JPH05220758A - 温度差モールド成型方法 - Google Patents

温度差モールド成型方法

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JPH05220758A
JPH05220758A JP2532892A JP2532892A JPH05220758A JP H05220758 A JPH05220758 A JP H05220758A JP 2532892 A JP2532892 A JP 2532892A JP 2532892 A JP2532892 A JP 2532892A JP H05220758 A JPH05220758 A JP H05220758A
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JP
Japan
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mold
stator core
resin
stator
temperature
Prior art date
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Application number
JP2532892A
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English (en)
Inventor
Yusuke Kikuchi
祐介 菊地
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP2532892A priority Critical patent/JPH05220758A/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バリの生じにくいモールド成型方法を提供す
ること。 【構成】 外型10の上底部に図示しない樹脂注入口を
形成する。下型11の円柱18の直径をステータコア6
の内径と同一にする。外型10と内型11を120℃程
度に加熱する。インナーロータモータのステータコア6
を150℃程度に加熱して内型11の円柱18に嵌め込
む。ステータコア6のみをエアブローして70℃程度に
冷却する。内型11と外型10をそれぞれの組合せ面1
2,13で組合せて型を構成する。型の内部に300℃
程度の溶融した樹脂を注入する。樹脂を型ごと冷却す
る。型から成型品を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型に溶融した材料を注
入し、これを冷却硬化させて成型するモールド成型方法
に関するもので、特に、バリの発生を抑制したものに係
る。
【0002】このうち、請求項2以下に記載の本発明
は、インサート品を樹脂でモールドするモールド成型方
法に関するもので、特に、モータのステータのモールド
成型に適したものである。
【0003】
【従来の技術】従来、物品の簡易な成型方法として、モ
ールド成型方法が知られている。この方法は、型に溶融
した樹脂を注入し、この樹脂を冷却硬化させて物品を成
型する方法である。特に、モータのステータ等の製造に
おいては、ステータコアをインサート品として、モータ
のハウジングとなる樹脂をステータコアと一体に成型す
るモールド成型が多用されている。この方法は、型の内
部にステータコアを配置し、型とステータコアの隙間に
溶融した樹脂を充填し、その樹脂を冷却硬化させて、ス
テータを成型する方法である。
【0004】以下、上記の従来技術の一例として、イン
ナーロータモータのステータのモールド成型について、
図面に従って具体的に説明する。
【0005】(1)従来技術例の構成……図3及び4 図3は従来技術の一例としての、インナーロータモータ
のステータのモールド成型の状態を側面からみた断面図
である。また、図4はこの方法で製造されたステータを
用いたインナーロータモータの構造を示す断面図であ
る。なお、以下の説明においては、モータから回転軸が
突出する方向を下方とする。
【0006】まず、本例の方法で製造されたステータを
用いたインナーロータモータは、ステータ1とロータ2
から構成され、ロータ2の回転軸3がステータ1上の軸
受け4,5に取り付けられている。
【0007】ステータ1はリング状のステータコア部と
上底部から構成されている。ステータコア部は、リング
状のステータコア6の上面と外周面と下面を樹脂で覆っ
