JPH0522645A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JPH0522645A
JPH0522645A JP3176719A JP17671991A JPH0522645A JP H0522645 A JPH0522645 A JP H0522645A JP 3176719 A JP3176719 A JP 3176719A JP 17671991 A JP17671991 A JP 17671991A JP H0522645 A JPH0522645 A JP H0522645A
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Takashi Sakaguchi
隆 坂口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手ぶれ補正等のために、信号処理によって動
き量(動きベクトル)を求める検出回路において、被写
体の一部が動いた時でも正確な動きベクトル検出がで
き、効果的な動き検出を行うことを目的とする。 【構成】 画面周辺部の映像信号から動きベクトルを得
る周辺動きベクトル検出回路101と、周辺動きベクトル
検出回路101から検出した動きベクトルを処理する周辺
動きベクトル処理回路102と、画面中央部の映像信号か
ら動きベクトルを得る中央動きベクトル検出回路103
と、中央動きベクトル検出回路103から検出した動きベ
クトルを処理する中央動きベクトル処理回路104とを設
け、発散判定データによる信頼性判定を中央動きベクト
ル処理回路104だけで行い、画面の位置に応じた動きベ
クトル処理を行うので、少ない回路規模でしかも正確な
動きベクトルの信頼性判定ができ、効果的な動き検出を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の撮影
装置において動き検出を行う動き検出回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の撮影装置におい
ては、小型・軽量・高倍率ズーム化が一段と進み、更
に、ユーザー層が従来のマニアに加えて子供からお年寄
りまで拡大が進んでいる。そのため、手ぶれによる画面
揺れが発生し、画質劣化が問題化している。
【0003】従来の動き検出回路としては、例えばTV
学会技術報告VOL.11,No.3(may.198
7)等に示されている。
【0004】以下に、従来の動き検出回路について説明
する。図10は、TV学会技術報告VOL.11,N
o.3(may.1987)に示されている従来の動き
検出回路を含む手ぶれ補正装置のブロック図を示すもの
であり、同図において、1001はA/D変換回路、1
002は動きベクトル検出回路、1003はメモリ制御
回路、1004はメモリ回路、1005は補間制御回
路、1006は補間回路、1007はD/A変換回路で
ある。
【0005】以上のように構成された従来の動き検出回
路を含む手ぶれ補正装置について、以下その動作につい
て説明する。
【0006】入力信号はA/D変換回路1001でデジ
タル信号となり、動きベクトル検出回路1002及びメ
モリ回路1004に入力する、動きベクトル検出回路1
002では、2フィールドの映像信号を比較して動きベ
クトルを検出し、メモリ制御回路1003では動きベク
トルを用いてメモリ回路1004から手ぶれ補正された
切り出し信号を得る。メモリ出力信号は補間制御回路1
005により制御される補間回路1006によって正規
の映像信号となり、D/A変換回路1007でアナログ
信号となる。
【0007】この時の動きベクトル検出回路1002の
動作を図11及び図12を用いて説明する。図11は動
きベクトルの検出方法である代表点マッチング法におけ
る代表点の配置図の一例であり、図12は動きベクトル
検出回路1002の内部回路構成図である。図11では
水平6×垂直5=30個の代表点が4領域に配置されて
いる場合を示した。図12において、1002は動きベ
クトル検出回路全体、1201は代表点位置における信
号を記憶する代表点信号メモリ回路、1202は現フィ
ールドの映像信号と1フィールド前の代表点位置におけ
る映像信号である代表点信号メモリ回路1201の出力
信号とを減算する減算回路、1203は各領域内の全て
の代表点に対する代表点とその周囲信号との減算信号を
累積加算する演算信号累積メモリ回路、1204は演算
