JPH0522706B2 - - Google Patents

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JPH0522706B2
JPH0522706B2 JP17392284A JP17392284A JPH0522706B2 JP H0522706 B2 JPH0522706 B2 JP H0522706B2 JP 17392284 A JP17392284 A JP 17392284A JP 17392284 A JP17392284 A JP 17392284A JP H0522706 B2 JPH0522706 B2 JP H0522706B2
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JP
Japan
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reaction
compound
formula
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benzothiazolyl
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JP17392284A
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JPS6150975A (ja
Inventor
Hiroyoshi Hidaka
Yutaka Kawamatsu
Hirosada Sugihara
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は脳および心臓血管系疾患の予防・治療
剤、制癌剤、止瀉剤として有用な新規ベンゾチア
ゾリールベンゼンスルホン酸アミド誘導体に関す
る。 従来の技術 ベンゾチアゾリールベンゼン誘導体は特開昭50
−88226号公報やアンチバイオテイクス・アン
ド・ケモセラピー(Antibiotics and
Chemotherapy)第8巻、第33〜36頁(1958年)
に記載されている。 発明が解決しようとする問題点 特開昭50−88226号公報においては、防ダニ剤
として有用な2−フエニルベンゾチアゾール誘導
体が開示され、また、Antibiotics and
Chemotherapyには抗結核活性を有する2−フエ
ニルベンゾチアゾール誘導体が開示されている
が、いずれの文献とも、ベンゾチアゾールの2位
に結合するフエニル基にスルフアモイル基が導入
された化合物に対しての言及が全くなく、また循
環器系に対する作用、制癌作用および止瀉作用に
関する言及も全くない。 本発明者らは脳および心臓血管系疾患の予防・
治療剤、制癌剤、止瀉剤として有用な化合物を鋭
意研究した結果、優れた作用を有するベンゾチア
ゾリールベンゼンスルホン酸アミド誘導体の合成
に成効し、本発明を完成した。 問題点を解決するための手段 本発明は式 〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素または低級
アルコキシを示し、R3およびR4はそれぞれ低級
アルキルまたは置換されていてもよいアラルキル
を示すか、または隣接する窒素原子とともに環を
形成し、Aは低級アルキレンを示す〕で表わされ
る化合物およびその塩を提供するものである。 上記式()に関しR1またはR2で示される低
級アルコキシ基としてはたとえばメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、
イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ
などの炭素数1〜4程度のアルコキシ基があげら
れる。 R3またはR4で示される低級アルキルとしては
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチルな
どの炭素数1〜4程度のアルキル基があげられ
る。 R3またはR4で示されるアラルキル基としては
たとえばベンジル、フエネチル、3−フエニルプ
ロピル、α−メチルベンジル、α−エチルベンジ
ル、α−メチルフエネチル、β−メチルフエネチ
ル、β−エチルフエネチルなどのフエニル−低級
(C1-4)アルキル基があげられ、該フエニル−低
級アルキル基におけるフエニル基は1ないし3個
のたとえばハロゲン(例、フツ素、塩素、臭素、
ヨウ素など)、低級(C1-4)アルキル基(例、メ