てハウジングを形成したものである。ステータコア6の
内周面は樹脂で覆われず、ロータ2側に露出している。
ステータコア部の内周面と下底面のコーナー部は、全周
に亘って凹んだ軸受取付部7となっていて、この軸受取
付部7に軸受5が取り付けられている。また、上底部の
中央には軸受取付口8が形成されていて、この軸受取付
口8には軸受4が取り付けられている。
【0008】ロータ2は円筒形で中心に回転軸3が貫通
している。回転軸3は軸受取付部4及び5で支持されて
いる。ロータ2の直径はステータ1の内径よりもわずか
に小さいので、ロータ2とステータ1の間には微小なギ
ャップ9が設けられている。
【0009】以上のモータを構成するステータ1を成型
するための型は、ステータ1の外面を成型する外型10
とステータの内面を成型する内型11とを、一体に組合
せて構成されている。外型10は、円盤状の上底部と、
円筒状の側面部から構成されている。この上底部には図
示しない樹脂の注入口が形成されている。また、側面部
の下端は内型11と組合せるための組合せ面12となっ
ている。この外型10とステータコア6との間には、樹
脂モールドを形成するための隙間13が設けられてい
る。
【0010】一方、内型11は、円盤状の基底部とその
中央に形成された円柱部から構成されている。この基底
部の上面外周部は、外型10と組合せるための組合せ面
14となっている。円柱部は、下から順次直径の小さく
なる同軸の3段に形成されている。円柱部の最下段は、
ステータに軸受取付部7を形成するための円柱15とな
っている。また、円柱部の中段は、ステータの内側に、
ロータを配設する空間を形成するための円柱16となっ
ている。
【0011】この円柱16の直径はステータコア6の内
径と同一で、また、円柱16の側面はステータコア6の
内周面17と接触するための接触面18となっている。
このため、ステータコア6の内周面16は、樹脂の注入
時には接触面18と接触していて、成型後にはステータ
1の内周面に露出する。円柱部の最上段は、ステータ1
上底に軸受取付口8を形成するための円柱19となって
いる。円柱19の上端は外型10上底部の内面と接触す
る接触面20となっている。
【0012】この型を用いた本例のモールド成型方法
は、次のように実施される。
【0013】ステータコア6と外型10と内型11
を、それぞれ適当な温度に加熱する。 ステータコア6を内型11の円柱16に嵌め込む。 内型11に外型10を組合せて型を構成する。 型の内部に溶融した樹脂を注入する。 この樹脂を型ごと冷却する。 型から成型品であるステータ1を取り出す。
【0014】(2)従来技術例の作用及び効果 上記のような構成を有する本例のモールド成型方法は、
次のような作用を有する。すなわち、型に注入された樹
脂は溶融していて流動性に富む一方、型とステータコア
6も高温であるから、樹脂の流動を阻害しない。このた
め、樹脂は流動して型の各部に充填され、冷却されて硬
化し、モータのステータ1を形成する。
【0015】(3)他の従来技術例 上記のインナーロータモータのみならず、アウターロー
タモータのステータについても、上記と同様の方法によ
ってモールド成型が行われている。以下、従来技術の他
の一例として、アウターロータモータのステータのモー
ルド成型について図面に従って具体的に説明する。
【0016】 (1)従来技術の他の一例の構成……図5及び6 図5は従来技術の他の一例としての、アウターロータモ
ータのステータのモールド成型の状態を側面からみた断
面図である。また、図6はこの方法で製造されたステー
タ21を用いたアウターロータモータの構造を示す断面
図である。
【0017】まず、本例の方法で製造されたステータ2
1を用いたアウターロータモータはステータ21とロー
タ22から構成され、ロータ22の回転軸がステータ2
1上の軸受け23,24に取り付けられている。
【0018】ステータ21は円筒状で、リング状のステ
ータコア25の上面と内周面と下面を樹脂で覆ってハウ
ジングの一部を形成したものである。その中心部にはロ
ータ22の回転軸26が貫通するための軸受孔27が上
下方向に形成されていて、この軸受孔27の上部と下部
に軸受23,24が取り付けられている。ステータコア
25の外周面は樹脂で覆われず、ロータ22側に露出し
ている。
【0019】ロータ22はロータ枠28とロータマグネ
ット29から構成されている。ロータ枠28は円筒状の
側面部と上底部から構成され、この側面部の内側にロー