信号累積メモリ回路1203から必要な動きベクトルを
得るベクトル検出回路である。
【0008】このように、代表点を配置し、2フィール
ドの映像信号から動きベクトルを検出して手ぶれ補正を
行っている。
【0009】図13は、他の従来の動き検出回路のブロ
ック図を示すものであり、この動き検出回路は、被写体
の一部が動いた時でも誤りなく動きベクトルを検出でき
るものである。同図において、1301は動きベクトル
検出回路、1302は動きベクトル信頼性判定回路、1
303は発散計数回路、1304は発散判定回路、13
05はベクトル無効判定回路、1306は画面全体ベク
トル判定回路、1307は時間的なローパスフィルタ回
路である。
【0010】以上のように構成された従来の動き検出回
路について、以下その動作について説明する。
【0011】動きベクトル検出回路1301は、入力画
像信号を複数の領域に分けるとともに、各領域の動きベ
クトルを検出する。動きベクトル信頼性判定回路130
2は、動きベクトル検出回路1301で検出された動き
ベクトルの信頼性を判定する。発散計数回路1303
は、信頼性有りと判定された各領域の動きベクトルから
発散度を計算する。発散判定回路1304は、発散計数
回路1303で計算された発散度の大きさを判定する。
ベクトル無効判定回路1305は、発散度が大きい時、
過去の画面全体の動きベクトルであるローパスフィルタ
回路1307の出力信号と異なる動きベクトルを検出し
た領域の動きベクトルを無効にする。そして画面全体ベ
クトル判定回路1306は、残った領域の動きベクトル
を用いて現在の画面全体の動きベクトルを決定する。
【0012】この発散度による判定は、求めた各領域の
動きベクトルが正確に機器の動き(手搖れ等)を示して
いる場合は、その発散度つまりバラツキ度は小さく、そ
れに対して求めた各領域の動きベクトルが被写体の動き
等によって誤った動きを示している場合は、その発散度
つまりバラツキ度は大きいので、発散度によって動きベ
クトルの信頼性を判断することができる。
【0013】次に、動きベクトル信頼性判定回路130
2による信頼性判定について説明する。代表点マッチン
グ法等による動きベクトル検出は、被写体がコントラス
トのない場合やS/N比の低い場合、正確に動きベクト
ルを検出することが困難である。このため得られる動き
ベクトルに対して、その相関演算結果や動きベクトルの
大きさ等から信頼性を判定する必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、被写体の一部が動くことによって発散度
が大きくなったとき、検出した各領域の動きベクトルと
過去の画面全体の動きベクトルとを比較し異なる領域の
動きベクトルを無効にするので、手ぶれ等による機器の
動きである動きベクトルが、過去の画面全体の動きベク
トルと異なって発生した場合は、誤った領域の動きベク
トルを採用し、正しい領域の動きベクトルを無効にする
ことがあり、誤った画面全体の動きベクトルを決定する
という問題点と、さらに画面の一部の領域のみが被写体
の動きの影響を受け動きベクトルを誤検出し、他の領域
の動きベクトルは正確に動きを検出している場合でも、
画面全体の領域の動きベクトルから発散度を求めている
ので発散度判定により信頼性無しと判定し動きベクトル
を検出できなくなる問題点とを有していた。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、被写体の一部が動いた時でも誤りなく動きベクトル
を検出することができる動き検出回路を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の動き検出回路は、画面周辺部の映像信号から
動きベクトルを得る周辺動きベクトル検出回路と、周辺
動きベクトル検出回路から検出した動きベクトルを処理
する周辺動きベクトル処理回路と、画面中央部の映像信
号から動きベクトルを得る中央動きベクトル検出回路
と、中央動きベクトル検出回路から検出した動きベクト
ルを処理する中央動きベクトル処理回路とを有してい
る。
【0017】また本発明の動き検出回路は、画面周辺部
の映像信号から動きベクトルを得る周辺動きベクトル検
出回路と、周辺動きベクトル検出回路から検出した動き
ベクトルを処理する周辺動きベクトル処理回路と、画面
中央部の映像信号から動きベクトルを得る中央動きベク
トル検出回路と、中央動きベクトル検出回路から検出し
た動きベクトルを処理する中央動きベクトル処理回路
