JPH05214924A - ディーゼルエンジンの排気浄化装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの排気浄化装置Info
- Publication number
- JPH05214924A JPH05214924A JP4295254A JP29525492A JPH05214924A JP H05214924 A JPH05214924 A JP H05214924A JP 4295254 A JP4295254 A JP 4295254A JP 29525492 A JP29525492 A JP 29525492A JP H05214924 A JPH05214924 A JP H05214924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- exhaust
- switching
- regeneration
- filters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はデュアルフィルタタイプの排気浄化
装置において、フィルタ再生時の排気流れ切り換え時に
発生するエンジン出力変動を緩和させることを目的とす
る。 【構成】 排気浄化装置においてフィルタ2,3上流側
の各分岐通路を連通する再生燃焼ガス排出管20を設
け、更にその通路を開閉する開閉弁23,24を設け
て、パティキュレート捕集状態からフィルタ再生に切り
換わる時と、フィルタ2からフィルタ3へ再生が切り換
わる時に、排気制御弁4の切換作動時にほぼ同期して一
時的に排出管20を連通し、排気ガスを双方のフィルタ
2,3に導くことで排気制御弁切り換え時のフィルタ背
圧変動を緩和する。
装置において、フィルタ再生時の排気流れ切り換え時に
発生するエンジン出力変動を緩和させることを目的とす
る。 【構成】 排気浄化装置においてフィルタ2,3上流側
の各分岐通路を連通する再生燃焼ガス排出管20を設
け、更にその通路を開閉する開閉弁23,24を設け
て、パティキュレート捕集状態からフィルタ再生に切り
換わる時と、フィルタ2からフィルタ3へ再生が切り換
わる時に、排気制御弁4の切換作動時にほぼ同期して一
時的に排出管20を連通し、排気ガスを双方のフィルタ
2,3に導くことで排気制御弁切り換え時のフィルタ背
圧変動を緩和する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンに設
けられる排気浄化装置に関し、排気ガス中のパティキュ
レートを捕集するフィルタを排気通路に対して2つ並置
したデュアルフィルタタイプの排気浄化装置に関する。
けられる排気浄化装置に関し、排気ガス中のパティキュ
レートを捕集するフィルタを排気通路に対して2つ並置
したデュアルフィルタタイプの排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディーゼル機関の排気中には排気
微粒子、即ちパティキュレートが多く含まれているた
め、機関の排気系にはこのパティキュレートを捕集する
ためのパティキュレートフィルタ(以下、フィルタと呼
ぶ)が装着されている。このフィルタは、使用に伴って
その内部に蓄積されるパティキュレートの量が増えると
通気性が次第に損なわれ、機関性能が低下することにな
るため、パティキュレート捕集量に応じて定期的に再生
されなければならない。
微粒子、即ちパティキュレートが多く含まれているた
め、機関の排気系にはこのパティキュレートを捕集する
ためのパティキュレートフィルタ(以下、フィルタと呼
ぶ)が装着されている。このフィルタは、使用に伴って
その内部に蓄積されるパティキュレートの量が増えると
通気性が次第に損なわれ、機関性能が低下することにな
るため、パティキュレート捕集量に応じて定期的に再生
されなければならない。
【0003】このフィルタ再生処理は、例えばフィルタ
の端面近傍に設けられた電気ヒータを加熱して、フィル
タ内のパティキュレートに着火することによって達成さ
れ、この時フィルタにはパティキュレート燃焼のため、
例えば空気(2次空気とも呼ばれる)に代表されるよう
な再生用ガスが導かれるようになっている。ところで、
この分野においては、パティキュレート捕集性能を向上
するため、1本の排気管を分岐して夫々の内部にフィル
タを並列配置した、所謂デュアルフィルタ型の排気浄化
装置が既に知られており、更にその排気分岐通路に、例
えば圧力応動型のアクチュエータによって作動され2つ
のフィルタを捕集モードと再生モードに切換える切換弁
を設け、以てフィルタ再生時、捕集側フィルタに排気ガ
スを供給しながら再生側フィルタにはパティキュレート
燃焼のための再生用ガスを供給し、1つのフィルタ再生
後、切換弁位置を切り換えることにより残りのフィルタ
を再生するようにした、交互再生方式の排気浄化装置も
知られている(実開昭63−14819号公報参照)。
の端面近傍に設けられた電気ヒータを加熱して、フィル
タ内のパティキュレートに着火することによって達成さ
れ、この時フィルタにはパティキュレート燃焼のため、
例えば空気(2次空気とも呼ばれる)に代表されるよう
な再生用ガスが導かれるようになっている。ところで、
この分野においては、パティキュレート捕集性能を向上
するため、1本の排気管を分岐して夫々の内部にフィル
タを並列配置した、所謂デュアルフィルタ型の排気浄化
装置が既に知られており、更にその排気分岐通路に、例
えば圧力応動型のアクチュエータによって作動され2つ
のフィルタを捕集モードと再生モードに切換える切換弁
を設け、以てフィルタ再生時、捕集側フィルタに排気ガ
スを供給しながら再生側フィルタにはパティキュレート
燃焼のための再生用ガスを供給し、1つのフィルタ再生
後、切換弁位置を切り換えることにより残りのフィルタ
を再生するようにした、交互再生方式の排気浄化装置も
知られている(実開昭63−14819号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来装置にお
いて、フィルタ再生処理は上記切換弁がそれまでのパテ
ィキュレート捕集モードに対応する切換弁位置から、片
側の分岐通路を遮断する位置に移動され、装置としては
短時間で2フィルタによるパティキュレート捕集モード
から1フィルタによるパティキュレート捕集モードに切
り換わるために、その通気抵抗や背圧の変動に伴ってエ
ンジン出力が急変し、この装置を搭載する車両にあって
ドライバビリティが悪化する恐れがある。
いて、フィルタ再生処理は上記切換弁がそれまでのパテ
ィキュレート捕集モードに対応する切換弁位置から、片
側の分岐通路を遮断する位置に移動され、装置としては
短時間で2フィルタによるパティキュレート捕集モード
から1フィルタによるパティキュレート捕集モードに切
り換わるために、その通気抵抗や背圧の変動に伴ってエ
ンジン出力が急変し、この装置を搭載する車両にあって
ドライバビリティが悪化する恐れがある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みなされるもの
であって、フィルタ再生作動に伴ってエンジン出力が急
変することのないような排気浄化装置を提供することも
目的とするものである。
であって、フィルタ再生作動に伴ってエンジン出力が急
変することのないような排気浄化装置を提供することも
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の本発明によれば、2つのフィルタをデ
ィーゼルエンジンの排気通路に並置して排気ガス中のパ
ティキュレートを捕集すると共に該フィルタに導かれる
排気流れを切り換えてフィルタを交互に再生する排気浄
化装置において、上記排気流れを切り換える時に生じる
出力変動を緩やかにする出力変動緩和手段を設けたこと
を特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置が提供
される。
請求項1に記載の本発明によれば、2つのフィルタをデ
ィーゼルエンジンの排気通路に並置して排気ガス中のパ
ティキュレートを捕集すると共に該フィルタに導かれる
排気流れを切り換えてフィルタを交互に再生する排気浄
化装置において、上記排気流れを切り換える時に生じる
出力変動を緩やかにする出力変動緩和手段を設けたこと
を特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化装置が提供
される。
【0007】又、請求項2に記載の発明によれば、上記
排気浄化装置は、フィルタ再生時、該フィルタに導かれ
る排気流れを切り換える切換手段を有すると共に、上記
出力変動緩和手段は、フィルタ再生時、該切換手段を徐
々に作動させることを特徴とする。又、請求項3に記載
の発明によれば、請求項2に記載の排気浄化装置は、上
記出力変動緩和手段による切換手段の作動制御は、エン
ジン高負荷時に限り実行されることを特徴とする。
排気浄化装置は、フィルタ再生時、該フィルタに導かれ
る排気流れを切り換える切換手段を有すると共に、上記
出力変動緩和手段は、フィルタ再生時、該切換手段を徐
々に作動させることを特徴とする。又、請求項3に記載
の発明によれば、請求項2に記載の排気浄化装置は、上
記出力変動緩和手段による切換手段の作動制御は、エン
ジン高負荷時に限り実行されることを特徴とする。
【0008】更に、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1による排気浄化装置において、上記出力変動緩和
手段は、一方のフィルタの再生から他方のフィルタ再生
への切り換え時、その排気流れ切り換えに先立って、一
時的にエンジンに供給される燃料噴射量を減量すること
を特徴とする。又、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の排気浄化装置において、上記出力変動緩
和手段は、更に2つのフィルタによるパティキュレート
捕集モードから一方のフィルタ再生への切り換え時、そ
の排気流れ切り換えに先立って、一時的に燃料噴射量を
増量することを特徴とする。
求項1による排気浄化装置において、上記出力変動緩和
手段は、一方のフィルタの再生から他方のフィルタ再生
への切り換え時、その排気流れ切り換えに先立って、一
時的にエンジンに供給される燃料噴射量を減量すること
を特徴とする。又、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の排気浄化装置において、上記出力変動緩
