JPH05222074A - N−置換アミノメタンジホスホン酸 - Google Patents

N−置換アミノメタンジホスホン酸

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JPH05222074A
JPH05222074A JP4225966A JP22596692A JPH05222074A JP H05222074 A JPH05222074 A JP H05222074A JP 4225966 A JP4225966 A JP 4225966A JP 22596692 A JP22596692 A JP 22596692A JP H05222074 A JPH05222074 A JP H05222074A
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oxy
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JP4225966A
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Knut A Jaeggi
アルフレッド ヤエギ クヌト
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Ciba Geigy AG
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F9/02Phosphorus compounds
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    • C07F9/38Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】一般式I: (R1 は芳香族基であり、Xはオキシ、チオ、スルフィ
ニル、スルホニル又は共有結合であり、alk1 は二価
の脂肪族基であり、R2 は水素又は一価の脂肪族基であ
り、nは1であるか、又はXがオキシ、チオ、スルフィ
ニル又はスルホニルの場合には、nは0であってよい)
のN−置換アミノメタンジホスホン酸又はその塩製法、
医薬。 【効果】本化合物およびその塩はカルシウム代謝と関連
し得る症状の治療に有効である。アジュバント関節炎の
進行を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N−置換アミノメタン
ジホスホン酸に関する。
【0002】
【発明の構成、作用および効果】本発明は、次式I:
【0003】
【化7】
【0004】(式中、R1 は芳香族基であり、Xはオキ
シ、チオ、スルフィニル、スルホニル又は共有結合であ
り、alk1 は二価の脂肪族基であり、R2 は水素又は
一価の脂肪族基であり、nは1であるか、又はXがオキ
シ、チオ、スルフィニル又はスルホニルの場合には、n
はまた0であってよい)で表わされるN−置換アミノメ
タンジホスホン酸又はその塩、本発明に係る化合物の製
造方法、該化合物を含有する医薬製剤および医薬に対
し、活性化合物としてのそれらの使用に関する。
【0005】芳香族基は、例えば単環式もしくは二環式
アリール基、例えばフェニル、ナフチル、又インダニル
基である。言及したアリール基は、特に低級アルキル、
低級アルコキシ、低級アルキレンジオキシ、ヒドロキ
シ、トリフルオロメチル及び/又はハロゲンにより例え
ばモノ置換、ジ置換又はトリ置換、特にモノ置換又はジ
置換され得る。
【0006】一価の脂肪族基の例は、低級アルキル又は
低級アルケニル基であり、一方二価の脂肪族基の例は、
低級アルキレン基である。オキシは−O−であり、チオ
は−S−であり、スルフィニルは−SO−であり、更に
スルホニルは−SO2 −である。前記及び以下の記載に
於いて、低級の基及び化合物は、例えば7個まで、好ま
しくは4個までの炭素原子を含有する基及び化合物を意
味するものと理解されるべきである。
【0007】低級アルキルは、例えばC1 〜C7 アルキ
ル、好ましくはC1 〜C4 アルキル、例えばメチル、エ
チル、プロピル、イソブチル、又はブチルであるが、例
えばイソブルチル、第二ブチル、第三ブチルであっても
よく又はペンチル、ヘキシル又はペプチル基である。特
に低級アルキルはメチルである。低級アルケニルは、例
えばC2 〜C4 アルケニル、例えばビニル、アリル、又
はブト−2−エニルであるが、C5 〜C7 アルケニル
基、例えばペンチル、ヘキシル、又はヘプテニル基であ
ってもよい。
【0008】低級アルキレンは、例えばC2 〜C6 アル
キレン、例えば1,2−エチレン、1,3−プロピレ
ン、1,4−ブチレン又は1,5−ペンチレンである。
低級アルコキシは、例えばC1 〜C7 アルコキシ、好ま
しくはC1 〜C4 アルコキシ、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロピルオキシ、イソプロピルオキシ又はブチルオ
キシであるが、例えばイソブチルオキシ、第二ブチルオ
キシ、第三ブチルオキシであってもよく、又はペンチル
オキシ、ヘキシルオキシ又はペプチルオキシ基である。
【0009】低級アルキレンジオキシは、例えばメチレ
ンジオキシ又はエチレンジオキシである。ハロゲンは、
例えば臭素、好ましくは塩素又はフッ素であるが、ヨウ
素であってもよい。式Iの化合物の塩の例は、医薬とし
て許容され得る塩基、例えばIa,Ib,IIa 及びIIb
族の金属から誘導される非毒性の金属塩、例えばアルカ
リ金属塩、特にナトリウムもしくはカリウム塩、アルカ
リ土類金属塩、特にカルシウムもしくはマグネシウム
塩、銅、アルミニウムもしくは亜鉛塩との塩であり更に
又アンモニア又は有機アミン又は四級アンモニウム塩
基、例えばC−ヒドロキシル化され得る脂肪族アミン、
特にモノー、ジー、もしくはトリー低級アルキルアミ
ン、例えばメチルアミン、エチルアミン又はジエチルア
ミン、モノー、ジーもしくはトリー(ヒドロキシ−低級
アルキル)−アミン、例えばエタノールアミン、ジエタ
ノールアミンもしくはトリエタノールアミン、トリスー
(ヒドロキシメチル)−メチルアミン又は2−ヒドロキ
シ−第3ブチルアミン、又はN−(ヒドロキシ−低級ア
ルキル)−N,N−ジ−低級アルキルアミン又はN−
(ポリヒドロキシ−低級アルキル)−N−低級アルキル
アミン、例えば2−(ジメチルアミノ)−エタノールも
しくはD−グルカミン、又は四級脂肪族アンモニウム水
酸化物、例えばテトラブチルアンモニウム水酸化物を含
むアンモニウム塩である。完全な塩及び部分的な塩の双
方即ち前記式Iの酸1モル当り塩基の1,2,3もしく
は4、好ましくは2等量を含有する塩が望まれる。
【0010】式Iの化合物及びそれらの塩は、価値ある
薬理特性を有する。特に、それらは温血動物のカルシウ
ム代謝に対する優れた調節作用を有する。従ってそれら
はラットに於いて骨吸収の著しい抑制を示し、これはA
cta Endocrinol.78,618−24
(1975)に言及される試験設備に於いて及び約0.
