JPH0522523U - 増毛用かつら - Google Patents
増毛用かつらInfo
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装着が容易であると共に、自毛を充分活用し
つつ分髪部を表出し得るようにした増毛用かつらを提供
する。 【構成】 細糸部材14a,14bを所定の間隔をもっ
て縦横に配置することにより植毛フレーム14を形成
し、該植毛フレームを用いてかつらベース11を構成す
ると共に、かつらベースに外方へ突出するよう多数の毛
髪12を植設してなり、頭部への装着の際、植毛フレー
ムの各格子の間から自毛を外方へ引き出してかつらベー
スに植設されている毛髪と混合させるようにした増毛用
かつらにおいて、装着した際に使用者の分髪部に対応す
るかつらベースの部位にて、2本の細糸部材14b1 ,
14b2 を近接して並行に配置し、該一方の細糸部材と
他方の細糸部材とに分髪線20が表出し得るよう該両細
糸部材にそれぞれ毛髪を植設して成る。
つつ分髪部を表出し得るようにした増毛用かつらを提供
する。 【構成】 細糸部材14a,14bを所定の間隔をもっ
て縦横に配置することにより植毛フレーム14を形成
し、該植毛フレームを用いてかつらベース11を構成す
ると共に、かつらベースに外方へ突出するよう多数の毛
髪12を植設してなり、頭部への装着の際、植毛フレー
ムの各格子の間から自毛を外方へ引き出してかつらベー
スに植設されている毛髪と混合させるようにした増毛用
かつらにおいて、装着した際に使用者の分髪部に対応す
るかつらベースの部位にて、2本の細糸部材14b1 ,
14b2 を近接して並行に配置し、該一方の細糸部材と
他方の細糸部材とに分髪線20が表出し得るよう該両細
糸部材にそれぞれ毛髪を植設して成る。
Description
【0001】
本考案は、脱毛の初期段階である薄毛の状態で、或いはファッション効果を意 図して使用されるかつらに係り、特に分髪線を表出し得るようにした増毛用かつ らに関するものである。
【0002】
本考案者らは、脱毛の初期段階である薄毛の状態で簡単に着脱が可能であるよ うにした増毛用かつらを、特願平1−341344号において提案している。 この増毛用かつらは、例えば図7に示したように、全頭を覆うサイズのいわゆ るオールかつらとして構成されており、これは使用者の頭部全体にわたって薄毛 状態を呈している場合にとくに有用である。 即ち、この増毛用かつら6は、略長楕円形をなす周縁枠1の内側でフィラメン トを編成して、このフィラメントに伸縮性を付与したチェーン状細糸部材2を任 意の比較的広い間隔をもって縦横に結合することにより、使用者の頭部形状を呈 する格子状の植毛フレーム3を形成し、この植毛フレーム3の一側に外方へ突出 するように図示しない多数の毛髪を植設してなり、使用者が装着するときに、上 記植毛フレーム3の各格子の間から使用者の自毛を外方へ引き出し、この自毛と 植毛フレーム3に固着されている毛髪とを混合させることにより、頭部4へ装着 するようにしたものである。
【0003】 そして、この増毛用かつら6を使用者の頭部に装着する場合、先ず植毛フレー ム3の中心付近を頭頂部に押し当てて、周縁枠1の左右端部に掛けた紐5を装着 者の顎の下で結ぶことにより、該周縁枠1を下方へ引き下げるようにする。 ここで、増毛用かつら6を構成する植毛フレーム3が適当な伸縮性を付与され たチェーン状の細糸部材2で形成されているから、かつら6は弛みを生じること なく、装着されるべき頭部4全体に伸張状態で密着される。
【0004】 上述の状態で、植毛フレーム3の各格子の間から使用者の自毛をブラシ等にて 外方へ引き出し、この植毛フレーム3に植設されている毛髪と混合しセットした 後、上記紐5を取り除く。これにより、自毛とかつらの毛髪とが互いに絡み合う と共に、植毛フレーム3を構成している各チェーン状の細糸部材2は収縮しよう とし、これらの細糸部材2のうち装着者の自毛の毛流方向に対して、長手方向を 直交させて配されている一部の細糸部材2は、各格子の目から外方へ引き出され ている自毛の毛根部近傍に圧接する。こうして、かつら6全体が頭部4から浮き 上がることを防止しつつ固着されることとなる。従って、頭部全体を覆うように 形成されたこの種の増毛用かつら6は、これを頭部に固定するための止着手段を 講じることは特に必要とされない。
