JPH05220509A - 圧延スケジュール演算装置 - Google Patents

圧延スケジュール演算装置

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Publication number
JPH05220509A
JPH05220509A JP4025406A JP2540692A JPH05220509A JP H05220509 A JPH05220509 A JP H05220509A JP 4025406 A JP4025406 A JP 4025406A JP 2540692 A JP2540692 A JP 2540692A JP H05220509 A JPH05220509 A JP H05220509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
power loss
schedule
rolling schedule
lossi
Prior art date
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Pending
Application number
JP4025406A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kato
藤 寿 彦 加
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧延スケジュール設定の際に用いられる圧延
機系の動力損失を高い精度で得られるようにする。 【構成】 動力損失Lossiを計算する場合、圧延荷重P
Ri及びロール速度VRiを含む所定演算式中の未知係数C
1i,C2i,C3iを求めるため、各圧延スタンドをキスロ
ール状態で複数回試運転を行なって、データを採集す
る。これらのデータを回帰分析することにより、C1i
2i,C3iの値を求める。このように、C1i,C2i,C
3iを求めた後は、所定演算式中のPRi及びVRiに所望の
値を代入して一定条件での動力損失Lossiを動力損
失手段2が演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料等の被圧延材
の圧延スケジュールを設定する際に用いる圧延スケジュ
ール演算装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被圧延材の圧延加工を行う場合、圧延機
系の制御は、電子計算器を用いた計算制御装置により行
なわれる。また、圧延スケジュールの設定の際には、被
圧延材に関する情報、圧延機に関する情報、圧延方法及
びその運用に関する情報等の種々の情報が計算制御装置
内の圧延スケジュール演算装置に入力される。そして、
各種圧延モデルを利用することにより、予め定められた
アルゴリズムに従って、圧延機のロール開度やロール回
転数の設定値についての計算が行なわれる。
【0003】このような圧延スケジュールの設定の過程
においては、圧延荷重と共に、圧延機駆動電動機の動力
についての計算が重要な位置を占めている。この圧延機
駆動電動機の所要動力を決定するにあたっては、圧延に
寄与する圧延動力(「純粋圧延動力」とも呼ばれる。そ
の算出法については、例えば、日本鉄鋼協会編「板圧延
の理論と実際」(1984年発行)に記載されてい
る。)の他に、電動機を含む圧延機系で発生する動力損
失を考慮する必要がある。従来の設定計算では、この動
力損失は、通常、定数として与えられるか、あるいは、
圧延動力のある一定の割合として与えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧延機系の運
転中における動力損失としては、軸受けでの損失、ロー
ル間の接触による損失、変速装置での損失、軸継手(カ
ップリング)の損失などがあり、これらを分離して特定
することは難しく、また、これらを理論的に数式化して
表わすことは困難である。そして、この動力損失は、通
常の圧延時においては、有効圧延動力の10%を越える
こともあるといわれている。したがって、動力損失の評
価についての誤差が、圧延スケジュール設定の精度に、
直接大きな影響を及ぼすおそれがあった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、圧延スケジュール設定の際に、圧延機系の動力損
失を高い精度で予測することが可能な圧延スケジュール
演算装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、被圧延材の圧延スケジュールの
設定に際し、圧延機系の動力損失分を考慮して演算を行
う圧延スケジュール演算装置において、圧延荷重、ロー
ル速度、及び所定係数を用いた所定演算式により前記動
力損失を演算する動力損失演算手段を設けるようにし、
しかも、この所定係数は、前記被圧延材の圧延を行うこ
となく前記圧延機系の試運転を予め行うことにより求め
ておくものであることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記構成において、まず、圧延荷重及びロール
速度の値を決めておき、圧延機駆動電動機に一定の圧力
を与えることにより、圧延機を試験的に運転してみる。
この場合の運転は、被圧延材を圧延路に流すことなく行
うものなので、簡単に行うことができる。
【0008】このような試運転を条件を変えて複数回行
なった後、その測定結果を数学的手法により分析する。
これにより、動力損失の演算式中において未知であった
所定係数の値を決定することができ、所定演算式を求め
ることができる。この所定演算式により与えられる動力
損失は、これから実際に圧延を行おうとする圧延機系の
試運転に基づいて得られるものであるから非常に精度の
高いものとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づ
き説明する。図1は計算制御装置内に備えられている圧
延スケジュール演算装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】圧延スケジュール演算装置1には、被圧延
材の板厚、加工時間等その他の入力情報が与えられ、こ
れらに基づいて圧延荷重、ロール開度、ロール速度等の
出力情報が図示を省略した圧延制御装置に出力されるよ
うになっている。この圧延スケジュール演算装置1は、
内部に動力損失演算手段2を有しており、これから出力