チル、エチル、プロピル、ブチルなど)、低級
(C1-4)アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシなど)、
メチレンジオキシ基、アミノ基、ニトロ基、ヒド
ロキシ基などによつて置換されていてもよい。か
かる置換フエニル−低級アルキル基の例としては
たとえば、2−(4−クロロフエニル)エチル、
2−(4−ヒドロキシフエニル)エチル、2−(4
−メトキシフエニル)エチル、2−(3,4−ジ
メトキシフエニル)エチル、2−(3,4,5−
トリメトキシフエニル)エチル、2−(3,4−
メチレンジオキシフエニル)エチル、2−(p−
トリル)エチル、3,4−ジメトキシベンジル、
3,4−メチレンジオキシベンジル、3,4,5
−トリメトキシベンジル、4−エチルベンジル、
4−クロロベンジルなどがあげられる。 R3およびR4が隣接する窒素原子とともに形成
する環としては該窒素原子の他に窒素、酸素、硫
黄などのヘテロ原子を有していてもよい環状アミ
ノ基があげられ、たとえばピロリジニル、モリホ
リニル、ピペリジル、ピペラジニル、ホモピペラ
ジニルなどの5ないし7員環の飽和または一部飽
和した脂環式の環状アミノ基が含まれる。該環状
アミノ基は置換可能な位置に置換基を有していて
もよく、かかる置換基としてはたとえば低級
(C1-4)アルキル基(例、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチル)アリール、アラルキル、アシルな
どがあげられる。 置換基としてのアリール基としてはたとえばフ
エニル基があげられ、該フエニル基は1ないし3
個のたとえばハロゲン(例、フツ素、塩素、臭
素、ヨウ素)、低級(C1-4)アルキル基(例、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル)、低級(C1-4
アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、イソプロポキシ、ブトキシ)、メチレンジ
オキシ基、アミノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基な
どによつて置換されていてもよい。また、置換基
としてのアラルキルはたとえば、ベンジル、フエ
ネチルなどのフエニル−低級(C1-4)アルキル、
ベンヅヒドリルなどのジフエニル−低級(C1-4
アルキルおよびトリフエニル−低級(C1-4)アル
キルなどがあげられる。置換基としてのアシルと
してはたとえば、アセチル、プロピオニル、ブチ
リルなどの低級(C1-4)脂肪酸残基ベンゾイル、
シンナモイルなどの芳香族有機残基などがあげら
れる。該アラルキル基および芳香族有機酸残基に
おけるフエニル基は1ないし3個のたとえばハロ
ゲン(例、フツ素、塩素、臭素、ヨウ素)、低級
(C1-4)アルキル基(例、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチル)、低級(C1-4)アルコキシ基(例、
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ)、メチレンジオキシ基、アミノ基、
ニトロ基、ヒドロキシ基などによつて置換されて
いてもよい。 Aで示される低級アルキレンとしてはたとえば
エチレン、トリメチレンなどがあげられる。 化合物()の塩としてはたとえば、塩酸塩、
臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩などの無
機酸塩、たとえば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸
塩、フマール酸塩、マレイン酸塩、トルエンスル
ホン酸塩、メタンスルホン酸塩などの有機酸との
塩などの薬理学的に許容されうる塩があげられ
る。 本発明化合物()はたとえば式 〔式中、各記号は前記と同意義〕と式 〔式中、各記号は前記と同意義〕で表わされる化
合物とを縮合反応させることによつて製造するこ
とができる。該縮合反応は水または適当な有機溶
媒(例、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メタ
ノール、塩化メチレン、クロロホルム、N,N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドな
ど)およびこれらの任意の混合溶媒中で行なうこ
とができる。反応温度は通常−20℃〜+100℃程
