JPH0522824B2 - - Google Patents
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- JPH0522824B2 JPH0522824B2 JP60035831A JP3583185A JPH0522824B2 JP H0522824 B2 JPH0522824 B2 JP H0522824B2 JP 60035831 A JP60035831 A JP 60035831A JP 3583185 A JP3583185 A JP 3583185A JP H0522824 B2 JPH0522824 B2 JP H0522824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- blower
- control amount
- room
- determining means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各部屋の室温を独立に調節できる
可変風量制御システムを採用した空気調和機に関
するものである。
可変風量制御システムを採用した空気調和機に関
するものである。
温度調節された空気をエアーダクトを用いて各
部屋へ分配して空調を行なうセントラル空調シス
テムは、加湿器や高性能フイルターが容易に組込
め、外気処理や全熱交換器の採用も可能で質の高
い空調が行うことができ、しかも空調する部屋に
は吹出口と吸込口しかなく室内スペースが有効に
使え、また熱搬送系のトラブルも少ないなどヒー
トポンプチラー・フアンコイル方式やパツケージ
エアコン分散配置方式などに比べ多くのメリツト
を有している。従つてビル空調等に用いられてい
る。その中でも省エネルギー運転が可能な可変風
量制御方式(以下VAV方式と呼ぶ)は熱負荷の
異なる各部屋を独立に温度制御でき、使用しない
部屋の空調を停止させる事も可能で、必要送風量
の大小に応じ送風機の動力を可変して運転費を低
減させる事もでき、また同時使用率を考御慮する
ことにより熱源機の能力を小さく設計することが
できる。
部屋へ分配して空調を行なうセントラル空調シス
テムは、加湿器や高性能フイルターが容易に組込
め、外気処理や全熱交換器の採用も可能で質の高
い空調が行うことができ、しかも空調する部屋に
は吹出口と吸込口しかなく室内スペースが有効に
使え、また熱搬送系のトラブルも少ないなどヒー
トポンプチラー・フアンコイル方式やパツケージ
エアコン分散配置方式などに比べ多くのメリツト
を有している。従つてビル空調等に用いられてい
る。その中でも省エネルギー運転が可能な可変風
量制御方式(以下VAV方式と呼ぶ)は熱負荷の
異なる各部屋を独立に温度制御でき、使用しない
部屋の空調を停止させる事も可能で、必要送風量
の大小に応じ送風機の動力を可変して運転費を低
減させる事もでき、また同時使用率を考御慮する
ことにより熱源機の能力を小さく設計することが
できる。
VAV方式には風量調節用ダンパの形式に応じ
て2つの方式がある。1つはバイパス形VAVユ
ニツト(ダンパユニツト)を用いる方式で室内負
荷に応じて室内へ吹出す風量と直接熱源機へ戻す
(バイパスさせる)風量の比率を調節するもので
ある。この方式は送風量が一定のため熱源機の能
力制御がむずかしいパツケージエアコンを用いた
システムに用いられることが多いが、送風機制御
による省エネルギー効果はない。
て2つの方式がある。1つはバイパス形VAVユ
ニツト(ダンパユニツト)を用いる方式で室内負
荷に応じて室内へ吹出す風量と直接熱源機へ戻す
(バイパスさせる)風量の比率を調節するもので
ある。この方式は送風量が一定のため熱源機の能
力制御がむずかしいパツケージエアコンを用いた
システムに用いられることが多いが、送風機制御
による省エネルギー効果はない。
もう1つの方式は絞り形VAVユニツトを用い
る方式で、室内負荷に応じて室内への吹出風量を
任意の値に調節するものである。この方式はダン
パの開度に応じて変化するダクト内の圧力を検出
し、この値がある値になるよう送風機の容量を制
御するので負荷が少なくなれば(風量が少なくな
り、この時のダクト内の空気温度は一定に制御さ
れる)、熱源機の所要能力が小さくなると同時に
