JPH0522023U - 油回転真空ポンプの油煙吸着装置 - Google Patents
油回転真空ポンプの油煙吸着装置Info
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- JPH0522023U JPH0522023U JP5238791U JP5238791U JPH0522023U JP H0522023 U JPH0522023 U JP H0522023U JP 5238791 U JP5238791 U JP 5238791U JP 5238791 U JP5238791 U JP 5238791U JP H0522023 U JPH0522023 U JP H0522023U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 油回転真空ポンプの排気口に連結する油吸着
器を透明中空円筒11として、その中に油吸着材18を
緩く充填する。 【効果】 油吸着器中を排気が素通りすることがなく、
油吸着材の油吸着状態が分り、又新しい油吸着材を透明
中空円筒11へ充填する際の充填状態が分る。
器を透明中空円筒11として、その中に油吸着材18を
緩く充填する。 【効果】 油吸着器中を排気が素通りすることがなく、
油吸着材の油吸着状態が分り、又新しい油吸着材を透明
中空円筒11へ充填する際の充填状態が分る。
Description
【0001】
本考案は油回転真空ポンプの油煙を処理する装置に関する。
【0002】
油回転真空ポンプの作用は吸入気体を大気圧以上に圧縮して排気弁を開くこと により、減圧を行うものであるが、減圧が進むと気体だけでは排気弁を開くこと が出来なくなる。そこで減圧が進んだ状態で油を用いて排気弁を開くようにする 。処が、油を用いた状態において圧力が上昇してしまうと排気に油が含まれてし まい、油煙となって排気口から排出される。このため、油回転真空ポンプの排気 をそのまま大気中へ放出出来ないので従来油煙分離器が用いられている。
【0003】
油回転真空ポンプの排気側は排気抵抗を与えることはポンプ性能を低下させる ので望ましくない。そこで油煙分離器は油吸着材内に出入口間を連通する大きな 断面積の通路を作り、ここをゆるく流れる油煙を該通路周囲に油吸着材を筒状に 配して油吸着材にふれる油煙から油を吸着しようとしている。処がこのような油 煙分離器では排気抵抗は小さいものの油煙分離器を素通りする排気量の割合が比 較的大きいのが欠点である。一方、密閉容器内に油吸着材を封入し、容器入口か ら油煙を排気圧で圧送して出口から油を除去された空気を排出するようにした油 吸着器は排気抵抗が大きいため油回転真空ポンプに用いることは出来ない。又、 従来の油煙分離器は油吸着材が油吸着能力を失う状態まで油を吸着していても、 その状態が不明のため、油煙中の油の除去が殆ど行われないまま大気中へ放出さ れてしまうということがあり、排出された周辺を油で汚染することになる。
【0004】 本考案は上記の点に鑑み、油吸着が確実で且つ油吸着状態を知り得る油回転真 空ポンプの油煙吸着装置を提供することを目的とする。
【0005】
本考案の第1の考案は油回転真空ポンプ排出口に一方の開口を連通させ、他方 の開口を大気中に連通した容器内に吸着材を収容した油吸着器を備えた油煙吸着 装置において、容器は夫々入口、出口となる開口を備えた入口フランジ及び出口 フランジ間に挟持された透明な中空円筒であり、容器内部に緩く油吸着材を充填 した事を特徴とする油回転真空ポンプの油煙吸着装置である。
【0006】 本考案の第2の考案はその入口開口が油回転ポンプの排気口に連通する入口フ ランジの外側に油煙を流れに従って付勢する送風機を収容した送風機室を介装し 、送風機室を油回転ポンプの排気口を連通した第1の考案に記載の油回転真空ポ ンプの油煙吸着装置である。
【0007】 本考案の第3の考案はその出口開口が大気中へ向かって解放される出口フラン ジの外側に油煙を流れに従って付勢する送風機を収容した送風機室を付設し、送 風機室と大気を連通する出口開口を設けた第1の考案に記載の油回転真空ポンプ の油煙吸着装置である。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。図1は本考案の特徴を最もよ く表わした実施例の縦断面図である。油回転真空ポンプ1と全体を符号2で表わ す油吸着器2は排気ダクト3で連通している。排気ダクト3は一方が油回転真空 ポンプ1の排気口4に連結され、他方が油吸着器2の入口5に連結されている。
【0009】 油吸着器2は容器内に油吸着材を充填したものであり、容器は夫々入口5の開 口、出口13の開口を備えた入口及び出口の円形のフランジ6,7の一端面に夫 々設けた環状溝8に密封輪例えばOリング9を嵌め込み、更にポリエステル樹脂 製の透明な筒体例えば中空円筒11の両端を夫々環状溝8に嵌め込み、入口、出 口フランジ6,7間をボルトナット12で引寄せ固定してある。入口フランジ6 には前述した油煙の入口5があり、出口フランジ7の開口は油を除去された空気 の出口13となっている。透明中空円筒11内には、両フランジ6,7に接して 分散空間14、集合空間15を設けるため、多孔板からなる脚付の分散板16、 集合板17が透明中空円筒11に嵌め込まれている。分散板16、集合板17間 には油吸着材18が緩く充填されている。