度が好ましく、反応速度を高めるためにたとえば
トリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチル
アニリンなどの有機塩基、たとえば炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどの
無機塩基を、触媒として添加してもよい。 化合物()はまた式 〔式中、R1,R2およびAは前記と同意義、Xは
ハロゲンまたは式R′SO2−O−(式中R′は低級
(C1-4)アルキル、フエニルまたはp−トリルを
示す)で表わされる化合物に一般式 〔式中、R3およびR4は前記と同意義〕で示され
るアミン類を反応させても製造することができ
る。化合物()とアミン類()との反応は適
当な有機溶媒(例、メタノール、エタノール、ジ
オキサン、アセトニトリル、テトラヒドロフラ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシドおよびこれらの任意の混合溶媒)中で
行なうことができる。 反応温度は通常0℃〜+150℃程度が好ましく、
反応速度を高めるためにたとえば、トリエチルア
ミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなど
の有機塩基、たとえば炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基を触媒
として添加してもよい。 かくして得られる本発明の目的化合物()は
反応混合物から通常の分離精製手段、たとえば抽
出、濃縮、中和、過、再結晶、カラムクロマト
グラフイー、薄層クロマトグラフイーなどの手段
を用いることによつて単離することができる。 本発明の原料化合物()はたとえば次の反応
式で示される方法によつて容易に製造することが
できる。 〔R1およびR2は前記と同意義〕 上記反応式に示される()の製造法につい
て、さらに詳しく説明すると()→()の反
応はクロルスルホン酸と()を適当な溶媒中あ
るいは無溶媒で反応させて製造することができ
る。溶媒としては、塩化メチレン、クロロホル
ム、ベンゼンなどの有機溶媒が用いられ、通常−
20℃〜+100℃程度の温度範囲で反応が行われる。 また原料化合物()はたとえば次の反応式で
示される方法によつて製造できる。 〔式中、R1,R2,XおよびAは前記と同意義〕 前記反応式で得られた化合物()にアミノア
ルコール()を反応させて化合物()を得
る。本反応は化合物()→()と同様の反応
条件で行なうことができる。ついで化合物()
の水酸基をハロゲン化する方法は例えば化合物
()に塩化チオニル、三臭化リンなどのハロゲ
ン化剤を反応させて製造することができる。本反
応は適当な有機溶媒(例、ベンゼン、ヘキサン、
塩化メチレン、クロロホルム、酢酸エチル、テト
ラヒドロフランおよびこれらの任意の混合溶媒)
中で行なうことができる。反応温度は通常−20℃
〜+100℃程度が好ましい。また反応速度を高め
るために有機塩基(例、ピリジン、トリエチルア
ミン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジ
メチルアニリンなど)を反応系中に添加してもよ
い。 また化合物()のスルホン酸エステル化は、
化合物()にスルホン酸クロリド類(例、トル
エンスルホン酸クロリド、メタンスルホン酸クロ
リドなど)を反応させて製造することができる。
本反応は適当な有機溶媒(例、ベンゼン、塩化メ
チレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ピ
リジン、N,N−ジメチルアニリンなどおよびこ
れらの適当な混合溶媒)中で行なうことができ
る。反応温度は通常−20℃〜+100℃程度が好ま
しい。また有機塩基(例、ピリジン、トリエチル
アミン、4−ジメチルアミノピリジン、ジメチル
アニリンなど)を反応速度を促進させるために共
存させることが好ましい。 作 用 本発明の化合物すなわち式()で示されるベ
ンゾチアゾリールベンゼンスルホン酸アミド誘導
体はカルシウム結合蛋白(カルモジユリン)を不
活性化させる作用が強力であり、またそれに続く
ミオシン軽鎖キナーゼの活性を抑制する作用を有
し、したがつて細胞内カルシウムによる生理作用
を抑制する作用が期待できることが明らかとな
り、また平滑筋弛緩作用、血管拡張作用、心筋保
護作用およびホスホジエステラーゼ阻害作用を有
する。かかる生物活性にもとづく血管拡張剤、狭
心症治療剤、脳循環改善剤、血圧降下剤として脳
