JPH0521781Y2 - - Google Patents

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JPH0521781Y2
JPH0521781Y2 JP13707285U JP13707285U JPH0521781Y2 JP H0521781 Y2 JPH0521781 Y2 JP H0521781Y2 JP 13707285 U JP13707285 U JP 13707285U JP 13707285 U JP13707285 U JP 13707285U JP H0521781 Y2 JPH0521781 Y2 JP H0521781Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はカールコードの製造装置に係わり、特
に、カール部と非カール部との長さの設定を容易
にした製造装置に関する。
「従来の技術」 一般に、OA機器等に使用されるカールコード
は、導線を絶縁被覆してなるとともに、螺旋状に
形成したカール部の両端に非カール部を有する形
状とされて、使用機器の種類に応じてカール部お
よび非カール部の長さがそれぞれ設定されてい
る。
従来、カールコードを製造する場合、第7図例
に示すように、非カール部Yの長さに設定したア
ーム41を心棒Sの一端部に回転自在に取り付け
て、該アーム41先端のクリツプ42にコードC
の先端を把持しておき、アーム41を矢印で示す
ように回転させながらコードCを心棒Sに所定の
長さ螺旋状に巻き付けてカール部Xを形成した
後、心棒Sから他方の非カール部Yの長さ分離れ
た位置でコードCを切断する。そして、心棒Sの
他端部に鎖線で示すように別のアーム41を取り
付けてそのクリツプ42によりコードC先端を支
持した状態で加熱炉(図示略)に送り込んでコー
ドCをくせ付けすることが行なわれている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような技術であると、非カ
ール部Yの長さに設定したアーム41が必要であ
るために、非カール部Yの長さが異なる多種類の
カールコードを製造する場合には、各非カール部
Yの長さに応じた多数のアーム41を準備してお
く必要があるとともに、該アーム41の取り替え
作業等が必要になつて作業が煩雑になり易い。こ
の場合、非カール部Yの途中位置あるいはカール
部Xの両端部等をクリツプ等で支持すればよいと
考えられるが、加熱によつてコードCにクリツプ
等の痕跡や傷等が残るという不具合が生じる。
本考案は前記問題点を有効に解決するもので、
カール部および非カール部の長さの調整が容易な
カールコードの製造装置を提供することを目的と
する。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、心棒支持用チヤツクの軸心に沿つて
回転する回転体に、コードの先端を把持するクラ
ンプと、該クランプと心棒との間でコードを支持
するとともに非カール部となる長さに応じてコー
ドの支持位置を回転体表面の所定位置の中から選
択可能な中間ロールとを設け、さらに、心棒に巻
き付ける途中のコードを支持して巻き付け位置の
変化に応じて前記チヤツクの軸心方向と平行に横
送りするトラバース機構を設け、該トラバース機
構に、チヤツクの軸心線に対して離間接近する方
向に移動可能なコード切断用カツタを設けたこと
を特徴とする。
「作用」 上記カールコードの製造装置は、心棒をチヤツ
クにより支持してコード先端をクランプに把持さ
せるとともに、該クランプから心棒にいたるコー
ドの長さが非カール部の長さとなるように中間ロ
ールによるコードの支持位置を設定しておき、回
転体を回転させることにより中間ロールを経由さ
せて心棒にコードを巻き付けるとともに、トラバ
ース機構によつてコードを横送りしながら所定の
長さのカール部を形成した後、カツタを他方を非
カール部の長さに応じて移動させてコードを切断
するものである。
「実施例」 以下、本考案におけるカールコードの製造装置
の一実施例について第1図ないし第6図を参照し
て説明する。
図中符号1A,1Bは、心棒Sを支持するため
の一対のチヤツクであり、該チヤツク1A,1B
は、第1図ないし第3図に示すように、架台2の
上に、エアシリンダ等の推進機構3A,3Bによ
つてレール4A,4Bに沿つて相互に離間接近す
る方向に移動可能に支持されている。また、該チ
ヤツクの一方1Aには、心棒Sが挿入される孔5
が設けられており、該孔5の中には、第4図に示
すように、心棒Sをその軸心に沿つて押圧するピ
ン6がばね6aによつて付勢された状態に設けら
れている。そして、該一方のチヤツク1Aに、そ
の軸心に沿つて回転させられる円盤状の回転体7
が一体に設けられている。
該回転体7は、駆動機構8によつて第3図の矢
印イで示す方向に回転駆動されるようになつてお
り、その表面には、矢印ロで示す水平方向に送り
出されるコードCの一端を把持するクランプ9
と、該クランプ9と心棒Sとの間でコードCを支
持する複数の中間ロール10とが配設されてい
る。前記クランプ9は、第4図に示すように、回
転体7およびその表面に固着された受け台11を
鉤状のピン12が摺動自在に貫通してばね13に
より回転体7の裏面方向に付勢された構造とされ
