JPH05227267A - 通信線の切分け器 - Google Patents
通信線の切分け器Info
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- JPH05227267A JPH05227267A JP2398992A JP2398992A JPH05227267A JP H05227267 A JPH05227267 A JP H05227267A JP 2398992 A JP2398992 A JP 2398992A JP 2398992 A JP2398992 A JP 2398992A JP H05227267 A JPH05227267 A JP H05227267A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 通信線の切分け器から接点を追放し、信頼
性、安定性を向上させ、遠隔からの切分け試験が容易に
できる加入者用保安器に内蔵された切分け器を提供す
る。 【構成】 ツェナーダイオードZ3,Z4およびZ5,
Z6と電流保持形半導体スイッチTRIAC1およびT
RIAC2により構成され、通信回線に印加される電圧
値により回路内の所定の半導体スイッチを開閉する。
性、安定性を向上させ、遠隔からの切分け試験が容易に
できる加入者用保安器に内蔵された切分け器を提供す
る。 【構成】 ツェナーダイオードZ3,Z4およびZ5,
Z6と電流保持形半導体スイッチTRIAC1およびT
RIAC2により構成され、通信回線に印加される電圧
値により回路内の所定の半導体スイッチを開閉する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話線その他通信線の保
守に利用する。本発明は通信線の保守分界点の切分けに
利用する。本発明は通信線の遠隔測定に関する。
守に利用する。本発明は通信線の保守分界点の切分けに
利用する。本発明は通信線の遠隔測定に関する。
【0002】
【従来の技術】通信線の宅内への引き込み点もしくはそ
の近傍には通信業者と利用者との通信線の保守分界点が
設定される。広く行われている契約は電話線の宅内引き
込み点に設けられる保安器を保守分界点とするものであ
る。保安器には、電話線に異常高電圧が到来すると通信
線を接地する避雷管や電話線に異常大電流が生じると回
線を切断するヒューズなどが実装されるとともに、この
保安器より局側の回線の保守責任は通信業者にあり、こ
の保安器より宅内装置側の回線の保守責任は利用者にあ
るように契約される。
の近傍には通信業者と利用者との通信線の保守分界点が
設定される。広く行われている契約は電話線の宅内引き
込み点に設けられる保安器を保守分界点とするものであ
る。保安器には、電話線に異常高電圧が到来すると通信
線を接地する避雷管や電話線に異常大電流が生じると回
線を切断するヒューズなどが実装されるとともに、この
保安器より局側の回線の保守責任は通信業者にあり、こ
の保安器より宅内装置側の回線の保守責任は利用者にあ
るように契約される。
【0003】通信線に異常が発見されると、その通信線
の保守分界点のいずれの側にその原因があるかを知るこ
とは通信業者にとって重要である。旧くは通信業者の作
業者が出動して、異常のある通信線の保安器に測定器あ
るいは電話機を接続して、局側の回線に異常があるか否
かを確認する方法をとっていたが、この方法では保守分
界点の宅内側に異常があった場合にも作業者が出動する
ための作業工数を要することになることから、遠隔制御
により保安器で通信線を切分ける技術が使用されてい
る。
の保守分界点のいずれの側にその原因があるかを知るこ
とは通信業者にとって重要である。旧くは通信業者の作
業者が出動して、異常のある通信線の保安器に測定器あ
るいは電話機を接続して、局側の回線に異常があるか否
かを確認する方法をとっていたが、この方法では保守分
界点の宅内側に異常があった場合にも作業者が出動する
ための作業工数を要することになることから、遠隔制御
により保安器で通信線を切分ける技術が使用されてい
る。
【0004】これは図7にその概略の回路図を示すもの
である。L1、L2は線路端子であり局側の線路が接続