と、テレビジョン信号の画面全体に位置する画像データ
から検出した動きベクトルを処理する画面全体動きベク
トル処理回路とを有している。
【0018】
【作用】上記した構成により、本発明は、周辺動きベク
トル検出回路が画面周辺部の映像信号から動きベクトル
を得、中央動きベクトル検出回路が画面中央部の映像信
号から動きベクトルを得る。このとき主として、中央動
きベクトル検出回路は被写体の動きを検出するので、被
写体の動きを除外して動きベクトルを決定する。
【0019】また本発明は、周辺動きベクトル検出回路
が画面周辺部の映像信号から動きベクトルを得、中央動
きベクトル検出回路が画面中央部の映像信号から動きベ
クトルを得る。このとき主として周辺動き検出回路は機
器の動きを検出し、中央動き検出回路は被写体の動きを
検出するので、周辺の動きと中央の動きと画面全体の動
きから機器の動きと被写体の動きとを区別して動きベク
トルを決定する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例における動き
検出回路のブロック図を示すものである。図1におい
て、周辺動きベクトル検出回路101は入力画像信号の
周辺に位置する画像データから周辺画像データの周辺動
きベクトルを検出する。周辺動きベクトル処理回路10
2は周辺動きベクトル検出回路101からの周辺動きベ
クトルに対する処理を行う。また、中央動きベクトル検
出回路103は入力画像信号の中央に位置する画像デー
タから中央画像データの中央動きベクトルを検出する。
中央動きベクトル処理回路104は中央動きベクトル検
出回路103からの中央動きベクトルに対する処理を行
う。画面全体ベクトル決定回路105は周辺動きベクト
ル検出回路101からの周辺動きベクトルと、中央動き
ベクトル検出回路103からの中央動きベクトルと、周
辺動きベクトル処理回路102の処理データと、中央動
きベクトル処理回路104の処理データから画面全体ベ
クトルを決定する。
【0022】以上のように構成された本実施例の動き検
出回路について、以下その動作について説明する。周辺
動きベクトル検出回路101は入力画像信号の周辺に位
置する画像データから代表点マッチング法等の信号処理
により周辺画像データの周辺動きベクトルを検出する。
周辺動きベクトル処理回路102は周辺動きベクトル検
出回路101からの周辺動きベクトルに対して補正・信
頼性判定等の処理を行う。同様に、中央動きベクトル検
出回路103は入力画像信号の中央に位置する画像デー
タから中央画像データの中央動きベクトルを検出し、中
央動きベクトル処理回路104は中央動きベクトル検出
回路103からの中央動きベクトルに対して補正・信頼
性判定等の処理を行う。次に、画面全体ベクトル決定回
路105は周辺動きベクトル検出回路101からの周辺
動きベクトルと、中央動きベクトル検出回路103から
の中央動きベクトルと、周辺動きベクトル処理回路10
2の判定データと、中央動きベクトル処理回路104の
判定データから画面全体ベクトルを決定する。
【0023】次に、図2で周辺及び中央の動きベクトル
検出回路101,103について説明する。図2におい
て、201は周辺動きベクトルを検出する入力画像信号
の画面周辺に位置する周辺画像データ、202は中央動
きベクトルを検出する入力画像信号の画面中央に位置す
る中央画像データ、203は周辺及び中央動きベクトル
を得るための代表点である。
【0024】周辺画像データ201内に配置された周辺
動きベクトルの各検出領域(図2では4領域)では周辺
動きベクトルをそれぞれ検出する。また、中央画像デー
タ202内に配置された中央動きベクトルの各検出領域
(図2では2領域)では中央動きベクトルをそれぞれ検
出する。
【0025】図3は図1の動き検出回路における周辺動
きベクトル処理回路102及び中央動きベクトル処理回
路104の一構成例を示す。図3において、102は周
辺動きベクトル処理回路、104は中央動きベクトル処
理回路、301,304は得られた動きベクトルの信頼
性を判定する動きベクトル信頼性判定回路、302は信
頼性有りと判定された領域の動きベクトルの発散度を計
算する発散計数回路、303は計算された発散度の判定
を行う発散判定回路である。ここで、動きベクトル信頼
性判定回路301,304は、従来例である図13の信
頼性判定回路1302と同様に得られた動きベクトルに
対して、その相関演算結果や動きベクトルの大きさ等か
ら信頼性を判定するものである。
【0026】中央動きベクトル検出回路103で得られ
