JPH05219876A - パン生地の冷凍保存法 - Google Patents
パン生地の冷凍保存法Info
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- JPH05219876A JPH05219876A JP4111554A JP11155492A JPH05219876A JP H05219876 A JPH05219876 A JP H05219876A JP 4111554 A JP4111554 A JP 4111554A JP 11155492 A JP11155492 A JP 11155492A JP H05219876 A JPH05219876 A JP H05219876A
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Landscapes
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ベンチタイムを採ったパン生地を、生地中心
温度が−5〜−10℃になるまで、生地1g当りの品温
降下速度を0.033℃/分〜0.046℃/分にて急
速冷凍し、次いで−15〜−20℃の庫温で冷凍保存す
るパン生地の冷凍保存法。 【効果】 長期貯蔵後においても、ボリューム、外観、
内相ともに高品質のパンを得ることができる。
温度が−5〜−10℃になるまで、生地1g当りの品温
降下速度を0.033℃/分〜0.046℃/分にて急
速冷凍し、次いで−15〜−20℃の庫温で冷凍保存す
るパン生地の冷凍保存法。 【効果】 長期貯蔵後においても、ボリューム、外観、
内相ともに高品質のパンを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパン生地の冷凍保存法に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】パン生地を冷凍し流通することは、冷凍
流通機構の拡大に伴ない、パン工場の合理化の要請とも
相埃って、近年益々その需要を増大せしめている。
流通機構の拡大に伴ない、パン工場の合理化の要請とも
相埃って、近年益々その需要を増大せしめている。
【0003】而して、従来より斯かるパン生地の冷凍保
存法としては、イーストの添加量及びその時期、或いは
各種添加剤の使用等、種々の方法が報告されている。
存法としては、イーストの添加量及びその時期、或いは
各種添加剤の使用等、種々の方法が報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来法に
よる冷凍保存後のパン生地を用いた場合、イースト活性
の低下が著しく、そのためパンの品質の劣化が許容され
るのは何れも一週間が限界であり、自ずと商品価値も低
いものとならざるを得なかった。
よる冷凍保存後のパン生地を用いた場合、イースト活性
の低下が著しく、そのためパンの品質の劣化が許容され
るのは何れも一週間が限界であり、自ずと商品価値も低
いものとならざるを得なかった。
【0005】そこで、本発明者は長期貯蔵後においても
高品質のパンが得られるパン生地の冷凍保存法を開発す
べく種々研究を重ねた結果、パン生地を最終醗酵させる
ことなく急速冷凍後、−15〜−20℃にて冷凍貯蔵す
れば、長期間経過後においても優れた品質を有するパン
が得られることを見い出し、本発明を完成した。
高品質のパンが得られるパン生地の冷凍保存法を開発す
べく種々研究を重ねた結果、パン生地を最終醗酵させる
ことなく急速冷凍後、−15〜−20℃にて冷凍貯蔵す
れば、長期間経過後においても優れた品質を有するパン
が得られることを見い出し、本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はベン
チタイムを採ったパン生地を、生地中心温度が−5〜−
10℃になるまで、生地1g当りの品温降下速度を0.
033℃/分〜0.046℃/分にて急速冷凍し、次い
で庫温−15〜−20℃にて冷凍保存することを特徴と
するパン生地の冷凍保存法である。
チタイムを採ったパン生地を、生地中心温度が−5〜−
10℃になるまで、生地1g当りの品温降下速度を0.
