JPH05217082A - 作業機械の警報システム - Google Patents
作業機械の警報システムInfo
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- JPH05217082A JPH05217082A JP4054367A JP5436792A JPH05217082A JP H05217082 A JPH05217082 A JP H05217082A JP 4054367 A JP4054367 A JP 4054367A JP 5436792 A JP5436792 A JP 5436792A JP H05217082 A JPH05217082 A JP H05217082A
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Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 接近対象物に対して作業機械の動作状態(静
止状態を含めて)に応じてダイナミックに対象を識別し
て安全管理をすることが可能であり、ポテンシャルゾー
ンの設定が容易でゾーンと検出対象物との関係について
の判定を高速に行うことができる作業機械の警報システ
ムを提供する。 【構成】 対象物を識別して検出するために、作業機械
側を主局とし、主局側が送信してから受信するまでの時
間で距離を管理するとともに、それぞれの従局固有の信
号が割り当てられた送信子からの信号を従局側から受け
るようにしている。さらに、作業機械のアームの先端の
周囲に多重の円よりなる複数の仮想危険度ポテンシャル
ゾーンを設定して円の1つに監視対象が入った場合に危
険度の低い円から危険度の高い円に対象が移動したこと
をもって監視対象を検出し、警報を鳴らすようにしてい
る。
止状態を含めて)に応じてダイナミックに対象を識別し
て安全管理をすることが可能であり、ポテンシャルゾー
ンの設定が容易でゾーンと検出対象物との関係について
の判定を高速に行うことができる作業機械の警報システ
ムを提供する。 【構成】 対象物を識別して検出するために、作業機械
側を主局とし、主局側が送信してから受信するまでの時
間で距離を管理するとともに、それぞれの従局固有の信
号が割り当てられた送信子からの信号を従局側から受け
るようにしている。さらに、作業機械のアームの先端の
周囲に多重の円よりなる複数の仮想危険度ポテンシャル
ゾーンを設定して円の1つに監視対象が入った場合に危
険度の低い円から危険度の高い円に対象が移動したこと
をもって監視対象を検出し、警報を鳴らすようにしてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧ショベル、クレ
ーン等のように上部旋回体を持つ土木・建設機械等の作
業機械に使用される警報システムに関し、詳しくは、電
波、超音波等を用い、接近対象物に対して個々にかつ作
業機械の形態、動作状態に応じて警報を発生し、ダイナ
ミックに安全管理をすることができる警報システムに関
する。
ーン等のように上部旋回体を持つ土木・建設機械等の作
業機械に使用される警報システムに関し、詳しくは、電
波、超音波等を用い、接近対象物に対して個々にかつ作
業機械の形態、動作状態に応じて警報を発生し、ダイナ
ミックに安全管理をすることができる警報システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】建設現場や道路舗装現場、土木作業現場
などでは、建設機械と作業員とが交錯する作業形態が多
くある。また、場所によっては一般の人も訪れ、あるい
は作業に付随して使用される各種機械の搬入や搬出、さ
らには障害物などもある。そして、これら作業員や一般
人、障害物などが作業車両等の運転者の視覚を遮る後方
や対角方向にいたりすると、事故になる危険性が非常に
高い。そこで、従来から各種の安全システムが提案され
ている。その1つに超音波エコー方式がある。超音波エ
コー方式は、超音波を反射する対象物からのエコーを捉
えて、警報エリアにある物に対して警報を発生するシス
テムである。
などでは、建設機械と作業員とが交錯する作業形態が多
くある。また、場所によっては一般の人も訪れ、あるい
は作業に付随して使用される各種機械の搬入や搬出、さ
らには障害物などもある。そして、これら作業員や一般
人、障害物などが作業車両等の運転者の視覚を遮る後方
や対角方向にいたりすると、事故になる危険性が非常に
高い。そこで、従来から各種の安全システムが提案され
ている。その1つに超音波エコー方式がある。超音波エ
コー方式は、超音波を反射する対象物からのエコーを捉
えて、警報エリアにある物に対して警報を発生するシス
テムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超音波エコー方式を利
用する従来の警報システムは、作業員以外のもの、例え
ば、草や木といった障害物、警報を発生してはいけない
作業設備や機器などにも反応して警報を発生してしまう
欠点があって、警報過敏なために実用的なものではな
い。このような欠点を解決するために超音波を用いる警
報システムとしてトランスポンダ方式が提案されてい
る。トランスポンダ方式は、運転者と作業員とを主局と
従局とに分けて情報交換を行う。従局となる作業員は、
主局となる車両側から発信される超音波を受信する機器
を装着していて車両からの超音波を受信することで従局
の警報を鳴らし、送受信の切換を行って受信周波数と異
なる周波数で主局に発信する。一方、主局となる車両
は、従局からの信号を検知エリア内で受信し、従局から
の信号が受信されたときに作業員に対して車両側から警
報を発するシステムである。このように主局の周波数と
異なる周波数で従局からの応答を受けることにより無関
係な障害物からの反射(周波数が主局の発信と同じも
の)と従局(作業員等からの異なる周波数応答)からの
ものと区別することができる。
用する従来の警報システムは、作業員以外のもの、例え
ば、草や木といった障害物、警報を発生してはいけない
作業設備や機器などにも反応して警報を発生してしまう
欠点があって、警報過敏なために実用的なものではな
い。このような欠点を解決するために超音波を用いる警
報システムとしてトランスポンダ方式が提案されてい
る。トランスポンダ方式は、運転者と作業員とを主局と
従局とに分けて情報交換を行う。従局となる作業員は、
主局となる車両側から発信される超音波を受信する機器
を装着していて車両からの超音波を受信することで従局
の警報を鳴らし、送受信の切換を行って受信周波数と異
なる周波数で主局に発信する。一方、主局となる車両
は、従局からの信号を検知エリア内で受信し、従局から
の信号が受信されたときに作業員に対して車両側から警
報を発するシステムである。このように主局の周波数と
異なる周波数で従局からの応答を受けることにより無関
係な障害物からの反射(周波数が主局の発信と同じも
の)と従局(作業員等からの異なる周波数応答)からの
ものと区別することができる。
【0004】しかし、このようなトランスポンダ方式を
用いても、より高い安全性を確保するために検知エリア
を拡大するとそれだけ超音波の反射波受信領域が拡大し
て周囲にある無関係な障害物でも警報を発生する危険性
が増加し、また、検知エリアを限定すると安全性が低下
する問題がある。そこで、このような問題を解決するた
めに、この発明者等は、複数の仮想危険度ポテンシャル
ゾーンを作業機械の周囲に設定して危険度を判定する作
業機械の警報システムを提案し、この出願人は、これに
ついて特願平3−205366号として出願済みであ
る。この方式は、設定したどの仮想危険度ポテンシャル
ゾーンに検出対象物(人を含む)が入っているかを判定
することを基本とする。この判定の処理は速ければそれ
だけ警報発生までの時間が短くでき、より高い安全性が
確保できる。しかし、作業機械は、作業中アームやブー
ム、アタッチメントの他、旋回体もその姿勢を変えるの
で、それに応じてポテンシャルゾーンを設定するとなる
と、前記の判定処理に時間がかかる。一方、この判定時
間をできるだけ短縮して瞬間的に判定ができるような要
請が強くある。さらに、検出対象物が人であるか、構造
物や設備などの物であるかを区別して警報を発するよう
な要望もある。しかし、物と人とが区別できたとして
も、人の場合にはさらに作業員であるのか、そうでない
のか、など、きめ細かな安全管理をしなければ実際上あ
まり意味がない。この発明は、このような要請に応え、
かつ、前記の従来技術の問題点を解決するものであっ
て、接近対象物に対して作業機械の動作状態(静止状態
を含めて)に応じてダイナミックに対象を識別して安全
管理をすることが可能であり、ポテンシャルゾーンの設
定が容易でゾーンと検出対象物との関係についての判定
を高速に行うことができる作業機械の警報システムを提
供することを目的とする。
用いても、より高い安全性を確保するために検知エリア
を拡大するとそれだけ超音波の反射波受信領域が拡大し
て周囲にある無関係な障害物でも警報を発生する危険性
が増加し、また、検知エリアを限定すると安全性が低下
する問題がある。そこで、このような問題を解決するた
めに、この発明者等は、複数の仮想危険度ポテンシャル
ゾーンを作業機械の周囲に設定して危険度を判定する作
業機械の警報システムを提案し、この出願人は、これに
ついて特願平3−205366号として出願済みであ
る。この方式は、設定したどの仮想危険度ポテンシャル
ゾーンに検出対象物(人を含む)が入っているかを判定
することを基本とする。この判定の処理は速ければそれ
だけ警報発生までの時間が短くでき、より高い安全性が
確保できる。しかし、作業機械は、作業中アームやブー
ム、アタッチメントの他、旋回体もその姿勢を変えるの
で、それに応じてポテンシャルゾーンを設定するとなる
と、前記の判定処理に時間がかかる。一方、この判定時
間をできるだけ短縮して瞬間的に判定ができるような要
請が強くある。さらに、検出対象物が人であるか、構造
物や設備などの物であるかを区別して警報を発するよう
な要望もある。しかし、物と人とが区別できたとして
も、人の場合にはさらに作業員であるのか、そうでない
のか、など、きめ細かな安全管理をしなければ実際上あ
まり意味がない。この発明は、このような要請に応え、
かつ、前記の従来技術の問題点を解決するものであっ
て、接近対象物に対して作業機械の動作状態(静止状態
を含めて)に応じてダイナミックに対象を識別して安全
管理をすることが可能であり、ポテンシャルゾーンの設
定が容易でゾーンと検出対象物との関係についての判定
を高速に行うことができる作業機械の警報システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明の作業機械の警報システムは、アームを有す
る作業機械に主局として搭載され、主局送信子と主局受
信子と、主局送信子からの信号の送信から主局受信子の
所定の信号の受信までの時間を計測する時間計測回路と
を有する第1の送受信装置と、アームの先端部の周囲に
平面上半径の異なる多重円により形成される内側に向か
って危険度が高くなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾ
ーンを設定するポテンシャルゾーン設定手段と、時間計
測回路により計測された時間値を得て作業機械に対する
検出対象物の位置を検出する位置検出手段と、この位置
検出手段により検出された位置が複数の仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンのいずれかのゾーンに入っているかを判
定する判定手段と、警報を発生する警報手段とを有し、
判定手段の判定結果に応じて検出対象物が複数の前記仮
想危険度ポテンシャルゾーンのうち低い危険度から高い
危険度のゾーンへ移動したことを検出して前記警報手段
を駆動し、警報を発生する作業機械に搭載された制御装
置と、主局送信子からの信号を受信する従局受信子とそ
の局固有の前記所定の信号を発生する従局送信子と、従
局受信子が主局送信子からの信号を受信したときに従局
送信子を駆動する制御回路とを有する従局としての第2
の送受信装置とを備えるものである。
るこの発明の作業機械の警報システムは、アームを有す
る作業機械に主局として搭載され、主局送信子と主局受
信子と、主局送信子からの信号の送信から主局受信子の
所定の信号の受信までの時間を計測する時間計測回路と
を有する第1の送受信装置と、アームの先端部の周囲に
平面上半径の異なる多重円により形成される内側に向か
って危険度が高くなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾ
ーンを設定するポテンシャルゾーン設定手段と、時間計
測回路により計測された時間値を得て作業機械に対する
検出対象物の位置を検出する位置検出手段と、この位置
検出手段により検出された位置が複数の仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンのいずれかのゾーンに入っているかを判
