JPH0522069Y2 - - Google Patents

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JPH0522069Y2
JPH0522069Y2 JP1987164243U JP16424387U JPH0522069Y2 JP H0522069 Y2 JPH0522069 Y2 JP H0522069Y2 JP 1987164243 U JP1987164243 U JP 1987164243U JP 16424387 U JP16424387 U JP 16424387U JP H0522069 Y2 JPH0522069 Y2 JP H0522069Y2
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fishing line
bobbin
recess
holding protrusion
cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、その外周部に釣糸が巻かれるボビン
に係り、特に釣糸の端部を掛止する釣糸掛止部材
が設けられている釣糸用ボビンに関する。
〔考案の背景〕
釣糸が外周に巻かれるボビンは、合成樹脂材料
によつて形成されているのが一般的である。第6
図は、従来の合成樹脂製の釣糸用ボビンを斜視図
によつて示している。この従来例は、実公昭57−
26623号公報または実開昭55−25490号公報に開示
されているものと同種のものである。
この釣糸用ボビンは、円筒状本体1とその縁部
に一体に形成された一対の鍔部2とから構成され
ている。またその側面には、円筒状本体1の内部
方向に形成された凹部3が形成されている。釣糸
4は前記円筒状本体1の外周に巻かれている。こ
の種の釣糸用ボビンは、複数個のものが鍔部2ど
うしが密着する状態にて連ねられており、この複
数個の釣糸用ボビンに対し長い釣糸4が順次連続
して巻かれる。そして小売の段階で、需要者の望
みの長さに応じて釣糸用ボビンの数を選び釣糸4
を所望の長さにて切断している。したがつて、こ
の切断された釣糸の端部をボビンに掛止しなくて
はならなくなる。第6図に示す従来例では、切断
された釣糸4の端部4aを掛止するための釣糸掛
止部材5が鍔部2の一箇所に設けられている。
上記従来例に設けられている釣糸掛止部材5は
ゴム材料やナイロンなどの弾性を示す材質によつ
て形成されているものであり、これが鍔部2に対
し接着されあるいは嵌着されて取付けられてい
る。この弾性を示す釣糸掛止部材5には切込み5
aが形成されており、切断された釣糸4の鍔部4
はこの切込み5a内に介入することによつて保持
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の釣糸用ボビンに設けら
れている釣糸掛止部材5は鍔部2に取付けられて
おり、釣糸鍔部4aを保持するための切込み5a
は鍔部2の半径中心方向に延びている。したがつ
て、円筒状本体1の外周面に巻かれている釣糸4
を長いものにしてその巻き径を大きくすると、切
込み5aが、ボビンに巻かれている釣糸4によつ
て内側から塞がれることになり、釣糸鍔部4aを
切込み5aに確実に入り込ませることができない
ことになる。よつてこの種の釣糸掛止部材5を設
けている釣糸用ボビンは、その外周に巻くことの
できる釣糸4の長さが制限されることになる。
また第6図に示す従来例では、釣糸掛止部材5
が薄い鍔部2に取付けられているため、釣糸掛止
部材5の取付け部の面積を十分に確保できない欠
点がある。したがつて釣糸掛止部材5を鍔部2に
接着した場合には十分な接着強度を得ることがで
きなくなる。また実公昭57−26623号公報に開示
された考案では、ボビン側面から内部に深く入り
込む取付け凹部が設けられ、釣糸掛止部材5に設
けられた突起をこの凹部内に嵌着することによつ
て固定している。そのため釣糸掛止部材5をL字
形状にしなくてはならず、また嵌着用の凹部を形
成するために円筒状本体1の肉厚を全体として必
要以上に厚くしなくてはならなくなる。
本考案は上記従来の課題を解決するものであ
り、釣糸の端部を確実に掛止できるようにし、ま
た釣糸掛止部を設ける保持突起を形成することに
より全体の肉厚を必要以上に大きくする必要がな
く且つ強度を高めることができるようにした釣糸
用ボビンを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための具体的な手段〕
本考案による釣糸用ボビンは、外周面に釣糸が
巻かれる円筒状本体と、この円筒状本体の両端外
周部に設けられた鍔部と、前記円筒状本体の筒内
部空間が一方の側面にて開口している凹部と、前
記凹部の底面に形成された中心穴およびこの中心
穴の周縁から凹状に形成された回り止め溝と、こ
の回り止め溝の周囲から前記開口の方向に延びる
