JPH05223526A - 板厚測定装置 - Google Patents
板厚測定装置Info
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- JPH05223526A JPH05223526A JP2355392A JP2355392A JPH05223526A JP H05223526 A JPH05223526 A JP H05223526A JP 2355392 A JP2355392 A JP 2355392A JP 2355392 A JP2355392 A JP 2355392A JP H05223526 A JPH05223526 A JP H05223526A
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- JP
- Japan
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- temperature
- plate thickness
- measuring device
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- measuring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】非接触式の板厚測定装置において、温度を測定
し更正を行うことによって、温度の影響をなくし、高精
度に板厚測定を行うことを目的とする。 【構成】板材の両側から光ビームを照射し、その反射光
を用いて板厚を測定する測定装置において、測定器を支
持している部材、試料台及び外気の温度を測定し、各部
の熱膨張による変形を予測して、正確な板厚を推測す
る。 【効果】温度の変化によらず高精度に板厚測定を行うこ
とができる。
し更正を行うことによって、温度の影響をなくし、高精
度に板厚測定を行うことを目的とする。 【構成】板材の両側から光ビームを照射し、その反射光
を用いて板厚を測定する測定装置において、測定器を支
持している部材、試料台及び外気の温度を測定し、各部
の熱膨張による変形を予測して、正確な板厚を推測す
る。 【効果】温度の変化によらず高精度に板厚測定を行うこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板材の厚み測定装置に係
り、例えば磁気ヘッドの支持ばね等に用いる板ばねの素
材の厚みを測定するのに好適な、測定装置に関するもの
である。
り、例えば磁気ヘッドの支持ばね等に用いる板ばねの素
材の厚みを測定するのに好適な、測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッドの支持ばねのようにミクロン
オーダーの精度を要求される板金の曲げ加工では、素材
の板厚の誤差が加工精度に大きく影響する。そのため、
米国特許第4603567号に示されるように、加工精
度を向上するためには、素材の板厚を計測し、その結果
に応じて、曲げ角度等の成形条件を制御することが有効
である。
オーダーの精度を要求される板金の曲げ加工では、素材
の板厚の誤差が加工精度に大きく影響する。そのため、
米国特許第4603567号に示されるように、加工精
度を向上するためには、素材の板厚を計測し、その結果
に応じて、曲げ角度等の成形条件を制御することが有効
である。
【0003】従来の板厚計測装置としては、特開昭62
−245110号公報の様な、変位測定装置を2個組み
合わせて用いるものがある。この変位測定装置は、非測
定物に、レーザ光を当て、反射光の位置を見ることによ
って測定物の位置を測定するものである。前記特許には
板厚の測定方法については記されていないが、板厚を測
定するためには、板材の両側にこのような変位測定装置
を設置して、板厚が既知である板材と、非測定物の変位
の差によって、非測定物の板厚を計算するという方法が
一般的に取られている。この方法は、試料に接触しない
状態で測定を行うことができるため、接触圧の変動によ
る誤差等がなく、高精度に板厚を測定することができ
る。
−245110号公報の様な、変位測定装置を2個組み
合わせて用いるものがある。この変位測定装置は、非測
定物に、レーザ光を当て、反射光の位置を見ることによ
って測定物の位置を測定するものである。前記特許には
板厚の測定方法については記されていないが、板厚を測
定するためには、板材の両側にこのような変位測定装置
を設置して、板厚が既知である板材と、非測定物の変位
の差によって、非測定物の板厚を計算するという方法が
一般的に取られている。この方法は、試料に接触しない
状態で測定を行うことができるため、接触圧の変動によ
る誤差等がなく、高精度に板厚を測定することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による板
厚測定装置では、板材の厚みを測定しているときに、温
度変化があると、測定器を固定しているフレームや試料
台が熱膨張して、測定値に変化があった。従って、高精
度に測定するためには、温度を一定に制御された特別室
の中で測定を行わなければならなかった。
厚測定装置では、板材の厚みを測定しているときに、温
度変化があると、測定器を固定しているフレームや試料
