JPH0522249U - 踏切用遮断機棒への表示板の支持装置 - Google Patents
踏切用遮断機棒への表示板の支持装置Info
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- JPH0522249U JPH0522249U JP400324U JP40032490U JPH0522249U JP H0522249 U JPH0522249 U JP H0522249U JP 400324 U JP400324 U JP 400324U JP 40032490 U JP40032490 U JP 40032490U JP H0522249 U JPH0522249 U JP H0522249U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、踏切用遮断機棒10の下方に、
注意書き等を表示するための表示板20を吊り下げて支
持できる支持装置30に関し、特にその構造が簡便で、
製造並びに遮断機棒10への取り付けが容易にできる。 【構成】 支持装置30は、踏切用遮断機棒10に巻き
付ける一端部が自由端41となった帯状のバンド部40
と、このバンド部40の他端部に形成され、バンド部4
0の前記自由端41を挿入する挿入孔51、及び該挿入
孔51中にバンド部40を拘束する逆止爪52を備えた
バックル部50と、一端部がバックル部50に軸止さ
れ、他端部に表示板20を取り付け可能な取付部60と
を備え、プラスチックで一体的に成形される。
注意書き等を表示するための表示板20を吊り下げて支
持できる支持装置30に関し、特にその構造が簡便で、
製造並びに遮断機棒10への取り付けが容易にできる。 【構成】 支持装置30は、踏切用遮断機棒10に巻き
付ける一端部が自由端41となった帯状のバンド部40
と、このバンド部40の他端部に形成され、バンド部4
0の前記自由端41を挿入する挿入孔51、及び該挿入
孔51中にバンド部40を拘束する逆止爪52を備えた
バックル部50と、一端部がバックル部50に軸止さ
れ、他端部に表示板20を取り付け可能な取付部60と
を備え、プラスチックで一体的に成形される。
Description
【0001】
この考案は、踏切用遮断機棒の下方に、注意書き等を表示するための表示板を 吊り下げて支持するための支持装置に関する。
【0002】
従来、この種の表示板の支持装置としては、例えば線状、棒状、管状物の結束 具(例えば実開昭57-49980号公報等)や、帯状材の取付具(例えば実開昭63-958 21号公報等)を利用することが可能である。 前者の結束具(実開昭57-49980号公報)は、一端が自由端となった帯状のバン ド部と、このバンド部の他端部に形成され、バンド部の前記自由端を挿入する挿 入孔、及び該挿入孔中にバンド部を拘束する逆止爪を備えたバックル部とを備え ている。
【0003】 又、後者の取付具(実開昭63-95821号公報)は、一端部に帯状材を通すことが できる連結部と、他端部に連結部に旋回可能に軸止された台座とを備えている。 したがって、例えば取付具の台座に、表示板を取り付ける。そして、取付具の 連結部には、結束具のバンド部を通すことで、取付具と結束具とを連結する。そ の後、結束具のバンド部を、踏切用遮断機棒の外周に巻き付け、その自由端をバ ックル部の挿入孔に通し、逆止爪により挿入孔中に拘束することで、結束具及び 取付具を介して、遮断機棒に表示板を支持することが可能である。
【0004】
しかし、上記した従来の結束具と取付具とを使用した取付方法では、両者を個 々に製造しなければならず、その製造が面倒であるばかりでなく、結束具のバン ド部を取付具の連結部に通してから、該バンド部を踏切用遮断機棒に巻き付けな ければならず、その取り付けが面倒であるばかりでなく、バンド部を踏切用遮断 機棒に巻き付けて、そのバックル部の挿入孔に通す際に、取付具の連結部が結束 具のバンド部から抜け落ち易いという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもの であり、その目的とするところは、踏切用遮断機棒用表示板専用の支持装置を提 供することにあり、特にプラスチックで一体的に成形することで、その製造及び 取り付けが簡便な支持装置を提供しようとするものである。 特に、請求項1記載の踏切用遮断機棒への表示板の支持装置の目的とするとこ ろは、取付部がバックル部に直接、軸止されているので、取付部の抜け落ちがな く、しかもバンド部を遮断機棒に巻き付けてバックル部に係止するだけで、簡便 に取り付けることができる支持装置を提供しようとするものである。