た中央動きベクトルは、動きベクトル信頼性判定回路3
01によってその信頼性を判定され、次に発散計数回路
302では信頼性判定データと中央動きベクトルから、
信頼性有りと判断された領域の周辺動きベクトルの発散
度を計算する。そして、発散判定回路303は得られた
発散度の判定を行う。この発散度は求めた各領域の動き
ベクトルが正確に機器の動き(手搖れ等)を示している
場合は、その発散度つまりバラツキ度は小さく、それに
対して求めた各領域の動きベクトルが被写体の動き等に
よって誤った動きを示している場合は、その発散度つま
りバラツキ度は大きいので、発散度によって動きベクト
ルの信頼性を判断することができる。また、周辺動きベ
クトル検出回路101で得られた周辺動きベクトルは、
動きベクトル信頼性判定回路304によってその信頼性
を判定される。
【0027】また、動きベクトルの発散度判定を中央画
像データから検出した中央動きベクトルで行い、周辺画
像データから検出した周辺動きベクトルで行わないの
は、発散度判定は画像データに含まれる被写体の動きに
よって動きベクトルが誤検出していないかを判定するこ
とを主たる目的としているので、被写体の動きを含む可
能性の少ない周辺画像データから検出した周辺動きベク
トルでなく、被写体の動きを含む、可能性の多い中央画
像データから検出した中央動きベクトルから、発散度判
定を行うことによって、少ない回路及び少ない処理によ
って的確な発散度判定を行うためである。
【0028】また、図1の画面全体ベクトル決定回路1
05は、中央画像データの各領域動きベクトルとその信
頼性データ及び信頼性有りと判定された領域の中央動き
ベクトルの発散判定データ、そして周辺画像データの各
領域動きベクトルとその信頼性データから画面全体の動
きベクトルを決定する。次に、この決定方法について説
明する。まず、中央動きベクトルから求めた発散判定デ
ータによる信頼性判定が信頼性有りの場合は、信頼性デ
ータにおいて信頼性有りと判定された画面全体の領域の
動きベクトルの中央値(メディアン)を求め、これを画
面全体の動きベクトルとする。一方、中央動きベクトル
から求めた発散判定データによる信頼性判定が信頼性無
しの場合は、誤った動きベクトル検出による画像の劣化
を防ぐために、この動きベクトルを使用しない。また、
このように検出した動きベクトルの信頼性が無い場合
は、過去に検出した複数の動きベクトルの中から選択、
または、過去に検出した複数の動きベクトルから予測す
る方法がある。
【0029】以上のように本実施例によれば、周辺動き
ベクトル処理回路と中央動きベクトル処理回路を設け、
中央動きベクトル処理回路を発散計数回路と発散判定回
路から構成し、各処理回路で独自の処理を行う。このこ
とにより、被写体の動きの影響を受けることの多い中央
画像データから検出した動きベクトルの発散判定データ
だけを用いて信頼性判定を行うので、少ない回路及び少
ない処理でしかも正確に発散判定による動きベクトルの
信頼性判定ができ、効果的な動き検出を行うことができ
る。
【0030】図4は本発明の第2の実施例を示す動き検
出回路のブロック図である。同図において、401は周
辺動きベクトル検出回路、403は中央動きベクトル検
出回路で、以上は図1の構成と同様なものである。図1
と異なるのは、周辺動きベクトル処理回路402は周辺
動きベクトル検出回路401からの周辺動きベクトルに
対する処理を行う。中央動きベクトル処理回路404は
中央動きベクトル検出回路403からの中央動きベクト
ルに対する処理を行う。また、画面全体動きベクトル処
理回路405は周辺動きベクトル検出回路401からの
周辺動きベクトル及び中央動きベクトル検出回路403
からの中央動きベクトルに対する処理を行行う。画面全
体ベクトル決定回路406は周辺動きベクトル検出回路
401からの周辺動きベクトルと、中央動きベクトル検
出回路403からの中央動きベクトルと、周辺動きベク
トル処理回路402の処理データと、中央動きベクトル
処理回路404の処理データと、画面全体動きベクトル
処理回路405の処理データから画面全体ベクトルを決
定する点である。
【0031】また、図5は図4の動き検出回路を構成す
る周辺動きベクトル処理回路402及び中央動きベクト
ル処理回路404及び画面全体動きベクトル処理回路4
05の一構成例を示す。図5において、402は周辺動
きベクトル処理回路、404は中央動きベクトル処理回
路、405は画面全体動きベクトル処理回路、501,