される。I1、I2は宅内端子であり宅内線路を介して
宅内機器(例えば電話機)が接続される。Eは接地端子
であり、ARは避雷管であり、F1およびF2はヒュー
ズである。この回路では通常の通信状態では接点r1お
よびr2は図示のように線路端子L1、L2と宅内端子
I1、I2を接続しているが、局側から線路端子L1、
L2間に切換信号を送信すると、リレー制御回路RLが
作動し接点r1、r2を終端回路T側に切換えて、宅内
端子I1、I2は開放されて、線路端子L1、L2の間
に終端回路Tが接続される。このリレーは自己保持形で
あり線路端子L1、L2に切戻し信号が到来するまで保
持される。
である。L1、L2は線路端子であり局側の線路が接続
される。I1、I2は宅内端子であり宅内線路を介して
宅内機器(例えば電話機)が接続される。Eは接地端子
であり、ARは避雷管であり、F1およびF2はヒュー
ズである。この回路では通常の通信状態では接点r1お
よびr2は図示のように線路端子L1、L2と宅内端子
I1、I2を接続しているが、局側から線路端子L1、
L2間に切換信号を送信すると、リレー制御回路RLが
作動し接点r1、r2を終端回路T側に切換えて、宅内
端子I1、I2は開放されて、線路端子L1、L2の間
に終端回路Tが接続される。このリレーは自己保持形で
あり線路端子L1、L2に切戻し信号が到来するまで保
持される。
【0005】線路端子L1、L2が終端回路Tに接続さ
れた状態で、局側から試験を行うと通信線が正常であれ
ば局側からは通信線と終端回路Tの直列回路が見えるこ
とになるから、この切分け器までの通信線の異常または
正常を知ることができる。試験終了後に通信線に局側か
ら切戻し信号を送信して、接点r1、r2を復旧させ
る。
れた状態で、局側から試験を行うと通信線が正常であれ
ば局側からは通信線と終端回路Tの直列回路が見えるこ
とになるから、この切分け器までの通信線の異常または
正常を知ることができる。試験終了後に通信線に局側か
ら切戻し信号を送信して、接点r1、r2を復旧させ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来例回路は、遠
隔制御により保守分界点で切分けを行い遠隔測定を実施
できる優れた回路であるが、内部にスイッチ回路として
リレーおよびリレー接点を有するので水分の侵入や経年
変化による接点の損傷の恐れがある。また、接点を含む
回路では、長期間にわたり接点を一定の状態にしておく
と動作しなくなることがあり、一定の期間例えば1ケ月
毎に、この接点を動作させてみることが必要であり、こ
のための保守工数が大きくなる。これを改善するために
スイッチ回路を半導体回路とすることが試みられたもの
の、このような切分け器の内部に電源を設けることがで
きないことから、半導体スイッチ回路を採用した回路を
実現することができず、上述のようなリレーおよびリレ
ー接点を利用するものが実用されるようになった。さら
にこのリレーおよびリレー接点が切分け器の小型化を図
る上での妨げとなっていた。
隔制御により保守分界点で切分けを行い遠隔測定を実施
できる優れた回路であるが、内部にスイッチ回路として
リレーおよびリレー接点を有するので水分の侵入や経年
変化による接点の損傷の恐れがある。また、接点を含む
回路では、長期間にわたり接点を一定の状態にしておく
と動作しなくなることがあり、一定の期間例えば1ケ月
毎に、この接点を動作させてみることが必要であり、こ
のための保守工数が大きくなる。これを改善するために
スイッチ回路を半導体回路とすることが試みられたもの
の、このような切分け器の内部に電源を設けることがで
きないことから、半導体スイッチ回路を採用した回路を
実現することができず、上述のようなリレーおよびリレ
ー接点を利用するものが実用されるようになった。さら
にこのリレーおよびリレー接点が切分け器の小型化を図
る上での妨げとなっていた。
【0007】本発明は、切分け器の信頼性を向上するこ
とを目的とする。本発明は切分け器の接点回路を不要と
することを目的とする。また、本発明は切分け器の小型
化を図ることを目的とする。本発明は、内部電源を必要
とせずに半導体スイッチ回路を用いることができる新し