【0005】
しかしながら、上記かつら6は前述の如く非常に粗い格子状の植毛フレーム3 を用いてかつらベースとしており、しかも、該植毛フレーム3を構成している各 チェーン状の細糸部材2はただ1本づつ縦横に交差して配置されているにすぎな いので、このままではこのかつら6に分髪部、即ち毛髪の分け目を設けることは 不可能である。
【0006】 そこで、本考案者らは、この種のかつら6に分髪部を設けるために、使用者の 分髪部に対応するかつら6の部位に、例えば2.54cm当たり15乃至50メ ッシュの小径の網目のネット(このネットはネット製かつらベースを作製するの に従来から用いられている。)を添着し、このネットに毛髪をそれぞれ左右方向 に植設することにより、分髪部を形成してみた。
【0007】 しかし、このようにして分髪部を形成しても、これを装着した場合、分髪部を 形成しているネットを添着した部分の下にくる自毛をなぎ倒してしまい、該自毛 がかつらの下側で押し付けられて、かつら外面に突出することができないため、 自毛を活用して、この自毛をかつらの外方へ出し、かつらに植設した毛髪と混合 させて増毛するという所期の目的から大きく外れてしまうことになる。
【0008】 本考案は、上記の実情に鑑み、装着が容易であると共に、自毛を充分活用しつ つ分髪部を表出し得るようにした増毛用かつらを提供することを目的とする。
【0009】
本考案による増毛用かつらは、 フィラメントにて伸縮性を有するように編成した細糸部材を所定の間隔をもっ て縦横に配置することにより植毛フレームを形成し、この植毛フレームを用いて かつらベースを構成すると共に、このかつらベースに外方へ突出するよう多数の 毛髪を植設してなり、頭部への装着の際、上記植毛フレームの各格子の間から使 用者の自毛を外方へ引き出して該かつらベースに植設されている毛髪と混合させ るようにした増毛用かつらにおいて、装着した際に使用者の分髪部に対応するか つらベースの部位にて、2本の細糸部材を近接させて並行に配置せしめ、該一方 の細糸部材と他方の細糸部材とに分髪部が表出し得るよう、当該両細糸部材にそ れぞれ毛髪を植設するようにしたことを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、使用者の髪の分け目に対応したかつらの部位において、2 本の細糸部材が並列して配置されており、これにそれぞれ左右方向の毛流となる よう毛髪を植設しているので、使用者が本かつらを装着したとき、かつら本体に 自然に分髪部が表出することになり、分髪部を形成するために別途ネットや人工 皮膚を用いることなく、簡単な構成で、しかも自毛を充分に活用した状態で分髪 部が形成されることになる。
【0011】
以下、図1乃至図6に示した一実施例に基づき、本考案を詳細に説明する。 以下に述べる実施例は、本考案を好適に実施するための具体例であるから種々 の好ましい技術的限定が付されているが、本考案の範囲は、特にこれを限定する 記載がないかぎり、これらの限定された態様のみに制限されるものではない。 図1は本考案に係る増毛用かつら10の全体を示す平面図であり、この増毛用 かつら10は、全体が使用者の薄毛部分のみを覆う形状,サイズとしたいわゆる 部分かつら用のかつらベース11と、該かつらベース11の一側に外方へ突出す るように植設した多数の毛髪12とから構成されている。図1では、かつらベー ス11を明瞭に表すため毛髪12を極く一部しか示していないが、実際はかつら ベース11全体に渡って所定の毛量及び毛流となるよう緻密に植設される。
【0012】 かつらベース11は、周縁に沿って略環状に連設した止着基部13と、この環 状の止着基部13の内側で粗い格子状に組んで張り渡した植毛フレーム14とで 基本的に構成されている。