504は得られた動きベクトルの信頼性を判定する動き
ベクトル信頼性判定回路、502,505,507は信
頼性有りと判定された領域の動きベクトルの発散度を計
算する発散計数回路、503,506,508は計算さ
れた発散度の判定を行う発散判定回路である。
【0032】周辺動きベクトル検出回路401で得られ
た周辺動きベクトルは、動きベクトル信頼性判定回路5
01によってその信頼性を判定され、次に発散計数回路
502では信頼性判定データと周辺動きベクトルから、
信頼性有りと判断された領域の周辺動きベクトルの発散
度を計算する。そして、発散判定回路503は得られた
発散度の判定を行う。この発散度は、求めた各領域の動
きベクトルが正確に機器の動き(手搖れ等)を示してい
る場合は、その発散度つまりバラツキ度は小さく、それ
に対して求めた各領域の動きベクトルが被写体の動き等
によって誤った動きを示している場合は、その発散度つ
まりバラツキ度は大きいので、発散度によって動きベク
トルの信頼性を判断することができる。
【0033】同様に、中央動きベクトル検出回路403
で得られた中央動きベクトルは、動きベクトル信頼性判
定回路504によってその信頼性を判定され、次に発散
計数回路505では信頼性判定データと周辺動きベクト
ルから、信頼性有りと判断された領域の周辺動きベクト
ルの発散度を計算する。そして、発散判定回路506は
得られた発散度の判定を行う。
【0034】また、画面全体動きベクトル処理回路40
5では周辺動きベクトル検出回路401で得られた周辺
動きベクトルと、中央動きベクトル検出回路403で得
られた中央動きベクトルと、動きベクトル信頼性判定回
路501,504によって判定された信頼性データを用
いて、発散計数回路507では信頼性有りと判断された
画面全体の領域の動きベクトルの発散度を計算する。そ
して、発散判定回路508は得られた発散度の判定を行
う。
【0035】次に、画面全体ベクトル決定回路406で
は,周辺画像データの各領域動きベクトルとその信頼性
データ及び信頼性有りと判定された領域の周辺動きベク
トルの発散判定データ、中央画像データの各領域動きベ
クトルとその信頼性データ及び信頼性有りと判定された
領域の中央動きベクトルの発散判定データ、そして画面
全体の信頼性有りと判定された領域の発散判定データか
ら画面全体の動きベクトルを決定する。次に、この決定
方法について図6を用いて説明する。
【0036】まず、画面全体の発散判定データによる信
頼性判定を確認する。この信頼性判定が信頼性有りの場
合は,信頼性データにおいて信頼性有りと判定された画
面全体つまり周辺及び中央動きベクトルの中央値(メデ
ィアン)を求め、これを画面全体の動きベクトルとす
る。一方、画面全体の発散判定データによる信頼性判定
が信頼性なしの場合は,周辺動きベクトルから求めた発
散判定データによる信頼性判定と中央動きベクトルから
求めた発散判定データによる信頼性判定を確認する。周
辺動きベクトルから求めた発散判定データによる信頼性
判定が信頼性有りありで、かつ、中央動きベクトルから
求めた発散判定データによる信頼性判定が信頼性なしの
場合は,信頼性データにおいて信頼性有りと判定された
周辺動きベクトルの中央値(メディアン)を求め、これ
を画面全体の動きベクトルとする。
【0037】以上のように本実施例によれば、周辺動き
ベクトル処理回路と中央動きベクトル処理回路及び画面
全体動きベクトル処理回路を設け、各動きベクトル処理
回路を発散計数回路と発散判定回路とから構成すること
により、画面全体の発散判定データによる信頼性判定が
信頼性なしの場合でも,被写体の動きの影響を受けるこ
との多い中央画像データから検出した動きベクトルの発
散判定データによる信頼性判定が信頼性なしで、かつ、
被写体の動きの影響を受けることの少ない周辺画像デー
タから検出した動きベクトルの発散判定データによる信
頼性判定が信頼性有りの場合は、被写体の動きによる影
響は中央動きベクトルのみと判断し、被写体の動きの影
響を受けることの少ない周辺画像データから検出した動
きベクトルから画面全体の動きベクトルを決定するの
で、正確な動きベクトルの信頼性判定ができ、効果的な
動き検出を行うことができる。
【0038】図7は図4の動き検出回路を構成する周辺
動きベクトル処理回路402及び中央動きベクトル処理
回路404及び画面全体動きベクトル処理回路405の
他の構成例を示す。図7において、402は周辺動きベ
クトル処理回路、404は中央動きベクトル処理回路、