和手段は、更に2つのフィルタによるパティキュレート
捕集モードから一方のフィルタ再生への切り換え時、そ
の排気流れ切り換えに先立って、一時的に燃料噴射量を
増量することを特徴とする。
【0009】そして、請求項6に記載の発明によれば、
請求項1に記載の排気浄化装置の出力変動緩和手段は、
一方のフィルタの再生から他方のフィルタ再生への切り
換え時、その排気流れ切り換えに先立って、一時的にエ
ンジン負荷を減量する。請求項7に記載の本発明によれ
ば、ディーゼルエンジンの排気通路を二手に分岐し、各
分岐通路に夫々フィルタを設け、以てこれら2つのフィ
ルタにより排気ガス中のパティキュレートを捕集すると
共に、フィルタ再生時、フィルタより排気上流側に設け
られた切換弁により一方のフィルタの分岐通路を閉じて
排気ガスを他方のフィルタに導くようにして、一方のフ
ィルタ内に捕集されたパティキュレートを除去し、これ
を2つのフィルタ間で交互にするようにした排気浄化装
置において、上記切換弁と各フィルタ間の分岐通路同士
を連通する連通路を設けると共に該連通路を開閉する開
閉弁を設け、フィルタ再生切換えに伴う上記切換弁の分
岐通路閉じ作動切換えに先立って、開閉弁を一時的に開
弁させて連通路を連通させたことを特徴とするディーゼ
ルエンジンの排気浄化装置が提供される。
請求項1に記載の排気浄化装置の出力変動緩和手段は、
一方のフィルタの再生から他方のフィルタ再生への切り
換え時、その排気流れ切り換えに先立って、一時的にエ
ンジン負荷を減量する。請求項7に記載の本発明によれ
ば、ディーゼルエンジンの排気通路を二手に分岐し、各
分岐通路に夫々フィルタを設け、以てこれら2つのフィ
ルタにより排気ガス中のパティキュレートを捕集すると
共に、フィルタ再生時、フィルタより排気上流側に設け
られた切換弁により一方のフィルタの分岐通路を閉じて
排気ガスを他方のフィルタに導くようにして、一方のフ
ィルタ内に捕集されたパティキュレートを除去し、これ
を2つのフィルタ間で交互にするようにした排気浄化装
置において、上記切換弁と各フィルタ間の分岐通路同士
を連通する連通路を設けると共に該連通路を開閉する開
閉弁を設け、フィルタ再生切換えに伴う上記切換弁の分
岐通路閉じ作動切換えに先立って、開閉弁を一時的に開
弁させて連通路を連通させたことを特徴とするディーゼ
ルエンジンの排気浄化装置が提供される。
【0010】又、請求項8に記載の発明によれば、請求
項7に記載の排気浄化装置において上記切換弁はフィル
タ上流の排気分岐部に設けられる。
項7に記載の排気浄化装置において上記切換弁はフィル
タ上流の排気分岐部に設けられる。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、出力変動緩和
手段は、フィルタ再生作動に伴う排気流れを切り換える
時に、エンジン出力変動をなますためドライバビリティ
が悪化しない。又、請求項2に記載の発明では、フィル
タ再生時、排気の流れを切り換える切換手段が徐々に作
動されるために、徐々に排気流れが変化してエンジン出
力は急変することはない。
手段は、フィルタ再生作動に伴う排気流れを切り換える
時に、エンジン出力変動をなますためドライバビリティ
が悪化しない。又、請求項2に記載の発明では、フィル
タ再生時、排気の流れを切り換える切換手段が徐々に作
動されるために、徐々に排気流れが変化してエンジン出
力は急変することはない。
【0012】又、請求項3に記載の発明によれば、出力
変動緩和のための制御回数を出来るだけ少なくするとい
う観点から、請求項2に記載の切換手段作動を、出力変
動によるドライバビリティへの影響が大きいエンジン高
負荷時に限定する。更に、一方のフィルタ再生から他方
のフィルタ再生への切り換わった場合、その通気抵抗の
急減によりエンジン出力が急増するが、請求項4に記載
の発明によれば、請求項1の排気浄化装置において、そ
の切り換えに先立って、一時的にエンジンに供給される
燃料噴射量を減量することにより予めエンジン出力を低
くしておく。
変動緩和のための制御回数を出来るだけ少なくするとい
う観点から、請求項2に記載の切換手段作動を、出力変
動によるドライバビリティへの影響が大きいエンジン高
負荷時に限定する。更に、一方のフィルタ再生から他方
のフィルタ再生への切り換わった場合、その通気抵抗の
急減によりエンジン出力が急増するが、請求項4に記載
の発明によれば、請求項1の排気浄化装置において、そ
の切り換えに先立って、一時的にエンジンに供給される
燃料噴射量を減量することにより予めエンジン出力を低
くしておく。
【0013】請求項5に記載の発明によれば、2つのフ
ィルタによるパティキュレート捕集モードから一方のフ
ィルタ再生への切り換えに伴うエンジン出力の急減に対
しては、請求項4の排気浄化装置において、その排気流
れ切り換えに先立って、一時的に燃料噴射量を増量する
ことでエンジン出力を高くしておく。又、請求項6に記
載の発明によれば、請求項1に記載の排気浄化装置にお
ける一方のフィルタの再生から他方のフィルタ再生への
切り換え時、その排気流れ切り換えに先立って、一時的
にエンジン負荷を増量することでエンジン出力を低減さ
せ、その急増に備える。
ィルタによるパティキュレート捕集モードから一方のフ
ィルタ再生への切り換えに伴うエンジン出力の急減に対
しては、請求項4の排気浄化装置において、その排気流
れ切り換えに先立って、一時的に燃料噴射量を増量する
ことでエンジン出力を高くしておく。又、請求項6に記
載の発明によれば、請求項1に記載の排気浄化装置にお
ける一方のフィルタの再生から他方のフィルタ再生への
切り換え時、その排気流れ切り換えに先立って、一時的
にエンジン負荷を増量することでエンジン出力を低減さ
せ、その急増に備える。
【0014】請求項7に記載の本発明によれば、フィル
タ再生切換えに伴う上記切換弁の分岐通路閉じ作動切換
えに先立って、開閉弁を一時的に開弁させて連通路を連
通させるため、排気ガスが2つのフィルタに流入し、ワ
ンクッションおいて切換えが完了する。又、請求項8に
記載の発明によれば、切換弁下流の双方の分岐通路が連
通路を介して連通するため、切換弁前後の圧力差が無く
なり、その作動に要する力は小さい。
タ再生切換えに伴う上記切換弁の分岐通路閉じ作動切換
えに先立って、開閉弁を一時的に開弁させて連通路を連
通させるため、排気ガスが2つのフィルタに流入し、ワ
ンクッションおいて切換えが完了する。又、請求項8に
記載の発明によれば、切換弁下流の双方の分岐通路が連
通路を介して連通するため、切換弁前後の圧力差が無く
なり、その作動に要する力は小さい。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の各実施例を説
明する。本発明による第1実施例としての排気浄化装置
の概略的構成を示す図1に関し、1はディーゼルエンジ
ン本体Eからの排気ガスをフィルタ2,3に導く排気管
(排気通路)である。フィルタ2,3は排気ガス中のパ
ティキュレートを捕集するため、多数のセルの端部に交
互にプラグを配したハニカムフィルタとして構成されて
おり、パティキュレート捕集時、排気ガスはその上流側
端部が開口したセルから入り、隔壁を通過した後、下流
側端部が開口したセルからフィルタ外へと抜けていく。
明する。本発明による第1実施例としての排気浄化装置
の概略的構成を示す図1に関し、1はディーゼルエンジ
ン本体Eからの排気ガスをフィルタ2,3に導く排気管
(排気通路)である。フィルタ2,3は排気ガス中のパ
ティキュレートを捕集するため、多数のセルの端部に交
互にプラグを配したハニカムフィルタとして構成されて
おり、パティキュレート捕集時、排気ガスはその上流側
端部が開口したセルから入り、隔壁を通過した後、下流
側端部が開口したセルからフィルタ外へと抜けていく。
【0016】排気管1から各フィルタ2,3への分岐部
a、及びフィルタ2,3からの合流部bには、フィルタ
再生の際の排気流れ切換手段として、第1排気制御弁4
及び第2排気制御弁5が設けられており、例えばフィル
タ2の再生時には図中、実線で示したような弁位置を占
め、フィルタ3の再生時には点線で示したような弁位置
を占めるように対応する各アクチュエータ6,7によっ
て駆動され、アクチュエータ6,7の作動は、それらへ
のバキューム導入を制御する負圧切換弁(VSV)8,
9に対して開閉信号を出力する制御回路(ECU)10
によって作動制御される。尚、各制御弁4,5は上述し
た実線弁位置と点線弁位置の中間の位置を占めることで
2フィルタ2,3によるパティキュレート捕集モードと
なる。
a、及びフィルタ2,3からの合流部bには、フィルタ
再生の際の排気流れ切換手段として、第1排気制御弁4
及び第2排気制御弁5が設けられており、例えばフィル
タ2の再生時には図中、実線で示したような弁位置を占
め、フィルタ3の再生時には点線で示したような弁位置
を占めるように対応する各アクチュエータ6,7によっ
て駆動され、アクチュエータ6,7の作動は、それらへ
のバキューム導入を制御する負圧切換弁(VSV)8,
9に対して開閉信号を出力する制御回路(ECU)10
によって作動制御される。尚、各制御弁4,5は上述し
た実線弁位置と点線弁位置の中間の位置を占めることで
2フィルタ2,3によるパティキュレート捕集モードと
なる。
【0017】排気通路の合流部bより排気上流側の各分
岐管(分岐通路)1a,1bには、対応するフィルタ再
生時、再生対象となるフィルタ2,3に再生用2次空気
を供給する2次空気供給管11が接続され、その端部に
は電動エアポンプ12が設けられる。又、この2次空気
供給管11には、第2排気制御弁7同様、VSV9によ
って電動エアポンプ12から2次空気供給路を開閉する
供給管開閉弁13と、これよりも空気流れ下流側におい
て各フィルタ2,3への2次空気供給を制御する第1開
閉弁14及び第2開閉弁15とが夫々設けられる。
岐管(分岐通路)1a,1bには、対応するフィルタ再
生時、再生対象となるフィルタ2,3に再生用2次空気
を供給する2次空気供給管11が接続され、その端部に
は電動エアポンプ12が設けられる。又、この2次空気
供給管11には、第2排気制御弁7同様、VSV9によ
って電動エアポンプ12から2次空気供給路を開閉する
供給管開閉弁13と、これよりも空気流れ下流側におい
て各フィルタ2,3への2次空気供給を制御する第1開
閉弁14及び第2開閉弁15とが夫々設けられる。
