JPH05216111A - カメラ用データ記録装置 - Google Patents

カメラ用データ記録装置

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Publication number
JPH05216111A
JPH05216111A JP2136892A JP2136892A JPH05216111A JP H05216111 A JPH05216111 A JP H05216111A JP 2136892 A JP2136892 A JP 2136892A JP 2136892 A JP2136892 A JP 2136892A JP H05216111 A JPH05216111 A JP H05216111A
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JP
Japan
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film
recording
data
binary code
recorded
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Application number
JP2136892A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Hiroshi Komatsuzaki
博 小松崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルム給送方向と直交して配列した複数個
の発光体を点灯制御し、撮影後のフイルム1コマ給送期
間中に撮影データを2値コードとしてフイルムのエッジ
部分に光学記録するとともに、2値コードの内容を表す
マークも光学記録する。 【構成】 データ記録器20はフイルム8の給送方向と
直交して配列された8個のLEDを含む。マイクロコン
ピュータ5は、エンコード信号発生器17からのENC
パルスを監視しながらタイミングパルスを発生する。タ
イミングパルスの入力ごとにLEDドライバ23が作動
し、LEDを点灯,消灯させる。2値コードの記録時に
は、バッファメモリ18に格納された撮影データが2値
コードデータ格納部24bと対照され、8個のLEDが
一斉に点灯,消灯して所定の2値コードがバーコードと
して記録される。キャプション記録時には、バッファメ
モリ18に格納されたキャラクタコードがフォントデー
タ格納部24aと対照され、8個のLEDがフォントデ
ータパターンに応じて選択的に点灯,消灯して所定の文
字や記号が記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルムの1コマ分の
給送中にフイルムに種々のデータ記録を行うカメラ用デ
ータ記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影時のシャッタ速度や絞り値、あるい
はストロボ発光の有無等の露出制御データや、撮影時に
ユーザーが設定したトリミングデータ等をフイルムに記
録しておき、これらの書き込みデータをプリント処理に
際して読み取ってプリント時の露光制御や、トリミング
並びにプリント倍率の決定に利用する試みがなされてい
る。給送中のフイルムにこのようなデータを書き込むに
は、磁気記録方式あるいは光学記録方式のいずれでも可
能であるが、保存環境に影響を受けることなくデータを
確実に残しておくことができる点、またデータそのもの
を目視確認できる点、磁気記録層をフイルムに設けずに
済む点、さらにはカメラに内蔵する記録装置の構造が簡
単で済む等の点で光学記録方式が優れている。
【0003】フイルムにデータ記録を行う場合、書き込
みエラーや読取りエラーをできるだけ少なくするために
はデジタル記録が有利である。したがって光学記録方式
でデジタル記録を行うには、書き込みデータを複数ビッ
トの2進コードで表し、フイルムの給送に同期してLE
D等の発光体を点滅制御して前記2進コードを露光領域
と非露光領域との組み合わせで表現すればよい。こうし
て撮影されたフイルムを現像処理すると、露光領域と非
露光領域とが目視可能な2進コードパターンとして現れ
るから、これをフォトセンサー等を用いて読み取ればよ
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フイルムに
記録したデータが2進コードだけで表されていると、こ
れを目視しただけではその内容を把握することができな
い。このため、上記データが記録されたフイルムからプ