405は画面全体動きベクトル処理回路、501,50
4は得られた動きベクトルの信頼性を判定する動きベク
トル信頼性判定回路、502,505,507は信頼性
有りと判定された領域の動きベクトルの発散度を計算す
る発散計数回路、503,506,508は計算された
発散度の判定を行なう発散判定回路、701は信頼性有
りと判定された領域の周辺動きベクトルと信頼性有りと
判定された領域の中央動きベクトルとを比較する比較回
路である。
【0039】周辺動きベクトル検出回路401で得られ
た周辺動きベクトルは、動きベクトル信頼性判定回路5
01によってその信頼性を判定され、次に発散計数回路
502では信頼性判定データと周辺動きベクトルから、
信頼性有りと判断された領域の周辺動きベクトルの発散
度を計算する。そして、発散判定回路503は得られた
発散度の判定を行う。この発散度は、求めた各領域の動
きベクトルが正確に機器の動き(手搖れ等)を示してい
る場合は、その発散度つまりバラツキ度は小さく、それ
に対して求めた各領域の動きベクトルが被写体の動き等
によって誤った動きを示している場合は、その発散度つ
まりバラツキ度は大きいので、発散度によって動きベク
トルの信頼性を判断することができる。
【0040】同様に、中央動きベクトル検出回路403
で得られた中央動きベクトルは、動きベクトル信頼性判
定回路504によってその信頼性を判定され、次に発散
計数回路505では信頼性判定データと周辺動きベクト
ルから、信頼性有りと判断された領域の周辺動きベクト
ルの発散度を計算する。そして、発散判定回路506は
得られた発散度の判定を行う。
【0041】また、画面全体動きベクトル処理回路40
5では周辺動きベクトル検出回路401で得られた周辺
動きベクトルと、中央動きベクトル検出回路403で得
られた中央動きベクトルと、動きベクトル信頼性判定回
路501,504によって判定された信頼性データを用
いて、発散計数回路507では信頼性有りと判断された
画面全体の領域の動きベクトルの発散度を計算する。そ
して、発散判定回路508は得られた発散度の判定を行
う。さらに、信頼性有りと判定された領域の周辺動きベ
クトルと信頼性有りと判定された領域の中央動きベクト
ルとの比較を行い、類似度を判定する。
【0042】次に、画面全体ベクトル決定回路406で
は,周辺画像データの各領域動きベクトルとその信頼性
データ及び信頼性有りと判定された領域の周辺動きベク
トルの発散判定データ、中央画像データの各領域動きベ
クトルとその信頼性データ及び信頼性有りと判定された
領域の中央動きベクトルの発散判定データ、画面全体の
信頼性有りと判定された領域の発散判定データ、そして
信頼性有りと判定された領域の周辺動きベクトルと信頼
性有りと判定された領域の中央動きベクトルとの比較デ
ータから画面全体の動きベクトルを決定する。次に、こ
の決定方法について図8を用いて説明する。
【0043】まず、画面全体の発散判定データによる信
頼性判定を確認する。この信頼性判定が信頼性ありの場
合は,信頼性データにおいて信頼性有りと判定された画
面全体、つまり周辺及び中央動きベクトルの中央値(メ
ディアン)を求め、これを画面全体の動きベクトルとす
る。一方、画面全体の発散判定データによる信頼性判定
が信頼性なしの場合は,周辺動きベクトルから求めた発
散判定データによる信頼性判定と中央動きベクトルから
求めた発散判定データによる信頼性判定を確認する。周
辺動きベクトルから求めた発散判定データによる信頼性
判定が信頼性ありで、かつ、中央動きベクトルから求め
た発散判定データによる信頼性判定が信頼性有りの場合
は、さらに信頼性有りと判定された領域の周辺動きベク
トルと信頼性有りと判定された領域の中央動きベクトル
とを比較し異なる場合のみ、信頼性データにおいて信頼
性有りと判定された周辺動きベクトルの中央値(メディ
アン)を求め、これを画面全体の動きベクトルとする。
【0044】以上のように本実施例によれば、周辺動き
ベクトル処理回路と中央動きベクトル処理回路及び画面
全体動きベクトル処理回路を設け、周辺動きベクトル処
理回路と中央動きベクトル処理回路を発散計数回路と発
散判定回路とから構成し、さらに画面全体動きベクトル
処理回路を発散計数回路と発散判定回路及び周辺動きベ
クトルと中央動きベクトルとを比較する比較回路から構
成することにより、画面全体の発散判定データによる信
頼性判定が信頼性なしの場合でも,被写体の動きの影響
を受けることの多い中央画像データから検出した動きベ