て、該ピン12の鉤状部と受け台11表面との間
でコードCを把持するようになつている。また、
前記レール4A上で回転体7の主軸7aを支持し
ている枠体14には、チヤツク1A,1Bの軸心
からコードCの送りだし側に水平に離間する位置
に、コードCの先端をクランプ9に把持させる際
に前記ピン12の背部を押圧するためのエアシリ
ンダ等の押圧機構15が回転体7と対向状態に設
けられ、また、該押圧機構15から回転体7の周
方向に離間する位置には、押圧機構15と同様な
クランプ解除機構16が前記周方向に沿つて移動
可能に設けられている。一方、前記中間ロール1
0は、第3図に示すように、回転体7の周縁部に
着脱可能に取り付けられているとともに、クラン
プ9から回転体7の回転方向とは反対方向に向つ
て列をなすように配されている。なお、符号1
7,18はバランスウエイトであり、回転体7表
面のクランプ9および中間ロール10に対する点
対象位置に着脱可能に配設される。
また、符号19は、回転体7の側方で心棒Sに
巻き付ける途中のコードCを支持して該心棒Sと
平行に横送りするトラバース機構である。該トラ
バース機構19には、前記架台2に配設された送
りねじ20に沿つて駆動機構21により第1図お
よび第2図の矢印ハで示す方向に移動させられる
主テーブル22と、該主テーブル22にその移動
方向と直交する前後方向に沿つて設けられたレー
ル23上をエアシリンダ等の推進機構24によつ
て移動可能な副テーブル25とが設けられ、さら
に、該副テーブル25上に、前記レール23と平
行なレール26が設けられて、該レール26に沿
つて推進機構27によつて前記前後方向に移動可
能な枠体28と、副テーブル25上に固定状態の
枠体29とが対向配設されている。そして、前記
移動可能な枠体28には、第5図に示すように、
コードCをチヤツク1A,1Bの軸心線上に向け
て案内する複数のロール30と、該ロール30を
経由したコードCを挿通するガイドパイプ31と
が配設されている。また、固定状態の枠体29に
は、コードC切断用の一対のカツタ32A,32
Bが上下方向に対向配設されて、その一方32A
がスライド機構33によつて上下スライドさせら
れるようになつている。なお、第5図中符号34
は前記ロール30の一つに設けられたブレーキ、
符号35は枠体28を移動させてそのガイドパイ
プ31を鎖線で示すようにカツタ32A,32B
の間に挿通状態としたときに該ガイドパイプ31
の先端部を支持するロールである。
また、第1図および第2図において符号36
は、心棒Sをチヤツク1A,1Bの間に供給する
心棒供給装置であり、該心棒供給装置36は、心
棒Sをコンベア37に乗せてチヤツク1A,1B
の下方に搬送して、エアシリンダ等の昇降機構3
8によつて持ち上げてチヤツク1A,1Bの間に
移送するようになつている。
このように構成された装置によつてカールコー
ドを製造する場合は、心棒供給装置36から供給
される心棒Sをチヤツク1A,1Bの間に支持し
ておいて、ドラム(図示略)から引き出したコー
ドCを第5図の鎖線で示すようにトラバース機構
19のロール30およびガイドパイプ31を経由
して、回転体7の表面に案内する。この場合、コ
ードCがカツタ32A,32Bに触れないよう
に、前記ガイドパイプ31の先端部をカツタ32
A,32Bの間に挿通させてロール35に支持さ
せた状態としておく。また、回転体7の各中間ロ
ール10のうち非カール部Yを形成するために必
要な中間ロールを残して、他の中間ロール(例え
ば第3図のA・B・Cで示す中間ロール)および
これに対応するバランスウエイト(前記A・B・
Cの中間ロールの場合D・E・Fで示すバランス
ウエイト)を取り外しておく。そして、回転体7
のクランプ9と押圧機構15とを対向状態とし
て、該押圧機構15によつてクランプ9のピン1
2を押圧して、受け台11との間にコードC先端
を挿入して把持させる。
次いで、駆動機構8を運転状態としてトラバー
ス機構19のブレーキ34によりコードCに適度
の張力を作用させながら第3図の矢印イで示す方
向に回転体7を回転駆動すると、コードCが中間
ロール10に鎖線で示すように巻回されることに
より、クランプ9と心棒Sとの間に非カール部Y
の長さを確保した状態で心棒Sに巻き付けられ
る。そして、コードCの巻き付け位置の変化に追
従させるようにトラバース機構19を横送りし
て、心棒SにコードCを螺旋状に巻き付けるもの
である。
このようにして必要長さコードCを巻き付けた
後、回転体7のクランプ9とクランプ解除機構1
6とを位置合わせするとともに、トラバース機構
19の副テーブル25および枠体28を推進機構
27によつて移動させながら、カツタ32A,3
2Bを他方の非カール部Yとなる切断位置に配置
させる。そして、ガイドパイプ31をカツタ32
A,32Bの間から後退させるとともに、第2図
の鎖線で示すフインガーFによつてコードCの両
巻き端部を把持した状態として、コードCを切断
してクランプ9を解除し、チヤツク1A,1Bか
ら心棒Sを取り外す。次いで、第6図に示すよう
に、両非カール部Yの先端に、コードCの素材、
径等に応じた重りWを吊持し、この状態で前記フ
インガーFを外して心棒Sを支持しながら加熱炉
(図示略)に送り込み、加熱、冷却することによ
りコードCのくせ付けを行なうと、カール部Xの
