にX線センサ31,32を設けていること、可動形
の基板ステージ24にX線センサ33を設けていること
の意味を説明する。
さおよびそのxy軸上の位置を自在に設定できる照射領
域設定装置19を設けていること、窓29の縁に沿った
部分にX線センサ31,32を設けていること、可動形
の基板ステージ24にX線センサ33を設けていること
の意味を説明する。
【0020】ストレッジリング10から放射されたシン
クロトロン放射光11は、反射ミラー17の揺動動作に
よって照射領域が拡大される。今、図3にハッチングで
示す部分が実際に取出された揺動X線ビーム34の断面
形状であるとし、2点鎖線35で囲まれた範囲が拡大さ
れた照射領域であるとし、窓29で規定された領域が実
際の転写に供される露光領域36であるとする。基板ス
テージ24を移動させてX線センサ33を露光領域36
内に位置させる。この状態で照射領域35にX線を実際
に照射すると、X線センサ31(32)とX線センサ3
3とが同時に揺動X線ビーム34を検出することにな
る。したがって、X線センサ33の出力によって基板ス
テージ24上における実際の露光領域36のX線強度を
知ることができ、またX線センサ31の出力とX線セン
サ33の出力との比に基いてX線センサ31の出力から
も基板ステージ24上における実際の露光領域36のX
線強度を知ることができる。実露光のときには露光領域
36に感光基板21を位置させる必要があるので、X線
センサ33で照射X線の強度を検出することはできない
が、この強度をX線センサ31(32)を使って正確に
検出できることになる。このように、実露光時に感光基
板21上における実際の露光領域36のX線強度を知る
ためにX線センサ31(32)を設けているのである。
クロトロン放射光11は、反射ミラー17の揺動動作に
よって照射領域が拡大される。今、図3にハッチングで
示す部分が実際に取出された揺動X線ビーム34の断面
形状であるとし、2点鎖線35で囲まれた範囲が拡大さ
れた照射領域であるとし、窓29で規定された領域が実
際の転写に供される露光領域36であるとする。基板ス
テージ24を移動させてX線センサ33を露光領域36
内に位置させる。この状態で照射領域35にX線を実際
に照射すると、X線センサ31(32)とX線センサ3
3とが同時に揺動X線ビーム34を検出することにな
る。したがって、X線センサ33の出力によって基板ス
テージ24上における実際の露光領域36のX線強度を
知ることができ、またX線センサ31の出力とX線セン
サ33の出力との比に基いてX線センサ31の出力から
も基板ステージ24上における実際の露光領域36のX
線強度を知ることができる。実露光のときには露光領域
36に感光基板21を位置させる必要があるので、X線
センサ33で照射X線の強度を検出することはできない
が、この強度をX線センサ31(32)を使って正確に
検出できることになる。このように、実露光時に感光基
板21上における実際の露光領域36のX線強度を知る
ためにX線センサ31(32)を設けているのである。
【0021】一方、照射領域設定装置19は、露光領域
36を決定する窓29の大きさと、そのxy軸上の位置
とを自在に設定できる。したがって、図4に示すよう
に、窓29の大きさを十分小さくし、この状態でX線を
照射するとともに、窓29の位置を露光領域36内でx
y方向に移動させ、さらに基板ステージ24を制御して
窓29の後方にX線センサ33を位置させて各位置での
X線強度を測定すれば露光領域36内でのX線強度の分
布を調べることが可能となる。このように露光領域36
の設定および露光領域36内のX線強度分布測定を実現
するために照射領域設定装置19が設けられている。そ
して、得られた露光領域36内のX線強度分布データ
は、次に述べる第1の強度分布補正装置13および第2
の強度分布補正装置14での補正量を決定する資料に使
われる。
36を決定する窓29の大きさと、そのxy軸上の位置
とを自在に設定できる。したがって、図4に示すよう
に、窓29の大きさを十分小さくし、この状態でX線を
照射するとともに、窓29の位置を露光領域36内でx
y方向に移動させ、さらに基板ステージ24を制御して
窓29の後方にX線センサ33を位置させて各位置での
X線強度を測定すれば露光領域36内でのX線強度の分
布を調べることが可能となる。このように露光領域36
の設定および露光領域36内のX線強度分布測定を実現
するために照射領域設定装置19が設けられている。そ
して、得られた露光領域36内のX線強度分布データ
は、次に述べる第1の強度分布補正装置13および第2
の強度分布補正装置14での補正量を決定する資料に使
われる。
【0022】第1の強度分布補正装置12は、ストレッ
ジリング10から放射されたシンクロトロン放射光11
が有している水平方向、つまりストレッジリング10の
軌道面に沿った方向の強度分布を補正するためのもの
で、たとえば図5に示すように構成されている。この図
には、水平方向の中心部のX線強度が両端部のそれより
高い強度分布特性を有したX線ビームをほぼ平坦な強度
分布に修正する場合の例が示されている。このような強
度分布特性を持つ揺動X線ビーム34を、図6の(a)
に示すように、前述した反射ミラー17で領域拡大して
照射領域35に照射したとき、窓29によって規定され
た露光領域36内の各位置でのX線強度分布は図6
(b)に示すようになる。揺動Xビーム24の水平方向
の強度分布は、前述の如く両端部に較べて中心部が高い
ので、露光領域36においてもその傾向が現れ、中心部
V2 が高く、両端部V1 ,V3 が低くなる。なお、垂直
