JPH0522224Y2 - - Google Patents

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JPH0522224Y2
JPH0522224Y2 JP2062587U JP2062587U JPH0522224Y2 JP H0522224 Y2 JPH0522224 Y2 JP H0522224Y2 JP 2062587 U JP2062587 U JP 2062587U JP 2062587 U JP2062587 U JP 2062587U JP H0522224 Y2 JPH0522224 Y2 JP H0522224Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、弾球遊技機の可変入賞球装置に関
するものであつて、特に、可変入賞球装置内の入
賞口に不所望な方向から遊技玉が飛入することが
防止された可変入賞球装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、弾球遊技機、たとえばパチンコ機等に
おいては、入賞口の前縁と前面ガラス板との間隔
が変化することにより、入賞口へパチンコ玉が入
賞しやすくなつたり入賞しにくくなつたりするこ
とが知られている。
そのために、たとえば実開昭60−12497号公報
には、セーフ球受口樋の前方側に不正防止カバー
を取付けたセーフ球受口が開示されている。
また、実開昭60−109678号には、その第5図お
よび第6図に示されるごとく、前面装飾板とガラ
ス板との間隔が変化することによつて、入賞口へ
のパチンコ玉の飛入方向が変化することが明記さ
れている。
より具体的に説明する。
第5図は、従来の可変入賞球装置の部分斜視図
であり、第6図はその断面図を図解的に示してい
る。
従来の可変入賞球装置において、パチンコ玉P
が図示のように落下してきた場合において、下部
前面飾り板1とガラス板2の間に間隔Dがある場
合、間隔Dの大きさによつては、パチンコ玉Pは
下部前面飾り板1の上端縁とガラス板2とに弾か
れて、入賞空間3内の傾斜板4上に乗る。よつ
て、パチンコ玉Pは傾斜板4上を転がり、中央の
入賞口5へ入賞する場合がある。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、通常、可変入賞球装置においては、
下部中央部に形成された入賞口5は、左右の入賞
口6aおよび6bと異なり特定の遊技価値を付与
する入賞口とされている。そして、かかる入賞口
5へのパチンコ玉の入賞確率は、予め所定の範囲
内になるように種々調整されている。
そのような調整の一環として、入賞空間3内の
傾斜板4を転がらず、可変入賞球装置の前方を直
接落下するパチンコ玉は、玉振分部分(図示せ
ず)の先端で左右に振分けられて、通常の入賞口
6aまたは6bの方へ落下するようにされてい
る。
ところが、下部前面飾り板1とガラス板2との
間に隙間が生じ、その間隔Dがパチンコ機毎にば
らつくと、上記可変入賞球装置の製造時に行なわ
れた入賞口5への入賞確率の調整が大きく狂つて
しまう。
その結果、遊技機ごとに、可変入賞球装置の特
定入賞口5への入賞確率を公正に保つことができ
なくなる。
なお、下部前面飾り板1とガラス板2との間隔
Dをほとんどなくすようにパチンコ機を調整する
ことは、現実上不可能である。
そこで、この考案は、上記問題点を解消し、可
変入賞球装置の入賞口、特に特定の入賞口へのパ
チンコ玉の入賞確率を所定の範囲内に調整した場
合に、その調整が弾球遊技機に組込まれた際にお
ける弾球遊技機のガラス面との寸法誤差によつて
無駄にならないように改良された弾球遊技機の可
変入賞球装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は、簡単に言えば、可変入賞球装置の
取付基板下方に設けられた複数の入賞口の前方
に、取付基板に平行に、かつ、一定間隔を隔てて
前面被覆板を設けるとともに、その前面被覆板の
上端を弾球遊技機のガラス面と被覆板との間の寸
法誤差の影響をなくすことのできる高さまで延長
したものである。
[作用] 前面被覆板は所定の高さまで延長されているの
で、可変入賞球装置を遊技盤に取付けた場合にお