033℃/分〜0.046℃/分にて急速冷凍し、次い
で庫温−15〜−20℃にて冷凍保存することを特徴と
するパン生地の冷凍保存法である。
【0007】本発明においてパン生地は常法によって得
られたパン生地であるが、最終醗酵せしめることなくベ
ンチタイムを採ったパン生地の状態で、急速冷凍する。
この際当該生地は未成型のまま或いはパンの形に成型し
ておいてもよい。
られたパン生地であるが、最終醗酵せしめることなくベ
ンチタイムを採ったパン生地の状態で、急速冷凍する。
この際当該生地は未成型のまま或いはパンの形に成型し
ておいてもよい。
【0008】ここに急速冷凍は、生地中心温度が−5〜
−10℃になるまで行う。生地中心温度がこれより高い
場合には、貯蔵1週間後はともかくとして同4週間後に
おいては、パンのボリューム、外観、内相とも劣化し、
また生地中心温度がこれより低い場合には1週間後にお
いてすらパンのボリューム、外観、内相の劣化が生じ目
的を達し得ない。
−10℃になるまで行う。生地中心温度がこれより高い
場合には、貯蔵1週間後はともかくとして同4週間後に
おいては、パンのボリューム、外観、内相とも劣化し、
また生地中心温度がこれより低い場合には1週間後にお
いてすらパンのボリューム、外観、内相の劣化が生じ目
的を達し得ない。
【0009】また、斯かる急速冷凍は、パン生地1g当
りの品温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/
分の条件下行う。すなわち、これより冷凍速度が遅過ぎ
ても、また速や過ぎてもパン品質の劣化を招き易いから
である。
りの品温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/
分の条件下行う。すなわち、これより冷凍速度が遅過ぎ
ても、また速や過ぎてもパン品質の劣化を招き易いから
である。
【0010】而して、当該急速冷凍の具体的方法として
は、例えば−30〜−40℃の冷風下に、28〜20分
間程度行うことが好ましい。
は、例えば−30〜−40℃の冷風下に、28〜20分
間程度行うことが好ましい。
【0011】次いで、斯かる冷凍処理によって得られた
冷凍パン生地を庫温−15〜−20℃にて冷凍保存す
る。庫温がこれより高い場合には生地が解凍する恐れが
あり、焼成後の製品が劣化し、また庫温がこれより低い
場合にはイースト活性の低下を招き焼成後の製品ボリュ
ームも減少する欠点が生じ本発明の目的を達成し得な
い。
冷凍パン生地を庫温−15〜−20℃にて冷凍保存す
る。庫温がこれより高い場合には生地が解凍する恐れが
あり、焼成後の製品が劣化し、また庫温がこれより低い
場合にはイースト活性の低下を招き焼成後の製品ボリュ
ームも減少する欠点が生じ本発明の目的を達成し得な
い。
【0012】
【発明の効果】上記方法によって冷凍保存したパン生地
を用いれば、長期貯蔵後において、ボリューム、外観、
内相ともにスクラッチパンと優るとも劣らない高品質の
パンを焼成することができる。
を用いれば、長期貯蔵後において、ボリューム、外観、
内相ともにスクラッチパンと優るとも劣らない高品質の
パンを焼成することができる。
【0013】
【実施例】次に試験例を挙げて本発明を更に説明する。
【0014】試験例1 各種冷凍温度による1週間保存後、及び同4週間保存後
のパン生地を解凍し醗酵させた後焼成して得たパン(バ
ターロール)について品質(ボリューム、外観、内相)
を比較試験した結果は表1の通りであった。尚、各試料
の冷凍法並びに製パン法は次の通りである。
のパン生地を解凍し醗酵させた後焼成して得たパン(バ
ターロール)について品質(ボリューム、外観、内相)
を比較試験した結果は表1の通りであった。尚、各試料
の冷凍法並びに製パン法は次の通りである。
【0015】(i)冷凍法 試料1:−18℃の冷凍庫において生地をおだやかに凍
結し、同温度で保存したもの。 試料2:−40℃の冷風下で生地中心温度が10℃にな
るまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷凍、
保存したもの。 試料3:−40℃の冷風下で生地中心温度が−5℃にな
るまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷凍、
保存したもの。 試料4:−40℃の冷風下で生地中心温度が−10℃に
なるまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷
凍、保存したもの。 試料5:−40℃の冷風下で生地中心温度が−20℃に
なるまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷
凍、保存したもの。 試料6:−40℃の冷風下で生地中心温度が−30℃に
なるまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷
凍、保存したもの。 試料7:冷凍処理せず(スクラッチ)
結し、同温度で保存したもの。 試料2:−40℃の冷風下で生地中心温度が10℃にな
るまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷凍、
保存したもの。 試料3:−40℃の冷風下で生地中心温度が−5℃にな
るまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷凍、
保存したもの。 試料4:−40℃の冷風下で生地中心温度が−10℃に
なるまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷
凍、保存したもの。 試料5:−40℃の冷風下で生地中心温度が−20℃に
なるまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷
凍、保存したもの。 試料6:−40℃の冷風下で生地中心温度が−30℃に
なるまで処理し、その後−18℃の冷凍庫において冷
凍、保存したもの。 試料7:冷凍処理せず(スクラッチ)
【0016】(ii)製パン法 試料1〜6: a配合 重量部 小麦粉 100 イースト 6 イーストフード 0.2 砂糖 12 塩 2 脱脂粉乳 2 油脂 15 卵 10 水 40 b製法 ミキシング時間 低速で2分間 中速
で6分間高速で4分間 捏上温度 26.5℃ 醗酵時間 0分 分割重量 40g ベンチタイム 15分 成型後上記条件にて冷凍した。 c解凍法 解凍(ホイロ)温度及び時間 35℃湿度85%で75
分 焼成温度及び時間 200〜210℃で10分
で6分間高速で4分間 捏上温度 26.5℃ 醗酵時間 0分 分割重量 40g ベンチタイム 15分 成型後上記条件にて冷凍した。 c解凍法 解凍(ホイロ)温度及び時間 35℃湿度85%で75
分 焼成温度及び時間 200〜210℃で10分
【0017】試料7: a配合 重量部 小麦粉 100 イースト 3 イーストフード 0.1 砂糖 12 塩 2 脱脂粉乳 2 油脂 15 卵 10 水 50 b製法 ミキシング時間 低速で2分間 中速