送風機の動力も低減される。
る方式で、室内負荷に応じて室内への吹出風量を
任意の値に調節するものである。この方式はダン
パの開度に応じて変化するダクト内の圧力を検出
し、この値がある値になるよう送風機の容量を制
御するので負荷が少なくなれば(風量が少なくな
り、この時のダクト内の空気温度は一定に制御さ
れる)、熱源機の所要能力が小さくなると同時に
送風機の動力も低減される。
第2図は従来並びにこの発明の基礎となる空気
調和機のシステム構成図であつて、1は空調され
る部屋で、ここでは3部屋の場合を示している。
2は天井内に配置された室内機で、エアーフイル
タ3、熱交換器4、送風機5から構成されてい
る。6は上記室内機2の空気吹出口に接続された
主ダクト、7はこの主ダクトから分岐した3本の
枝ダクト、8はこの枝ダクト7の途中に挿入され
た絞り形のVAVユニツト、9はこのVAVユニツ
ト内に回転可能に取付けられたダンパ、10は上
記枝ダクト7の末端に取付けられた吹出口、11
は上記部屋1のドアー下部に設けられた吸込口、
12は廊下天井面に設けられた天井吸込口、13
はこの天井吸込口と上記室内機2の吸込口を連絡
する還気ダクト、14は上記部屋1に各々取付け
られたルームサーモスタツト、15は上記主ダク
ト6内に取付けられた温度センサ、16は同じく
主ダクト6内に検出部を設けた圧力センサであ
り、17は上記室内機2に取付けられた制御装置
である。
調和機のシステム構成図であつて、1は空調され
る部屋で、ここでは3部屋の場合を示している。
2は天井内に配置された室内機で、エアーフイル
タ3、熱交換器4、送風機5から構成されてい
る。6は上記室内機2の空気吹出口に接続された
主ダクト、7はこの主ダクトから分岐した3本の
枝ダクト、8はこの枝ダクト7の途中に挿入され
た絞り形のVAVユニツト、9はこのVAVユニツ
ト内に回転可能に取付けられたダンパ、10は上
記枝ダクト7の末端に取付けられた吹出口、11
は上記部屋1のドアー下部に設けられた吸込口、
12は廊下天井面に設けられた天井吸込口、13
はこの天井吸込口と上記室内機2の吸込口を連絡
する還気ダクト、14は上記部屋1に各々取付け
られたルームサーモスタツト、15は上記主ダク
ト6内に取付けられた温度センサ、16は同じく
主ダクト6内に検出部を設けた圧力センサであ
り、17は上記室内機2に取付けられた制御装置
である。
従来の空気調和機では、各ルームサーモスタツ
ト14で使用者が設定した設定温度と検出された
現在の空気温度の温度差に応じダンパ9の開度を
任意の位置に各々調節している。このため、主ダ
クト6内の圧力がダンパ9の開度に応じて変化
し、これを圧力センサ16が検出し、過剰圧力に
ならないよう送風機5の容量を変化させていた。
また、送風量の変化に伴ない熱交換器4の出口空
気温度が変わるため、この温度を温度センサ15
で検出し、予め設定しておいた空気温度になるよ
う熱交換器4への熱媒の温度または循環量を変化
させていた。熱交換器4はヒートポンプチラー等
へ接続されている。また、部屋1を空調した空気
は吸込口11から廊下等のスペースを通り天井吸
込口12へ流れ、還気ダクト13を経由して再び
室内機2へ戻る。
ト14で使用者が設定した設定温度と検出された
現在の空気温度の温度差に応じダンパ9の開度を
任意の位置に各々調節している。このため、主ダ
クト6内の圧力がダンパ9の開度に応じて変化
し、これを圧力センサ16が検出し、過剰圧力に
ならないよう送風機5の容量を変化させていた。
また、送風量の変化に伴ない熱交換器4の出口空
気温度が変わるため、この温度を温度センサ15
で検出し、予め設定しておいた空気温度になるよ
う熱交換器4への熱媒の温度または循環量を変化
させていた。熱交換器4はヒートポンプチラー等
へ接続されている。また、部屋1を空調した空気
は吸込口11から廊下等のスペースを通り天井吸
込口12へ流れ、還気ダクト13を経由して再び
室内機2へ戻る。
なお、送風機5の制御法は、一定静圧制御法
と、風量センサを併用した可変静圧制御法がよく
知られている。
と、風量センサを併用した可変静圧制御法がよく
知られている。
また第2図ではリターンエアーを廊下等を利用
して戻す方式としているが、各部屋1から室内機
