JPH0521749Y2 - - Google Patents

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JPH0521749Y2
JPH0521749Y2 JP11838887U JP11838887U JPH0521749Y2 JP H0521749 Y2 JPH0521749 Y2 JP H0521749Y2 JP 11838887 U JP11838887 U JP 11838887U JP 11838887 U JP11838887 U JP 11838887U JP H0521749 Y2 JPH0521749 Y2 JP H0521749Y2
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side wall
arm
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coil spring
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、テープ保護用の前蓋を備えている
テープカートリツジに係り、その前蓋を閉じ方向
に回動付勢する捩りコイルばねの掛け方に改善を
加えたものである。
〔従来の技術〕
この種のテープカートリツジとしては、たとえ
ば、第7図aに示すように本体ケース1の前面側
にテープ保護用の前蓋6を枢軸9まわりに開閉回
動自在に枢着するとともに、前蓋6の側壁8と本
体ケース1の側壁11前端との間の枢軸9に捩り
コイルばね14を挿通し、このばね14の一端の
腕14cを前蓋6側に、他端の腕14bを本体ケ
ース1の上面の溝24にそれぞれ係合し、もつて
前蓋6を常に閉じ方向に回動付勢してなる。
かかる捩りコイルばね14は一般に次のような
要領で組み付けることがテープカートリツジの組
み付けの自動化をはかる上で有利であるとされ
る。先ず、第7図bに示すように前蓋6の側壁8
の内面から突設した枢軸9に予め捩りコイルばね
14を組み付ける。このさい、捩りコイルばね1
4のコイル部14aは枢軸9に通すとともに、そ
のコイル部14aの一端から延出した腕14cは
側壁8に係合する。しかるのち、前蓋6は本体ケ
ース1に組み付けるが、この時に枢軸9上の捩り
コイルばね14の側壁8に係合された腕14cと
は反対側の腕14bを上ケース1aに係合する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記テープカートリツジでは捩りコ
イルばね14を前蓋6に先組みする場合に次のよ
うな問題が生じていた。すなわち、その先組みに
さいしては前述のように捩りコイルばね14のコ
イル部14aを枢軸9に通すとともに腕14cを
側壁8に掛けるが、このとき腕14cはコイル部
14aの側壁8側端の円周上部からばね軸線方向
に延出した第1腕部14dを側壁8の上端面8a
にこの厚み方向に凹設した溝19に係合させ、該
腕部14dの延出側端から更にコイル部14aの
径方向下方へ直角に延出した第2腕部14eは側
壁8の外面8c側に前記溝19の外端側から下方
向に向けて連通状に形成した縦溝23に係合する
ことにより、前蓋6に捩りコイルばね14が先組
みされる。
しかし、そのように第2腕部14eは第1腕部
14dの延出側端からコイル部14aの径方向下
方に延出した形であるため、この第2腕部14e
を縦溝23に係合するにはコイル部14aを枢軸
9に通す作業のほか、第2腕部14eを手でつか
んで側壁8の内面8bから外面8cに変位するよ
う一旦大きくたわませなければならなかつた。と
くに、VHS−C型のテープカートリツジのごと
くこれに組みつけられる捩りコイルばね14はご
く小さく、しかも狭隘なスペースでかかる腕部1
4eの人手による曲げ作業は容易ではなかつた。
そのため、捩りコイルばね14の先組み自動機械
化の隘路となつている。
かと言つて、第8図a,bに示すように捩りコ
イルばね14の腕14cをばね軸線方向の第1腕
部14dのみで構成した場合は、コイル部14a
を枢軸9に通すと同時に第1腕部14dを側壁8
の溝19に通すことができて組み付け上便利では
あるが、この先組み後、上ケース1aに本組みさ
れるまでにコイル部14aの枢軸9への挿入方向
と反対方向の外力が加わることにより、前蓋6か
ら容易に離脱してしまうという難点が生じる。
そこで、この考案は、このような、前蓋6の枢
軸9に捩りコイルばね14が通され、その一端の
腕14cが前蓋6の側壁8に係合される先組み形
態をとるテープカートリツジにおいて、その捩り
コイルばね14の先組み作業の簡素化、自動化を
図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、捩りコイルばね14の前蓋6の側