リントを行う際に、プリンタとしては各種の入力キーが
あったとしても、専用のデータ読取り装置がないとせっ
かくカメラで記録しておいたデータが全く利用できず、
効率的なプリント処理をすることができない。また、ユ
ーザー側でも現像処理済みのネガフイルムを観察したと
きに、各コマについて撮影時のデータを目視で判断でき
れば非常に便利であるが、この場合でもやはり専用の読
取り装置が必要になる。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、フイルムに光学記録するデータを単に2値コードで
記録するだけでなく、2値コードで表されたデータを目
視で確認できるようなマークとしても記録でき、しかも
このようなマークを記録するにあたり、2値コード記録
用の記録手段を兼用してコスト負担をなくしたカメラ用
データ記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フイルムの給送方向に直交して複数個の発
光体を整列させ、撮影後のフイルム1コマ送り期間中に
前記複数の発光体を一斉に点滅制御してフイルムのエッ
ジ部分にバーコード状に2値コード記録を行う構成にす
るとともに2値コードの内容を表すマークのフォントデ
ータを格納したメモリを設け、記録される2値コードの
内容を表すフォントデータを前記メモリから読み出して
前記2値コードの記録と重複しない期間中に複数の発光
体を選択的に点滅制御し、フイルムのエッジ部分に2値
コードとともにその内容を表すマークも記録できるよう
にしたものである。さらに記録制御手段に外部入力部を
設け、前記複数個の発光体を利用してユーザーが任意に
入力した文字や記号,図形等のマークをフイルムに記録
することができるようにすると、これらのマークを撮影
メモ等に用いることができ、写真整理の時などには便利
になる。
【0007】
【実施例】本発明を用いたカメラの基本的な構成を概略
的に示した図1において、巻取スプール2の中にフイル
ム巻上げ用のモータ3が内蔵され、このモータ3はマイ
クロコンピュータ5からの指令によりモータドライバ6
によって駆動される。撮影時にはマイクロコンピュータ
5からの指令によって駆動伝達機構7は巻上げ用に切換
えられており、撮影後に露光完了信号がマイクロコンピ
ュータ5に入力されるとモータ3が駆動される。モータ
3の駆動力は駆動伝達機構7を介して巻取スプール2に
伝達され、フイルム8が巻取スプール2に巻き取られ
る。
【0008】フイルム8の定尺送り制御のために、フイ
ルム8のパーフォレーション8aの通過を検出する反射
型のフォトセンサー11が用いられている。フイルム巻
上げが開始されると、フォトセンサー11はフイルム8
に赤外光を照射しながらその反射光を監視する。そし
て、フォトセンサー11によってパーフォレーション8
aが検知されると、パーフォレーション信号発生器12
からマイクロコンピュータ5にPFパルスが入力され
る。マイクロコンピュータ5は、PFパルスを受けてモ
ータドライバ6に停止信号を送出し、モータ3を瞬間的
に停止させる。図示した実施例では、フイルム8には1
コマあたりパーフォレーション8aが1個設けられてい
るため、フォトセンサー11がパーフォレーション8a
を検知した時点でフイルム巻上げを停止させればよい。
なお、これまでの135フイルムのように1コマあたり
8個のパーフォレーションが配列されているものでは、
フォトセンサー11によって同様にして検出されるPF
パルスの個数を計数し、その個数が8個になったときに
フイルム巻上げを停止させればよい。
【0009】フイルム8の先端部には3〜4個のパーフ
ォレーション8bが並べて設けられているが、これは巻
取スプール2の爪にフイルム8の先端を係止させるため
のものである。さらに、フイルムローディング時にこれ
らのパーフォレーション8bの通過をフォトセンサー1
1で監視し、所定時間内に断続的なPFパルスが得られ
るか否かによって、フイルムローディングの適・不適を
確認することも可能である。
【0010】フイルム8にはさらに従動ローラ14が接
しており、フイルム巻上げ時にはフイルム8の給送によ
りスリップすることなく回転する。従動ローラ14には
エンコード板15が連結され、従動ローラ14と一体に
回転する。エンコード板15は円板にスリットを放射状
に一定ピッチで形成したもので、その回転はフォトイン
タラプタ16によって監視される。フォトインタラプタ
16にはエンコードパルス発生器17が接続され、フォ
トインタラプタ16がエンコード板15のスリットを検
知するごとにENCパルスをマイクロコンピュータ5に
