JPH05213709A - 殺軟体動物剤 - Google Patents

殺軟体動物剤

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JPH05213709A
JPH05213709A JP4274825A JP27482592A JPH05213709A JP H05213709 A JPH05213709 A JP H05213709A JP 4274825 A JP4274825 A JP 4274825A JP 27482592 A JP27482592 A JP 27482592A JP H05213709 A JPH05213709 A JP H05213709A
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slugs
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gliocladium
microorganisms
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Klaus Stenzel
クラウス・シユテンツエル
Hans-Juergen Schnorbach
ハンス−ユルゲン・シユノルバツハ
Wolfram Andersch
ボルフラム・アンデルシユ
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Bayer AG
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    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N63/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing microorganisms, viruses, microbial fungi, animals or substances produced by, or obtained from, microorganisms, viruses, microbial fungi or animals, e.g. enzymes or fermentates
    • A01N63/30Microbial fungi; Substances produced thereby or obtained therefrom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/14Fungi; Culture media therefor
    • C12N1/145Fungi isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナメクジやカタツムリの駆除に有効な殺軟体
動物剤の提供。 【構成】 本発明は殺軟体動物活性を有する菌微生物
の、ナメクジ及びカタツムリの駆除に対する新規な使用
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ナメクジ及びカタツムリを駆除
するための菌微生物(fungal microorganisms)の新規
な使用法、これらの微生物を含む殺軟体動物剤、及び新
規な微生物種に関する。
【0002】園芸及び農業上の害虫であるナメクジ及び
カタツムリは増々問題となってきた。その生育は植物に
深刻な被害をもたらし、更にナメクジ及びカタツムリの
もたらす糞や粘液は植物を望ましくなく汚染する。すべ
ての現存するナメクジ及びカタツムリの駆除剤組成物は
化学的活性化合物を含有する。しかしこれらの組成物の
活性は必ずしも完全には満足されず、その使用はそれが
含有する活性化合物のために制限されることもある。そ
れ故に、良好な活性を有し、使用が容易であり、また使
用者及び環境に問題のない新規な生物学的殺軟体動物剤
の要求が大きくなっている。
【0003】今回、殺軟体動物活性を有する菌微生物が
ナメクジ及びカタツムリ(軟体動物)の駆除に使用でき
