JPH0522080Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522080Y2
JPH0522080Y2 JP1989147158U JP14715889U JPH0522080Y2 JP H0522080 Y2 JPH0522080 Y2 JP H0522080Y2 JP 1989147158 U JP1989147158 U JP 1989147158U JP 14715889 U JP14715889 U JP 14715889U JP H0522080 Y2 JPH0522080 Y2 JP H0522080Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
culture solution
fluid
outlet
fluid inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989147158U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0385898U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989147158U priority Critical patent/JPH0522080Y2/ja
Publication of JPH0385898U publication Critical patent/JPH0385898U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522080Y2 publication Critical patent/JPH0522080Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、可撓性フイルムよりなる培養液保存
用容器に関するもので、更に詳しくは、保存中の
培養液の上澄液のみを容器下部に沈澱した残渣と
分別して取り出すことができる容器に関する。
(従来の技術及び解決しようとする課題) 細胞培養液は、従来、ステンレス製容器、プラ
スチツク製容器、ガラス製容器等の容器に無菌的
に収容して保存されることが多い。これらの培養
液保存容器は、培養液保存時に容器の底を下にし
て立つた状態で使用される。そして、この状態で
細胞培養液を保存する場合、保存中に容器下部に
細胞や細胞の破片が沈澱することが多い。
そして、上述したような容器では、容器下部抜
き出し口より培養液を抜き出すか、チユーブを上
部の開口部より底まで挿入し吸引により抜き出す
構造になつているため、底に沈澱している細胞や
細胞の破片が優先的に抜き出される。第8図はこ
の従来例の1例を示したものである。第8図にお
いて、1は培養液保存用容器であり、これは培養
液保存時に容器の底1′を下にして立つた状態で
使用される。5は流体注出入部材であり、また8
は蓋ねじで、培養液保存時には蓋が嵌まつてい
る。培養液を抜き出すには、蓋をはずして、チユ
ーブ9を容器の底部まで挿入し、吸引によつて行
つている。この時、底に沈澱している細胞や細胞
の破片が優先的に抜き出される。チユーブ9の先
端を絶えず水面近くに保持すれば、沈殿物を抜き
出すことはないが、水面の低下と共にチユーブ9
の先端を移動させる必要があり煩雑である。
しかして抜き出された培養液中の細胞や細胞の
破片は、それらを除去するために行なわれる濾過
工程においてフイルターの目詰まり等の著しい支
障を与える。このためフイルターの濾過面積を大
きくしたり、濾過する前に沈澱物を取り除く煩雑
な操作が必要であつた。
そこで、可撓性フイルムからなる容器を用い
て、吸引チユーブを底まで差し込むことなく、容
器上部に設けた抜き出し口にチユーブを接続し、
減圧吸引することにより上部より沈澱の少ない培
養液を抜き出す方法を試みたが、この方法では減
圧吸引するため抜き出し口の近傍の容器壁が密着
して、培養液の注出量の低下ないしは注出不可能
となる現象を生じることがわかつた。この現象
は、容器が大型になればなるほど顕著になり、円
滑な注出作業に支障が生ずる。
本考案は、上記の事情に鑑みなされたもので、
容器内を減圧にしても容器の注出口(抜き出し
口)近傍の容器壁が密着せず、培養液の円滑な注
出が可能な培養液保存用容器を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 即ち、本考案は、流体注出入口を有する流体注
出入部材を、容器上部開口部に有し、且つ培養液
保存時に容器の底を下にして立つた状態を維持す
る培養液保存用容器において、前記流体注出入部
材近傍のみの少なくとも一方の容器壁に、外側又
は内側に突出する凸条流路を設けたことを特徴と
する可撓性フイルムよりなる培養液保存用容器で
ある。
本考案の1例を図について説明する。第1図は
本考案の培養液保存用容器の流体注出入部分の正
面図である。1は、周縁を熱接着してつくつた可
撓性フイルム製の培養液保存用容器本体であり、
その一部は省略してあるが、この容器は培養液保
存時には容器の底を下にして立つた状態にある。
5は流体注出入部材であり、この流体注出入部材
5には流体注入口2と流体注出口3とが設けられ
ている。4は吸引用チユーブを接続する接続部で
ある。6,6′,6″は流体注出口近傍の片側の容
器壁Bに形成された外側に突出する凸条流路であ