【0006】 これに加え、請求項2記載の支持装置の目的とするところは、表示板をその長 手方向に沿って安定保持できるばかりでなく、支持装置の取り付け個数を減少す ることができる支持装置を提供しようとするものである。 さらに、請求項3記載の支持装置の目的とするところは、その構造が簡単で、 製造が一層、容易であるばかりでなく、取付板の取り付けの容易な支持装置を提 供しようとするものである。
【0007】
本考案は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面 に示した実施例を用いて説明する。 請求項1記載の踏切用遮断機棒への表示板の支持装置は、図1〜4に示すよう に、遮断機棒(10)に巻き付ける一端部が自由端(41)となった帯状のバンド部(40) と、このバンド部の他端部に形成され、バンド部の前記自由端を挿入する挿入孔 (51)、及び該挿入孔中にバンド部を拘束する逆止爪(52)を備えたバックル部(50) と、一端部がバックル部に軸止され、他端部に表示板(20)を取り付け可能な取付 部(60)とを備え、プラスチックで一体的に成形されたことを特徴とする。
【0008】 請求項2記載の支持装置は、上記した請求項1記載の特徴点に加え、図5に示 すように、その取付部(60)は、バックル部(50)に一端部が軸止されると共に、そ の他端部は前記一端部から表示板(20)の長手方向に長く延び、その少なくとも両 端部には、表示板を係止する取付孔(66,66)をそれぞれ形成したことを特徴とす る。
【0009】 請求項3記載の支持装置は、図6,7に示すように、遮断機棒(10)に巻き付け る一端部が自由端(41)となった帯状のバンド部(40)と、このバンド部の他端部に 形成され、バンド部の前記自由端を挿入する挿入孔(51)、及び該挿入孔中にバン ド部を拘束する逆止爪(52)を備えたバックル部(50)と、前記バンド部の長さの途 中に形成され、U字形に屈曲した表示板の取付部(60)とを備え、プラスチックで 一体的に成形されたことを特徴とする。
【0010】
したがって、請求項1記載の支持装置によれば、その取付部(60)に表示板(20) を先に取り付けてから、バンド部(40)を遮断機棒(10)に巻き付け、バックル部(5 0)に通して固定させてもよいし、或いは先にバンド部を遮断機棒に固定し、後か ら表示板を取付部に取り付けてもよい。
【0011】 ここでは、前者の取付手順にもとづいて説明すると、まず、支持装置(30)の取 付部に表示板を先に取り付ける。尚、遮断機棒は、長尺であり、その長手方向に 沿って注意書き等を表示させるため、表示板も、遮断機棒の長手方向に沿って取 り付ける。このため、支持装置を、表示板の長手方向に適宜間隔で複数個、取り 付ける。
【0012】 つぎに、各支持装置のバンド部を、その自由端より遮断機棒の外周にループ状 に巻き付けた後、その自由端(41)をバックル部の挿入孔(51)の一端から通し、そ の他端からバンド部の自由端を引き出す。こうして、バンド部の自由端をバック ル部の挿入孔から引き出すと、バンド部は、バックル部の逆止爪(52)によりその 挿入孔中に拘束され、挿入孔から抜けなくなる。
【0013】 その後、各支持装置に取り付けられた表示板を、遮断機棒の下側に位置させて おき、各支持装置の挿入孔の他端から引き出したバンド部の自由端をさらに引き 出すようにすることで、遮断機棒に巻き付けたバンド部のループの内径を縮径さ せる。こうして、バンド部を十分に締め付けておけば、各支持装置が遮断機棒の 長手方向に移動しないようにできる。尚、遮断機棒を締め付けた状態でも、バン ド部は、バックル部の逆止爪によりその挿入孔中に拘束され、その緩みが防止さ れる。