ることが発見された。これらの微生物はそのままで或い
は処方組成物の形で殺軟体動物性殺虫剤(殺軟体動物
剤)として使用することができる。
【0004】従来の技術は病気及びその病原菌が軟体動
物の強力な生物学的駆除に対して殆んど重要とならない
であろうと表現しているから、本発明の発見は驚くべき
ことである[参照、D.ゴダン(Godan)、「軟体
動物害虫とその駆除」、ウルマー出版(Ulmer−V
erlag、Stuttgart)、1979年]。本
発明に従って使用するのに適当な菌微生物は、殺軟体動
物作用を有する、即ちナメクジ及びカタツムリの死滅が
特に望ましい場合、接触及び摂取時にナメクジ及びカタ
ツムリの生育挙動、移動性、産性、及び/又は生活力に
悪影響を及ぼすすべてのものである。殺軟体動物活性を
有する適当な菌微生物は、簡単な日常的実験の助けを借
りて同業者が発見し且つ分離することができる[参照、
例えば後述する実験法]。
【0005】本発明に従って使用しうる好適な菌類は、
ハイポマイセタレス(Hyphomycetales)
目、特に好ましくはモニリアセエ(Moliniace
ae)科、非常に特に好ましくはグリオクラジウム(G
liocladium)及びベルチシリウム(Vert
icillium)属からの殺軟体動物活性の菌類であ
る。これらの属の中で、グリオクラジウム・ニグロビレ
ンス(nigrovirens)及びグリオクラジウム
・ソラニ(solani)並びにベルチシリウム・クラ
マイドスポリウム(chlamydosporium)
は好適であり、中でもグリオクラジウム・ニグロビレン
スF0464及びグリオクラジウム・ソラニF0463
は特に好適である。これらの種は新規であり、本発明の
一部をなす。また本発明は、本発明に必須の性質(即ち
殺軟体動物性)を有する限りにおいて上述した種の突然
変異体を含む。
【0006】すでに公知であるベルチシリウム・クラマ
イドスポリウム種F0323も非常に良好な殺軟体動物
性を有する。
【0007】本発明による新規な種は人工栄養培地上で
有隔の枝分れした菌糸の形で生長する。培養条件に関し
ては、最初にグリオクラジウム・ニグロビレンスF04
64及びグリオクラジウム・ソラニF0463種がベル
チシリウムと同様の一次分生胞子柄、次いで毛筆状の二
次分生胞子柄を形成する。グリオクラジウム・ニグロビ
レンスF0464は暗緑色に着色した分生子器(con
idia)を形成し、グリオクラジウム・ソラニF04
63は褐色を帯びたバフ色に着色した分生子器を形成す
る。この分生子器は長さ4〜7μm及び巾3〜4μmの
大きさを有する。ベルチシリウム・クラマイドスポリウ
ム種F0323は分生胞子柄上の粘った小滴中にその白
色がかった菌糸体分生子器を成形する。この分生子器の
大きさは長さ3〜4μm及び巾1.5〜2μmである。
菌糸体の特徴は、厚い細胞壁をもついくつかの細胞から
なり且つ直径が全体で20〜25μmであるジクチオク
ラマイド胞子を形成するということである。新規な種並
びにベルチシリウム・クラマイドスポリウム種F032
3は微生物培養中央局[(Centraalburea
u voor Schimmelcultures
(CBS)、Oosterstraat 1、NL−3
740 AG Baarn、オランダ国]に、特許願の
目的のために微生物預託の国際認知に関するブタベスト
会議の決議に基づいて預託されている: 預託日 参照番号 グリオクラジウム・ ソラニ F0463 1991年8月16日 CBS 458.91 グリオクラジウム・ ニグロビレンス F0464 1991年8月16日 CBS 457.91 ベルチシリウム・クラマ イドスポリウム F0323 1991年8月16日 CBS 459.91 本発明に従って使用しうる微生物は常法に従い、適当な
栄養培地中での発酵、続く分離によって得られる。これ
を行うには、微生物学及び生物工学の一般的に通常の工
程及び方法が使用される。
【0008】発酵は後の実施例で例示されるであろう。
【0009】本発酵は固体、準固体又は液体の栄養培地
を用いて行うことができる。水性液体栄養培地は好適に
使用される。
【0010】栄養培地に一般に通常の方法で、例えばプ