タマグネット29が取り付けられている。このロータマ
グネット29の内径はステータ21の外形よりもわずか
に大きいので、ロータ22とステータ21の間には微小
なギャップ30が設けられている。また、上底部の中心
には垂直に回転軸26が貫通している。
【0020】以上のモータを構成するステータ21を成
型するための型は、ステータ21の上部を成型する上型
31と、側面を成型する中型32と、下部を成型する下
型33を一体に組合せて構成される。
【0021】上型31は円盤状で、図示しない樹脂の注
入口が形成されている。また、その下面にはステータ2
1の上部を形成する凹部が形成されている。上型31の
下面外周部は、中型32と組合せるための組合せ面34
となっている。中型32は円筒状で、その内径はステー
タコア25の外周面と嵌まり合うように、ステータコア
25の外径と同一である。また、中型32の内面はステ
ータコア25の外周面35と接触する接触面36となっ
ている。このため、ステータコア25の外周面35は、
樹脂の注入時には接触面36と接触していて、成型後に
はステータ21の外周面に露出する。また、中型32の
上端と下端は、それぞれ、上型31及び下型33と組合
せるための組合せ面37,38となっている。下型33
は円盤状でその上面にはステータ21の下部を成型する
ための凹部が形成されている。下型33の上面外周部
は、中型32と組合せるための組合せ面39となってい
る。この型を用いた本例のモールド成型方法は、次のよ
うに実施する。
【0022】上型31、中型32、下型33及びステ
ータコア21を、それぞれ適当な温度に加熱する。 ステータコア21を中型32の内側に嵌め込む。 中型32に上型31と下型33を組合せて型を構成す
る。 型の内部に溶融した樹脂を注入する。 この樹脂を型ごと冷却する。 型から成型品であるステータ21を取り出す。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】確かに、この方法によ
れば、物品を容易に成型することができる。特に、モー
タのステータコアをインサート品とした場合は、ステー
タコアのロータ側の面をステータ表面に露出させなが
ら、ハウジング等をステータコアと一体に成型すること
ができる。
【0024】しかし、溶融した樹脂は流動性に富む一
方、型の組合せ面同士の間にはどうしてもある程度の隙
間が生じる。そのため、この種の方法には、その隙間に
侵入した樹脂が、いわゆるバリと呼ばれる薄膜を成型品
に生じさせるという欠点があった。また、バリが生じた
成型品は外観に劣り、さらに、温度変化の激しい使用環
境においては、熱膨張と熱収縮の繰り返しによって、バ
リの部分から割れや剥がれが生じるという問題点があっ
た。
【0025】特に、モータのステータをモールド成型し
た場合は、ステータコアのロータ側の表面にバリが生じ
ると、次のような問題があった。まず、図7は、上記の
方法によって製造されたステータ1を用いたインナーロ
ータモータの水平方向の断面図である。このモータのス
テータ1とその内側のロータ2の間には、微小なギャッ
プ9が設けられている。次に、図8は、図7のA部の拡
大図であり、斜線部はステータコア6である。
【0026】このモータにおいては、ステータコア6の
ロータ2側の面は、成型時には接触面17と接触してい
たので原則としてステータ1外面に露出している。しか
し、上記のように、このステータコア6とロータ2の間
に樹脂が侵入するとステータコア6の表面にバリ40が
生じる。このバリ40は、発生当初にはギャップ9と平
行であるが、成型品の冷却に伴って、ステータコア6と
樹脂の収縮率の相違によって直立し、ギャップ9と直交
するバリ41の状態になる場合がある。ここでステータ
コア6とロータ2の間のギャップ9は微小なので、起立
したバリ41はロータ2の回転を阻害してしまう。な
お、以上の諸問題は、アウターロータモータのステータ
においても共通である。
【0027】本発明は、以上の従来技術の問題点を解決
するために提案されたもので、その目的は、バリの生じ
にくいモールド成型方法を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本考案の温度差モールド成型方法は、一体に組合せ
て型を形成する複数の部分型を用い、各部分型には他の
部分型と組合せるための組合せ面を設け、これら部分型
から構成された前記型の内部に溶融した材料を注入し、
この材料を冷却硬化させて物品を成型するモールド成型
方法において、少なくとも前記材料の注入時に、前記各