台が熱膨張して、測定値に変化があった。従って、高精
度に測定するためには、温度を一定に制御された特別室
の中で測定を行わなければならなかった。
【0005】従って、測定器の設置場所が限定され、例
えば生産ライン上に設置するようなことができず、低い
精度で使用するか、ライン外で計測しその結果を生産ラ
イン用の制御装置に入力するという煩雑な操作を行わな
ければならなかった。
えば生産ライン上に設置するようなことができず、低い
精度で使用するか、ライン外で計測しその結果を生産ラ
イン用の制御装置に入力するという煩雑な操作を行わな
ければならなかった。
【0006】また、米国特許によるばね成形装置におい
ては、ライン上に板厚測定装置を設置しているが、板厚
測定方法及び装置については詳しくは述べられていな
い。この成形装置では、板厚の測定結果に応じて成形条
件を変えているため、ある程度の成形精度の向上は計ら
れているものの、1回の成形で必要精度を満たすことが
できず、2度曲げや曲げ戻しなどによる調整を行わなけ
ればならなかった。
ては、ライン上に板厚測定装置を設置しているが、板厚
測定方法及び装置については詳しくは述べられていな
い。この成形装置では、板厚の測定結果に応じて成形条
件を変えているため、ある程度の成形精度の向上は計ら
れているものの、1回の成形で必要精度を満たすことが
できず、2度曲げや曲げ戻しなどによる調整を行わなけ
ればならなかった。
【0007】従って、本発明の目的は、温度変化による
精度の劣化を小さくし、生産ラインのように温度管理の
されていない場所でも使用することのできる板厚測定器
を提供することである。
精度の劣化を小さくし、生産ラインのように温度管理の
されていない場所でも使用することのできる板厚測定器
を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、生産ライン上に上記
板厚測定器を設置し、ライン上で高精度に板厚を測定す
ることにより、短時間で高精度なばね成形を行うことの
できる、成形装置を提供することである。
板厚測定器を設置し、ライン上で高精度に板厚を測定す
ることにより、短時間で高精度なばね成形を行うことの
できる、成形装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】温度変化による精度の劣
化を防ぐために、測定器各部の温度を測定し、その結果
を基に板厚測定器から得られた出力値を補正して、温度
の変化による測定値の変化を除去する。
化を防ぐために、測定器各部の温度を測定し、その結果
を基に板厚測定器から得られた出力値を補正して、温度
の変化による測定値の変化を除去する。
【0010】また、ばね成形を短時間で高精度に行うた
めに、成形を行う前に上記板厚測定装置により、ライン
上で素材の板厚を測定する。
めに、成形を行う前に上記板厚測定装置により、ライン
上で素材の板厚を測定する。
【0011】
【作用】温度測定を行い、その結果を用いて板厚出力の
更正を行うことにより、温度変化による膨張の影響をな
くし、高精度な板厚測定を行うことができる。
更正を行うことにより、温度変化による膨張の影響をな
くし、高精度な板厚測定を行うことができる。
【0012】さらに、温度による更正を行うことのでき
る板厚測定装置を板ばねの成形ライン上に設け、この結
果により成形条件を変えることにより、短時間で高精度
なばね成形を行うことができる。
る板厚測定装置を板ばねの成形ライン上に設け、この結
果により成形条件を変えることにより、短時間で高精度
なばね成形を行うことができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1により説明する。2は
板材1の位置を測定するための、レーザ変位計であり、
フレーム3上に2個上下に取り付けてある。フレーム3
は、スタンド4により、ベース10に取り付けてある。
5は試料1をのせるための試料台である。41は、測定
器各部の、温度を測定するための温度センサである。
板材1の位置を測定するための、レーザ変位計であり、
フレーム3上に2個上下に取り付けてある。フレーム3
は、スタンド4により、ベース10に取り付けてある。
5は試料1をのせるための試料台である。41は、測定
器各部の、温度を測定するための温度センサである。
【0014】各レーザ変位計2は、変位計2と試料1の
間の距離を測定することができる。その方法を図2によ
って説明する。変位計2よりレーザビーム21を試料1
に対してある角度をもって照射し、反射光22aを受光
する。試料1と変位計2の距離が異なると、反射光が2
2bとなり受光位置が変わる。従って、この受光位置を
測定することによって、変位計2と試料1の距離を知る
ことができる。板厚を測定するためには、レーザ変位計
2により板材1の両側から測定を行う。このときの、各
変位計2と試料1の間の距離の合計値と、板厚が既知の
更正用板材の場合のものとの差によって、試料1の板厚
を計算することができる。以上の計算は、図1に示す専
用の演算器31によって行う。
間の距離を測定することができる。その方法を図2によ
って説明する。変位計2よりレーザビーム21を試料1
に対してある角度をもって照射し、反射光22aを受光
する。試料1と変位計2の距離が異なると、反射光が2