い思想の切分け器を提供することを目的とする。
とを目的とする。本発明は切分け器の接点回路を不要と
することを目的とする。また、本発明は切分け器の小型
化を図ることを目的とする。本発明は、内部電源を必要
とせずに半導体スイッチ回路を用いることができる新し
い思想の切分け器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチ回路
を線路端子に与えられる電圧で導通状態になり供給電流
で保持される電流保持形半導体スイッチにより構成する
ことを特徴とする。ここに電流保持形半導体スイッチと
は、二端子回路であって、半導体素子が利用され、その
二端子間の電圧が所定値に達すると導通してその二端子
間に電流が流れ、その電流が持続する限りその二端子間
の電圧が前記所定値を下回っても導通状態を保持し、そ
の電流値が一定の小さい値以下になるとその二端子間が
開放状態になる特性を有する。サイリスタ、トライアッ
ク、サイダック、ダイアックなどの名称で知られている
素子は、その素子のみで上記の特性を有するものもあ
り、これらの素子の組み合わせ、これらの素子とダイオ
ードや抵抗器との組み合わせにより実現されるスイッチ
回路はその例である。そして電圧の前記所定値を線路端
子に与えられる電圧よりいくぶん低い電圧に選び、前記
電流値の一定の小さい値を供給電流(もしくは通話電
流)より小さい電流値に選ぶ。
を線路端子に与えられる電圧で導通状態になり供給電流
で保持される電流保持形半導体スイッチにより構成する
ことを特徴とする。ここに電流保持形半導体スイッチと
は、二端子回路であって、半導体素子が利用され、その
二端子間の電圧が所定値に達すると導通してその二端子
間に電流が流れ、その電流が持続する限りその二端子間
の電圧が前記所定値を下回っても導通状態を保持し、そ
の電流値が一定の小さい値以下になるとその二端子間が
開放状態になる特性を有する。サイリスタ、トライアッ
ク、サイダック、ダイアックなどの名称で知られている
素子は、その素子のみで上記の特性を有するものもあ
り、これらの素子の組み合わせ、これらの素子とダイオ
ードや抵抗器との組み合わせにより実現されるスイッチ
回路はその例である。そして電圧の前記所定値を線路端
子に与えられる電圧よりいくぶん低い電圧に選び、前記
電流値の一定の小さい値を供給電流(もしくは通話電
流)より小さい電流値に選ぶ。
【0009】本発明の切分け器は、避雷管およびヒュー
ズを含む保安器内に実装できるようにきわめて小型に構
成することができる。また上記遠隔測定用回路として、
抵抗器とコンデンサの直列回路およびこのコンデンサに
並列に接続された定電圧ダイオード対を含む構成とする
ことにより、回路構成を単純化することができる。
ズを含む保安器内に実装できるようにきわめて小型に構
成することができる。また上記遠隔測定用回路として、
抵抗器とコンデンサの直列回路およびこのコンデンサに
並列に接続された定電圧ダイオード対を含む構成とする
ことにより、回路構成を単純化することができる。
【0010】
【作用】本発明は、通信回線の利用されていない状態、
例えば通信装置または電話機がオンフックの状態になる
ときには通信線にはほとんど電流がないことに着目した
ものである。通信線に電流がない状態では電流保持形半
導体スイッチ回路は自動的に開放状態になる。このとき
には宅内端子、宅内通信設備は通信線と実質的に切り離
されているが実用上には問題はない。
例えば通信装置または電話機がオンフックの状態になる
ときには通信線にはほとんど電流がないことに着目した
ものである。通信線に電流がない状態では電流保持形半
導体スイッチ回路は自動的に開放状態になる。このとき
には宅内端子、宅内通信設備は通信線と実質的に切り離
されているが実用上には問題はない。
【0011】通信装置がオフフックされると電流保持形
半導体スイッチ回路には電圧が発生し導通状態となる。
導通状態となると電流保持形半導体スイッチ回路の二端
子間電圧は低くなるが、供給電流(もしくは通話電流)
が持続する限りその導通状態は保持される。したがって
通信には支障がない。
半導体スイッチ回路には電圧が発生し導通状態となる。