壁8に掛けられる第1腕部14dと第2腕部14
eからなる腕14cの形状に改変を加える。その
改変形状としては、捩りコイルばね14のコイル
部14aを前蓋6の枢軸9に通すときの押し込み
力で、第2腕部14eが前蓋6の側壁8の内面8
bに接当してたわみながらその上端面8aに乗り
上がつて外面8c側に自動的に回り込むようにす
る。そのため、捩りコイルばね14の側壁8に掛
けられる腕14cは、コイル部14aの側壁8側
端の円周上部からばね軸線方向へ延出した第1腕
部14dを有する形態を前提とし、そのうえで、
第2腕部14eを第1腕部14dの延出側端から
コイル部14aの接線方向前方もしくは後方へほ
ぼ直角に延出する形とする。また前蓋6の側壁8
において、その上端面8aに第1腕部14dが係
合する溝19をばね軸線方向に設けるとともに、
外面8c側の上端に第2腕部14eが係合する段
部21を前記溝19に連続させて前後方向に入隅
状に設けたものである。
〔作用〕
しかるときは、捩りコイルばね14を前蓋6に
先組みするにさいし、そのコイル部14aを前蓋
6の側壁8から突設した枢軸9に通して第2腕部
14eを側壁8の内面8b側の上端に接当させ、
コイル部14aを更に強く軸方向に押し込むと、
この押し込み力により第2腕部14eがたわみな
がら上端面8aに乗り上がり、側壁8の外面8c
の上方に達するや否やそのばね復元力により第1
腕部14dが溝19に落ち込むと同時に、第2腕
部14eが段部21に落ち込み係合する。
〔考案の効果〕
この考案のテープカートリツジによれば、捩り
コイルばね14の第2腕部14eを第1腕部14
dの延出端から接線方向前方もしくは後方へほぼ
直角に延出する一方、前蓋6の側壁8の上端面8
aにばね軸線方向に凹設した溝19に連続して外
面8cの上端に段部21を前後方向に形成したも
のである。したがつて、捩りコイルばね14のコ
イル部14aを前蓋6の側壁8の枢軸9に通し、
第2腕部14eを側壁8の内面8bの上端に接当
させたうえでコイル部14aを軸方向へそのまま
更に押し込むだけの簡単な先組み作業で、第2腕
部14eを、殊更、手作業でたわませるような手
間を要することなく、側壁8の外面8c側の段部
21に簡単かつ確実に係合させることができる。
また、第2腕部14eがそのように段部21に係
合した先組み状態によれば、捩りコイルばね14
が側壁8から枢軸9の軸方向内方へ不測に抜け出
るようなことがなく、本体ケース1への本組みが
極めて簡単かつ確実に行える。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は本考案に係るテープカー
トリツジの一実施例を示す。
第2図において、本体ケース1の内部には左右
1対のテープリール2,3が配置されている。テ
ープ4は、一方のテープリール2からケース前面
側のテープローデイング用ポケツト5に導出され
て他方のテープリール3に巻き取られる。
本体ケース1の前面側には不使用時にテープ4
の前面を覆つて保護するプラスチツク製の前蓋6
を開閉自在に枢着している。この前蓋6は本体ケ
ース1の全面側を完全に覆う主壁7と、主壁7の
左右端の略上半部からケース後方に向かつて連設
した側壁8,8とを有し、左右の各側壁8から枢
軸9をケース内方に向けて一体に突設している。
本体ケース1の左右の側壁10,11のうち、
一方の側壁10の外面前端側には、前蓋6の側壁
8が納まる切欠部12が、他方の側壁11の外面
前端側には前蓋6の側壁8および後出の捩りコイ
ルばね14が納まる切欠部13がそれぞれ形成さ
れ、各側壁10,11の切欠部12,13内にお
ける左右方向外向きの端面には前蓋6の枢軸9が
回動自在に挿入される軸孔17,18がそれぞれ
形成される。
第1図および第3図において、捩りコイルばね
14は前蓋6の枢軸9に挿通されるコイル部14
aと、このコイル部14aの両端から延出される
腕14b,14cとを有してなり、一方の腕14
cは平面視においてコ字形状に折り曲げられて前
蓋6の側壁8の上端に設けた溝19および段部2
1に係合固定され、他方の腕14bは上ケース1
aに係合されて前蓋6を常に閉じ方向に回動付勢
する。
捩りコイルばね14の前記腕14cはコイル部
14aの側壁8側端の円周上部から第1腕部14
dをばね軸線方向へ延出し、更に第1腕部14d
の延出側端から第2腕部14eをコイル部14a
の接線方向前方へほぼ直角に延出してなる。一
方、前蓋6の捩りコイルばね14が掛けられる側
壁8は、その上端面8aに捩りコイルばね14の
第1腕部14dが係合する溝19をばね軸線方向
(左右方向)に凹設するとともに、上端面8aと
外面8cの交わる角に第2腕部14eが係合する
入隅状の段部21を前記溝19に連続させて前後