01〜約1.0mg/kgの用量で皮下投与後血清カルシウ
ムレベル内のPTH−誘発増加により更に約0.003
〜約0.05mg/kgの用量を皮下投与及び一部は経口投
与後、ビタミンD3 により誘発された実験的高カルシウ
ム結晶によるTPTX−(チロパラチロイデクトマイズ
ド(thyroparathyroidectomis
ed))ラットモデルに於いて実証出来る。ウォーカー
−256腫瘍により誘発された腫瘍高カルシウム結晶も
又、約1.0〜約100mg/kgの経口投与後抑制され
る。それらは又、約0.01〜約1.0mg/kgの用量
で、Newbold,Brit.J.Pharmaco
logy 21,127(1963)及びKaibar
a et al.,J.Exp.Med.159,13
88−96(1984)の試験設備に於いてラットのア
ジュバント関節炎に於ける慢性関節の進行過程を著しく
抑制する。腫瘍誘発高カルシウム結晶、骨吸収及びパジ
ェットの疾患の適用は、この点に於いて顕著である。
【0011】薬理データ:TPTX(チロパラチロイデ
クトマイズド(thyroparathyroidec
tomised))ラットモデル 実施例番号の化合物 ED50〔mg/kgs.c〕 1 0.0017 2 0.026 5a 0.0024 従って式Iの化合物及びそれらの塩は、カルシウム代謝
の障害に関連し得る疾患例えば関節内の炎症過程、関節
の軟骨に於ける退化性の過程、骨粗しょう症、歯周炎、
上皮小体機能亢進症及び血管もしくは補てつのインプラ
ント内のカルシウム沈着の治療に対し、医薬に対する有
効成分として使用に特に適している。
【0012】本発明は、第一に式I(式中R1 はフェニ
ル又はナフチル基(これらの基は未置換であるか又は低
級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキレンジオキ
シ、ヒドロキシル、ハロゲン及びトリフルオロメチルか
ら選ばれた置換基によりモノー、ジーもしくはトリー置
換されている)であり、Xはオキシ、チオ、スルフィニ
ル、スルホニル又は共有結合であり、alk1 は低級ア
ルキレンであり、R2 は水素、低級アルキル又は低級ア
ルケニルであり、nは1でありあるいは又Xがオキシ、
チオ、スルフィニル又はスルホニルである場合nは0で
あってもよい)の化合物及びそれらの塩、特に医薬とし
て許容され得る塩に関する。
【0013】特に、本発明は式I(式中R1 はフェニル
基(これは未置換であるか又はC1〜C4 アルキル、C
1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 アルキレンジオキシ、
ヒドロキシル、ハロゲン及びトリフルオロメチルから選
ばれた置換基によりモノーもしくはジ置換されている)
であり、Xはオキシ、チオ、スルホニル又は共有結合で
あり、alk1 はC2 〜C6 アルキレンであり、R2
水素又はC1 〜C4 アルキルであり、nは1であり又は
Xがオキシ、チオ、又はスルホニルである場合、nは0
であってもよい)の化合物及びそれらの塩、特にその医
薬として許容され得る塩に関する。
【0014】本発明は特に式I(式中R1 はフェニルで
あり(このフェニルは未置換であるか又はC1 〜C4
ルキル、C1 〜C4 アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲ
ン又はトリフルオロメチルにより置換されている)、X
はオキシ、チオ、又は共有結合であり、alk1 はC2
〜C4 アルキレンであり、R2 は水素又はC1 〜C4
ルキルであり、nは1であるか、又はXがオキシ又はチ
オである場合、nは0であってもよい)の化合物及びそ
れらの塩、特にその医薬として許容され得る塩に関す
る。
【0015】第一番目に、本発明は式I(式中R1 はフ
ェニルであり(このフェニルは未置換であるか又はC1
〜C4 アルキル、C1 〜C4 アルコキシ、ヒドロキシル
又はハロゲンにより置換されている)、Xはオキシ又は
チオであり、alk1 はC2〜C4 アルキレン、であ
り、R2 は水素又はC1 〜C3 アルキルであり更にnは
1を表わす)の化合物及びそれらの塩、特にその医薬と
して許容され得る塩に関する。
【0016】本発明は特に実施例で言及される式Iの化
合物及びそれらの塩、特にその医薬として許容され得る
塩に関する。式Iの化合物は、自体公知の方法、例えば a)次式II:
【0017】
【化8】
【0018】(式中、R1 ,n,X,alk1 およびa
lk2 は先に定義した意味と同じであり、X1 は官能的
に変形されたホスホノ基であり、更にX2 は遊離である
か、または官能的に変形されたホスホノ基である)で表
わされる化合物において、官能的に変形されたホスホノ
基X1 およびもしも適当な場合、X2 を遊離ホスホノ基
に変換するか、又は b)nが1である式Iの化合物を製造するため、次式II
I :
【0019】
【化9】
【0020】(式中、R1 ,X,alk1 およびR2
式Iのもとで定義されと意味を同じである)で表わされ
る化合物又はその官能的誘導体を、次式IV:
【0021】
【化10】