組合せ面を型の他の部分よりも低温として型の他の部分
との間に温度差を設け、前記注入時における前記各組合
せ面の温度は、これら組合せ面間の隙間に前記材料が流
入しない程度にすることを特徴とする。
【0029】
【作用】上記のような構成を有する本発明の温度差モー
ルド成型方法は、次のような作用を有する。すなわち、
型に注入された樹脂は溶融していて流動性に富むので、
流動して型の各部に充填される。しかし、樹脂が前記の
低温部分に接触すると、樹脂の温度が低下し、これに伴
って樹脂の流動性も低下する。このため、樹脂は低温部
分の狭い隙間には侵入せず、成型品にはバリが生じな
い。
【0030】具体的には、前記組合せ面を低温としたと
きは、その組合せ面間の隙間にバリが生じなくなる。ま
た、前記接触面及びインサート品を低温としたときは、
インサート品と接触面との間の隙間にバリが生じなくな
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例としてのモールド成型
方法について、図面に従って具体的に説明する。なお、
図3及び5と同一の部材については、同一の符号を付
し、説明は省略する。また、後述の冷却する部分は斜線
で示している。
【0032】A.第1の実施例(インナーロータモータ
のステータ) (1)実施例の構成……図1 本実施例の温度差モールド成型方法は、従来と同一の型
及びステータコア6を用い、次のように実施される。
【0033】外型10と内型11を、各々120℃程
度に加熱する。 ステータコア6を150℃程度に加熱し、熱膨張によ
って、その内径を円柱16の直径よりも大きくする。 ステータコア6を内型11の円柱16に嵌め込む。
【0034】ここで、ステータコア6を内型11の円柱
16に嵌め込む方法としては、プレス等による圧入も考
えられるが、鋼板を積層したステータコア6に無理な力
を加えると変形するおそれがあるため、加熱によること
としたものである。
【0035】ステータコア6のみにエアブローし、7
0℃程度に冷却する。
【0036】ここで、ステータコア6の冷却によって、
ステータコア6が熱収縮するので、ステータコア6と内
型11の密着性が高まる。
【0037】内型11に外型10を組合せて型を構成
する。 型の内部に300℃程度の溶融した樹脂を注入する。 この樹脂を型ごと冷却する。 型から成型品であるステータ1を取り出す。
【0038】(2)実施例の作用及び効果 上記のような構成を有する本実施例の温度差モールド成
型方法は、次のような作用を有する。すなわち、高温で
流動性に富む樹脂が高温の型に注入されるため樹脂が流
動して型の各部に充填される点では、本実施例は従来と
同様である。しかし、本実施例においては、ステータコ
ア6が冷却されていて、型の他の部分と温度差を有す
る。このため、樹脂が冷却されたステータコア6に接触
すると、樹脂の温度が低下し、これに伴って樹脂の流動
性も低下する。このため、ステータコア6と内型11の
間の隙間には、樹脂は侵入しない。
【0039】したがって、成型されたステータ1のロー
タ2側にはバリが発生することがない。また、ステータ
コア6の冷却に伴う熱収縮によって、ステータコア6と
内型11の密着性が高くなっているので、両者の隙間へ
の樹脂の侵入がより効果的に阻止される。
【0040】B.第2の実施例(アウターロータモータ
のステータ) (1)第2の実施例の構成……図2 本発明の温度差モールド成型方法は、アウターロータモ
ータのステータのモールド成型にも適用可能である。本
実施例の温度差モールド成型方法は、従来と同一の型及
びステータコア25を用い、次のように実施する。
【0041】上型31と下型33とステータコア25
を、それぞれ120℃程度に加熱する。 中型32を150℃程度に加熱し、熱膨張によって、
その内径をステータコア25の外形よりも大きくする。 ステータコア25を中型32の内側に嵌め込む。 中型32のみをエアブローして70℃程度に冷却す
る。 中型32に上型31と下型33を組合せて型を構成す
る。 型の内部に300℃程度の溶融した樹脂を注入する。 この樹脂を型ごと冷却する。 型から成型品であるステータ21を取り出す。
【0042】(2)第2の実施例の作用及び効果 上記のような構成を有する第2の実施例の温度差モール
ド成型方法は、次のような作用を有する。すなわち、本
実施例においては中型32が冷却されていて、型の他の
部分と温度差を有する。このため、樹脂が冷却された中