クトルの発散判定データによる信頼性判定が信頼性あり
で、かつ、被写体の動きの影響を受けることの少ない周
辺画像データから検出した動きベクトルの発散判定デー
タによる信頼性判定も信頼性ありで、かつ、周辺動きベ
クトルと中央動きベクトルとが異なる場合、画面全体の
発散判定データによる信頼性判定が信頼性無しであるこ
とと、周辺動きベクトル及び中央動きベクトルの発散判
定データによる信頼性判定が両方とも信頼性ありである
こととは矛盾するが、中央動きベクトルと周辺動きベク
トルとが異なるので被写体の動きによって中央動きベク
トルが影響を受け、周辺動きベクトルと異なりかつ画面
全体の発散判定データによる信頼性判定が信頼性無しに
なると判断し、この判断から被写体の動きによる影響は
中央動きベクトルのみと判断し被写体の動きの影響を受
けることの少ない周辺画像データから検出した動きベク
トルから画面全体の動きベクトルを決定するので、正確
な動きベクトルの信頼性判定ができ、効果的な動き検出
を行うことができる。
【0045】なお、第2の実施例においては、図4に示
すように画面全体動きベクトル処理回路は、周辺動きベ
クトル検出回路が検出した動きベクトルと中央動きベク
トル検出回路が検出した動きベクトルを用いて、画面全
体の動きベクトル処理を行う場合を説明したが、図9に
示す第3の実施例のように、画面全体動きベクトル処理
回路は、画面全体動きベクトル検出回路907が検出し
た動きベクトルを用いて、画面全体の動きベクトル処理
を行う構成としてもよい。この場合、動きベクトル検出
のための代表点の配置は、画面全体動きベクトル検出と
周辺動きベクトル検出と中央動きベクトル検出のために
独立して設定できるので、さらに効果的な動きベクトル
検出及び動き検出が可能である。
【0046】なお、動きベクトルの検出方法としては、
従来技術として代表点マッチング法の一構成例を示した
が、全画素マッチング法などこれに限るものでない。
【0047】また、上記実施例においては動きベクトル
の処理として、発散度による信頼性判定の場合を示した
が、過去複数フィールドの動きベクトルの履歴を用いて
処理を行うなど、これに限るものでない。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、周辺動きベクト
ル検出回路と周辺動きベクトル処理回路、及び中央動き
ベクトル検出回路と中央動きベクトル処理回路を設け
て、発散判定データによる信頼性判定を中央動きベクト
ル処理回路だけで行い画面の位置に応じた動きベクトル
処理を行うので、少ない回路規模でしかも正確な動きベ
クトルの信頼性判定ができ、効果的な動き検出を行うこ
とができる。
【0049】また、周辺動きベクトル検出回路と周辺動
きベクトル処理回路、中央動きベクトル検出回路と中央
動きベクトル処理回路、及び画面全体動きベクトル処理
回路を設けて、発散判定データによる信頼性判定を周辺
動きベクトル処理回路、中央動きベクトル処理回路、及
び画面全体動きベクトル処理回路でそれぞれ行い画面の
位置に応じた動きベクトル処理を行うので正確な動きベ
クトルの信頼性判定ができ、効果的な動き検出を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動き検出回路の
構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における動きベクトル検出回路
の動作を説明するための画面を示す模式図
【図3】図1における周辺動きベクトル処理回路101
及び中央動きベクトル処理回路103の内部構成を示す
ブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における動き検出回路の
構成を示すブロック図
【図5】図4における各動きベクトル処理回路の内部構
成例を示すブロック図
【図6】図5の各動きベクトル処理回路を用いた場合の
第2の実施例の画面全体決定回路による決定方法を説明
するためのフロー図
【図7】図4における各動きベクトル処理回路の他の内
部構成例を示すブロック図
【図8】図7の各動きベクトル処理回路を用いた場合の
第2の実施例の画面全体決定回路による決定方法を説明
するためのフロー図
【図9】本発明の第3の実施例における動き検出回路の
構成を示すブロック図
【図10】従来の動き検出回路を含む手ぶれ補正装置の
構成を示すブロック図
【図11】従来の動きベクトルの検出方法である代表点
マッチング法における代表点の画面配置例を示す模式図