保持突起とが樹脂により一体に形成されており、
この保持突起に釣糸掛止部が設けられていること
を特徴とするものである。
〔作用〕
この釣糸用ボビンでは、保持突起が、側面の凹
部の底面から立ち上がる状態に一体に形成されて
いるので、円筒状本体の外周面に巻かれた釣糸の
鍔部を凹部方向へ引いて釣糸掛止部に掛止させる
ことによつて簡単に止めることができる。また、
釣糸掛止部は、側面の凹部内に設けられているの
で、ひとつのボビンに巻かれる釣糸を長くしてそ
の巻き径を鍔部の外縁に近づくまで大きくして
も、釣糸の端部を釣糸掛止部に確実に掛止させる
ことができる。また、ボビンの凹部底面に形成さ
れている中心穴の縁部に形成された回り止め溝の
周囲から保持突起を一体に突出させたので、保持
突起によつて回り止め溝の周囲の補強を兼ねるこ
ともでき、また中心穴周辺のデザインに異和感を
与えることもない。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例を第1図〜第5B図によつ
て説明する。
第1図は本考案による釣糸用ボビンの一実施例
を示す斜視図、第2図は保持突起と釣糸掛止部材
を拡大して示す斜視図、第3図は第1図の釣糸用
ボビンの正面図、第4図は第3図の−断面
図、第5A図は釣糸掛止部材を示す拡大正面図、
第5B図は第5A図の側面図(第2図の矢視
図)である。
第1図に示す釣糸用ボビンは硬質の合成樹脂材
料によつて形成されている。この釣糸用ボビン
は、円筒状本体11とその縁部から一体に延びて
いる一対の鍔部12を有している。この釣糸用ボ
ビンの図示右側の側面には、円筒状本体11の肉
厚の内側に形成された凹部13が開口している。
また第4図に示すように、ボビンの図示左側面に
はリング状の嵌着突条部14が突設されている。
このリング状の嵌着突条部14は凹部13に嵌着
される直径寸法に形成されている。円筒状本体1
1の外周面に釣糸15が巻かれる工程では、第4
図に示すようにリング状の嵌着突条部14が隣り
のボビンの凹部13の開口縁部に嵌着されて、複
数個の釣糸用ボビンが、その鍔部12を密着させ
た状態で連接される。釣糸15の巻付け工程で
は、長い糸が、複数個連接された釣糸用ボビンの
円筒状本体11の外周面に対して順次連続して巻
かれる。このとき隣接するボビンに渡る釣糸15
は、鍔部12に形成された切欠き12aを通過す
るようになる。
前記凹部13の底面16の中心には中心穴17
が形成されている。第2図および第3図に示すよ
うに、この中心穴17の縁部には回り止め溝17
aが形成されている。釣糸15の巻付け工程など
においてボビンは中心穴17が軸によつて保持さ
れることになるが、このとき軸に設けられたキー
形状の突起が回り止め溝17aに嵌着されること
によつて、ボビンを軸と一体化できるようになつ
ている。第2図に示すように、中心穴17の周囲
には穴の実質的な長さを確保するためのリング状
の肉厚部18が形成されているが、この肉厚部1
8の一部分が回り止め溝17aの周囲から立ち上
がることによつて保持突起19が一体に形成され
ている。前記回り止め溝17aは保持突起19の
内面にまで延びており、保持突起19によつて回
り止め溝17aの補強が兼ねられている。この保
持突起19には釣糸掛止部材21が保持されてい
る。
この釣糸掛止部材21はゴム材料やナイロンな
どのような変形可能な弾性を示す樹脂材料によつ
て形成されている。図の実施例では保持突起19
に保持溝19aが形成されて、その内部に釣糸掛
止部材21が嵌着されて保持されている。ただ
し、釣糸掛止部材21は保持突起19に接着され
て保持されていてもよい。第5A図と第5B図
(第2図の矢視図)に示すように、釣糸掛止部
材21には切込み21aが形成されている。この
切込み21aは一例として第5B図のように内部
に入るにしたがつて幅が狭くなるようにクサビ状
に形成されている。また釣糸掛止部材21の外側
の面(中心穴と逆側の面)には、釣糸15の端部
を切込み21aに導くためのテーパ面21bが形
成されている。
なお、上記保持突起19ならびに釣糸掛止部材
21はその先端がボビン側面から突出しない寸法
に形成されており、第4図に示すように、複数個
のボビンが連接された状態にて、保持突起19あ
るいは釣糸掛止部材21が隣りのボビンに当たら
ないようになつている。
上記構造の釣糸用ボビンでは、第4図に示すよ
うに、嵌着突条部14が凹部13の開口部に嵌着
されて複数個が連接され、この状態にて、円筒状
本体11の外周面に釣糸15が巻かれる。この釣
糸15はひとつのボビンに巻かれた後に隣りのボ
ビンに連続して巻かれる。小売の段階で、需要者
は、希望する釣糸15の長さに応じてボビンの数
を指定することになり、必要数のボビンが組とな
つて販売される。このとき切断された釣糸15の
端部15aは、鍔部12に形成されているガイド
溝12b(第1図参照)から凹部13の方向へ導