いて、遊技機によつて、前面被覆板とガラス板と
の間に隙間が生じても、前面被覆板の上端部で弾
かれたパチンコ玉によつて、可変入賞球装置の入
賞口への入賞割合が影響を受けることはない。
[実施例] 以下には、図面を参照して、この考案の実施例
について詳細に説明をする。
第1図は、この考案の一実施例に係る可変入賞
球装置10の正面図であり、第2図は、該可変入
賞球装置を遊技盤に取付けた状態の側断面図解図
である。主として、第1図に基づき、かつ第2図
を参照しながら説明をする。可変入賞球装置10
は、遊技盤面に取付けられる取付基板12を備え
ている。取付基板12の中央部は、後方に窪まれ
されて入賞空間14となつている。取付基板12
の前面で入賞空間14の両側には、対向状に1対
の可動部材16a,16bが矢印A方向に回動自
在に取付けられている。
よつて、可変入賞球装置10は、可動部材16
a,16bが図示の開成状態または回動を繰返す
開閉状態では、遊技者にとつて有利な第1の状態
となつて、入賞空間14内へ遊技玉が入りやすく
なる。他方、可動部材16a,16bがほぼ垂直
方向に直立した閉成状態では、遊技者にとつて不
利な第2の状態となり、遊技玉は入賞空間14へ
入ることができなくなる。
可動部材16a,16bの上記回動は、取付基
板12の後方に設けられた電気的駆動手段、たと
えば第4図で述べるようなソレノイドやあるいは
モータ等によつて行なわれる。
入賞空間14内の中央部よりやや上寄りの位置
には上部傾斜板18が水平方向に配置されてい
る。上部傾斜板18は後方に向かつて緩く下り傾
斜がつけられたパチンコ玉の誘導用および入賞空
間仕切り用の板で、当該上部傾斜板18によつ
て、入賞空間14は上部入賞空間14aと下部入
賞空間14bとに区画されている。
上部傾斜板18の中央部には、前後方向に入賞
玉振分部材20が設けられ、その先端は入賞空間
14の前方へ突出している。入賞玉振分部材20
は、左右方向へ入賞玉を振分ける働きをする。
下部入賞空間14bには、上部入賞空間14a
の後方からパチンコ玉が落下してくる。すなわ
ち、上部入賞空間14a内のパチンコ玉は、上部
傾斜板18上を後方へ転がり、上部傾斜板18の
後端から下方へ落下して下部入賞空間14bへ達
する。
下部入賞空間14bには、後方から前方へ向か
つて下り傾斜がつけられた下部傾斜板22が設け
られている。よつて、下部入賞空間14bのパチ
ンコ玉は、この下部傾斜板22上を前方へ転がり
落ち、取付基板12前面側の最下方部に形成され
た特定入賞口24、通常入賞口26aまたは通常
入賞口26bのいずれかへ入賞する。
この実施例に係る可変入賞球装置10の特徴
は、下部入賞空間14bの前方側をほぼ覆うよう
に、前面被覆板としての下部前面飾り板28を設
けていることである。次に、当該下部前面飾り板
28を設けたことに伴う効果について、第2図の
側断面図解図を参照しながら説明をする。
上部入賞空間14aへ入賞したパチンコ玉30
は、上部傾斜板18上を後方へ転がり、下部入賞
空間14bへ落下して、下部傾斜板22上を前方
へ転動する。
一方、上部入賞空間14aへ入らず、可動部材
16a,16bが閉じかけたとき等に、可動部材
16a,16bと入賞玉振分部材20との隙間を
下方へ落下するパチンコ玉32は、取付基板12
と下部前面飾り板28との間へ入り、そのまま真
直ぐに下方の入賞口へ落下する。
つまり、内側ガラス板34と下部前面飾り板2
8との間に間隔Dがあつても、その間隔Dの大小
にかかわりなく、下方へ落下するパチンコ玉32
は、上方まで延設された下部前面飾り板28で導
かれて、真直ぐに下方へ落下する。
よつて、第6図で説明した従来の可変入賞球装
置のように、下方へ落下するパチンコ玉Pが前面
飾り板1の上端縁およびガラス板2と衝突して、
不所望の方向へ弾き飛ばされることはない。
よつて、可変入賞球装置10において、特定入
賞口24へのパチンコ玉の入賞確率が一定の範囲
内に調整されている場合において、その可変入賞
球装置10を遊技盤36に取付けた際、内側ガラ
ス板34と下部前面飾り板28との間隔Dが機種
ごとに微妙に異なることによる、出玉率の変動を
防止することができる。
第4図は、可変入賞球装置10の一部分解斜視
図である。
第4図を参照して、取付基板12には、前方側