入力する。前述したように従動ローラ14はフイルム8
に従動して回転しているから、ENCパルスはフイルム
8が一定の給送長に達するごとに発生される。
【0011】カメラの露光用アパーチャー19の枠外に
は、データ記録器20が設けられている。このデータ記
録器20は、図2に示したように、LEDヘッド21と
写込み用のレンズ22とからなる。LEDヘッド21
は、8個のLED21a〜21hをフイルム8の給送方
向(紙面に対して垂直な方向)と直交して配列されてい
る。LEDヘッド21は、撮影後のフイルム巻上げの期
間中にマイクロコンピュータ5から供給されるタイミン
グパルスごとにLEDドライバ23によって駆動され
る。またLEDヘッド21の駆動時には、マイクロコン
ピュータ5からプリントパターンデータもLEDドライ
バ23に供給される。
【0012】LEDヘッド21を駆動して文字,記号な
どのマーク類(以下、キャプションという)及び2値コ
ードを記録するために、データROM24が設けられて
いる。データROM24は、フォントデータ格納部24
aと2値コードデータ格納部24bとからなる。フォン
トデータ格納部24aには記録すべきキャプションのパ
ターンに対応してドットを配列したフォントデータが格
納され、周知のアスキーコード(CHARA) をインデックス
にして所望のフォントデータを得ることができる。2値
コードデータ格納部24bには、例えば撮影時に設定さ
れるトリミングデータの各々に対応した2値コードの各
ビットデータが格納されている。そしてこれらのフォン
トデータ及び2値コードデータは、記録処理の初期に記
録順に呼び出され、LEDヘッド21に送られる。な
お、プログラムROM25には撮影シーケンスや上述し
たデータ記録シーケンスを実行させるプログラムが格納
されている。またRAM26は、ユーザーによって外部
操作されたときの入力データの格納エリアや、撮影シー
ケンス,データ記録シーケンスの遂行に必要なデータや
フラグを一次的に格納するワークエリアとして用いられ
る。コマ数カウンタ27はフイルム8の撮影済みコマ数
を計数する。
【0013】キャプションの記録時にはバッファメモリ
18に格納されているキャラクタコードが記録順に読み
出される。読み出されたキャラクタコードはデータRO
M24のフォントデータ格納部24aとの対照によりフ
ォントデータに変換され、LEDヘッド21にはこのフ
ォントデータが転送される。図3は、LEDヘッド21
により見出し用のマーク(以下、キャプションという)
として「P」を記録するときの様子を模式的に示すもの
で、フォントデータはキャプション1文字分を「8列×
8ライン」のドットパターンで表したものとなってい
る。LED21a〜21hの各々には、フォントデータ
マトリクスのラインナンバーが対応づけられており、前
述したタイミングパルスの入力ごとに1列(ROW)ず
つフォントデータがLEDヘッド21に送られる。フォ
ントデータの個々は「0,1」のいずれかで表され、フ
ォントデータ「1」が転送されたLEDはタイミングパ
ルスの入力により点灯してフイルム8の有効画面外にド
ット状の露光を与え、フォントデータ「0」が転送され
ているときにはタイミングパルスが入力されてもそのL
EDは点灯しない。
【0014】上記LEDヘッド21を用いて2値コード
の記録を行うときには、バッファメモリ18から読み出
された撮影データをROM24の2値コードデータ格納
部24bと対照し、撮影データに対応した2値コードデ
ータがビット単位ごとにLEDヘッド21に供給され
る。そしてLED21a〜21hのそれぞれは、2値コ
ードデータに対応して一斉に点灯あるいは消灯される。
例えば記録すべき2値コードが「10」で表される場合
には、1ビット目の「1」のデータがLED21a〜2
1hに一斉に供給され、タイミングパルスの入力によっ
てこれらのLEDが一斉に点灯して1ビット目の記録が
行われ、2ビット目の「0」のデータがLED21a〜
21hに一斉に供給され、タイミングパルスが入力され
てもLEDの全ては消灯したままとなる。
【0015】上述したキャプションの記録と2値コード
の記録とをユーザーが任意に設定することができるよう
に、記録モード設定部30とキャプション入力設定部3
1とが設けられている。記録モード設定部30はカメラ
ボディ外からユーザーが操作できるノブ30aを備え、
そのセット位置に応じて任意入力モード,ノーマルモー
ドを表す「00」,「01」のいずれかの記録コードを
マイクロコンピュータ5に入力する。キャプション入力
設定部31は、任意入力モード設定時に有効化され、例
