JPH05214093A - ポリ(オルトカーボネートアセタール)生体分解性ポリマー - Google Patents
ポリ(オルトカーボネートアセタール)生体分解性ポリマーInfo
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- JPH05214093A JPH05214093A JP4267546A JP26754692A JPH05214093A JP H05214093 A JPH05214093 A JP H05214093A JP 4267546 A JP4267546 A JP 4267546A JP 26754692 A JP26754692 A JP 26754692A JP H05214093 A JPH05214093 A JP H05214093A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D519/00—Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/2004—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/2022—Organic macromolecular compounds
- A61K9/2031—Organic macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyethylene glycol, polyethylene oxide, poloxamers
- A61K9/204—Polyesters, e.g. poly(lactide-co-glycolide)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/34—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリオールをジビニルオルトカーボネートと
縮合させることによって得られるポリマー。ヒドロキシ
ル基含有有益物質をポリオールの全部または一部とする
場合を含む。 【効果】 上記ポリマーは、有益物質徐放出用の生体分
解性ポリマーの製造に有用である。
縮合させることによって得られるポリマー。ヒドロキシ
ル基含有有益物質をポリオールの全部または一部とする
場合を含む。 【効果】 上記ポリマーは、有益物質徐放出用の生体分
解性ポリマーの製造に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリ(オルトカーボネ
ートアセタール)生体分解性ポリマー及び該ポリマーの
製造方法に係わる。
ートアセタール)生体分解性ポリマー及び該ポリマーの
製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,093,709号に、生
体分解性(もしくは“生体侵食性”)のオルトエステル
ポリマーが開示されている。このポリマーは、オルトエ
ステルまたはオルトカーボネートをポリオールと反応さ
せて得られる反応生成物である。前記反応は減圧下に高
温で生起し、比較的長い反応時間を必要とする。薬物そ
の他の有益物質がこのポリマーに捕捉され(ポリマー中
に分散し)、使用時に拡散によって、または拡散とポリ
マー崩壊との両方によって該ポリマーから放出される。
体分解性(もしくは“生体侵食性”)のオルトエステル
ポリマーが開示されている。このポリマーは、オルトエ
ステルまたはオルトカーボネートをポリオールと反応さ
せて得られる反応生成物である。前記反応は減圧下に高
温で生起し、比較的長い反応時間を必要とする。薬物そ
の他の有益物質がこのポリマーに捕捉され(ポリマー中
に分散し)、使用時に拡散によって、または拡散とポリ
マー崩壊との両方によって該ポリマーから放出される。
【0003】米国特許第4,304,767号には、2
以上の官能価を有するケテンアセタールを2以上の官能
価を有するヒドロキシル含有化合物と反応させることに
よって製造されるポリ(オルトエステル)ポリマーが開
示されている。
以上の官能価を有するケテンアセタールを2以上の官能
価を有するヒドロキシル含有化合物と反応させることに
よって製造されるポリ(オルトエステル)ポリマーが開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオール
をジビニルオルトカーボネートと縮合させて、ポリ(オ
ルトカーボネートアセタール)を形成することにより、
新規な生体分解性ポリマーを提供することを目的とす
る。本発明はまた、酸素原子を共有するオルトカーボネ