および心臓血管系の疾患の予防および治療剤、さ
らに制癌剤および止瀉剤(下痢止め)として有用
である。本発明化合物は低毒性で経口投与でも吸
収がよく、安定性にもすぐれているので、上記の
医薬として用いる場合、それ自体あるいは適宜の
薬理学的に許容される担体、賦形剤、希釈剤と混
合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、注射剤な
どの医薬組成物として経口的または非経口的に、
人または他の温血動物に安全に投与することがで
きる。投与量は対象疾患の状態、投与ルートによ
つても異なるが、たとえば高血圧症、脳血栓症、
細菌性下痢などの脱水を併なう腸疾患の治療の目
的で成人患者に投与する場合、経口投与では通常
1回量約0.01〜100mg/Kgとりわけ0.01〜10mg/
Kg程度が好ましく、これらの服用量を症状に応じ
て1日約1〜3回程度投与するのが望ましい。 実施例 参考例 1 クロルスルホン酸9mlの溶液に、−20〜−10℃
でかき混ぜながら、2−(2,3−ジメトキシフ
エニル)ベンゾチアゾール3.0gを少しずつ加え
る。2時間かき混ぜた後反応液を氷水中に投入す
る。生ずる淡黄色析出物をろ取し、水洗、乾燥し
3−(2−ベンゾチアゾリール)−4,5−ジメト
キシベンゼンスルホン酸クロリドの粗生成物3.6
gを得る。本品は精製することなくつぎの反応に
使用する。 参考例 2 参考例1で得た3−(2−ベンゾチアゾリール)
−4,5−ジメトキシベンゼンスルホン酸クロリ
ド2.9gをジオキサン30mlに懸濁した溶液に、3
−アミノプロパノール1.5gをジオキサン10mlに
溶解した溶液を室温でかき混ぜながら滴下する。
1時間かき混ぜた後、反応液を減圧濃縮する。残
留物を酢酸エチルに溶解し、水洗乾燥後、減圧濃
縮する。残留物を含水エタノールから再結晶する
と、3−(2−ベンゾチアゾリール)−4,5−ジ
メトキシ−N−(3−ヒドロキシプロピル)ベン
ゼンスルホン酸アミドの白色結晶1.45gを得る。 融点 184−186℃ NMRスペクトル(d6−DMSO−D2O)δ
(ppm):1.4〜1.8(2H,multiplet)、2.85(2H,
triplet,J=5Hz)、3.38(2H,triplet,J=5
Hz)、3.83(3H,singlet)、4.03(3H,singlet)、
7.3−7.7(3H,multiplet)、8.0〜8.2(2H)、8.40
(1H,doudlet,J=2Hz) 元素分析値 C18H20N2O5S2として 計算値:C、52.93;H、4.93;N、6.86 実測値:C、53.15;H、4.86;N、6.83 参考例 3 参考例2で得た3−(2−ベンゾチアゾリール)
−4,5−ジメトキシ−N−(3−ヒドロキシプ
ロピル)ベンゼンスルホン酸アミド3.5gを塩化
メチレン100mlに溶解し、塩化チオニル7mlを加
え、5時間加熱還流する。反応液を減圧濃縮し、
残留物を、クロロホルム−イソプロピルエーテル
から再結晶し、3−(2−ベンゾチアゾリール)−
4,5−ジメトキシ−N−(3−ヒドロキシプロ
ピル)ベンゼンスルホン酸アミドの白色結晶3.6
gを得る。 融点 189−196℃ NMRスペクトル(CDCl3−d6−DMSO)δ
(ppm):1.7〜2.1(2H,multiplet)、3.00(2H,
quatet,J=4Hz)、3.57(2H,triplet,J=4
Hz)、3.98(3H,singlet)、4.08(3H,singlet)、
7.3−7.6(3H,multiplet)、7.8〜8.2(2H)、8.55
(1H,doublet,J=2Hz) 元素分析値 C18H19ClN2O4S2として 計算値:C、50.64;H、4.49;N、6.56 実測値:C、50.76;H、4.62;N、6.39 参考例 4 2−(2−メトキシフエニル)ベンゾチアゾー
ルを実施例1と同様にクロルスルホン酸を反応さ
せて、3−(2−ベンゾチアゾリール)−4−メト
キシベンゼンスルホン酸クロリドの淡黄色粉末を
得る。本品は精製することなくつぎの反応に使用
することができる。 実施例 1 3−(4−フエニルピペラジラル)プロピルア
ミン1.3gおよびトリエチルアミン1.6mlをクロロ
ホルム45mlに溶解した溶液に、参考例1で得た3
−(2−ベンゾチアゾリール)−4,5−ジメトキ
シベンゼンスルホン酸クロリド2.0を室温でかき
混ぜながら少しずつ加え、2時間室温でかき混ぜ
る。反応液を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去する。得られる残留物を