導通状態となると電流保持形半導体スイッチ回路の二端
子間電圧は低くなるが、供給電流(もしくは通話電流)
が持続する限りその導通状態は保持される。したがって
通信には支障がない。
【0012】通信装置が電話機である場合に、呼出用の
16Hzの電流が到来すると、絶対値が所定値を越える
電圧で1サイクルに2回づつ電流保持形半導体スイッチ
回路が導通して呼出用の16Hzの電流を通過させる。
したがってベルは鳴動する。
16Hzの電流が到来すると、絶対値が所定値を越える
電圧で1サイクルに2回づつ電流保持形半導体スイッチ
回路が導通して呼出用の16Hzの電流を通過させる。
したがってベルは鳴動する。
【0013】線路端子間に接続されているインピーダン
ス値は通信の妨害にならない値を選ぶことは可能であ
り、さらに半導体スイッチ回路を設けることにより、線
路に印加する電圧および種類(ACまたはDC)により
そのインピーダンス値を変更するように設定できる。
ス値は通信の妨害にならない値を選ぶことは可能であ
り、さらに半導体スイッチ回路を設けることにより、線
路に印加する電圧および種類(ACまたはDC)により
そのインピーダンス値を変更するように設定できる。
【0014】本発明の切分け器は、接点およびリレーを
含まないから、水分の侵入や経年変化による影響はほと
んど問題にならず、きわめて高い信頼性と長期間にわた
る安定性を期待できる。さらに切分け器を小型化するこ
とができる。
含まないから、水分の侵入や経年変化による影響はほと
んど問題にならず、きわめて高い信頼性と長期間にわた
る安定性を期待できる。さらに切分け器を小型化するこ
とができる。
【0015】
【実施例】本発明第一実施例装置の構成を図1を参照し
て説明する。図1は本発明第一実施例装置の構成を示す
図である。
て説明する。図1は本発明第一実施例装置の構成を示す
図である。
【0016】本発明は通信線が接続される一対の線路端
子L1、L2と、宅内装置が接続される一対の宅内端子
I1、I2と、線路端子L1、L2および宅内端子I
1、I2の間に挿入されたスイッチ回路1と、一対の線
路端子間L1、L2に接続された遠隔測定用回路2とを
備えた通信線の切分け器において、スイッチ回路1は、
線路端子L1、L2に与えられる電圧で導通状態になり
供給電流で保持される電流保持形半導体スイッチにより
構成されたことを特徴とする。電流保持形半導体スイッ
チは1個のトライアックと、このトライアックのゲート
電極とアノード電極との間に接続されたツェナーダイオ
ード対により構成される。
子L1、L2と、宅内装置が接続される一対の宅内端子
I1、I2と、線路端子L1、L2および宅内端子I
1、I2の間に挿入されたスイッチ回路1と、一対の線
路端子間L1、L2に接続された遠隔測定用回路2とを
備えた通信線の切分け器において、スイッチ回路1は、
線路端子L1、L2に与えられる電圧で導通状態になり
供給電流で保持される電流保持形半導体スイッチにより
構成されたことを特徴とする。電流保持形半導体スイッ
チは1個のトライアックと、このトライアックのゲート
電極とアノード電極との間に接続されたツェナーダイオ
ード対により構成される。
【0017】また、本発明第一実施例装置である通信線
の切分け器は避雷管ARおよびヒューズF1およびF2
を含む保安器3内に実装され、遠隔測定用回路2が、抵
抗器R1、R2とコンデンサCの直列回路およびこのコ
ンデンサCに並列に接続されたツェナーダイオード対Z
1、Z2を含む構成である。
の切分け器は避雷管ARおよびヒューズF1およびF2
を含む保安器3内に実装され、遠隔測定用回路2が、抵
抗器R1、R2とコンデンサCの直列回路およびこのコ
ンデンサCに並列に接続されたツェナーダイオード対Z
1、Z2を含む構成である。
【0018】次に、図2を参照して本発明第一実施例装
置の動作を説明する。図2は本発明第一実施例装置の動
作を説明する等価回路図である。各スイッチはダイオー
ドまたはスイッチ回路のON、OFFを表す。
置の動作を説明する。図2は本発明第一実施例装置の動
作を説明する等価回路図である。各スイッチはダイオー
ドまたはスイッチ回路のON、OFFを表す。
【0019】ここで、スイッチ回路1のトライアックT
