JPH05215946A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH05215946A JPH05215946A JP4056857A JP5685792A JPH05215946A JP H05215946 A JPH05215946 A JP H05215946A JP 4056857 A JP4056857 A JP 4056857A JP 5685792 A JP5685792 A JP 5685792A JP H05215946 A JPH05215946 A JP H05215946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating layer
- optical fiber
- density polyethylene
- fiber cable
- hdpe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一次被覆層4と二次被覆層5と三次の最外被
覆層6を有する。この最外被覆層6は、高密度ポリエチ
レンと低密度ポリエチレンとを混合したものを発泡した
ものであり、その平均厚さ寸法Tは、0.005mm 〜0.20mm
と極めて薄い。そして、二次被覆層5は、低密度ポリエ
チレンを発泡したものとする。 【効果】 気送パイプとして、ポリエチレンパイプを使
った場合の摩擦係数が低減出来て、通線特性が改善され
る。しかも、低温時の光ファイバの伝送損失の増加がほ
とんど無い。
覆層6を有する。この最外被覆層6は、高密度ポリエチ
レンと低密度ポリエチレンとを混合したものを発泡した
ものであり、その平均厚さ寸法Tは、0.005mm 〜0.20mm
と極めて薄い。そして、二次被覆層5は、低密度ポリエ
チレンを発泡したものとする。 【効果】 気送パイプとして、ポリエチレンパイプを使
った場合の摩擦係数が低減出来て、通線特性が改善され
る。しかも、低温時の光ファイバの伝送損失の増加がほ
とんど無い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気圧送により気送パ
イプ内へ挿入布設される光ファイバケーブルに関する。
イプ内へ挿入布設される光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の気送用の光ファイバケ
ーブルとしては、図3に示したものが使用される。
ーブルとしては、図3に示したものが使用される。
【0003】即ち、図3に示すように、複数本の光ファ
イバ心線33…と引裂紐34等を、通常ポリアミド樹脂の一
次被覆層31にて被覆し、かつその上から発泡ポリエチレ
ンの二次被覆層32にて被覆した構造である。
イバ心線33…と引裂紐34等を、通常ポリアミド樹脂の一
次被覆層31にて被覆し、かつその上から発泡ポリエチレ
ンの二次被覆層32にて被覆した構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】気送パイプは通常ポリ
エチレン(以下、PEという)製パイプを使用する。
エチレン(以下、PEという)製パイプを使用する。
【0005】上記二次被覆層32に、低密度ポリエチレン
(以下、LDPEという)を使用すると、摩擦係数が大
きいことが、本発明者等が多くの実験を繰返した結果、
判明した。即ち、二次被覆層32にLDPEを使用する
と、気送特性が悪いことが判った。
(以下、LDPEという)を使用すると、摩擦係数が大
きいことが、本発明者等が多くの実験を繰返した結果、
判明した。即ち、二次被覆層32にLDPEを使用する
と、気送特性が悪いことが判った。
【0006】そこで、図3に示した構造のままで、この
二次被覆層32の摩擦係数を低減するために、高密度ポリ
エチレン(以下、HDPEという)をLDPEに混ぜた
ものを使用することを、本発明者等は検討してみた。
二次被覆層32の摩擦係数を低減するために、高密度ポリ
エチレン(以下、HDPEという)をLDPEに混ぜた
ものを使用することを、本発明者等は検討してみた。
【0007】その結果、低温時の光ファイバの伝送損失
が増加するという悪影響があることが分った。
が増加するという悪影響があることが分った。
【0008】つまり、HDPEのヤング率はLDPEの
ヤング率の約5倍も大きい。そのため、HDPEとLD
PEとを混ぜた二次被覆層32の低温時の収縮力が増大
し、光ファイバ心線に大きな圧縮力が作用して、低温時
の光ファイバの伝送損失が増加する。
ヤング率の約5倍も大きい。そのため、HDPEとLD
PEとを混ぜた二次被覆層32の低温時の収縮力が増大
し、光ファイバ心線に大きな圧縮力が作用して、低温時