方向の強度分布は、反射ミラー17への入射角の影響が
現れ、入射角の最も小さいC線上が高く、入射角の最も
大きいA線上が低い。
ジリング10から放射されたシンクロトロン放射光11
が有している水平方向、つまりストレッジリング10の
軌道面に沿った方向の強度分布を補正するためのもの
で、たとえば図5に示すように構成されている。この図
には、水平方向の中心部のX線強度が両端部のそれより
高い強度分布特性を有したX線ビームをほぼ平坦な強度
分布に修正する場合の例が示されている。このような強
度分布特性を持つ揺動X線ビーム34を、図6の(a)
に示すように、前述した反射ミラー17で領域拡大して
照射領域35に照射したとき、窓29によって規定され
た露光領域36内の各位置でのX線強度分布は図6
(b)に示すようになる。揺動Xビーム24の水平方向
の強度分布は、前述の如く両端部に較べて中心部が高い
ので、露光領域36においてもその傾向が現れ、中心部
V2 が高く、両端部V1 ,V3 が低くなる。なお、垂直
方向の強度分布は、反射ミラー17への入射角の影響が
現れ、入射角の最も小さいC線上が高く、入射角の最も
大きいA線上が低い。
【0023】このような強度分布特性は好ましいことで
はない。そこで、第1の強度分布補正装置12は、水平
方向の強度分布を平坦化する役目を負っている。すなわ
ち、図5に示すように、ストレッジリング10から放射
されたシンクロトロン放射光11の断面形状を整形する
ビーム整形機構37を設けている。このビーム整形機構
37は、ストレッジリング10から放射されたシンクロ
トロン放射光11の本来の断面形状に類似した長方形状
の整形窓38を有している。そして、整形窓38を形成
している図中上枠39は、図6に示す特性を考慮して、
整形窓38の中心部を通過する光を制限するために下方
に向けて山形状に突出する突部39aを有している。
はない。そこで、第1の強度分布補正装置12は、水平
方向の強度分布を平坦化する役目を負っている。すなわ
ち、図5に示すように、ストレッジリング10から放射
されたシンクロトロン放射光11の断面形状を整形する
ビーム整形機構37を設けている。このビーム整形機構
37は、ストレッジリング10から放射されたシンクロ
トロン放射光11の本来の断面形状に類似した長方形状
の整形窓38を有している。そして、整形窓38を形成
している図中上枠39は、図6に示す特性を考慮して、
整形窓38の中心部を通過する光を制限するために下方
に向けて山形状に突出する突部39aを有している。
【0024】このような整形窓38を備えているので、
整形窓38の両端部を通過する光は制限を受けないが、
中心部を通過する光は突部39aによって絞られる。す
なわち、中心部の光量が低下する。したがって、ビーム
整形機構37を通過した光を照射すると、露光領域36
内の各部X線強度は、図6(b)に対応させて示す図7
のようになる。この図から判るように、第1の強度分布
補正装置12の存在によって水平方向にはほぼ平坦な強
度分布特性に改善される。
整形窓38の両端部を通過する光は制限を受けないが、
中心部を通過する光は突部39aによって絞られる。す
なわち、中心部の光量が低下する。したがって、ビーム
整形機構37を通過した光を照射すると、露光領域36
内の各部X線強度は、図6(b)に対応させて示す図7
のようになる。この図から判るように、第1の強度分布
補正装置12の存在によって水平方向にはほぼ平坦な強
度分布特性に改善される。
【0025】しかし、図7から明らかなように、上記補
正だけでは露光領域36内のA線上、B線上およびC線
上のX線強度に差が存在し、良好な転写は望めない。上
記差は反射ミラー17への入射角の違いによる反射率の
違いによって起こるものである。第2の強度分布補正装
置13は、上記差を零にする役目を負っている。
正だけでは露光領域36内のA線上、B線上およびC線
上のX線強度に差が存在し、良好な転写は望めない。上
記差は反射ミラー17への入射角の違いによる反射率の
違いによって起こるものである。第2の強度分布補正装
置13は、上記差を零にする役目を負っている。
【0026】上述の如く、第1の強度分布補正装置12
からは図8中に40で示す断面形状に整形された整形放
射光ビームが出射される。第2の強度分布補正装置13
は、第1の強度分布補正装置12から出射された整形放
射光ビーム40を補正路14に導く。この補正路14に
は、整形放射光ビーム40の断面を形成している辺で水
平方向に直線状に延びる辺41に近接させて整形放射光
ビーム40の断面形状をさらに修正するための光遮蔽板
42が図中実線矢印43で示す方向へ移動自在に設けら
れている。この光遮蔽板42は、反射ミラー17の揺動
動作に同期して駆動装置45によって駆動される偏芯カ
ム等によって実線矢印43で示す方向に往復駆動され
る。
からは図8中に40で示す断面形状に整形された整形放
射光ビームが出射される。第2の強度分布補正装置13
は、第1の強度分布補正装置12から出射された整形放
射光ビーム40を補正路14に導く。この補正路14に
は、整形放射光ビーム40の断面を形成している辺で水
平方向に直線状に延びる辺41に近接させて整形放射光
ビーム40の断面形状をさらに修正するための光遮蔽板
42が図中実線矢印43で示す方向へ移動自在に設けら
れている。この光遮蔽板42は、反射ミラー17の揺動
動作に同期して駆動装置45によって駆動される偏芯カ
ム等によって実線矢印43で示す方向に往復駆動され
る。
【0027】図6(a)に示される露光領域36を基準
にして説明すると、光遮蔽板42は、次のように駆動さ
れる。すなわち、反射ミラー17への入射角が最も大き