2bとなり受光位置が変わる。従って、この受光位置を
測定することによって、変位計2と試料1の距離を知る
ことができる。板厚を測定するためには、レーザ変位計
2により板材1の両側から測定を行う。このときの、各
変位計2と試料1の間の距離の合計値と、板厚が既知の
更正用板材の場合のものとの差によって、試料1の板厚
を計算することができる。以上の計算は、図1に示す専
用の演算器31によって行う。
【0015】この方法では、更正用板材を測定した時
と、試料を測定した時の温度が等しい場合は、高精度に
測定を行うことができるが、温度が異なる場合は次のよ
うに誤差を生じる。
と、試料を測定した時の温度が等しい場合は、高精度に
測定を行うことができるが、温度が異なる場合は次のよ
うに誤差を生じる。
【0016】まず、温度が上昇すると図3のようにフレ
ーム3が膨張することにより、レーザ変位計2同士が離
れ、見かけ上板厚が小さくなる。その変化は
ーム3が膨張することにより、レーザ変位計2同士が離
れ、見かけ上板厚が小さくなる。その変化は
【0017】
【数1】δ1=αL(K−K0) α:熱膨張率 L:センサの取付位置間距離 K:温度 K0:更正時の温度 と表すことができる。
【0018】また、試料と次のような問題もある。温度
は、測定環境中で一定とはならず、外気温に対してレー
ザ変位計は発熱のため、温度が1〜数度高くなってい
る。その結果、フレームやスタンド上で温度差を生じ
る。温度分布としては、変位計の発熱源に接触している
部分が最も高く、ベースに近くなるに従って温度が低く
なる。そのため、温度の高い部分では膨張が大きく、低
い部分では小さくなる。例えば図4に示すようにスタン
ド4の変形により、変位計2が持ち上がる形で、フレー
ム3が傾く。また、フレーム先端部においては、発熱源
の位置が、外側あるいは内側に近いかによって個々の変
位計の位置が移動したり、傾いたりする。また、周囲環
境によっては、試料台が、発熱源を持つ他の装置と連続
している場合等、試料台に傾きを生じる場合もある。あ
るいは、変位計,ベース,試料台という連続した系の中
に、熱膨張係数の異なる部材が挾まれている場合等は、
温度差がなくても膨張の大きさが異なるため、傾きや相
対位置の変化を生じる。相対位置の変化を生じた場合
は、変位計同士の間隔が変わらなければ問題はないが、
変位計同士の相対位置が変化した場合は、フレームが膨
張した時と同じ原理により、誤差を生じる。
は、測定環境中で一定とはならず、外気温に対してレー
ザ変位計は発熱のため、温度が1〜数度高くなってい
る。その結果、フレームやスタンド上で温度差を生じ
る。温度分布としては、変位計の発熱源に接触している
部分が最も高く、ベースに近くなるに従って温度が低く
なる。そのため、温度の高い部分では膨張が大きく、低
い部分では小さくなる。例えば図4に示すようにスタン
ド4の変形により、変位計2が持ち上がる形で、フレー
ム3が傾く。また、フレーム先端部においては、発熱源
の位置が、外側あるいは内側に近いかによって個々の変
位計の位置が移動したり、傾いたりする。また、周囲環
境によっては、試料台が、発熱源を持つ他の装置と連続
している場合等、試料台に傾きを生じる場合もある。あ
るいは、変位計,ベース,試料台という連続した系の中
に、熱膨張係数の異なる部材が挾まれている場合等は、
温度差がなくても膨張の大きさが異なるため、傾きや相
対位置の変化を生じる。相対位置の変化を生じた場合
は、変位計同士の間隔が変わらなければ問題はないが、
変位計同士の相対位置が変化した場合は、フレームが膨
張した時と同じ原理により、誤差を生じる。
【0019】また、測定器と試料の相対角度の変化があ
ると、次の原理により見かけ上の板厚が変化する。
ると、次の原理により見かけ上の板厚が変化する。
【0020】図5のように、試料1が傾くと、板厚方向
に対して斜めの方向に計測してしまうため、見かけ上板
厚が大きくなる。その誤差は、
に対して斜めの方向に計測してしまうため、見かけ上板
厚が大きくなる。その誤差は、
【0021】
【数2】δ2=T(1/COSθ−1) T:板厚の真値 θ:傾き となる。
【0022】また、図6のように測定器の光軸23即ち
測定点を通りレーザビームと反射光の2等分軸がずれて
いると、傾いたときの上側測定点と下側測定点の上下の
ずれかたが異なるため、誤差が生じる。その誤差は
測定点を通りレーザビームと反射光の2等分軸がずれて
いると、傾いたときの上側測定点と下側測定点の上下の
ずれかたが異なるため、誤差が生じる。その誤差は
【0023】
【数3】δ3=DSIN(θ) D:光軸のずれとなる。
【0024】従って、温度変化による出力値の誤差は、
次のように表現される。
次のように表現される。
【0025】
【数4】 δ=δ1+δ2+δ3 =T(1/COSθ−1)+DSIN(θ)+αL(K−K0) ここでθは温度による関数となり、熱源がレーザ変位計
のみで、各部材に同一の材質を使用している場合は、
のみで、各部材に同一の材質を使用している場合は、
【0026】
【数5】θ=a(K−K0) a:定数 と近似できる。
【0027】従って、測定値と、温度を用いて、板厚は
次のように表現される。
次のように表現される。
【0028】