へ突出する予め定められた長さの間隔規定突柱4
4a,44bが一体的に形成されている。また、
入賞空間14の最下方縁に沿つて、前後の幅が上
記間隔規定突柱44a,44bと等しい玉受棚4
6が一体的に形成されている。なお、玉受棚46
は、その中央および右側部分が切欠かれて省略さ
れている。
間隔規定突柱44a,44bの前面には小さな
係合穴48a,48bが形成されている。
さらに、取付基板12には、下部入賞空間14
bの周囲に、側部係合穴50a,50bと、下部
係合穴52a,52bとが形成されている。
下部前面飾り板28の裏側には、該飾り板28
が取付基板12の前方に装着されたときに、上記
係合穴48a,48bとそれぞれ係合する係合突
起54a,54bが形成されている。
また、取付基板12の側部係合穴50a,50
bおよび下部係合穴52a,52bにそれぞれ対
応して、側部係止片56a,56bおよび下部係
止片58a,58bが形成されている。これら各
係止片56a,56b,58a,58bは、それ
ぞれ、下部前面飾り板28の裏面から後方へ所定
の長さ突出するようにされており、その長さは、
ちようど、前述した取付基板12の間隔規定突柱
44a,44bや玉受棚46の前後の幅と等しく
選ばれている。なお、側部係止片56a,56b
には、一定的に側壁板60a,60bが形成さ
れ、下部入賞空間14bへ側方からパチンコ玉が
飛び込むのを防止している。
下部前面飾り板28の裏面下方位置には、特定
入賞口形成部材62が固定されている。特定入賞
口形成部材62は、この実施例では、ビス64に
よつて各前面飾り板28に固着されているが、接
着剤で固着してもよいし、下部前面飾り板28と
一体的に成形してもよい。
特定入賞口形成部材62は、特定入賞口24
(第1図参照)と通常入賞口26a,26bとを
仕切るための仕切壁66a,66bを含み、該仕
切壁66a,66bによつて入賞口が区画されて
いる。
また、特定入賞口形成部材62は、各入賞口に
対応して、入賞玉誘導突起68,70a,70b
を有している。これら入賞玉誘導突起68,70
a,70bは、その側面形状が三角形または台形
の突起で、上方から落下してきたパチンコ玉を後
方へ弾く役目をする。
この実施例のように、取付基板12と下部前面
飾り板28とを構成した場合、取付基板12に対
して下部前面飾り板28が着脱自在となり、ビス
等で下部前面飾り板28を取付基板12に固着し
なくてもよいので、その組立てが容易になる。
また、下部前面飾り板28は、その表面に異な
る意匠を施したものを準備し、それらを適宜取替
えることが可能であるから、可変入賞球装置10
全体の外観意匠を容易に変更可能であるという利
点も有する。
なお、第4図において、72a,72bは、可
動部材16a,16bをそれぞれ駆動するための
ソレノイドである。
第3図は、この考案の他の実施例に係る可変入
賞球装置38の正面図である。
この可変入賞球装置38の特徴は、下部前面飾
り板28を、飾り板基本部40と飾り板延設部4
2とに分けている点である。飾り板基本部40
は、従来の可変入賞球装置において設けられてい
たのと同等な下部前面飾り板であつて、特定入賞
口24,通常入賞口26aおよび通常入賞口26
bの前方側だけを覆うものである。
飾り板延設部42は、飾り板基本部40の上側
に配置された板状部材で、この飾り板延設部42
によつて下部入賞空間14bの残りの部分が覆わ
れている。
このように、下部前面飾り板28を飾り板基本
部40と飾り板延設部42とに分けても、第1の
実施例に係る可変入賞球装置(第1図参照)と同
様な効果が得られる。
なお、可変入賞球装置38のその他の構成は、可
変入賞球装置10と同じであるから、同一部分に
は同一番号を付し、ここでの説明は省略する。
以上説明した実施例では、前面飾り板は、下部
入賞空間14bの前方を覆うものとしたが、取付
基板12の全前面を覆うものであつてもよい。そ
の際、好ましくは、入賞空間内が見えるように、
前面飾り板は透明な板とするとよい。
また、可動部材16a,16bは、1対の回動
型のものとしたが、左右1対の可動部材で、水平
方向に、互いに外方および内方へ繰返し摺動する
ものでもよい。
また、1対でなく、単体の可動部材であつても
よい。
なお、入賞口は、上記実施例のように、取付基