【0022】で表わされる化合物、又はその適当な塩と
反応させるか、又は c)nが0である式Iの化合物を製造するため、次式II
Ia:
【0023】
【化11】
【0024】(式中、R1 ,Xおよびalk1 は式Iの
もとで定義された意味と同じであり、さらにY3 は反応
性エステル化ヒドロキシである)で表わされる化合物
を、次式IVa :
【0025】
【化12】
【0026】(式中、R2 は式Iのもとで定義された意
味と同じである)で表わされる化合物又はその適当な塩
と反応させ;更に所望により、得られた化合物を式Iの
他の、化合物に変換し、プロセスに従って得られ得る異
性体混合物を個々の成分に分離し更に特に好ましい異性
体を単離しおよび/又はプロセスに従って得られ得る遊
離化合物を塩に変換するか、またはプロセスに従って得
られる塩を対応する遊離化合物に変換することによって
得られる。
【0027】プロセスに係る反応並びに新規出発物質又
は中間体の製剤は、公知の出発物質及び/又は中間体の
反応及び形成の方法に類似して行なわれる。特別な場合
に於ける通常の助剤、例えば触媒、縮合剤及び加溶媒分
解剤及び/又は溶媒又は希釈剤並びに反応条件、例えば
温度及び圧力、更に又もし適当な場合保護ガスが、以下
に特に言及しないけれどもこの点に関して用いられる。
【0028】変法a)に従いホスホノに変換され得る官
能的に変形されたホスホノ基は、例えばエステルの形態
で、特に式−P(=O)(OR)2(IIa)のジエステルの
形態で存在し、前記式IIa に於いてORはエステル化ヒ
ドロキシル、特に低級アルコキシ、低級アルカノイルオ
キシ−低級アルコキシ又はフェノキシもしくはα−フェ
ニル−低級アルコキシ基(これらは未置換であるか又は
低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、トリフルオ
ロメチル及び/又はヒドロキシルにより置換されてい
る)であるか、又はシリルオキシ、例えばトリー低級ア
ルキルシリルオキシである。
【0029】官能的に変形されたホスホノ基を遊離ホス
ホノ基に変換することは、常法、例えば鉱酸、例えば塩
酸又は硫酸の存在下、約80℃〜約110℃の温度で例
えば沸点温度で加水分解するか又は好ましくは塩化メチ
レン中約0℃〜約40℃の温度範囲内でトリー低級アル
キルハロゲノシラン、例えばトリメチルクロロシラン又
は特にトリメチルヨードシランもしくはトリメチルブロ
モシランと好ましく反応させ次いで水で処理することに
よって行なわれる。式IIの化合物を、トリー低級アルキ
ルハロゲンシランと反応させると、これまで正確に構造
が知られていなかったシリル化中間体が形成しこれは水
又は水性アルコールで砕いた場合式Iのジホスホン酸に
変換される。
【0030】変法a)に対する出発物質として役立つ式
IIの化合物は、例えば式V:
【0031】
【化13】
【0032】で表わされる化合物及び式VI:
【0033】
【化14】
【0034】の化合物を縮合させることによって調整す
ることが出来る:前記式V及び式VI中、基Y1 及びY2
の一方は反応性エステル化ヒドロキシ基、例えばハロゲ
ン、特に塩素、臭素もしくはヨウ素を表わすか、又はY
1 の場合に於いてはスルホニルオキシ基、例えば低級ア
ルカンスルホニルオキシ特にメタンスルホニルオキシ、
所望により置換されたベンゼンスルホニルオキシ基、特
にベンゼン−、P−ブロモベンゼン−もしくはP−トル
エンスルホニルオキシ、又は式R1 −X−alk1 −O
−SO2 −O−alk1 −X−R1 のスルホニルオキシ
基を示し更に他方は、式−N(R2 )−H(VII)の基を
表わすか;又はY1 は式−N(R2 )−CH=O(VII
I) (ここに於いてホルミル基は、好ましくは官能的に
変形されており、例えば低級アルカノールもしくは低級
アルカンジオールで例えばアセタール化されている)の
基を示し更にY2 はアミノである。
【0035】式V(式中Y1 は反応性エステル化ヒドロ
キシ又は基(VII)で表わされる化合物並びに式VI(式中
2 はハロゲン、アミノ又は基(VII)である)で表わさ
れる化合物は公知である。式V(式中Y1 は基−N(R
2 )−CH=O(VIII) を表わす)で表わされる化合物
は、例えば式R1 −X−alk1 −NH2 (IX) で表わ
される対応する化合物を、N,N−ジ置換ホルムアミ
ド、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、又は好まし
くはそのアセタール、例えばN,N−ジメチルホルムア
ミドジ−低級アルキルもしくは低級アルキレンアセター
ル、特にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタ
ールと反応させることにより製造することが出来る。
【0036】プロセス(b):好ましくは、式III の化
合物の官能性誘導体を用いる。式III の化合物の官能性
誘導体は、好ましくはジ−低級アルキルアセタール、特
にジメチルアセタールである。所望により、反応は縮合
剤、例えばPOCl3 の存在下で行なわれる。 プロセス(c):反応性エステル化ヒドロキシルY3
