JPH05215478A - アルミニゥム細管の接合部の構造 - Google Patents

アルミニゥム細管の接合部の構造

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JPH05215478A
JPH05215478A JP5447092A JP5447092A JPH05215478A JP H05215478 A JPH05215478 A JP H05215478A JP 5447092 A JP5447092 A JP 5447092A JP 5447092 A JP5447092 A JP 5447092A JP H05215478 A JPH05215478 A JP H05215478A
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JP
Japan
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joint
aluminum
metal
thin tube
brazing
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Pending
Application number
JP5447092A
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English (en)
Inventor
Hisateru Akachi
久輝 赤地
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Actronics KK
Original Assignee
Actronics KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来殆ど不可能に近いとされてきた溶接によ
るアルミニゥム細管相互の接合及びアルミニゥム細管の
端末封止を、硬ろうに依るろう接に依り溶接構造に勝る
とも劣らぬろう接構造を提供する。 [構成] 銀ろうに代表される、ろう接温度がアルミニ
ゥムの溶融温度より低い、所定の硬ろうに対してろう接
性の良好な、所定の金属メッキをアルミニゥム細管の表
面に施した。接手及びキャップとしては所定の硬ろうに
対してろう接性の良好な金属で形成されたものを用いて
突合せろう接により接合構造を構成した。 [効果] アルミニゥム溶接構造より強靭な且つ信頼性
の高いろう接構造が得られた。作業性も極めて良好で歩
留は95%にも達し、完全に目的を達成することが出来
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニゥム細管の接
合部の構造に関するもので、アルミニゥム細管の突合せ
接合および端末封止を容易にすると共に接合部及び封止
部の信頼性を向上せしめることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】アルミニゥム管の接合部の構造において
は、フランジによる接続または封止、ねじ込みによる接
続または封止、等の機械的接合構造の適用が困難な場合
が多い。そのような場合には、ろう接または溶接による
接合構造が必要となる。然しアルミニゥム相互のろう接
は、作業性が良好であるという利点はあるが、信頼性の
高い優良なろう材や適切なフラックスが未だ完成してい
ないために、繰り返し荷重や温度サイクル等に対する耐
久性が乏しく、寿命の長期保証が得られないので、その
採用が忌避されており、主として溶接構造が多用されて
いる。
【0003】従来アルミニゥム管の溶接接続は至難とさ
れてきたがミグ溶接やティグ溶接に代表されるアルゴン
アーク溶接法の進歩により近年は比較的容易な作業にな
りつつある。然し外径4mm以下の如き細管の場合は、
溶接部の管内表面に発生する裏波による管の閉塞を防止
することが極めて困難であり、更らに加えてこのような
細管に於ては肉厚が極めて薄いのでアークによる穿孔の
発生率が高く、溶接による接続は不可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、従来技術ではアルミニゥム細管の接合に
おいてはろう接による信頼性の高い接続は不可能であ
り、また溶接による接続も極めて困難で、不可能に近い
とされてきた点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における問題点を
解決するための手段は、ろう接構造の長所である良好な
作業性を活用すると同時に、ろう接部の信頼性を大幅に
改善して、溶接構造にも匹敵する高い信頼性の、ろう接
構造のアルミニゥム細管接合部を提供する所にある。
【0006】即ちその手段はアルミニゥム細管の突合せ
接合部、または端末封止部において、少なくもそれら各
部に近接する部分のアルミニゥム細管の表面には所定の
金属メッキが施されてあり、接合部の接手及び封止部の