くなるA線位置では図8に示すように整形放射光ビーム
40を遮らず、また反射ミラー17への入射角が最も小
さくなるC線位置では図9(a)に示すように整形放射
光ビーム40の遮り幅を大きくし、さらに反射ミラー1
7への入射角が中間であるB線位置では図9(b)に示
すように、図9(a)に示される遮り幅の約半分だけ整
形放射光ビーム40を遮るように駆動される。したがっ
て、反射ミラー17の揺動動作に同期して動作する光遮
蔽板42の光遮り作用によって、反射ミラー17への入
射角の変化によって起こる光量変化を防止できることに
なる。
にして説明すると、光遮蔽板42は、次のように駆動さ
れる。すなわち、反射ミラー17への入射角が最も大き
くなるA線位置では図8に示すように整形放射光ビーム
40を遮らず、また反射ミラー17への入射角が最も小
さくなるC線位置では図9(a)に示すように整形放射
光ビーム40の遮り幅を大きくし、さらに反射ミラー1
7への入射角が中間であるB線位置では図9(b)に示
すように、図9(a)に示される遮り幅の約半分だけ整
形放射光ビーム40を遮るように駆動される。したがっ
て、反射ミラー17の揺動動作に同期して動作する光遮
蔽板42の光遮り作用によって、反射ミラー17への入
射角の変化によって起こる光量変化を防止できることに
なる。
【0028】このように、第1の強度分布補正装置12
と第2の強度分布補正装置13とを組合わせて、露光領
域36のX線強度分布を、図10に示すように、A線
上、B線上、C線上共にほぼ等しく、また水平方向の強
度分布もほぼ等しくしているのである。
と第2の強度分布補正装置13とを組合わせて、露光領
域36のX線強度分布を、図10に示すように、A線
上、B線上、C線上共にほぼ等しく、また水平方向の強
度分布もほぼ等しくしているのである。
【0029】一方、シャッタ装置15は次のように構成
されている。すなわち、図8に示すように、整形放射光
ビーム40の進行方向を基準にして光遮蔽板42の前方
あるいは後方位置に、図中実線矢印46で示すように移
動自在に配置されて補正路14、つまり光通路を選択的
に遮蔽するシャッタ板47を設けている。そして、この
シャッタ板47は、駆動装置48によって駆動される。
駆動装置48は、照射開始信号S1 が与えられると、図
11に示すように、反射ミラー17の揺動に同期させて
シャッタ板47を段階的に開かせる。そして、前述した
X線センサ31(32)の出力に基いて換算された露光
領域36のX線照射量を示す信号S2 を導入し、露光領
域36のX線照射量が必要照射量に達する前に反射ミラ
ー17の揺動に同期させて段階的にシャッタ板47を閉
じていき、最終的に必要照射量に達したタイミングでシ
ャッタ板47を完全に閉じるようにしている。このよう
なシャッタ制御方式であると、シャッタ板47を急激に
全開したり、全閉したりする制御方式に較べて精度よく
照射X線量を制御することが可能である。
されている。すなわち、図8に示すように、整形放射光
ビーム40の進行方向を基準にして光遮蔽板42の前方
あるいは後方位置に、図中実線矢印46で示すように移
動自在に配置されて補正路14、つまり光通路を選択的
に遮蔽するシャッタ板47を設けている。そして、この
シャッタ板47は、駆動装置48によって駆動される。
駆動装置48は、照射開始信号S1 が与えられると、図
11に示すように、反射ミラー17の揺動に同期させて
シャッタ板47を段階的に開かせる。そして、前述した
X線センサ31(32)の出力に基いて換算された露光
領域36のX線照射量を示す信号S2 を導入し、露光領
域36のX線照射量が必要照射量に達する前に反射ミラ
ー17の揺動に同期させて段階的にシャッタ板47を閉
じていき、最終的に必要照射量に達したタイミングでシ
ャッタ板47を完全に閉じるようにしている。このよう
なシャッタ制御方式であると、シャッタ板47を急激に
全開したり、全閉したりする制御方式に較べて精度よく
照射X線量を制御することが可能である。
【0030】かくして、本X線露光装置によれば、基板
ステージ24上にX線センサ33を設けるとともに照射
領域設定装置19の窓29の縁部に沿った位置にXセン
サ31(32)を設けているので、実露光を行う前に基
板ステージ24を移動させてX線センサ33を露光領域
36内に位置させ、この状態で照射領域35にX線を実
際に照射してX線センサ31(32)とX線センサ33
とで同時に揺動X線ビーム34を検出させ、この両セン
サの出力を比較測定しておきさえすれば、実露光時に
は、X線センサ31(32)の出力に基いて感光基板2
1上の露光領域36のX線強度を知ることができる。し
たがって、ストレッジリング10からのシンクロトロン
放射光11の強度が変化した場合は勿論のこと、ストレ
ッジリング10からマスクステージ23までの経路に存
在する各種要素が経年変化等によってその特性が変化し
た場合であっても、この変化に速やかに対応でき、露光
領域36への照射X線量の精密な制御が可能となる。
ステージ24上にX線センサ33を設けるとともに照射
領域設定装置19の窓29の縁部に沿った位置にXセン
サ31(32)を設けているので、実露光を行う前に基
板ステージ24を移動させてX線センサ33を露光領域
36内に位置させ、この状態で照射領域35にX線を実
際に照射してX線センサ31(32)とX線センサ33
とで同時に揺動X線ビーム34を検出させ、この両セン
サの出力を比較測定しておきさえすれば、実露光時に
は、X線センサ31(32)の出力に基いて感光基板2
1上の露光領域36のX線強度を知ることができる。し
たがって、ストレッジリング10からのシンクロトロン