定する判定手段と、警報を発生する警報手段とを有し、
判定手段の判定結果に応じて検出対象物が複数の前記仮
想危険度ポテンシャルゾーンのうち低い危険度から高い
危険度のゾーンへ移動したことを検出して前記警報手段
を駆動し、警報を発生する作業機械に搭載された制御装
置と、主局送信子からの信号を受信する従局受信子とそ
の局固有の前記所定の信号を発生する従局送信子と、従
局受信子が主局送信子からの信号を受信したときに従局
送信子を駆動する制御回路とを有する従局としての第2
の送受信装置とを備えるものである。
【0006】
【作用】このように、主局側が送信してから受信するま
での時間で距離を管理するとともに、従局側送受信装置
として、例えば、超音波を用いた場合にはその局固有の
所定の信号として所定の中心周波数の超音波を割り当
て、主局側では中心周波数の異なる超音波受信子を個別
的に設けて従局側からの信号を受けるようにする。もち
ろん、送受信信号としてマイクロ波等の電波信号を用い
るときには、周波数やコード信号等を従局固有の信号と
して用いればよい。このような固有の信号を受けたとき
にそれぞれについて送信から受信までの時間を計測する
ことにより同時に複数の対象物からの距離が計測でき、
複数の従局側送受信装置があってもそれぞれを中心周波
数別(コード別)に個別に警報対象を認識することがで
きる。また、作業機械のアームの先端の周囲に多重の円
よりなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定し
て円の1つに監視対象が入った場合に危険度の低い円か
ら危険度の高い円に対象が移動したことをもって監視対
象を検出し、警報を鳴らすようにしているので、アット
ランダムに発生するノイズ等により影響され難く、より
安全に警報を発することができる。しかも、円形のポテ
ンシャルゾーンであるので、中心からの距離だけで設定
でき、作業中においてアームが回転していてもその先端
の現在位置から対象物までの距離を得るだけでどのポテ
ンシャルゾーンにあるか判定でき、作業状態での危険度
判定を高速に行うことができる。その結果、対象に応じ
た警報を発生することが可能になり、作業機械の安全性
の向上と作業の効率化が実現できる。
での時間で距離を管理するとともに、従局側送受信装置
として、例えば、超音波を用いた場合にはその局固有の
所定の信号として所定の中心周波数の超音波を割り当
て、主局側では中心周波数の異なる超音波受信子を個別
的に設けて従局側からの信号を受けるようにする。もち
ろん、送受信信号としてマイクロ波等の電波信号を用い
るときには、周波数やコード信号等を従局固有の信号と
して用いればよい。このような固有の信号を受けたとき
にそれぞれについて送信から受信までの時間を計測する
ことにより同時に複数の対象物からの距離が計測でき、
複数の従局側送受信装置があってもそれぞれを中心周波
数別(コード別)に個別に警報対象を認識することがで
きる。また、作業機械のアームの先端の周囲に多重の円
よりなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定し
て円の1つに監視対象が入った場合に危険度の低い円か
ら危険度の高い円に対象が移動したことをもって監視対
象を検出し、警報を鳴らすようにしているので、アット
ランダムに発生するノイズ等により影響され難く、より
安全に警報を発することができる。しかも、円形のポテ
ンシャルゾーンであるので、中心からの距離だけで設定
でき、作業中においてアームが回転していてもその先端
の現在位置から対象物までの距離を得るだけでどのポテ
ンシャルゾーンにあるか判定でき、作業状態での危険度
判定を高速に行うことができる。その結果、対象に応じ
た警報を発生することが可能になり、作業機械の安全性
の向上と作業の効率化が実現できる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の作業機械の警報システム
を油圧ショベルに適用した場合の一実施例の説明図であ
り、図2は、油圧ショベルの全体的な構成の説明図、図
3は、その受信センサと超音波発生ホーンの取付関係の
説明図、図4は、その仮想危険度ポテンシャルゾーンの
説明図、図5は、ポテンシャルデータテーブルの説明
図、図6は、油圧ショベルの動作に応じて設定される仮
想危険度ポテンシャルゾーンの説明図、図7は、作業状
態にあるときに移動先を予測して設定される仮想危険度
ポテンシャルゾーンの説明図、図8は、仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンの危険度設定関数の説明図、図9は、図
1に示す実施例において検出対象物を識別するのための
送受信システムのブロック図、図10は、対象物までの
距離を算出する距離データ発生回路のブロック図、図1
1は、距離データ発生回路の動作を説明するための説明
図、そして図12は監視対象テーブルの説明図である。
ある。
を油圧ショベルに適用した場合の一実施例の説明図であ
り、図2は、油圧ショベルの全体的な構成の説明図、図
3は、その受信センサと超音波発生ホーンの取付関係の
説明図、図4は、その仮想危険度ポテンシャルゾーンの
説明図、図5は、ポテンシャルデータテーブルの説明
図、図6は、油圧ショベルの動作に応じて設定される仮
想危険度ポテンシャルゾーンの説明図、図7は、作業状
態にあるときに移動先を予測して設定される仮想危険度
ポテンシャルゾーンの説明図、図8は、仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンの危険度設定関数の説明図、図9は、図
1に示す実施例において検出対象物を識別するのための
送受信システムのブロック図、図10は、対象物までの
距離を算出する距離データ発生回路のブロック図、図1
1は、距離データ発生回路の動作を説明するための説明
図、そして図12は監視対象テーブルの説明図である。
ある。
【0008】図2において、20は、バックホウフロン
トアタッチメントを有する油圧ショベルであり、その上
部旋回体1には、ブーム2,アーム3及びバケット4か
らなる作業用のフロントアタッチメントが取付けられて
いる。5は、旋回体1の下部に設けられている走行体で
ある。6は、油圧ショベル20に搭載されている演算制
御部であり、マイクロプロセッサ(MPU)とメモリ等
を有していて旋回体1の旋回角θに対応してブーム2な
どの作業範囲やフロントアタッチメントにおける各作業
部材の姿勢(角度α1,α2 ,α3 )等の制御を行う。
また、駆動制御部8を制御して各作業部材の駆動と停止
等の制御を行う。7は、警報部であって、ブザーや音声
合成装置を備えていて作業の状態をブザーで知らせると
とも、近接物や近接者に対して種々の警報を発する。な
お、図中、d1 は、ブーム2の角度α1 (図示せず)を
設定する制御量であり、d2 は、アーム3の角度α2
(図示せず)を設定する制御量であり、d3 は、バケッ
ト4(あるいはフロントアタッチメント)の角度α3
(図示せず)を設定する制御量である。
トアタッチメントを有する油圧ショベルであり、その上
部旋回体1には、ブーム2,アーム3及びバケット4か
らなる作業用のフロントアタッチメントが取付けられて
いる。5は、旋回体1の下部に設けられている走行体で
ある。6は、油圧ショベル20に搭載されている演算制
御部であり、マイクロプロセッサ(MPU)とメモリ等
を有していて旋回体1の旋回角θに対応してブーム2な
どの作業範囲やフロントアタッチメントにおける各作業
部材の姿勢(角度α1,α2 ,α3 )等の制御を行う。
また、駆動制御部8を制御して各作業部材の駆動と停止
等の制御を行う。7は、警報部であって、ブザーや音声
合成装置を備えていて作業の状態をブザーで知らせると
とも、近接物や近接者に対して種々の警報を発する。な
お、図中、d1 は、ブーム2の角度α1 (図示せず)を
設定する制御量であり、d2 は、アーム3の角度α2
(図示せず)を設定する制御量であり、d3 は、バケッ
ト4(あるいはフロントアタッチメント)の角度α3
(図示せず)を設定する制御量である。
【0009】油圧ショベル20の運転席の上部の車体部
分と右側車体部分には、図3の部分拡大平面図に示すよ
うに、3つの受信センサ17a,17b,17cと90
度配置された4つの超音波発生ホーン18a,18b,
18d,18eとが設けられている。これら受信センサ
17a,17b,17cは、旋回体1の回転中心Oを中
心とする円周上に120度の間隔で設置されている。な
お、それぞれの受信センサの受信指向性は、前後180
度の切換えが可能な2個のセンサが内蔵されていて切換
により360度の指向性を有する。そして、受信センサ
17a,17bは、油圧ショベル20の前後に対して指
向性切換えができるようにその指向性が前後に向くよう
に取付けられ、受信センサ17cは、油圧ショベル20
の左右に対して指向性切換えができるように取付けられ
ている。一方、超音波発生ホーン18a,18b,18
d,18eは、送信回路18により同時に駆動されて3
60度、全周に亙って超音波を発射する。
分と右側車体部分には、図3の部分拡大平面図に示すよ
うに、3つの受信センサ17a,17b,17cと90
度配置された4つの超音波発生ホーン18a,18b,
18d,18eとが設けられている。これら受信センサ
17a,17b,17cは、旋回体1の回転中心Oを中
心とする円周上に120度の間隔で設置されている。な
お、それぞれの受信センサの受信指向性は、前後180
度の切換えが可能な2個のセンサが内蔵されていて切換
により360度の指向性を有する。そして、受信センサ
17a,17bは、油圧ショベル20の前後に対して指
向性切換えができるようにその指向性が前後に向くよう
に取付けられ、受信センサ17cは、油圧ショベル20
の左右に対して指向性切換えができるように取付けられ
ている。一方、超音波発生ホーン18a,18b,18
d,18eは、送信回路18により同時に駆動されて3
60度、全周に亙って超音波を発射する。
【0010】このようなことから、旋回体1の回転状態
に応じて旋回体1に対してその前後の受信対象について
はその指向性切換えにより受信センサ17a,17bに
より受信した信号を位置計測信号として受け、旋回体1
に対して右側の位置では後側に指向性を切換えた受信セ
ンサ17aと右側に指向性を切換えた受信センサ17c
により受信した信号を位置計測信号として受け、逆に左
側については後側に指向性を切換えた受信センサ17b
と左側に指向性を切換えた受信センサ17cにより受信
した信号を位置計測信号として受ける。これらセンサ
は、演算制御部6により受信検出回路16,セレクタ1
5を介して接続されていて、時分割でセンサの選択と受
信検出回路16の検出記の選択とが制御され、セレクタ
15を介して演算制御部6に選択に対応する信号が受信
検出割込み信号として入力される。
に応じて旋回体1に対してその前後の受信対象について
はその指向性切換えにより受信センサ17a,17bに
より受信した信号を位置計測信号として受け、旋回体1
に対して右側の位置では後側に指向性を切換えた受信セ
ンサ17aと右側に指向性を切換えた受信センサ17c
により受信した信号を位置計測信号として受け、逆に左
側については後側に指向性を切換えた受信センサ17b
と左側に指向性を切換えた受信センサ17cにより受信
した信号を位置計測信号として受ける。これらセンサ
は、演算制御部6により受信検出回路16,セレクタ1
5を介して接続されていて、時分割でセンサの選択と受
信検出回路16の検出記の選択とが制御され、セレクタ
15を介して演算制御部6に選択に対応する信号が受信
検出割込み信号として入力される。
【0011】ところで、超音波発生ホーン18a,18
b,18d,18eにより発生する超音波は、例えば、
30kHzであり、受信センサ17a,17b,17c
が受信する周波数は、例えば、20kHzであって、送
信信号と受信信号との周波数が相違している。この相違
は、検出対象物となる作業員等の側で携帯する警報装置
(検出対象物19)が30kHzの超音波を受信した場
合に受信応答信号として20kHzの超音波を送信する
ようになっているからである。したがって、ここでは、
いわゆる油圧ショベル20側が主局となり、作業員等の
側が従局となるトランスポンダ方式を採用している。そ
こで、演算制御部6により送信回路18の制御により超
音波発生ホーン18a,18b,18d,18eは、3
0kHzの超音波を、例えば、0.1sec 〜0.3sec
で周期的に発生し、20kHzの超音波を受信検出回路
16を介して受信するまでの時間を受信信号を受けた演
算制御部6が計測する。これによりそれぞれのセンサか
ら作業員側携帯警報装置(従局)までの距離が算出でき
る。
b,18d,18eにより発生する超音波は、例えば、
30kHzであり、受信センサ17a,17b,17c
が受信する周波数は、例えば、20kHzであって、送