【0014】 したがって、表示板は、各支持装置を介して遮断機棒から下方に垂れ下がった 状態で遮断機棒に支持され、しかも、バンド部との間の軸を中心に取付部に旋回 可能に支持される。 請求項2記載の支持装置によれば、上記した請求項1記載の支持装置と同様に 取り付けることができるほか、取付部(60)の少なくとも両端部にそれぞれ形成さ れた取付孔(66,66)に、表示板(20)をそれぞれ取り付けることができる。
【0015】 請求項3記載の支持装置によれば、表示板(20)にバンド部(40)の自由端(41)を 通し、その長さの途中に形成されたU字形に屈曲した取付部(60)に表示板を位置 させる。 つぎに、各支持装置(30)の取付部が遮断機棒(10)の下方に位置するようにし、 上記した請求項1記載の支持装置と同様に取り付ければよく、表示板は、各支持 装置を介して遮断機棒から下方に垂れ下がった状態で遮断機棒に支持される。
【0016】
図1〜4は、本考案の第1実施例を示すものであり、図1は本装置の要部断面 図、図2は取付状態を示す要部斜視図、図3は本装置の斜視図、図4は本装置の 平面図をそれぞれ示す。 図1,2中、10は踏切の遮断機(図示せず)に昇降可能に取り付けられた遮断 機棒、20は遮断機棒10の下方に注意書き等を表示するための表示板、30は表示板 20を遮断機棒10から下方に吊り下げて支持するための支持装置をそれぞれ示す。
【0017】 上記支持装置30は、図1,3,4に示すように、上記遮断機棒10に巻き付ける 一端部が自由端41となった帯状のバンド部40と、このバンド部40の他端部に形成 され、バンド部40の前記自由端41を挿入する挿入孔51、及び該挿入孔51中にバン ド部40を拘束する逆止爪52を備えたバックル部50と、一端部がバックル部50に軸 止され、他端部に表示板20を取り付け可能な取付部60とを備え、適度な弾性と剛 性を有すプラスチックにより一体的に成形される。
【0018】 上記遮断機棒10は、図2に示すように、例えば竹やプラスチック製の長尺なパ イプ材を使用する。そして、上記パイプ材の外周面には、例えば直接、塗装した り、テープを巻いたり、或いは袋をかぶせる等して、その外周面に適宜間隔で黄 色と黒色の色分け模様を施して、遮断機棒10とする。 前記表示板20は、図2に示すように、遮断機棒10の長手方向に長い帯状を成し 、例えば合板やプラスチックボードを使用する。そして、表示板20の少なくとも 一方の面には、注意書き等を塗料等を使用して表示する。
【0019】 上記バンド部40は、図1,3,4に示すように、帯状で、その先端自由端41を 前記バックル部50の挿入孔51に挿入し易いように、先細状に尖らせている。そし て、バンド部40には、図1において向かって右側の面に、前記バックル部50の逆 止爪52にそれぞれ係合すると共に、バンド表面から断面凹状に凹んだ凹部42…を 、図4に示すように、バンド部40の長さ方向に沿って適宜間隔で複数段形成する 。
【0020】 前記バックル部50は、図1,3,4に示すように、中空角筒形に形成されてい る。 又、バックル部50の挿入孔51は、図1において左右方向に貫通し、その挿入孔 51内に逆止爪52を形成している。 より具体的には、図1に示すように、挿入孔51内には、その底壁から斜め上方 に、図1において向かって左側から右側に向かって延びた弾性片53を形成する。 そして、逆止爪52は、弾性片53の長さの途中に形成され、バンド部40の各凹部42 にそれぞれはまり込む、斜面を図1において向かって左側に向けた断面鋸歯形に 、弾性片53の上面より突出している。
【0021】 又、弾性片53の先端部は、図1において向かって右側に位置するバックル部50 の開口出口51bより外向きに突出させ、指等で弾性片53を操作できる操作部54を 形成する。 さらに、バックル部50には、図1,3,4に示すように、その幅方向の両端部 から下方に向かって、互いに離れて平行に延びた一対の連結片55,55を形成する 。そして、両連結片55には、取付部60を軸止する左右一対の軸穴56,56を相対向 させて形成する。
【0022】 前記取付部60は、図1,3,4に示すように、平板状の本体部61と、この本体 部61の左右両端部から互いに背向して突出し、バックル部50の両軸穴56にそれぞ れはまり込む左右一対の突軸62,62と、本体部61のほぼ中央に形成され、その表 裏面に貫通した円形の取付孔62とを備え、バンド部40やバックル部50と共に、一 体的に成形される。