えば周知のアスキーコードが付された文字やマークの中
から、ユーザーが任意に選択して設定することができ
る。
【0016】図4(A)は、任意入力モード「00」で
記録を行ったときのフイルムを概念的に示したもので、
撮影されたコマの画面外にユーザーが選択したキャプシ
ョンが記録される。もちろん、このキャプションとして
撮影日時を表す数字列を選択することも可能である。な
お、記録するキャプションをユーザーが選択するにあた
っては、キャプション選択用の専用キーを設けるか、あ
るいは撮影条件設定用のキーに兼用機能をもたせてお
き、これらのキーの操作ごとに液晶表示部にキャプショ
ンを一個ずつ順に表示させ、この表示を確認してセット
キーを操作した時点で決めるようにすればよい。なお、
キャプションの選択個数Kの上限は例えば「16」とな
っており、それ以上のキャプション選択操作は無効化さ
れる。
【0017】ノーマルモード「01」で記録を行うと、
図4(B)に示したように、撮影時に設定されたトリミ
ングデータに対応した2値コードがバーコードとして記
録される他に、2値コードの前にトリミングデータを表
すキャプションが記録される。例えばキャプション
「H」が記録されたコマは、破線で囲まれた領域(高品
位TVと同じアスペクト比)をプリントすることを前提
にして撮影されたコマであることを意味し、またキャプ
ション「H」の後には、そのトリミングデータが2値コ
ードとして自動的に記録される。なお、キャプション
「P」はパノラマトリミングを表し、同様にそのキャプ
ションの後にはそのトリミングデータが2値コードとし
て記録される。
【0018】したがって2値コード読取り機を内蔵した
プリンタでプリント処理を行うときには、2値コードの
読み取りにより自動的なトリミングプリントが可能とな
り、また読取り機を内蔵していないプリンタではキャプ
ションを目視観察してマニュアル操作によるトリミング
プリントが可能となる。なお、ネガフイルム上でキャプ
ションを目視観察すればそのコマのプリント写真がどの
ようなサイズでプリントされたかをユーザー側でも簡単
に知ることができる。なお、フイルムに記録するキャプ
ション,2値コードの種類としては、上述したトリミン
グデータに係るものだけでなく、シャッタ速度や絞り
値、あるいはストロボ使用の有無等の露光条件データ、
撮影距離データ、撮影レンズの焦点距離データ等、種々
のものを記録することができる。
【0019】フイルム8の終端側にも、先端側と同様に
3〜4個のパーフォレーションが短い間隔で配列されて
いる。そして、最終コマへの撮影の後にフイルム巻上げ
が開始されたとき、ENCパルスを計数してフイルム1
コマ分の給送長に達する前にフォトセンサー11によっ
て断続的にパーフォレーションが検知されると、駆動伝
達機構7はマイクロコンピュータ5からの指令により巻
戻し用に切換えられる。この結果、モータ3によって駆
動軸27が巻戻し方向に回転し、撮影済みのフイルム8
はパトローネ28に巻き込まれる。なお巻戻しの完了
は、フォトセンサー11からの信号に基づいて検知する
ことができる。
【0020】上記のように構成されたカメラのデータ記
録機能についてさらに詳しく説明する。図5は、上記カ
メラのフイルム1コマ巻上げ時に得られるPFパルス,
ENCパルスの発生タイミングを表している。マイクロ
コンピュータ5に露光完了信号が入力されるとモータ3
が回転してフイルム巻上げが行われ、PFパルスが得ら
れた時点でモータ3の駆動が停止する。そして1コマ巻
上げが開始されると一定のフイルム給送長ごとにENC
パルスが発生し、1コマ巻上げが完了するまでの間には
一定個数のENCパルスが発生する。1コマ給送中に発
生されるENCパルスの個数を10個とすると、1コマ
給送中に10ビットのデータ記録を行う場合には、EN
Cパルスの発生タイミングごとにデータ記録器20を駆
動すれば、各々のビット位置での単位ビット長を一定に
維持することができる。
【0021】ところがフイルム1コマの給送中に記録す
べきデータの量が多く、10ビットでは不足する場合、
特にENCパルスのパルス間隔内に複数ビット分のデー
タ記録が必要な場合には、ENCパルスそのものをデー
タ記録用のタイミングパルスとして用いることができな
い。このような場合には、マイクロコンピュータ5から
得られるクロックパルスを利用して時間的な制御をしな
くてはならないが、撮影が進行して巻取スプール2に巻
かれたフイルム8の巻径が太くなってくると、図5に示
したようにフイルム8の給送速度が速くなる。このため
撮影枚数が増えるにしたがって1コマ巻上げに要する時
間ΔSは短くなるから、例えば露光完了信号の発生時点