【0018】この排気浄化装置はフィルタ再生時、交互
にフィルタ再生するシステムとして構成されており、フ
ィルタ再生のため各フィルタ2,3の排気下流側の端部
には、交互に通電発熱する電気ヒータ16,17が設け
られ、ECU10によってその通電オンオフが制御され
る。又、本排気浄化装置では、フィルタ再生時期、即ち
各フィルタ2,3に捕集されたパティキュレート量の検
出のため、フィルタ2,3前後の排気圧力により装置全
体としての圧力損失値(差圧)を検出する差圧センサ1
8が設けられ、その出力信号はECU10に入力される
ようになっている。
にフィルタ再生するシステムとして構成されており、フ
ィルタ再生のため各フィルタ2,3の排気下流側の端部
には、交互に通電発熱する電気ヒータ16,17が設け
られ、ECU10によってその通電オンオフが制御され
る。又、本排気浄化装置では、フィルタ再生時期、即ち
各フィルタ2,3に捕集されたパティキュレート量の検
出のため、フィルタ2,3前後の排気圧力により装置全
体としての圧力損失値(差圧)を検出する差圧センサ1
8が設けられ、その出力信号はECU10に入力される
ようになっている。
【0019】装置には上述した差圧センサ18の他、フ
ィルタ2,3に流れる排気の温度Teを検出する排気温
センサ19などが設けられ、この他ECU10にはエン
ジン運転状態を示すパラメータとしてのエンジン回転数
Nやエンジン水温Thw、吸入空気量Gaなどが入力さ
れる。そしてECU10は差圧センサ18から得られた
フィルタ2,3の差圧ΔPや各センサからの運転情報
(排気温Teや吸入空気量Gaなど)に基づいて標準運
転条件下の圧力損失値ΔP’に換算し、これが予め定め
られた差圧所定値Paを越えた時に、フィルタ再生時期
と判断することになる。
ィルタ2,3に流れる排気の温度Teを検出する排気温
センサ19などが設けられ、この他ECU10にはエン
ジン運転状態を示すパラメータとしてのエンジン回転数
Nやエンジン水温Thw、吸入空気量Gaなどが入力さ
れる。そしてECU10は差圧センサ18から得られた
フィルタ2,3の差圧ΔPや各センサからの運転情報
(排気温Teや吸入空気量Gaなど)に基づいて標準運
転条件下の圧力損失値ΔP’に換算し、これが予め定め
られた差圧所定値Paを越えた時に、フィルタ再生時期
と判断することになる。
【0020】排気通路の分岐部aより排気下流側の各分
岐管1a、1bには、フィルタ再生時、再生対象となる
フィルタ2,3から排出されたパティキュレート燃焼ガ
ス(以下、再生燃焼ガスと呼ぶ)を取り込む再生燃焼ガ
ス排出管20が接続され、その端部は図示するように大
気開放されるか、或は排気合流部bよりも下流側に設け
られたマフラー21より排気下流側の排気管1に接続さ
れる。
岐管1a、1bには、フィルタ再生時、再生対象となる
フィルタ2,3から排出されたパティキュレート燃焼ガ
ス(以下、再生燃焼ガスと呼ぶ)を取り込む再生燃焼ガ
ス排出管20が接続され、その端部は図示するように大
気開放されるか、或は排気合流部bよりも下流側に設け
られたマフラー21より排気下流側の排気管1に接続さ
れる。
【0021】又、この再生燃焼ガス排出管20には先の
2次空気供給管11同様、再生燃焼ガス排出路を開閉す
る排出管開閉弁22と、これよりもガス流れ上流側にお
いて各フィルタ2,3からのガス流入を制御する第3開
閉弁23及び第4開閉弁24とが夫々設けられ、これら
の各開閉弁はECU10によって作動制御されるVSV
8によって開閉制御される。尚、本図ではフィルタ上流
側に設けられた第1排気制御弁4及び各開閉弁22〜2
4の負圧導入はVSV8が受け持ち、下流側の第2排気
制御弁5及び各開閉弁13〜15はVSV9が受け持つ
ように示しているが、実際にはこれらの弁に対応して1
つづつ設けられている。
2次空気供給管11同様、再生燃焼ガス排出路を開閉す
る排出管開閉弁22と、これよりもガス流れ上流側にお
いて各フィルタ2,3からのガス流入を制御する第3開
閉弁23及び第4開閉弁24とが夫々設けられ、これら
の各開閉弁はECU10によって作動制御されるVSV
8によって開閉制御される。尚、本図ではフィルタ上流
側に設けられた第1排気制御弁4及び各開閉弁22〜2
4の負圧導入はVSV8が受け持ち、下流側の第2排気
制御弁5及び各開閉弁13〜15はVSV9が受け持つ
ように示しているが、実際にはこれらの弁に対応して1
つづつ設けられている。
【0022】以上のように構成された第1実施例として
の排気浄化装置のフィルタ再生時作動を、図2に示すフ
ローチャートを用いて以下に説明する。尚、このプログ
ラムはECU10内の所定領域に予め格納されており、
エンジン運転中は連続して実行されるものである。その
作動を順に説明すると、まずステップS1では差圧セン
サ18からのフィルタ差圧値ΔPや各種センサからの運
転条件(N,Te,Gaなど)により、現在フィルタ再
生時期か否かが判定され、Yes(例えば、換算後の差
圧ΔP’>所定値Pa)と判定された場合にのみ、ステ
ップS2に進む。尚、ステップS1でNoである限りに
おいては、上述した検出・演算・判定を繰り返す。
の排気浄化装置のフィルタ再生時作動を、図2に示すフ
ローチャートを用いて以下に説明する。尚、このプログ
ラムはECU10内の所定領域に予め格納されており、
エンジン運転中は連続して実行されるものである。その
作動を順に説明すると、まずステップS1では差圧セン
サ18からのフィルタ差圧値ΔPや各種センサからの運
転条件(N,Te,Gaなど)により、現在フィルタ再
生時期か否かが判定され、Yes(例えば、換算後の差
圧ΔP’>所定値Pa)と判定された場合にのみ、ステ
ップS2に進む。尚、ステップS1でNoである限りに
おいては、上述した検出・演算・判定を繰り返す。
【0023】このようにしてフィルタ再生時期と判定さ
れたならば、通常、装置はフィルタ2への排気通路を遮
断して排気ガスをフィルタ3にのみ導き、フィルタ2の
再生を実行することになるが、本実施例によれば、この
排気流れの切り換えによるエンジン出力の急減(1フィ
ルタによる排気流れのためにはフィルタ背圧が急増する
ため)を緩和するため、ステップS2ではまず第1排気
制御弁4をフィルタ2側に閉弁させると同時に再生燃焼
ガス排出管20に設けられた第3開閉弁23と第4開閉
弁24を開き、分岐通路1aはその上流側で排気通路1
より遮断されているにも拘わらず、分岐通路1a、1b
同士を所定時間(例えば、10秒間)連通させる。
れたならば、通常、装置はフィルタ2への排気通路を遮
断して排気ガスをフィルタ3にのみ導き、フィルタ2の
再生を実行することになるが、本実施例によれば、この
排気流れの切り換えによるエンジン出力の急減(1フィ
ルタによる排気流れのためにはフィルタ背圧が急増する
ため)を緩和するため、ステップS2ではまず第1排気
制御弁4をフィルタ2側に閉弁させると同時に再生燃焼
ガス排出管20に設けられた第3開閉弁23と第4開閉
弁24を開き、分岐通路1aはその上流側で排気通路1
より遮断されているにも拘わらず、分岐通路1a、1b
同士を所定時間(例えば、10秒間)連通させる。
【0024】この結果、エンジンEからの排気ガスは第
1排気制御弁4によって分岐部aからフィルタ3に向け
て流動することになるが、その一部は第4開閉弁24を
介して再生燃焼ガス排出管20内部にも流入し第3開閉
弁23を介してフィルタ2にも導かれ、それまでの2フ
ィルタによるパティキュレート捕集時のフィルタ背圧よ
りも若干圧力が増えた状態で排気ガスが2つのフィルタ
2,3を流れることとなり、エンジン出力は若干減少す
る。
1排気制御弁4によって分岐部aからフィルタ3に向け
て流動することになるが、その一部は第4開閉弁24を
介して再生燃焼ガス排出管20内部にも流入し第3開閉
弁23を介してフィルタ2にも導かれ、それまでの2フ
ィルタによるパティキュレート捕集時のフィルタ背圧よ
りも若干圧力が増えた状態で排気ガスが2つのフィルタ
2,3を流れることとなり、エンジン出力は若干減少す
る。
【0025】そしてこの状態は、続くステップS3でY
esと判定されるまで継続され、所定時間経過後、ステ
ップS4でフィルタ2再生処理のための弁作動を開始す
ることになる。即ち、ここでは先の第1排気制御弁4に
加えて第2排気制御弁5をそれまでの中立位置から図4
に示す位置に移動させると共に、各開閉弁13,14,
22を開弁させ、開閉弁24を開弁から閉弁状態にさ
せ、ほぼ時を同じくして電気ヒータ16及び電動エアポ
ンプ12を作動させ、フィルタ2を加熱してパティキュ
レートに着火させる。
esと判定されるまで継続され、所定時間経過後、ステ
ップS4でフィルタ2再生処理のための弁作動を開始す
ることになる。即ち、ここでは先の第1排気制御弁4に
加えて第2排気制御弁5をそれまでの中立位置から図4
に示す位置に移動させると共に、各開閉弁13,14,
22を開弁させ、開閉弁24を開弁から閉弁状態にさ
せ、ほぼ時を同じくして電気ヒータ16及び電動エアポ
ンプ12を作動させ、フィルタ2を加熱してパティキュ
レートに着火させる。
【0026】この結果、排気ガスは、図中、実線矢印で
示したように今度は完全にフィルタ3を経過してマフラ
ー21へと導かれることとなり、2フィルタから1フィ
ルタへの排気流れ切り換えにより背圧が上昇し、これま
での状態よりも更にエンジン出力が減少することにな
る。続くステップS5では、以上のようにして開始され
た電気ヒータ16の通電時間を見て、パティキュレート
着火所要時間としての予め定められたヒータ通電時間
(例えば、5分)が経過したか否かが判定され、Yes
と判定された場合、ルーチンはステップS6に進みヒー
タ通電を終了する。
示したように今度は完全にフィルタ3を経過してマフラ
ー21へと導かれることとなり、2フィルタから1フィ
ルタへの排気流れ切り換えにより背圧が上昇し、これま
での状態よりも更にエンジン出力が減少することにな
る。続くステップS5では、以上のようにして開始され
た電気ヒータ16の通電時間を見て、パティキュレート
着火所要時間としての予め定められたヒータ通電時間
(例えば、5分)が経過したか否かが判定され、Yes
と判定された場合、ルーチンはステップS6に進みヒー
タ通電を終了する。
【0027】又、続くステップS7では、更にフィルタ
2の再生開始からの時間経過を見て、フィルタ2のパテ
ィキュレート燃焼所要時間としての所定時間(例えば、
15分)が経過したか否かを判定し、Yesと判定され
たならばフィルタ2の再生が終了したことになるため、