シリカゲルのカラムクロマトグラフイー(溶出
液:クロロホルム−酢酸エチル=4:1)で精製
する。得られる粗生成物を塩酸塩とし、エタノー
ル−N,N−ジメチルホルムアミドから再結晶
し、3−(2−ベンゾチアゾリール)−4,5−ジ
メトキシ−N−〔3−(4−フエニルピペラジニ
ル)プロピル〕ベンゼンスルホン酸アミド・塩酸
塩を無色針状晶1.6gを得る。 融点 232−234℃ 元素分析値 C28H32N4O4S2・HClとして 計算値:C、57.08;H、5.65;N、9.51 実測値:C、57.09;H、5.78;N、9.51 実施例 2 実施例1と同様の方法によつて、3−ジメチル
アミノプロピルアミンと3−(2−ベンゾチアゾ
リール)−4,5−ジメトキシ−ベンゼンスルホ
ン酸クロリドの反応より得られる3−(2−ベン
ゾチアゾリール)−4,5−ジメトキシ−N−(3
−ジメチルアミノプロピル)ベンゼンスルホン酸
アミドをしゅう酸処理してしゅう酸塩として得
る。メタノール−イソプロピルエーテルから再結
晶し、白色結晶となる。 融点 208−211℃ 元素分析値 C20H25N3O4S2・CO2H)2として 計算値:C、50.28;H、5.18;N、7.99 実測値:C、50.35;H、5.33;N、7.65 実施例 3 参考例3で得た3−(2−ベンゾチアゾリール)
−N−(3−クロロプロピル)−4,5−ジメトキ
シベンズスルホン酸アミド2.2g、4−フエニル
ピペリジン0.9g、トリエチルアミン1.1ml、ヨウ
化カリウム1.1gおよびN,N−ジメチルホルム
アミド10mlの混合物を100℃で1時間かき混ぜる。
反応液に水を加え酢酸エチルで抽出する。有機層
を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧
下に留去する。 得られる残留物を塩酸塩とし、エタノールから
再結晶し、3−(2−ベンゾチアゾリール)−4,
5−ジメトキシ−N−〔3−(4−フエニルピペリ
ジニル)プロピル〕ベンゼンスルホン酸アミド塩
酸塩の淡黄色結晶1.1gを得る。 融点 225〜227℃ 元素分析値 C29H32N3O4S2・HCl・1/2H2Oとして 計算値:C、58、33;H、5.91;N、7.04 実測値:C、58、51;H、5.80;N、7.10 実施例 4〜11 実施例3と同様の方法で3−(2−ベンゾチア
ゾリール)−N−(3−クロロプロピル)−4,5
−ジメトキシベンゼンスルホン酸アミドとアミン
類との置換反応により実施例4〜11の3−(2−
ベンゾチアゾリール)−4,5−ジメトキシベン
ゼンスルホン酸アミド類を得る。
【表】
【表】 実施例 12 参考例4で得た3−(2−ベンゾチアゾリール)
−4−メトキシベンゼンスルホン酸クロリドと3
−(4−フエニルピペラジニル)プロピルアミン
とを実施例1と同様に処理し、3−(2−ベンゾ
チアゾール)−4−メトキシ−N−〔3−(4−フ
エニルピペラジニル)プロピル〕ベンゼンスルホ
ン酸アミド塩酸塩を得る。エタノール−N,N−
ジメチルホルムアミドから再結晶し淡黄色結晶と
なる。 融点 241〜243℃(分解点) 元素分析値 C27H30N4O3S2・HClとして 計算値:C、58.00;H、5.59;N、10.02 実測値:C、57.98;H、5.63;N、9.98 発明の効果 試験例 腸間膜動脈に対する弛緩作用 家兎(日本在来種、体重約3Kg)を放血致死後
開腹し、上腸間膜動脈を摘出する。血管を常法に
したがい、2mm×25mmに螺旋状に切り、95%
O2:5%CO2の混合ガスを通したクレプス・ヘン
スライト栄養液を満たした20mmのオーガンパスに
吊す。血管の一方を等尺性トランスデユーサーに
接続し、1.5gの荷重をかけると、血管の収縮お
よび弛緩反応がトランスデユーサー(日本光電
FDピツクアツプTB−912T)にかゝる荷重とし
て記録される。15〜20mMKClでKClの最大収縮
のほゞ1/2収縮条件下に本発明化合物を加え、そ
の弛緩作用を観察した。その完全弛緩を100%と
し、50%弛緩させる濃度(ED50)を表−2に示
した。 表 2 化合物No. 腸間膜動脈弛緩作用(実施例番号) ED50(μM) 1 2.2 2 5.3 3 0.54 4 0.6 5 4.0 6 21 7 5.6 8 6.1 9 25 10 35 11 0.3312 0.61 試験例 2 カルシウム、カルモジユリン依存性PDEに対
する影響 酵素標品は豚大脳皮質により、既報(Mo1.