信信号と受信信号との周波数が相違している。この相違
は、検出対象物となる作業員等の側で携帯する警報装置
(検出対象物19)が30kHzの超音波を受信した場
合に受信応答信号として20kHzの超音波を送信する
ようになっているからである。したがって、ここでは、
いわゆる油圧ショベル20側が主局となり、作業員等の
側が従局となるトランスポンダ方式を採用している。そ
こで、演算制御部6により送信回路18の制御により超
音波発生ホーン18a,18b,18d,18eは、3
0kHzの超音波を、例えば、0.1sec 〜0.3sec
で周期的に発生し、20kHzの超音波を受信検出回路
16を介して受信するまでの時間を受信信号を受けた演
算制御部6が計測する。これによりそれぞれのセンサか
ら作業員側携帯警報装置(従局)までの距離が算出でき
る。
【0012】図1は、このような処理を行う演算制御部
6の内部構成であり、特に、この発明に関係する部分を
主体とした主要部分を示している。図2の旋回体1の旋
回に応じて回転位置検出センサから得られる回転位置信
号とフロントアタッチメントの各種作業部材のロータリ
エンコーダ等からの信号、駆動制御部8、受信センサ1
7a,17b,17cからの信号は、それぞれA/D変
換回路を含むインタフェース14を介して演算制御部6
のMPU10に取込まれる。また、警報部7は、このイ
ンタフェース14を介してMPU10により制御され、
駆動される。MPU10は、先に説明した油圧ショベル
20の作業についての全体の制御を行うとともに、次に
説明する構成によりこの発明特有の制御と判定、警報部
の駆動等の処理を行う。
6の内部構成であり、特に、この発明に関係する部分を
主体とした主要部分を示している。図2の旋回体1の旋
回に応じて回転位置検出センサから得られる回転位置信
号とフロントアタッチメントの各種作業部材のロータリ
エンコーダ等からの信号、駆動制御部8、受信センサ1
7a,17b,17cからの信号は、それぞれA/D変
換回路を含むインタフェース14を介して演算制御部6
のMPU10に取込まれる。また、警報部7は、このイ
ンタフェース14を介してMPU10により制御され、
駆動される。MPU10は、先に説明した油圧ショベル
20の作業についての全体の制御を行うとともに、次に
説明する構成によりこの発明特有の制御と判定、警報部
の駆動等の処理を行う。
【0013】さて、バス13には、インタフェース14
やMPU10のほかに、各種プログラムやデータを記憶
したメモリ9、操作パネル11、ディスプレイ12等が
接続されている。そして、メモリ9には仮想的な危険度
を設定するポテンシャルゾーンのグループの中心位置を
作業状態に応じて算出する中心位置算出プログラム9a
と対象検出・距離算出プログラム9b、危険度判定プロ
グラム9c、警報処理プログラム9d等が格納されてい
る。さらに、メモリ9にはポテンシャル等のデータテー
ブル9e,監視対象テーブル9f等が設けられている。
ここで、図4に示すような同心円状に設定される同心円
で形成される隣接円との間の各ゾーンは、仮想的なポテ
ンシャルゾーンに対応していて、ポテンシャルデータテ
ーブル9eは、中心からの距離(半径)により各ゾーン
を管理する。そして、監視対象テーブル9fには検出対
象物19に関するデータが記憶される。対象を識別して
監視する場合のこのテーブルの一例が図12である。
やMPU10のほかに、各種プログラムやデータを記憶
したメモリ9、操作パネル11、ディスプレイ12等が
接続されている。そして、メモリ9には仮想的な危険度
を設定するポテンシャルゾーンのグループの中心位置を
作業状態に応じて算出する中心位置算出プログラム9a
と対象検出・距離算出プログラム9b、危険度判定プロ
グラム9c、警報処理プログラム9d等が格納されてい
る。さらに、メモリ9にはポテンシャル等のデータテー
ブル9e,監視対象テーブル9f等が設けられている。
ここで、図4に示すような同心円状に設定される同心円
で形成される隣接円との間の各ゾーンは、仮想的なポテ
ンシャルゾーンに対応していて、ポテンシャルデータテ
ーブル9eは、中心からの距離(半径)により各ゾーン
を管理する。そして、監視対象テーブル9fには検出対
象物19に関するデータが記憶される。対象を識別して
監視する場合のこのテーブルの一例が図12である。
【0014】図5は、ポテンシャルデータテーブル9e
の内容を示している。これには、図4のそれぞれの円の
半径データがそれぞれゾーン設定中心PA,PB,P
C,PDに対応してテーブル化されている。すなわち、
ポテンシャルデータテーブ9eは、ゾーン設定中心P
A,PB,PC,PDについて旋回体1の回転中心O
(原点)に対する座標値を発生する関数が各作業部材の
姿勢を設定する作業制御量(θを設定する制御量d,ブ
ーム2の角度α1 を設定する制御量d1 ,アーム3の角
度α2 を設定する制御量d2 ,バケット4の角度α3 を
設定する制御量d3 ,図2参照)との関係において、f
pa(d,d1 ,d2 ,d3 ),fpb(d,d1),fpd
(d)として設けられている。なお、ゾーン設定中心の
うちPCについては、原点Oにあるので座標算出の必要
はない。したがって、関数は不要である。ポテンシャル
データテーブル9eは、前記関数により作業状態に応じ
て算出される同心円の中心について原点Oに対する現在
座標Xo ,Yo が設けられ、各円についてその半径(r
i )とその半径の円に内側の危険度(レベルPi (後
述))とのペアの配列rn /Pn ,dn-1 /Pn-1 ,・
・・,r1 /P1 ,r0 /P0 のデータが危険度高い内
側の円の半径から順に設けられている。なお、nは、各
ゾーンに応じて選択される任意の整数である。
の内容を示している。これには、図4のそれぞれの円の
半径データがそれぞれゾーン設定中心PA,PB,P
C,PDに対応してテーブル化されている。すなわち、
ポテンシャルデータテーブ9eは、ゾーン設定中心P
A,PB,PC,PDについて旋回体1の回転中心O
(原点)に対する座標値を発生する関数が各作業部材の
姿勢を設定する作業制御量(θを設定する制御量d,ブ
ーム2の角度α1 を設定する制御量d1 ,アーム3の角
度α2 を設定する制御量d2 ,バケット4の角度α3 を
設定する制御量d3 ,図2参照)との関係において、f
pa(d,d1 ,d2 ,d3 ),fpb(d,d1),fpd
(d)として設けられている。なお、ゾーン設定中心の
うちPCについては、原点Oにあるので座標算出の必要
はない。したがって、関数は不要である。ポテンシャル
データテーブル9eは、前記関数により作業状態に応じ
て算出される同心円の中心について原点Oに対する現在
座標Xo ,Yo が設けられ、各円についてその半径(r
i )とその半径の円に内側の危険度(レベルPi (後
述))とのペアの配列rn /Pn ,dn-1 /Pn-1 ,・
・・,r1 /P1 ,r0 /P0 のデータが危険度高い内
側の円の半径から順に設けられている。なお、nは、各
ゾーンに応じて選択される任意の整数である。
【0015】中心位置算出プログラム9aは、定期的な
割り込み処理でこのポテンシャルデータテーブル9eを
参照してfpa(d,d1 ,d2 ,d3 ),fpb(d,d
1 ),fpd(d)に従ってそれぞれのポテンシャルゾー
ンPA,PB,PDの中心の現在位置を算出して現在座
標Xo ,Yo の値をポテンシャルデータテーブル9eに
所定の周期で定期的に書込む。
割り込み処理でこのポテンシャルデータテーブル9eを
参照してfpa(d,d1 ,d2 ,d3 ),fpb(d,d
1 ),fpd(d)に従ってそれぞれのポテンシャルゾー
ンPA,PB,PDの中心の現在位置を算出して現在座
標Xo ,Yo の値をポテンシャルデータテーブル9eに
所定の周期で定期的に書込む。
【0016】図4においては、中心位置算出プログラム
9aにより生成された各ポテンシャルゾーン中心位置に
対応して設定される同心円状の仮想危険度ポテンシャル
ゾーンの図形が示されている。これら円のうちゾーン設
定中心に対して最内周の円は、ブーム2,アーム3及び
バケット4のそれぞれが一番小さな姿勢あるいは基本姿
勢を採ったときにそれぞれがカバーされるように、その
ときの姿勢を囲むような半径で設けられている。また、
各同心円のポテンシャルゾーンは、前記関数によりこれ
らゾーンの中心が定期的に算出されることで、ブーム
2,アーム3及びバケット4からなる作業用のフロント
アタッチメントの姿勢、そして旋回体1の回転に応じて
移動し、あるいは、回転する。ここでは、特に、ポテン
シャルゾーンがドーナッツ状(円)であるので、危険度
の低いポテンシャルゾーンから高いポテンシャルゾーン
へ対象物が移動したときには、移動中、あるいは移動方
向にある対象物は、同心円の中心に向かって相対移動す
ることになる。そこで、たとえ、対象物が移動していな
くてもブーム2,アーム3及びバケット4からなる作業
用のフロントアタッチメントの姿勢が対象物に接近した
ことを捉えることができ、危険度の判定をより確実に行
うことができる。
9aにより生成された各ポテンシャルゾーン中心位置に
対応して設定される同心円状の仮想危険度ポテンシャル
ゾーンの図形が示されている。これら円のうちゾーン設
定中心に対して最内周の円は、ブーム2,アーム3及び
バケット4のそれぞれが一番小さな姿勢あるいは基本姿
勢を採ったときにそれぞれがカバーされるように、その
ときの姿勢を囲むような半径で設けられている。また、
各同心円のポテンシャルゾーンは、前記関数によりこれ
らゾーンの中心が定期的に算出されることで、ブーム
2,アーム3及びバケット4からなる作業用のフロント
アタッチメントの姿勢、そして旋回体1の回転に応じて
移動し、あるいは、回転する。ここでは、特に、ポテン
シャルゾーンがドーナッツ状(円)であるので、危険度
の低いポテンシャルゾーンから高いポテンシャルゾーン
へ対象物が移動したときには、移動中、あるいは移動方
向にある対象物は、同心円の中心に向かって相対移動す
ることになる。そこで、たとえ、対象物が移動していな
くてもブーム2,アーム3及びバケット4からなる作業
用のフロントアタッチメントの姿勢が対象物に接近した
ことを捉えることができ、危険度の判定をより確実に行
うことができる。
【0017】このようなことから、ここでは、危険度の
低いポテンシャルゾーンから高いポテンシャルゾーンへ
移動した対象物を捉える。そして、移動した高いポテン
シャルゾーンがあらかじめ定められた危険度以上のポテ
ンシャルゾーンであるときに警報を発生する。なお、図
において、同心円の形状が旋回体1とブーム2,アーム
3及びバケット4のそれぞれに異なっている。これは、
それぞれの危険度管理が異なるからである。特に、バケ
ット4については他よりも多数の円が設定されるべきで
ある。その理由は、旋回体1が旋回しているとき、ブー
ム2を移動しているとき、あるいはアーム3が移動して
いるとき、これら複数のものが動作しているときには、
単独の動作状態のときより危険度が高くなるので、より
細かな管理が必要になるからである。
低いポテンシャルゾーンから高いポテンシャルゾーンへ
移動した対象物を捉える。そして、移動した高いポテン
シャルゾーンがあらかじめ定められた危険度以上のポテ
ンシャルゾーンであるときに警報を発生する。なお、図
において、同心円の形状が旋回体1とブーム2,アーム
3及びバケット4のそれぞれに異なっている。これは、
それぞれの危険度管理が異なるからである。特に、バケ
ット4については他よりも多数の円が設定されるべきで
ある。その理由は、旋回体1が旋回しているとき、ブー
ム2を移動しているとき、あるいはアーム3が移動して
いるとき、これら複数のものが動作しているときには、
単独の動作状態のときより危険度が高くなるので、より
細かな管理が必要になるからである。
【0018】危険度は、それぞれを独立に移動したとき
のそれぞれのゾーンにおける危険度をレベルPで管理
し、その一番外側の枠を危険度が一番低い、レベルP=
0、中心に一番近い円を一番高いレベルnとしてn段階
に区分けして管理する。また、旋回体1が旋回している
ときとブーム2を移動しているときと、アーム3が移動
しているとき、そしてこれら複数のものが移動している
ときとでは、前記レベルPの危険度は、その動作に応じ
て危険度が高くなる。そこで、最初の単独のレベルに対
してレベルPに対して補正する。この補正としては、最
初のレベルPの値に対してある数値Q(ただし、1以上
の数)が乗算されて判定対象となる危険度(レベルP)
が算出され、あるいはある加算値Qが特別に付加されて
算出されることによる。
のそれぞれのゾーンにおける危険度をレベルPで管理
し、その一番外側の枠を危険度が一番低い、レベルP=
0、中心に一番近い円を一番高いレベルnとしてn段階
に区分けして管理する。また、旋回体1が旋回している
ときとブーム2を移動しているときと、アーム3が移動
しているとき、そしてこれら複数のものが移動している