【数6】T=Tm−δ(K,K0) Tm:演算器による板厚出力 δ(K,K0):温度による測定系固有の関数 熱源が多数にわたる場合や材質の異なる部材を用いてい
る場合は、それに応じて式を多項にすれば良い。
る場合は、それに応じて式を多項にすれば良い。
【0029】図1に示すように、レーザ変位計2の出力
は、一端演算器31に取り込まれ、受光位置より板厚の
計算が行われる。この値は温度による誤差を含んでい
る。一方、温度センサの出力は、温度測定器42に取り
込まれる。板厚演算器31の出力と温度測定器42の出
力は、パソコン32に転送され、上式により板厚の温度
による更正値を計算する。
は、一端演算器31に取り込まれ、受光位置より板厚の
計算が行われる。この値は温度による誤差を含んでい
る。一方、温度センサの出力は、温度測定器42に取り
込まれる。板厚演算器31の出力と温度測定器42の出
力は、パソコン32に転送され、上式により板厚の温度
による更正値を計算する。
【0030】この実施例によれば、温度変化による板厚
測定器の出力の変化を補正することにより、温度の影響
を受けず高精度に板厚を測定することができる。
測定器の出力の変化を補正することにより、温度の影響
を受けず高精度に板厚を測定することができる。
【0031】次に本発明の他の実施例を説明する。上述
の実施例では、温度が異なる可能性のある全ての点にお
いて、温度を測定していた。2ヵ所の温度を測定するこ
とにより他の位置での温度を推測すれば測定点を少なく
することができる。例えば、熱源となる光源近くの温度
と外気温を測定することによって、フレームやスタンド
の温度分布を推測する。この温度分布は各部材の熱伝達
率や熱源の正確な位置がわかれば理論的に求めることも
可能であるが、形状が複雑な場合などは実験によって求
め、使用時には実験結果に基づいて予測を行う。
の実施例では、温度が異なる可能性のある全ての点にお
いて、温度を測定していた。2ヵ所の温度を測定するこ
とにより他の位置での温度を推測すれば測定点を少なく
することができる。例えば、熱源となる光源近くの温度
と外気温を測定することによって、フレームやスタンド
の温度分布を推測する。この温度分布は各部材の熱伝達
率や熱源の正確な位置がわかれば理論的に求めることも
可能であるが、形状が複雑な場合などは実験によって求
め、使用時には実験結果に基づいて予測を行う。
【0032】この実施例によれば、温度の測定点を少な
くすることができ、最小では、熱源またはその付近とベ
ースまたは外気の温度を測定すれば済む。従って、温度
センサを取り付けるのが困難な場所でも温度を推測する
ことにより、温度による変形を予測することが可能であ
る。
くすることができ、最小では、熱源またはその付近とベ
ースまたは外気の温度を測定すれば済む。従って、温度
センサを取り付けるのが困難な場所でも温度を推測する
ことにより、温度による変形を予測することが可能であ
る。
【0033】また、本発明による更に他の実施例では、
外気もしくは熱源の一方の温度を測定し、温度の時間に
よる変化により、他方の温度を予測する。この場合、熱
源の温度変化が外気温の変化をもたらす場合は熱源を、
外気温の変化が熱源の温度変化をもたらす場合は外気温
を測定する。熱源が、変位計のみである場合は、変位計
と外気との温度差は高々数°であり、装置立ち上げ時を
除いては変位計自体による温度変化は生じないため、外
気温を測定すれば良い。測定した温度に対し、熱量の伝
達の時間が必要とされるため、他方の温度は遅れて変化
する。温度の時間的変化の度合いにより、この遅れを予
測する。この実施例では更に測定点の数を減らすことが
できる。
外気もしくは熱源の一方の温度を測定し、温度の時間に
よる変化により、他方の温度を予測する。この場合、熱
源の温度変化が外気温の変化をもたらす場合は熱源を、
外気温の変化が熱源の温度変化をもたらす場合は外気温
を測定する。熱源が、変位計のみである場合は、変位計
と外気との温度差は高々数°であり、装置立ち上げ時を
除いては変位計自体による温度変化は生じないため、外
気温を測定すれば良い。測定した温度に対し、熱量の伝
達の時間が必要とされるため、他方の温度は遅れて変化
する。温度の時間的変化の度合いにより、この遅れを予
測する。この実施例では更に測定点の数を減らすことが
できる。
【0034】以上の実施例は、測定器単体について示し
たものである。上述の実施例による測定器は、温度変化
による影響を受けずに高精度に板厚測定を行うことがで
きるため、温度管理のされていない、生産ライン上で用
いることが可能である。
たものである。上述の実施例による測定器は、温度変化
による影響を受けずに高精度に板厚測定を行うことがで
きるため、温度管理のされていない、生産ライン上で用
いることが可能である。
【0035】磁気ヘッドの支持ばねのように曲げ加工に
高い精度を要求される場合、板厚のばらつきが加工精度
に大きく影響する。そこで、板厚を測定し、その値をも
とに曲げ角度や曲げ開始位置、加圧力等の成形条件を変
化させることにより、板厚のばらつきによる、成形品の
ばらつきを小さくすることができる。
高い精度を要求される場合、板厚のばらつきが加工精度
に大きく影響する。そこで、板厚を測定し、その値をも
とに曲げ角度や曲げ開始位置、加圧力等の成形条件を変
化させることにより、板厚のばらつきによる、成形品の
ばらつきを小さくすることができる。