Pharmacol.15巻、49頁、1979年およびBiochem.
Biophys.Res.Commun.84巻、277頁、1978年)に
準じて部分精製して用いた。実施条件は上記既報
にしたがつて、結果は表−3に示す如くである。
本発明化合物の酵素阻害活性の測定は、Ca お
よびカルモジユリン依存性標品を用いて行なつ
た。非活性化反応は0.2mM−EGTA存在下で測
定し、一方、活性化反応は0.2mMCaCl28単位カ
ルモジユリン存在下で行なつた。その活性は50%
阻害に要する濃度(I50、μM)にて示した。
【表】 試験例 3 ミオキシ軽鎖キナーゼに対する作用 ミオキシ軽鎖キナーゼ(MLCK)の活性は、
ミオシン軽鎖(MLC)に取り込まれた32Pの量に
よ測定した。MLCKはAdelsteinとKlee(1)の方法
により、MLCはPerrieとPerryの方法(2)によりハ
イ鶏砂のうから調製した。反応溶液0.2ml中に
20mMTris・HCl0.05mM〔α32−P〕ATP
(1μCi/assay tube)、5mMMgCl、10μM MLC、
24nMcalmodulin 0.1mMCaCl2、0.1μg/ml
MLCKおよび適当量の化合物を含む。反応は30
℃で行い、4分后20%TCAを1ml添加すること
により停止させた。さらに0.1mlのBSA(mg/ml)
を加え混和后、2000gで15分間遠心し、その沈渣
を5%TCA3mlで懸濁遠心后沈渣を2ml1N
NaOHで溶かし、ラジオアクテイビテイをリキ
ツドシンチレーシヨンカウンターで測定した。化
合物のIC50は対数正規確立紙を用いて求めた。 (1) Adelstein、R.S.and Klee、C.B.;J.Biol.
Chem.256:7501−7509(1981) (2) Perrie、W.T.and Perry、S.V.;Biochem.
J.,119:31−38(1970) 表 4 化合物No. ミオキシ軽鎖キナーゼ阻害作用(実施例番号) IC50(μM) 1 3 3 5 4 8.5 5 7.511 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、R1およびR2はそれぞれ水素または低級
    アルコキシを示し、R3およびR4はそれぞれ低級
    アルキルまたは置換されていてもよいアラルキル
    を示すか、または隣接する窒素原子とともに環を
    形成し、Aは低級アルキレンを示す〕で表わされ
    る化合物またはその塩。
JP17392284A 1984-08-20 1984-08-20 ベンゾチアゾリ−ルベンゼンスルホン酸アミド誘導体 Granted JPS6150975A (ja)

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JPH0696616B2 (ja) * 1987-03-19 1994-11-30 チッソ株式会社 塩化ビニル重合体の製造方法
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