かれ、釣糸掛止部材21の切込み21a内に差し
込まれて保持される。釣糸掛止部材21は弾性を
示す材質によつて形成されているため、釣糸15
の端部15aは切込み21aによつて確実に保持
される。第5B図の例では、釣糸掛止部材21の
切込み21aはクサビ状に形成されているので、
釣糸15が太い場合には切込み21aの開口端付
近に保持され、釣糸15が細い場合には切込み2
1aの奥側に保持されることになる。
なお、図の実施例では保持突起19が、中心穴
17の周囲の肉厚部18と一体に形成されている
が、保持突起19はこの位置に限られるものでは
なく、凹部13の底面16のいずれの箇所から突
出させてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、円筒状本体の広い内部空間を
利用してこの部分に釣糸掛止部を有する保持突起
を設けているので、前記空間内部に十分な大きさ
の釣糸掛止部を形成でき、釣糸端部を確実に掛止
できるようになる。また円筒状本体の外周面に巻
かれた釣糸の端部を、凹部内に導いて釣糸掛止部
材により掛止させることにより、釣糸端部を凹部
内にて掛止処理でき、釣糸掛止部材が鍔部や本体
側面にあるものに比べ、釣糸端部処理をきれいに
行なえ、また釣糸の端部が他の物に掛かつてほぐ
れるなどの問題がない。
さらに、保持突起を、凹部の底面に穿設されて
いる中心穴の縁部に形成された回り止め溝の周囲
から突設させることにより、回り止め溝の補強を
兼ねることができるようになる。またいずれにせ
よ中心穴の周囲の肉厚部が必要であるため、この
肉厚部と保持突起を一体に形成できることによ
り、成形金型が作成しやすくなり、また中心穴の
周囲の肉厚部と保持突起を連続させることができ
るため、成形の際のひけや歪が生じにくくなる。
また保持突起は回り止め溝の周囲から一体に形成
しているため、この部分以外の肉厚を大きくする
必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による釣糸用ボビンの一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図に示す釣糸用ボビ
ンの保持突起と釣糸掛止部材を拡大して示す斜視
図、第3図は第1図の釣糸用ボビンの正面図、第
4図は第3図の−断面図、第5A図は釣糸掛
止部材を示す拡大正面図、第5B図は第5A図の
側面図(第2図の矢視図)、第6図は従来の釣
糸用ボビンを示す斜視図である。 11……円筒状本体、12……鍔部、13……
凹部、14……嵌着突条部、15……釣糸、16
……底面、17……中心穴、17a……回り止め
溝、18……肉厚部、19……保持突起、21…
…釣糸掛止部材、21a……切込み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面に釣糸が巻かれる円筒状本体と、この円
    筒状本体の両端外周部に設けられた鍔部と、前記
    円筒状本体の筒内部空間が一方の側面にて開口し
    ている凹部と、前記凹部の底面に形成された中心
    穴およびこの中心穴の周縁から凹状に形成された
    回り止め溝と、この回り止め溝の周囲から前記開
    口の方向に延びる保持突起とが樹脂により一体に
    形成されており、この保持突起に釣糸掛止部が設
    けられていることを特徴とする釣糸用ボビン。
JP1987164243U 1987-10-26 1987-10-26 Expired - Lifetime JPH0522069Y2 (ja)

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JP1987164243U JPH0522069Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JP1987164243U JPH0522069Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JPH0168778U JPH0168778U (ja) 1989-05-08
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2569321Y2 (ja) * 1993-10-14 1998-04-22 アルファビッグ 株式会社 釣り用仕掛け巻
JP5615723B2 (ja) * 2011-01-07 2014-10-29 株式会社ワイ・ジー・ケー 長尺体用スプール

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JPS55162565U (ja) * 1979-05-14 1980-11-21
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