【0036】このような生産設備は、前後の工程を同一
ラインで流し、近い場所に集中させることにより、リー
ドタイムを小さくすることができる。しかし、多種の工
程を1ヵ所に集中させると、温度管理が難しくなる。本
発明による。温度補償のされた板厚測定器を用いれば、
このような環境下でも高精度に板厚測定を行うことがで
きる。
ラインで流し、近い場所に集中させることにより、リー
ドタイムを小さくすることができる。しかし、多種の工
程を1ヵ所に集中させると、温度管理が難しくなる。本
発明による。温度補償のされた板厚測定器を用いれば、
このような環境下でも高精度に板厚測定を行うことがで
きる。
【0037】ばね成形ラインにおいて板厚測定器を用い
るには、図7に示すように、成形機の手前で、搬送ライ
ン51上に試料台を設け、測定器を搬送ラインを挾み込
む形で設置する。この場合は、搬送ライン51の上下で
空気の層が遮断されているため、外気温の測定は、上下
で行う。また、測定器のフレーム3の両側でも空気が、
流れにくい為、フレーム3の両側合計4ヵ所に温度セン
サ41を設置するのが好ましい。但し、この4ヵ所で外
気の温度差を生じない場合は、2ヵ所あるいは1ヵ所で
も構わない。この測定器によって測定された板厚を用い
てばね成形における曲げ角度等の成形条件を変化させれ
ば、板厚のばらつきによる、成形品のばらつきをなくし
高精度なばね成形を行うことができる。
るには、図7に示すように、成形機の手前で、搬送ライ
ン51上に試料台を設け、測定器を搬送ラインを挾み込
む形で設置する。この場合は、搬送ライン51の上下で
空気の層が遮断されているため、外気温の測定は、上下
で行う。また、測定器のフレーム3の両側でも空気が、
流れにくい為、フレーム3の両側合計4ヵ所に温度セン
サ41を設置するのが好ましい。但し、この4ヵ所で外
気の温度差を生じない場合は、2ヵ所あるいは1ヵ所で
も構わない。この測定器によって測定された板厚を用い
てばね成形における曲げ角度等の成形条件を変化させれ
ば、板厚のばらつきによる、成形品のばらつきをなくし
高精度なばね成形を行うことができる。
【0038】この実施例によれば、温度管理のされてい
ないライン上で、高精度に板厚を測定することができ、
短時間で高精度にばね成形を行うことができる。
ないライン上で、高精度に板厚を測定することができ、
短時間で高精度にばね成形を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、温度を測定し、その結
果によって、板厚を計算することにより、温度変化によ
る測定器の膨張の影響をなくした、高精度な板厚測定を
行うことができる。
果によって、板厚を計算することにより、温度変化によ
る測定器の膨張の影響をなくした、高精度な板厚測定を
行うことができる。
【0040】また、本発明による板厚測定装置を、板ば
ねの成形ライン上に設けることにより、高精度に測定さ
れた板厚をもとに、成形条件を変化させることが可能と
なり、短時間で高精度なばね成形を行うことが可能とな
る。
ねの成形ライン上に設けることにより、高精度に測定さ
れた板厚をもとに、成形条件を変化させることが可能と
なり、短時間で高精度なばね成形を行うことが可能とな
る。
【図1】本発明による板厚測定器を示した図である。
【図2】本発明による板厚測定器の変位測定方法を示し
た図である。
た図である。
【図3】フレームの膨張による測定誤差についての説明
図である。
図である。
【図4】測定器の熱変形による傾きを示した図である。
【図5】測定器と試料の相対角度の変化による測定誤差
についての説明図である。
についての説明図である。
【図6】測定器と試料の相対角度の変化による測定誤差
についての説明図である。
についての説明図である。
【図7】測定器を生産ライン上で用いた場合の概略図で
ある。
ある。
1…試料、2…変位計、3…フレーム、23…光軸、4
1…温度センサー。
1…温度センサー。
フロントページの続き (72)発明者 中島 靖之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】板材の両面から光を当てることによって板
材の厚さを検出する測定装置において、測定器を支持す
る部材の少なくとも2ヵ所において温度を測定し、その
結果により測定した板厚の結果を補正することを特徴と
する板厚測定装置。 - 【請求項2】請求項1記載の板厚測定装置において、少
なくとも2ヵ所の温度を計測し、他の部分の温度を測定
することを特徴とする板厚測定装置。 - 【請求項3】板材の両面から光を当てることによって板
材の厚さを検出する測定装置において、測定器を支持す
る部材の少なくとも1ヵ所において温度を測定し、他の
部分の温度の予測を行い、その結果により測定した板厚
の結果を変更することを特徴する板厚測定装置。 - 【請求項4】板金の塑性加工装置と連続する部分を持つ
ことを特徴とする請求項1記載の板厚測定装置。 - 【請求項5】請求項1記載の板厚測定装置と連続する部
分を持ち、板厚の測定結果をもとに加工条件を変更する