を基準にしてクロックパルスの個数を計数し、その計数
値に基づいてデータ記録器20の駆動タイミングを決め
ることもできない。
【0022】このため、図6のタイミングチャート(ノ
ーマルモード「01」時)に示したように、前述のEN
Cパルスと、クロックパルスの計数値に対応する時間と
の両者からデータ記録器20を駆動するためのタイミン
グパルスの発生時点を決定する。露光完了信号がマイク
ロコンピュータ5に入力されフイルム給送が開始される
と、フイルム8が一定長送られるごとにENCパルスが
発生される。このENCパルスの発生個数はカウント値
Mとして順次計数されてゆくが、図5にも示したよう
に、モータ3の回転が不安定なフイルム給送開始期間中
はENCパルスの発生時間間隔が一定していないので、
ENCパルスがM0 個(この実施例では「M0 =4」)
に達するまではデータ記録を行わないようにしている。
また、ENCパルスが検知されるごとに前回検知された
ENCパルスとの間のパルス間隔Dが計測され、その都
度更新される。ENCパルスの個数が増えるにつれパル
ス間隔Dは短くなり、ENCカウント値Mが「4」にな
った時点ではモータ3はほぼ定速回転状態となってい
る。
【0023】ENCカウント値Mが「4」になった時点
で、マイクロコンピュータ5は今回検出されたENCパ
ルスと次に検出される予定のENCパルスとの間の予測
パルス間隔Pre.Dを予測演算で求める。この予測演
算は、前回検出された3個目のENCパルスと今回検知
された4個目のENCパルスとの間のパルス間隔Dに
「0.9」を乗算することによって求められる。「0.
9」を乗算した意味は、モータ3の回転速度が完全な定
速回転域に移行する際にその回転速度が早まる可能性が
あり、またフイルムの巻太り等によりフイルムの給送速
度が早まる傾向をもつからである。なお、これらの影響
が無視できる程度に小さい場合には、パルス間隔Dの値
をそのまま予測パルス間隔Pre.Dとしてもよい。
【0024】予測パルス間隔Pre.Dが求められる
と、ENCパルスのパルス間隔中に記録を行うビット数
0 で除算を行い、単位ビット記録時間ΔDが求められ
る。この実施例では、キャプション記録時,2値コード
記録時のいずれの場合も、ENCパルスのパルス間隔中
に8ビット分のデータ記録を行うため、「N0 =8」で
除算が行われる。もちろん、ENCパルスの一周期内に
「10」ビット分の記録を行う場合には、予測パルス間
隔Pre.Dを「10」で除算して単位ビット記録時間
ΔDを求めればよい。この除算による剰余については、
切り捨て,切り上げ,四捨五入等種々の手段を採ること
が可能である。なお、クロックパルスは通常数MHz程度
の高周波であるから、予測パルス間隔Pre.Dの期間
に対応するクロックパルスの数も、記録するデータのビ
ット数よりも格段に大きいので前記剰余については無視
することができる。
【0025】こうして単位ビット記録時間ΔDが求めら
れると、この単位ビット記録時間ΔDの経過ごとにタイ
ミングパルスが出力され、記録が開始される。ノーマル
モード「01」での記録では、図6に示したようにEN
Cカウント値「M=4」以降に発生される8個のタイミ
ングパルスにより、トリミングデータを表す1個のキャ
プションが記録される。このキャプション記録が終わ
り、ENCパルス1個分のスペース期間経過の後、2値
コードが記録される。もちろん、2値コード記録期間中
のタイミングパルスは、スペース期間中のENCパルス
のパルス間隔D5をもとにして算出される。なお、この
スペース期間は必ずしも必要なものではなく、また2値
コードの記録開始直後の数ビット分は周知のスタートビ
ット記録期間に割り当てられる。
【0026】図7は、フイルム給送の基本的なシーケン
スを示すメインフローを表している。露光完了信号がマ
イクロコンピュータ5に入力されると、キャプションあ
るいは2値コードの記録を許容するBフラグが「1」に
セットされる。そして前述したENCカウント値Mが
「0」にリセットされ、ENCパルスのパルス間隔Dの
更新並びにENCパルスのカウントを続行しながら「M
=M0 」となる記録開始まで待機状態となる。「M=M
0 」になると、Bフラグが「1」であることを確認した
うえでデータ記録処理が行われる。記録完了後にはBフ
ラグが「0」にリセットされ、PFパルスの検知を待っ
て記録シーケンスの完了となる。
【0027】図8は、データ記録処理の流れを表してい
る。データ記録処理の開始時には、まず記録モードの確
認が行われる。任意入力モード「00」においては、ユ
ーザーがRAM26に設定した入力データを対応するキ