【図12】図10における動きベクトル検出回路の内部
構成を示すブロック図
【図13】従来の動き検出回路の他の構成を示すブロッ
クブロック図
【符号の説明】
101,401 周辺動きベクトル検出回路 102,402 周辺動きベクトル処理回路 103,403 中央動きベクトル検出回路 104,404 中央動きベクトル処理回路 105,406 画面全体ベクトル決定回路 201 周辺画像データ 202 中央画像データ 203 周辺及び中央動きベクトルを得る代表点 301,304,501,504 動きベクトル信頼性
判定回路 302,502,505,507 発散計数回路 303,503,506,508 発散判定回路 405 画面全体動きベクトル処理回路 701 比較回路 907 画面全体動きベクトル検出回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面周辺部の映像信号から動きベクトルを
    得る周辺動きベクトル検出回路と、 前記周辺動きベクトル検出回路から検出した動きベクト
    ルを処理する周辺動きベクトル処理回路と、 画面中央の映像信号から動きベクトルを得る中央動きベ
    クトル検出回路と、前記中央動きベクトル検出回路から
    検出した動きベクトルを処理する中央動きベクトル処理
    回路と、 前記周辺動きベクトル処理回路の出力信号と前記中央動
    きベクトル処理回路の出力信号から動きベクトルを決定
    するベクトル決定回路と、を備えた動き検出回路。
  2. 【請求項2】中央動きベクトル処理回路は、信頼性有り
    と判定された各領域の動きベクトルから発散度を計算す
    る発散計数回路と、前記発散計数回路で計算された発散
    度の大きさを判定する発散判定回路とからなる請求項1
    記載の動き検出回路。
  3. 【請求項3】画面周辺部の映像信号から動きベクトルを
    得る周辺動きベクトル検出回路と、 前記周辺動きベクトル検出回路から検出した動きベクト
    ルを処理する周辺動きベクトル処理回路と、 画面中央の映像信号から動きベクトルを得る中央動きベ
    クトル検出回路と、前記中央動きベクトル検出回路から
    検出した動きベクトルを処理する中央動きベクトル処理
    回路と、 画面全体の映像信号から検出した動きベクトルを処理す
    る画面全体動きベクトル処理回路と、 前記周辺動きベクトル処理回路の出力信号と前記中央動
    きベクトル処理回路の出力信号と前記画面全体動きベク
    トル処理回路の出力信号から動きベクトルを決定するベ
    クトル決定回路と、を備えた動き検出回路。
  4. 【請求項4】画面全体動きベクトル処理回路は、周辺動
    きベクトル検出回路から検出した動きベクトルと中央動
    きベクトル検出回路から検出した動きベクトルとを処理
    する構成とした請求項4記載の動き検出回路。
  5. 【請求項5】周辺動きベクトル処理回路は、信頼性有り
    と判定された各領域の動きベクトルから発散度を計算す
    る発散計数回路と、前記発散計数回路で計算された発散
    度の大きさを判定する発散判定回路とからなる請求項4
    または5記載の動き検出回路。
  6. 【請求項6】中央動きベクトル処理回路は、信頼性有り
    と判定された各領域の動きベクトルから発散度を計算す
    る発散計数回路と、前記発散計数回路で計算された発散
    度の大きさを判定する発散判定回路とからなる請求項4
    または5記載の動き検出回路。
  7. 【請求項7】画面全体動きベクトル処理回路は、信頼性
    有りと判定された各領域の動きベクトルから発散度を計
    算する発散計数回路と、前記発散計数回路で計算された
    発散度の大きさを判定する発散判定回路とからなる請求
    項4または5記載の動き検出回路。
  8. 【請求項8】画面全体動きベクトル処理回路は、信頼性
    有りと判定された各領域の動きベクトルから発散度を計
    算する発散計数回路と、前記発散計数回路で計算された
    発散度の大きさを判定する発散判定回路と、周辺動きベ
    クトル検出回路から検出した動きベクトルと中央動きベ
    クトル検出回路から検出した動きベクトルを比較する比
    較器とからなる請求項4または5記載の動き検出回路。
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