ートとアセタール基とを含む酸感受性部分を有する新規
な生体分解性ポリマーを提供することも目的とする。こ
れらの生体分解性ポリマーを製造する方法の提供も本発
明の目的である。本発明のこれら及びその他の目的は、
以下の説明から明らかとなろう。
をジビニルオルトカーボネートと縮合させて、ポリ(オ
ルトカーボネートアセタール)を形成することにより、
新規な生体分解性ポリマーを提供することを目的とす
る。本発明はまた、酸素原子を共有するオルトカーボネ
ートとアセタール基とを含む酸感受性部分を有する新規
な生体分解性ポリマーを提供することも目的とする。こ
れらの生体分解性ポリマーを製造する方法の提供も本発
明の目的である。本発明のこれら及びその他の目的は、
以下の説明から明らかとなろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラジカル重合
開始剤を用いずにポリオールをジビニルオルトカーボネ
ートと縮合条件下に反応させることによって得られる生
体分解性ポリマーを提供する。このポリマーは、酸素原
子を共有するオルトカーボネートとアセタール基とを含
む酸感受性部分を有する。
開始剤を用いずにポリオールをジビニルオルトカーボネ
ートと縮合条件下に反応させることによって得られる生
体分解性ポリマーを提供する。このポリマーは、酸素原
子を共有するオルトカーボネートとアセタール基とを含
む酸感受性部分を有する。
【0006】ポリオールをジビニルオルトカーボネート
と縮合させることによって製造される本発明の生体分解
性ポリマーはその生体分解性ゆえに、有益物質を使用環
境に対して放出するためのデバイス及びコーティングの
製造に有用である。上記使用環境は、ヒト及び動物の口
腔、胃腸内空洞、直腸内空洞、膣内空洞、眼窩及び鼻腔
などを非限定的な例とする。他の使用環境の例には、ヒ
ト及び動物への非経口投与の部位も含まれる。使用環境
が耕地である農業的用途も勘案される。
と縮合させることによって製造される本発明の生体分解
性ポリマーはその生体分解性ゆえに、有益物質を使用環
境に対して放出するためのデバイス及びコーティングの
製造に有用である。上記使用環境は、ヒト及び動物の口
腔、胃腸内空洞、直腸内空洞、膣内空洞、眼窩及び鼻腔
などを非限定的な例とする。他の使用環境の例には、ヒ
ト及び動物への非経口投与の部位も含まれる。使用環境
が耕地である農業的用途も勘案される。
【0007】“有益物質”という語は、被投与環境また
は個体(ヒトまたは動物)に対して望ましく有効に作用
する化合物または組成物を意味する。この語は、医薬
品、製剤、生化学的薬剤、栄養素、植物成長調節剤、殺
虫剤、触媒、殺菌薬等を非限定的に包含する。有益物質
の特定例を、例えばThe Merck Index,
11th ed., Merck & Co., In
c.中に見いだすことができる。
は個体(ヒトまたは動物)に対して望ましく有効に作用
する化合物または組成物を意味する。この語は、医薬
品、製剤、生化学的薬剤、栄養素、植物成長調節剤、殺
虫剤、触媒、殺菌薬等を非限定的に包含する。有益物質
の特定例を、例えばThe Merck Index,
11th ed., Merck & Co., In
c.中に見いだすことができる。
【0008】“有効量”とは少なくとも、所期または所
望の作用を得るのに必要な有益物質量であって、いかな
る副作用も許容可能な限度内でしか生起させない量のこ
とである。
望の作用を得るのに必要な有益物質量であって、いかな
る副作用も許容可能な限度内でしか生起させない量のこ
とである。
【0009】ポリオール反応剤は、ジオール及び架橋剤
を含む物質と説明できる。即ち、 1.構造式HO−R−OHのジオールで、 a)式中のRが総炭素数2から約20の炭化水素直鎖で
あるもの、特に1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘ
プタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−
ノナンジオール、1,10−デカンジオール等、 b)式中のRが総炭素数4から約20の炭化水素分枝鎖
であるもの、特に3,3−ジメチルペンタンジオール、
2,3−ジメチル−1,6−ヘキサンジオール、3,6
−ジエチル−1,9−ノナンジオール等、 c)式中のRが総炭素数3から約20の環状炭化水素で
あるもの、特にシクロヘキサンジメタノール、1,4−
ベンゼンジメタノール等、 d)式中のRが主鎖中に酸素、窒素または硫黄などのヘ
テロ原子を1個以上有するか、または側基中に酸素、窒
素、ハロゲン(F、Cl、BrまたはI)または硫黄な