放射光11の強度が変化した場合は勿論のこと、ストレ
ッジリング10からマスクステージ23までの経路に存
在する各種要素が経年変化等によってその特性が変化し
た場合であっても、この変化に速やかに対応でき、露光
領域36への照射X線量の精密な制御が可能となる。
【0031】また、実施例のように、基板ステージ24
上にX線センサ33を設け、さらに露光領域36を決定
する窓29の大きさと、そのxy軸上の位置とを自在に
設定できる照射領域設定装置19を設けていると、露光
領域36内のX線強度分布を測定することができる。し
たがって、得られたX線強度分布データを使って露光領
域36内のX線強度分布がほど均一になるように調整あ
るいは制御を行うことが可能になる。
上にX線センサ33を設け、さらに露光領域36を決定
する窓29の大きさと、そのxy軸上の位置とを自在に
設定できる照射領域設定装置19を設けていると、露光
領域36内のX線強度分布を測定することができる。し
たがって、得られたX線強度分布データを使って露光領
域36内のX線強度分布がほど均一になるように調整あ
るいは制御を行うことが可能になる。
【0032】また、実施例のように、上記X線強度分布
データを使い、ビームの断面形状の整形によって露光領
域36内のX線強度分布をほぼ均一にする第1の強度分
布補正装置12と第2の強度分布補正装置13とを設け
ていると、精密加工品である反射ミラー17の揺動速度
を変化させてX線強度分布を均一化する場合に較べて調
整、制御の容易化を図ることができる。
データを使い、ビームの断面形状の整形によって露光領
域36内のX線強度分布をほぼ均一にする第1の強度分
布補正装置12と第2の強度分布補正装置13とを設け
ていると、精密加工品である反射ミラー17の揺動速度
を変化させてX線強度分布を均一化する場合に較べて調
整、制御の容易化を図ることができる。
【0033】また、実施例のような開閉制御を行うシャ
ッタ装置15を設けていると、反射ミラー17を常に一
定周期、最小振幅で揺動させている状態で、精度よく照
射X線量を制御することができる。
ッタ装置15を設けていると、反射ミラー17を常に一
定周期、最小振幅で揺動させている状態で、精度よく照
射X線量を制御することができる。
【0034】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。すなわち、上述した実施例では、照射
領域設定装置19の窓29の縁部に沿った位置にX線セ
ンサ31(32)を設け、このX線センサ31(32)
を使って実露光時に露光領域36のX線強度を測定して
いるが、上記位置以外にX線センサ31(32)を設け
るようにしてもよい。たとえば、図12に示すように、
照射領域設定装置19の窓29の前面に枠状に形成され
たセンサ台50を配置し、このセンサ台50に枠部を横
断する形に細い支持材51を設け、この支持材51でX
線センサ31を支持させてもよい。この場合、中央部の
支持材51が影となるため、使用するマスクとしては図
14に示すように中央部にはパターンが存在せず、上、
下2つの領域52a,52bに転写パターンを持つマス
ク20aとの組合せとなる。
るものではない。すなわち、上述した実施例では、照射
領域設定装置19の窓29の縁部に沿った位置にX線セ
ンサ31(32)を設け、このX線センサ31(32)
を使って実露光時に露光領域36のX線強度を測定して
いるが、上記位置以外にX線センサ31(32)を設け
るようにしてもよい。たとえば、図12に示すように、
照射領域設定装置19の窓29の前面に枠状に形成され
たセンサ台50を配置し、このセンサ台50に枠部を横
断する形に細い支持材51を設け、この支持材51でX
線センサ31を支持させてもよい。この場合、中央部の
支持材51が影となるため、使用するマスクとしては図
14に示すように中央部にはパターンが存在せず、上、
下2つの領域52a,52bに転写パターンを持つマス
ク20aとの組合せとなる。
【0035】このような構成であると、図14に示した
マスク20aと組み合わせる必要があるが、X線センサ
31をセンサ台50という固定部部材に取り付けるた
め、配線、設定等を容易化できる利点がある。
マスク20aと組み合わせる必要があるが、X線センサ
31をセンサ台50という固定部部材に取り付けるた
め、配線、設定等を容易化できる利点がある。
【0036】図15には実露光時に露光領域36のX線
強度を測定するX線センサ31をビームライン中に設け
た例が示されている。この例では、反射ミラー17の透
過光を用いている。すなわち、シンクロトロン放射光1
1は図19中f1 で示す放射スペクトルを持っている
が、たとえば白金コーティング製の反射ミラー17にお
いて一部11aは反射されない。したがって、反射ミラ
ー17より前方ではf2で示す放射スペクトルとなる。
そして、Beで形成された窓材18を通過してマスクに
照射される放射スペクトルはf3 のようになる。このよ
うに、マスクに照射される放射スペクトルの形は反射ミ
ラー17と窓材18の材質等により決まるので、マスク
に照射されるX線量と反射ミラー17の透過X線量とは
比例関係にある。そこで、この例では反射ミラー17の
後方にX線センサ31を配置し、予め基板ステージ24
上のX線センサ33の出力とX線センサ31の出力との
相対関係を得ておき、実露光時にはX線センサ31の出
力から露光領域36の照射X線量を測定するようにして
いる。このようにX線センサ31を配置してもよい。
強度を測定するX線センサ31をビームライン中に設け
た例が示されている。この例では、反射ミラー17の透