【0023】 すなわち、成形時には、取付部60の両突軸62が、バックル部50の両連結片55に 一連につながった状態で成形される。そして、成形後に、連結片55の軸穴56とな る内周部分と、取付部60の突軸62となる外周部分とを環状にくり抜くことで、両 軸穴56と、その内部にそれぞれはまり込んだ状態で各突軸62をそれぞれ形成する 。
【0024】 つぎに、上記した構成を有する支持装置30を使用して、表示板20を遮断機棒10 に取り付けるための取付手順を説明する。 まず、支持装置30の取付部60に表示板20を先に取り付けてから、バンド部40を 遮断機棒10に巻き付け、バックル部50に通して固定させてもよいし、或いは先に バンド部40を遮断機棒10に固定し、後から表示板20を取付部60に取り付けてもよ い。
【0025】 ここでは、前者の取付手順にもとづいて説明すると、まず、支持装置30の取付 部60に表示板20を取り付ける。 すなわち、表示板20には、図1に示すように、支持装置30の取付部60の取付孔 63とほぼ同じ大きさの表示板20の表裏面に貫通した貫通孔21を、支持装置30の取 付間隔に合わせて適宜間隔で形成する。
【0026】 そして、表示板20と各支持装置30の取付部60とを、図1に示すように重ね合わ せ、両者の貫通孔21と取付孔63とを整合させた上、一方からリベット70を一連に 挿入し、他端から出たリベット70の先端部をかしめて抜け止めを行う。 こうして、表示板20には、図2に示すように、その長手方向に沿って、各支持 装置30の取付部60を適宜間隔で取り付ける。
【0027】 つぎに、各支持装置30を、図1,2に示すように、遮断機棒10に取り付ける。 すなわち、各支持装置30のバンド部40を、図1,2に示すように、その自由端 41より遮断機棒10の外周にループ状に巻き付ける。このとき、バンド部40の凹部 42が、図1に二点鎖線で示したように、ループの外周に位置するように遮断機棒 10に巻き付ける。
【0028】 そして、遮断機棒10に巻き付けたバンド部40の自由端41を、図1に二点鎖線で 示したように、バックル部50の挿入孔51の左側に位置する開口入口51aから挿入 する。バンド部40を挿入すると、その自由端41が挿入孔51中の逆止爪52に係合す る。 バンド部40の自由端41をさらに深く挿入すると、逆止爪52の斜面がバンド部40 の下面に押されて、弾性片53が挿入孔51内において下方にたわみ込むことにより 、バンド部40の自由端41が、挿入孔51中をその開口入口51aから開口出口51bに向 かって進行する。
【0029】 こうして、バンド部40の自由端41が、図1に二点鎖線で示したように、開口出 口51bから一部出たならば、突出端を挿入孔51からさらに引き出すようにして、 遮断機棒10に巻き付けたループの径を縮径させる。 このとき、バンド部40の各凹部42は、挿入孔51中ではその下面が開放し、凹部 42の一つが逆止爪52の直上に位置すると、逆止爪52が弾性片53の弾性復元力によ り該凹部42内に下方よりはまり込む。そして、バンド部40がさらに引き出される と、逆止爪52の斜面が、隣接する凹部42間に位置する凸部分に係合し、弾性片53 が再度、下方にたわみ込む。
【0030】 こうして、バンド部40の進行に伴って、その凹部42の位置では、逆止爪52が凹 部42の一つにはまり込み、隣接する凹部42間に位置する凸部分では、逆止爪52が 該凹部42から係脱し、弾性片53と共に下方にたわみ込み、バンド部40の進行に伴 って、これを繰り返す。 そして、表示板20が遮断機棒10から下方に垂れ下がった状態にしておき、バン ド部40をさらに引き出すことで、遮断機棒10に巻き付けたループの径を縮径させ 、バンド部40を遮断機棒10の外周にきつく巻き付かせる。
【0031】 つぎに、バンド部40から手を離すと、逆止爪52が、その直上に位置する凹部42 の一つに、弾性片53の弾性復元力により下方よりはまり込むことで、バンド部40 がバックル部50の挿入孔51中に拘束され、バンド部40が緩まなくなる。 こうして、バンド部40を遮断機棒10にきつく巻き付かせると、バンド部40の内 周面と遮断機棒10の外周面との摩擦抵抗により、バンド部40が遮断機棒10の外周 方向に空回りするのが防止される。