RIAC1およびTRIAC2、ツェナーダイオードZ
3〜Z6により構成された電圧弁別機能付き双方向スイ
ッチング半導体素子がON状態になる電圧を第一次制御
電圧とし、遠隔測定用回路2のツェナーダイオードZ1
およびZ2により構成された双方向電圧弁別半導体素子
が2個直列接続されて共にON状態になる電圧を第二次
制御電圧とする。電話回線に交換局から供給されている
無通話時直流電圧を基準にして、第一次制御電圧はそれ
よりも低く設定し、第二次制御電圧はそれよりも高く設
定する。このように設定された制御電圧により三つの状
態の回線制御が可能となる。
RIAC1およびTRIAC2、ツェナーダイオードZ
3〜Z6により構成された電圧弁別機能付き双方向スイ
ッチング半導体素子がON状態になる電圧を第一次制御
電圧とし、遠隔測定用回路2のツェナーダイオードZ1
およびZ2により構成された双方向電圧弁別半導体素子
が2個直列接続されて共にON状態になる電圧を第二次
制御電圧とする。電話回線に交換局から供給されている
無通話時直流電圧を基準にして、第一次制御電圧はそれ
よりも低く設定し、第二次制御電圧はそれよりも高く設
定する。このように設定された制御電圧により三つの状
態の回線制御が可能となる。
【0020】つまり、線路端子L1、L2間に第一次制
御電圧未満の電圧を印加したとき、図2(a)に示すよ
うにスイッチ回路1および遠隔測定用回路2は両方とも
OFF状態となる。すなわち、通信回線側と端末機器側
は完全に切り離された状態になる。
御電圧未満の電圧を印加したとき、図2(a)に示すよ
うにスイッチ回路1および遠隔測定用回路2は両方とも
OFF状態となる。すなわち、通信回線側と端末機器側
は完全に切り離された状態になる。
【0021】また、線路端子L1、L2間に第一次制御
電圧以上の電圧を印加したときは、図2(b)に示すよ
うにスイッチ回路1がON状態となる。この状態は端末
機器が通話中の状態でもある。
電圧以上の電圧を印加したときは、図2(b)に示すよ
うにスイッチ回路1がON状態となる。この状態は端末
機器が通話中の状態でもある。
【0022】さらに、線路端子L1、L2間に第二次制
御電圧以上の電圧を印加したときは、端末機器がOFF
状態において図2(c)に示すように、スイッチ回路1
は加入者端末内部の容量を充電する時間だけ過渡的に一
瞬ON状態になるが、その後はOFF状態となり、遠隔
測定用回路2はON状態となる。通信回線は抵抗器R1
およびR2により終端される。なお、コンデンサCは1
6Hzが印加されたときに充放電状態になる。試験電源
に音声信号などの交流電源を使用した場合に、測定用イ
ンピーダンスとして作動する。
御電圧以上の電圧を印加したときは、端末機器がOFF
状態において図2(c)に示すように、スイッチ回路1
は加入者端末内部の容量を充電する時間だけ過渡的に一
瞬ON状態になるが、その後はOFF状態となり、遠隔
測定用回路2はON状態となる。通信回線は抵抗器R1
およびR2により終端される。なお、コンデンサCは1
6Hzが印加されたときに充放電状態になる。試験電源
に音声信号などの交流電源を使用した場合に、測定用イ
ンピーダンスとして作動する。
【0023】このように、端末機器の使用状態を考慮し
ながら、スイッチ回路1の前記電圧弁別機能付き双方向
スイッチング半導体素子および遠隔測定用回路2の前記
双方向電圧弁別半導体素子を電圧制御することにより、
通信回線の切離し、接続、終端が可能となる。
ながら、スイッチ回路1の前記電圧弁別機能付き双方向
スイッチング半導体素子および遠隔測定用回路2の前記
双方向電圧弁別半導体素子を電圧制御することにより、
通信回線の切離し、接続、終端が可能となる。
【0024】さらに具体的に制御電圧の設定について説
明すると、第一次制御電圧はツェナーダイオードZ3
(またはZ4)と、Z5(またはZ6)のツェナー電圧
の合計であり、第二次制御電圧はツェナーダイオードZ
1(またはZ2)のツェナー電圧である。この制御電圧
はツェナーダイオードのツェナー電圧により任意に設定
が可能である。通常は交換局からの供給電圧はDC48
Vであるから、第一次制御電圧はそれよりも低く設定