レート培養、傾斜培養、又はフラスコ培養により接種す
る。
【0011】微生物は、常法に従い、例えば表面培養例
えば寒天プレートを用いて、或いは深部培養例えば振と
うフラスコ、ばっ気培養又は撹拌培養を用いて好気性条
件下に生育せしめられる。それらは好ましくはばっ気発
酵における好気性浸漬法により、例えば深部培養のため
の通常の発酵タンク中で生育される。培養は連続式又は
回分式のいずれであってもよい。
【0012】表面培養の場合、特に適当な培地は例えば
バイオマルツ(biomalz)2〜5重量%及び寒天
2重量%からなるバイオマルツ培地である。
【0013】深部培養の場合、微生物は微生物特に菌の
培養に対して伝統的に使用されるすべての栄養培地中で
増殖させることができる。栄養培地は1種又はそれ以上
の代謝しうる炭素源、及び窒素源並びに鉱物塩を含有し
なければならない。これらの物質は例えば広範囲な起源
の生物学的産品によって示される如き複雑な混合物の形
であってよい。適当な炭素源はすべての通常の炭素源で
ある。言及しうる例は炭水化物特に多糖類例えば殿粉又
はデキストリン、二糖類例えば麦芽糖又はショ糖、単糖
類例えばグルコース又はキシロース、糖アルコール例え
ばマンニトール又はグリセロール、更には天然産の混合
物例えばモルト抽出物、糖密又は小麦粉である。適当な
窒素源はすべての通常の有機及び無機窒素源である。言
及しうる例は蛋白質、蛋白質加水分解物、アミノ酸例え
ばグルタミン酸、アスパルチン酸、アルギニン、リシ
ン、オルニチン又はセリン、ヌクレオシド塩基例えばシ
トシン又はウラシル、並びに大豆粉、綿実粉、レンズ豆
粉、エンドウ豆粉、可溶性及び不溶性植物蛋白質、トウ
モロコシ浸漬液、イースト抽出物、ペプトン及び肉抽出
物、及び更にアンモニウム塩及び硝酸塩例えばNH4
l、(NH4)2SO4、NaNO3及びKNO3である。栄
養培地が含有すべき鉱物塩は例えば次のイオンMg++
Na+、K+、Ca++、NH4 +、Cl-、SO4 --、PO4
---及びNO3 -並びに通常の痕跡元素例えばCu、F
e、Mn、Mo、Zn、Co、Niのイオンを生成す
る。用いる炭素源又は窒素源、或いは水が痕跡元素に関
してこれらの塩を十分多量に含有しないならば、対応し
て栄養培地を補充することが得策である。栄養培地の組
成は広い範囲内で変えることができる。栄養培地の性質
及び組成は、一般にそれぞれの場合、特に高価でない成
分に依存しよう。一般に栄養溶液は好ましくは約0.5
〜8%、特に0.6〜6%の炭素源、好ましくは約0.
5〜4%、特に0.5〜2%の窒素源、そして好ましく
は0.001〜0.5%、特に0.003〜0.3%の
鉱物塩を含有する。
【0014】増殖培地のpHは好ましくは約6〜約8、
特に6.5〜7.5に維持すべきである。pHの酸性域
への急激な低下は、有機又は無機塩基好ましくはCaC
3の添加により、無菌の有機又は無機酸例えばH2SO
4、或いは無菌のアルカリ溶液例えばNaOHを培地液
に周期的に注入することにより回避することができる。
【0015】微生物は酸素と及び栄養と十分接触させる
ことが得策である。これは一般的に通常の方法例えば振
とう及び撹拌によって行うことができる。
【0016】増殖温度は約15〜約40℃、好ましくは
18〜25℃であってよい。増殖期間は例えば微生物の
増殖する栄養培地の組成及び温度に依存して広い範囲内
で変えることができる。それぞれの場合に最適な条件は
微生物学の同業者が容易に決定することができる。
【0017】発酵の終了はバイオマスの生産量によって
決定される。細胞の活性を維持するためには、最大のバ
イオマス生産量のある時点で又はその前で有利に増殖を
終了することができる。生産の終了する時点は、通常の
バイオマス定量法によって容易に決定しうる。工業的な
生産工程は、簡単な方法で測定しうる発酵に特有の特性
値例えばpH、酸素分圧、二酸化炭素分圧、又は代謝し
うる栄養成分の濃度によって制御することができる。
【0018】微生物は常法により、例えば適当な孔寸法
を有するふるい又はふるい様織布を用いる濾過により、
濾過、遠心分離、又は分離により栄養培地から分離する