【0013】 上記止着基部13は、前後左右の4か所で、例えば自毛を挟着し得るストッパ ーを下面に取り付け得るよう幅広の取付基台13a,13b,13c及び13d として形成連設されており、本実施例では頭皮と同色或いは乳白色とした軟質合 成樹脂製の人工皮膚にて中央部分をほぼ蝶型にくり抜くことにより形成されてい る。 なお、この止着基部13は広いくり抜き部分を有するため、強度を補強して保 形性を保つように、好ましくは人工皮膚の厚みを若干厚くするか、または図1に 示すように止着基部13の全周囲に沿って縁取り用テープ15を添着する。或い は必要により、上記人工皮膚の上面又は下面に、例えば2.54cm当たり15 乃至50メッシュの小径の網目のネット(このネットはネット製かつらベースを 作製するのに従来から用いられている。)を重合してもよい。この場合、さらに 強度を保持したいときは、人工皮膚の間に該ネットを埋め込んで三重構造として もよい。
【0014】 さらに、植毛フレーム14は、前記止着基部13の内周縁16に沿って環状に 取り付けた細糸部材14a及びこの止着基部13の内側で粗い格子を形成するよ うに所定の間隔をもって縦横に張り渡した細糸部材14bの2つで構成されてお り、これらの細糸部材14a及び14bは、共にフィラメントにて伸縮性を有す るようにチェーン状に編成されている。
【0015】 具体的には図3に拡大して示されているように、一本のナイロンフィラメント をチェーン状に編み込んで或る程度の伸縮性を有するように形成されている。こ のフィラメントの太さは、人毛が通常約0.07mm乃至0.1mmの直径を有 しているので、使用するフィラメントがこれより極端に大径となって視認され易 くなるのを避けるため、約0.05mm乃至0.2mmの断面直径のフィラメン トを用いるのが好適である。 このフィラメントの編成方法はゴム編み、チェーン編み等の方法が選択でき、 例えば図示のように編成することにより、フィラメント自体が伸縮性を備えてい なくても、チェーン状細糸部材14は図3において左右方向への伸縮性が付与さ れている。
【0016】 植毛フレーム14を構成する一方のチェーン状細糸部材14aは、本実施例で は前記止着基部13の内周縁16に沿って配置されていて、図2に拡大して示す ように該内周縁16に細糸17にて適宜個所で縫着されている。
【0017】 ここで、かつらを頭部に密着させるために、かつら装着の際かつらベースが外 周方向に引っ張られるので、止着基部13の内周縁16も引っ張られることにな る。そのため、該内周縁16の縫着個所で切断等しないよう、前記縁取りテープ 15の位置で縫合するようにすれば強固な縫着ができる。また、止着基部13は 適度の伸縮性があるので、その内周縁に沿って配置する細糸部材14aを同様に 適度の伸縮性を有するようチェーン状に編成することにより、かつらベースに追 従して伸縮し得ることとなる。
【0018】 また、他方のチェーン状細糸部材14bは、止着基部13の内側で、例えば頭 頂部を中心として縦横に複数本(本実施例では合計4本)配置し、これら縦横に 配されたチェーン状細糸部材14bの交差部分を必要により結合すると共に、各 端部を止着基部13の縁取りテープ15の位置でこれと結着することにより、格 子状の植毛フレーム14を形成している。このようにして形成した植毛フレーム 14は、使用者の頭部の凸彎曲形状に沿うように全体として外側に僅かに膨出し ている。
【0019】 尚、チェーン状の細糸部材14bの配置により形成される格子形状は上記のパ ターンに限られるものではない。例えば止着基部13の内側で、単に比較的大き な菱目を形成するように各チェーン状の細糸部材14bを縦横に配置することも でき、所望により、三角形,五角形等の種々の格子パターンとすることもでき、 且つ使用するチェーン状の細糸部材14bの数も、隠蔽すべき薄毛部の脱毛状態 に応じて、適宜増減することができる。
【0020】 植毛フレーム14を構成するチェーン状細糸部材14a,14bに毛髪12を 植設する場合は、チェーン状細糸部材14a,14bの長手方向に直交する断面 が、図4に示すように略逆三角形となる各頂点にそれぞれ1本づつフィラメント が位置する部位において、これらのうち下方に位置する1本のフィラメントf1 に毛髪12をその両方がフィラメントf2 ,f3 の間を通って上方へ突出するよ うに結着する。 このようにすれば、2本のフィラメントf2 ,f3 は上記フィラメントf1 を 挟んでその上方に位置することになるから、該2本のフィラメントf2 ,f3 が 上方へ延びた毛髪12の外側からそれぞれ当接して該毛髪12をほぼ垂直方向に 支持する状態となる(図4参照)。これにより、毛髪12を略直立状態で保持す ることができるから、植毛フレーム14の例えば頭頂部に位置する部分の植毛に 適している。