ときとでは、前記レベルPの危険度は、その動作に応じ
て危険度が高くなる。そこで、最初の単独のレベルに対
してレベルPに対して補正する。この補正としては、最
初のレベルPの値に対してある数値Q(ただし、1以上
の数)が乗算されて判定対象となる危険度(レベルP)
が算出され、あるいはある加算値Qが特別に付加されて
算出されることによる。
【0019】対象検出・距離算出プログラム9bは、受
信検出回路16が受信信号を検出して割込み信号をMP
U10に送出したときにMPU10により起動される。
このプログラム9bは、受信センサ17a,17b,1
7cの指向性を時分割で切換えて前後、左右の位置デー
タ信号を順次これら受信センサから得て、各受信センサ
間の距離と受信対象までの距離とに基づき、いわゆる三
角法による演算処理により油圧ショベル20の中心(回
転中心)を原点Oとした検出対象物19(従業員側警報
装置)の位置を算出する。また、後述するように対象を
識別する識別信号も生成し、それをメモリ9に記憶す
る。その後、MPU10は危険度判定プログラム9cを
起動し、実行する。
信検出回路16が受信信号を検出して割込み信号をMP
U10に送出したときにMPU10により起動される。
このプログラム9bは、受信センサ17a,17b,1
7cの指向性を時分割で切換えて前後、左右の位置デー
タ信号を順次これら受信センサから得て、各受信センサ
間の距離と受信対象までの距離とに基づき、いわゆる三
角法による演算処理により油圧ショベル20の中心(回
転中心)を原点Oとした検出対象物19(従業員側警報
装置)の位置を算出する。また、後述するように対象を
識別する識別信号も生成し、それをメモリ9に記憶す
る。その後、MPU10は危険度判定プログラム9cを
起動し、実行する。
【0020】三角法による距離算出の一例を図3により
説明すると、例えば、検出対象物19が油圧ショベル2
0の前方にある場合を例に採れば、受信センサ17aと
17bとの距離L1 が既知であり、受信センサ17aと
検出対象物19との距離L2と受信センサ17bと検出
対象物19との距離L3 とが計測され、各受信センサ1
7a,17bと検出対象物19で形成される三角形にお
ける三辺が既知である場合に、検出対象物19と受信セ
ンサ17a−17bとのなす角である∠αが算出され
る。また、センサが作る三角形の内角のうち受信センサ
17aの内角である∠β=30度で既知であるので、検
出対象物19と油圧ショベル20の回転中心(原点O)
との距離Lと角度γとを算出し、これにより回転中心に
座標の原点Oを持つ場合の検出対象物19の座標(X,
Y)が算出されるものである。対象検出・距離算出プロ
グラム9bは、算出した座標(X,Y)をメモリ9に記
憶する。
説明すると、例えば、検出対象物19が油圧ショベル2
0の前方にある場合を例に採れば、受信センサ17aと
17bとの距離L1 が既知であり、受信センサ17aと
検出対象物19との距離L2と受信センサ17bと検出
対象物19との距離L3 とが計測され、各受信センサ1
7a,17bと検出対象物19で形成される三角形にお
ける三辺が既知である場合に、検出対象物19と受信セ
ンサ17a−17bとのなす角である∠αが算出され
る。また、センサが作る三角形の内角のうち受信センサ
17aの内角である∠β=30度で既知であるので、検
出対象物19と油圧ショベル20の回転中心(原点O)
との距離Lと角度γとを算出し、これにより回転中心に
座標の原点Oを持つ場合の検出対象物19の座標(X,
Y)が算出されるものである。対象検出・距離算出プロ
グラム9bは、算出した座標(X,Y)をメモリ9に記
憶する。
【0021】危険度判定プログラム9cが起動され、M
PU10により実行されると、MPU10は、ポテンシ
ャルデータテーブル9eを参照して中心位置算出プログ
ラム9aにより定期的に算出された各ポテンシャルゾー
ン中心の現在座標Xo ,Yoを得る。そして、これと先
の対象検出・距離算出プログラム9bにより算出された
座標(X,Y)とに基づき各ポテンシャルゾーンPA,
PB,PDの中心位置と検出対象物19との距離Loを
算出する。次に、中心側からみてこの距離Loがどの円
の範囲に入ったかを、ポテンシャルデータテーブル9e
の配列rn /Pn ,dn-1 /Pn-1 ,・・・,r1 /P
1 ,r0 /P0 を参照して大小比較して得て、その円に
対応する危険度(レベルPi )をそれぞれのゾーンP
A,PB,PC,PDについて得る。そして、いずれか
の円の範囲内に入ったときのその対象物を監視対象とし
てその座標と危険度(レベルPの値)とを監視対象テー
ブル9fの識別情報に対応した対象記憶領域91(図1
2参照)に登録する。なお、識別情報は、検出対象に応
じて対象検出・距離算出プログラム9bにより生成され
たものである。また、ポテンシャルゾーンPDについて
は、検出対象物19までの検出距離Lがそのまま用いら
れる。
PU10により実行されると、MPU10は、ポテンシ
ャルデータテーブル9eを参照して中心位置算出プログ
ラム9aにより定期的に算出された各ポテンシャルゾー
ン中心の現在座標Xo ,Yoを得る。そして、これと先
の対象検出・距離算出プログラム9bにより算出された
座標(X,Y)とに基づき各ポテンシャルゾーンPA,
PB,PDの中心位置と検出対象物19との距離Loを
算出する。次に、中心側からみてこの距離Loがどの円
の範囲に入ったかを、ポテンシャルデータテーブル9e
の配列rn /Pn ,dn-1 /Pn-1 ,・・・,r1 /P
1 ,r0 /P0 を参照して大小比較して得て、その円に
対応する危険度(レベルPi )をそれぞれのゾーンP
A,PB,PC,PDについて得る。そして、いずれか
の円の範囲内に入ったときのその対象物を監視対象とし
てその座標と危険度(レベルPの値)とを監視対象テー
ブル9fの識別情報に対応した対象記憶領域91(図1
2参照)に登録する。なお、識別情報は、検出対象に応
じて対象検出・距離算出プログラム9bにより生成され
たものである。また、ポテンシャルゾーンPDについて
は、検出対象物19までの検出距離Lがそのまま用いら
れる。
【0022】前記の登録後に、危険度判定プログラム9
cは、監視対象テーブル9fの対象記憶領域91の内容
を順次参照して検出対象としてすでに記憶されているも
のがあるか否かを、前記の登録座標を中心に所定の範囲
(この範囲は、同一対象の判定範囲であり、作業機械の
移動速度等に応じて適宜決定する。)において検出し、
同一検出対象物19であるか否かの判定を行う。それが
あるときには、既登録対象と新規登録対象とは同じ対象
物であるとして既登録の検出対象物19の危険度を読出
してレベルPを比較判定する。これにより、危険度(P
=ポテンシャル値)が過去のものに対して増加している
か否かを判定する。危険度が同じか増加しているときに
は、その監視対象について新規に登録した座標値のデー
タとともにそれにフラグ“1”の情報が付加されて記憶
される。このフラグ“1”が立てられたものものについ
ては、以後危険度の判定が優先して行われる。また、危
険度が所定以上、例えば、3ランク以上に低下したもの
については、新規に登録した座標値のデータとともにそ
れにフラグ“0”の情報が付加される。そして既登録の
検出対象物の座標と危険度は削除される。このとき、先
の同一対象判定範囲内に既登録検出対象が存在しない場
合には、新規に登録した座標値のデータとともにそれに
フラグ“0”の情報が付加されて登録される。このよう
にフラグ“0”が立てられている座標データは、適当な
タイミングあるいは次の監視時において新規の対象物を
登録する前に削除されて監視対象から除外される。
cは、監視対象テーブル9fの対象記憶領域91の内容
を順次参照して検出対象としてすでに記憶されているも
のがあるか否かを、前記の登録座標を中心に所定の範囲
(この範囲は、同一対象の判定範囲であり、作業機械の
移動速度等に応じて適宜決定する。)において検出し、
同一検出対象物19であるか否かの判定を行う。それが
あるときには、既登録対象と新規登録対象とは同じ対象
物であるとして既登録の検出対象物19の危険度を読出
してレベルPを比較判定する。これにより、危険度(P
=ポテンシャル値)が過去のものに対して増加している
か否かを判定する。危険度が同じか増加しているときに
は、その監視対象について新規に登録した座標値のデー
タとともにそれにフラグ“1”の情報が付加されて記憶
される。このフラグ“1”が立てられたものものについ
ては、以後危険度の判定が優先して行われる。また、危
険度が所定以上、例えば、3ランク以上に低下したもの
については、新規に登録した座標値のデータとともにそ
れにフラグ“0”の情報が付加される。そして既登録の
検出対象物の座標と危険度は削除される。このとき、先
の同一対象判定範囲内に既登録検出対象が存在しない場
合には、新規に登録した座標値のデータとともにそれに
フラグ“0”の情報が付加されて登録される。このよう
にフラグ“0”が立てられている座標データは、適当な
タイミングあるいは次の監視時において新規の対象物を
登録する前に削除されて監視対象から除外される。
【0023】このことでノイズ等は排除される。すなわ
ち、危険度が同じか増加したデータのみが監視対象とな
り、監視対象テーブル9fに残され、それ以外が削除さ
れる。なお、監視対象テーブル9fを参照して監視対象
が存在したときの危険度判定においては、作業機械の旋
回体1、ブーム2,アーム3及びバケット4のいずれか
を制御中のときには、制御中のものについてのポテンシ
ャルゾーンを優先し、それぞれが制御中のときには、バ
ケット4,アーム3及びブーム2、旋回体1の順に優先
する。
ち、危険度が同じか増加したデータのみが監視対象とな
り、監視対象テーブル9fに残され、それ以外が削除さ
れる。なお、監視対象テーブル9fを参照して監視対象
が存在したときの危険度判定においては、作業機械の旋
回体1、ブーム2,アーム3及びバケット4のいずれか
を制御中のときには、制御中のものについてのポテンシ
ャルゾーンを優先し、それぞれが制御中のときには、バ
ケット4,アーム3及びブーム2、旋回体1の順に優先
する。
【0024】この判定により危険度ポテンシャル値が増
加した場合には、監視対象としてメモリ9の監視対象テ
ーブル9fに残留する。そしてその後にMPU10によ
り警報処理プログラム9dが起動される。MPU10が
警報処理プログラム9dを起動すると、MPU1は、監
視対象テーブル9fの対象記憶領域91を参照してフラ
グ“1”の立っている対象についてレベルPの値を順次
得ていく。そして、順次得られるレベルPの値について
そのそれぞれに次のような処理を行う。
加した場合には、監視対象としてメモリ9の監視対象テ
ーブル9fに残留する。そしてその後にMPU10によ
り警報処理プログラム9dが起動される。MPU10が
警報処理プログラム9dを起動すると、MPU1は、監
視対象テーブル9fの対象記憶領域91を参照してフラ
グ“1”の立っている対象についてレベルPの値を順次
得ていく。そして、順次得られるレベルPの値について
そのそれぞれに次のような処理を行う。
【0025】その動作として、説明を簡単にするため
に、まず、対象識別を行わない場合の警報内容について
説明する。これは、例えば、ゾーンPA,PB,PC,
PDについてレベルPをそれぞれ7段階に採ったとする
と、旋回体1、ブーム2,アーム3及びバケット4との
いずれかのみが単独で動作しているときにはそれぞれに
ついて“0”から“7”のうちのどれかに監視対象物が
侵入した場合にはポテンシャル値の監視状態にあるとき
に、ポテンシャルゾーン“0”から“1”に対応するレ
ベルPの値については警報ブザーのみの発生、ポテンシ
ャルゾーン“1”から“2”に対応するレベルでは“危
険です。”の音声の発生、ポテンシャルゾーン“2”か
ら“3”に対応するレベルでは、“作業員さん危険です
ので近づかないで下さい。”、ポテンシャルゾーン
“3”から“4”のレベルでは“危険!,危険!”、ポ
テンシャルゾーン“4”から“5”のレベルでは“あぶ
ない!,待避せよ!”、ポテンシャルゾーン“5”から
“6”のレベルでは作業機械の動作の低速化、ポテンシ
ャルゾーン“6”から“7”のレベルでは作業機械の動
作の停止などである。また、旋回体1、ブーム2,アー
ム3及びバケット4とが複合で動作しているときには、
その動作とゾーンPA,PB,PC,PDについてレベ
ルPとの関係において、例えば、ある1つのポテンシャ
ルゾーン“0”から“1”が“危険!,危険!”であ
り、そのポテンシャルゾーン“1”から“2”が“あぶ
ない!,待避せよ!”、そのポテンシャルゾーン“2”
から“3”では作業機械の動作の低速化、そのポテンシ
ャルゾーン“3”から“4”では作業機械の動作の停止
であり、単独の動作の場合より警報が厳しいものが選択
される。なお、対象識別をした結果の警報内容の選択に
ついては後述するが、先の各種の警報メッセージについ
ては、監視対象テーブル9fの警報メッセージ検索情報
M(図12の欄92参照)を得るのために各メッセージ