【0032】 又、上記摩擦抵抗により、バンド部40が遮断機棒10の長手方向に移動するのも 防止される。特に、遮断機棒10に、竹等の節のあるパイプ材を使用すれば、その 節にバンド部40が当たって、遮断機棒10の長手方向への移動を、一層、確実に阻 止することができる。 したがって、表示板20は、図2に示すように、各支持装置30を介して遮断機棒 10から下方に垂れ下がった状態で支持される。
【0033】 又、表示板20は、各支持装置30の取付部60が、バックル部50にそれぞれ軸止さ れていることから、表示板20がその厚み方向に、遮断機棒10に対し、取付部60の 各突軸62を中心に旋回可能に支持される。 一方、表示板20を取り外したり、交換するには、支持装置30のバックル部50の 操作部54に指を掛けて、弾性片53をその弾性力に抗して押し下げればよい。弾性 片53を押し下げると、その逆止爪52がバンド部40の凹部42から下方に係脱する。
【0034】 したがって、弾性片53を押し下げた状態で、バンド部40をバックル部50の挿入 孔51から引き抜くことで、表示板20を遮断機棒10から外すことができる。 図5は本考案の第2実施例を示すもので、同図は支持装置30の斜視図を示す。 本実施例の特徴点は、その支持装置30の取付部60の構造にあり、その下端部を 表示板20の長手方向に延長させた点にある。
【0035】 すなわち、本実施例の取付部60は、図5に示すように、先に説明した第1実施 例のものと同様に、平板状の本体部61と、左右一対の突軸62,62とを有するほか 、本体部61の下端両端部から両突軸62の突出方向と同方向に長く延びた棒状の延 長部64を形成する。そして、延長部64の両端部には、板状に垂下した左右一対の 板状部65,65を形成し、各板状部65には、そのほぼ中央に表裏面に貫通した円形 の取付孔66をそれぞれ形成する。
【0036】 本実施例によれば、支持装置30の取付部60の両取付孔66に、リベット70を使用 して表示板20をそれぞれ固定することができる。 したがって、本実施例によれば、先の第1実施例のものと比較して、取付孔66 の数が1つ多く、しかも両取付孔66の間隔が広いことから、表示板20を安定支持 できるばかりでなく、支持装置30の取付間隔を広げることができるので、表示板 20を支持するに必要とする支持装置30の数を減少することができる。
【0037】 尚、本実施例の説明において、先に説明した第1実施例で説明したものと同一 構成部分については、同一符号を付してその具体的な説明を省略する。 又、本実施例においては、取付部60の延長部64の両端部に、左右一対の板状部 65と、各板状部65にそれぞれ形成された取付孔66とをそれぞれ形成したが、これ に限らず、延長部64の長さの途中に板状部65と取付孔66とをそれぞれ形成しても よい。
【0038】 図6,7は本考案の他の実施例を示すものであり、図6は、支持装置30の斜視 図及び表示板20の一部斜視図、図7はその取付状態を示す要部縦断面図をそれぞ れ示す。 本実施例の特徴点は、その支持装置30の取付部60の構造にあり、取付部60をバ ンド部40の長さの途中に形成した点にある。
【0039】 すなわち、バンド部40の長さの途中には、図6に示すように、その厚み方向に 、凹部42の非形成面から形成面に向かって、略U字形に屈曲させた取付部60を形 成する。尚、取付部60は、成形時に屈曲させた状態で成形してもよいし、或いは 成形後に熱等を加えて、永久変形させてもよい。 又、取付部60のバンド部40の長手方向の両側には、図6に示すように、バンド 部40の幅方向両側縁より外向きに突出した表示板20のずれ止め用の突片80〜83を 一体的にそれぞれ形成する。
【0040】 上記突片80〜83は、図6に示すように、バンド部40の幅方向に対向するもの同 士がそれぞれ対を成す。そそて、バンド部40の自由端41寄りに位置する両突片80 ,81は、取付部60に向かって概略J字形にそれぞれ突出させる。又、取付部60を 挟んで、バンド部40の反対側に位置する両突片82,83も、互いに対を成し、バン ド部40の幅方向両側縁から外向きに直線的な棒状にそれぞれ突出させる。
