JPH0522697B2 - - Google Patents

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JPH0522697B2
JPH0522697B2 JP18817184A JP18817184A JPH0522697B2 JP H0522697 B2 JPH0522697 B2 JP H0522697B2 JP 18817184 A JP18817184 A JP 18817184A JP 18817184 A JP18817184 A JP 18817184A JP H0522697 B2 JPH0522697 B2 JP H0522697B2
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JP
Japan
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reaction
methylbenzylidene
phenylpropionitrile
amino
water
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JP18817184A
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JPS6165857A (ja
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Tokuo Kametaka
Sumio Soya
Kazuhiko Hiromoto
Nobuyuki Nagato
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は新規化合物2−(α−メチルベンジリ
デン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリルお
よびその製造法に関する。
新規化合物2−(α−メチルベンジリデン)ア
ミノ−3−フエニルプロピオニトリルはα−アミ
ン酸の1種であるフエニルアラニン製造用中間体
であり、加水分解を受けることにより、2−アミ
ノ−3−フエニルプロピオニトリルを経由して、
フエニルアラニンへ転換しうる化合物である。
ロ 従来の技術 フエニルアラニンを合成する方法として種々の
中間体を経由する方法が提案されている。
しかしながら反応ステツプ数、総合収率、原料
の価格などの点で満足しうる方法は少なく新しい
プロセスが望まれている。
最近フエニルアラニン製造の中間体として、
(ジフエニルメチレン)−アミノアセトニトリルを
塩化ベンジルでアルキル化した2−(ジフエニル
メチレン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリ
ルを用いる例があるが〔Tetrahedron Letters
4625(1975)〕、原料ケトンのベンゾフエノンが高
価である欠点を有する。本発明の新規化合物2−
(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−フエニ
ルプロピオニトリルはより安価なアセトフエノン
を原料とするもので経済性の高い化合物である。
しかしながら、今までに合成を試みた報告は見当
らない。
ハ 問題を解決するための手段 本発明者は、アセトフエノンとグリシノニトリ
ルを原料とするシツク塩基を、ハロゲン化ベンジ
ルでアルキル化した。2−(α−メチルベンジリ
デン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリル
(以下PSBと略す)がフエニルアラニン合成用中
間体として有用な化合物であることを見出し、ま
たこのPSBの合成方法を鋭意研究したところ、
収率よく、経済的に、PSBを合成する方法を見
出し、本発明に到達した。
本発明はα−メチルベンジリデンアミノアセト
ニトリル(以下SBと略す)とハロゲン化ベンジ
ルを水と共沸する非水溶媒中で水酸化アルカリの
存在下反応させ、生成した水を共沸蒸留により系
外に除することにより達成される。
SBのようなアミノ酸のシツク塩基誘導体をハ
ロゲン化アルキルでアルキル化する方法として 非水溶媒中、リチウムジイソプロピルアシド
のような中和により水を生成しない塩基を用い
る方法(Tetrahedron Letters No.302641
(1978))、 相間移動触媒を用い、有機溶媒と水の混合溶
媒中で塩基の存在下で反応させる方法(前出文
献) がある。
の方法は反応条件が厳しく、操作が繁雑であ
る、高価な塩基溶媒を使う等の欠点があり、実用
性に乏しい。
の方法はシツク塩基のケトンとしてベンゾフ
エノンを用いる場合には有用であるが、相間移動
触媒の後処理が困難であることの他に、より安価
なアセトフエノンを用いる本反応にこの方法を用
いてもSBの反応が遅く、SBが水による分解を受
けやすいためアルキル化反応中にSBが分解し、
反応収率が上らない。従つて、この方法を本反応
に用いられない。
本発明者らは以上の理由からSBを、ハロゲン
化ベンジルでアルキル化する方法を鋭意研究し、
相間移動触媒を、用いない経済的方法を見出し
た。
その方法を具体的に説明すると、水と共沸する
非水系溶媒中で水酸化アルカリの存在下に反応さ
せ、生成する水を共沸させて、系外に除去するこ
とにより収率よくPSBを合成する。
以下にさらに具体的に説明する。
本発明の方法は、用いる原材料はいずれも安価
なものであり、出発原料のSBはアセトフエノン
とグリンクニトリルとの脱水反応により得られ
る。もう一方の原料であるハロゲン化ベンジルは
通常塩化ベンジルが用いられる。溶媒は、水と共
沸し、かつ適当な共沸温度を有し、水の溶解度の
小さいものが好ましく、ベンゼン、トルエン、シ
クロヘキサン等が用いられる。
用いるSBとハロゲン化ベンジルの比率は、
1:1.0〜5.0(モル比)、好ましくは1:1.05〜2.0
(モル比)である。
水酸化アルカリは、アルカリ金属水酸化物、ア
ルカリ土類金属水酸化物が用いられ、具体的に
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウム、水酸化カルシウム等である。
加える水酸化アルカリの量はSBに対して1:
1.0〜20(当量比)、好ましくは1:1.05〜2.0(当量
比)である。
用いる水酸化アルカリは通常の商品形態のも
の、例えば、水溶液状態のものでも事前に脱水操
作を行なえば使用可能であるが、無水の状態(粒
状またはフレーク状)のものが好ましく用いられ