ャプションのキャラクタコード(CHARA) に変換し、これ
をバッファメモリ18に順に格納する。バッファメモリ
18に格納されたキャラクタコードには1個ずつアドレ
スポインタ「BC」が割り当てられており、フォントデ
ータの読み出し時には、このアドレスポインタ「BC」
と列ナンバー「ROW」とがインデックスとして用いら
れ、キャラクタのフォントデータは列ごとにLEDヘッ
ド21に供給される。一方、記録モードがノーマルモー
ド「01」であるときには、バッファメモリ18にはキ
ャプションのキャラクタコードの他に撮影データが格納
され、図6のタイミングチャートに示したようにキャプ
ション記録の後、スペース期間の経過を待って2値コー
ドの記録が行われる。なお、キャプションの記録位置を
2値コードの後側や中間部分に設定してもよく、またス
ペース期間は必ずしも設けなくてもよい。
【0028】図9のフローチャートはキャプション記録
時の処理を示す。キャプション記録時には、まずバッフ
ァメモリ18に格納されているキャラクタコード(CHAR
A) を参照してキャラクタの個数Kを読み込む。そして
前述したアドレスポインタBC、及びフォントデータの
列ナンバー指定用のアドレスポインタ「ROW」を初期
値「1」にセットする。次に、図6で説明した単位ビッ
ト記録時間ΔDの算出とともにタイミングパルスの周期
が決定され、アドレスポインタBC=1で指定された1
番目のキャラクタコード(CHARA) がバッファメモリから
読み出される。さらにデータROM24の参照により、
そのキャラクタコード(CHARA) で表されるキャプション
の「8×8」のフォントデータのうち、「ROW=1」
で表される一列目のフォントデータがLED21a〜2
1hに並列して供給され、最初のタイミングパルスの入
力でLED21a〜21hが駆動される。
【0029】LEDの点灯期間は、次のタイミングパル
スが供給されるまでの間となっており、その点灯時間幅
は単位ビット記録時間ΔD(タイミングパルスのパルス
間隔)となる。最初のタイミングパルスによってLED
ヘッド21が駆動されると、「ROW←ROW+1」の
処理の後、2発目のタイミングパルスが入力された時点
で2列目のフォントデータによって記録が行われる。そ
して「ROW=8」でLEDヘッド21を駆動し、単位
ビット記録時間ΔDが経過したときにキャプション1個
分の記録が終わる。引続き「BC=2」として同様の処
理が行われ、2番目のキャプション記録が行われる。こ
うして記録を繰り返してゆき、「BC=K」での記録を
行った時点でキャプションの記録処理が完了する。な
お、記録モードがノーマルモード「01」であるときに
は、「K=1」であるから1個のキャプションだけが記
録される。また、キャプション記録期間中であっても、
ENCパルスが得られたときには単位ビット記録期間Δ
Dの更新が行われる。
【0030】図10は2値コード記録時の処理を示して
いる。2値コード記録は、まず記録すべき2値コードの
全ビット数「L」が読み込まれた後、ビット数ポインタ
「N」を初期値「1」にセットしてから開始される。そ
してタイミングパルスの入力ごとに撮影データに対応し
た2値コードデータがデータROM24から読み出さ
れ、LED21a〜21hに「0」もしくは「1」の同
じ2値データを一斉に供給して記録が行われる。こうし
てビット順に記録が進み、「N=L」となって全ビット
位置についての記録処理が完了する。もちろん、ENC
パルスが得られた時点で単位ビット記録時間ΔDが更新
される点はキャプション記録時と同様である。このよう
に、LED21a〜21hが同じ2値データ「0」もし
くは「1」のもとで駆動されると、フイルム8上には図
4に示したように、バーコードとなった2値コードが潜
像として記録される。
【0031】上記のようにしてデータ記録が完了する
と、図7のフローチャートに示したようにBフラグが
「0」にリセットされ、そのコマについてのフイルム1
コマ給送が完了するまでの間に再び記録が行われること
はない。なお、この間もENCパルスの個数は計数され
ている。そしてフイルム巻上げが進行し、PFパルスが
検知された時点でモータが停止してフイルム1コマ巻上
げが完了する。なお、フイルム1コマ巻上げ期間中に発
生されるENCパルスは、データ記録の有無にかかわら
ず通算して計数され、またその計数値はフイルム給送速
度や巻取スプール2のフイルム巻径の大小にかかわらず
一定値「10」になるから、PFパルスが検知される前
に10個目のENCパルスが検知された時点でモータ3
を減速し、PFパルスの検知によりモータ3を瞬時に停