方向に形成してなる。
捩りコイルばね14は前蓋6にプリアツセンブ
リされるが、このときは、第4図に示すように、
そのコイル部14aを前蓋6の枢軸9に通して第
2腕部14eを側壁8の内面8bの上端に押圧接
当させ、そのままコイル部14aを更に強く押し
込むと、この押し込み力により第2腕部14eが
第1腕部14dと共に上向きにたわみながら上端
面8aに乗り上げ、外面8cの上方に達するや否
や第1腕部14dはこのばね復元力で溝19に落
ち込むと同時に、第2腕部14eが段部21に落
ち込み係合して枢軸9から抜け出ることのない先
組み状態が得られる(第1図参照)。
なお、このように捩りコイルばね14を先組み
した前蓋6は、この後本体ケース1に組みつけら
れるが、このときは第5図に示すように捩りコイ
ルばね14の腕14bを本体ケース1のばね受け
部22に係合させ、また左右の枢軸9は本体ケー
ス1の左右の軸孔17,18に嵌合させる。
〔別実施例〕
第6図は本考案の別実施例を示しており、これ
では前蓋6の側壁8の内面8bと上端面8aの交
わる角にテーパーもしくはアールをつけて、捩り
コイルばね14の先組み時に第2腕部14eを内
面8bの上端から上端面8aに摺動案内する案内
面20を形成し、その余の構成は上記実施例と同
様に構成してなる。
しかるときは、コイル部14aを枢軸9に通し
たときその案内面20に第2腕部14eが当接
し、コイル部14aを軸方向に押し込む力により
第2腕部14eがたわみながら案内面20に沿つ
て上端面8aに円滑に乗り上がることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るテープカー
トリツジの一実施例を示しており、第1図は捩り
コイルばねを前蓋に先組みした状態の要部拡大平
面図、第2図は全体の平面図、第3図は捩りコイ
ルばねと前蓋の分解斜視図、第4図は捩りコイル
ばねを前蓋に組みつける過程を示す平面図、第5
図は捩りコイルばねを前蓋と本体ケースに組みつ
けた状態を一部破断して示す側面図である。第6
図は本考案の別実施例を示す前蓋の要部の背面図
である。第7図a,bは従来例のテープカートリ
ツジを示しており、第7図aはテープカートリツ
ジの一部の平面図、第7図bは捩りコイルばねを
前蓋に先組みした状態の斜視図である。第8図
a,bは別の従来例のテープカートリツジを示し
ており、第8図aは捩りコイルばねを前蓋に先組
みした状態の斜視図、第8図bは捩りコイルばね
と前蓋の分解斜視図である。 1……本体ケース、4……テープ、6……前
蓋、8……前蓋の側壁、8a……側壁の上端面、
8b……側壁の内面、8c……側壁の外面、9…
…枢軸、14……捩りコイルばね、14a……コ
イル部、14b,14c……腕、14d……第1
腕部、14e……第2腕部、19……溝、20…
…案内面、21……段部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体ケース1にテープ保護用の前蓋6がこれ
    の側壁8の内面8bから突設した枢軸9まわり
    に開閉回動自在に枢着され、かつ前蓋6は枢軸
    9上に装着した捩りコイルばね14により常に
    閉じ方向に回動付勢されてなり、 捩りコイルばね14は、前記枢軸9に通され
    たコイル部14aの一端から延出した腕14b
    を本体ケース1側に、他端から延出した腕14
    cを前記側壁8にそれぞれ係合してなり、 側壁8に係合する前記腕14cは、コイル部
    14aの側壁8側端の円周上部からばね軸線方
    向に延出した第1腕部14dと、該第1腕部1
    4dの延出端から更にコイル部14aの接線方
    向前方もしくは後方へほぼ直角に延出した第2
    腕部14eとを有してなり、 第1腕部14dは側壁8の上端面8aにばね
    軸線方向に凹設された溝19に係合し、第2腕
    部14eは側壁8の外面8cの上端に前記溝1
    9に連続させて前後方向に入隅状に設けられた
    段部21に係合してなることを特徴とするテー
    プカートリツジ。 (2) 側壁8の内面8bと上端面8aとが交わる角
    部に、アールもしくはテーパをつけて第2腕部
    14eを前記内面8bから上端面8aに滑り案
    内する案内面20を設けてなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のテープカートリツジ。
JP11838887U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0521749Y2 (ja)

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