どのヘテロ原子を1個以上有する炭化水素残基であるも
の、特にトリエチレングリコール、テトラエチレングリ
コール、n−ブチルジエタノールアミン、ポリエチレン
グリコール等、もしくは e)グループa)〜d)に属する任意のジオールであ
り、かつ−R−中の少なくとも1個の炭素原子がケイ素
に交換されたもの、または上記グループa)〜e)のう
ちの少なくとも二つにそれぞれ属するジオール同士を組
み合わせたもの、及び 2.構造式R(OH)m〔式中のRは上記“1.”の場
合と同様に定義され、またmは3以上である〕を有する
架橋剤で、特に1,2,6−ヘキサントリオール、トロ
メタミン、グリセロール、ペンタエリトリトール、2−
エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオ
ール、グルコース、1,3,5−シクロヘキサントリオ
ール等を含む物質である。
を含む物質と説明できる。即ち、 1.構造式HO−R−OHのジオールで、 a)式中のRが総炭素数2から約20の炭化水素直鎖で
あるもの、特に1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘ
プタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−
ノナンジオール、1,10−デカンジオール等、 b)式中のRが総炭素数4から約20の炭化水素分枝鎖
であるもの、特に3,3−ジメチルペンタンジオール、
2,3−ジメチル−1,6−ヘキサンジオール、3,6
−ジエチル−1,9−ノナンジオール等、 c)式中のRが総炭素数3から約20の環状炭化水素で
あるもの、特にシクロヘキサンジメタノール、1,4−
ベンゼンジメタノール等、 d)式中のRが主鎖中に酸素、窒素または硫黄などのヘ
テロ原子を1個以上有するか、または側基中に酸素、窒
素、ハロゲン(F、Cl、BrまたはI)または硫黄な
どのヘテロ原子を1個以上有する炭化水素残基であるも
の、特にトリエチレングリコール、テトラエチレングリ
コール、n−ブチルジエタノールアミン、ポリエチレン
グリコール等、もしくは e)グループa)〜d)に属する任意のジオールであ
り、かつ−R−中の少なくとも1個の炭素原子がケイ素
に交換されたもの、または上記グループa)〜e)のう
ちの少なくとも二つにそれぞれ属するジオール同士を組
み合わせたもの、及び 2.構造式R(OH)m〔式中のRは上記“1.”の場
合と同様に定義され、またmは3以上である〕を有する
架橋剤で、特に1,2,6−ヘキサントリオール、トロ
メタミン、グリセロール、ペンタエリトリトール、2−
エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオ
ール、グルコース、1,3,5−シクロヘキサントリオ
ール等を含む物質である。
【0010】ポリオール反応剤としては更に、2個以上
のフェノール性ヒドロキシル基を有する化合物や、1個
以上のフェノール性基と1個以上のヒドロキシル基とを
有する化合物を用いることも可能である。そのような化
合物の例に、ヒドロキノン、カテコール、レゾルシノー
ル、4,4′−イソプロピリデンジフェノール、ピロガ
ロール、ヒドロキシヒドロキノン、フロログルシノール
及び没食子酸プロピル並びに4−ヒドロキシベンジルア
ルコールが有る。2個以上のヒドロキシル基を有する有
益物質も、その全部または一部をポリオール反応物とし
て用いることができる。
のフェノール性ヒドロキシル基を有する化合物や、1個
以上のフェノール性基と1個以上のヒドロキシル基とを
有する化合物を用いることも可能である。そのような化
合物の例に、ヒドロキノン、カテコール、レゾルシノー
ル、4,4′−イソプロピリデンジフェノール、ピロガ
ロール、ヒドロキシヒドロキノン、フロログルシノール
及び没食子酸プロピル並びに4−ヒドロキシベンジルア
ルコールが有る。2個以上のヒドロキシル基を有する有
益物質も、その全部または一部をポリオール反応物とし
て用いることができる。
【0011】例えばMgO、Mg(OH)2、CaO、
Ca(OH)2といった酸化物及び水酸化物、例えばM
gCO3、Na2CO3及びNaHCO3のような炭酸塩及
び重炭酸塩、並びに例えばトロメタミン及びトリエチル
アミンのような有機アミンは、ポリマーの結合を安定化
し、かつ加水分解による崩壊の速度を低下させる。
Ca(OH)2といった酸化物及び水酸化物、例えばM
gCO3、Na2CO3及びNaHCO3のような炭酸塩及
び重炭酸塩、並びに例えばトロメタミン及びトリエチル
アミンのような有機アミンは、ポリマーの結合を安定化
し、かつ加水分解による崩壊の速度を低下させる。