し、第二次制御電圧はそれよりも高く設定する。
明すると、第一次制御電圧はツェナーダイオードZ3
(またはZ4)と、Z5(またはZ6)のツェナー電圧
の合計であり、第二次制御電圧はツェナーダイオードZ
1(またはZ2)のツェナー電圧である。この制御電圧
はツェナーダイオードのツェナー電圧により任意に設定
が可能である。通常は交換局からの供給電圧はDC48
Vであるから、第一次制御電圧はそれよりも低く設定
し、第二次制御電圧はそれよりも高く設定する。
【0025】次に、図3を参照して本発明第一実施例装
置の障害点判別手順を説明する。図3は本発明第一実施
例装置の障害点判別手順を示すフローチャートである。
置の障害点判別手順を説明する。図3は本発明第一実施
例装置の障害点判別手順を示すフローチャートである。
【0026】まず、線路端子L1、L2間に第一次制御
電圧未満の電圧を印加する。このときツェナーダイオー
ドZ3〜Z6には電流は流れないため、トライアックT
RIAC1およびTRIAC2は動作しない。したがっ
て、端末機器は通信回線から完全に切り離されており、
印加した直流電流は流れない。このとき、直流電流が流
れるようであれば通信回線側の絶縁障害である。
電圧未満の電圧を印加する。このときツェナーダイオー
ドZ3〜Z6には電流は流れないため、トライアックT
RIAC1およびTRIAC2は動作しない。したがっ
て、端末機器は通信回線から完全に切り離されており、
印加した直流電流は流れない。このとき、直流電流が流
れるようであれば通信回線側の絶縁障害である。
【0027】次に、線路端子L1、L2間にDC48V
を印加する。一般的に電話機には、待ち受け状態では
0.9μFのコンデンサがベルコイルと直列になり、線
間に接続されている。したがって、このコンデンサに充
電されるまでの一瞬だけツェナーダイオードZ3〜Z6
に電流が流れ、トライアックTRIAC1およびTRI
AC2が動作して過渡電流が流れる。この過渡電流が流
れなければ通信回線側または端末機器側が断線である。
逆に、継続的に電流が流れるときは、端末機器側の絶縁
障害か、電話機が話中である(実際には話中か否かを初
めに確認して、話中のときにはこのような試験は行わな
い)。
を印加する。一般的に電話機には、待ち受け状態では
0.9μFのコンデンサがベルコイルと直列になり、線
間に接続されている。したがって、このコンデンサに充
電されるまでの一瞬だけツェナーダイオードZ3〜Z6
に電流が流れ、トライアックTRIAC1およびTRI
AC2が動作して過渡電流が流れる。この過渡電流が流
れなければ通信回線側または端末機器側が断線である。
逆に、継続的に電流が流れるときは、端末機器側の絶縁
障害か、電話機が話中である(実際には話中か否かを初
めに確認して、話中のときにはこのような試験は行わな
い)。
【0028】次に、線路端子L1、L2間に第二次制御
電圧以上の電圧を印加する。このときも前記DC48V
を印加したときと同様に瞬間的に過渡電流が流れ、同時
にツェナーダイオードZ1(またはZ2)が動作し、抵
抗器R1およびR2によって線路端子L1、L2間は終
端されて直流ループ電流が流れる。この直流ループ電流
が流れないときは通信回線側の断線である。前記DC4
8V印加時に過渡電流が流れずにこの直流ループ電流が
確認されたときは端末機器の断線が判定できる。
電圧以上の電圧を印加する。このときも前記DC48V
を印加したときと同様に瞬間的に過渡電流が流れ、同時
にツェナーダイオードZ1(またはZ2)が動作し、抵
抗器R1およびR2によって線路端子L1、L2間は終
端されて直流ループ電流が流れる。この直流ループ電流
が流れないときは通信回線側の断線である。前記DC4
8V印加時に過渡電流が流れずにこの直流ループ電流が
確認されたときは端末機器の断線が判定できる。
【0029】以上が本発明第一実施例装置の障害点判定
手順であり、通信回線側の断線および絶縁障害、端末機
器側の断線および絶縁障害の四つの障害の判定が容易に
できる。
手順であり、通信回線側の断線および絶縁障害、端末機
器側の断線および絶縁障害の四つの障害の判定が容易に
できる。
【0030】次に、本発明第二実施例装置の構成を図4