過光を用いている。すなわち、シンクロトロン放射光1
1は図19中f1 で示す放射スペクトルを持っている
が、たとえば白金コーティング製の反射ミラー17にお
いて一部11aは反射されない。したがって、反射ミラ
ー17より前方ではf2で示す放射スペクトルとなる。
そして、Beで形成された窓材18を通過してマスクに
照射される放射スペクトルはf3 のようになる。このよ
うに、マスクに照射される放射スペクトルの形は反射ミ
ラー17と窓材18の材質等により決まるので、マスク
に照射されるX線量と反射ミラー17の透過X線量とは
比例関係にある。そこで、この例では反射ミラー17の
後方にX線センサ31を配置し、予め基板ステージ24
上のX線センサ33の出力とX線センサ31の出力との
相対関係を得ておき、実露光時にはX線センサ31の出
力から露光領域36の照射X線量を測定するようにして
いる。このようにX線センサ31を配置してもよい。
【0037】前述の如く、本発明X線露光装置は、スト
レッジリング、ビームライン、マスクステージ、基板ス
テージ、第1および第2の強度分布補正装置、照射領域
設定装置等の多くの機器の組合せで成り立っている。こ
のため、放射光ビームの中心に各機器の中心を合わせ込
むことが困難になる虞がある。
レッジリング、ビームライン、マスクステージ、基板ス
テージ、第1および第2の強度分布補正装置、照射領域
設定装置等の多くの機器の組合せで成り立っている。こ
のため、放射光ビームの中心に各機器の中心を合わせ込
むことが困難になる虞がある。
【0038】図16には合わせ込みを容易にする手法が
示されている。すなわち、前述した照射領域設定装置1
9をxy軸方向およびz軸回り方向の位置制御が遠隔制
御で可能なテーブル60上に搭載する。テーブル60の
中心部には照射領域の拡大されたX線を通過させるため
の矩形状の開口部61が形成されている。この開口部6
1に断面矩形状の位置合せ用治具62が選択的にインロ
ー装着される。位置合せ用治具62のビームライン22
側に位置する面63の表面には蛍光塗料が塗布されてい
る。そして、面63の中心(開口部61の中心)には先
細のテーパ孔が形成されている。テーブル60を支持す
る架台64には、面63を撮影できる関係にテレビジョ
ンカメラ65が設置されている。
示されている。すなわち、前述した照射領域設定装置1
9をxy軸方向およびz軸回り方向の位置制御が遠隔制
御で可能なテーブル60上に搭載する。テーブル60の
中心部には照射領域の拡大されたX線を通過させるため
の矩形状の開口部61が形成されている。この開口部6
1に断面矩形状の位置合せ用治具62が選択的にインロ
ー装着される。位置合せ用治具62のビームライン22
側に位置する面63の表面には蛍光塗料が塗布されてい
る。そして、面63の中心(開口部61の中心)には先
細のテーパ孔が形成されている。テーブル60を支持す
る架台64には、面63を撮影できる関係にテレビジョ
ンカメラ65が設置されている。
【0039】この手法では、揺動X線ビーム34が位置
合せ用治具62の面63に照射されたとき生じる蛍光を
テレビジョンカメラ65で撮影する。この場合、テーパ
孔部分では乱反射するので黒点として写し出される。そ
こで、蛍光発光領域の中心にテーパ孔を一致させるよう
にテーブル60の位置を制御する。この制御によって揺
動X線ビーム34の中心に照射領域設定装置19の中心
を一致させることができる。なお、一致させた状態で図
17に示すように、位置合せ用治具62の側面に各光遮
蔽板25a,25b,26a,26bの側面を当てが
い、この状態の位置を各光遮蔽板25a,25b,26
a,26bの基準位置としている。したがって、以後、
各光遮蔽板25a,25b,26a,26bは上記基準
位置を基準にして位置決め制御される。なお、位置合せ
後、位置合せ用治具62は取り外し口66を通して取り
外される。
合せ用治具62の面63に照射されたとき生じる蛍光を
テレビジョンカメラ65で撮影する。この場合、テーパ
孔部分では乱反射するので黒点として写し出される。そ
こで、蛍光発光領域の中心にテーパ孔を一致させるよう
にテーブル60の位置を制御する。この制御によって揺
動X線ビーム34の中心に照射領域設定装置19の中心
を一致させることができる。なお、一致させた状態で図
17に示すように、位置合せ用治具62の側面に各光遮
蔽板25a,25b,26a,26bの側面を当てが
い、この状態の位置を各光遮蔽板25a,25b,26
a,26bの基準位置としている。したがって、以後、
各光遮蔽板25a,25b,26a,26bは上記基準
位置を基準にして位置決め制御される。なお、位置合せ
後、位置合せ用治具62は取り外し口66を通して取り
外される。
【0040】一方、基板ステージ24側については次の
ようにして位置合せする。すなわち、基板ステージ24
は、通常、除振台67上に配置され、これら全体が恒温
チャンバ68内に配置されている。そして、除振台67
上で基板ステージ24の前面位置には架台69が配置さ
れており、この架台69に前述したマスクステージ23
およびマスク20と感光基板21との相対的位置合せを
行うためのアライメント光学系70が配置されている。
除振台67は高さ方向(y軸方向)に位置調整可能に構
成されている。また架台69は空気軸受でx,y方向お
よびz軸回り方向に位置調整可能に支持されている。
ようにして位置合せする。すなわち、基板ステージ24
は、通常、除振台67上に配置され、これら全体が恒温
チャンバ68内に配置されている。そして、除振台67
上で基板ステージ24の前面位置には架台69が配置さ
れており、この架台69に前述したマスクステージ23