で6分間高速で6分間 捏上温度 26.5℃ 醗酵温度及び時間 27℃ 湿度75%
で90分 分割重量 40g ベンチタイム 20分 ホイロ温度及び時間 38℃ 湿度38%
で40分 焼成温度及び時間 210〜220℃で
10分
で6分間高速で6分間 捏上温度 26.5℃ 醗酵温度及び時間 27℃ 湿度75%
で90分 分割重量 40g ベンチタイム 20分 ホイロ温度及び時間 38℃ 湿度38%
で40分 焼成温度及び時間 210〜220℃で
10分
【0018】
【表1】
【0019】上記表1から明らかな如く、生地中心温度
が−5〜−10℃になるまで冷凍処理したものが4週間
保存後においても高品質のパンが得られる。
が−5〜−10℃になるまで冷凍処理したものが4週間
保存後においても高品質のパンが得られる。
【0020】試験例2 各種冷凍速度により得た冷凍パン生地を1週間、及び4
週間保存後に解凍醗酵させた後焼成して得たパン(バタ
ーロール)について品質(ボリューム、外観、内相)を
比較試験した結果は表3の通りであった。尚、各試料の
冷凍法並びに製パン法は次の通りである。
週間保存後に解凍醗酵させた後焼成して得たパン(バタ
ーロール)について品質(ボリューム、外観、内相)を
比較試験した結果は表3の通りであった。尚、各試料の
冷凍法並びに製パン法は次の通りである。
【0021】(i)冷凍法 下表2の条件にて生地中心温度が−10℃になるまで処
理し、その後−18℃の冷凍庫において冷凍、保存し
た。
理し、その後−18℃の冷凍庫において冷凍、保存し
た。
【0022】
【表2】
【0023】(ii)製パン法 各試料とも試験例1の試料1と同様にして調製した(但
し、冷凍法は上記表の通り)。
し、冷凍法は上記表の通り)。
【0024】
【表3】
【0025】上記表2から明らかな如く、生地1g当り
の品温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/分
の条件下に冷凍処理したものは4週間保存後においても
高品質のパンが得られる。
の品温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/分
の条件下に冷凍処理したものは4週間保存後においても
高品質のパンが得られる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はベン
チタイムを採ったパン生地を、生地中心温度が−5〜−
10℃になるまで、生地中心の品温降下速度を0.03
3℃/分〜0.046℃/分にて急速冷凍し、次いで庫
温−15〜−20℃にて冷凍保存することを特徴とする
パン生地の冷凍保存法である。
チタイムを採ったパン生地を、生地中心温度が−5〜−
10℃になるまで、生地中心の品温降下速度を0.03
3℃/分〜0.046℃/分にて急速冷凍し、次いで庫
温−15〜−20℃にて冷凍保存することを特徴とする
パン生地の冷凍保存法である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、斯かる急速冷凍は、パン生地中心の
品温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/分の
条件下行う。すなわち、これより冷凍速度が遅過ぎて
も、また速や過ぎてもパン品質の劣化を招き易いからで
ある。
品温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/分の
条件下行う。すなわち、これより冷凍速度が遅過ぎて
も、また速や過ぎてもパン品質の劣化を招き易いからで
ある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【表2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】上記表2から明らかな如く、生地中心の品
温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/分の条
件下に冷凍処理したものは4週間保存後においても高品
質のパンが得られる。
温降下速度が0.033℃/分〜0.046℃/分の条
件下に冷凍処理したものは4週間保存後においても高品
質のパンが得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベンチタイムを採ったパン生地を、生地
中心温度が−5〜−10℃になるまで、生地1g当りの
品温降下速度を0.033℃/分〜0.046℃/分に
て急速冷凍し、次いで−15〜−20℃の庫温で冷凍保
存することを特徴とするパン生地の冷凍保存法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111554A JPH0716354B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | パン生地の冷凍保存法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111554A JPH0716354B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | パン生地の冷凍保存法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57117950A Division JPS5911134A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | パン生地の冷凍保存法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219876A true JPH05219876A (ja) | 1993-08-31 |
| JPH0716354B2 JPH0716354B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=14564336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4111554A Expired - Lifetime JPH0716354B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | パン生地の冷凍保存法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716354B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4111554A patent/JPH0716354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716354B2 (ja) | 1995-03-01 |
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