される動力損失Loss を用いて圧延スケジュール設定の
演算を行うものである。
【0011】次に、この動力損失演算手段2が動力損失
Loss を出力するまでの過程について説明する。なお、
この実施例に係る圧延機は、圧延路に5台のスタンドが
配設されている5スタンド冷間タンデム圧延機とする。
【0012】本実施例では、あるスタンドの動力損失
を、最初に、次式(1)でモデル化することとしてい
る。
【0013】
【数1】 ここで、(1)式中、Lossiはi番目のスタンドの動力
損失(KW)、PRiは圧延荷重(KN)、VRiはロール
速度( m/min )、C1i,C2i,C3i(C2i及びC3i
べき指数)はそのスタンドに依存する定数をそれぞれ示
している。
【0014】そして、(1)式の係数C1i,C2i,C3i
は次のようにして決定される。まず、各スタンドを無負
荷の状態(所謂キスロールの状態)で運転し、圧延荷重
(ロールの接触荷重)を一定に保ちながら、ロール速度
を階段状に変化させ、そのときの各速度における電動機
入力を測定する。次いで、今度は、ロール速度を一定に
保ちながら、圧延荷重を変化させ、そのときの各荷重に
おける電動機入力を測定する。この場合の測定回数は、
ロール速度については5〜8段階程度、圧延荷重につい
ては4〜6段階程度でよい。この測定結果を回帰分析す
ることにより(1)式中の係数C1i,C2i,C3iを求め
ることができる。
【0015】このようにして、各スタンドにおける係数
1i,C2i,C3iの値が与えられれば、今度は、この値
を用いた(1)式に、所望のPRi及びVRiの値を代入す
ることにより、各スタンドの動力損失Lossiを得ること
ができる。この動力損失Lossiの値は、これから実際に
使用するスタンドの試運転に基づいて得られたものであ
るから非常に精度の高いものとなる。また、この試運転
は、被圧延材を実際に圧延することなく行うものである
ため、簡単に行うことができる。
【0016】図2の表は、上記の回帰分析の結果から得
られた各スタンドでの係数C1i,C2i,C3iの具体的数
値を示したものである。表中のRは、この表に示された
演算値の、実測値に対する信頼性を表わす重相関係数で
ある。このRの値が示すように、係数C1i,C2i,C3i
の値は非常に信頼性の高いものとなっている。したがっ
て、これらの係数を用いて動力損失演算手段2が演算し
た動力損失Lossiも非常に精度の高いものとなる。具体
的には、従来の方法で算出していた動力損失よりも精度
を20〜30%程度向上させることができた。
【0017】図3は、このようにして演算した動力損失
Losssi を用いて作成した、各スタンドにおけるロール
速度変化と動力損失との関係を示した特性図である。
【0018】圧延スケジュール演算装置1は、このよう
な精度の高い動力損失Lossiに基づいて演算を行うの
で、その圧延スケジュール設定精度を高めることができ
る。したがって、被圧延材の品質の向上を図ることがで
きると共に、操業の安定化も図ることができる。なお、
動力損失を考慮して圧延スケジュールの設定を行う場合
の計算例は、特公昭56−17964号公報に開示され
ている。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、圧延機
系の試運転を予め行うことにより所定係数を求めてお
き、この所定係数と、所望の圧延荷重及びロール速度と
を用いた所定演算式により動力損失を演算する構成とし
たので、簡単な構成でありながら、圧延スケジュール設
定の際の圧延機系の動力損失について、従来のものより
も非常に精度の高いものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る圧延スケジュール演算装
置の構成を示すブロック図。
【図2】図1の動力損失演算手段が用いる各スタンド毎
の所定係数の値を示す表。
【図3】図1の動力損失演算手段によって得られた動力
損失の特性図。
【符号の説明】
1 圧延スケジュール演算装置 2 動力損失演算手段 Lossi 動力損失 PRi 圧延荷重 VRi ロール速度 C1i,C2i,C3i 所定係数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被圧延材の圧延スケジュールの設定に際
    し、圧延機系の動力損失分を考慮して演算を行う圧延ス
    ケジュール演算装置において、 圧延荷重、ロール速度、及び所定係数を用いた所定演算
    式により前記動力損失を演算する動力損失演算手段を設
    けるようにし、しかも、この所定係数は、前記被圧延材
    の圧延を行うことなく前記圧延機系の試運転を予め行う
    ことにより求めておくものであることを特徴とする圧延
    スケジュール演算装置。
JP4025406A 1992-02-12 1992-02-12 圧延スケジュール演算装置 Pending JPH05220509A (ja)

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JP4025406A JPH05220509A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 圧延スケジュール演算装置

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JP4025406A JPH05220509A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 圧延スケジュール演算装置

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JPH05220509A true JPH05220509A (ja) 1993-08-31

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ID=12165035

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4025406A Pending JPH05220509A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 圧延スケジュール演算装置

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