JPH0522650Y2 - - Google Patents

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JPH0522650Y2
JPH0522650Y2 JP1986114775U JP11477586U JPH0522650Y2 JP H0522650 Y2 JPH0522650 Y2 JP H0522650Y2 JP 1986114775 U JP1986114775 U JP 1986114775U JP 11477586 U JP11477586 U JP 11477586U JP H0522650 Y2 JPH0522650 Y2 JP H0522650Y2
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sliding
shell
bearing
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elastic member
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JP1986114775U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポンプの水中軸受等として用いられ
ている摺動部材にセラミツクス等の硬質材料を用
いたすべり軸受に関するものである。
〔従来の技術〕
ポンプの水中軸受として使用されるすべり軸受
は、従来回転体との摺動部に配設する摺動部材と
してゴムを用いたものが使用されていた。しか
し、こうしたゴム製の摺動部材を持つすべり軸受
では潤滑水を給水する必要があるため、設備や操
作が複雑になるという問題があつた。このため、
近時、セラミツクス等の耐熱性耐摩耗性の高い材
料を摺動部材に使用することにより潤滑水の供給
を不要としたすべり軸受が使用され始めている
が、こうしたセラミツクス等は、弾性の小さい硬
質材料である上、軸に外嵌したスリーブと軸受の
間には隙間があるため、取付誤差や荷重により軸
が傾いたとき軸に外嵌したスリーブと軸受が端部
において局部的に接触し、互いに消耗して損傷す
ることがある。
このため、従来は例えば第3図に示すように、
摺動部材51を固定する円筒状のシエル52の外
周に、ゴム製の円筒状弾性部材53を当接面全体
において接着し、さらにこの弾性部材53の外周
を軸受台54及び軸受カバー55よりなる支持部
材に接着するようにしていた。尚、Aはポンプの
軸、Bは軸Aに外嵌固定されたスリーブである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記第3図に示すように、従来
の弾性部材は、内周面全体がシエルに接着され且
つ外周面が軸受台等の支持部材に接着されている
ため、軸が傾いたときその傾きに応じて十分に変
形できなかつた。即ち、弾性部材には軸の傾きに
よつてラジアル方向の圧力とスラスト方向の圧力
がかかるが、スラスト方向の圧力に対しては弾性
部材の内外周面全体が接着されていることによる
拘束力により、ほとんど対応することができず、
しかも弾性部材にかかる力には一般にスラスト方
向の方が大きいため、従来のすべり軸受における
弾性部材は実質上軸の傾きに対応して変形するこ
とができていないのが現状であつた。したがつ
て、上記従来のすべり軸受では、回転体と軸受と
の局部的な接触(片当り)は解消することができ
なかつた。
本考案は、上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、軸と軸受との
局部的な接触(片当り)を確実に防止できるすべ
り軸受を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、軸との摺
動部に配設する硬質材でなる摺動部材を円筒状の
シエルの内側に固定し、このシエルの外側には軸
方向中間部に係合突部を周方向に設け、この係合
突部の軸方向両側に円筒状のゴム製弾性部材を上
記シエルの外周面と摺動自在に外嵌し、この両側
のゴム製弾性部材の各軸方向端部のみを支持部材
で支持するようにしたものである。
[作用] 本考案によれば、軸が傾いたとき、シエルの外
側に設けた係合突部が、圧力伝達部となつて、ゴ
ム製弾性部材をスラスト方向(軸方向)に押圧す
る。そして、このとき、そのゴム製弾性部材はシ
エルの外周面を摺動し得るため、そのゴム製弾性
部材を係合突部と支持部材との間つまりスラスト
方向(軸方向)に容易に圧縮変形できる。このよ
うに、ゴム製弾性部材はスラスト方向(軸方向)
に容易に圧縮変形できるため、摺動部材やシエル
も軸の傾きに対して容易に追従し得、傾いた軸を
摺動部材の摺動面全体で負担し得る。
〔実施例〕
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明
する。
第1図は本考案によるすべり軸受の実施例を示
す縦断面図である。図において、1はセラミツク
ス等の硬質材料でなる円筒状の摺動部材であつ
て、内周面がポンプの軸Aに外嵌されたスリーブ
Bの外周面と摺動される。この摺動部材1は外周
に外嵌された金属製の円筒状シエル2に固定され
ており、このシエル2の軸方向中央部には係合突
部2aが帯状に周設されている。この係合突部2
aの軸方向両側(図面では上下両側)には、一端
がこの係合突部2aと当接し内周面がシエル2の