両端に非カール部Yを有するカールコードが完成
するものである。
したがつて、この製造装置によれば、カール部
Xの長さをコードCの巻き数の増減によつて調整
し得ることはもちろん、回転体7の中間ロール1
0に対するコードCの支持位置およびトラバース
機構19のカツタ32A,32Bの移動によつて
非カール部Yの長さもそれぞれ調整することがで
き、各種長さのカール部Xと非カール部Yとに成
形することができるものである。また、この場
合、両非カール部の長さをそれぞれ違えて製造す
ることも可能である。
なお、前記一実施例では、回転体7に中間ロー
ル10を複数配設して、これらの中から非カール
部Yの長さに応じて適宜位置の中間ロールを選択
してコードCを支持するようにしたが、中間ロー
ル10を回転体7の例えば周方向に沿つて移動可
能に設けて、非カール部Yの長さに応じて中間ロ
ール10を移動させることによりクランプ9と心
棒Sとの間のコードCの長さを調整し得るように
してもよく、本考案においては、前記一実施例の
ように複数の中間ロールの中からコードの支持位
置を選択する場合と、このように中間ロールを回
転体表面の所定位置に移動することによりコード
の支持位置を選択する場合とを含むものとする。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案におけるカールコ
ードの製造装置によれば、次のような効果を奏す
ることができる。
(i) クランプにより把持したコードを中間ロール
を経由して心棒に巻き付けるようにするととも
に、該中間ロールによる支持位置を選択可能と
し、かつ、コードを支持しながら横送りするト
ラバース機構に、心棒支持用チヤツクの軸心線
に対して離間接近する方向に移動可能なカツタ
を設けたから、カールコードのカール部の長さ
を心棒への巻き数の増減によつて調整し得ると
ともに、非カール部も中間ロールによるコード
の支持位置およびカツタの位置によつて任意長
さに調整し得て、各種のカールコードを製造す
ることができる。
(ii) 中間ロールによるコードの支持位置を予め設
定しておいて、コードをクランプに把持させる
ことにより、トラバース機構によつてコードを
横送りしながら回転体によつてコードを心棒に
巻き付け、かつカツタにより切断する一連の作
業を自動化し得て、作業能率を大幅に向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案におけるカールコ
ードの製造装置の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は第1図の−線に沿う矢視
図、第3図は第2図の−線に沿う矢視図、第
4図は第3図の−線に沿う矢視図、第5図は
トラバース機構の一部を断面にした正面図、第6
図は心棒に巻き付けたコードの非カール部に重り
を取り付けた状態を示す正面図、第7図はカール
コードの従来の製造装置の概略を示す正面図であ
る。 1A,1B……チヤツク、7……回転体、9…
…クランプ、10……中間ロール、11……受け
台、12……ピン、13……ばね、15……押圧
機構、16……クランプ解除機構、19……トラ
バース機構、20……送りねじ、22……主テー
ブル、23……レール、24……推進機構、25
……副テーブル、26……レール、27……推進
機構、30……ロール、31……ガイドパイプ、
32A,32B……カツタ、C……コード、S…
…心棒、X……カール部、Y……非カール部、W
……重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 心棒SにコードCを螺旋状に巻き付けることに
    よりカール部Xの両端に非カール部Yを有するカ
    ールコードを製造する装置において、前記心棒が
    支持されるチヤツク1A,1Bの軸心に沿つて回
    転する回転体7に、コードの先端を把持するクラ
    ンプ9と、該クランプと心棒との間でコードを支
    持するとともに前記非カール部となる長さに応じ
    てコードの支持位置を回転体表面の所定位置の中
    から選択可能な中間ロール10とを設け、さら
    に、心棒に巻き付ける途中のコードを支持して巻
    き付け位置の変化に応じて前記チヤツクの軸心方
    向と平行に横送りするトラバース機構19を設
    け、該トラバース機構に、チヤツクの軸心線に対
    して離間接近する方向に移動可能なコード切断用
    カツタ32A,32Bを設けたことを特徴とする
    カールコードの製造装置。
JP13707285U 1985-09-07 1985-09-07 Expired - Lifetime JPH0521781Y2 (ja)

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JP13707285U JPH0521781Y2 (ja) 1985-09-07 1985-09-07

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JPS6248718U JPS6248718U (ja) 1987-03-26
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