【0041】 一方、表示板20には、図6に示すように、支持装置30の取付間隔に合わせて、 バンド部40が通る大きさの略長方形状の差込孔22をそれぞれ形成する。より具体 的には、差込孔22は、その長辺の長さがバンド部40のバンド幅に等しいか、或い は少し幅広に設定され、又、その短辺の長さが、バンド部40の厚みにほぼ等しい か、或いは少し大きく設定されている。
【0042】 本実施例では、支持装置30のバンド部40を、その自由端41より表示板20の差込 孔22に合わせて差し込むことで、表示板20を予めバンド部40の取付部60に取り付 けておく。 すなわち、バンド部40は、その自由端41を表示板20の差込孔22の片側から通し 、差込孔22の反対側から引き出す。その後、表示板20の差込孔22をバンド部40の 長手方向に沿って移動する。表示板20の差込孔22をバンド部40の長手方向に移動 すると、差込孔22の孔縁がバンド部40の自由端41寄りに位置する対を成す両突片 80,81に係合する。
【0043】 ここで、表示板20の差込孔22を取付部60に向かってさらに移動すると、両突片 80,81がJ字形に屈曲していることから、差込孔22の孔縁に押されて互いに接近 する方向にたわみ込む。このため、差込孔22が両突片80,81を乗り越えるように して通過し、図7に示すように、バンド部40のU字形に屈曲した取付部60にはま り込む。
【0044】 こうして、表示板20の差込孔22が、バンド部40の取付部60にはまり込むと、そ の両側に位置する突片80〜83により、バンド部40の取付部60の範囲外への移動が 阻止される。 まず、表示板20の差込孔22が、バンド部40の自由端41に向かって移動する際に は、バンド部40の自由端41寄りに位置する両突片80,81により、バンド部40から の抜けが阻止される。
【0045】 すなわち、両突片80,81は、表示板20の差込孔22が一旦通過すると、プラスチ ックの弾性復元力により、自由端先端をバンド部40の取付部60に向けた状態で、 J字形に復帰する。又、表示板20の差込孔22の長辺の長さが、バンド部40のバン ド幅にほぼ等しいか、或いは少し幅広に設定されていることから、表示板20の差 込孔22が、バンド部40の自由端41に向かって移動しようとすると、表示板20の差 込孔22の周囲に、突片80,81のJ字形に屈曲した自由端先端部がそれぞれ当接す る。
【0046】 ここで、表示板20の差込孔22を、バンド部40の自由端41に向かって無理に移動 しようとすると、両突片80,81が逆立つようにして直線的に延び、表示板20の差 込孔22の長辺より長くなる。このため、両突片80,81が表示板20の差込孔22の周 囲にそれぞれ当たることから、表示板20の差込孔22の移動が阻止される。 逆に、表示板20の差込孔22が、バックル部50に向かって移動する際には、バッ クル部50寄りに位置する対を成す両突片82,83により、その移動が阻止される。
【0047】 すなわち、両突片82,83は、バンド部40の幅方向両側縁から外向きに直線的な 棒状にそれぞれ突出している。又、表示板20の差込孔22の長辺の長さが、バンド 部40のバンド幅にほぼ等しいか、或いは少し幅広に設定されていることから、表 示板20の差込孔22が、バックル部50に向かって移動しようとすると、両突片82,8 3が表示板20の差込孔22の周囲にそれぞれ当たり、表示板20の差込孔22の移動が 阻止される。
【0048】 つぎに、表示板20を取り付けた各支持装置30のバンド部40を、図7に示すよう に、その取付部60を遮断機棒10の下方に位置させるようにして、先の第1実施例 のものと同様に、そのバンド部40を遮断機棒10の外周に巻き付けた後、バックル 部50に通して締め付ける。 こうして、支持装置30を遮断機棒10に固定すると、表示板20は、図7に示すよ うに、遮断機棒10から下方に垂れ下がった状態に支持される。又、表示板20は、 その自重により、バンド部40の取付部60の下端部に位置するU字形に屈曲した部 分に位置することから、該U字形屈曲部分に沿って、表示板20がその厚み方向に 旋回可能に支持される。