を参照して説明する。図4は本発明第二実施例装置の構
成図である。
を参照して説明する。図4は本発明第二実施例装置の構
成図である。
【0031】これは遠隔測定用回路2をトランジスタT
R1およびTR2を用いた半導体スイッチ回路により構
成した例である。
R1およびTR2を用いた半導体スイッチ回路により構
成した例である。
【0032】ツェナーダイオードZ1(またはZ2)が
ON状態になると、トランジスタTR1(またはTR
2)がONとなり、通信回線は抵抗器R2(またはR
4)により終端する。抵抗器R2(またはR4)の抵抗
値の変更により、自由に終端抵抗値を変更することがで
きる利点がある。
ON状態になると、トランジスタTR1(またはTR
2)がONとなり、通信回線は抵抗器R2(またはR
4)により終端する。抵抗器R2(またはR4)の抵抗
値の変更により、自由に終端抵抗値を変更することがで
きる利点がある。
【0033】次に、本発明第三実施例装置の構成を図5
を参照して説明する。図5は本発明第三実施例装置の構
成図である。
を参照して説明する。図5は本発明第三実施例装置の構
成図である。
【0034】これは本発明第一実施例装置のトライアッ
クTRIAC1およびTRIAC2に変えて、単方向ス
イッチング素子であるサイリスタSCR1〜SCR4を
逆並列に接続したものであり、トライアックTRIAC
1およびTRIAC2よりも小さな電流で、半導体素子
をスイッチングさせられる利点がある。
クTRIAC1およびTRIAC2に変えて、単方向ス
イッチング素子であるサイリスタSCR1〜SCR4を
逆並列に接続したものであり、トライアックTRIAC
1およびTRIAC2よりも小さな電流で、半導体素子
をスイッチングさせられる利点がある。
【0035】次に、本発明第四実施例装置の構成を図6
を参照して説明する。図6は本発明第四実施例装置の構
成図である。
を参照して説明する。図6は本発明第四実施例装置の構
成図である。
【0036】これは本発明第一実施例装置のトライアッ
クTRIAC1およびTRIAC2、ツェナーダイオー
ドZ1〜Z6に代えて、双方向2端子サイリスタDIA
C1〜DIAC3(一般にはダイアックまたはサイダッ
クなどと呼ばれている)を使用した例である。
クTRIAC1およびTRIAC2、ツェナーダイオー
ドZ1〜Z6に代えて、双方向2端子サイリスタDIA
C1〜DIAC3(一般にはダイアックまたはサイダッ
クなどと呼ばれている)を使用した例である。
【0037】上記例は、本発明の回路を保安器に実装し
た例を説明したが、図1の構成のうち避雷器ARを除
き、ヒューズF1、F2を短絡した切分け器のみの回路
により使用することにより本発明を実施できる。
た例を説明したが、図1の構成のうち避雷器ARを除
き、ヒューズF1、F2を短絡した切分け器のみの回路
により使用することにより本発明を実施できる。
【0038】
【発明の効果】切分け器の接点回路を不要として信頼
性、安定性を飛躍的に向上させるばかりでなく、切分け
回路を単純化し切分け器を小型化できる。さらに通信回
線の極性に無関係に遠隔切分けを可能にする。また、制
御電圧を任意に設定でき、その制御電圧により通信回線
側と端末機器側の障害判別が確実に行える。
性、安定性を飛躍的に向上させるばかりでなく、切分け
回路を単純化し切分け器を小型化できる。さらに通信回
線の極性に無関係に遠隔切分けを可能にする。また、制
御電圧を任意に設定でき、その制御電圧により通信回線
側と端末機器側の障害判別が確実に行える。
【図1】本発明第一実施例装置の構成図。
【図2】本発明第一実施例装置の動作を説明する等価回
路図。
路図。
【図3】本発明第一実施例装置の動作を説明するフロー
チャート。
チャート。
【図4】本発明第二実施例装置の構成図。
【図5】本発明第三実施例装置の構成図。
【図6】本発明第四実施例装置の構成図。
【図7】従来例を説明する図。
1 スイッチ回路 2 遠隔測定用回路 3 保安器 E 接地端子 C コンデンサ AR 避雷管 R1〜R5 抵抗器 D1〜D4 ダイオード L1、L2 線路端子 I1、I2 宅内端子 F1、F2 ヒューズ Z1〜Z6 ツェナーダイオード TRIAC1、TRIAC2 トライアック SCR1〜SCR4 サイリスタ DIAC1〜3 双方向2端子サイリスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 通信線が接続される一対の線路端子と、