【0012】ジビニルオルトカーボネートはテトラオキ
サスピロ化合物である。このようなジビニルオルトカー
ボネートの例としては特に、2,7−ジメチレン−1,
4,6,9−テトラオキサスピロ[4.4]ノナン及び
3,9−ジメチル−1,5,7,11−テトラオキサス
ピロ[5.5]ウンデカ−2,8−ジエンが挙げられ
る。これらのジビニルオルトカーボネートは、式
サスピロ化合物である。このようなジビニルオルトカー
ボネートの例としては特に、2,7−ジメチレン−1,
4,6,9−テトラオキサスピロ[4.4]ノナン及び
3,9−ジメチル−1,5,7,11−テトラオキサス
ピロ[5.5]ウンデカ−2,8−ジエンが挙げられ
る。これらのジビニルオルトカーボネートは、式
【0013】
【化3】
【0014】〔式中R2及びR3は互いに独立にHである
か、または1個から約10個の炭素原子を有する炭化水
素直鎖または分枝鎖である〕によって表わされ得る。
か、または1個から約10個の炭素原子を有する炭化水
素直鎖または分枝鎖である〕によって表わされ得る。
【0015】ポリオールとジビニルオルトカーボネート
との反応は、ラジアル重合開始剤が存在しない場合縮合
条件下に起こる。この反応は、(溶媒を用いず)純粋に
生起させることも、また例えばテトラヒドロフラン(T
HF)、グライム(エチレングリコールジメチルエーテ
ル)、ジグライム、シメン、クメン、p−ジオキサンま
たは塩素化炭化水素といった非プロトン性溶媒中で生起
させることも可能である。いずれにしても、無水条件は
維持されるべきである。好ましくは、反応を約30℃か
ら約150℃の温度で約1時間から約24時間継続させ
る。反応剤同士の近似的モル比(ジビニルエーテル:ジ
オール)は3:2から2:3ほどで、好ましくはおよそ
1:1である。この比は幾分かは変更され得るが、生体
分解性ポリマー生成物の分子量分布が反応剤同士のモル
比に依存するので過度の変更は好ましくない。生成ポリ
マーの分子量は上記モル比が1:1の時最高となり、い
ずれか一方の反応剤が過剰に存在すると低下する。縮合
反応は、例えば次のように生起する。
との反応は、ラジアル重合開始剤が存在しない場合縮合
条件下に起こる。この反応は、(溶媒を用いず)純粋に
生起させることも、また例えばテトラヒドロフラン(T
HF)、グライム(エチレングリコールジメチルエーテ
ル)、ジグライム、シメン、クメン、p−ジオキサンま
たは塩素化炭化水素といった非プロトン性溶媒中で生起
させることも可能である。いずれにしても、無水条件は
維持されるべきである。好ましくは、反応を約30℃か
ら約150℃の温度で約1時間から約24時間継続させ
る。反応剤同士の近似的モル比(ジビニルエーテル:ジ
オール)は3:2から2:3ほどで、好ましくはおよそ
1:1である。この比は幾分かは変更され得るが、生体
分解性ポリマー生成物の分子量分布が反応剤同士のモル
比に依存するので過度の変更は好ましくない。生成ポリ
マーの分子量は上記モル比が1:1の時最高となり、い
ずれか一方の反応剤が過剰に存在すると低下する。縮合
反応は、例えば次のように生起する。
【0016】
【化4】
【0017】〔式中nは約5から約1,000までの整
数で、好ましくは約5から約500まで、最も好ましく
は約10から約500までの整数である〕。
数で、好ましくは約5から約500まで、最も好ましく
は約10から約500までの整数である〕。
【0018】上記反応によって生成したポリマーに有益
物質が、ポリマーと物理的に混合するか、またはポリマ
ーに共有結合させることによって導入され得る。有益物
質が2個以上のヒドロキシル基を有する場合は、ジオー
ルもしくはポリオール反応剤と同様方法での導入が可能
である。
物質が、ポリマーと物理的に混合するか、またはポリマ
ーに共有結合させることによって導入され得る。有益物
質が2個以上のヒドロキシル基を有する場合は、ジオー
ルもしくはポリオール反応剤と同様方法での導入が可能
である。
【0019】有益物質のポリマーへの導入は、有益物質
及びポリマーの特性に基づいて選択される様々な混合技
術によって行なわれ得る。ヒドロキシル基を2個以上有
する有益物質はポリマーに共有結合して、ポリマーその
ものの一部となり得る。
及びポリマーの特性に基づいて選択される様々な混合技
術によって行なわれ得る。ヒドロキシル基を2個以上有
する有益物質はポリマーに共有結合して、ポリマーその
ものの一部となり得る。
【0020】
【実施例】本発明を、非限定的な実施例によって以下に
詳述する。
詳述する。
【0021】実施例1 厳密な無水条件下に2,7−ジメチレン−1,4,6,
9−テトラオキサスピロ[4.4]ノナン10g(0.