型32に接触すると、樹脂の温度が低下し、これに伴っ
て樹脂の流動性も低下する。このため、ステータコア2
5と中型32の間の隙間には、樹脂は侵入しない。
【0043】したがって、成型されたステータ21のロ
ータ22側にはバリが発生することがない。また、第1
の実施例と同様に、中型32の冷却に伴う熱収縮によっ
て、ステータコア25と中型32の密着性が高くなって
いるので、両者の隙間への樹脂の侵入がより効果的に阻
止される。
【0044】(3)他の実施例 なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、次のような他の実施例をも包含する。
【0045】請求項1に関するもの 本発明の適用対象は、モータのステータには限定され
ず、食器のように、型に溶融した材料を注入する物品の
成型方法一般に適用されうる。また、材料は合成樹脂に
は限定されず、金属のように、低温で流動性の低下する
ものであれば、いかなる材料も使用可能である。
【0046】温度差については、型に注入された材料
は、一般に、型全体との温度差によって、ただちに冷却
が開始するので、注入時に温度差があれば十分である。
注入時における型又はインサート品の温度は、上記の実
施例の具体的な温度には限定されず、材料の種類ごとに
最適な温度を採用すべきである。
【0047】請求項2に関するもの 冷却する部分は、部分型全体やインサート品全体には限
定されず、型の一部やインサート品の一部のみでもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の温度差モールド
成型方法によれば、モールド成型方法におけるバリの発
生を効果的に防止することができる。したがって、本発
明によれば、モールド成型品の精度及び外観を向上させ
ることができる。また、本発明によれば、バリの削除と
いう余分な工程を省略し、モールド成型品の製造コスト
を低廉なものとすることができる。
【0049】特に、本発明によれば、モータのステータ
をインサート品とした場合は、ロータ側にバリが生じな
いので、バリがロータの回転を阻害するという問題点を
回避することができる。さらに、本発明によれば、成型
品にヒートサイクルを加えた場合も、割れや剥がれが生
じるという問題を回避することができる。
【0050】また、請求項5及び6記載の本発明によれ
ば、熱収縮を利用して型とステータコアの密着性を向上
させているので、バリの発生がより効果的に阻止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのインナーロータ
モータのステータのモールド成型の状態を示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施例としてのアウターロータ
モータのステータのモールド成型の状態を示す断面図。
【図3】従来技術の一例としての、インナーロータモー
タのステータのモールド成型の状態を側面からみた断面
図。
【図4】従来技術としてのモールド成型方法で製造され
たステータを用いたインナーロータモータの構造を示す
断面図。
【図5】従来技術の他の一例としての、アウターロータ
モータのステータのモールド成型の状態を側面からみた
断面図。
【図6】従来技術としてのモールド成型方法で製造され
たステータを用いたアウターロータモータの構造を示す
断面図。
【図7】従来技術としてのモールド成型方法によって製
造されたステータを用いたインナーロータモータの水平
方向の断面図。
【図8】図7のA部の拡大図。
【符号の説明】
1,21; ステータ 2,22; ロータ 3,26; 回転軸 4,5,23,24; 軸受 6,25; ステータコア 7; 軸受取付部 8; 軸受取付口 9,30; ギャップ 10; 外型 11; 内型 12,14,34,37,38,39; 組合せ面 13; 隙間 15,16,19; 円柱 17; 内周面 18,20,35; 接触面 27; 軸受取付口 28; ロータ枠 29; ロータマグネット 31; 上型 32; 中型 33; 下型 36; 外周面 40,41; バリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一体に組合せて型を形成する複数の部分
    型を用い、 各部分型には他の部分型と組合せるための組合せ面を設
    け、 これら部分型から構成された前記型の内部に溶融した材
    料を注入し、この材料を冷却硬化させて物品を成型する