に対応するようなレベルPの値が危険度に応じて選択さ
れ、それが監視対象テーブル9fに記憶される。
に、まず、対象識別を行わない場合の警報内容について
説明する。これは、例えば、ゾーンPA,PB,PC,
PDについてレベルPをそれぞれ7段階に採ったとする
と、旋回体1、ブーム2,アーム3及びバケット4との
いずれかのみが単独で動作しているときにはそれぞれに
ついて“0”から“7”のうちのどれかに監視対象物が
侵入した場合にはポテンシャル値の監視状態にあるとき
に、ポテンシャルゾーン“0”から“1”に対応するレ
ベルPの値については警報ブザーのみの発生、ポテンシ
ャルゾーン“1”から“2”に対応するレベルでは“危
険です。”の音声の発生、ポテンシャルゾーン“2”か
ら“3”に対応するレベルでは、“作業員さん危険です
ので近づかないで下さい。”、ポテンシャルゾーン
“3”から“4”のレベルでは“危険!,危険!”、ポ
テンシャルゾーン“4”から“5”のレベルでは“あぶ
ない!,待避せよ!”、ポテンシャルゾーン“5”から
“6”のレベルでは作業機械の動作の低速化、ポテンシ
ャルゾーン“6”から“7”のレベルでは作業機械の動
作の停止などである。また、旋回体1、ブーム2,アー
ム3及びバケット4とが複合で動作しているときには、
その動作とゾーンPA,PB,PC,PDについてレベ
ルPとの関係において、例えば、ある1つのポテンシャ
ルゾーン“0”から“1”が“危険!,危険!”であ
り、そのポテンシャルゾーン“1”から“2”が“あぶ
ない!,待避せよ!”、そのポテンシャルゾーン“2”
から“3”では作業機械の動作の低速化、そのポテンシ
ャルゾーン“3”から“4”では作業機械の動作の停止
であり、単独の動作の場合より警報が厳しいものが選択
される。なお、対象識別をした結果の警報内容の選択に
ついては後述するが、先の各種の警報メッセージについ
ては、監視対象テーブル9fの警報メッセージ検索情報
M(図12の欄92参照)を得るのために各メッセージ
に対応するようなレベルPの値が危険度に応じて選択さ
れ、それが監視対象テーブル9fに記憶される。
【0026】ところで、以上の説明は、仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンの関係が固定された形態のものである
が、油圧ショベル20が前進や後退、そしてフロントア
タッチメントが作業中には、図6に示すように各円の中
心位置を作業方向にシフトさせてポテンシャルゾーンが
作業方向に広くなる単なる多重円にしてもよい。また、
各ポテンシャルゾーンの同心円の中心を移動方向にシフ
トさせて到達する予測位置にあらかじめ中心を設定して
演算を行ってもよい。その状態を示すのが図7の点線に
対して実線の円である。
ンシャルゾーンの関係が固定された形態のものである
が、油圧ショベル20が前進や後退、そしてフロントア
タッチメントが作業中には、図6に示すように各円の中
心位置を作業方向にシフトさせてポテンシャルゾーンが
作業方向に広くなる単なる多重円にしてもよい。また、
各ポテンシャルゾーンの同心円の中心を移動方向にシフ
トさせて到達する予測位置にあらかじめ中心を設定して
演算を行ってもよい。その状態を示すのが図7の点線に
対して実線の円である。
【0027】以上の仮想危険度ポテンシャルゾーンの説
明は一例であって、ポテンシャルゾーンとして設定する
円の大きさと数は、作業機械の複合動作に対応させるこ
とができる。特に、アタッチメントが交換されるような
場合には交換される作業部材に合わせて基本図形パター
ンを用意するとよい。各仮想危険度ポテンシャルゾーン
の危険度の設定の仕方は、図8に示すよな対数的に増加
する、いわゆるエックスポネンシャルカーブに従って決
定することができ、そのゾーン密度も作業機械に応じて
設定すればよい。また、以上の場合は、仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンを検出対象物が移動する場合を例にして
いるが、仮想危険度ポテンシャルゾーンを高密度に採っ
て検出対象物が危険度を増す速度により危険度を判定し
てもよい。これは、危険度の増加率を時間の関数で採取
すればよい。
明は一例であって、ポテンシャルゾーンとして設定する
円の大きさと数は、作業機械の複合動作に対応させるこ
とができる。特に、アタッチメントが交換されるような
場合には交換される作業部材に合わせて基本図形パター
ンを用意するとよい。各仮想危険度ポテンシャルゾーン
の危険度の設定の仕方は、図8に示すよな対数的に増加
する、いわゆるエックスポネンシャルカーブに従って決
定することができ、そのゾーン密度も作業機械に応じて
設定すればよい。また、以上の場合は、仮想危険度ポテ
ンシャルゾーンを検出対象物が移動する場合を例にして
いるが、仮想危険度ポテンシャルゾーンを高密度に採っ
て検出対象物が危険度を増す速度により危険度を判定し
てもよい。これは、危険度の増加率を時間の関数で採取
すればよい。
【0028】次に検出対象19が作業員あるいは一般
人、特定障害物、設備等である場合にそれぞれに応じて
適切な警報を発生させるための構成と対象識別処理につ
いて図9に基づいて説明する。油圧ショベル20は、こ
こでは、主局を搭載する車両となり、主局超音波送受信
装置の役割を果たす。20a,20b,・・・20n
は、主局となる油圧ショベル20に対して従局となる作
業員あるいは一般人、特定障害物、設備等の検出対象物
19に装着される従局超音波送受信装置(以下従局送受
信装置)である。
人、特定障害物、設備等である場合にそれぞれに応じて
適切な警報を発生させるための構成と対象識別処理につ
いて図9に基づいて説明する。油圧ショベル20は、こ
こでは、主局を搭載する車両となり、主局超音波送受信
装置の役割を果たす。20a,20b,・・・20n
は、主局となる油圧ショベル20に対して従局となる作
業員あるいは一般人、特定障害物、設備等の検出対象物
19に装着される従局超音波送受信装置(以下従局送受
信装置)である。
【0029】油圧ショベル20に搭載されている受信セ
ンサ17a,17b,17cのそれぞれは、個別周波数
受信素子として超音波送受信子170a,170b,・
・・170nとを搭載している。超音波発生ホーン18
a,18b,18c,18dの発信周波数は、例えば、
その中心周波数が30kHzであって、これは狭帯域で
超音波を発生する。超音波送受信子170a,170
b,・・・170nは、その中心周波数が10kHz,
14kHz,18kHz,・・・というように他の超音
波送受信子と重ならない狭帯域の中心周波数の特性を持
ち、その固有周波数で超音波の送受信を行う。
ンサ17a,17b,17cのそれぞれは、個別周波数
受信素子として超音波送受信子170a,170b,・
・・170nとを搭載している。超音波発生ホーン18
a,18b,18c,18dの発信周波数は、例えば、
その中心周波数が30kHzであって、これは狭帯域で
超音波を発生する。超音波送受信子170a,170
b,・・・170nは、その中心周波数が10kHz,
14kHz,18kHz,・・・というように他の超音
波送受信子と重ならない狭帯域の中心周波数の特性を持
ち、その固有周波数で超音波の送受信を行う。
【0030】160a,160b,・・・160nは、
超音波送受信子170a,170b,・・・170nに
対応してそれぞれの各固有周波数に対応する中心周波数
を持つ狭帯域のフィルタであり、受信検出回路16に設
けられている。また、161a,161b,・・・16
1nは、超音波送受信子170a,170b,・・・1
70nに対応して受信検出回路16に設けられた距離デ
ータ発生回路である。そして、先の送信回路18は、超
音波発生ホーン18a,18b,18c,18dを駆動
するとともに、ここでは、超音波送受信子170a,1
70b,・・・170nのうちいずれか1つを選択して
駆動する。
超音波送受信子170a,170b,・・・170nに
対応してそれぞれの各固有周波数に対応する中心周波数
を持つ狭帯域のフィルタであり、受信検出回路16に設
けられている。また、161a,161b,・・・16
1nは、超音波送受信子170a,170b,・・・1
70nに対応して受信検出回路16に設けられた距離デ
ータ発生回路である。そして、先の送信回路18は、超
音波発生ホーン18a,18b,18c,18dを駆動
するとともに、ここでは、超音波送受信子170a,1
70b,・・・170nのうちいずれか1つを選択して
駆動する。
【0031】演算制御部6は、例えば、0.1〜0.3
sec 程度の所定の測定周期で送信回路18に対して駆動
する送信子(送受信子)の選択信号を送出し、まずは、
選択信号を超音波発生ホーン18a,18b,18c,
18dとして送信回路18を駆動して所定時間後に各距
離データ発生回路161a,161b,・・・161n
を順次アクセスして対象物までの距離を表す時間データ
(計測された時間値データ)を採取し、それをメモリ9
の各距離データ発生回路に割当てられている記憶領域に
順次記憶していく。なお、この時間データの採取は、次
に送信回路18を駆動する手前のタイミングで行われ
る。
sec 程度の所定の測定周期で送信回路18に対して駆動
する送信子(送受信子)の選択信号を送出し、まずは、
選択信号を超音波発生ホーン18a,18b,18c,
18dとして送信回路18を駆動して所定時間後に各距
離データ発生回路161a,161b,・・・161n
を順次アクセスして対象物までの距離を表す時間データ
(計測された時間値データ)を採取し、それをメモリ9
の各距離データ発生回路に割当てられている記憶領域に
順次記憶していく。なお、この時間データの採取は、次
に送信回路18を駆動する手前のタイミングで行われ
る。
【0032】警報部7は、音声合成回路7aとアンプ7
b、そしてスピーカ7cとで構成されている。音声合成
回路7aは、MPU10から制御信号を受けて制御信号
の内容に応じて音声合成回路7aの内部ROMの所定の
アドレスをアクセスして必要な音声信号を生成し、アン
プ7cに加えて制御信号により指定された音声をスピー
カ7cより発生させる。
b、そしてスピーカ7cとで構成されている。音声合成
回路7aは、MPU10から制御信号を受けて制御信号
の内容に応じて音声合成回路7aの内部ROMの所定の
アドレスをアクセスして必要な音声信号を生成し、アン
プ7cに加えて制御信号により指定された音声をスピー
カ7cより発生させる。
【0033】従局送受信装置20a,20b,・・・2
0nは、主局に対しての発信周波数がそれぞれで異なる
他は、内部構成が同様であるので、従局送受信装置20
aをもってその内部構成を説明し、他のものについては
割愛する。従局送受信装置20aは、通常、作業員や障
害物等に装着するものであって、名刺程度の小型の装置
である。この装置は、その中心周波数が30kHzの超
音波を受信する狭帯域特性の超音波受信子21、従局送
受信装置20a固有に割当てられた10kHzの中心周
波数(他の従局送受信装置はこれ以外の中心周波数を持
つ)で送受信する超音波送受信子22と、その中心周波
数が30kHzと10kHzの狭帯域バンドパスのフィ
ルタ23、フィルタ23を介して超音波受信子21と超
音波送受信子22の受信信号を受信する制御回路24、
そして超音波送受信子22の受信信号に応じて制御回路
24により駆動されるブザー(警報器)25とを備えて
いる。
0nは、主局に対しての発信周波数がそれぞれで異なる
他は、内部構成が同様であるので、従局送受信装置20
aをもってその内部構成を説明し、他のものについては
割愛する。従局送受信装置20aは、通常、作業員や障
害物等に装着するものであって、名刺程度の小型の装置
である。この装置は、その中心周波数が30kHzの超
音波を受信する狭帯域特性の超音波受信子21、従局送
受信装置20a固有に割当てられた10kHzの中心周
波数(他の従局送受信装置はこれ以外の中心周波数を持
つ)で送受信する超音波送受信子22と、その中心周波
数が30kHzと10kHzの狭帯域バンドパスのフィ
ルタ23、フィルタ23を介して超音波受信子21と超
音波送受信子22の受信信号を受信する制御回路24、
そして超音波送受信子22の受信信号に応じて制御回路
24により駆動されるブザー(警報器)25とを備えて
いる。
【0034】ここで、制御回路24は、内部に、受信さ
れた超音波の電気変換信号を増幅して検波し、波形整形
するレシーバと超音波送受信子をパルス駆動するパルサ
を有している。この回路は、超音波受信子21、超音波
送受信子22のいずれかから所定レベル以上の信号がレ
シーバで受信されたときに先のパルサを介して超音波送
受信子22を駆動して主局である車両側にそれに割当て
られた固有周波数の超音波で応答送信信号を発生する制
御をする。また、超音波送受信子22から所定レベル以
上の信号をレシーバで受信したときには、一定期間、一
定の周期で警報器25を駆動する。
れた超音波の電気変換信号を増幅して検波し、波形整形