0640mol)及び1,6−ヘキサンジオール7.5
4g(0.0640mol)を秤量して、櫂型攪拌機を
取り付けた容量200mlの三首フラスコに入れる。無
水条件を維持しつつ50mlの無水テトラヒドロフラン
をフラスコに添加し、攪拌機を作動させる。反応フラス
コの温度をサーモスタットで50℃に調整する。約1時
間攪拌後、ポリ(オルトカーボネートアセタール)を、
少量のトリエチルアミンを含有する炭化水素溶媒中に沈
澱させた後濾過するか、または真空下にテフロン被覆パ
ン内で溶媒を蒸発させて単離する。
9−テトラオキサスピロ[4.4]ノナン10g(0.
0640mol)及び1,6−ヘキサンジオール7.5
4g(0.0640mol)を秤量して、櫂型攪拌機を
取り付けた容量200mlの三首フラスコに入れる。無
水条件を維持しつつ50mlの無水テトラヒドロフラン
をフラスコに添加し、攪拌機を作動させる。反応フラス
コの温度をサーモスタットで50℃に調整する。約1時
間攪拌後、ポリ(オルトカーボネートアセタール)を、
少量のトリエチルアミンを含有する炭化水素溶媒中に沈
澱させた後濾過するか、または真空下にテフロン被覆パ
ン内で溶媒を蒸発させて単離する。
【0022】得られるポリマーは式3及び4に示した構
造を有し、その際式中のRは−H2C(CH2)4CH2−
である。
造を有し、その際式中のRは−H2C(CH2)4CH2−
である。
【0023】実施例2 実施例1と同様の操作で、ただし1,6−ヘキサンジオ
ールに替えてトランス−1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール、1,2−プロパンジオール、テトラエチレング
リコール、トリエチレングリコール、2−メチル−1,
3−プロパンジオール及び1,7−ヘプタンジオールを
それぞれ用いて、式3及び4を有する対応するポリマー
を形成する。その際、式中のRはそれぞれ
ールに替えてトランス−1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール、1,2−プロパンジオール、テトラエチレング
リコール、トリエチレングリコール、2−メチル−1,
3−プロパンジオール及び1,7−ヘプタンジオールを
それぞれ用いて、式3及び4を有する対応するポリマー
を形成する。その際、式中のRはそれぞれ
【0024】
【化5】
【0025】となる。
【0026】実施例3 実施例1と同様の操作で10g(0.0543mol)
の3,9−ジメチル−1,5,7,11−テトラオキサ
スピロ[5.5]ウンデカ−2,8−ジエンと6.41
g(0.0543mol)の1,6−ヘキサンジオール
とを無水テトラヒドロフラン100ml中で反応させ
て、式5及び6に示した構造を有するポリマーを形成す
る。その際、式中のR2及びR3は共にメチルとなり、R
は−H2C(CH2)4CH2−となる。
の3,9−ジメチル−1,5,7,11−テトラオキサ
スピロ[5.5]ウンデカ−2,8−ジエンと6.41
g(0.0543mol)の1,6−ヘキサンジオール
とを無水テトラヒドロフラン100ml中で反応させ
て、式5及び6に示した構造を有するポリマーを形成す
る。その際、式中のR2及びR3は共にメチルとなり、R
は−H2C(CH2)4CH2−となる。
【0027】実施例4 実施例3と同様の操作で、ただし1,6−ヘキサンジオ
ールに替えてトランス−1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール、1,2−プロパンジオール、テトラエチレング
リコール、トリエチレングリコール、2−メチル−1,
3−プロパンジオール及び1,7−ヘプタンジオールを
それぞれ用いて、式5及び6を有する対応するポリマー
を形成する。その際、式中のR2及びR3はいずれのポリ
マーでも共にメチルとなり、Rはそれぞれ
ールに替えてトランス−1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール、1,2−プロパンジオール、テトラエチレング
リコール、トリエチレングリコール、2−メチル−1,
3−プロパンジオール及び1,7−ヘプタンジオールを
それぞれ用いて、式5及び6を有する対応するポリマー
を形成する。その際、式中のR2及びR3はいずれのポリ
マーでも共にメチルとなり、Rはそれぞれ
【0028】
【化6】
【0029】となる。
【0030】実施例5 実施例1及び3の操作を、1,6−ヘキサンジオールの
替わりに0.043mol及び0.036molの1,
2,6−ヘキサントリオールをそれぞれ用いて行なう
と、対応する架橋ポリマーが得られる。
替わりに0.043mol及び0.036molの1,
2,6−ヘキサントリオールをそれぞれ用いて行なう
と、対応する架橋ポリマーが得られる。
【0031】実施例6 実施例1の線状ポリマー10gを50mlのテトラヒド
ロフランに溶解させ、安定剤として0.5gの酸化マグ
ネシウムを、また有益物質として2gのイベルメクチン