【0049】 本実施例によれば、先に説明した両実施例のものに比較して、バンド部40の取 付部60の構造を一層、簡単にできるばかりでなく、バンド部40を表示板20の差込 孔22に差し込むだけでよいので、表示板20の取り付けの一層、簡便な支持装置30 を提供することができる。 又、表示板20の差込孔22を、バンド部40の取付部60に差し込んであるだけなの で、バンド部40の自由端41寄りに位置する両突片80,81を指でたわみ込ませなが ら、表示板20の差込孔22を通過させるだけで、バンド部40より表示板20を抜き取 ることができる。このため、表示板20の取り外しや交換を簡単に行うことができ 、しかも取り外した支持装置30を再使用することができる。
【0050】 尚、図面に示した各実施例では、支持装置30のバンド部40の凹部42を、遮断機 棒10に巻き付けた際に外周面となる一方の面に形成したが、これに限らずに、遮 断機棒10に巻き付けた際に内周面となる他方の面に形成してもよい。又、バンド 部40の凹部42を、内周面となる他方の面に形成した場合には、逆止爪52及び弾性 片53を、バックル部50の挿入孔51内において、その上壁から下方に向かって突出 させればよい。このように、バンド部40の凹部42を、内周面となる他方の面に形 成した場合には、遮断機棒10の外周面との単位面積当たりの接触圧を増加させ、 機械的係合力を増加できるため、バンド部40のずれを一層、確実に防止すること ができる。さらに、バンド部40の内周面に、弾性に富むエラストマー系の樹脂を 二次成形し、遮断機棒10の外周面との摩擦係数を大きくし、バンド部40を滑り難 くしてもよい。
【0051】
本考案は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を 奏する。 請求項1記載の踏切用遮断機棒への表示板の支持装置によれば、その製造及び 取り付けが簡便な支持装置を提供することができる。
【0052】 これに加えて、請求項2記載の支持装置によれば、表示板をその長手方向に沿 って安定保持できるばかりでなく、支持装置の取り付け個数を減少することがで きる。 請求項3記載の支持装置は、構造が簡単で、その製造が一層、容易であるばか りでなく、表示板をより一層、簡便に取り付けることができる支持装置を提供す ることができる。
【図1】本考案の第1実施例の要部断面図である。
【図2】取付状態を示す要部斜視図である。
【図3】支持装置の斜視図である。
【図4】支持装置の平面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案の他の実施例の斜視図である。
【図7】取付状態を示す要部縦断面図である。
10 踏切用遮断機棒 20 表示板 30 支持装置 40 バンド部 41 自由端 50 バックル部 51 挿入孔 52 逆止爪 60 取付部
Claims (3)
- 【請求項1】 踏切用遮断機棒に巻き付ける一端部が自
由端となった帯状のバンド部と、このバンド部の他端部
に形成され、バンド部の前記自由端を挿入する挿入孔、
及び該挿入孔中にバンド部を拘束する逆止爪を備えたバ
ックル部と、一端部がバックル部に軸止され、他端部に
表示板を取り付け可能な取付部とを備え、プラスチック
で一体的に成形されたことを特徴とする踏切用遮断機棒
への表示板の支持装置。 - 【請求項2】 取付部は、バックル部に一端部が軸止さ
れると共に、その他端部は前記一端部から表示板の長手
方向に長く延び、その少なくとも両端部には、表示板を
係止する取付孔をそれぞれ形成したことを特徴とする請
求項1記載の踏切用遮断機棒への表示板の支持装置。 - 【請求項3】 踏切用遮断機棒に巻き付ける一端部が自
由端となった帯状のバンド部と、このバンド部の他端部
に形成され、バンド部の前記自由端を挿入する挿入孔、
及び該挿入孔中にバンド部を拘束する逆止爪を備えたバ
ックル部と、前記バンド部の長さの途中に形成され、U
字形に屈曲した表示板の取付部とを備え、プラスチック
で一体的に成形されたことを特徴とする踏切用遮断機棒
への表示板の支持装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP400324U JPH0522249U (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 踏切用遮断機棒への表示板の支持装置 |