止させる等、このENCパルスをフイルム給送制御に用
いることも可能である。
【0032】以後、露光完了信号が入力されるごとに同
様の処理が繰り返され、撮影された各コマにはユーザー
が設定した記録モードに対応してキャプションや2値コ
ードが潜像として記録されることになる。上述した処理
によれば、ENCパルスの発生時点でフイルムの給送長
を確認するとともにENCパルスのパルス間隔によりフ
イルムの給送速度を逐次監視し、これらのフイルム給送
情報に基づいてデータ記録用のタイミングパルスを得る
ようにしているから、モータ起動時の立ち上がり特性
や、巻取スプール2に巻取られたフイルムの巻径の大小
にかかわらず、ENCパルスの発生個数よりも格段に多
いビット数で2値コードが記録でき、鮮明なキャプショ
ンを記録することが可能となる。なお、記録する2値コ
ードのビット数が少なく、フイルム1コマ給送期間中に
さらに別のデータを記録できる余裕があるときには、そ
の余裕分にユーザーが設定した任意のキャプションを記
録できるようにしてもよい。
【0033】上記実施例では、写真プリント時に読み取
って利用できるトリミングデータを2値コードとしてフ
イルムに記録する例について述べてきたが、写真プリン
ト処理に利用される情報はネガフイルムについてのみ有
用なものである。したがってプリント処理を前提として
いないポジフイルム(リバーサルフイルム)を用いて撮
影を行う際には、2値コード記録はあまり意味がない。
このような事情を考慮し、図11に示したような構成を
付加し、カメラにポジフイルム用のパトローネ35が装
填されたときには、記録モードを自動的に任意入力モー
ド「00」にセットするのがよい。
【0034】現在普及している135フイルム用パトロ
ーネには周知のDXコードシステムが採用され、パトロ
ーネの外壁にはフイルム情報に対応して導通部分と絶縁
部分とが配列されている。図11に示したように、DX
コードを付したパトローネ35にはDX1〜DX12の
12個のコード領域が設けられ、DX1,DX7がコモ
ン領域(導通部)、DX2〜DX6がフイルム感度表示
領域、DX8〜DX10が撮影枚数表示領域、DX1
1,DX12がラチチュード表示領域に割り当てられて
いる。これらのコード領域にはカメラ側の電気接点が接
触し、導通部と絶縁部との組み合わせが電気信号として
デコーダ36に入力され、デコーダ36からマイクロコ
ンピュータ5にはフイルム感度情報,枚数情報,ラチチ
ュード情報が入力される。
【0035】ラチチュード情報は、導通部を「0」,絶
縁部を「1」で表すと、「DX11,DX12」の組み
合わせが「1,1」,「0,1」,「1,0」,「0,
0」であるときに、それぞれラチチュードが「±1/
2」,「±1」,「+2,−1」,「+3,−1」であ
ることを表している。一般に、ネガフイルムのラチチュ
ードは少なくとも「±1」以上あり、ポジフイルムのラ
チチュードは大部分「±1/2」であるから、デコーダ
36から入力されたラチチュード情報が「±1/2」で
あることをもって、使用フイルムがポジフイルムである
と判別することができる。したがって図12のフローチ
ャートに示したように、「DX11,DX12」の組み
合わせが「1,1」であったときには、記録モードを自
動的に任意入力モードに設定すれば、ポジフイルムに対
して不要な2値コードを記録せずに済むようになり、ま
た整理用に任意のキャプションを記録することが可能と
なる。また、「DX11,DX12」の組み合わせが
「1,1」以外であったときには、図1の記録モード設
定部30からの指定により記録モードが決められる。
【0036】以上、図示した実施例にしたがって本発明
について説明してきたが、フイルム1コマの給送期間中
に発生されるENCパルスの数、あるいはENCパルス
の1パルス間隔内に記録するデータのビット数等につい
ては、必要に応じて適宜設定することが可能である。ま
た、フイルム給送長に対応したENCパルスを得るため
に、例えばフイルムエッジに設けた磁気記録帯に一定ピ
ッチで磁化領域と非磁化領域とを配列し、これを磁気ヘ
ッドで読み取ってENCパルスを生成させる構成にして
もよい。また、1コマあたり8個のパーフォレーション
をもつ従来のフイルムを対象とする場合には、パーフォ
レーションの通過を光電検出し、これをENCパルスと
して用いることもできる。さらに、フイルムの給送方向
と直交して配列されているLEDの配列個数を増やし、
フイルム給送時に複数行の2値コード記録を行ったり、
2値コードとキャプションあるいは複数行のキャプショ