【0010】 油吸着材18はポリプロピレン繊維(例えばオルソーブ(登録商標))で出来 ており、これをリボン状、又はチップ状としたものであり、透明中空円筒11へ 充填する際には入口フランジ6の環状溝8にOリング9を介して透明中空円筒1 1を嵌め込み、更に透明中空円筒11内に分散板16の脚をフランジ6に接する ように嵌め込み、透明中空円筒11の上部から透明中空円筒11内へ緩く入れる 。即ち、圧密することなく無方位に入れる。チップ状の油吸着材18の場合はそ の重力で充填する。充填は透明中空円筒11の上縁近くまで入れる。このような 充填により、透明中空円筒11内に占める油吸着材18の容積は透明中空円筒1 1の内容積に比して、比較的に小容積となる。このように油吸着材18を緩く充 填する理由は油煙が入口5から出口13迄に受ける排気抵抗を出来るだけ小さく すると共に油煙が油吸着材18間に出来る空隙を迷走して油吸着材18に作用す る面積を大とするためである。このように油吸着材18を緩く容器中へ充填する ことは容易なことではない。従来の油吸着材は容器中へ油吸着材を充填する際は 、圧密しており、その際加える圧力により、充填した油吸着材の圧縮の程度は調 節可能である。処が本考案では油吸着材18を明らかに大きな圧力で圧密する訳 にはゆかない。そのようにすると排気抵抗が増大し油回転真空ポンプ1の性能に 影響を与える。そこで本考案では中空円筒11を透明として内部の状態を観察で きることとし、圧力を全く加えない充填から最大限の軽い力で圧密する場合を含 めて油吸着材18を均一に充填可能としたものである。充填後は集合板17を透 明中空円筒11に嵌め込み、Oリング9を環状溝8の底へ嵌め込んだ出口フラン ジ7を透明中空円筒11に嵌め込み、ボルトナット12で両フランジ6,7間を 引寄せ組立てる。
【0011】 次に上記構成の作用を述べる、油回転真空ポンプ1を運転すると排気口4から 空気が排気される。この排気は油回転真空ポンプ1の状態によっては油煙となっ ており、排気ダクト3を通じて油吸着器2の入口5から分散空間14に入り、分 散液16を通過して、油吸着材18の空隙を通る。この空隙は迷路状となってお り、油煙は空隙周囲の油吸着材18にふれて油を吸着されて進み、集合板17を とおり集合空間15へ出る。集合空間15における排気は油分を抽出されて清浄 化された空気となっており、出口13をとおり大気中へ放出される。油吸着材1 8は容器内に緩く充填されているので排気抵抗が小さく、油回転真空ポンプの減 圧性能を損うことがない。
【0012】 かくして油吸着材18は入口5側から出口13側へ向って次第に油吸着量が減 少しているが、時間の経過につれて出口13側も油を充分吸着し、油吸着能力が 低下する。そこで油吸着材18は油吸着により変色するのでその変色域を透明中 空円筒11を通じて知ることが出来、ここで油吸着材18を取換えることになる 。
【0013】 次に他の実施例について説明する。図2は本考案の第2の実施例の縦断面図で ある。図において前実施例と同機能部分は同一符号を付し説明を省略する。この 実施例は前実施例において油吸着器の入口側に排気を排気方向へ付勢する送風機 を設けた点にある。図において、排気ダクト3は送風機室入口フランジ21の送 風機室入口22に連結され、送風機室入口フランジ21は送風機室23を構成す る中空円筒の胴部24を間にして入口フランジ6に重ねられ、ボルトナット12 により油吸着器2と一体的に共締めされている。送風機室23中には送風機室入 口22から入口フランジ6の排気の入口5に向って排気を付勢する送風機25が 設けてある。該送風機25はプロペラファンであり、該プロペラファンのファン 径とほぼ同径に送風機室入口22、入口フランジの入口5の直径が定めてある。 従って排気ダクト3の出口径は送風機室入口22径と同径としてある。
【0014】 油回転真空ポンプ1の運転による油煙は排気ダクト3をとおり、送風機室入口 22へ進むが、送風機25が油回転真空ポンプ1と同時に運転されているため、 排気ダクト3内は負圧となっている。そして送風機室入口22から送風機室23 に入った油煙は送風機25により付勢され昇圧し、油吸着器の入口5から分散空 間14に入り、分散板16をとおり、油吸着材18で油を吸着され乍ら、油吸着 材18間の空隙を進んで、出口集合板17をとおり、出口集合空間15に集まり 、排気出口13から大気中へ排気される。
【0015】 本実施例では送風機25による加圧があるので油回転真空ポンプ1は排気抵抗 による減圧時の損失が全くなく、真空形成の能力を確保される。
【0016】 図3は油吸着器の出口側に送風機を付設した例であり、図1と同機能部分は同 符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。出口フランジ7に中 空円筒の胴部27と送風機室出口フランジ28を重ねてボルトナット12でもっ てこれらを油吸着器2と一体的に共締めして送風機室29を設け、送風機室29 内に排気を排気方向へ付勢する送風機31を設ける。油吸着器の出口フランジ7 の出口13及び送風機出口フランジ28の出口32はほぼ送風機31のファン径 に合せてある。
【0017】 この実施例の作用は送風機31を付勢するとその上流側の出口13、集合空間 15、油吸着材18間の空隙、分散空間14、油吸着器2への入口5、排気ダク ト3中は負圧となる。従って、油回転真空ポンプ1の排気口4から排出される排 気は減圧した空間を排気ダクト3→入口5→分散空間14→分散板16→油吸着 材18中の空隙間→集合板17→集合空間15→出口フランジの出口13→送風 機室29と小抵抗で流れ、送風機31により送風機室出口フランジ28の出口3 2を通って大気中へ排気される。