ルーチンはステップS8に進み、装置は次にフィルタ3
の再生モードへと移行することになる。
2の再生開始からの時間経過を見て、フィルタ2のパテ
ィキュレート燃焼所要時間としての所定時間(例えば、
15分)が経過したか否かを判定し、Yesと判定され
たならばフィルタ2の再生が終了したことになるため、
ルーチンはステップS8に進み、装置は次にフィルタ3
の再生モードへと移行することになる。
【0028】ステップS8ではフィルタ2の再生の時と
同じように、それまでのフィルタ3からフィルタ2への
排気流れ切り換えに先立ってエンジン出力の急変を緩和
する処理が行われる。即ち、この再生切り換えにあたっ
て、パティキュレートを多く蓄積しているフィルタから
再生直後のパティキュレートの無いフィルタへと排気流
れを急激に切り換えるとフィルタ背圧の減少によってエ
ンジン出力が急増することになるが、本実施例ではその
間にフィルタ2,3を介する排気流れを実行することで
漸次排気流れを変化させて背圧の減少を緩和させ、以て
エンジン出力の急増を緩和させる。
同じように、それまでのフィルタ3からフィルタ2への
排気流れ切り換えに先立ってエンジン出力の急変を緩和
する処理が行われる。即ち、この再生切り換えにあたっ
て、パティキュレートを多く蓄積しているフィルタから
再生直後のパティキュレートの無いフィルタへと排気流
れを急激に切り換えるとフィルタ背圧の減少によってエ
ンジン出力が急増することになるが、本実施例ではその
間にフィルタ2,3を介する排気流れを実行することで
漸次排気流れを変化させて背圧の減少を緩和させ、以て
エンジン出力の急増を緩和させる。
【0029】従って、ステップS8での具体的処理内容
は、フィルタ2の再生終了に伴う電動エアポンプ12作
動の終了と、第1排気制御弁4の弁位置をフィルタ3側
に切り換える処理が含まれ(第2排気制御弁5は中立位
置に戻す)、各開閉弁については開閉弁23,24が開
弁し、開閉弁13,14,15,22は総て閉じること
で、分岐通路1aに導かれた排気ガスの一部がフィルタ
3にも流動するようにする。
は、フィルタ2の再生終了に伴う電動エアポンプ12作
動の終了と、第1排気制御弁4の弁位置をフィルタ3側
に切り換える処理が含まれ(第2排気制御弁5は中立位
置に戻す)、各開閉弁については開閉弁23,24が開
弁し、開閉弁13,14,15,22は総て閉じること
で、分岐通路1aに導かれた排気ガスの一部がフィルタ
3にも流動するようにする。
【0030】そしてこの処理は、ステップS2の処理と
同様にステップS9でYesと判定されるまで継続さ
れ、所定時間経過後、ステップS10でフィルタ3の再
生処理のための弁作動を開始することになる。従って、
ここでは先の第1排気制御弁4に加えて第2排気制御弁
5をそれまでの中立位置からフィルタ3側に示す位置に
移動させると共に、各開閉弁13,15,22を開弁さ
せ、開閉弁24を閉弁から開弁状態にさせ、ほぼ時を同
じくして電気ヒータ17及び電動エアポンプ12を作動
させ、フィルタ3を加熱してパティキュレートに着火さ
せる。
同様にステップS9でYesと判定されるまで継続さ
れ、所定時間経過後、ステップS10でフィルタ3の再
生処理のための弁作動を開始することになる。従って、
ここでは先の第1排気制御弁4に加えて第2排気制御弁
5をそれまでの中立位置からフィルタ3側に示す位置に
移動させると共に、各開閉弁13,15,22を開弁さ
せ、開閉弁24を閉弁から開弁状態にさせ、ほぼ時を同
じくして電気ヒータ17及び電動エアポンプ12を作動
させ、フィルタ3を加熱してパティキュレートに着火さ
せる。
【0031】そしてフィルタ2と同様にステップS11
では、以上のようにして開始された電気ヒータ17の通
電時間を見て、パティキュレート着火を確実にし、次の
ステップS12でヒータ通電を終了したあと、ステップ
S13でフィルタ3の再生開始からの時間を経過を見
る。そして、ステップS13でYes、即ちフィルタ3
に捕集されているパティキュレートの燃焼が達成された
ならば一連のフィルタ再生を終え、装置としてはステッ
プS14で元のパティキュレート捕集モード(両排気制
御弁4,5が中立位置を占め、総ての開閉弁13〜1
5、22〜24が閉じ、電動エアポンプ12が作動停止
する状態)に復帰し、本ルーチンを終了することにな
る。
では、以上のようにして開始された電気ヒータ17の通
電時間を見て、パティキュレート着火を確実にし、次の
ステップS12でヒータ通電を終了したあと、ステップ
S13でフィルタ3の再生開始からの時間を経過を見
る。そして、ステップS13でYes、即ちフィルタ3
に捕集されているパティキュレートの燃焼が達成された
ならば一連のフィルタ再生を終え、装置としてはステッ
プS14で元のパティキュレート捕集モード(両排気制
御弁4,5が中立位置を占め、総ての開閉弁13〜1
5、22〜24が閉じ、電動エアポンプ12が作動停止
する状態)に復帰し、本ルーチンを終了することにな
る。
【0032】以上、本発明の第1実施例としての装置の
フィルタ再生作動を説明したが、本実施例はパティキュ
レート捕集モードからフィルタ2の再生モード、及びフ
ィルタ1からフィルタ2の再生モードに切り換わる双方
の場合において、第1排気制御弁4の弁位置が切り換わ
っても、暫くの間は分岐通路1a,1bを連通すること
でフィルタ背圧(排気流れの急変)を緩和し、これによ
りエンジン出力の変動をなますものである。
フィルタ再生作動を説明したが、本実施例はパティキュ
レート捕集モードからフィルタ2の再生モード、及びフ
ィルタ1からフィルタ2の再生モードに切り換わる双方
の場合において、第1排気制御弁4の弁位置が切り換わ
っても、暫くの間は分岐通路1a,1bを連通すること
でフィルタ背圧(排気流れの急変)を緩和し、これによ
りエンジン出力の変動をなますものである。
【0033】第3に示すフローチャートは、図1の構成
なる排気浄化装置に対して適用可能な本発明の第2実施
例としてのフィルタ再生作動を説明するものである。
尚、本実施例においても各フィルタ2,3の再生時の各
制御弁・開閉弁の位置及び電気ヒータ・電動エアポンプ
作動内容は、上述した第1実施例と同一であるため、夫
々の処理内容を夫々1つのステップとして表現すること
にする。
なる排気浄化装置に対して適用可能な本発明の第2実施
例としてのフィルタ再生作動を説明するものである。
尚、本実施例においても各フィルタ2,3の再生時の各
制御弁・開閉弁の位置及び電気ヒータ・電動エアポンプ
作動内容は、上述した第1実施例と同一であるため、夫
々の処理内容を夫々1つのステップとして表現すること
にする。
【0034】しかして本実施例によれば、先の実施例と
同様に、フィルタ2の再生開始にあたって所定時間に亙
り双方のフィルタ2,3に排気ガスを導き、フィルタ背
圧の急増が緩和させるが、その処理内容は第1実施例と
異なりステップS22で双方の排気制御弁4,5をフィ
ルタ2側に移動させると共に開閉弁14,15,22,
23を総て開き、フィルタ2を経由した排気ガスが2次
空気供給管11の内部を通ってフィルタ3側の分岐通路
1bから抜けることでフィルタ背圧の急上昇を抑制する
ようにする。
同様に、フィルタ2の再生開始にあたって所定時間に亙
り双方のフィルタ2,3に排気ガスを導き、フィルタ背
圧の急増が緩和させるが、その処理内容は第1実施例と
異なりステップS22で双方の排気制御弁4,5をフィ
ルタ2側に移動させると共に開閉弁14,15,22,
23を総て開き、フィルタ2を経由した排気ガスが2次
空気供給管11の内部を通ってフィルタ3側の分岐通路
1bから抜けることでフィルタ背圧の急上昇を抑制する
ようにする。
【0035】そして以上のようにしてエンジン出力の急
低下が緩和されたならば、ルーチンはステップS24で
開閉弁15,24を閉じると共に開閉弁13,22を開
弁して、以下先の第1実施例で述べたような一連のフィ
ルタ再生処理を実行する。尚、本実施例では第1実施例
とは異なり、フィルタ2の再生終了後からフィルタ3の
再生開始にあたっては、上述したような出力緩和処理は
行わずステップS25で従来同様、両排気制御弁4,5
の位置を切り換えると共に、それまで閉弁されていた開
閉弁15,24を開き、電気ヒータ17に通電切り換え
る処理が行われる。
低下が緩和されたならば、ルーチンはステップS24で
開閉弁15,24を閉じると共に開閉弁13,22を開
弁して、以下先の第1実施例で述べたような一連のフィ
ルタ再生処理を実行する。尚、本実施例では第1実施例
とは異なり、フィルタ2の再生終了後からフィルタ3の
再生開始にあたっては、上述したような出力緩和処理は
行わずステップS25で従来同様、両排気制御弁4,5
の位置を切り換えると共に、それまで閉弁されていた開
閉弁15,24を開き、電気ヒータ17に通電切り換え
る処理が行われる。
【0036】そしてルーチンは、フィルタ3の再生終了
からステップS28で示すパティキュレート捕集モード
に復帰するにあたり、ステップS26及び27でフィル
タ2側の開閉弁14,23を所定時間(例えば、10秒
間)開き、フィルタ2側に導かれていた排気ガスの一部
を再生直後のフィルタ3に導き、1フィルタから2フィ
ルタへの排気流れ切り換えに伴うフィルタ背圧の急激な
上昇を緩和させ,エンジン出力の低下を緩やかにするの
である。尚、図2及び図3で説明した各実施例のフロー
チャートでは、各排気制御弁4,5の作動と、再生燃焼
ガス排出管20の連通処理とを1つのステップに含んで
表現したが、当然ながら排気制御弁4,5の作動信号出
力に若干先立って開閉弁23,24の作動信号を出力し
て排出管20を開き、フィルタ2,3間の連通を確実に
した上で排気流れの切り換えを実行しても良い。
からステップS28で示すパティキュレート捕集モード
に復帰するにあたり、ステップS26及び27でフィル
タ2側の開閉弁14,23を所定時間(例えば、10秒
間)開き、フィルタ2側に導かれていた排気ガスの一部
を再生直後のフィルタ3に導き、1フィルタから2フィ
ルタへの排気流れ切り換えに伴うフィルタ背圧の急激な
上昇を緩和させ,エンジン出力の低下を緩やかにするの
である。尚、図2及び図3で説明した各実施例のフロー
チャートでは、各排気制御弁4,5の作動と、再生燃焼
ガス排出管20の連通処理とを1つのステップに含んで
表現したが、当然ながら排気制御弁4,5の作動信号出
力に若干先立って開閉弁23,24の作動信号を出力し
て排出管20を開き、フィルタ2,3間の連通を確実に