するレシーバと超音波送受信子をパルス駆動するパルサ
を有している。この回路は、超音波受信子21、超音波
送受信子22のいずれかから所定レベル以上の信号がレ
シーバで受信されたときに先のパルサを介して超音波送
受信子22を駆動して主局である車両側にそれに割当て
られた固有周波数の超音波で応答送信信号を発生する制
御をする。また、超音波送受信子22から所定レベル以
上の信号をレシーバで受信したときには、一定期間、一
定の周期で警報器25を駆動する。
【0035】なお、以上の場合の超音波の送信波は、パ
ルサによるパルサ駆動となることからこれに対する受信
側での受信波は、割り当てられた固有周波数の波長を中
心とする正弦波に近いものが得られる。そこで、従局送
受信装置の超音波受信側では、受信波信号を増幅検波
し、波形整形することで検出信号を得てパルサを駆動す
ることになる。一方、主局送受信装置の超音波受信側で
は、増幅検波した信号からさらにそのピークを検出す
る。これにより距離データ発生回路161a,161
b,・・・161nが対象物までの距離を時間値に換え
て計測する。
ルサによるパルサ駆動となることからこれに対する受信
側での受信波は、割り当てられた固有周波数の波長を中
心とする正弦波に近いものが得られる。そこで、従局送
受信装置の超音波受信側では、受信波信号を増幅検波
し、波形整形することで検出信号を得てパルサを駆動す
ることになる。一方、主局送受信装置の超音波受信側で
は、増幅検波した信号からさらにそのピークを検出す
る。これにより距離データ発生回路161a,161
b,・・・161nが対象物までの距離を時間値に換え
て計測する。
【0036】まず、対象物までの距離を表す時間計測に
ついて距離データ発生回路161a,161b,・・・
161nを代表して距離データ発生回路161aをもっ
て説明する。図10に示す距離データ発生回路161a
は、従局送受信装置20aに対応して設けられている。
従局送受信装置20aの超音波送受信子22の固有周波
数が10kHzである。距離データ発生回路161aの
先に接続されている超音波送受信子170aは、先に説
明したようにその中心周波数(割当てられた固有周波
数)が10kHzである。これが同様に中心周波数10
kHzの狭帯域フィルタ160aを経て受信回路162
に入力される。
ついて距離データ発生回路161a,161b,・・・
161nを代表して距離データ発生回路161aをもっ
て説明する。図10に示す距離データ発生回路161a
は、従局送受信装置20aに対応して設けられている。
従局送受信装置20aの超音波送受信子22の固有周波
数が10kHzである。距離データ発生回路161aの
先に接続されている超音波送受信子170aは、先に説
明したようにその中心周波数(割当てられた固有周波
数)が10kHzである。これが同様に中心周波数10
kHzの狭帯域フィルタ160aを経て受信回路162
に入力される。
【0037】受信された超音波の電気信号は、この受信
回路162で増幅され検波されて、バッファ回路(バッ
ファアンプ)163に入力され、ゲート回路164を経
て図11の(a)に見るゲートパルス信号Gのタイミン
グと幅で対象エコー信号R(同図(b)参照)として取
り出され、これをピークホールド回路165へと送出す
る。ここで、ゲート回路164は、例えばアナログスイ
ッチ等により構成される。なお、Sは、超音波発生ホー
ン18a,18b,18c,18dを駆動したときの駆
動パルスであって、これが送信基準信号Sとして時間計
測回路167に入力され、時間カウント開始信号とな
る。
回路162で増幅され検波されて、バッファ回路(バッ
ファアンプ)163に入力され、ゲート回路164を経
て図11の(a)に見るゲートパルス信号Gのタイミン
グと幅で対象エコー信号R(同図(b)参照)として取
り出され、これをピークホールド回路165へと送出す
る。ここで、ゲート回路164は、例えばアナログスイ
ッチ等により構成される。なお、Sは、超音波発生ホー
ン18a,18b,18c,18dを駆動したときの駆
動パルスであって、これが送信基準信号Sとして時間計
測回路167に入力され、時間カウント開始信号とな
る。
【0038】ここで、ゲートGをかけることにより図1
1の(b)のような波形となって、ゲート間のアナログ
エコー信号のみが取り出され、ピークホールド回路16
5においてピーク値が保持される。なお、ゲートGの設
定位置は、従局送受信装置20aが主局の監視範囲位置
でかつ多少の従局送受信装置20aが移動したとしても
受信波を抽出できる幅に対応している。これは、前後に
発生する不要なエコーを含めてできるだけノイズを除去
するために設定されている。したがって、ゲートGを大
きな幅に採れば、これは固定でよいが、従局送受信装置
20aが近づくような場合には、それに応じてノイズが
除去できような幅にして、このゲートGを次の受信波を
受信できる範囲に移動するように追従計算されて設定す
るようにしてもよい。
1の(b)のような波形となって、ゲート間のアナログ
エコー信号のみが取り出され、ピークホールド回路16
5においてピーク値が保持される。なお、ゲートGの設
定位置は、従局送受信装置20aが主局の監視範囲位置
でかつ多少の従局送受信装置20aが移動したとしても
受信波を抽出できる幅に対応している。これは、前後に
発生する不要なエコーを含めてできるだけノイズを除去
するために設定されている。したがって、ゲートGを大
きな幅に採れば、これは固定でよいが、従局送受信装置
20aが近づくような場合には、それに応じてノイズが
除去できような幅にして、このゲートGを次の受信波を
受信できる範囲に移動するように追従計算されて設定す
るようにしてもよい。
【0039】ところで、受信信号を発生しない従局送受
信装置に対応する距離データ発生回路については、その
カウント値がゲートGの後縁で設定される値よりも大き
な値になる。そこで、ある距離データ発生回路がゲート
Gの後縁で設定される値より大きな値を持つ場合には、
それに対応する従局送受信装置からの受信信号がなかっ
たことになる。すなわち、距離データ発生回路のカウン
ト値がゲートGの後縁で設定される値より大きな値であ
るか否かを判定することで従局送受信装置が監視領域に
入ったのか、そうでないのかの判定ができ、それにより
対象となる従局送受信装置が監視する状態にあるのか否
かを決定することができる。したがって、ゲートGの設
定位置は、それぞれの従局送受信装置を監視するのに十
分な位置に設定されればよく、従局送受信装置に対応し
てそれぞれ異なった位置にあってもよい。なお、すべて
の従局送受信装置が監視できる最大値を設けておけば、
これを越えたカウント値をもって従局送受信装置からの
受信信号なしとし、監視状態の有無を決定をすることが
できる。このような場合にはゲートGの設定は不要にな
る。
信装置に対応する距離データ発生回路については、その
カウント値がゲートGの後縁で設定される値よりも大き
な値になる。そこで、ある距離データ発生回路がゲート
Gの後縁で設定される値より大きな値を持つ場合には、
それに対応する従局送受信装置からの受信信号がなかっ
たことになる。すなわち、距離データ発生回路のカウン
ト値がゲートGの後縁で設定される値より大きな値であ
るか否かを判定することで従局送受信装置が監視領域に
入ったのか、そうでないのかの判定ができ、それにより
対象となる従局送受信装置が監視する状態にあるのか否
かを決定することができる。したがって、ゲートGの設
定位置は、それぞれの従局送受信装置を監視するのに十
分な位置に設定されればよく、従局送受信装置に対応し
てそれぞれ異なった位置にあってもよい。なお、すべて
の従局送受信装置が監視できる最大値を設けておけば、
これを越えたカウント値をもって従局送受信装置からの
受信信号なしとし、監視状態の有無を決定をすることが
できる。このような場合にはゲートGの設定は不要にな
る。
【0040】さて、元に戻り、ここでは、ピークホール
ド回路165により従局送受信装置161aからの受信
波Rがの電圧Vr が保持され、保持された値の出力電圧
値Vr は、次に、コンパレータ166に入力される。コ
ンパレータ166のもう一方の入力は、ゲート回路16
4から出力された第3図(b)に見る受信波信号Rを受
けていて、ここで、これらの間でピーク値が比較され
る。そこで、ゲート回路164から得られる最新のピー
ク値が、すでに保持されている前のピーク値P1を越え
たときにのみ、コンパレータ166が出力を発生する。
したがって、より高いピーク値P2 が来たときにそれを
受信波として検出する。そこで、先に保持すべきピーク
値P1 の採取に対してスレッシュホールドTHを設定
し、このスレッシュホールドをノイズを排除したものに
すれば受信波信号Rの位置を検出することができる。な
ぜなら、一般に受信波を検波した負側の波形も正側に反
転し、最初のピークより高いピークが後ろに来るからで
ある。そこで、この検出出力は、次に時間計測回路16
7に入力され、時間計測のストップ信号として使用され
る。なお、受信波形によっては、ピーク検出を行うより
も所定のレベルのスレッシュホールドを設定してこれを
越えた時点の受信信号を検出することの方がよい場合も
多い。そこで、このような場合には、ピーク検出回路に
よることなく、単にスレッシュホールドを設定してそれ
を越えたことを以て従局送受信装置からの受信信号の受
信としてこれを検出すればよい。
ド回路165により従局送受信装置161aからの受信
波Rがの電圧Vr が保持され、保持された値の出力電圧
値Vr は、次に、コンパレータ166に入力される。コ
ンパレータ166のもう一方の入力は、ゲート回路16
4から出力された第3図(b)に見る受信波信号Rを受
けていて、ここで、これらの間でピーク値が比較され
る。そこで、ゲート回路164から得られる最新のピー
ク値が、すでに保持されている前のピーク値P1を越え
たときにのみ、コンパレータ166が出力を発生する。
したがって、より高いピーク値P2 が来たときにそれを
受信波として検出する。そこで、先に保持すべきピーク
値P1 の採取に対してスレッシュホールドTHを設定
し、このスレッシュホールドをノイズを排除したものに
すれば受信波信号Rの位置を検出することができる。な
ぜなら、一般に受信波を検波した負側の波形も正側に反
転し、最初のピークより高いピークが後ろに来るからで
ある。そこで、この検出出力は、次に時間計測回路16
7に入力され、時間計測のストップ信号として使用され
る。なお、受信波形によっては、ピーク検出を行うより
も所定のレベルのスレッシュホールドを設定してこれを
越えた時点の受信信号を検出することの方がよい場合も
多い。そこで、このような場合には、ピーク検出回路に
よることなく、単にスレッシュホールドを設定してそれ
を越えたことを以て従局送受信装置からの受信信号の受
信としてこれを検出すればよい。
【0041】時間計測回路167は、超音波発生ホーン
18a,18b,18c,18dを駆動する送信パルス
を送信回路18から受けこの送信パルスに同期した基準
信号Sによってスタートし、内部あるいは外部に設けら
れたクロック発生回路168から提供されるクロックを
カウントし、コンパレータ166の出力によってストッ
プされる。この時間計測回路167の計測値は、MPU
10によってインタフェース14を介してメモリ9の距
離データ発生回路161aに対応した記憶領域に格納さ
れる。このようにして距離データ発生回路161aに限
らず、各距離データ発生回路161a,161b,・・
・161nの時間計測回路167の計測値は、メモリ9
のそれぞれに割当てられた領域に記憶される結果、メモ
リ9の計測値の各記憶領域は、そのそれぞれが距離デー
タ発生回路161a,161b,・・・161nの識別
情報となる。この記憶領域情報は、超音波送受信子17
0a,170b,・・・170nのうち従局から受信が
された個別の超音波送受信子を特定する情報として利用
され、さらには従局送受信装置20a,20b,・・・
20nを識別する情報にもなる。なお、メモリ9には、
各距離データ発生回路161a,161b,・・・16
1nの時間計測回路167の計測値を記憶する領域が各
受信センサ17a,17b,17cに対応してそれぞれ
設けられている。また、対象物が何であるかを従局送受
信装置(対象物)に割当てられた固有周波数に対応する
主局の個別超音波送受信子(170a,170b,・・
・170n)のいずれかが受信することで演算制御部6
で判定してもよい。
18a,18b,18c,18dを駆動する送信パルス
を送信回路18から受けこの送信パルスに同期した基準
信号Sによってスタートし、内部あるいは外部に設けら
れたクロック発生回路168から提供されるクロックを
カウントし、コンパレータ166の出力によってストッ
プされる。この時間計測回路167の計測値は、MPU
10によってインタフェース14を介してメモリ9の距
離データ発生回路161aに対応した記憶領域に格納さ
れる。このようにして距離データ発生回路161aに限