    モールド成型方法において、 少なくとも前記材料の注入時に、前記各組合せ面を型の
    他の部分よりも低温として型の他の部分との間に温度差
    を設け、 前記注入時における前記各組合せ面の温度は、これら組
    合せ面間の隙間に前記材料が流入しない程度にすること
    を特徴とする温度差モールド成型方法。
  2. 【請求項2】 一体に組合せて型を構成する複数の部分
    型を用い、 各部分型には他の部分型と組合せるための組合せ面を設
    け、 これら部分型から構成された前記型の内部にインサート
    品を配置し、 前記型にはこのインサート品に接触する接触面を設け、 前記型とインサート品との隙間に溶融した樹脂を充填
    し、 この樹脂を冷却硬化させて成型するモールド成型方法に
    おいて、 少なくとも前記樹脂の注入時に、前記各組合せ面、接触
    面又はインサート品のうち、いずれか1つ若しくは2つ
    又はすべてを型の他の部分よりも低温として型の他の部
    分との間に温度差を設け、 前記注入時における前記各組合せ面、接触面又はインサ
    ート品の温度は、これら組合せ面間の隙間又はこの接触
    面とインサート品の間の隙間に前記樹脂が流入しない程
    度にすることを特徴とする温度差モールド成型方法。
  3. 【請求項3】 一体に組合せて型を構成する複数の部分
    型を用い、 各部分型には他の部分型と組合せるための組合せ面を設
    け、 これら部分型から構成された前記型の内部にインナーロ
    ータモータのステータコアを配置し、 前記部分型の1つ又は2つ以上を、ステータコアのロー
    タ側と嵌り合う内型とし、 この内型にはこのステータコアに接触する接触面を設
    け、 前記型とステータコアとの隙間に溶融した樹脂を充填
    し、 この樹脂を冷却硬化させて成型するモールド成型方法に
    おいて、 少なくとも前記樹脂の注入時に、前記各組合せ面、接触
    面又はステータコアのうち、いずれか1つ若しくは2つ
    又はすべてを型の他の部分よりも低温として型の他の部
    分との間に温度差を設け、 前記注入時における前記各組合せ面、接触面又はステー
    タコアの温度は、これら組合せ面間の隙間又はこの接触
    面と前記ステータコアの間の隙間に前記樹脂が流入しな
    い程度にすることを特徴とする温度差モールド成型方
    法。
  4. 【請求項4】 一体に組合せて型を構成する複数の部分
    型を用い、 各部分型には他の部分型と組合せるための組合せ面を設
    け、 これら部分型から構成された前記型の内部にアウターロ
    ータモータのステータコアを配置し、 前記部分型の1つ又は2つ以上を、ステータコアのロー
    タ側と嵌り合う中型とし、 この中型にはこのステータコアに接触する接触面を設
    け、 前記型とステータコアとの隙間に溶融した樹脂を充填
    し、 この樹脂を冷却硬化させて成型するモールド成型方法に
    おいて、 少なくとも前記樹脂の注入時に、前記各組合せ面、接触
    面又はステータコアのうち、いずれか1つ若しくは2つ
    又はすべてを型の他の部分よりも低温として型の他の部
    分との間に温度差を設け、 前記注入時における前記各組合せ面、接触面又はステー
    タコアの温度は、これら組合せ面間の隙間又はこの接触
    面と前記ステータコアの間の隙間に前記樹脂が流入しな
    い程度にすることを特徴とする温度差モールド成型方
    法。
  5. 【請求項5】 ステータコアを内型よりも高温にして内
    型に嵌め込み、ステータコアの熱収縮作用によって、ス
    テータコアと内型の密着性を高めることを特徴とする請
    求項3記載の温度差モールド成型方法。
  6. 【請求項6】 中型をステータコアよりも高温にしてス
    テータコアに嵌め込み、中型の熱収縮作用によって、ス
    テータコアと中型の密着性を高めることを特徴とする請
    求項4記載の温度差モールド成型方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260190A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Toyota Motor Corp ステータのモールド方法および装置

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