| KR2019910020390U KR940001408Y1 (ko) | 1990-12-11 | 1991-11-26 | 건널목용 차단기봉에서의 표시판 지지장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP400324U JPH0522249U (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 踏切用遮断機棒への表示板の支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522249U true JPH0522249U (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=18510238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP400324U Pending JPH0522249U (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 踏切用遮断機棒への表示板の支持装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522249U (ja) |
| KR (1) | KR940001408Y1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012045966A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Happo Chemical Co Ltd | 踏切等遮断棒用表示板 |
| JP2014038141A (ja) * | 2012-08-11 | 2014-02-27 | Unit Safety Sign Co Ltd | ラミネート積層体吊り下げ具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166110A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-01 | 松下電器産業株式会社 | 電気コ−ドの収束具 |
| JPS6363028B2 (ja) * | 1983-05-17 | 1988-12-06 | ||
| JPH02290114A (ja) * | 1990-04-09 | 1990-11-30 | Hitachi Ltd | ケーブル固定バンド |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP400324U patent/JPH0522249U/ja active Pending
-
1991
- 1991-11-26 KR KR2019910020390U patent/KR940001408Y1/ko not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166110A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-01 | 松下電器産業株式会社 | 電気コ−ドの収束具 |
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| JP2014038141A (ja) * | 2012-08-11 | 2014-02-27 | Unit Safety Sign Co Ltd | ラミネート積層体吊り下げ具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940001408Y1 (ko) | 1994-03-16 |
| KR920012215U (ko) | 1992-07-25 |
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|---|---|---|---|
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