した上で排気流れの切り換えを実行しても良い。
【0037】図4に示すタイミングチャートは、上述し
た第1及び第2実施例の変形例としての各弁作動順を示
すものであって、本例ではフィルタ2からフィルタ3へ
の再生切り換わり時と、フィルタ3からパティキュレー
ト捕集モードへの復帰時に、上述したように排気制御弁
4,5の作動に若干先立って排出管20を連通すること
で、上述した排気流れ切り換えの際のエンジン出力変動
を緩和させるものである。
た第1及び第2実施例の変形例としての各弁作動順を示
すものであって、本例ではフィルタ2からフィルタ3へ
の再生切り換わり時と、フィルタ3からパティキュレー
ト捕集モードへの復帰時に、上述したように排気制御弁
4,5の作動に若干先立って排出管20を連通すること
で、上述した排気流れ切り換えの際のエンジン出力変動
を緩和させるものである。
【0038】しかして、この変形例のように排気制御弁
4,5の作動に先立って各フィルタ2,3の分岐通路1
a,1b間を連通した場合、分岐部aに設けられた第1
排気制御弁4の前後差圧がその作動に先立ってキャンセ
ルされるため、排気制御弁作動時には小さな駆動力で弁
位置を切り換えることができ、この場合、上述した効果
に加えてアクチュエータ6,7の小型化が可能となり車
両搭載性が向上する。
4,5の作動に先立って各フィルタ2,3の分岐通路1
a,1b間を連通した場合、分岐部aに設けられた第1
排気制御弁4の前後差圧がその作動に先立ってキャンセ
ルされるため、排気制御弁作動時には小さな駆動力で弁
位置を切り換えることができ、この場合、上述した効果
に加えてアクチュエータ6,7の小型化が可能となり車
両搭載性が向上する。
【0039】上述した第1・第2実施例及び変形例は、
フィルタ再生に伴う排気ガスの流れの切り換えにあたっ
て、まずエンジンからの排気ガスを両フィルタ2,3に
導くことでフィルタ背圧がワンクッションおいて変化す
るようにし、以てエンジンの出力変動をなますようにし
たものである。これに対して図5及び図6に示す第3実
施例は、排気流れ切り換え手段としての第1・第2排気
制御弁4,5の弁作動自体を緩慢にすることでフィルタ
背圧の急変を回避したものである。
フィルタ再生に伴う排気ガスの流れの切り換えにあたっ
て、まずエンジンからの排気ガスを両フィルタ2,3に
導くことでフィルタ背圧がワンクッションおいて変化す
るようにし、以てエンジンの出力変動をなますようにし
たものである。これに対して図5及び図6に示す第3実
施例は、排気流れ切り換え手段としての第1・第2排気
制御弁4,5の弁作動自体を緩慢にすることでフィルタ
背圧の急変を回避したものである。
【0040】しかして本実施例によれば、図5に示した
ように図1の排気浄化装置に加え排気制御弁4,5とV
SV8,9との間には、バキュームラインから各排気制
御弁4,5へ導かれる負圧の大きさを制御して排気制御
弁4,5の開閉時間を調整する電気式負圧調整弁(EV
RV)25,26が設けられ、各EVRV25,26は
現在の運転条件を入力するECU10によって作動制御
される。
ように図1の排気浄化装置に加え排気制御弁4,5とV
SV8,9との間には、バキュームラインから各排気制
御弁4,5へ導かれる負圧の大きさを制御して排気制御
弁4,5の開閉時間を調整する電気式負圧調整弁(EV
RV)25,26が設けられ、各EVRV25,26は
現在の運転条件を入力するECU10によって作動制御
される。
【0041】図6のフローチャートは、以上のように構
成された排気浄化装置のフィルタ再生作動を示すもので
ある。先ずステップS31ではこれまでの実施例と同様
にフィルタ再生時期か否かが判定され、Yesと判定さ
れた場合にのみルーチンはステップS32に進む。先の
実施例と異なり、ステップS32では各種センサによっ
て現在の運転条件(例えば、エンジン回転数Nやエンジ
ン負荷Ga/N)が読み込まれ、例えば図示するマップ
(或は、演算式)によって現運転条件に応じたEVRV
25,26に印加される電圧値V、即ち各排気制御弁
4,5の開閉時間Tが決定される。尚、本実施例で設定
される開閉時間は、例えばエンジンEが高回転・高負荷
であればそれだけ排気流れ切り換えに伴うエンジン出力
変動が大きいために、この場合、開閉時間を大きくして
出来るだけ緩やかに排気制御弁が開閉し徐々にエンジン
出力が変化するように設定されている。
成された排気浄化装置のフィルタ再生作動を示すもので
ある。先ずステップS31ではこれまでの実施例と同様
にフィルタ再生時期か否かが判定され、Yesと判定さ
れた場合にのみルーチンはステップS32に進む。先の
実施例と異なり、ステップS32では各種センサによっ
て現在の運転条件(例えば、エンジン回転数Nやエンジ
ン負荷Ga/N)が読み込まれ、例えば図示するマップ
(或は、演算式)によって現運転条件に応じたEVRV
25,26に印加される電圧値V、即ち各排気制御弁
4,5の開閉時間Tが決定される。尚、本実施例で設定
される開閉時間は、例えばエンジンEが高回転・高負荷
であればそれだけ排気流れ切り換えに伴うエンジン出力
変動が大きいために、この場合、開閉時間を大きくして
出来るだけ緩やかに排気制御弁が開閉し徐々にエンジン
出力が変化するように設定されている。
【0042】以上のようにして各排気制御弁4,5の開
閉時間Tが決定されたならば、ルーチンは次にステップ
S33に進み、実際に排気制御弁4,5をフィルタ2側
に作動させるべく対応するVSV8,9にON信号を出
力すると共に、決定された電圧値を以てEVRV25,
26に電圧印加する。この結果、各排気制御弁4,5は
それまでの中立位置からフィルタ2側に徐々に弁位置を
変えることとなり、フィルタ3に導かれる排気ガスの流
量は徐々に増加して、ステップS34上で上記開閉時間
Tが経過した(Yes)と判定された状態で完全に排気
ガス流れが切り換わり、このようにしてエンジン出力の
変動がなまされることになる。
閉時間Tが決定されたならば、ルーチンは次にステップ
S33に進み、実際に排気制御弁4,5をフィルタ2側
に作動させるべく対応するVSV8,9にON信号を出
力すると共に、決定された電圧値を以てEVRV25,
26に電圧印加する。この結果、各排気制御弁4,5は
それまでの中立位置からフィルタ2側に徐々に弁位置を
変えることとなり、フィルタ3に導かれる排気ガスの流
量は徐々に増加して、ステップS34上で上記開閉時間
Tが経過した(Yes)と判定された状態で完全に排気
ガス流れが切り換わり、このようにしてエンジン出力の
変動がなまされることになる。
【0043】そしてルーチンはこの後、ステップS35
で従来同様のフィルタ2の再生処理を実行することにな
るが、本実施例ではステップS36のフィルタ2再生終
了処理からフィルタ3の再生開始にあたってもステップ
S32〜34と同じような処理をステップS36〜38
で行い、又、フィルタ3再生終了(ステップS40)か
ら元のパティキュレート捕集モードに復帰する際にも、
ステップS41で現運転条件に応じて排気制御弁4,5
の開閉時間を決定してステップS42で徐々に中立位置
に復帰させ、その際のエンジン出力の変動を緩和させる
ようにする。
で従来同様のフィルタ2の再生処理を実行することにな
るが、本実施例ではステップS36のフィルタ2再生終
了処理からフィルタ3の再生開始にあたってもステップ
S32〜34と同じような処理をステップS36〜38
で行い、又、フィルタ3再生終了(ステップS40)か
ら元のパティキュレート捕集モードに復帰する際にも、
ステップS41で現運転条件に応じて排気制御弁4,5
の開閉時間を決定してステップS42で徐々に中立位置
に復帰させ、その際のエンジン出力の変動を緩和させる
ようにする。
【0044】尚、以上の説明は2つのフィルタ2,3で
パティキュレート捕集し、フィルタ再生にあたっては順
に再生していく、所謂、同時捕集・交互再生方式のデュ
アルフィルタタイプの排気浄化装置に本発明を適用した
実施例であるが、当然ながらこの実施例に類似し、パテ
ィキュレートの捕集は1つのフィルタで行い、この間に
他方のフィルタを再生し、これを2フィルタ間で繰り返
す、所謂交互捕集・交互再生方式の排気浄化装置の場合
でも、図7のフローチャートのステップS42〜44及
びステップS47〜49に示すように、フィルタの捕集
・再生モード切り換えに伴う排気制御弁の位置換えにあ
たって、その時の運転条件に応じて弁作動時間(速度)
を制御すると、フィルタ背圧変動に伴うエンジン出力の
変動を緩やかにすることができる。
パティキュレート捕集し、フィルタ再生にあたっては順
に再生していく、所謂、同時捕集・交互再生方式のデュ
アルフィルタタイプの排気浄化装置に本発明を適用した
実施例であるが、当然ながらこの実施例に類似し、パテ
ィキュレートの捕集は1つのフィルタで行い、この間に
他方のフィルタを再生し、これを2フィルタ間で繰り返
す、所謂交互捕集・交互再生方式の排気浄化装置の場合
でも、図7のフローチャートのステップS42〜44及
びステップS47〜49に示すように、フィルタの捕集
・再生モード切り換えに伴う排気制御弁の位置換えにあ
たって、その時の運転条件に応じて弁作動時間(速度)
を制御すると、フィルタ背圧変動に伴うエンジン出力の
変動を緩やかにすることができる。
【0045】以上、運転条件に応じて第1及び第2排気
制御弁4,5の開閉速度を変化させることにより、排気
流れ切り換えに伴うエンジン出力の変動を緩和させる2
つの実施例を説明したが、その変形例としては上記開閉
速度を運転条件に依存させず、単にEVRVによって排
気制御弁4,5のとり得る最も遅い開閉速度に固定して
出力変動をなますようにしても良い。
制御弁4,5の開閉速度を変化させることにより、排気
流れ切り換えに伴うエンジン出力の変動を緩和させる2
つの実施例を説明したが、その変形例としては上記開閉
速度を運転条件に依存させず、単にEVRVによって排
気制御弁4,5のとり得る最も遅い開閉速度に固定して
出力変動をなますようにしても良い。
【0046】次に図8及び図9を参照して本発明の第4
実施例を説明する。従来の同時捕集・交互再生方式の排
気浄化装置においては、一方のフィルタの再生から他方
のフィルタ再生への切り換えに伴って、排気分岐部に設
けられた第1排気制御弁が一方のフィルタ側から他方の
フィルタ側に向かって移動する場合、それまで1つのフ
ィルタを介して流れていた排気ガスが一瞬、2つのフィ
ルタを通過することになるため、この時フィルタ背圧が
一瞬減少してエンジン出力が急増することになり、ドラ