宅内装置が接続される一対の宅内端子と、前記線路端子
および前記宅内端子の間に挿入されたスイッチ回路と、
前記一対の線路端子間に接続された遠隔測定用回路とを
備えた通信線の切分け器において、 前記スイッチ回路は、線路端子に与えられる電圧で導通
状態になり供給電流で保持される電流保持形半導体スイ
ッチにより構成されたことを特徴とする通信線の切分け
器。 - 【請求項2】 避雷管およびヒューズを含む保安器内に
実装された請求項1記載の通信線の切分け器。 - 【請求項3】 遠隔測定用回路が、抵抗器とコンデンサ
の直列回路およびこのコンデンサに並列に接続された定
電圧ダイオード対を含む請求項1記載の通信線の切分け
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023989A JPH0738659B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 通信線の切分け器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023989A JPH0738659B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 通信線の切分け器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227267A true JPH05227267A (ja) | 1993-09-03 |
| JPH0738659B2 JPH0738659B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=12125993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023989A Expired - Fee Related JPH0738659B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 通信線の切分け器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738659B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237852A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Nec Corp | 加入電話回線試験用付加回路 |
| JPH03229557A (ja) * | 1990-02-03 | 1991-10-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 切分器 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4023989A patent/JPH0738659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237852A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Nec Corp | 加入電話回線試験用付加回路 |
| JPH03229557A (ja) * | 1990-02-03 | 1991-10-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 切分器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738659B2 (ja) | 1995-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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