およびマスク20と感光基板21との相対的位置合せを
行うためのアライメント光学系70が配置されている。
除振台67は高さ方向(y軸方向)に位置調整可能に構
成されている。また架台69は空気軸受でx,y方向お
よびz軸回り方向に位置調整可能に支持されている。
【0041】架台69の中心部には照射領域設定装置1
9を通過した揺動X線ビーム34を通過させる矩形状の
開口部71が形成されており、この開口部71に位置合
せ用治具72が選択的にインロー装着される。この位置
合せ用治具72は、前述した位置合せ用治具62と同じ
構成、つまり照射領域設定装置19側に位置する面73
に蛍光塗料が塗布されており、面73の中心(開口部7
1の中心)に先細のテーパ孔が形成されている。そし
て、架台69の前面位置には、面73を撮影できる関係
にテレビジョンカメラ74が設置されている。この場合
も、揺動X線ビーム34が位置合せ用治具72の面73
に照射されたときに生じる蛍光をテレビジョンカメラ7
4で撮影し、蛍光発光領域の中心にテーパ孔を一致させ
るように除振台67および架台69の位置を制御する。
この制御によって揺動X線ビーム34の中心に開口部7
1の中心を一致させることができる。そして、位置合せ
終了後に位置合せ用治具72が取り外される。なお、図
16中75は位置決めを行うためのレーザ干渉計を示し
ている。このような手法を採用することによって、放射
光ビームの中心に各機器の中心を容易に合わせ込むこと
ができる。
9を通過した揺動X線ビーム34を通過させる矩形状の
開口部71が形成されており、この開口部71に位置合
せ用治具72が選択的にインロー装着される。この位置
合せ用治具72は、前述した位置合せ用治具62と同じ
構成、つまり照射領域設定装置19側に位置する面73
に蛍光塗料が塗布されており、面73の中心(開口部7
1の中心)に先細のテーパ孔が形成されている。そし
て、架台69の前面位置には、面73を撮影できる関係
にテレビジョンカメラ74が設置されている。この場合
も、揺動X線ビーム34が位置合せ用治具72の面73
に照射されたときに生じる蛍光をテレビジョンカメラ7
4で撮影し、蛍光発光領域の中心にテーパ孔を一致させ
るように除振台67および架台69の位置を制御する。
この制御によって揺動X線ビーム34の中心に開口部7
1の中心を一致させることができる。そして、位置合せ
終了後に位置合せ用治具72が取り外される。なお、図
16中75は位置決めを行うためのレーザ干渉計を示し
ている。このような手法を採用することによって、放射
光ビームの中心に各機器の中心を容易に合わせ込むこと
ができる。
【0042】また、図1に示す実施例では、第1の強度
分布補正装置12と第2の強度分布補正装置13とを別
体に設けているが、一部の要素を共用させるようにして
もよい。さらに、上述した実施例では、反射ミラーを揺
動させているが、円弧反射面を持った反射ミラーを往復
動させるようにしてもよい。
分布補正装置12と第2の強度分布補正装置13とを別
体に設けているが、一部の要素を共用させるようにして
もよい。さらに、上述した実施例では、反射ミラーを揺
動させているが、円弧反射面を持った反射ミラーを往復
動させるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】(1) 可動形の基板ステージ上に第1のX
線センサを設けるとともにストレッジリングからマスク
ステージまで間にX線の一部を検出可能に第2のXセン
サを設けているので、実露光を行う前に両センサの出力
を比較測定しておきさえすれば、実露光時には、第2の
X線センサの出力に基いて感光基板上における露光領域
のX線強度を測定できる。したがって、ストレッジリン
グからのシンクロトロン放射光の強度が変化した場合は
勿論のこと、ストレッジリングからマスクステージまで
の経路に存在する各種要素が経年変化等によってその特
性が変化した場合であっても、この変化に速やかに対応
でき、露光領域への照射X線量の精密な制御が可能とな
る。
線センサを設けるとともにストレッジリングからマスク
ステージまで間にX線の一部を検出可能に第2のXセン
サを設けているので、実露光を行う前に両センサの出力
を比較測定しておきさえすれば、実露光時には、第2の
X線センサの出力に基いて感光基板上における露光領域
のX線強度を測定できる。したがって、ストレッジリン
グからのシンクロトロン放射光の強度が変化した場合は
勿論のこと、ストレッジリングからマスクステージまで
の経路に存在する各種要素が経年変化等によってその特
性が変化した場合であっても、この変化に速やかに対応
でき、露光領域への照射X線量の精密な制御が可能とな
る。
【0044】(2) 可動形の基板ステージ上に第1のX線
センサを設け、さらに露光領域を決定する窓の大きさ
と、その位置とを自在に設定できる照射領域設定装置を
設けているので、露光領域内のX線強度分布を正確に測
定することができる。したがって、得られたX線強度分
布データを使って露光領域内のX線強度分布がほぼ均一
になるように調整あるいは制御することが可能となる。
センサを設け、さらに露光領域を決定する窓の大きさ
と、その位置とを自在に設定できる照射領域設定装置を
設けているので、露光領域内のX線強度分布を正確に測
定することができる。したがって、得られたX線強度分
布データを使って露光領域内のX線強度分布がほぼ均一
になるように調整あるいは制御することが可能となる。
【0045】(3) X線強度分布データを使い、ビームの
断面形状を整形することによって露光領域内のX線強度
分布をほぼ均一にする第1の強度分布補正装置と第2の