ことができる。微生物の代謝活性による品質の劣化又は
生成物の破壊を誘導するかも知れない望ましからぬ微生
物によるバイオマスの汚染を避けるために、微生物の処
理(及び適当ならば更なる処理)は専ら無菌条件下に、
例えば殺菌した分離器中で行われる。
【0019】微生物の更に容易な処理に対しては、濃縮
すべきバイオマスに、濃縮工程における菌糸体の塊状物
の形成を防止するための通常使用される物質を添加する
ことが有利な場合もある。この目的に適当な物質は表面
中和物質例えば粘土様物質ベントナイト、タルク、ピロ
フィライト、セライト、石炭、カオリン、アタパルガイ
ト、又は他の合成シリカである。
【0020】次いで微生物バイオマスを脱水により乾燥
する。これには、バイオマスを対流熱伝導によって乾燥
する通常の方法、例えば噴霧乾燥、流れ乾燥及び流動床
乾燥、或いは接触熱伝導による方法、例えばプレート乾
燥、パドル乾燥、かき混ぜ乾燥、コンベアー乾燥、ドラ
ム乾燥、及び真空凍結乾燥が用いられる。また乾燥法
は、これらの方法の2つ又はそれ以上の組合せからなっ
ていてもよい。微生物バイオマスは回分式又は連続式、
好ましくは回分式で脱水される。本工程は詳細には細胞
の生活力ができる限り長い期間保証されるように行うべ
きである。
【0021】得られる微生物バイオマスは更に使用のた
めに処理してもよい。例えばそれを穏やかな粉砕によっ
て細かくして粉末又は粉末様生成物としてもよい。随時
粉砕した微生物バイオマスは、通常の担体及び助剤と混
合して処方生成物に転化してもよい。適当な担体及び助
剤は、作物保護試剤、特に殺軟体動物剤に通常使用され
且つ微生物に対して毒性のないすべての物質である。
【0022】使用しうる担体は、適当な無機及び有機物
質例えば粒状の発泡ガラス及び鉱物、例えばパーライト
粒状物又は天然物例えばふすま、粉砕したモロコシの穂
軸、鋸くず、及び粉砕したコルクである。他の好適な担
体は食べられる物質、即ちナメクジ及びカタツムリの餌
組成物が一般に含有する魅惑剤及び/又は飼料物質(即
ちナメクジ及びカタツムリが生理学的に利用しうる物
質)である。
【0023】好適である食べられる物質は、粉砕した穀
類例えば小麦粉、大麦粉、ライ麦粉並びに米殿粉、大豆
ケーク、魚肉、糖密、菜種ケークなどである。ここに食
べられる物質は単独で又は混合物で存在してもよい。
【0024】使用しうる助剤は、例えば結合剤例えばメ
チルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、天
然ロウ、化学的に改変したロウ及び合成ロウ、砂糖、デ
キストリン、殿粉、アルギネート、寒天、リグニンスル
ホネート及びアラビアゴム、調製物の乾燥を防止する試
剤例えばポリアルコール例えば砂糖又はグリセロール、
保存剤、着色剤、ナメクジ及びカタツムリの魅惑剤、温
血動物の忌避剤、及び/又は他の助剤である。公知の殺
軟体動物活性化合物例えばメタルデヒド(metald
ehyde)又はメルカプトジメスール(mercap
todimethur)との組合せも可能である。
【0025】殺軟体動物性微生物のほかに、更なる担体
及び/又は助剤を好適に含有する殺軟体動物剤は、その
即用形で、好ましくは噴霧しうる粉剤又は散布用粉剤、
粒剤(微生物を担体表面に適用した或いは担体物質と混
合したもの)、又は錠剤として存在する。特に好適な組
成物は散布しうる粉剤、粒剤又は錠剤である。
【0026】本発明によれば殺軟体動物性菌類は、その
ままで(即ち他の混合物質を用いずに)或いは組成物の
形で(混合担体及び助剤と一緒に)使用することができ
る。組成物生成物を用いることは好適である。
【0027】組成物生成物は、菌バイオマスを、好まし
くは5〜90、特に20〜70、非常に特に好ましくは
30〜50重量%で含有する。
【0028】しかしながら微生物は、ヨーロッパ特許第
0,268,177号に従って得られる担体を含まない
粒状物の形で用いることもできる。
【0029】殺軟体動物性の菌微生物は、生命サイクル
の段階、即ち発育段階のある範囲の形で使用しうる。例
えば随時集合した菌糸体、並びに胞子(有莢胞子、分芽
胞子又は分生子器)は使用することができる。それぞれ