先のY,Y1 及びY2に対して定義したと同様の方法で
定義され更に例えばハロゲンを表わす。
【0037】プロセス(c)に従った変換は、親核置換
を介する周知のN−アルキル化反応である。プロセス
(b)及び(c)は、プロセス(a)のもとで記載した
如く、式IIの化合物の製造に類似している。プロセスに
従って得ることの出来る化合物は、常法により、式Iの
他の化合物に変換出来る。
【0038】従って、一価の脂肪族基R2 は、式R2
Y(X)(式中Yは反応性エステル化ヒドロキシル、例
えばハロゲン原子、例えば塩素、臭素又はヨウ素、又は
スルホニルオキシ基、例えばメタンスルホニルオキシも
しくはP−トルエンスルホニルオキシである)の反応性
エステルと反応させるか又はR2 =O(Xa)の脂肪族
アルデヒド又はケトンを還元条件のもとで反応させるこ
とにより、通常の方法で式I(式中R2 は水素である)
の化合物に導入出来る。オキソ化合物(Xa)との反応
は、例えば還元剤、例えば水素化ホウ素アルカリ金属、
例えば水素化ホウ素シアノナトリウムの存在下、接触水
素添加により、又はギ酸で処理することにより行なわれ
る。好ましい対応に於いて式Iaの対応する化合物は、
低級アルカノール、例えばホルムアルデヒド及びギ酸を
用い還元条件のもとで低級アルキル基R2 により還元さ
れ得る。
【0039】式I(式中Xはチオである)の化合物を常
法で、例えば無機のペルオキシ化合物、例えば加酸化水
素、加硫酸、又は有機ペルオキシ化合物、例えば加安息
香酸もしくはm−クロロ加安息香酸で処理することによ
り酸化して、式I(式中Xはスルフィニル又はスルホニ
ルである)の対応する化合物を得ることも可能である。
【0040】又式Iの化合物の基R1 に、例えば塩化ア
ルミニウムの存在下ハロゲン化低級アルキルとの反応に
より低級アルキルを、例えばニトロ化し、ニトロ基を還
元してアミノ基を得、アミノ基をジアゾ化し、次いで得
られたジアゾニウム塩を、対応する低級アルカノールで
熱条件下で処理することにより低級アルコキシを、更に
例えば好都合にはルイス酸、例えば鉄−III 塩化物の存
在下塩又は臭素で処理することによりハロゲンを導入す
ることも出来る。しかし、例えば銅粉末又は銅−Iヨウ
化物の存在下トリフルオロヨードメタンで処理すること
によりハロゲンをトリフルオロメチルで置換することも
出来る。
【0041】出発物質及び手順の選択に応じ新規化合物
は、例えば不整炭素原子の数に応じた可能な異性体、例
えば光学異性体、例えばエナンチオマーの形態で、例え
ば対掌体又はジアステレオマーの一種の形態で又はそれ
らの混合物の形態で、例えばエナンチオマーの混合物、
例えばラセミ体、ジアステレオマーの混合物又はラセミ
体の混合物の形態で存在し得る。
【0042】得られたジアステレオマーの混合物及びラ
セミ体の混合物は、成分間の物理化学的相違に基き公知
の方法、例えばクロマトグラフィ法及び/又は分別結晶
化によりそれぞれ純粋なジアステレオマー及びラセミ体
に分離出来る。得られたラセミ体は、公知の方法、例え
ば光学活性溶剤から再結晶化により、微生物を用い式I
の化合物を光学活性塩基もしくは光学活性アルコールと
反応させ次いで、得られたジアステレオマーエステル
を、例えばそれらの溶解度の差に基づいてジアステレオ
マー(このジアステレオマーからエナンチオマーが適当
な試剤の作用により遊離され得る)に分離することによ
る公知の方法で光学対掌体に分割することも出来る。式
Iのラセミ体は又、光学活性塩基との反応によりジアス
テレオマー塩の混合物にし次いでこれをジアステレオマ
ー(このジアステレオマーからエナンチオマーが各々の
場合常法により遊離にされ得る)に分離することによる
分割することも出来る。
【0043】この目的に対し通常の光学活性塩基の類
は、光学活性アルカロイド、例えばキニーネ、シンコニ
ン、ブルシンなど、特にα−フェニルエチルアミンであ
る。得られた塩形成化合物を、常法により、例えば適当
な溶剤もしくは溶剤混合物中遊離溶剤の溶液を、適当な
塩基もしくは適当なイオン交換剤と反応させることによ
り塩に変換することも出来る。
【0044】得られた塩は、公知の方法により、例えば
酸、例えば鉱酸、例えば塩化水素酸で処理することによ
り遊離化合物に変換することが出来る。得られた塩は、
自体公知の方法により、例えば適当な塩基、例えば水酸
化ナトリウムもしくは水酸化カリウム、アンモニアもし
くは適当なアミンで処理することにより他の塩に変換す
ることが出来る。
【0045】それらの塩を含む式Iの化合物は又、水溶
物の形態で得ることも出来、或は又結晶化に対して用い
た溶剤を含むことも出来る。遊離形態にある新規化合物
とそれらの塩の形態にある新規化合物の相合は密接な関
係があることを考慮すれば、本明細書中遊離化合物又は
それらの塩は又同様に対応する塩及び遊離化合物にそれ
ぞれ適用する。
【0046】本発明は又プロセスの任意の行程に於いて
中間体として得ることの出来る化合物を出発物質として
用い次いで残りの行程を行なうか、又は出発物質を塩の
形態で用い或は又特に反応条件下で形成するようなプロ