強度分布補正装置とを設けているので、精密加工品であ
る反射ミラーの揺動速度を変化させてX線強度分布を均
一化する場合に較べて調整、制御の容易化を図ることが
できる。
断面形状を整形することによって露光領域内のX線強度
分布をほぼ均一にする第1の強度分布補正装置と第2の
強度分布補正装置とを設けているので、精密加工品であ
る反射ミラーの揺動速度を変化させてX線強度分布を均
一化する場合に較べて調整、制御の容易化を図ることが
できる。
【図1】本発明の一実施例に係るX線露光装置の概念
図、
図、
【図2】同装置に組込まれた照射領域設定装置とマスク
ステージと基板ステージとを取り出して示す概略斜視
図、
ステージと基板ステージとを取り出して示す概略斜視
図、
【図3】照射領域設定装置と基板ステージとにそれぞれ
設けられたX線センサの機能を説明するための図、
設けられたX線センサの機能を説明するための図、
【図4】照射領域設定装置と基板ステージに設けられた
X線センサとを使って露光領域のX線強度分布を測定す
る例を説明するための図、
X線センサとを使って露光領域のX線強度分布を測定す
る例を説明するための図、
【図5】第1の強度分布補正装置の構成説明図、
【図6】第1の強度分布補正装置の動作を説明するため
の図、
の図、
【図7】第1の強度分布補正装置の動作を説明するため
の図、
の図、
【図8】第2の強度分布補正装置およびシャッタ装置の
構成説明図、
構成説明図、
【図9】第2の強度分布補正装置の動作説明図、
【図10】第1の強度分布補正装置と第2の強度分布補
正装置との組合わせで得られる露光領域内のX線強度分
布を説明するための図、
正装置との組合わせで得られる露光領域内のX線強度分
布を説明するための図、
【図11】シャッタ装置の動作説明図、
【図12】第2のX線センサの異なる設置例を説明する
ための図、
ための図、
【図13】図12におけるX−X線に沿って矢印方向に
見た図、
見た図、
【図14】図12に示す位置にX線センサを設けた場合
におけるマスクのパターン領域例を説明するための図、
におけるマスクのパターン領域例を説明するための図、
【図15】第2のX線センサのさらに異なる設置例を説
明するための図、
明するための図、
【図16】光軸合せの手法を説明するための図、
【図17】光軸合せ後の手順を説明するための図、
【図18】シンクロトロン放射光を用いるX線露光装置
の基本構成を説明するための概念図、
の基本構成を説明するための概念図、
【図19】シンクロトロン放射光および実露光に用いら
れるX線のスペクトル図、
れるX線のスペクトル図、
【図20】シンクロトロン放射光の時間に対する強度変
化の例を示す図、
化の例を示す図、
【図21】反射ミラーへの入射角と反射率との関係を示
す図、
す図、
【図22】露光領域のX線強度分布を示す図、
【図23】揺動X線ビームの揺動方向と直交する方向の
強度分布を示す図。
強度分布を示す図。
10…ストレッジリング、 11…シンクロ
トロン放射光、12…第1の強度分布補正装置、
13…第2の強度分布補正装置、14…補正路、15…
シャッタ装置、17…反射ミラー、
18…窓材、19…照射領域設定装置、 2
0…マスク、21…感光基板、 22…ビーム
ライン、23…マスクステージ、 24…
基板ステージ、25a,25b…光遮蔽板、
26a,26b…光遮蔽板、27a,27b…アクチュ
ェータ、 28a,28b…アクチュェータ、29…
窓、31,32…X線センサ(第2)、33…X線セン
サ(第1)、 34…揺動X線ビーム、35…
照射領域、 36…露光領域、37
…ビーム整形機構、 38…整形窓、40
…整形放射光ビーム、42…光遮蔽板、44,45…駆
動装置、 47…シャッタ板、48…駆動
装置 62,72…位置合せ用治
具、65,74…テレビジョンカメラ。
トロン放射光、12…第1の強度分布補正装置、
13…第2の強度分布補正装置、14…補正路、15…
シャッタ装置、17…反射ミラー、
18…窓材、19…照射領域設定装置、 2
0…マスク、21…感光基板、 22…ビーム
ライン、23…マスクステージ、 24…
基板ステージ、25a,25b…光遮蔽板、
26a,26b…光遮蔽板、27a,27b…アクチュ
ェータ、 28a,28b…アクチュェータ、29…
窓、31,32…X線センサ(第2)、33…X線セン
サ(第1)、 34…揺動X線ビーム、35…
照射領域、 36…露光領域、37
…ビーム整形機構、 38…整形窓、40
…整形放射光ビーム、42…光遮蔽板、44,45…駆
動装置、 47…シャッタ板、48…駆動
装置 62,72…位置合せ用治
具、65,74…テレビジョンカメラ。
Claims (5)
- 【請求項1】ストレッジリングと、このストレッジリン
グからシンクロトロン放射光を取出す手段と、この手段
によって取出されたシンクロトロン放射光中のX線成分
を取出す手段と、この手段によって取出されたX線ビー
ムの照射対象となる感光基板を支持する可動形の基板ス
テージと、この基板ステージの前面に配置されて露光用
のマスクを保持するマスクステージと、前記ストレッジ
リングから前記マスクステージまでの経路に揺動自在ま
たは移動自在に配置されて前記X線ビームの照射領域を
拡大する反射ミラーとを備えたX線露光装置において、
前記基板ステージに設けられた第1のX線センサと、前
記ストレッジリングから前記マスクステージまでの間に
前記X線ビームの一部を検出可能に設けられ、実露光時
に前記第1のX線センサの出力模擬に供される第2のX
線センサとを具備してなることを特徴とするX線露光装
置。 - 【請求項2】ストレッジリングと、このストレッジリン