の場合に最適な使用形態は、簡単な日常的実験により同
業者が容易に決定しうる。
【0030】それぞれの場合に適用すべき殺軟体動物剤
の量は、それが温血動物種に有毒でなく且つその時の環
境例えば被害の深刻さ、気候及び保護すべき植物に依存
するから厳密でない。殺軟体動物剤は水性懸濁液の噴霧
により或いは粉剤、粒剤又は錠剤の土壌への散布によ
り、作物植物間にできるだけ均一に分布させることが得
策である。植物が密集していないならば、保護すべき植
物の周囲を「わな輪(trap strips)」で取
りまくことも得策である。
【0031】本発明による組成物は、植物に被害を与え
る実質的にすべての重要なナメクジ及びカタツムリ、好
ましくは陸生のナメクジ及びカタツムリを駆除するため
に使用できる。適当ならば種々の微生物種を最適に組合
せることも有利である。本発明に従って駆除しうる重要
で有害な陸生のナメクジ及びカタツムリは、例えばリマ
シズ・アリオン・ルーフス(limacids Ari
on rufus)(赤色ナメクジ);アリオン・ホル
テンシス(hortensis)及び他のアリオニダエ
(Arionidae)、リマクス(Limax)種及
びデロセラス(Deroceras)種、中でもデロセ
ラス・レチキュラタム(reticulatum)及び
D.アグレステ(agreste)、リマシダエ(Li
macidae)科の種、並びにミラシダエ(Mila
cidae)科の種、更にブラディアエナ(Brady
aena)属セパエア(Cepaea)属、コクロディ
ナ(Cochlodina)属、ディスカス(Disc
us)属、ユーオムフアリア(Euomphalia)
属、ガルバ(Galba)属、ヘリシゴナ(Helic
igona)属、ヘリクス(Helix)属、ヘリセラ
(Helicella)属、ヘリコディスカス(Hel
icodiscus)属、リムナエア(Lymnaen
a)属、オペアス(Opeas)属、バロニア(Val
lonia)属及びゾニトイデス(Zonitoide
s)属を含む。
【0032】本発明に従って駆除しうる重要で有害な水
生のカタツムリは例えばポマセア(Pomacea)属
及びアンプラリウス(Ampullarius)属のカ
タツムリを含む。
【0033】保護しうる植物に関しては、本発明による
殺軟体動物剤の植物との際だった親和性のために制限が
ない。例えばすべての生長段階の、農業、森林及び園芸
(温室を含む)におけるすべての鑑賞及び作物植物がナ
メクジ及びカタツムリの被害から保護しうる。
【0034】本明細書において、すべての百分率は断ら
ない限り重量によるものとする。
【0035】
【実施例】実施例A 殺軟体動物性菌類発見の一般的な方法 成虫のナメクジ及びカタツムリ、例えば赤色ナメクジ
(アリオン・ルーフス)を湿った土壌上に置き、室温に
保って卵を産ませる。産卵から1週間後に卵を集め、無
菌水で完全に洗う。表面及び土壌粒子上のすべての微生
物を除去した後、卵表面上の水膜が除けるように卵を濾
紙上に置く。
【0036】続いて卵をモルト抽出物寒天(モルト抽出
物、グルコース、寒天;各20mgを水1000mlに
溶解;pH7.0)上に置き、20℃の温度に保つ。卵
を菌の菌糸体の生成に関して偏光顕微鏡により規則的に
検査する。
【0037】すべての菌種を細いガラス針で卵からモル
ト抽出物寒天に移し、20℃の温度で培養する。
【0038】存在するかも知れない汚染物を除去するた
めに、単一の菌類の胞子を細いガラス針で新しいモルト
抽出物寒天に移し、対応して培養する。
【0039】この方法で分離した微生物種(又は他の現
存する微生物種)の殺軟体動物活性を下記の生物学的実
施例に従って試験する。
【0040】本明細書で詳細に記述する殺軟体動物性グ
リオクラジウム種は上述の方法で分離した。
【0041】純粋培養の微生物種(又はそのような種の
混合物)は、ナメクジ及びカタツムリに直接感染させる
ことによってその殺軟体動物活性を試験することができ
る(例えば実施例1による)。この方法によれば、殺軟
体動物活性微生物は簡単な日常的実験で簡単に発見しう
る。