【0021】 また、図示を省略するが、チェーン状細糸部材14a,14bの長手方向と直 交する断面において、上方に一本のフィラメントf1 が、下方に二本のフィラメ ントf2 ,f3 が隣接して位置する部位においては、下方に位置する2本のフィ ラメントf2 ,f3 の周囲を巻くように毛髪12を結着し、該毛髪12の先端が 上方へ突出するように植設してもよい。これにより毛髪12はフィラメントf1 に当接してほぼ垂直方向に支持されると共に、唯一本のフィラメントに結着する 場合に較べて、植毛後に毛髪12の結着部がフィラメントの周囲方向に回転して 植毛フレーム14の下側に回り込むようなことが少なくなるから、かつらのヘア ースタイルを損なうことを防止できる。
【0022】 なお、本増毛用かつら10に植設される毛髪12は、人毛または人工毛若しく は人毛と人工毛とをミックスしたものが植毛部位やかつらの用途等により適宜選 択して用いられる。
【0023】 ここで、本考案による増毛用かつら10は、使用者の頭髪の分け目に対応する 位置において、当該使用者の髪の分け目を再現し得るよう、分髪部20を有して いる。この分髪部20はチェーン状の細糸部材14bを2本近接して並列配置し その各々に毛髪12を植設することによって形成される。
【0024】 すなわち、図5に拡大して示すように、2本のチェーン状細糸部材14b1 , 14b2 が互いに近接して配されかつら10の前方部(図1にて右上方向)から 後方部(図1にて左下方向)へ架け渡され、このチェーン状細糸部材14b1 , 14b2 の各々に毛髪12が結合されている。毛髪12は図4について説明した と同様に、例えば略逆三角形となる各頂点にそれぞれ1本づつフィラメントが位 置する部位において、これらのうち下方に位置する1本のフィラメントf1 に毛 髪12をその両方がフィラメントf2 ,f3 の間を通って上方へ突出するように 結着される。そして、図5において左側の細糸部材14b1 には毛髪12の先端 が左方向へ傾斜し、また右側の細糸部材14b2 には毛髪12の先端が右方向へ 傾斜して整列する毛流方向となるように結着していく。このような毛流方向は公 知の植毛方法により任意に付与することができる。
【0025】 さらに、左右の細糸部材14b1 ,14b2 は、本実施例では任意の位置で互 いに結合されている。具体的には、図6に示すように左側の細糸部材14b1 と 右側の細糸部材14b2 のフィラメントf3 同士を毛髪12にて結着することに より互いに結合され、該毛髪12の各先端は左右に分けられるように結び付けら れている。 これにより、かつらの装着時にかつらベース11が外方へ引っ張られても、両 細糸部材14b1 ,14b2 が大きく離間してしまうことがない。さらに、両細 糸部材14b1 ,14b2 に毛髪12にて結合する個所を増すと、明瞭な分髪線 20が若干ぼかされていわゆるルーズなパート部分を形成し得ることとなる。
【0026】 本実施例の増毛用かつら10は以上のように構成されており、このかつら10 を頭部へ装着する場合、植毛フレーム14の中心付近を薄毛部分、例えば頭頂部 に押し当てると共に、使用者の分け目に相当する位置に、かつらに付した分髪部 20が対応して位置するようにして位置決めし、整髪用ブラシ等を利用して植毛 フレーム14の比較的大きく形成された各格子の間から自毛(図示せず)を引き 出し、植毛フレーム14に植設された毛髪12と混合させる。このとき、分髪部 20によって左右に分けて植設された毛髪12の位置で、格子の間から引き出し た自毛を同様に左右に分けて整髪することになる。
【0027】 なお、本実施例のかつら10は薄毛部分のみを増毛し得るように部分かつらと して形成されているため、該かつらベース11の止着基部13の下面に適当な止 着部材(図示せず)を設け、かつらベース11を載置した周辺の自毛に固着する ことにより、増毛用かつら10が使用者の頭部に確実に固定されることになる。 止着基部13下面に設ける止着部材としては、両面テープや瞬間接着剤等でもよ いが、本出願人による特公昭54−16785号公報記載の反転性能を利用した 挟着具を用いれば、増毛用かつら10と自毛との挟持固定が簡便に行えて便宜で ある。