ン記録を同時に行うことも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のカメラ
用データ記録装置によれば、フイルムの給送方向に直交
して配列された複数個の発光体により、フイルムのエッ
ジ部分にバーコード状に所定の2値コードを記録するだ
けでなく、その2値コードの内容を表すマークも併せて
記録するようにしたから、目視観察により2値コードの
内容を簡単に識別することが可能となる。したがって、
2値コードの読取り装置がなくても簡単にその内容を知
ることができ、マニュアルプリント処理時にも2値コー
ドに対応した調節,設定を行うことが可能となり、また
ユーザーにとってはネガフイルムの整理を行うときに非
常に便利になる。さらに、前記複数の発光体を利用し、
ユーザーが外部入力した任意のマークを記録できるよう
にすることによって、撮影メモ代わりになる見出し文字
やマークをフイルム上に記録できるようになり、非常に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたカメラの主要構成部を示す概略
図である。
【図2】データ記録器の構成を示す概略図である。
【図3】データ記録器でキャプションの記録を行うとき
の様子を示す模式図である。
【図4】データ記録が行われたフイルムの説明図であ
る。
【図5】フイルム給送時の各種パルスの発生状態を示す
タイミングチャートである。
【図6】ENCパルスとデータ記録用のタイミングパル
スとの関係を示すタイミングチャートである。
【図7】フイルム給送の基本的な処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】データ記録時の処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】キャプション記録時の処理を示すフローチャー
トである。
【図10】2値コード記録時の処理を示すフローチャー
トである。
【図11】DXコード検知機構の概略図である。
【図12】DXコードのラチチュード情報により記録モ
ードを設定する時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 マイクロコンピュータ 8 フイルム 11 フォトセンサー 14 従動ローラ 15 エンコード板 16 フォトインタラプタ 18 バッファメモリ 20 データ記録器 21 LEDヘッド 24 データROM 24a フォントデータ格納部 24b 2値コードデータ格納部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムの給送方向に直交して複数個の
    発光体を配列し、撮影後のフイルム1コマ送り期間中に
    前記複数の発光体を一斉に点滅制御してフイルムのエッ
    ジ部分に所定の2値コードをバーコード状に記録するカ
    メラ用データ記録装置において、前記2値コードの種類
    ごとにその内容を表すマークのフォントデータを格納し
    たメモリと、このメモリから読み出されたフォントデー
    タに対応して前記複数の発光体を個別に点滅制御し、前
    記2値コードの記録と重複しない期間中に2値コードの
    内容を表すマークをフイルムのエッジ部分に記録する記
    録制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ用データ
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録制御手段は前記2値コードの記
    録を無効化して外部入力された任意のマークを記録する
    任意入力モードに設定可能であるとともに、前記メモリ
    には外部入力可能なマークのフォントデータが格納さ
    れ、任意入力モード下では外部入力されたマークに対応
    するフォントデータをメモリから読み出して前記複数の
    発光体の点滅を制御することを特徴とする請求項1記載
    のカメラ用データ記録装置。
JP2136892A 1992-02-06 1992-02-06 カメラ用データ記録装置 Pending JPH05216111A (ja)

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JP2136892A JPH05216111A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 カメラ用データ記録装置

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