【0042】実施例B 殺軟体動物性菌の培養 a)散在菌糸体の獲得 増殖に対して、問題の菌分離物、例えばグリオクラジウ
ムの菌類をオートミール寒天(水1l当りオートミール
30g及び寒天20g)上において温度25℃で増殖さ
せる。
【0043】散在(diffuse)菌糸体を得るため
に、菌分離物を振とう培養により液体栄養培地(グルコ
ース、大豆粉それぞれ10.0gを水1000mlに溶
解、pH7.0)上で生長させた。1.0lのアーレン
マイヤーフラスコに栄養培地100ml部分を満し、1
21℃で20分間殺菌した。冷却後、栄養溶液に、この
溶液1ml当り106の分生子器を接種し、回転振とう
機により毎分100回転及び温度25℃で3〜4日間培
養した。生成した菌糸体を常法に従い、例えばふるい分
けにより分離し、そして洗浄、乾燥した。
【0044】b)ナメクジ及びカタツムリに対する病原
体の菌分離物は、ヨーロッパ特許第0,268,177
号による方法と同様にして粒状物の形で得ることもでき
る。
【0045】微生物を液体培養の条件下に振とうフラス
コ中で増殖させる。選んだ栄養媒体は、例えばベルチシ
リウム・クラマイドスポリウムの場合肉抽出物(1.0
w/v%)及びデキストリン(1.0w/v%)の組合
せ物(pH8.0)であり、またグリオクラジウム属の
分離物の場合イースト抽出物(1.0w/v%)及びス
クロース(1.0w/v%)の組合せ物(pH8.0)
である。1.0lのアーレンマイヤーフラスコに栄養培
地100ml部分を満し、121℃で20分間殺菌す
る。冷却後栄養溶液に、水洗により寒天板から除去した
分生子器を、栄養溶液1ml当り106の分生子器の細
胞密度で接種する。この振とう培養物を、回転振とう機
により毎分100回転及び温度25℃で培養する。培養
時間3〜4日間後、微生物粒状物又は錠剤とも言われる
「菌糸体ビーズ」が生成する。
【0046】この錠剤を培養液体から分離し、常法によ
り、例えば流動床乾燥機により保存する。
【0047】本発明による殺軟体動物剤の生物学的活性
を次の施用実施例により例示する。 実施例1 ベルチシリウム・クラマイドスポリウムF0323のナ
メクジ及びカタツムリに対する効果 それぞれの場合5匹の赤色ナメクジ(アリオン・ルーフ
ス)を5つの別個の試験容器に入れて各試験バッチを行
った。後続の7日間ナメクジには菌で処理した餌を与え
た。最初の3日間後、ジャガイモの薄片を別の食物源と
してナメクジに与えた。7日目に生存及び死滅のナメク
ジを数えた。対照群には菌を含まない同一の餌を与え
た。試験期間中、温度を19℃且つ相対大気温度を95
%に保った。
【0048】試験結果を下表1に示す。
【0049】
【表1】 表1 用いた菌 7日目の死滅度% 対照例 0 V.クラマイドスポリウムF0323 60実施例2 グリオクラジウム・ソラニF0463及びグリオクラジ
ウム・ニグロビレンスF0464の、ナメクジ及びカタ
ツムリに対する効果 方法は実施例1を参照。
【0050】試験結果を下表2に示す。
【0051】
【表2】表2 用いた菌 7日目の死滅度% 対照例 0 G.ソラニ F0463 80 G.ニグロビレンス F0464 80実施例3 ベルチシリウム・クラマイドスポリウムF0323のナ
メクジ及びカタツムリに対する効果(担体を含まない粒
状物) それぞれの場合5匹の赤色ナメクジ(アリオン・ルーフ
ス)を5つの別個の試験容器に入れて各試験バッチを行
った。後続の7日間ナメクジにはヨーロッパ特許第0,
268,177号に従って得た担体を含まない粒状物
(担体を含まない粒状物は実施例Bに記述)からなる餌
をナメクジに与えた。最初の3日間後、ジャガイモの薄
片を別の食物源としてナメクジに与えた。10日目に生
存及び死滅のナメクジを数えた。対照群には菌を含まな
い同一の餌を与えた。試験期間中、温度を19℃且つ相
対大気温度を95%に保った。
【0052】試験結果を下表3に示す。
【0053】
【表3】 表3 用いた菌 10日目の死滅度% 実験1 対照例 0 V.クラマイドスポリウムF0323 75 実験2 対照例 0 V.クラマイドスポリウム 80 本発明の特徴及び態様は以下の通りである。
【0054】1.殺軟体動物性菌微生物の、ナメクジ及