【0028】 また、止着基部13の内周縁16及び内側に張架した縦横の植毛フレーム14 がチェーン状の細糸部材14a,14bで構成されているため、適度の伸縮性を 有しており、かつらを頭部へ載置する際にかつらベース11を外方へ引っ張りな がら固定していくと、このチェーン状細糸部材14a,14bのリング径が縮小 することにより、かつらベースの伸びに追随して伸張することになる。このため 装着状態においてチェーン状細糸部材14a,14bは伸張状態で保持されてい ることにより、かつらベース11に皺や弛みが生じないから、かつら10は使用 者の頭部にピッタリとフィットすることになる。
【0029】 なお、図1に示す実施例では、止着基部13のさらに外周を取り囲んで、細か い網目のネット18が配設されると共に、該ネット18にも緻密に毛髪12が植 設されている。これにより、止着基部13の外周縁のラインが隠蔽され、視認さ れるようなことがない。
【0030】 かつら10を取り外す場合は、止着部材を自毛から離脱させて、例えば前額部 付近の止着基部13をつまんで上方へ引き剥がすようにすることにより、極めて 簡単に取り外すことができる。 以上のようにして、かつら着用者の自毛とかつら10に植設した毛髪12が混 じって増毛され、当該薄毛部位の増毛が実質的に達成されると同時に、分髪部が 表出することになる。
【0031】 図示の増毛用かつらは、薄毛部分に相当する形状,サイズとしたいわゆる部分 かつら10として形成されているが、本考案はこれに限られるものではなく、図 7に示すような使用者の頭部全体を帽状に覆ういわゆるオールかつらにも適用し 得ることはいうまでもない。
【0032】
以上述べたように、本考案によれば、植毛フレームを構成するチェーン状細糸 部材により、使用者の髪の分け目に対応した位置で分髪部を形成することができ るので、自毛を充分活用しつつ薄毛の部分をきわめて自然な感じに増毛し得ると 同時に、分髪部を自由に表出し得ることになる。従って、本考案によれば、使用 者の好み或いは必要に応じた種々の髪型に容易に整髪することができ、ファッシ ョン用としても装飾性豊かな部分かつら或いはオールかつらを提供し得ることに なる。
【図1】本考案による増毛用かつらの一例を示す概略平
面図である。
面図である。
【図2】図1におけるチェーン状細糸部材の止着基部へ
の取付け状態を示す部分拡大斜視図である。
の取付け状態を示す部分拡大斜視図である。
【図3】図1におけるチェーン状細糸部材への毛髪の植
設状態状を示す部分拡大斜視図である。
設状態状を示す部分拡大斜視図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図1における分髪部を示す部分拡大斜視図であ
る。
る。
【図6】図5のB−B線に沿う断面図である。
【図7】従来の増毛用かつらを示す概略斜視図である。
10 増毛用かつら 11 かつらベース 12 毛髪 13 止着基部 14 植毛フレーム 14a,14b チェーン状細糸部材 15 縁取りテープ 16 止着基部の内周縁 20 分髪部
Claims (6)
- 【請求項1】 フィラメントにて伸縮性を有するように
編成した細糸部材を所定の間隔をもって縦横に配置する
ことにより植毛フレームを形成し、該植毛フレームを用
いてかつらベースを構成すると共に、該かつらベースに
外方へ突出するよう多数の毛髪を植設してなり、頭部へ
の装着の際、上記植毛フレームの各格子の間から使用者
の自毛を外方へ引き出して該かつらベースに植設されて
いる毛髪と混合させるようにした増毛用かつらにおい
て、 装着した際に使用者の分髪部に対応するかつらベースの
部位にて、2本の細糸部材を近接して並行に配置し、該
一方の細糸部材と他方の細糸部材とに分髪線が表出し得
るよう該両細糸部材にそれぞれ毛髪を植設したことを特
徴とする、増毛用かつら。 - 【請求項2】 前記かつらベースが、周縁枠を画成する