る。第2図は、第1図の培養液保存用容器の流体
注出入部分の平面図であり、第3図は−線で
の断面図である。
培養液保存用容器に収容された流体は、上部の
流体注出口3のチユーブ接続部4に接続された吸
引用チユーブによつて吸引により抜き出される。
この際、吸引による容器内の減圧により、流体注
出口近傍の容器壁Aと容器壁B(第3図)が密着
してしまい、流体が流通しなくなり、流体抜き出
しに支障を生じる。本考案では、その部分の容器
壁Bに外側に突出する凸条流路6,6′,6″を設
けたので、流体の流路が確保される。またその部
分を流体が通ることにより前記容器壁Aと容器壁
Bとの間隔が拡がるため、容器壁Aと容器壁Bと
の密着が妨げられ、流体の流通が極めて円滑にな
る。
更に、上記の凸条流路6,6′,6″を容器の底
部まで設けると、底に沈澱している細胞や細胞の
破片が凸条流路を通じて優先的に抜き出されるよ
うになり不都合が生じる。そのため、凸条流路は
流体注出入部材近傍のみのに設ける。
この実施例では、流体注出入部材5に流体注入
口2と流体注出口3とを別々に設けたが、流体注
出口3のみ設けて、これに流体注入口を兼ねさせ
ることもできる。
第4図及び第5図は、本考案の他の実施例を示
すもので、この例では流体注出入部材5に流体注
入口2と流体注出口3とが設けられ、更に気体の
注出入口7が設けられている。この気体注出入口
7を設けることによつて流体の注入及び注出が円
滑になる。またこの例では凸条流路6,6′は容
器壁Aと容器壁Bとにそれぞれ設けられている。
第4図は正面図、第5図はその−線での断面
図である。
第6図は、凸条流路を設けていない培養液保存
用容器について、培養液保存用容器内の液体20
を流体注出口からチユーブポンプで吸引抜き出し
た際における、抜き出し量の経時的変化を調べた
実験例の結果を示したものである。吸引条件は、
0.7/分(A)及び0.3/分(B)にした。吸引抜き出
しの開始当初は順調に抜き出せたが、やがて流体
注出口近傍の容器壁同志が密着し、抜き出せなく
なつた(X点)。そして、この密着した個所を人
為的に膨らませると再び抜き出せるようになつた
(Y点)。
一方、第7図は、凸条流路6,6′,6″を設け
た第1図に示す本考案の培養液保存用容器につい
て、培養液保存用容器1内の液体を流体注出口3
からチユーブポンプで吸引抜き出した際におけ
る、抜き出し量の経時的変化を調べた実験例の結
果を示したものである。実験条件は上記と同じで
あつた。吸引抜き出し開始当初の順調な抜き出し
が続き、吸引抜き出しに全く支障が無かつた。
本考案の培養液保存用容器は、可撓性のフイル
ムで作られるが、この可撓性のフイルムは内部が
目視できる程度の透明性を有する材料からなるも
のが好ましい。そして、ガス透過性が比較的良好
な材料としてはエチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエ
ン、ポリ弗化エチレン、シリコーンゴムなどが挙
げられ、またガスバリヤー性の高い材料としては
ポリ塩化ビニリデン、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、ポリエステルなどが挙げられる。こ
れら材料は、単独で使用することもできるが、各
材料の特性を生かす目的で二種以上の材料を適宜
積層してラミネート構造として用いてもよい。本
考案の容器に用いる可撓性のフイルムは凸条流路
を形成させる点からして保形性があるものが用い
られる。また、該容器は液体を収容したとき底部
を下にして立つた状態になるものである。液体を
収容したとき底部が拡がる構造にしたものが好適
である。
また、前記の例においては、外側に突出した凸
条流路を2本又は3本設けたが、この凸条流路の
数は注出口の太さ、位置等に応じて増減しても良
い。この凸条流路は、容器壁に内側に突出する凸
条によつて形成してもよく、また容器壁に多数の
凹凸を設けて容器壁を粗面にすることによつて形
成してもよい。
本考案の流体用容器は、細胞培養液保存用、バ
イオハザード液保存用、培地の保存用、無菌性を
要求される薬液の保存用など、従来の鋼鉄製タン
クの代りの容器として好適である。
(考案の効果) 本考案では、流体注入口及び流体注出口を有す
る流体出入部材を容器上部開口部に形成し、且つ
培養液保存時に容器の底を下にして立つた状態を
維持する可撓性フイルム製培養液保存用容器にお
いて、前記部材近傍のみの少なくとも一方の容器
壁に、外側又は内側に突出する凸条流路を設けた
ので、容器内の流体を流体注出管から吸引により
抜き出すときに、容器内の減圧により流体注出管
近傍の容器壁が密着して流体注出を妨げるという
現象を無くすことができ、また沈殿物を伴うこと
なく、収容した培養液の上澄液を円滑に抜き出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の培養液保存用容器の注出入部
分を示す正面図、第2図は該部分の平面図、第3
図は該部分の断面図である。第4,5図は本考案
の他の実施例を示す正面図及び断面図である。第
6図及び第7図は、本考案の容器における吸引抜
き出し量の経時的変化を示す図である。第8図は
従来の培養液保存用容器の斜視図である。 1……培養液保存用容器本体、2……流体注入
口、3……流体注出口、4……吸引チユーブ接続
部、5……流体注出入部材、6,6′,6″……凸