セスのそのような態様にも関する。本発明に係る化合物
の調整に対して特に開発された新規な出発物質、特に好
ましいものとして最初に言及した式Iの化合物に至る出
発物質の選択、それらの調整方法並び中間体としてのそ
れらの使用も又本発明の目的を形成する。
【0047】式Iの新規化合物は、例えば治療的に有効
な量の有効成分、適当な場合には無機もしくは有機の個
体もしくは液体の医薬として許容され得る賦形剤(これ
は、例えば経腸、例えば経口、非経口もしくは経皮投与
に適当である)と共に含有する医薬製剤の形態で使用さ
れ得る。従って錠剤もしくはゼラチンカプセル剤は、有
効成分並びに希釈剤、例えばラクトース、デキストロー
ス、スクロース、マニトール、ソルビトール、もしくは
セルロース、及び/又は潤滑剤、例えばシリカ、タル
ク、ステアリン酸又はその塩、例えばステアリン酸マグ
ネシウムもしくはステアリン酸カルシウム、及び/又は
ポリエチレングリコールを含有する。錠剤は又結合剤、
例えばケイ酸アルミニウムマグネシウム、デンプン、例
えばとうもろこし、小麦、米、又は葛うこんデンプン、
ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロース及び/又はポリビニル
ピロリドン及び所望により崩壊剤、例えばデンプン、寒
天、アルギン酸又はその塩、例えばアルギン酸ナトリウ
ム及び/又は起泡剤混合物、又は吸着剤、染料、香味剤
物質及び甘味剤をも含有する。式Iの新規化合物は、又
非健康的に投与し得る製剤の形態で或は又浸剤溶液の形
態でも使用出来る。そのような溶液は、好ましくは同張
水性溶液又は懸濁剤であり、例えば有効成分をそれ自身
又は賦形剤、例えばマニトールと共に含有する凍結乾燥
製剤の場合には使用する前に懸濁剤を調整することが出
来る。医薬製剤は滅菌することが出来更に/又は補助
剤、例えば保存剤、安定化剤、湿潤化剤及び/又は乳化
剤、溶解剤、浸透圧調整用の塩及び/又は緩衝剤を含有
する。所望により更に医薬的に有効な成分を含有するこ
との出来る本発明の医薬製剤は、自体公知の方法によ
り、例えば通常の混合、造粒、被覆、溶解又は凍結乾燥
プロセスにより調整出来更に約0.1〜100%、特に
約1%〜約50%の有効成分を、凍結乾燥製剤の場合に
は約100%までの有効成分を含有する。
【0048】非経口投与に適した製品は、第一に水溶性
の形態による有効成分の水性溶液、例えば水溶性の医薬
的に許容し得る塩の形態の水性溶液更に又有効成分の懸
濁液、例えば油性注入懸濁液であり、この場合適当な新
油性溶剤又はビヒクル、例えば脂肪油、例えばゴマ油、
又は合成脂肪エステル、例えばオレイン酸エチル及びト
リグリセリドが用いられ、或は又粘度を増加する物質、
例えばナトリウムカルボキシメチルセルロース、ソルビ
トール及び/又はデキストラン及び所望により安定化剤
を含有する水性注入懸濁液である。
【0049】経皮適用に対する適当な製剤は、有効量の
本発明の化合物及び担体を含有する。好都合な担体に
は、ホストの皮膚を通過するのを助成する生理学的に有
効な吸収性の溶剤が含まれる。特徴的には、経皮装置
は、包帯の形態でありこの包帯は基材、化合物及び所望
により担体、所望により化合物をホストの皮膚に一定の
速度及び予め定めた速度で長期にわたって送り込む為の
速度調節バリヤー及び該装置を皮膚に取付ける為の手段
を含んでなる。
【0050】本発明は又好ましくは医薬製剤を提供する
ことにより、カルシウム代謝の障害に起因する疾患の治
療に対する式Iの化合物の使用にも関する。本発明に係
る式Iの化合物の用量は、種々の因子、例えば投与形
態、種、年令及び/又は固体の条件に依存し得る。単一
用量は、例えば非経口投与の場合には体重1kg当り約
0.01〜約0.1mg、好ましくは0.02〜0.08
mgであり更に経口投与の場合には体重1kg当り約0.2
〜約2.5mg、好ましくは0.3〜1.5mgである。従
って好ましい単一用量は非経口投与の場合には約0.5
〜5.0mgに達し更に経口投与の場合には約10〜10
0mgに達する。経口投与の場合の日用量は、体重約70
kgの温血動物に対し体重1kg当り約0.25〜約10m
g、好ましくは約20mg〜約500mgである。
【0051】更に以下に本発明の実施例を示す;温度は
摂氏度で与えられ圧力はミリバールで示される。
【0052】
【実施例】例1 :3.5g(0.0073mol)のN−(3−フェノ
キシプロピル)−N−メチル−ホルムアミジノーメタン
ジホスホン酸テトラエチルエステルを、30mlのジクロ
ロメタンに溶解し、次いで4.7ml(0.036mol )
のトリメチルブロモシランを添加する。室温で72時間
後、溶剤を減圧下で除去する。残存オイルを、加温95
%水性メタノール中に溶解する。冷却後、融点211〜
212°(分解)を有するN−(3−フェノキシプロピ
ル)−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸
を得る。
【0053】出発物質は次のようにして得ることが出来
る:16.5g(0.1mol )のN−(3−フェノキシ
プロピル)−N−メチル−アミン及び15.0ml(0.