らず、各距離データ発生回路161a,161b,・・
・161nの時間計測回路167の計測値は、メモリ9
のそれぞれに割当てられた領域に記憶される結果、メモ
リ9の計測値の各記憶領域は、そのそれぞれが距離デー
タ発生回路161a,161b,・・・161nの識別
情報となる。この記憶領域情報は、超音波送受信子17
0a,170b,・・・170nのうち従局から受信が
された個別の超音波送受信子を特定する情報として利用
され、さらには従局送受信装置20a,20b,・・・
20nを識別する情報にもなる。なお、メモリ9には、
各距離データ発生回路161a,161b,・・・16
1nの時間計測回路167の計測値を記憶する領域が各
受信センサ17a,17b,17cに対応してそれぞれ
設けられている。また、対象物が何であるかを従局送受
信装置(対象物)に割当てられた固有周波数に対応する
主局の個別超音波送受信子(170a,170b,・・
・170n)のいずれかが受信することで演算制御部6
で判定してもよい。
【0042】演算制御部6は、対象検出・距離算出プロ
グラム9bを起動して各受信センサ17a,17b,1
7cに対応して設けられたメモリ9のそれぞれの距離デ
ータ発生回路161a,161b,・・・161nを参
照してゼロでない計測値(ノイズによる最低のカウント
値がある場合にはそのカウント値以上)を記憶した領域
から時間計測値を得る。さらに、この時間値が記憶され
た領域のアドレス値を対象識別情報を生成するために記
憶する。これらにより超音波送受信子170a,170
b,・・・170nのうち駆動すべき超音波送受信子を
選択する情報と従局送受信装置20a,20b,・・・
20nのうち警報を発する管理対象となる従局送受信装
置の識別情報とを生成する。生成した識別情報はメモリ
9の所定の領域に記憶する。その後、危険度判定プログ
ラム9cを起動する。
グラム9bを起動して各受信センサ17a,17b,1
7cに対応して設けられたメモリ9のそれぞれの距離デ
ータ発生回路161a,161b,・・・161nを参
照してゼロでない計測値(ノイズによる最低のカウント
値がある場合にはそのカウント値以上)を記憶した領域
から時間計測値を得る。さらに、この時間値が記憶され
た領域のアドレス値を対象識別情報を生成するために記
憶する。これらにより超音波送受信子170a,170
b,・・・170nのうち駆動すべき超音波送受信子を
選択する情報と従局送受信装置20a,20b,・・・
20nのうち警報を発する管理対象となる従局送受信装
置の識別情報とを生成する。生成した識別情報はメモリ
9の所定の領域に記憶する。その後、危険度判定プログ
ラム9cを起動する。
【0043】危険度判定プログラム9cは、メモリ9の
所定の領域に記憶された識別情報を参照して、管理対象
となる従局送受信装置の識別情報から図12に示す監視
対象テーブル9fを検索して、先に述べたように警報対
象があるいか否かの判定と管理をする。監視対象テーブ
ル9fは、その最初の欄に識別情報の検索欄90が設け
られ、その次には、対象記憶領域91が設けらていて、
ここには、検出対象となった対象物の座標(x,y)と
レベルP,フラグFとが(x,y)/P/Fの形で複数
個記憶できるようになっている。なお、対象物の座標
(x,y)とレベルP,フラグFとを記憶するテーブル
の位置は、別に配置され、その位置を示すポインタが対
象記憶領域91に記憶されてもよい。次の欄92は、危
険度を示すレベルPとそれに対応して警報メッセージ検
索情報Mとを対の形で記憶し、レベルPから警報メッセ
ージ検索情報M(例えば、M1 ,M2 ,・・・)を得る
欄である。最後の欄93は、警報メッセージ検索情報M
から実際の警報情報を得る検索テーブル94の先頭アド
レスを示すポインタが記憶される。
所定の領域に記憶された識別情報を参照して、管理対象
となる従局送受信装置の識別情報から図12に示す監視
対象テーブル9fを検索して、先に述べたように警報対
象があるいか否かの判定と管理をする。監視対象テーブ
ル9fは、その最初の欄に識別情報の検索欄90が設け
られ、その次には、対象記憶領域91が設けらていて、
ここには、検出対象となった対象物の座標(x,y)と
レベルP,フラグFとが(x,y)/P/Fの形で複数
個記憶できるようになっている。なお、対象物の座標
(x,y)とレベルP,フラグFとを記憶するテーブル
の位置は、別に配置され、その位置を示すポインタが対
象記憶領域91に記憶されてもよい。次の欄92は、危
険度を示すレベルPとそれに対応して警報メッセージ検
索情報Mとを対の形で記憶し、レベルPから警報メッセ
ージ検索情報M(例えば、M1 ,M2 ,・・・)を得る
欄である。最後の欄93は、警報メッセージ検索情報M
から実際の警報情報を得る検索テーブル94の先頭アド
レスを示すポインタが記憶される。
【0044】前記したように、警報すべき対象物がある
場合には、警報処理プログラム9dがMPU10により
起動される。MPU10は、警報処理プログラム9dを
実行することにより、検出対象物の識別情報に応じてこ
の監視対象テーブル9fを検索して対象記憶領域91を
参照し、そこに記憶されている検出対象物があるか否か
を判定し、検出対象物があって、そのフラグが“1”の
とき、それを監視対象として検出してそのレベルPの値
を得る。そして、欄92からレベルPに応じた警報メッ
セージ検索情報Mを得て、次に欄93の情報からメッセ
ージのテーブル94を検索して実際の警報情報について
の情報列(例えば、a1 ,a2 ,・・・)を得る。そし
て、得た情報列を順次を警報部7へ送出する。
場合には、警報処理プログラム9dがMPU10により
起動される。MPU10は、警報処理プログラム9dを
実行することにより、検出対象物の識別情報に応じてこ
の監視対象テーブル9fを検索して対象記憶領域91を
参照し、そこに記憶されている検出対象物があるか否か
を判定し、検出対象物があって、そのフラグが“1”の
とき、それを監視対象として検出してそのレベルPの値
を得る。そして、欄92からレベルPに応じた警報メッ
セージ検索情報Mを得て、次に欄93の情報からメッセ
ージのテーブル94を検索して実際の警報情報について
の情報列(例えば、a1 ,a2 ,・・・)を得る。そし
て、得た情報列を順次を警報部7へ送出する。
【0045】警報する内容としては、例えば、識別対象
がある作業員である場合には、危険レベル“0”では、
警報せず。危険レベル“1”では、警報ブザーのみの発
生、危険レベル“2”では、“危険です。”の音声の発
生、危険レベル“3”では、“○○さん危険ですので近
づかないで下さい。”危険レベル“4”では、“あぶな
い○○さん”、危険レベル“5”では、作業機械の停
止。などである。なお、○○さんの「○○」という名前
については、識別情報に対応してテーブル94に記憶し
ておくか、別途検索テーブルから得て音声情報として加
える処理により行うものである。
がある作業員である場合には、危険レベル“0”では、
警報せず。危険レベル“1”では、警報ブザーのみの発
生、危険レベル“2”では、“危険です。”の音声の発
生、危険レベル“3”では、“○○さん危険ですので近
づかないで下さい。”危険レベル“4”では、“あぶな
い○○さん”、危険レベル“5”では、作業機械の停
止。などである。なお、○○さんの「○○」という名前
については、識別情報に対応してテーブル94に記憶し
ておくか、別途検索テーブルから得て音声情報として加
える処理により行うものである。
【0046】ところで、このような警報発生は、複数の
検出対象が監視対象テーブル9fに記憶されているとき
には、それらに対して順次シリアルに行われるが、レベ
ルPの値の高いものを優先して警報を発生するような判
定処理を加えてもよい。
検出対象が監視対象テーブル9fに記憶されているとき
には、それらに対して順次シリアルに行われるが、レベ
ルPの値の高いものを優先して警報を発生するような判
定処理を加えてもよい。
【0047】以上説明してきたが、実施例では、従局送
受信装置は、送受信形態を採っているが、各従局送受信
装置に割当てられた固有周波数で送受信する超音波送受
信子は、送信専用の超音波送信子であってもよい。同様
に主局送受信装置の固有周波数の超音波送受信子も単に
受信専用のものであってもよい。主局は、これにより個
別に受信信号を受けて警報対象を監視できるからであ
る。主局送受信装置は、各従局送受信装置のうち1つが
危険度“0”を越えて危険度監視レベルに入ったときに
は、その従局送受信装置と送受信する個別監視状態と従
局送受信装置を監視対象とする監視レベルとを交互に行
うようにしてもよい。なお、従局送受信装置が装着され
るものとしては、実施例に上げた作業員や各種障害物等
や設備のほかにも監視が必要な人や物に対して装備して
もよく、これらが混在してもそれぞれの危険度に合わせ
て監視することができる。
受信装置は、送受信形態を採っているが、各従局送受信
装置に割当てられた固有周波数で送受信する超音波送受
信子は、送信専用の超音波送信子であってもよい。同様
に主局送受信装置の固有周波数の超音波送受信子も単に
受信専用のものであってもよい。主局は、これにより個
別に受信信号を受けて警報対象を監視できるからであ
る。主局送受信装置は、各従局送受信装置のうち1つが
危険度“0”を越えて危険度監視レベルに入ったときに
は、その従局送受信装置と送受信する個別監視状態と従
局送受信装置を監視対象とする監視レベルとを交互に行
うようにしてもよい。なお、従局送受信装置が装着され
るものとしては、実施例に上げた作業員や各種障害物等
や設備のほかにも監視が必要な人や物に対して装備して
もよく、これらが混在してもそれぞれの危険度に合わせ
て監視することができる。
【0048】図10に示す回路の例では、ゲートGをか
けてある範囲の受信信号のみを抽出しているが、これ
は、ノイズや不要な受信信号を排除するためである。時
間計測回路もノイズによるカウント値がある場合もある
ので、このようなノイズ的なカウント値は当然排除され
る。このようなノイズの計測値は別にして、通常は、カ
ウント値がある値以下になったときに危険レベルと判定
することにより一定の対象範囲のみを検出することがで
き、これにより個別受信状態に入ることで不要な対象物
からの超音波反射を排除することができる。ところで、
実施例では、時間計測で距離を計測する距離データ発生
回路を個別周波数で送受信する各超音波送受信子対応に
設けているが、これは、独立に時間計測の結果さえ得ら
れれば共通の時間計測回路として設けられていてもよ
い。また、以上の実施例では、超音波を送受信の信号と
して用いているが、電波信号を用いてもよいことはもち
ろんである。マイクロ波等の電波信号を利用する場合に
は、周波数自体を従局固有の送信信号コードとしてもよ
く、また、所定の周波数のキャリア信号に対してその従
局に割り当てられたコード信号を用いて変調し、伝送し
て主局側でそれを復調によりそのコードをデコードして
もよい。
けてある範囲の受信信号のみを抽出しているが、これ
は、ノイズや不要な受信信号を排除するためである。時
間計測回路もノイズによるカウント値がある場合もある
ので、このようなノイズ的なカウント値は当然排除され
る。このようなノイズの計測値は別にして、通常は、カ
ウント値がある値以下になったときに危険レベルと判定
することにより一定の対象範囲のみを検出することがで
き、これにより個別受信状態に入ることで不要な対象物
からの超音波反射を排除することができる。ところで、
実施例では、時間計測で距離を計測する距離データ発生
回路を個別周波数で送受信する各超音波送受信子対応に
設けているが、これは、独立に時間計測の結果さえ得ら
れれば共通の時間計測回路として設けられていてもよ
い。また、以上の実施例では、超音波を送受信の信号と
して用いているが、電波信号を用いてもよいことはもち
ろんである。マイクロ波等の電波信号を利用する場合に
は、周波数自体を従局固有の送信信号コードとしてもよ
く、また、所定の周波数のキャリア信号に対してその従
局に割り当てられたコード信号を用いて変調し、伝送し
て主局側でそれを復調によりそのコードをデコードして
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明にあっては、対象物を識別して検出するために、作
業機械側を主局とし、主局側が送信してから受信するま
での時間で距離を管理するとともに、それぞれの従局固
有の信号が割り当てられた送信子からの信号を従局側か
ら受けるようにしているので、時間計測により同時に複
数の対象物からの距離が計測でき、複数の従局側送受信
装置があってもそれぞれ個別に警報対象を認識すること
ができる。さらに、作業機械のアームの先端の周囲に多
重の円よりなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを
設定して円の1つに監視対象が入った場合に危険度の低
い円から危険度の高い円に対象が移動したことをもって
監視対象を検出し、警報を鳴らすようにしているので、
