JPH0522262Y2 - - Google Patents

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JPH0522262Y2
JPH0522262Y2 JP1987183232U JP18323287U JPH0522262Y2 JP H0522262 Y2 JPH0522262 Y2 JP H0522262Y2 JP 1987183232 U JP1987183232 U JP 1987183232U JP 18323287 U JP18323287 U JP 18323287U JP H0522262 Y2 JPH0522262 Y2 JP H0522262Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は触媒ユニツトに係り、特にユニツトを
形成する板状触媒の変形を防止する触媒ユニツト
に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、ボイラ等の排ガス中の窒素酸化物
(NOx)を低減する方法として、触媒の存在下で
排ガスとアンモニア(NH3)ガス等の還元性物
質を接触反応させNOxを低減する、いわゆる選
択的接触還元(SCR)法が広く国内外のプラン
トで利用されている。この選択的接触還元
(SCR)法に用いられる、いわゆる脱硝触媒の組
成および形状については各社において精力的な研
究開発がなされており、種々の考案が開示されて
いる。そのうち形状に関するものとしては特開昭
54−57466号公報および実開昭57−70428号公報が
あげられる。第8図は、これらの公報に開示され
た板状触媒の斜視図である。この板状触媒は、断
面Z字型の突起11および平板部10を有し、重
ねるだけでパラレルフロー型触媒を容易に形成で
きる上、量産性もよい。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記板状触媒を単に積み重ねて
ユニツト化した従来技術では、最も下に位置する
板状触媒の平板部とその1枚上に位置する板状触
媒の断面Z字型突起部との接触部分には、積み重
ねた複数枚の板状触媒の重量がかかり、触媒が変
形して触媒ユニツトの外観が損なわれるだけでな
く、ガス流路の変形によるガスの偏流が生じて脱
硝性能の低下またはダストを多く含む排ガスの場
合にはダストの堆積を生じ易いという問題があつ
た。例えば第9図は、触媒ユニツトを形成する板
状触媒の平板部が変形した状態を示す断面図であ
るが、板状触媒2には触媒の重力等による応力の
作用により変形部分12が生じている状態が示さ
れている。
このような問題を回避するために触媒ユニツト
を形成する際に、板状触媒を立てる方法が考えら
れるが、たとえ触媒を立てたとしても、触媒の輸
送時または脱硝装置運転時の衝撃もしくは振動に
より、ユニツト両端の板状触媒の平板部は大きな
力を受けて変形し、脱硝性能の低下を招くことに
なる。
本考案の目的は、上記従来技術の問題点をなく
し、重ね合わせた板状触媒の変形を防止する触媒
ユニツトを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、断面Z字型
の突起部と平板部が交互に連続してなる板状触媒
Aと、該板状触媒Aを180°水平方向に回転してな
る板状触媒Bとを枠体内に交互に下から上に水平
方向に積み重ねてなる触媒ユニツトであつて、該
触媒ユニツトの上下端の板状触媒と枠体との間
に、該板状触媒の平板部を支持する山型突起を有
するスペーサを設けたことを特徴とする触媒ユニ
ツトである。
〔作用〕
重ね合わせた板状触媒の上下端の板状触媒と枠
体との間に山型突起を有するスペーサを設けたこ
とにより、枠体に接する板状触媒の平板部に触媒
の重量等による応力が作用するのと同時に、該応
力と反対方向に抗力が働き、応力が打ち消される
ので、板状触媒の変形が防止される。
本考案においては、積み重ねた上下端の板状触
媒と枠体との間に該板状触媒の平板部を支持する
突起を有するスペーサを設ける。スペーサの材質
としては、ステレンス鋼板またはアルミナもしく
はコーデイエライト等のセラミツクスを使用する
ことが好ましい。これらの材質は、石炭または低
質重油を燃料とするボイラの排ガスを300℃以上
で脱硝処理する場合、排ガス中の硫黄酸化物によ
る腐食および灰などのダストによる摩耗に対する
耐久性が高い。しかし、これらに何ら限定される
ものではなく、例えば鋼板のようなステンレス鋼
板以外の金属材料または触媒の使用温度が200℃
以下であればポリ四フツ化エチレンなどの帯熱性
有機材料も使用し得る。ただし、上記スペーサを
低コストで製作しようとする場合にはプレス成形
が可能な金属材料を使用することが好ましい。
また本考案において、前記スペーサは、その山
型突起が上下端の板状触媒の平板部を介して接す
る他の板状触媒の突起部と対向して設けることが
好ましい。
本考案において、スペーサに設ける山型突起の