る。
反応温度は20°〜150℃、好ましくは50°〜100℃
である。反応圧力は、常圧、加圧、減圧いずれも
とりうるが、共沸温度を変えるために圧の操作す
ることも通常とりうる手段である。反応時間は、
1〜30時間、通常2〜15時間が用いられる。
実施例 1 α−メチルベンジリデンアミノアセトニトリル
15.8g(0.1モル)をベンゼン100gに溶解し、塩
化ベンジル16.5g(0.13モル)、水酸化ナトリウ
ム(粒状)5.2g(0.13モル)を加え、還流下、
水分定量器で水を分離しながら反応させた。6時
間後ガスクロマトグラフで反応液を分析したとこ
ろ2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−
フエニルプロピオニトリルが収率95%で生成して
いた。
反応液を冷却後、析出無機塩類を別し、ベン
ゼンを減圧留去した。得られた溶液にn−オクタ
ン200mlを加え、沈殿を析出させ粗結晶を取し
た。この粗結晶をベンゼン−n−オクタン混合溶
媒から再結晶させ、精製結晶を得た。このものの
物性値を次に示す。
融点 75〜77℃ 元素分析値(C17H16N2) H% C% N% 実測値 6.51 82.17 11.31 計算値 6.49 82.23 11.281 H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3溶媒中) 2.08ppm (3H) 4.59 (1H) 3.22、3.34 (2H) 7.2〜7.8 (10H) 実施例 2 α−メチルベンジリデンアミノアセトニトリル
15.8g(0.1モル)をシクロヘキサン100gに溶解
し、塩化ベンジル16.5g(0.13モル)、水酸化カ
リウム(粒状)6.2g(0.11モル)を加え、還流
下、水分定量器で水を分離しながら反応させた。
4時間後ガスクロマトグラフで反応液を分析した
ところ2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−
3−フエニルプロピオニトリルが収率87%で生成
していた。
実施例 3 α−メチルベンジリデンアミノアセトニトリル
15.8g(0.1モル)をトルエン100gに溶解し、塩
化ベンジル16.5g(0.13モル)、水酸化ナトリウ
ム(フレーク状)5.2g(0.13モル)を加え、減
圧下(320mmHg)還流させ、生成水を水分定量器
で分離しながら反応させた。3.2時間後、反応液
を冷却し、ガスクロマトグラフで分析したところ
2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−フ
エニルプロピオニトリルが収率91%で生成してい
た。
【図面の簡単な説明】
2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−
フエニルプロピオニトリルのマススペクトルと核
磁気共鳴スペクトルを図1、図2に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の式で示される2−(α−メチルベンジ
    リデン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリ
    ル。 2 α−メチルベンジリデンアミノアセトニトリ
    ルとハロゲン化ベンジルとを水酸化アルカリの存
    在下、非水溶媒中で反応させ、生成した水を共沸
    蒸留により除去することを特徴とする2−(α−
    メチルベンジリデン)アミノ−3−フエニルプロ
    ピオニトリルの製造法。
JP18817184A 1984-08-30 1984-09-10 2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリルおよびその製造法 Granted JPS6165857A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18817184A JPS6165857A (ja) 1984-09-10 1984-09-10 2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリルおよびその製造法
DE19853531084 DE3531084A1 (de) 1984-08-30 1985-08-30 Verfahren zur herstellung von phenylalanin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18817184A JPS6165857A (ja) 1984-09-10 1984-09-10 2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリルおよびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6165857A JPS6165857A (ja) 1986-04-04
JPH0522697B2 true JPH0522697B2 (ja) 1993-03-30

Family

ID=16218997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18817184A Granted JPS6165857A (ja) 1984-08-30 1984-09-10 2−(α−メチルベンジリデン)アミノ−3−フエニルプロピオニトリルおよびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6165857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015072567A1 (ja) 2013-11-18 2015-05-21 日立造船株式会社 脱硝触媒、およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015072567A1 (ja) 2013-11-18 2015-05-21 日立造船株式会社 脱硝触媒、およびその製造方法

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Publication number Publication date
JPS6165857A (ja) 1986-04-04

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