1mol )のN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセ
タールを120°で18時間攪伴する。減圧下で蒸留
後、沸点64〜67°(0.001ミリバール)を有す
るN−(3−フェノキシプロピル)−N−メチル−ホル
ムアミドジメチルアセタールを得る 2.43g(0.008mol )のアミノメチレンジホス
ホン酸テトラエチルエステル及び1.91g(0.00
8mol )のN−(3−フェノキシプロピル)−N−メチ
ル−ホルムアミドジメチルアセタールを、30mlのテト
ラヒドロフランに溶解し次いで5時間還流しながら攪伴
する。減圧下で溶剤を除去した後、原料のN−(3−フ
ェノキシプロピル)−N−メチル−ホルムアミジノメタ
ンジホスホン酸、テトラエチルエステルを得、これは更
に精製することなく使用することが出来る。例2 :4.0g(0.008mol )のN−(2−フェニ
ルチオエチル)−N−メチル−ホルムアミジノメタンジ
ホスホン酸テトラエチルエステルを、30mlのジクロロ
メタンに溶解し、次いで5.2ml(0.040mol )の
トリメチルブロモシランを添加する。室温で72時間
後、溶剤を減圧下で除去する。残存オイルを加温95%
水性メタノールに溶解する。冷却後、融点215〜21
6°(分解)を有するN−(2−フェニルチオエチル)
−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸を得
る。
【0054】出発物質は次のようにして得ることが出来
る:8.0g(0.048mol )のN−(2フェニルチ
オエチル)−N−メチル−アミン及び7.0ml(0.0
48mol )のN,N−ジメチルホルムアミドジメチルア
セタールを、120°で18時間攪伴する。減圧下で蒸
留後、沸点85〜89°(0.001ミリバール)のN
−(2−フェニルチオエチル)−N−メチル−ホルムア
ミドジメチルアセタールを得る。
【0055】2.43g(0.008mol )のアミノメ
チレンジホスホン酸テトラエチルエステル及び1.93
g(0.008mol )のN−(2−フェニルチオエチ
ル)−N−メチル−ホルムアミドジメチルアセタール
を、30mlのテトラヒドロフランに溶解し次いで5時間
還流しながら攪伴する。減圧下で溶剤を除去した後、原
料のN−(2−フェニルチオエチル)−N−メチル−ホ
ルムアミジノメタンジホスホン酸テトラエチルエステル
を得、これは更に精製することなく使用することが出来
る。
【0056】例3:2.9g(0.0065mol )のN
−(2−フェニルエチル)−N−メチル−ホルムアミジ
ノメタンジホスホン酸テトラエチルエステルを、30ml
のジクロロメタンに溶解し、次いで4.2ml(0.03
25mol )のトリメチルブロモシランを添加する。室温
で72時間後、溶剤を減圧下で除去する。残存オイルを
加温95%水性メタノールに溶解する。冷却後、融点2
23〜224°(分解)を有するN−(2−フェニルエ
チル)−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン
酸を得る。
【0057】出発物質は次のようにして得ることが出来
る:6.76g(0.050mol )のN−(2−フェニ
ルエチル)−N−メチル−アミン及び7.4ml(0.0
50mol )のN,N−ジメチルホルムアミドジメチルア
セタールを、120°の浴中18時間還流しながら攪伴
する。減圧下で蒸留後、沸点52〜54°(0.001
ミリバール)を有するN−(2−フェニルエチル)−N
−メチル−ホルムアミドジメチルアセタールを得る。
【0058】3.03g(0.01mol )のアミノメチ
レンジホスホン酸テトラエチルエステル及び2.1g
(0.01mol )のN−(2−フェニルエチル)−N−
メチル−ホルムアミドジメチルアセタールを、30mlの
テトラヒドロフランに溶解し次いで5時間還流しながら
攪伴する。減圧下で溶剤を除去した後、原料のN−(2
−フェニルエチル)−N−メチル−ホルムアミジノメタ
ンジホスホン酸テトラエチルエステルを得、これは更に
精製することなく使用することが出来る。
【0059】例4:3.0g(0.0068mol )のN
−(3−フェノキシプロピル)アミノメタンジホスホン
酸テトラエチルエステルを、20mlのジクロロメタンに
溶解し、次いで4.4ml(0.0343mol )のトリメ
チルブロモシランを添加する。室温で72時間後、溶剤
を減圧下で除去する。残存オイルを加温95%水性メタ
ノールに溶解する。冷却後、融点226〜228°(分
解)を有するN−(3−フェノキシプロピル)アミノメ
タンジホスホン酸を得る。
【0060】出発物質は次のように調製することが出来
る:3.03g(0.01mol )のアミノメチレンジホ
スホン酸テトラエチルエステル、2.3g(0.01mo
l )の3−フェノキシプロピルブロミド及び1.4g
(0.01mol )の炭酸カリウムを、50mlのジオキサ
ンに溶解し次いで24時間還流しながら攪伴する。溶剤
の大部分を留去し次いで残留物を水及び酢酸エチル間に
分配する。有機層を分離し、水で洗浄し硫酸ナトリウム
で乾燥し次いで蒸発乾固し、原料のN−(3−フェノキ
シプロピル)アミノメタンジホスホン酸テトラエチルエ
ステルを得、これは更に精製することなく使用出来る。
【0061】例5:例1〜4に記載したと同様の方法で
以下の化合物を製造することが出来る: (a)N−〔3−(4−クロロフェノキシ)プロピル〕
−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸、融
点204〜205℃; (b)N−〔3−(4−メチルフェノキシ)プロピル〕
−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸;及
び (c)N−〔3−(4−メトキシフェノキシ)プロピ
ル〕−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン
酸。
【0062】例6:4.7g(0.0084mol )のN
−〔3−(4−クロロフェノキシ)プロピル〕−N−メ
チル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸テトラエチル
エステルを、30mlのジクロロメタンに溶解し、次いで
5.5ml(0.042mol )のトリメチルブロモシラン
を添加する。室温で72時間後、溶剤を減圧下で除去す