イバビリティが悪化する。
実施例を説明する。従来の同時捕集・交互再生方式の排
気浄化装置においては、一方のフィルタの再生から他方
のフィルタ再生への切り換えに伴って、排気分岐部に設
けられた第1排気制御弁が一方のフィルタ側から他方の
フィルタ側に向かって移動する場合、それまで1つのフ
ィルタを介して流れていた排気ガスが一瞬、2つのフィ
ルタを通過することになるため、この時フィルタ背圧が
一瞬減少してエンジン出力が急増することになり、ドラ
イバビリティが悪化する。
【0047】このようなエンジン出力急増現象は、一連
のフィルタ再生処理において2番目のフィルタ再生後に
再び2フィルタによるパティキュレート捕集モードに切
り換わる際にも同様に発生することになり、運転者とし
てはエンジン出力が急減する場合よりもドライブフィー
リングが良くない。以下説明する本発明の第4実施例
は、フィルタ再生時の、この一瞬のエンジン出力急増に
対処するべく提供されるものである。しかして本実施例
によれば、図8に示すように、排気分岐部aよりも排気
上流側の排気管1の内部には、排気制御弁4,5のフィ
ルタ1側からフィルタ2側への作動、及びフィルタ2側
から中立位置への作動にほぼ同期するか、或は先立って
排気を絞り込みフィルタ背圧を一時的に大きくすること
で上述したような排気流れ切り換えに伴うエンジン出力
急増現象を抑制する排気リターダ弁(RV)27が設け
られる。
のフィルタ再生処理において2番目のフィルタ再生後に
再び2フィルタによるパティキュレート捕集モードに切
り換わる際にも同様に発生することになり、運転者とし
てはエンジン出力が急減する場合よりもドライブフィー
リングが良くない。以下説明する本発明の第4実施例
は、フィルタ再生時の、この一瞬のエンジン出力急増に
対処するべく提供されるものである。しかして本実施例
によれば、図8に示すように、排気分岐部aよりも排気
上流側の排気管1の内部には、排気制御弁4,5のフィ
ルタ1側からフィルタ2側への作動、及びフィルタ2側
から中立位置への作動にほぼ同期するか、或は先立って
排気を絞り込みフィルタ背圧を一時的に大きくすること
で上述したような排気流れ切り換えに伴うエンジン出力
急増現象を抑制する排気リターダ弁(RV)27が設け
られる。
【0048】このRV27は、例えば排気制御弁4,5
と同様に圧力応動型の開閉弁として構成することができ
るが、当然ながらその最大閉じ位置においても排気通路
を全閉しないようになっており、又、その閉弁位置から
通常の全開位置への復帰にあたっては、VSV8とRV
27との間に設けられた負圧遅延弁(VTV)28によ
りその作動速度が緩和されて、VSV8のオフ時、徐々
に開弁位置に戻るように構成されている。
と同様に圧力応動型の開閉弁として構成することができ
るが、当然ながらその最大閉じ位置においても排気通路
を全閉しないようになっており、又、その閉弁位置から
通常の全開位置への復帰にあたっては、VSV8とRV
27との間に設けられた負圧遅延弁(VTV)28によ
りその作動速度が緩和されて、VSV8のオフ時、徐々
に開弁位置に戻るように構成されている。
【0049】本実施例のフィルタ再生時作動を図9のフ
ローチャートにより説明する。その作動は、ステップS
51でフィルタ再生時期と判定されたならば(Ye
s)、装置はステップS52でそのままフィルタ2の再
生処理モードに入り、前述したような通常のフィルタ再
生処理(排気制御弁4,5:フィルタ2側に移動;各開
閉弁13,14,22,23:開;電気ヒータ16:例
えば、5分間通電後オフ;エアポンプ12:例えば、1
5分間作動)を行う。
ローチャートにより説明する。その作動は、ステップS
51でフィルタ再生時期と判定されたならば(Ye
s)、装置はステップS52でそのままフィルタ2の再
生処理モードに入り、前述したような通常のフィルタ再
生処理(排気制御弁4,5:フィルタ2側に移動;各開
閉弁13,14,22,23:開;電気ヒータ16:例
えば、5分間通電後オフ;エアポンプ12:例えば、1
5分間作動)を行う。
【0050】そして所定時間に亙ってエアポンプ12が
作動し、フィルタ2のパティキュレートが燃焼したなら
ば、ルーチンは次のステップS53でRV27を閉じ第
1排気制御弁4上流の排気通路を絞ると共に、各排気制
御弁4,5をフィルタ3側に移動し、電動エアポンプ1
2の作動を停止して開閉弁13〜15及び22〜25を
閉じるようにする。
作動し、フィルタ2のパティキュレートが燃焼したなら
ば、ルーチンは次のステップS53でRV27を閉じ第
1排気制御弁4上流の排気通路を絞ると共に、各排気制
御弁4,5をフィルタ3側に移動し、電動エアポンプ1
2の作動を停止して開閉弁13〜15及び22〜25を
閉じるようにする。
【0051】この結果、排気制御弁4,5がそれまでの
分岐通路1a遮断状態から通路開放状態に移行してフィ
ルタ背圧が一瞬下降することになるが、フィルタ背圧は
RV27の排気通路絞り込みによって増加傾向となって
いるために、これらの作用が互いに相殺され、総じてエ
ンジン出力の急増現象が緩和されることになる。このR
V27による排気絞り込みは所定時間(例えば、5秒
間)に亙って継続され、ステップS54でYesと判定
されたならば、ステップS55でRV27のVSV8へ
の駆動信号がオフされ、元の排気通路開弁状態に復帰す
ることになる。尚、このRV27の開弁状態への復帰に
あたっては、上述したようにVTV28の負圧遅延作用
によって比較的緩慢に行われるため、従ってこのRV作
動に伴うエンジン出力の変動は低減される。
分岐通路1a遮断状態から通路開放状態に移行してフィ
ルタ背圧が一瞬下降することになるが、フィルタ背圧は
RV27の排気通路絞り込みによって増加傾向となって
いるために、これらの作用が互いに相殺され、総じてエ
ンジン出力の急増現象が緩和されることになる。このR
V27による排気絞り込みは所定時間(例えば、5秒
間)に亙って継続され、ステップS54でYesと判定
されたならば、ステップS55でRV27のVSV8へ
の駆動信号がオフされ、元の排気通路開弁状態に復帰す
ることになる。尚、このRV27の開弁状態への復帰に
あたっては、上述したようにVTV28の負圧遅延作用
によって比較的緩慢に行われるため、従ってこのRV作
動に伴うエンジン出力の変動は低減される。
【0052】そして、本実施例によればこのようにエン
ジン出力の変動がなまされた状態でフィルタ2からフィ
ルタ3への再生切り換えがスムーズに行われ、ルーチン
は続くステップS56でフィルタ3の再生処理を実行し
た後、ステップS57〜59で先のステップS53〜5
5と同じ処理、即ちRV27による排気絞り込みと排気
制御弁4,5の弁位置切り換え(フィルタ3側から中立
位置への移動)、及び各開閉弁13〜15、22〜24
の閉弁、エアポンプ12の作動停止を行い、パティキュ
レート捕集モード復帰に伴うエンジン出力の急増現象が
緩和される。
ジン出力の変動がなまされた状態でフィルタ2からフィ
ルタ3への再生切り換えがスムーズに行われ、ルーチン
は続くステップS56でフィルタ3の再生処理を実行し
た後、ステップS57〜59で先のステップS53〜5
5と同じ処理、即ちRV27による排気絞り込みと排気
制御弁4,5の弁位置切り換え(フィルタ3側から中立
位置への移動)、及び各開閉弁13〜15、22〜24
の閉弁、エアポンプ12の作動停止を行い、パティキュ
レート捕集モード復帰に伴うエンジン出力の急増現象が
緩和される。
【0053】上述した本発明の第4実施例は、エンジン
出力が急増するような排気流れ切り換えにあたって、そ
の上流側の排気通路を一時的に絞り込むことでフィルタ
背圧を高くし、以てエンジン出力変動を緩和したもので
あるが、このようなエンジン出力変動緩和作用は、排気
流れ切り換え時エンジン本体に供給される燃料量を増減
することによっても達成できる。
出力が急増するような排気流れ切り換えにあたって、そ
の上流側の排気通路を一時的に絞り込むことでフィルタ
背圧を高くし、以てエンジン出力変動を緩和したもので
あるが、このようなエンジン出力変動緩和作用は、排気
流れ切り換え時エンジン本体に供給される燃料量を増減
することによっても達成できる。
【0054】図10のフローチャートは、燃料噴射量を
増減することで排気流れ切り換え時のエンジン出力の変
動を緩和させる本発明の第5実施例としてのフィルタ再
生作動を示すものであって、例えば図1の排気浄化装置
に対して適用できるものである。しかしてその作動は、
まずステップS61でフィルタ再生時期と判定されたな
らば(Yes)、装置は第4実施例と同様にステップS
62でパティキュレート捕集モードからフィルタ2の再
生処理モードへと移行することになるが、本実施例で
は、このフィルタ再生処理に伴う排気制御弁4,5の切
り換えに同期、或は先立って燃料噴射量が増量され、フ
ィルタ背圧上昇に伴うエンジン出力の急減に対抗するべ
くエンジン出力増加方向に燃料噴射量が補正される。
増減することで排気流れ切り換え時のエンジン出力の変
動を緩和させる本発明の第5実施例としてのフィルタ再
生作動を示すものであって、例えば図1の排気浄化装置
に対して適用できるものである。しかしてその作動は、
まずステップS61でフィルタ再生時期と判定されたな
らば(Yes)、装置は第4実施例と同様にステップS
62でパティキュレート捕集モードからフィルタ2の再
生処理モードへと移行することになるが、本実施例で
は、このフィルタ再生処理に伴う排気制御弁4,5の切
り換えに同期、或は先立って燃料噴射量が増量され、フ
ィルタ背圧上昇に伴うエンジン出力の急減に対抗するべ
くエンジン出力増加方向に燃料噴射量が補正される。
【0055】そしてこの増量補正はステップS63,6
4に示したように、フィルタ再生処理と平行して所定時
間(例えば、5秒間)に亙って継続される。又この燃料
補正は、ステップS68に相当するフィルタ2の再生終
了からフィルタ3の再生開始への排気流れ切り換え時
や、ステップS74に相当するフィルタ3の再生終了か
ら2フィルタ4,5によるパティキュレート捕集モード
への復帰時にも同様に行われ、この場合逆に図4実施例
で説明したようにエンジン出力の急増に対処するべく燃
料噴射量の減量補正が行われる。
4に示したように、フィルタ再生処理と平行して所定時
間(例えば、5秒間)に亙って継続される。又この燃料
補正は、ステップS68に相当するフィルタ2の再生終
了からフィルタ3の再生開始への排気流れ切り換え時