チェーン状の細糸部材と該周縁枠の内側で縦横に張り渡
した同様のチェーン状細糸部材とで形成された植毛フレ
ームで成っており、該植毛フレームの全体が外方へ膨出
して帽状外形を呈したオールかつらとして構成されてい
ることを特徴とする、請求項1に記載の増毛用かつら。 - 【請求項3】 前記かつらベースが、略環状に連設した
止着基部と、該止着基部の内周縁に沿って配置したチェ
ーン状細糸部材及び該内周縁の内側で縦横に張り渡した
同様のチェーン状細糸部材で形成した植毛フレームとで
成っており、該かつらベースが使用者頭部の薄毛部分に
沿う形状の部分かつらとして構成されていることを特徴
とする、請求項1に記載の増毛用かつら。 - 【請求項4】 前記止着基部の下面に止着部材が設けら
れ、該止着部材にてかつらベース周辺に位置する自毛を
挟持するようにしたことを特徴とする、請求項3に記載
の増毛用かつら。 - 【請求項5】 前記分髪線を顕出するための2本の細糸
部材が、適所でアンカー糸にて結合されることにより並
行配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の
増毛用かつら。 - 【請求項6】 前記分髪線を顕出するための2本の細糸
部材が、適所で毛髪にて結合されることにより並行配置
されていて、該毛髪の一対が左右に分けられることを特
徴とする、請求項1に記載の増毛用かつら。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991077542U JPH0745533Y2 (ja) | 1991-08-31 | 1991-08-31 | 増毛用かつら |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991077542U JPH0745533Y2 (ja) | 1991-08-31 | 1991-08-31 | 増毛用かつら |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522523U true JPH0522523U (ja) | 1993-03-23 |
| JPH0745533Y2 JPH0745533Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=13636892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991077542U Expired - Lifetime JPH0745533Y2 (ja) | 1991-08-31 | 1991-08-31 | 増毛用かつら |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745533Y2 (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4846456A (ja) * | 1971-10-15 | 1973-07-03 | ||
| JPS5019559A (ja) * | 1973-06-22 | 1975-03-01 | ||
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-
1991
- 1991-08-31 JP JP1991077542U patent/JPH0745533Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
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| JPS6440606A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-10 | Art Neichiyaa Kansai Kk | Wig |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0745533Y2 (ja) | 1995-10-18 |
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