る。残存オイルを、加温95%水性メタノール中に溶解
する。冷却後、融点204〜205℃(分解)を有する
N−〔3−(4−クロロフェノキシ)プロピル〕−N−
メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸を得る。
【0063】出発物質を次のように調製する:4.0g
(0.02mol )のN−〔3−(4−クロロフェノキ
シ)プロピル〕−N−メチル−アミン及び3.0ml
(0.02mol )のN,N−ジメチルホルムアミドジメ
チルアセタールを120℃で18時間攪伴する。減圧下
で蒸留後、沸点92℃(0.005ミリバール)を有す
るN−〔3−(4−クロロフェノキシ)プロピル〕−N
−メチル−ホルムアミドジメチルアセタールを得る。
【0064】2.54g(0.0084mol )のアミノ
メチレンジホスホン酸テトラエチルエステル及び2.3
0g(0.0084mol )のN−〔3−(4−クロロフ
ェノキシ)プロピル〕−N−メチル−ホルムアミドジメ
チルアセタールを、30mlのテトラヒドロフランに溶解
し次いで5時間還流しながら攪伴する。減圧下で溶剤を
除去した後、原料のN−〔3−(4−クロロフェノキ
シ)プロピル〕−N−メチル−ホルムアミジノメタンジ
ホスホン酸テトラエチルエステルを得、これは更に精製
することなく使用出来る。
【0065】例7:各々50mgのN−(3−フェノキシ
プロピル)−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホス
ホン酸又はその塩、例えばジナトリウム塩を含有する錠
剤を次のように調製することが出来る: 組成(10,000個の錠剤) 有効成分 500.0g ラクトース 500.0g じゃがいもデンプン 325.0g ゼラチン 8.0g タルク 60.0g ステアリン酸マグネシウム 10.0g 二酸化ケイ素(微粉末) 20.0g エタノール 適量 有効成分を、ラクトース及び292gのじゃがいもデン
プンと混合し、次いで混合物をゼラチンのエタノール性
溶液で湿潤し次いで篩で造粒する。粒質物を乾燥後、じ
ゃがいもデンプンの残り、ステアリン酸マグネシウム及
び二酸化ケイ素を混合し次いで混合物を圧縮して各々重
量145.0mg及び50.0mgの有効成分を含有する錠
剤を得、これを所望により用量を更に微細に調節する為
に切り目を設けることも出来る。
【0066】例8:各々100mgのN−(3−フェノキ
シプロピル)−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホ
スホン酸又はその塩、例えばジナトリウム塩を含有する
ラッカーを塗った錠剤を次のように調製することが出来
る。 組成(1,000個のラッカーを塗った錠剤に対し) 有効成分 100.0g ラクトース 100.0g とうもろこしデンプン 70.0g タルク 8.5g ステアリン酸カルシウム 1.5g ヒドロキシプロピローズ 2.36g セラック 0.64g 水 適量 塩化メチレン 適量 有効成分ラクトース及び40gのとうもろこしデンプン
を混合し、15gのとうもろこしデンプン及び水から調
製した(加熱による)ペーストで湿潤し次いで造粒す
る。粒質物を乾燥し次いで残りのとうもろこしデンプ
ン、タルク及びスアリン酸カルシウムを添加し次いで粒
質物と混合する。混合物を圧縮し錠剤(重量:280m
g)を得、この錠剤を、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースの溶液及び塩化メチレンのセラックを用いてラッ
カー仕上げする;ラッカー塗装した錠剤の最終重量は2
83mgである。
【0067】例9:各々100mgの有効成分、例えばN
−(3−フェノキシプロピル)−N−メチル−ホルムア
ミジノメタンジホスホン酸又はその塩、例えばジナトリ
ウム塩を含有する硬ゼラチンカプセル剤を例えば次のよ
うに調製することが出来る:組成 (1,000個のカプセル剤に対し) 有効成分 100.0g マイクロクリスタリンセルロース 30.0g ラウリル硫酸ナトリウム 2.0g ステアリン酸マグネシウム 8.0g メッシュ巾0.2mmを有する篩を用い、ラウリル硫酸ナ
トリウムを、凍結乾燥した有効成分上に篩別する。二種
の成分を蜜に混合する。マイクロクリスタリンセルロー
スを、次いでメッシュ巾0.9mmの篩を通して混合物上
に篩別する。混合物を再び蜜に10分間混合する。最後
に、ステアリン酸マグネシウムは、メッシュ巾0.8mm
を用いて篩別する。更に3分間混合した後、得られた3
90mgの組成物をサイズ0の硬ゼラチンカプセル剤の各
々に充填する。
【0068】例10:N−(3−フェノキシプロピル)
−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸又は
その塩の一種の0.2%の注入又は浸剤溶液は、例えば
次のように調製することが出来る:組成 (1,000個のアンプル剤に対し) 有効成分 5.0g 塩化ナトリウム 22.5g ホスフェイト緩衝液pH7.4 300.0g 脱イオン水を加えて2500.0mlとする 有効成分を1,000mlの水に溶解し次いで溶液をマイ
クロフィルターを通してロ過する。緩衝溶液を添加し次
いで混合物を、水を用いて2500mlに調製する。各々
の場合2.0又は5.0mgの有効成分をそれぞれ含有す
るガラス又はプラスチックアンプルに1.0〜2.5ml
を各々の場合充填することにより用量単位形態を調製す
る。
【0069】例11:例2〜6の一つに従った式Iの別
の化合物を含有する医薬製剤も、例7〜例10に記載し
たと同様の方法で調製することも出来る。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式I: 【化1】 (式中、R1 は芳香族基であり、Xはオキシ、チオ、ス
    ルフィニル、スルホニル又は共有結合であり、alk1
    は二価の脂肪族基であり、R2 は水素又は一価の脂肪族
    基であり、nは1であるか、又はXがオキシ、チオ、ス
    ルフィニル又はスルホニルの場合には、nはまた0であ
    ってよい)で表わされるN−置換アミノメタンジホスホ
    ン酸又はその塩。
  2. 【請求項2】 前記式I中、R1 がフェニル又はナフチ
    ル基であり、(この基は、未置換であるか又は低級アル
    キル、低級アルコキシ、低級アルキレンジオキシ、ヒド
    ロキシル、ハロゲン及びトリフルオロメチルから選ばれ