グからシンクロトロン放射光を取出す手段と、この手段
によって取出されたシンクロトロン放射光中のX線成分
を取出す手段と、この手段によって取出されたX線ビー
ムの照射対象となる感光基板を支持する可動形の基板ス
テージと、この基板ステージの前面に配置されて露光用
のマスクを保持するマスクステージと、前記ストレッジ
リングから前記マスクステージまでの経路に揺動自在ま
たは移動自在に配置されて前記X線ビームの照射領域を
拡大する反射ミラーとを備えたX線露光装置において、
前記基板ステージに設けられた第1のX線センサと、前
記ストレッジリングから前記マスクステージまでの間に
前記X線ビームの一部を検出可能に設けられ、実露光時
に前記第1のX線センサの出力模擬に供される第2のX
線センサと、前記マスクステージの前面に設けられて前
記X線ビームの前記感光基板への照射領域を自在に設定
可能な照射領域設定装置とを具備してなることを特徴と
するX線露光装置。 - 【請求項3】ストレッジリングと、このストレッジリン
グからシンクロトロン放射光を取出す手段と、この手段
によって取出されたシンクロトロン放射光中のX線成分
を取出す手段と、この手段によって取出されたX線ビー
ムが照射される感光基板を支持する可動形の基板ステー
ジと、この基板ステージの前面に配置されて露光用のマ
スクを保持するマスクステージと、前記ストレッジリン
グから前記マスクステージまでの範囲に揺動自在または
移動自在に配置されて前記X線の照射領域を拡大する反
射ミラーとを備えたX線露光装置において、前記基板ス
テージに設けられた第1のX線センサと、前記ストレッ
ジリングから前記マスクステージまでの間に前記X線ビ
ームの一部を検出可能に設けられ、実露光時に前記第1
のX線センサの出力模擬に供される第2のX線センサ
と、前記マスクステージの前面に設けられて前記X線ビ
ームの前記感光基板への照射領域を自在に設定可能な照
射領域設定装置と、前記ストレッジリングから前記反射
ミラーまでの経路に設けられ、上記ストレッジリングか
ら取出された前記シンクロトロン放射光のビーム断面形
状を整形して前記照射領域のX線強度分布を補正する強
度分布補正手段とを具備してなることを特徴とするX線
露光装置。 - 【請求項4】前記強度分布補正手段は、前記反射ミラー
の揺動方向または移動方向と直交する方向の強度分布を
補正する第1の補正手段と、前記反射ミラーの動きに同
期して上記反射ミラーの揺動方向または移動方向の強度
分布を補正する第2の補正手段とを備えていることを特
徴とする請求項3に記載のX線露光装置。 - 【請求項5】前記第2のX線センサは、前記照射領域設
定装置における前記X線ビームの照射を受ける面に固定
されていることを特徴とする請求項2,3のいずれかに
記載のX線露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175584A JPH0521320A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | X線露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175584A JPH0521320A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | X線露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0521320A true JPH0521320A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15998643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175584A Pending JPH0521320A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | X線露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521320A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007088267A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Komatsu Ltd | 極端紫外光源装置 |
| US8720214B2 (en) | 2010-04-14 | 2014-05-13 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Ice rink cooling facility |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175584A patent/JPH0521320A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007088267A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Komatsu Ltd | 極端紫外光源装置 |
| US8720214B2 (en) | 2010-04-14 | 2014-05-13 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Ice rink cooling facility |
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