板の前面側でもよいし、後方側(内部)に設けら
れていてもよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案は、複数の入賞口の前
方に、取付基板に平行に、かつ、一定間隔を隔て
て前面被覆板を設けるとともに、その前面被覆板
の上端を弾球遊技機のガラス面と被覆板との間の
寸法誤差の影響をなくすことのできる高さまで延
長したので、可変入賞球装置における特定入賞口
への遊技玉の入賞確率を一定に保つことができ
る。
したがつて、この考案に係る可変入賞球装置を
用いた弾球遊技機は、出玉率の調整がしやすく、
遊技者に対して公平な遊技機とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る可変入賞
球装置10の正面図である。第2図は、この考案
の一実施例に係る可変入賞球装置10の側断面図
解図である。第3図は、この考案の他の実施例に
係る可変入賞球装置38の正面図である。第4図
は、この発明の一実施例に係る可変入賞球装置1
0の一部分解斜視図である。第5図および第6図
は、従来の可変入賞球装置であつて、その問題点
を説明するための図である。 図において、10,38は可変入賞球装置、1
2は取付基板、14は入賞空間、14aは上部入
賞空間、14bは下部入賞空間、16a,16b
は可動部材、18は上部傾斜板、20は入賞玉振
分部材、22は下部傾斜板、24は特定入賞口、
26a,26bは通常入賞口、28は下部前面飾
り板、34はガラス板を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 遊技盤面に取付けられる取付基板の前面に設
    けられた可動部材と、その可動部材を駆動する
    ための電気的駆動手段とを含み、可動部材の状
    態によつて遊技者にとつて有利な第1の状態と
    不利な第2の状態とに変化自在であり、前記取
    付基板に複数の入賞口が形成された可変入賞球
    装置において、 前記複数の入賞口の前方側に、前記取付基板
    に平行に、かつ、取付基板と一定間隔を隔てて
    前面被覆板を設けるとともに、該前面被覆板の
    上端を、該入賞球装置が弾球遊技機に組込まれ
    た際に、弾球遊技機のガラス面と前記前面被覆
    板との間に寸法誤差があつてもその影響をなく
    すことのできる高さまで延長したことを特徴と
    する、弾球遊技機の可変入賞球装置。 (2) 前記前面被覆板は、少なくとも前記複数の入
    賞口の前方側を覆う基本部とその上側に位置す
    る延設部とからなり、 基本部と延設部とが1枚の板によつて一体的
    に構成されていることを特徴とする、実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の弾球遊技機の可
    変入賞球装置。 (3) 前記前面被覆板は、少なくとも前記複数の入
    賞口の前面を覆う基本部とその上側に位置する
    延設部とからなり、 前記基本部と延設部とは別体の板によつて構
    成されていることを特徴とする、実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の弾球遊技機の可変入
    賞球装置。 (4) 前記前面被覆板は係合部を含み、前記取付基
    板は被係合部を含み、 前記係合部と被係合部との係合によつて前記
    取付基板に前記前面被覆板が着脱自在に取付け
    られることを特徴とする、実用新案登録請求の
    範囲第1項、第2項または第3項に記載の弾球
    遊技機の可変入賞球装置。 (5) 前記可動部材は、対向状に設けられた1対の
    可動部材であることを特徴とする、実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項、第3項または第
    4項に記載の弾球遊技機の可変入賞球装置。
JP2062587U 1987-02-13 1987-02-13 Expired - Lifetime JPH0522224Y2 (ja)

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