形状としては、断面V字形(または逆V字形)、
三角柱状、パイプ状、丸棒状、半球状等の形状が
あげられる。
第3〜7図に、代表的な突起の形状を示す。第
3図は板状突起5を、第4図は三角柱状突起6
を、第5図はパイプ状突起7を、第6図は丸棒状
突起8を、第7図は半球状突起9をそれぞれ示し
ているが、これらに限定されるものではなく同一
の作用効果を有するものであればよい。
〔実施例〕
次に、本考案を実施例によりさらに詳細に説明
する。
第1図は、本考案の一実施例である触媒ユニツ
トを示す断面図、第2図は、第1図はスペーサ3
の斜視図である。
この触媒ユニツトは、底部に配置された平板よ
りなる枠体1と、該枠体1の上に配置された山型
の突起を有するスペーサ3と、さらにその上に断
面Z字型突起を1枚ごとに逆方向、すなわち1枚
ごとにそれぞれ180°ずつ水平方向に回転した状態
で複数枚積み重ねられた脱硝用の板状触媒2と、
該板状触媒2の最上部に、その突起が前記スペー
サ3と逆向きになるように重ねられた、やはり山
型の突起を有するスペーサ3と、これらを囲むよ
うにその両側および上部に配置されたそれぞれ平
板からなる枠体1とから構成されている。なお、
前記枠体1はそれぞれその接辺で接続されてい
る。
このような構成においてこの触媒ユニツトは、
脱硝装置に組込まれて脱硝触媒ユニツトとして使
用される。
本実施例によれば、板状触媒2と枠体1との間
に突起付きのスペーサ3を配置したことにより、
最下層の板状触媒2の変形を防止できるととも
に、触媒ユニツト全体の強度が向上し、脱硝装置
建設時の脱硝触媒の取扱いがより容易となる。ま
た処理する排ガスの偏流を防止することができる
ので、長期間にわたり高い脱硝性能を維持するこ
とができるとともに、ダストを多く含む排ガスの
場合にもダストが堆積しにくくなる。さらに、比
較的低コストで触媒ユニツトの製造時間の短縮お
よび触媒ユニツトを組込んだ装置の建設時間の短
縮が可能となる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、触媒ユニツトを形成する板状
触媒の変形を防止できるとともに、触媒ユニツト
全体としての強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す触媒ユニツ
トの断面図、第2図は、第1図のスペーサを示す
斜視図、第3図〜第7図は、本考案に用いられる
典型的な突起の形状を示す斜視図、第8図は、断
面Z字型の突起を有する板状触媒を示す斜視図、
第9図は、板状触媒の平板部が変形した従来の触
媒ユニツトを示す断面図である。 1……枠体、2……板状触媒、3……スペー
サ、10……平板部、11……断面Z字型突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面Z字型の突起部と平板部が交互に連続し
    てなる板状触媒Aと、該板状触媒Aを180°水平
    方向に回転してなる板状触媒Bとを枠体内に交
    互に下から上に水平方向に積み重ねてなる触媒
    ユニツトであつて、該触媒ユニツトの上下端の
    板状触媒と枠体との間に、該板状触媒の平板部
    を支持する山型突起を有するスペーサを設けた
    ことを特徴とする触媒ユニツト。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記スペーサは、その山型突起が上下端の板状触
    媒の平板部を介して接する他の板状触媒の突起
    部と対向して配置されていることを特徴とする
    触媒ユニツト。
JP1987183232U 1987-12-01 1987-12-01 Expired - Lifetime JPH0522262Y2 (ja)

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JPH0188732U JPH0188732U (ja) 1989-06-12
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DE102014203748A1 (de) * 2014-02-28 2015-09-03 Johnson Matthey Catalysts (Germany) Gmbh Katalysatorvorrichtung, Elementkasten für eine Katalysatorvorrichtung sowie Handhabungswerkzeug zur Handhabung eines Elementkastens

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JPS5832612B2 (ja) * 1977-09-01 1983-07-14 三菱重工業株式会社 パッケ−ジ化板状触媒の製造方法

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