ことを特徴とする板金の塑性加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2355392A JPH05223526A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 板厚測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2355392A JPH05223526A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 板厚測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223526A true JPH05223526A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12113689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2355392A Pending JPH05223526A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 板厚測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05223526A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007263818A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Jfe Steel Kk | 厚さ計測装置の調整方法及びその装置 |
| JP2009128322A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Toshiba Corp | 厚さ測定装置 |
| GB2479572A (en) * | 2010-04-15 | 2011-10-19 | Paul Roderick Hayes Griffin | Thickness guage for measurement of hot metal plate on the procss line |
| JP2012137498A (ja) * | 2004-12-16 | 2012-07-19 | Werth Messtechnik Gmbh | 座標測定装置ならびに座標測定装置を用いて加工物の幾何形状を測定する方法 |
| US8711365B2 (en) | 2004-12-16 | 2014-04-29 | Werth Messtechnik Gmbh | Coordinate measuring device and method for measuring with a coordinate measuring device |
| JP2015112671A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 松本 清 | 加工装置 |
| KR20190000422A (ko) * | 2017-06-22 | 2019-01-03 | 주식회사 포스코 | 부식깊이 측정장치 및 부식깊이 측정방법 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP2355392A patent/JPH05223526A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012137498A (ja) * | 2004-12-16 | 2012-07-19 | Werth Messtechnik Gmbh | 座標測定装置ならびに座標測定装置を用いて加工物の幾何形状を測定する方法 |
| US8711365B2 (en) | 2004-12-16 | 2014-04-29 | Werth Messtechnik Gmbh | Coordinate measuring device and method for measuring with a coordinate measuring device |
| JP2007263818A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Jfe Steel Kk | 厚さ計測装置の調整方法及びその装置 |
| JP2009128322A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Toshiba Corp | 厚さ測定装置 |
| GB2479572A (en) * | 2010-04-15 | 2011-10-19 | Paul Roderick Hayes Griffin | Thickness guage for measurement of hot metal plate on the procss line |
| JP2015112671A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 松本 清 | 加工装置 |
| KR20190000422A (ko) * | 2017-06-22 | 2019-01-03 | 주식회사 포스코 | 부식깊이 측정장치 및 부식깊이 측정방법 |
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