(ivermectin)を添加して溶媒を除去するこ
とによって、医薬品放出デバイスを製造する。ポリマー
混合物のシートを形成し、このシートから1/4″
(0.63cm)径ディスクを打ち抜く。得られるディ
スクはイベルメクチンの、胃腸管または皮下埋没部位と
いった使用環境への調節徐放出に適する。
ロフランに溶解させ、安定剤として0.5gの酸化マグ
ネシウムを、また有益物質として2gのイベルメクチン
(ivermectin)を添加して溶媒を除去するこ
とによって、医薬品放出デバイスを製造する。ポリマー
混合物のシートを形成し、このシートから1/4″
(0.63cm)径ディスクを打ち抜く。得られるディ
スクはイベルメクチンの、胃腸管または皮下埋没部位と
いった使用環境への調節徐放出に適する。
【0032】実施例7 Atlantic Research 2CV Hel
icone Mixerを低湿度(約70°FでRH5
%)室内で60℃に加熱する。この混合機にテトラエチ
レングリコール(5.5702g)と、1,6−ヘキサ
ンジオール(3.3899g)と、1,2,6−ヘキサ
ントリオール(2.0437g)と、酸化マグネシウム
(0.8957g)と、残留溶媒を減少させるべく真空
中で予め乾燥したイベルメクチン(7.1997g)と
を装填し、1分間攪拌する。混合物に2,7−ジメチレ
ン−1,4,6,9−テトラオキサスピロ[4.4]ノ
ナン[(イベルメクチンを除く)ポリオール由来のヒド
ロキシル基に対するビニルエーテル基比は0.98]を
液体のまま添加し、粘度が約16,600cp(20
℃;10sec-1)となるまで中ぐらいの速度(目盛
“6”に設定)で攪拌する。その後、混合物を取り出し
てFEPテフロン管に入れ、60℃で硬化させる。室温
まで冷却後、ポリ(オルトカーボネートアセタール)棒
を管から取り出す。これらの棒状インプラントは全部で
20wt%のイベルメクチンを含有し、その際イベルメ
クチンの20〜60%は共有結合によってポリマーマト
リックス中に保持されている。
icone Mixerを低湿度(約70°FでRH5
%)室内で60℃に加熱する。この混合機にテトラエチ
レングリコール(5.5702g)と、1,6−ヘキサ
ンジオール(3.3899g)と、1,2,6−ヘキサ
ントリオール(2.0437g)と、酸化マグネシウム
(0.8957g)と、残留溶媒を減少させるべく真空
中で予め乾燥したイベルメクチン(7.1997g)と
を装填し、1分間攪拌する。混合物に2,7−ジメチレ
ン−1,4,6,9−テトラオキサスピロ[4.4]ノ
ナン[(イベルメクチンを除く)ポリオール由来のヒド
ロキシル基に対するビニルエーテル基比は0.98]を
液体のまま添加し、粘度が約16,600cp(20
℃;10sec-1)となるまで中ぐらいの速度(目盛
“6”に設定)で攪拌する。その後、混合物を取り出し
てFEPテフロン管に入れ、60℃で硬化させる。室温
まで冷却後、ポリ(オルトカーボネートアセタール)棒
を管から取り出す。これらの棒状インプラントは全部で
20wt%のイベルメクチンを含有し、その際イベルメ
クチンの20〜60%は共有結合によってポリマーマト
リックス中に保持されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイレン・エム・ゼントナー アメリカ合衆国、カンザス・66046、ロー レンス、バーデイス・コート・2628
Claims (10)
- 【請求項1】 酸素原子を共有するオルトカーボネート
とアセタール基とを含む酸感受性基を複数個有するポリ
マーであって、約5個から約1,000個の単位から成
り、この単位は 【化1】 〔式中Rは(a)全部で2個から約20個の炭素原子を
有する炭化水素直鎖、(b)全部で4個から約20個の
炭素原子を有する炭化水素分枝鎖、(c)全部で3個か
ら約20個の炭素原子を有する環状炭化水素、(d)主
鎖中に、または枝分かれしていれば主鎖または分枝鎖中
にO、N、S及びハロゲンの中から選択されたヘテロ原
子を少なくとも1個有する炭化水素残基、または(e)
(a)〜(d)に定義した炭化水素のいずれかで少なく
とも1個の炭素原子がケイ素に交換されたものであり、
R2及びR3は互いに独立にHであるか、または1個から
約10個の炭素原子を有する炭化水素直鎖または分枝鎖
である〕の中から選択されるポリマー。 - 【請求項2】 式(Z)n〔式中Zは請求項1に挙げた
単位の中から選択された1種以上の単位であり、nは約
5から約500までの整数である〕のポリマー。 - 【請求項3】 Zが少なくとも2種の単位を含むことを
特徴とする請求項2に記載のポリマー。 - 【請求項4】 併存する有益物質を保持する有益物質分
散デバイスとして用いられることを特徴とする請求項1
に記載のポリマー。 - 【請求項5】 有益物質がポリマー中に共有結合によっ
て導入されていることを特徴とする請求項4に記載のポ
リマー。 - 【請求項6】 有益物質がポリマー中に混合されている