    た置換基によりモノー、ジーもしくはトリー置換されて
    いる)、Xはオキシ、チオ、スルフィニル、スルホニル
    又は共有結合であり、alk1 は低級アルキレンであ
    り、R2は水素、低級アルキル又は低級アルケニルであ
    り、nは1であるか、又はXがオキシ、チオ、スルフィ
    ニル又はスルホニルである場合、nはまた0であっても
    よい、請求項1記載の化合物又はその塩。
  3. 【請求項3】 前記式I中、R1 はフェニル基であり
    (この基は未置換であるか、又はC1 〜C4 アルキル、
    1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 アルキレンジオキ
    シ、ヒドロキシル、ハロゲン及びトリフルオロメチルか
    ら選ばれた置換基によりモノーもしくはジ置換されてい
    る)、Xはオキシ、チオ、スルホニル又は共有結合であ
    り、alk1 は、C2 〜C6 アルキレンであり、R2
    水素又はC 1 〜C4 アルキルであり、nは1であるか、
    又はXがオキシ、チオ、又はスルホニルである場合、n
    はまた0であってもよい、請求項1記載の化合物又はそ
    の塩。
  4. 【請求項4】 前記式I中、R1 はフェニルであり、
    (これは未置換であるか又はC1 〜C4 アルキル、C1
    〜C4 アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン又はトリフル
    オロメチルにより置換されている)、Xはオキシ、チ
    オ、又は共有結合であり、alk1 はC2 〜C4 アルキ
    レンであり、R2 は水素又はC1 〜C4 アルキルであ
    り、nは1であるか、又はXはオキシ又はチオである場
    合、nは0であってもよい。請求項1記載の化合物又は
    その塩。
  5. 【請求項5】 前記式I中、R1 はフェニルであり(こ
    れは未置換であるか又はC1 〜C4 アルキル、C1 〜C
    4 アルコキシ、ヒドロキシ又はハロゲンにより置換され
    ている)、Xはオキシ又はチオでありalk1 はC2
    4 アルキレンであり、R2 は水素又はC1 〜C3 アル
    キルであり、更にnは1である、請求項1記載の化合物
    又はその塩。
  6. 【請求項6】 N−(3−フェノキシプロピル)−N−
    メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸である請求
    項1記載の化合物又はその医薬として許容され得る塩。
  7. 【請求項7】 N−(2−フェニルチオエチル)−N−
    メチル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸である請求
    項1記載の化合物又はその医薬として許容され得る塩。
  8. 【請求項8】 N−(2−フェニルエチル)−N−メチ
    ル−ホルムアミジノメタンジホスホン酸である請求項1
    記載の化合物又はその医薬として許容され得る塩。
  9. 【請求項9】 N−(3−フェノキシプロピル)アミノ
    メタンジホスホン酸である請求項1記載の化合物又はそ
    の医薬として許容され得る塩。
  10. 【請求項10】 N−〔3−(4−クロロフェノキシ)
    プロピル〕−N−メチル−ホルムアミジノメタンジホス
    ホン酸である請求項1記載の化合物又はその医薬として
    許容され得る塩。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の化
    合物及び少なくとも一種の医薬として許容され得る担体
    を含んでなる医薬組成物。
  12. 【請求項12】 動物又は人の治療方法に用いる為の請
    求項1〜10項のいずれかに記載の化合物。
  13. 【請求項13】 カルシウム代謝の疾患に関連し得る症
    状の治療に於いて使用する為の請求項1〜10項のいず
    れかに記載の化合物。
  14. 【請求項14】 医薬組成物の製造の為の請求項1〜1
    0項のいずれかに記載の化合物の使用。
  15. 【請求項15】 カルシウム代謝の疾患に関連され得る
    症状の治療に対し、医薬組成物の製造の為請求項1〜1
    0項のいずれかに記載の化合物の使用。
  16. 【請求項16】 請求項1に係る式Iの化合物又はその
    塩の製造方法であって、 a)次式II: 【化2】 (式中、R1 ,n,X,alk1 及びalk2 は先に定
    義した意味と同じであり、X1 は官能的に変形されたホ
    スホノ基であり、更にX2 は遊離であるか、または官能
    的に変形されたホスホノ基である)で表わされる化合物
    において、官能的に変形されたホスホノ基X1 およびも
    しも適当な場合、X2 を遊離ホスホノ基に変換するか、
    又は b)nが1である式Iの化合物を製造するため、次式II
    I : 【化3】 (式中、R1 ,X,alk1 およびR2 は式Iのもとで
    定義された意味と同じである)で表わされる化合物又は
    その官能的誘導体を、次式IV: 【化4】 で表わされる化合物、又はその適当な塩と反応させる
    か、又は c)nが0である式Iの化合物を製造するため、次式II
    Ia: 【化5】 (式中、R1 、Xおよびalk1 は式Iのもとで定義さ
    れた意味と同じであり、さらにY3 は反応性エステル化
    ヒドロキシである)で表わされる化合物を、次式IVa: 【化6】 (式中、R2 は式Iのもとで定義された意味と同じであ
    る)で表わされる化合物又はその適当な塩と反応させ;
    更に所望により、得られた化合物を式Iの他の化合物に
    変換し、プロセスに従って得られ得る異性体混合物を個
    々の成分に分離し更に特に好ましい異性体を単離しおよ
    び/又はプロセスに従って得られ得る遊離化合物を塩に
    変換するか、またはプロセスに従って得られる塩を対応
    する遊離化合物に変換することを含んでなる前記方法。
JP4225966A 1991-08-27 1992-08-25 N−置換アミノメタンジホスホン酸 Pending JPH05222074A (ja)

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