外周面と摺動自在に接しているゴム製の弾性部材
3,4がそれぞれ配設されており、これら弾性部
材3の端部3aはシエル2の上端から、また弾性
部材4の端部4aはシエル2の下端からそれぞれ
突出している。また、これら弾性部材3,4は端
部3a,4a近傍を除いた外周面を掘削し、この
掘削部分を肉薄に形成しており、掘削されていな
い端部3a,4a近傍の肉厚部分の外周面が支持
部材としての軸受台5に当接している。さらに、
弾性部材3は端部3aの端面が支持部材としての
軸受カバー6の内周に当接し、一方弾性部材4は
端部3bの端面が上記軸受台5に形成した段部5
aに当接しており、したがつて、弾性部材3,4
はこれら当接面においてのみ支持部材としての軸
受台5及び軸受カバー6間に支持されている。
尚、軸受台5の段部5a及び軸受カバー6は前記
端部3a,4aとの当接面からさらに軸A側に突
出し、前記シエル2の上方もしくは下方に張り出
しており、このシエル2との間に間隙a,a′を形
成している。
以上のように構成されたすべり軸受は、例えば
第2図に一点鎖線で示すように、軸Aが左側へ傾
斜すると、軸の右側においてはシエル2の係合突
部2aが、この係合突部2aと当接する弾性部材
3の一端を押圧し、よつて弾性部材3は圧縮され
て容易にスラスト方向に変形する。この際、弾性
部材3,4は外周面の一部を掘削して肉薄として
いることにより、軸受台5との間に隙間b,b′が
生じ、より変形し易くなつている。したがつて、
シエル2は軸Aの傾きに即座に追従し、このシエ
ル2に固定された摺動部材1も同時に軸Aの傾き
に対応して傾斜する。
尚、第2図に示すように係合突部2aが弾性部
材3に圧力を加えているとき、この第2図が示し
ているのとは対称側である軸の左側においては係
合突部2aは弾性部材4に圧力を加えて圧縮して
いることはいうまでもない。このように摺動部材
1が軸Aの傾きに応じて傾斜することにより、こ
の摺動部材1がスリーブBに片当りすることがな
くなるのである。
尚、上記実施例ではシエル2に係合突部2aを
設け、この係合突部2aを圧力伝達部として弾性
部材3,4を変形させるようにしているが、本考
案がこのような上記実施例に限定されないのは勿
論であつて、請求の範囲を逸脱しない範囲で種々
の態様が考えられ、例えば上記弾性部材3,4に
複数の小孔や溝を形成することにより、弾性部材
の弾性度を簡単に調整することもできる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による
すべり軸受によれば、軸が取付誤差や荷重により
傾斜しても、摺動部材が確実に軸の傾きに追従
し、摺動部材と軸との局部的な接触を確実に防止
できる。したがつて、こうした局部的な接触によ
る軸受の損傷が起ることがなく、軸受の長寿命化
に多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるすべり軸受の実施例を示
す縦断面図、第2図は軸が傾斜したときの動作を
説明する説明図、第3図は従来例の縦断面図であ
る。 1……摺動部材、2,2′……シエル、2a…
…係合突部、3,4……弾性部材、5……軸受台
(支持部材)、6……軸受カバー(支持部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸Aの摺動部に配設する硬質材でなる摺動部材
    1が円筒状のシエル2の内側に固定され、このシ
    エル2の外側には軸方向中央部に係合突部2aが
    周方向に設けられ、この係合突部2aの軸方向両
    側に円筒状のゴム製弾性部材3,4が上記シエル
    2の外周面と摺動自在に外嵌され、この両側のゴ
    ム製弾性部材3,4の各軸方向端部3a,4aの
    みを支持部材5,6で支持するようにしたことを
    特徴とするすべり軸受。
JP1986114775U 1986-07-25 1986-07-25 Expired - Lifetime JPH0522650Y2 (ja)

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JP1986114775U JPH0522650Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JP1986114775U JPH0522650Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JPS6320527U JPS6320527U (ja) 1988-02-10
JPH0522650Y2 true JPH0522650Y2 (ja) 1993-06-10

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JPS5846261Y2 (ja) * 1978-09-09 1983-10-21 オイレス工業株式会社 軸受
JPS6088215A (ja) * 1983-10-21 1985-05-18 Ebara Corp セラミツクス軸受

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JPS6320527U (ja) 1988-02-10

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