の光ファイバの伝送損失が増加する。
【0009】本発明は、このような低温時の伝送損失を
生じないで、摩擦係数を低減した気送特性に優れた光フ
ァイバケーブルの提供を目的とする。
生じないで、摩擦係数を低減した気送特性に優れた光フ
ァイバケーブルの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、高密度ポリエ
チレンのみ、又は、これに低密度ポリエチレンを混合し
たものから成る厚さ寸法が0.005mm 〜0.20mmの最外被覆
層を備えている。
チレンのみ、又は、これに低密度ポリエチレンを混合し
たものから成る厚さ寸法が0.005mm 〜0.20mmの最外被覆
層を備えている。
【0011】
【作用】一般に用いられる気送パイプのPE材質に対し
て、HDPEのみ、又はHDPEを混合した最外被覆層
が、摺接しつつ通線されるから、摩擦抵抗が小さく、長
い気送パイプにも能率良い(速い線速にて)通線出来
る。
て、HDPEのみ、又はHDPEを混合した最外被覆層
が、摺接しつつ通線されるから、摩擦抵抗が小さく、長
い気送パイプにも能率良い(速い線速にて)通線出来
る。
【0012】また、内部側の被覆層としては、LDPE
が使用出来、これによって、光ファイバ心線への低温時
の収縮力の影響が少なく出来ると共に、最外被覆層の厚
さ寸法が極めて薄いために、高ヤング率であるところの
HDPEの収縮力は微小で済み、光ファイバ心線の低温
時の伝送損失を増加させることが、防止出来る。
が使用出来、これによって、光ファイバ心線への低温時
の収縮力の影響が少なく出来ると共に、最外被覆層の厚
さ寸法が極めて薄いために、高ヤング率であるところの
HDPEの収縮力は微小で済み、光ファイバ心線の低温
時の伝送損失を増加させることが、防止出来る。
【0013】
【実施例】以下、図示の実施例に基づき本発明を説明す
る。
る。
【0014】図1に於て、光ファイバケーブルの一実施
例の拡大断面図を示す。
例の拡大断面図を示す。
【0015】この光ファイバケーブルは空気圧送により
気送パイプ内へ挿入布設されるものであり、いわゆる気
送光ファイバケーブルである。
気送パイプ内へ挿入布設されるものであり、いわゆる気
送光ファイバケーブルである。
【0016】図1で明らかなように、6本の光ファイバ
心線2…と引裂紐3を星形に配置した上から、ポリアミ
ド系樹脂等の一次被覆層4にて被覆し、その上に発泡L
DPEの二次被覆層5を被覆し、さらに、最外被覆層6
として極めて厚さ寸法Tが薄いHDPEのみから成る三
次被覆層を被覆して、構成される。
心線2…と引裂紐3を星形に配置した上から、ポリアミ
ド系樹脂等の一次被覆層4にて被覆し、その上に発泡L
DPEの二次被覆層5を被覆し、さらに、最外被覆層6
として極めて厚さ寸法Tが薄いHDPEのみから成る三
次被覆層を被覆して、構成される。
【0017】なお、この最外被覆層6としては、HDP
EとLDPEとを混合した材質であるも、望ましい。
EとLDPEとを混合した材質であるも、望ましい。
【0018】図2にその具体的要部拡大図を示すが、こ
の図から明らかなように、最外被覆層6も発泡させるの
が望ましい。
の図から明らかなように、最外被覆層6も発泡させるの
が望ましい。
【0019】発泡LDPEの二次被覆層5の上に、発泡
HDPE、又は、HDPEとLDPEの混合材を発泡し
たもの、から成る最外被覆層6を、極めて薄く被覆する
から、(拡大して見れば、)最外被覆層6の厚さ寸法は
場所によって大小相違し、特に、未付着部も発生すると
考えられる。
HDPE、又は、HDPEとLDPEの混合材を発泡し
たもの、から成る最外被覆層6を、極めて薄く被覆する
から、(拡大して見れば、)最外被覆層6の厚さ寸法は
場所によって大小相違し、特に、未付着部も発生すると
考えられる。
【0020】そこで、その平均厚さ寸法をTとすれば、
0.005mm 〜0.20mmに設定する。
0.005mm 〜0.20mmに設定する。
【0021】但し、図1に示した光ファイバケーブルの
外径寸法が、1.8mm 〜2.2mm とした場合を標準とした場
合である。
外径寸法が、1.8mm 〜2.2mm とした場合を標準とした場
合である。
【0022】平均厚さ寸法Tが、0.005mm 未満である
と、被覆形成が困難であり、また、PE製気送パイプと
の摩擦抵抗低減効果があらわれ難い。
と、被覆形成が困難であり、また、PE製気送パイプと
の摩擦抵抗低減効果があらわれ難い。
【0023】逆に、平均厚さ寸法Tが0.20mmを越える
と、低温時の光ファイバ伝送損失が増加するという悪影
響が著しくなる。
と、低温時の光ファイバ伝送損失が増加するという悪影
響が著しくなる。
【0024】特に、この平均厚さ寸法Tとしては、約0.