キャップなどの接合補助部品は、上述のメッキ金属に対
し所定の硬ろう材により高い信頼性でろう接することが
容易な金属材料にて形成されてあり、アルミニゥム細管
とそれらの接合補助部品とは上述の金属メッキ層を介し
て、相互に所定の硬ろう材によりろう接接合されてあ
り、この所定の硬ろう材のろう接作業温度はアルミニゥ
ムの融点より低い温度であることを特徴としている。
【0007】この手段における所定の金属メッキとして
は、アルミニゥム表面との結合力が強く且つ電食が発生
する恐れのない金属のメッキが選択される。従って銅メ
ッキ等の如きアルミニゥムに対して標準電極電位差が著
しく大きな金属のメッキは好ましくない。またこの手段
における所定の硬ろう材は、そのろう接作業温度がアル
ミニゥムの溶融温度より低いことが必須条件である。更
にこの硬ろう材としては上述のメッキ金属との間で電食
が発生する恐れの無い材料を選択する必要がある。
【0008】
【実施例1】図1は本発明のアルミニゥム細管の接合部
の基本構造及び第一実施例を示す一部断面図である。図
において1及び2は夫々アルミニゥム細管であり、それ
らは少なくも突合せ接合部C及び端末封止部Eに近接す
る部分の外周表面には所定の金属メッキ5及び6が施さ
れてあり第一実施例としてはニッケルメッキが施されて
ある。
【0009】図に於てはこのニッケルメッキは上述のご
とく部分的に施されてあるが実用的にはアルミニゥム細
管の全表面に施されてあっても良い。むしろその方がメ
ッキ作業としては容易な場合が多く、更にアルミニゥム
細管の機械的強度を強化せしめたり、耐食性を改善する
などの利点もある。
【0010】従来アルミニゥムに対するニッケルメッキ
は極めて困難とされており、銅下地メッキを施した後に
実施されるのが常であったが銅下地メッキは電食発生の
引き金となる懸念があり高信頼性の要求には応えられな
かった。しかし近年は前処理による表面活性化技術が進
歩した結果、信頼性の高い直接ニッケルメッキが可能に
なっている。
【0011】図1に於て3及び4は夫々突合せ接合の接
手及び端末封止のキャップである。これらの接合補助部
品は所定の硬ろう材によって上記のメッキ金属と高い信
頼性でろう接することが可能な金属材料にて形成されて
ある。第1実施例としてこれらはアルミニゥムにて形成
されニッケルメッキが施されてある。7及び8は夫々ア
ルミニゥム接手及びアルミニゥムキャップのニッケルメ
ッキであり図においては内表面のみに施してあるが実用
的には内外全表面に施される。
【0012】9及び10は夫々所定の硬ろう材によりメ
ッキ金属5、6を介して接手及びキャップとアルミニゥ
ム細管の突き合わせ部及び端末部をろう接している。こ
の硬ろうのろう接作業温度はアルミニゥムの溶融温度よ
り低温度であることが必須条件である。第1実施例とし
ては所定の硬ろう材として作業温度が660℃以下の銀
ろうが使用される。銀ろうは2層のニッケルメッキ間を
相互に高い信頼性で強固にろう接、接合することができ
る。
【0013】
【実施例2】図2及び図3は本発明の第2実施例の説明
図である。図3に於ける突合せ接合部C及び端末封止部
Eは基本的には図1のそれらと同じではあるが、アルミ
ニゥム接手3及びアルミニゥムキャップ4は、その内外
の全表面にニッケルメッキが施されたC型断面形状のア
ルミニゥム短細管が圧縮、または圧潰されて形成されて
あることが特徴になっている。このようなC型断面形状
の短細管3は第2図の如く、全表面にニッケルメッキが
施されたアルミニゥムテープ11を成型ダイス14によ
り引き抜き成型して作られた細管を切断して得られる。
細管内に対するニッケルメッキは極めて困難であるが、
第2図の如き製作工程に依ってアルミニゥム接手3は、
その全表面にニッケルメッキを施した状態のものとして
容易に制作することができる。第1実施例におけるアル
ミニゥム接手3及びアルミニゥムキャップ4に於ては、
その内壁面にニッケルメッキを施す必要があり、その為
には作業能率の悪い無電解メッキ法によって実施する必
要があった。然し本実施例を適用すれば電解メッキ法に
よって高能率でかつ容易に実施することができる。図2
に於けるスリット13は図3に於ては圧縮により間隙が
無くなり、銀ろうによりろう接接続されてある。9及び
10は銀ろうによるろう接部であって、圧縮、圧潰によ
って形成された管間または管端末のニッケルメッキ面相
互の接触部分をろう接している。
【0014】
【実施例3】図4は本発明の第3実施例を示す説明図で
ある。図に於て15及び16は夫々接合補助部品である
突合せ接続用接手及び端末封止用キャップであり、何れ
も純銅を素材としている。純銅はニッケルの如き各種の
メッキ金属と銀ろうの如き各種のろう材に依り容易にろ
う接することが出来る。
【0015】銅材料はアルミニゥムと直接接触する場合
には標準電極電位差が大き過ぎるので電食を引き起こす
恐れがある。然し本実施例に於てはメッキ金属が介在し