びカタツムリの駆除に対する使用法。
【0055】2.ハイフオマイセタレス目(orde
r)からの上記1による殺軟体動物性菌微生物の、ナメ
クジ及びカタツムリの駆除に対する使用法。
【0056】3.モニリアセエ科(family)、好
ましくはグリオクラジウム及びベルチシリウム属(ge
nera)からの、上記1による殺軟体動物性菌微生物
の、ナメクジ及びカタツムリの駆除に対する使用法。
【0057】4.上記1によるグリオクラジウム・ニグ
ロビレンス、グリオクラジウム・ソラニ及びベルチシリ
ウム・クラマイドスポリウム種の殺軟体動物性菌微生物
の、ナメクジ及びカタツムリの駆除に対する使用法。
【0058】5.上記1による殺軟体動物性菌微生物グ
リオクラジウム・ニグロビレンスF0464、グリオク
ラジウム・ソラニF0463及びベルチシリウム・クラ
マイドスポリウムF0323の、ナメクジ及びカタツム
リの駆除に対する使用法。
【0059】6.少くとも1つの殺軟体動物性菌微生物
を含む殺軟体動物剤。
【0060】7.ハイフオマイセタレス目からの少くと
も1つの殺軟体動物性菌微生物を含有する上記6の殺軟
体動物剤。
【0061】8.モニリアセエ科、好ましくはグリオク
ラジウム及びベルチシリウム属からの少くとも1つの殺
軟体動物性菌微生物を含有する上記6の殺軟体動物剤。
【0062】9.グリオクラジウム・ニグロビレンス、
グリオクラジウム・ソラニ又はベルチシリウム・クラマ
イドスポリウム種の少くとも1つの殺軟体動物性微生物
を含有する上記6の殺軟体動物剤。
【0063】10.少くとも1つの殺軟体動物性菌微生
物種グリオクラジウム・ニグロビレンスF0464、グ
リオクラジウム・ソラニF0463、及びベルチシリウ
ム・クラマイドスポリウムF0323を含有する上記6
の殺軟体動物剤。
【0064】11.微生物種グリオクラジウム・ニグロ
ビレンスF0464(CBS 457.91号に相
当)、グリオクラジウム・ソラニF0463(CBS
458.91に相当)、及びその突然変異体(muta
nts)。
フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ユルゲン・シユノルバツハ ドイツ連邦共和国デー4019モンハイム・ア ンドレアス−シユリユター−シユトラーセ 4 (72)発明者 ボルフラム・アンデルシユ ドイツ連邦共和国デー5000ケルン60・ボデ イヌスシユトラーセ6

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺軟体動物性菌微生物の、ナメクジ及び
    カタツムリの駆除に対する使用。
  2. 【請求項2】 モニリアセエ科、好ましくはグリオクラ
    ジウム及びベルチシリウム属からの、請求項1による殺
    軟体動物性菌微生物の、ナメクジ及びカタツムリの駆除
    に対する使用。
  3. 【請求項3】 少くとも1つの殺軟体動物性菌微生物を
    含む殺軟体動物剤。
  4. 【請求項4】 モニリアセエ科、好ましくはグリオクラ
    ジウム及びベルチシリウム属からの少くとも1つの殺軟
    体動物性菌微生物を含有する請求項3の殺軟体動物剤。
  5. 【請求項5】 微生物種グリオクラジウム・ニグロビレ
    ンスF0464(CBS 457.91号に相当)、グ
    リオクラジウム・ソラニF0463(CBS458.9
    1に相当)、及びその突然変異体。
JP4274825A 1991-09-26 1992-09-21 殺軟体動物剤 Pending JPH05213709A (ja)

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ES2070567T3 (es) 1995-06-01
EP0534265A1 (de) 1993-03-31
DE4132082A1 (de) 1993-04-01
TW203005B (ja) 1993-04-01
EP0534265B1 (de) 1995-04-05

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