ことを特徴とする請求項4に記載のポリマー。 - 【請求項7】 ラジカル重合開始剤の不在下にポリオー
ルとジビニルオルトカーボネートとを縮合させることに
よって形成されるポリマー。 - 【請求項8】 請求項1に記載の生体分解性ポリマーを
製造する方法であって、ジビニルオルトカーボネートに
由来するビニルエーテル基約3モルから約2モルと、式 【化2】 〔式中mは0であるか、または1以上の整数である〕の
化合物に由来するヒドロキシル基約2モルから約3モル
とを縮合条件下に反応させることを含む方法。 - 【請求項9】 ビニルエーテル基対ヒドロキシル基の比
がおよそ1:1であることを特徴とする請求項8に記載
の方法。 - 【請求項10】 mが2以上であることを特徴とする請
求項8に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/774,667 US5254345A (en) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | Poly(orthocarbonate acetal) bioerodible polymers |
| US774667 | 1991-10-11 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6241263A Division JPH0794548B2 (ja) | 1991-10-11 | 1994-10-05 | ポリ(オルトカーボネートアセタール)生体分解性ポリマー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05214093A true JPH05214093A (ja) | 1993-08-24 |
| JPH0730177B2 JPH0730177B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=25101896
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4267546A Expired - Fee Related JPH0730177B2 (ja) | 1991-10-11 | 1992-10-06 | ポリ(オルトカーボネートアセタール)生体分解性ポリマー |
| JP6241263A Expired - Fee Related JPH0794548B2 (ja) | 1991-10-11 | 1994-10-05 | ポリ(オルトカーボネートアセタール)生体分解性ポリマー |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6241263A Expired - Fee Related JPH0794548B2 (ja) | 1991-10-11 | 1994-10-05 | ポリ(オルトカーボネートアセタール)生体分解性ポリマー |
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| EP (1) | EP0537000A3 (ja) |
| JP (2) | JPH0730177B2 (ja) |
| CA (1) | CA2079988A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US20050048102A1 (en) * | 1997-10-16 | 2005-03-03 | Virotex Corporation | Pharmaceutical carrier device suitable for delivery of pharmaceutical compounds to mucosal surfaces |
| US6627613B2 (en) | 2001-07-23 | 2003-09-30 | Michael A. Strobel | Application of water and organic solvent soluble ivermectin for topical and oral use |
| US20050009762A1 (en) | 2003-06-06 | 2005-01-13 | Strobel Michael Albert | Application of water and organic solvent soluble ivermectin for topical and oral use |
| EP2044142A2 (en) * | 2006-06-29 | 2009-04-08 | Medtronic, Inc. | Poly(orthoester) polymers, and methods of making and using same |
| AU2007275581B2 (en) | 2006-07-21 | 2011-09-08 | Biodelivery Sciences International, Inc. | Transmucosal delivery devices with enhanced uptake |