や、ステップS74に相当するフィルタ3の再生終了か
ら2フィルタ4,5によるパティキュレート捕集モード
への復帰時にも同様に行われ、この場合逆に図4実施例
で説明したようにエンジン出力の急増に対処するべく燃
料噴射量の減量補正が行われる。
【0056】図11のフローチャートは、フィルタ再生
中の排気流れ切り換えの前後に電気ヒータを短時間(例
えば、5秒間)通電することで、車両のオルタネータ発
電トルクを一時的に大きくし、以てのエンジン出力の変
動を緩和させる本発明の第6実施例としてのフィルタ再
生作動を示すものであって、以下図1に示す排気浄化装
置を参照しながら説明する。
中の排気流れ切り換えの前後に電気ヒータを短時間(例
えば、5秒間)通電することで、車両のオルタネータ発
電トルクを一時的に大きくし、以てのエンジン出力の変
動を緩和させる本発明の第6実施例としてのフィルタ再
生作動を示すものであって、以下図1に示す排気浄化装
置を参照しながら説明する。
【0057】しかしてその作動は、まずステップS71
でフィルタ再生時期と判定されたならば(Yes)、排
気制御弁4,5のフィルタ2側作動に先立ってステップ
S72で電気ヒータ16に対して通電が開始される。こ
の結果、このような排気浄化装置を搭載する車両におい
ては、ヒータ通電に伴って消費電力が上昇することにな
り、オルタネータ発電トルクが増加しエンジンとしては
負荷が増加してエンジン出力が若干減少することにな
る。
でフィルタ再生時期と判定されたならば(Yes)、排
気制御弁4,5のフィルタ2側作動に先立ってステップ
S72で電気ヒータ16に対して通電が開始される。こ
の結果、このような排気浄化装置を搭載する車両におい
ては、ヒータ通電に伴って消費電力が上昇することにな
り、オルタネータ発電トルクが増加しエンジンとしては
負荷が増加してエンジン出力が若干減少することにな
る。
【0058】そしてこのヒータ16の先行通電処理は、
例えば5秒間という極めて短い時間に亙って行われ、所
定時間経過後(ステップS73でYes)、ルーチンは
ステップS74でフィルタ2の再生処理、即ち上述した
排気制御弁4,5や各開閉弁13〜15、22〜24の
作動及び電動エアポンプ12の作動を開始することにな
る(尚、電気ヒータ16はそのまま通電続行する)。
例えば5秒間という極めて短い時間に亙って行われ、所
定時間経過後(ステップS73でYes)、ルーチンは
ステップS74でフィルタ2の再生処理、即ち上述した
排気制御弁4,5や各開閉弁13〜15、22〜24の
作動及び電動エアポンプ12の作動を開始することにな
る(尚、電気ヒータ16はそのまま通電続行する)。
【0059】この結果、エンジン出力はヒータ先行通電
しない従来の場合と異なり、まずヒータ通電分だけエン
ジン出力が若干落ち、その後排気制御弁4,5作動に伴
うフィルタ背圧上昇によって更にエンジン出力が低下す
る、所謂2段階に亙るエンジン出力減少があり、従来の
ような急激な変動が緩和される。また本実施例によれ
ば、このヒータ通電は第4実施例の場合と同様に、フィ
ルタ2再生終了からフィルタ3への再生移行時や、フィ
ルタ3再生終了からパティキュレート捕集モード復帰時
にも、排気制御弁4,5の作動に先立つか、或は同時に
行われ(ステップS78,79及びステップS84,8
5の各処理)、エンジン負荷を一時的に高めることであ
る程度のエンジントルクを吸収し、分岐通路1a,1b
開放時のエンジン出力急増を緩和させる。
しない従来の場合と異なり、まずヒータ通電分だけエン
ジン出力が若干落ち、その後排気制御弁4,5作動に伴
うフィルタ背圧上昇によって更にエンジン出力が低下す
る、所謂2段階に亙るエンジン出力減少があり、従来の
ような急激な変動が緩和される。また本実施例によれ
ば、このヒータ通電は第4実施例の場合と同様に、フィ
ルタ2再生終了からフィルタ3への再生移行時や、フィ
ルタ3再生終了からパティキュレート捕集モード復帰時
にも、排気制御弁4,5の作動に先立つか、或は同時に
行われ(ステップS78,79及びステップS84,8
5の各処理)、エンジン負荷を一時的に高めることであ
る程度のエンジントルクを吸収し、分岐通路1a,1b
開放時のエンジン出力急増を緩和させる。
【0060】このように電気ヒータ作動によってエンジ
ン負荷を大きくすることでフィルタ再生時のエンジン出
力変動を緩和させた本発明の第6実施例を説明してきた
が,この変形例としては、電気ヒータの代わりにエアコ
ンや2次空気供給用エアポンプなどを一時的に作動する
ことでエンジン負荷をかけるようにしても良い。ところ
で上述したこれらの実施例は、フィルタ再生時にエアポ
ンプよって2次空気を供給するものであるが、この2次
空気圧送作用はエンジン本体に装着される既存のバキュ
ームポンプでも賄うことができる。
ン負荷を大きくすることでフィルタ再生時のエンジン出
力変動を緩和させた本発明の第6実施例を説明してきた
が,この変形例としては、電気ヒータの代わりにエアコ
ンや2次空気供給用エアポンプなどを一時的に作動する
ことでエンジン負荷をかけるようにしても良い。ところ
で上述したこれらの実施例は、フィルタ再生時にエアポ
ンプよって2次空気を供給するものであるが、この2次
空気圧送作用はエンジン本体に装着される既存のバキュ
ームポンプでも賄うことができる。
【0061】図12に示す排気浄化装置はフィルタ上流
側の分岐通路に接続される再生燃焼ガス排出管の端部を
上述したバキュームポンプに接続し、ポンプによる吸引
作用によってフィルタ再生時、その下流側より上流側に
かけて2次空気が流れるようにした、本発明の第7実施
例である。しかしてその構成はこれまで述べた実施例の
装置と同様に、排気通路1の分岐部aには排気制御弁4
が設けられ、各分岐通路1a,1bには夫々、フィルタ
2,3が設けられる。
側の分岐通路に接続される再生燃焼ガス排出管の端部を
上述したバキュームポンプに接続し、ポンプによる吸引
作用によってフィルタ再生時、その下流側より上流側に
かけて2次空気が流れるようにした、本発明の第7実施
例である。しかしてその構成はこれまで述べた実施例の
装置と同様に、排気通路1の分岐部aには排気制御弁4
が設けられ、各分岐通路1a,1bには夫々、フィルタ
2,3が設けられる。
【0062】そして、前述したように各分岐通路1a,
1bに接続される再生燃焼ガス排出管20には、対応す
るフィルタ再生時に開弁してフィルタ2,3からのパテ
ィキュレート燃焼ガスを管内に取り込む開閉弁23,2
4が設けられ、更にバキュームポンプ29との間にはE
CU10によって開閉制御される電気負圧調整弁(EV
RV)30が設けられ、フィルタ再生時、フィルタ2,
3には一定流量の2次空気が導かれるようになってい
る。
1bに接続される再生燃焼ガス排出管20には、対応す
るフィルタ再生時に開弁してフィルタ2,3からのパテ
ィキュレート燃焼ガスを管内に取り込む開閉弁23,2
4が設けられ、更にバキュームポンプ29との間にはE
CU10によって開閉制御される電気負圧調整弁(EV
RV)30が設けられ、フィルタ再生時、フィルタ2,
3には一定流量の2次空気が導かれるようになってい
る。
【0063】又、バキュームポンプ29の排気口は、エ
ンジン本体EのクランクEa室に接続されており、フィ
ルタ再生時、再生燃焼ガスはクランク室Eaを経由して
エンジンの吸気側に戻され再燃焼されることで、燃焼ガ
スに含まれる白煙や臭気の車外放出を防止する。尚、以
上のように構成された本装置のフィルタ再生時作動に関
しては、図13のフローチャートに示すように、先に説
明した第2実施例と同じくフィルタ2の再生に先立って
ステップS92で排気制御弁4のフィルタ2側移動と同
時に双方の開閉弁23,24を所定時間(例えば、10
秒)開弁し、フィルタ背圧の急増を緩和した状態でフィ
ルタ2の再生処理をする(ステップS94)。
ンジン本体EのクランクEa室に接続されており、フィ
ルタ再生時、再生燃焼ガスはクランク室Eaを経由して
エンジンの吸気側に戻され再燃焼されることで、燃焼ガ
スに含まれる白煙や臭気の車外放出を防止する。尚、以
上のように構成された本装置のフィルタ再生時作動に関
しては、図13のフローチャートに示すように、先に説
明した第2実施例と同じくフィルタ2の再生に先立って
ステップS92で排気制御弁4のフィルタ2側移動と同
時に双方の開閉弁23,24を所定時間(例えば、10
秒)開弁し、フィルタ背圧の急増を緩和した状態でフィ
ルタ2の再生処理をする(ステップS94)。
【0064】又装置は、フィルタ3の再生終了からパテ
ィキュレート捕集モードに復帰する際においても、同様
にステップS96で双方の開閉弁23,24を開き、フ
ィルタ背圧を低くした状態でエンジン出力の急激な上昇
を緩和させる。しかして本実施例によれば、上述した構
造により従来の排気浄化装置よりも開閉弁の数を低減で
き、又電動エアポンプも必要としないためにシステム構
成を簡略化でき、低コストで製造できるメリットがあ
る。尚、上述した各出力変動緩和手段は排気流れ切り換
えと同時に作動させても良い。
ィキュレート捕集モードに復帰する際においても、同様
にステップS96で双方の開閉弁23,24を開き、フ
ィルタ背圧を低くした状態でエンジン出力の急激な上昇
を緩和させる。しかして本実施例によれば、上述した構
造により従来の排気浄化装置よりも開閉弁の数を低減で
き、又電動エアポンプも必要としないためにシステム構
成を簡略化でき、低コストで製造できるメリットがあ
る。尚、上述した各出力変動緩和手段は排気流れ切り換
えと同時に作動させても良い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、排気浄化装置に設けた出力変動緩和手段に
よって、フィルタ再生時における排気流れ切り換えに伴
うエンジン出力変動をなますため、エンジン出力がスム
ーズに変化し良好なドライバビリティを得ることができ
る。
明によれば、排気浄化装置に設けた出力変動緩和手段に
よって、フィルタ再生時における排気流れ切り換えに伴
うエンジン出力変動をなますため、エンジン出力がスム
ーズに変化し良好なドライバビリティを得ることができ
る。
【0066】又、請求項2に記載の発明では、フィルタ
再生時、排気の流れを切り換える切換手段が徐々に作動
されるために、徐々に排気流れが変化してエンジン出力
は急変することはない。又、請求項3に記載の発明によ
れば、出力変動緩和のための制御回数を出来るだけ少な
くするという観点から、請求項2に記載の切換手段作動