【0018】
(1)本考案は油吸着材を容器内へ緩く充填したため排気抵抗が小さく、しかも 油煙が素通りしないため、油吸着効果が大きく、大気中へ放出される排気中の油 分は殆どなくなる。 (2)油吸着器の容器に透明中空筒を用いたので、油吸着材の油吸着状況が把握 出来、油吸着材を適時に取替が可能となり、従来のように油吸着材の吸着能力が 消失したまま使用して環境を汚染してしまうということがない。 (3)油吸着材の容器に透明中空筒を用いたので、油吸着材の充填状態が分り、 油吸着材を入口側から出口側まで緩く均一に充填することが可能となり、所望の 性能、品質を確保できる。
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の縦断面図である。
【図3】本考案の更に他の実施例の縦断面図である。
1 油回転真空ポンプ 2 油吸着器 3 排気ダクト 11 透明中空円筒 18 油吸着材 25 送風機 31 送風機
Claims (3)
- 【請求項1】 油回転真空ポンプの排出口に一方の開口
を連通させ、他方の開口を大気中に連通した容器内に吸
着材を収容した油吸着器を備えた油煙吸着装置におい
て、容器は夫々入口、出口となる開口を備えた入口フラ
ンジ及び出口フランジ間に挟持された透明な中空円筒で
あり、容器内部に緩く油吸着材を充填した事を特徴とす
る油回転真空ポンプの油煙吸着装置。 - 【請求項2】 その入口開口が油回転ポンプの排気口に
連通する入口フランジの外側に油煙を流れに従って付勢
する送風機を収容した送風機室を介装し、送風機室と油
回転ポンプの排気口を連通した請求項1に記載の油回転
真空ポンプの油煙吸着装置。 - 【請求項3】 その出口開口が大気中へ向かって解放さ
れる出口フランジの外側に油煙を流れに従って付勢する
送風機を収容した送風機室を付設し、送風機室と大気を
連通する出口開口を設けた請求項1に記載の油回転真空
ポンプの油煙吸着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991052387U JP2527132Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 油回転真空ポンプの油煙吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991052387U JP2527132Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 油回転真空ポンプの油煙吸着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522023U true JPH0522023U (ja) | 1993-03-23 |
| JP2527132Y2 JP2527132Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=12913399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991052387U Expired - Lifetime JP2527132Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 油回転真空ポンプの油煙吸着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527132Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5388393A (en) * | 1977-01-11 | 1978-08-03 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Preparation of vitamin b12 |
| JPS63264117A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-01 | Hitachi Ltd | 油分離器 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP1991052387U patent/JP2527132Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5388393A (en) * | 1977-01-11 | 1978-08-03 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Preparation of vitamin b12 |
| JPS63264117A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-01 | Hitachi Ltd | 油分離器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2527132Y2 (ja) | 1997-02-26 |
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