| US8956642B2 (en) | 2008-04-18 | 2015-02-17 | Medtronic, Inc. | Bupivacaine formulation in a polyorthoester carrier |
| US8475823B2 (en) | 2008-04-18 | 2013-07-02 | Medtronic, Inc. | Baclofen formulation in a polyorthoester carrier |
| WO2013026064A1 (en) | 2011-08-18 | 2013-02-21 | Biodelivery Sciences International, Inc. | Abuse-resistant mucoadhesive devices for delivery of buprenorphine |
| US9901539B2 (en) | 2011-12-21 | 2018-02-27 | Biodelivery Sciences International, Inc. | Transmucosal drug delivery devices for use in chronic pain relief |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4180646A (en) * | 1975-01-28 | 1979-12-25 | Alza Corporation | Novel orthoester polymers and orthocarbonate polymers |
| US4093709A (en) * | 1975-01-28 | 1978-06-06 | Alza Corporation | Drug delivery devices manufactured from poly(orthoesters) and poly(orthocarbonates) |
| US4304767A (en) * | 1980-05-15 | 1981-12-08 | Sri International | Polymers of di- (and higher functionality) ketene acetals and polyols |
| US4639366A (en) * | 1984-06-06 | 1987-01-27 | Merck & Co., Inc. | Polymers containing pendant acid functionalities and labile backbone bonds |
| US5013821A (en) * | 1989-06-15 | 1991-05-07 | Pharmaceutical Delivery Systems, Inc. | Ortho and thio-ortho ester polymer |
| US5047464A (en) * | 1989-09-20 | 1991-09-10 | Merck & Co., Inc. | Bioerodible thermoset elastomers |
-
1991
- 1991-10-11 US US07/774,667 patent/US5254345A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4267546A patent/JPH0730177B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-06 CA CA002079988A patent/CA2079988A1/en not_active Abandoned
- 1992-10-08 EP EP19920309171 patent/EP0537000A3/en not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6241263A patent/JPH0794548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0537000A2 (en) | 1993-04-14 |
| JPH07165908A (ja) | 1995-06-27 |
| EP0537000A3 (en) | 1993-08-04 |
| JPH0794548B2 (ja) | 1995-10-11 |
| CA2079988A1 (en) | 1993-04-12 |
| US5254345A (en) | 1993-10-19 |
| JPH0730177B2 (ja) | 1995-04-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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