を、出力変動によるドライバビリティへの影響が大きい
エンジン高負荷時に限定するため、出力緩和のための制
御回数が減り、フィルタの再生制御を迅速化できる。
再生時、排気の流れを切り換える切換手段が徐々に作動
されるために、徐々に排気流れが変化してエンジン出力
は急変することはない。又、請求項3に記載の発明によ
れば、出力変動緩和のための制御回数を出来るだけ少な
くするという観点から、請求項2に記載の切換手段作動
を、出力変動によるドライバビリティへの影響が大きい
エンジン高負荷時に限定するため、出力緩和のための制
御回数が減り、フィルタの再生制御を迅速化できる。
【0067】更に、一方のフィルタ再生から他方のフィ
ルタ再生への切り換わった場合、その通気抵抗の急減に
より、通常エンジン出力が急増するが、請求項4に記載
の発明によれば、請求項1の排気浄化装置において、そ
の切り換えに先立って、一時的にエンジンに供給される
燃料噴射量を減量することによりエンジン出力が低くな
り出力急増を緩和できる。
ルタ再生への切り換わった場合、その通気抵抗の急減に
より、通常エンジン出力が急増するが、請求項4に記載
の発明によれば、請求項1の排気浄化装置において、そ
の切り換えに先立って、一時的にエンジンに供給される
燃料噴射量を減量することによりエンジン出力が低くな
り出力急増を緩和できる。
【0068】請求項5に記載の発明によれば、2つのフ
ィルタによるパティキュレート捕集モードから一方のフ
ィルタ再生への切り換えに伴うエンジン出力の急減に対
しては、請求項4の排気浄化装置において、その排気流
れ切り換えに先立って、一時的に燃料噴射量を増量する
ことでエンジン出力が高くなり、出力急減を緩和でき
る。 又、請求項6に記載の発明によれば、請求項1に
記載の排気浄化装置における一方のフィルタの再生から
他方のフィルタ再生への切り換え時、その排気流れ切り
換えに先立って、一時的にエンジン負荷を増量すること
でエンジン出力を低減させ、出力急増を緩和できる。
ィルタによるパティキュレート捕集モードから一方のフ
ィルタ再生への切り換えに伴うエンジン出力の急減に対
しては、請求項4の排気浄化装置において、その排気流
れ切り換えに先立って、一時的に燃料噴射量を増量する
ことでエンジン出力が高くなり、出力急減を緩和でき
る。 又、請求項6に記載の発明によれば、請求項1に
記載の排気浄化装置における一方のフィルタの再生から
他方のフィルタ再生への切り換え時、その排気流れ切り
換えに先立って、一時的にエンジン負荷を増量すること
でエンジン出力を低減させ、出力急増を緩和できる。
【0069】請求項7に記載の本発明によれば、切換弁
の切換え作動に先立って連通路が連通されるため排気が
2つのフィルタに流入しワンクッションおいて切り換え
が完了し出力変動を緩和することが出来る。又、請求項
8に記載の発明によれば、分岐部に設けられた切換弁の
前後差圧がキャンセルされ、小さな駆動力で切り換える
ことができ切換弁作動用として設けられるアクチュエー
タの小型化が可能となり車両搭載性が向上する。
の切換え作動に先立って連通路が連通されるため排気が
2つのフィルタに流入しワンクッションおいて切り換え
が完了し出力変動を緩和することが出来る。又、請求項
8に記載の発明によれば、分岐部に設けられた切換弁の
前後差圧がキャンセルされ、小さな駆動力で切り換える
ことができ切換弁作動用として設けられるアクチュエー
タの小型化が可能となり車両搭載性が向上する。
【図1】本発明による排気浄化装置の概略的構成図であ
る。
る。
【図2】図1に示す排気浄化装置の第1実施例としての
フィルタ再生時作動を説明するフローチャート図であ
る。
フィルタ再生時作動を説明するフローチャート図であ
る。
【図3】第2実施例としてのフィルタ再生時作動を説明
するフローチャート図である。
するフローチャート図である。
【図4】第1・第2実施例の変形例としての排気浄化装
置に関し、そのフィルタ再生時の各弁作動順を示すタイ
ミングチャート図である。
置に関し、そのフィルタ再生時の各弁作動順を示すタイ
ミングチャート図である。
【図5】本発明による第3実施例としての排気浄化装置
の概略的構成図である。
の概略的構成図である。
【図6】第3実施例によるフィルタ再生時作動を説明す
るフローチャート図である。
るフローチャート図である。
【図7】第3実施例の変形例として、交互作用・交互捕
集方式の排気浄化装置に適用した場合のフィルタ再生時
作動を説明するフローチャート図である。
集方式の排気浄化装置に適用した場合のフィルタ再生時
作動を説明するフローチャート図である。
【図8】本発明による第4実施例としての排気浄化装置
の概略的構成図である。
の概略的構成図である。
【図9】第4実施例によるフィルタ再生時作動を説明す
るフローチャート図である。
るフローチャート図である。
【図10】本発明の第5実施例としてのフィルタ再生時
作動を説明するフローチャート図である。
作動を説明するフローチャート図である。
【図11】本発明の第6実施例としてのフィルタ再生時
作動を説明するフローチャート図である。
作動を説明するフローチャート図である。
【図12】本発明の第7実施例としての排気浄化装置の
概略的構成図である。
概略的構成図である。
【図13】第7実施例のフィルタ再生時作動を説明する
フローチャート図である。
フローチャート図である。
1…排気管 2,3…フィルタ 4,5…排気制御弁(切換弁) 10…制御回路 13…供給管開閉弁 14,15,23,24…開閉弁 20…再生燃焼ガス排出管 22…排出管開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 邦博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 荒川 健二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小端 喜代志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 沖 守 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 2つのフィルタをディーゼルエンジンの
排気通路に並置して排気ガス中のパティキュレートを捕
集すると共に該フィルタに導かれる排気流れを切り換え
てフィルタを交互に再生する排気浄化装置において、 上記排気流れを切り換える時に生じる出力変動を緩やか
にする出力変動緩和手段を設けたことを特徴とするディ
ーゼルエンジンの排気浄化装置。 - 【請求項2】 フィルタ再生時、該フィルタに導かれる
排気流れを切り換える切換手段を有すると共に、上記出
力変動緩和手段は、フィルタ再生時、該切換手段を徐々
に作動させることを特徴とする請求項1に記載の排気浄
化装置。 - 【請求項3】 出力変動緩和手段による切換手段の上記
作動制御は、エンジン高負荷時に限り実行されることを
特徴とする請求項2に記載の排気浄化装置。 - 【請求項4】 上記出力変動緩和手段は、一方のフィル
タの再生から他方のフィルタ再生への切り換え時、その
排気流れ切り換えに先立って、一時的にエンジンに供給
される燃料噴射量を減量することを特徴とする請求項1
に記載の排気浄化装置。 - 【請求項5】 上記出力変動緩和手段は、更に2つのフ
ィルタによるパティキュレート捕集モードから一方のフ
ィルタ再生への切り換え時、その排気流れ切り換えに先
立って、一時的に燃料噴射量を増量することを特徴とす
る請求項4に記載の排気浄化装置。 - 【請求項6】 上記出力変動緩和手段は、一方のフィル
タの再生から他方のフィルタ再生への切り換え時、その
排気流れ切り換えに先立って、一時的にエンジン負荷を
増量することを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装
置。 - 【請求項7】 ディーゼルエンジンの排気通路を二手に
分岐し、各分岐通路に夫々フィルタを設け、以てこれら
2つのフィルタにより排気ガス中のパティキュレートを
捕集すると共に、フィルタ再生時、フィルタより排気上
流側に設けられた切換弁により一方のフィルタの分岐通
路を閉じて排気ガスを他方のフィルタに導くようにし
て、一方のフィルタ内に捕集されたパティキュレートを
除去し、これを2つのフィルタ間で交互にするようにし
た排気浄化装置において、 上記切換弁と各フィルタ間の分岐通路同士を連通する連
通路を設けると共に該連通路を開閉する開閉弁を設け、
フィルタ再生切換えに伴う上記切換弁の分岐通路閉じ作
動切換えに先立って、開閉弁を一時的に開弁させて連通
路を連通させたことを特徴とするディーゼルエンジンの
排気浄化装置。 - 【請求項8】 上記切換弁はフィルタ上流の排気分岐部
に設けられることを特徴とする請求項7に記載の排気浄
化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4295254A JPH05214924A (ja) | 1991-12-09 | 1992-11-04 | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-324260 | 1991-12-09 | ||
| JP32426091 | 1991-12-09 | ||
| JP4295254A JPH05214924A (ja) | 1991-12-09 | 1992-11-04 | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05214924A true JPH05214924A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=26560183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4295254A Pending JPH05214924A (ja) | 1991-12-09 | 1992-11-04 | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05214924A (ja) |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP4295254A patent/JPH05214924A/ja active Pending
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