てろう接されるから、メッキ金属の選択によって電食を
避けることができる。
【0016】純銅細管はアルミニゥム細管に比較して極
めて強靭であるから接合部の機械的強度を増加せしめる
ことが出来るので、細管内に高圧ガスが封入される如き
場合の接手として大いに有効である。
【0017】図4に於ける純銅キャップ16には高圧ガ
ス注入細管17が形成されてある。注入細管17はガス
注入の完了と同時にカシメ部18の如く圧潰カシメを施
してガスを封止する必要がある。この封止はカシメ圧に
より細管の内壁が圧接接合されて閉塞せしめられるもの
であり、純銅注入細管は圧接閉塞性が極めて良好な点に
特徴がある。アルミニゥム細管はこの圧接切合性が極め
て悪く高圧ガスの封止には使用することが出来ないた
め、高圧ガスを封入するアルミニゥム細管の端末には純
銅細管の接合が要望されていた。本実施例によってアル
ミニゥム細管の端末に純銅細管の高圧ガス用注入細管を
形成することが初めて可能になった。
【0018】
【発明の効果】アルミニゥム細管に施された金属メッキ
と選択されたろう材によるろう接との相互作用は、アル
ミニゥム細管と各種特性の金属細管との接合を可能にし
た。またそれは接合作業を能率化するものでもあった。
更にそれはアルミニゥム細管適用上の各種問題点を解決
して、其の応用分野を大幅に拡大せしめるものであっ
た。
【0019】特に外形5mm以下のループ型細管ヒート
パイプの分野に於て、其の効果は目覚ましいものがあっ
た。この分野に於ては細管ヒートパイプコンテナのアル
ミ化は、其の製造歩留が10%にも及ばない為、業界の
強い要望にもかかわらず、実用化は殆ど不可能とされて
いた。しかし本発明の適用は、その製造歩留を少なくも
95%以上に向上せしめ、その実用化を成功せしめた。
更に端末封止部に純銅の作動液注入細管を形成すること
を可能ならしめたことにより、高圧ガス作動液の封入が
可能になり、宇宙器機用及び極低温領域用にも適用が可
能な、高性能且つ軽量なアルミニゥムループ型細管ヒー
トパイプの実用化も見通しが得られるに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構造及び第1実施例の構成を示す
一部断面説明図である。
【図2】本発明の第2実施例の製造工程の一部を示す説
明図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
C 突合せ接合部 E 端末封止部 1 アルミニゥム細管 2 アルミニゥム細管 3 アルミニゥム接手 4 アルミニゥムキャップ 5 ニッケルメッキ 6 ニッケルメッキ 7 ニッケルメッキ 8 ニッケルメッキ 9 銀ろうろう接部 10 銀ろうろう接部 11 ニッケルメッキアルミニゥムテープ 12 C字断面形状アルミニゥム細管 13 スリット 14 成型ダイス 15 純銅接手 16 純銅キャップ 17 高圧ガス注入管 18 カシメ封止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニゥム細管の突合せ接合部、また
    は端末封止部において、少なくもそれら各部に近接する
    部分のアルミニゥム細管の表面には所定の金属メッキが
    施されてあり、接合部の接手及び封止部のキャップなど
    の接合補助部品は、上述のメッキ金属に対し所定の硬ろ
    う材により信頼性の高いろう接を実施することが容易な
    金属材料にて形成されてあり、アルミニゥム細管とそれ
    らの接合補助部品とは上述の金属メッキ層を介して、相
    互に所定の硬ろう材によりろう接接合されてあり、この
    所定の硬ろう材のろう接作業温度はアルミニゥムの融点
    より低い温度であることを特徴とするアルミニゥム細管
    の接合部の構造。
  2. 【請求項2】 所定の金属メッキはニッケルメッキであ
    り、所定の硬ろう材はろう接作業温度が660℃以下で
    ある銀ろうであることを特徴とする請求項1に記載のア
    ルミニゥム細管の接合部の構造。
  3. 【請求項3】 突合せ接合部の接手及び封止部のキャッ
    プなどの接合補助部品は、内外全表面にニッケルメッキ
    が施されてあるC字断面形状のアルミニゥム短細管が、
    圧縮または圧潰されて形成されたものであることを特徴
    とする請求項1に記載のアルミニゥム細管の接合部の構
    造。
  4. 【請求項4】 突合せ接合部の接手及び封止部のキャッ
    プなどの接合補助部品は、すべて純銅にて形成されてあ
    ることを特徴とする請求項1に記載のアルミニゥム細管
    の接合部の構造。
JP5447092A 1992-01-30 1992-01-30 アルミニゥム細管の接合部の構造 Pending JPH05215478A (ja)

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