01mm〜0.05mm程度が最適である。
01mm〜0.05mm程度が最適である。
【0025】次に、光ファイバ心線2は、例えば0.25mm
直径として、コアとクラッドから成るガラス部と、これ
を被覆する紫外線硬化型樹脂の層から構成される。ま
た、一次被覆層4の外径寸法は、例えば、約1mmとす
る。
直径として、コアとクラッドから成るガラス部と、これ
を被覆する紫外線硬化型樹脂の層から構成される。ま
た、一次被覆層4の外径寸法は、例えば、約1mmとす
る。
【0026】なお、内部の光ファイバ心線2の本数の増
減は自由であると共に、引裂紐3を省略したり、他の線
条材を付加する等は、自由である。
減は自由であると共に、引裂紐3を省略したり、他の線
条材を付加する等は、自由である。
【0027】また、摩擦低減剤を最外被覆層6に塗布す
るも好ましいことである。
るも好ましいことである。
【0028】次に、平均厚さ寸法Tが0.02mmの最外被覆
層6であって、(HDPE:LDPE)=(1:1)の
ものを試料Bとし、また、(HDPE:LDPE)=
(2:1)のものを試料Cとして、図1に示した構造の
光ファイバケーブルを実際に製作し、これを、LDPE
のみから成る(図3に示した)二次被覆層32が最外面を
形成している従来品(試料A)と比較する摩擦係数測定
テストを行った結果を、次の表1に示す。相手の気送パ
イプ材質はPEとすると共に、各々5回の測定値の平均
を採った。但し、静摩擦係数であって、各々には離型剤
を塗布してある。
層6であって、(HDPE:LDPE)=(1:1)の
ものを試料Bとし、また、(HDPE:LDPE)=
(2:1)のものを試料Cとして、図1に示した構造の
光ファイバケーブルを実際に製作し、これを、LDPE
のみから成る(図3に示した)二次被覆層32が最外面を
形成している従来品(試料A)と比較する摩擦係数測定
テストを行った結果を、次の表1に示す。相手の気送パ
イプ材質はPEとすると共に、各々5回の測定値の平均
を採った。但し、静摩擦係数であって、各々には離型剤
を塗布してある。
【0029】
【表1】
【0030】上記表1から、HDPEとLDPEを混合
した材質を発泡した最外被覆層6による摩擦係数の低減
効果は明らかであるが、さらに、実際にPE製気送パイ
プに空気圧送した場合の通線速度及び通線可能長さは、
試料C、試料Bでは、著しく増大することも確認出来
た。
した材質を発泡した最外被覆層6による摩擦係数の低減
効果は明らかであるが、さらに、実際にPE製気送パイ
プに空気圧送した場合の通線速度及び通線可能長さは、
試料C、試料Bでは、著しく増大することも確認出来
た。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、気送ケーブルとして、
摩擦係数が著しく低減出来て、通線速度が増加し、若し
くは、通線可能距離が増加出来る。
摩擦係数が著しく低減出来て、通線速度が増加し、若し
くは、通線可能距離が増加出来る。
【0032】しかも、低温時に被覆層が光ファイバ心線
に与える伝送損失の増加は、防止出来る。
に与える伝送損失の増加は、防止出来る。
【図1】本発明の一実施例を示す拡大横断面図である。
【図2】図1のさらに拡大図である。
【図3】従来例を示す拡大横断面図である。
6 最外被覆層 T 平均厚さ寸法
フロントページの続き (72)発明者 森田 幸男 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 辻 貢司 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 住谷 福一 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 今村 一雄 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 木村 勝久 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 高密度ポリエチレンのみ、又は、これに
低密度ポリエチレンを混合したものから成る厚さ寸法が
0.005mm 〜0.20mmの最外被覆層を備えていることを特徴
とする光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056857A JPH05215946A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056857A JPH05215946A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05215946A true JPH05215946A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=13039088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056857A Pending JPH05215946A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05215946A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1600801B1 (en) | 2002-08-10 | 2016-04-13 | Emtelle UK Limited | Cable assembly with optical fibres for blowing installation |
| CN105513704A (zh) * | 2013-01-28 | 2016-04-20 | 朱保生 | 具有三槽骨架的电缆 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4056857A patent/JPH05215946A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1600801B1 (en) | 2002-08-10 | 2016-04-13 | Emtelle UK Limited | Cable assembly with optical fibres for blowing installation |
| EP3073305B1 (en) | 2002-08-10 | 2017-08-02 | Emtelle UK Limited | Cable assembly for transmitting optical signals |
| CN105513704A (zh) * | 2013-01-28 | 2016-04-20 | 朱保生 | 具有三槽骨架的电缆 |
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