条流路、7……気体注出入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 流体注出入口を有する流体注出入部材を、容
    器上部開口部に有し、且つ培養液保存時に容器
    の底を下にして立つた状態を維持する培養液保
    存用容器において、前記流体注出入部材近傍の
    みの少なくとも一方の容器壁に、外側又は内側
    に突出する凸条流路を設けたことを特徴とする
    可撓性フイルムよりなる培養液保存用容器。 2 流体注出入口を有する流体注出入部材が、流
    体注入口と流体注出口とを別々に有する実用新
    案登録請求の範囲1項記載の可撓性フイルムよ
    りなる培養液保存用容器。 3 流体注出入口を有する流体注出入部材が、更
    に気体の注出入口を有する実用新案登録請求の
    範囲1項又は2項記載の可撓性フイルムよりな
    る培養液保存用容器。
JP1989147158U 1989-12-22 1989-12-22 Expired - Lifetime JPH0522080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989147158U JPH0522080Y2 (ja) 1989-12-22 1989-12-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989147158U JPH0522080Y2 (ja) 1989-12-22 1989-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0385898U JPH0385898U (ja) 1991-08-30
JPH0522080Y2 true JPH0522080Y2 (ja) 1993-06-07

Family

ID=31693689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989147158U Expired - Lifetime JPH0522080Y2 (ja) 1989-12-22 1989-12-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522080Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH556272A (de) * 1973-09-21 1974-11-29 Intermedicat Gmbh Flachbeutel aus thermoplastischer kunststoffolie fuer biologische und therapeutische fluessigkeiten.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0385898U (ja) 1991-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0749345B2 (en) A filtration device for removal of leukocytes
JP3396226B2 (ja) 口栓およびこれを利用した不定形容器
US6010633A (en) Method of preventing air from becoming entrapped within a filtration device
US4347946A (en) Suction system with cover-port cap attachment breakaway tab
US4009714A (en) Intravenous solution filter unit
AU2008261172B2 (en) Welding boat for a pouch
US20110132910A1 (en) Wine glass
US6251292B1 (en) Method of preventing air from becoming entrapped within a filtration device
CN101238036B (zh) 液体容器
KR102171709B1 (ko) 수액 듀얼 필터 어셈블리
CN217554627U (zh) 一种液袋
CN215460223U (zh) 一种塑料输液容器用聚丙烯组合盖
GB1471022A (en) Bypass spike
WO2024012260A1 (zh) 一种液瓶
CN2411991Y (zh) 真空负压供水容器装置
EP1797915B1 (de) Hämodialyse-Salzbehälter mit Belüftung
CN108159776A (zh) 双膜配药过滤器
CN217249001U (zh) 一种可自动抽液的新型抽滤试剂瓶
JPH0418642Y2 (ja)
CN211532516U (zh) 细胞样本保存瓶
JPH0630199Y2 (ja) 体液貯留バッグ
CN223504001U (zh) 一种具有辅料仓的一次性分体式杯盖
KR940001910Y1 (ko) 액체용기의 마개
CN212830047U (zh) 一种便于倾倒的牛奶盒
AU708609B2 (en) A filtration device usable for removal of leukocytes and other blood components