アットランダムに発生するノイズ等により影響され難
く、より安全に警報を発することができる。その結果、
対象に応じた警報を発生することが可能になり、作業機
械の安全性の向上と作業の効率化が実現できる。
発明にあっては、対象物を識別して検出するために、作
業機械側を主局とし、主局側が送信してから受信するま
での時間で距離を管理するとともに、それぞれの従局固
有の信号が割り当てられた送信子からの信号を従局側か
ら受けるようにしているので、時間計測により同時に複
数の対象物からの距離が計測でき、複数の従局側送受信
装置があってもそれぞれ個別に警報対象を認識すること
ができる。さらに、作業機械のアームの先端の周囲に多
重の円よりなる複数の仮想危険度ポテンシャルゾーンを
設定して円の1つに監視対象が入った場合に危険度の低
い円から危険度の高い円に対象が移動したことをもって
監視対象を検出し、警報を鳴らすようにしているので、
アットランダムに発生するノイズ等により影響され難
く、より安全に警報を発することができる。その結果、
対象に応じた警報を発生することが可能になり、作業機
械の安全性の向上と作業の効率化が実現できる。
【図1】 図1は、この発明の作業機械の警報システム
を油圧ショベルに適用した場合の一実施例の説明図であ
る。
を油圧ショベルに適用した場合の一実施例の説明図であ
る。
【図2】 図2は、油圧ショベルの全体的な構成の説明
図図である。
図図である。
【図3】 図3は、その受信センサと超音波発生ホーン
の取付関係の説明図である。
の取付関係の説明図である。
【図4】 図4は、その仮想危険度ポテンシャルゾーン
の説明図である。
の説明図である。
【図5】 図5は、ポテンシャルデータテーブルの説明
図である。
図である。
【図6】 図6は、油圧ショベルの動作に応じて設定さ
れる仮想危険度ポテンシャルゾーンの説明図である。
れる仮想危険度ポテンシャルゾーンの説明図である。
【図7】 図7は、作業状態にあるときに移動先を予測
して設定される仮想危険度ポテンシャルゾーンの説明図
である。
して設定される仮想危険度ポテンシャルゾーンの説明図
である。
【図8】 図8は、仮想危険度ポテンシャルゾーンの危
険度設定関数の説明図である。
険度設定関数の説明図である。
【図9】 図9は、図1に示す実施例において検出対象
物を識別するのための送受信システムのブロック図であ
る。
物を識別するのための送受信システムのブロック図であ
る。
【図10】 図10は、対象物までの距離を算出する距
離データ発生回路のブロック図である。
離データ発生回路のブロック図である。
【図11】 図11は、距離データ発生回路の動作を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図12】 図12は監視対象テーブルの説明図であ
る。
る。
1…上部旋回体、2…ブーム、3…アーム、4…バケッ
ト、 5…走行体、6…演算制御部、7…警報部、8…駆動制
御部、 9…メモリ、9a…中心位置算出プログラム、 9b…対象検出・距離算出プログラム、9c…危険度判
定プログラム、 9d…警報処理プログラム、9え…監視対象テーブル、 9f…ポテンシャルパターン記憶領域、 10…マイクロプロセッサ(MPU)、 11…ビデオRAM(V−RAM)、 12…ディスプレイ、13…バス、14…インタフェー
ス、 15…セレクタ、16…受信検出回路、20…油圧ショ
ベル、 17a,17b,17c…受信センサ、 18a,18b,18d,18e…超音波発生ホーン、 20…油圧ショベル、 170a,170b,170n…超音波送受信子、 161a,161b,161n…距離データ発生回路、 162…受信回路、163…バッファ回路(バッファア
ンプ)、 164…ゲート回路、165…ピークホールド回路。
ト、 5…走行体、6…演算制御部、7…警報部、8…駆動制
御部、 9…メモリ、9a…中心位置算出プログラム、 9b…対象検出・距離算出プログラム、9c…危険度判
定プログラム、 9d…警報処理プログラム、9え…監視対象テーブル、 9f…ポテンシャルパターン記憶領域、 10…マイクロプロセッサ(MPU)、 11…ビデオRAM(V−RAM)、 12…ディスプレイ、13…バス、14…インタフェー
ス、 15…セレクタ、16…受信検出回路、20…油圧ショ
ベル、 17a,17b,17c…受信センサ、 18a,18b,18d,18e…超音波発生ホーン、 20…油圧ショベル、 170a,170b,170n…超音波送受信子、 161a,161b,161n…距離データ発生回路、 162…受信回路、163…バッファ回路(バッファア
ンプ)、 164…ゲート回路、165…ピークホールド回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 アームを有する作業機械に主局として搭
載され、主局送信子と主局受信子と、前記主局送信子か
らの信号の送信から前記主局受信子の所定の信号の受信
までの時間を計測する時間計測回路とを有する第1の送
受信装置と、 前記アームの先端部の周囲に平面上半径の異なる多重円
により形成される内側に向かって危険度が高くなる複数
の仮想危険度ポテンシャルゾーンを設定するポテンシャ
ルゾーン設定手段と、前記時間計測回路により計測され
た時間値を得て前記作業機械に対する検出対象物の位置
を検出する位置検出手段と、この位置検出手段により検
出された位置が複数の前記仮想危険度ポテンシャルゾー
ンのいずれかのゾーンに入っているかを判定する判定手
段と、警報を発生する警報手段とを有し、前記判定手段
の判定結果に応じて前記検出対象物が複数の前記仮想危
険度ポテンシャルゾーンのうち低い危険度から高い危険
度のゾーンへ移動したことを検出して前記警報手段を駆
動し、警報を発生する前記作業機械に搭載された制御装
置と、 前記主局送信子からの信号を受信する従局受信子とその
局固有の前記所定の信号を発生する従局送信子と、前記
従局受信子が前記主局送信子からの信号を受信したとき
に前記従局送信子を駆動する制御回路とを有する従局と
しての第2の送受信装置とを備える作業機械の警報シス
テム。 - 【請求項2】 各円は同心円であり、アームはブームに
結合され、ポテンシャルゾーン設定手段は、前記アーム
の先端部と、前記ブームと前記アームとの結合部分とを
中心にそれぞれの周囲に仮想危険度ポテンシャルゾーン
を設定するものである請求項1記載の作業機械の警報シ
ステム。 - 【請求項3】 主局送信子は第1の中心周波数を持つ超
音波送信子であり、主局受信子はそれぞれが第2から第
n+1の中心周波数(ただしnは2以上の整数)を持つ
第1から第nまでのn個の超音波受信子であり、時間計
測回路は、前記主局送信子からの超音波の送信から前記
n個の主局受信子の1つが超音波を受信までの時間を計
測するものであり、 従局送信子は前記主局送信子からの超音波を受信する超
音波従局受信子であり、従局送信子は前記第1から第n
の中心周波数のいずれか1つと同じ周波数を自局固有の
信号として主局受信子に対して送信信号を送出する超音
波送信子である請求項1記載の作業機械の警報システ
ム。 - 【請求項4】 作業機械は、ブームを支持する旋回体
と、この旋回体の下側に設けられた走行体とを有し、各
円は同心円であり、アームは前記ブームに結合され、ポ
テンシャルゾーン設定手段は、前記アームの先端部と、
前記ブームと前記アームとの結合部分、そして前記ブー
ムと旋回体との結合点とを中心にそれぞれの周囲に仮想
危険度ポテンシャルゾーンを設定するものである請求項
1または2記載の作業機械の警報システム。 - 【請求項5】 それぞれの円の中心は、作業機械の運動
方向あるいは動作に応じて設定されることを特徴とする
請求項1または2記載の作業機械の警報システム。 - 【請求項6】 設定される複数の仮想危険度ポテンシャ
ルゾーンは、作業機械に装着されるアタッチメントに応
じて選択されることを特徴とする請求項1または2記載
の作業機械の警報システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4054367A JP2981946B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 作業機械の警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4054367A JP2981946B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 作業機械の警報システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05217082A true JPH05217082A (ja) | 1993-08-27 |
| JP2981946B2 JP2981946B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12968690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4054367A Expired - Fee Related JP2981946B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 作業機械の警報システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2981946B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0962968A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-07 | Arrow Denshi Kogyo Kk | 安全管理システム |
| JPH09234732A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ロ−ル混練装置の安全装置 |
| JP2016087785A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | コマウ・ソシエタ・ペル・アチオニComau Societa Per Azioni | 産業用ロボット及び産業用ロボットの制御方法 |
| JP2020028939A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | セイコーエプソン株式会社 | ロボットシステム及び制御装置 |
| US20230167627A1 (en) * | 2020-05-27 | 2023-06-01 | Komatsu Ltd. | Work machine remote control system |
| CN120755859A (zh) * | 2025-06-04 | 2025-10-10 | 广东中南钢铁股份有限公司 | 一种钢坯夹钳在工作中钢坯脱落前的应急操作方法 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4054367A patent/JP2981946B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0962968A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-07 | Arrow Denshi Kogyo Kk | 安全管理システム |
| JPH09234732A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ロ−ル混練装置の安全装置 |
| JP2016087785A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | コマウ・ソシエタ・ペル・アチオニComau Societa Per Azioni | 産業用ロボット及び産業用ロボットの制御方法 |
| JP2020028939A (ja) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | セイコーエプソン株式会社 | ロボットシステム及び制御装置 |
| US20230167627A1 (en) * | 2020-05-27 | 2023-06-01 | Komatsu Ltd. | Work machine remote control system |
| CN120755859A (zh) * | 2025-06-04 | 2025-10-10 | 广东中南钢铁股份有限公司 | 一种钢坯夹钳在工作中钢坯脱落前的应急操作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2981946B2 (ja) | 1999-11-22 |
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