2までリターンダクトを設け制御性および一層の
省エネルギ性を増す方式もある。さらに第2図で
は主ダクト6から枝ダクト7を分岐させていた
が、主ダクトを設けず室内機2からタコ足状に枝
ダクト7を配設する方法もある。
して戻す方式としているが、各部屋1から室内機
2までリターンダクトを設け制御性および一層の
省エネルギ性を増す方式もある。さらに第2図で
は主ダクト6から枝ダクト7を分岐させていた
が、主ダクトを設けず室内機2からタコ足状に枝
ダクト7を配設する方法もある。
なお、室内機2の形式には第2図の形式以外に
も天吊り形、床置き形などがある。
も天吊り形、床置き形などがある。
従来の空気調和機は上記のように構成されてい
るので、バイパス形VAVユニツトを用いたシス
テムでは省エネルギ性に乏しい。また絞り形
VAVユニツトを用いたシステムでは住宅や店舗
等の小規模なシステムで熱源機に直膨形のヒート
ポンプを用いた場合には、同時に使用される部屋
の数が少なく、強制換気も行なわない事が多いた
め熱負荷が少なく、しかも各ダンパが同時に全閉
または全閉に近い状態になることがあり、この時
の熱源機(ヒートポンプ)の制御が難しくなり、
装置の信頼性が高められないという問題点があつ
た。
るので、バイパス形VAVユニツトを用いたシス
テムでは省エネルギ性に乏しい。また絞り形
VAVユニツトを用いたシステムでは住宅や店舗
等の小規模なシステムで熱源機に直膨形のヒート
ポンプを用いた場合には、同時に使用される部屋
の数が少なく、強制換気も行なわない事が多いた
め熱負荷が少なく、しかも各ダンパが同時に全閉
または全閉に近い状態になることがあり、この時
の熱源機(ヒートポンプ)の制御が難しくなり、
装置の信頼性が高められないという問題点があつ
た。
この発明は上述した問題点を解消したもので、
熱源機にヒートポンプを利用したシステムにおい
て、低負荷時に適切なダンパ制御を行ない、ヒー
トポンプの運転を円滑にすることにより部屋の快
適性を損なわずにヒートポンプの信頼性を高めた
空気調和機を提供することを目的とする。
熱源機にヒートポンプを利用したシステムにおい
て、低負荷時に適切なダンパ制御を行ない、ヒー
トポンプの運転を円滑にすることにより部屋の快
適性を損なわずにヒートポンプの信頼性を高めた
空気調和機を提供することを目的とする。
この発明にかかる空気調和機は、ヒートポン
プ、このヒートポンプで加熱または冷却された空
気を各部屋へ分配するダクト及び送風機、前記ダ
クトの枝ダクトに各部屋ごとに配置された風量調
節用のダンパ、各部屋ごとに設置された温度調節
手段の検出信号に基づいて熱負荷を測定する熱負
荷測定手段、この熱負荷測定手段の出力に基づき
上記ダンパの開度を判定するダンパ制御量判定手
段、このダンパ制御量判定手段によつて判定され
た各ダンパの合計制御量に基づき上記ヒートポン
プの運転停止を遅らせるようダンパ開度を再決定
するダンパ制御量決定手段、このダンパ制御量決
定手段の出力に基づき前記ダンパの開度を制御す
るダンパ制御手段、ダンパ制御後のダクト内の圧
力を検出する圧力検出器及びダクト内の空気温度
を検出する温度検出器の検出信号に基づいて装置
の運転状態を測定する運転状態測定手段、この運
転状態測定手段の出力に基づき前記送風機の回転
数を決定する送風機回転数決定手段、この送風機
回転数決定手段の出力に基づき上記送風機の回転
数を制御する送風機制御手段、上記運転状態測定
手段の出力に基づき前記ヒートポンプの能力を決
定する能力決定手段、この能力決定手段の出力に
基づきヒートポンプの能力を制御する能力制御手
段を備え、上記ダンパ制御量決定手段は、上記ダ
ンパ制御量判定手段によつて判定された各ダンパ
の合計の開度が0%もしくは最小設定値以下にな
つたとき、非空調室を除き設定室温に対して現在
の室温が暖房時は一番低く冷房時は一番高い部屋
のダンパを一時強制的に前記ヒートポンプが運転
可能な範囲内で開くよう再決定するものである。
プ、このヒートポンプで加熱または冷却された空
気を各部屋へ分配するダクト及び送風機、前記ダ
クトの枝ダクトに各部屋ごとに配置された風量調
節用のダンパ、各部屋ごとに設置された温度調節
手段の検出信号に基づいて熱負荷を測定する熱負
荷測定手段、この熱負荷測定手段の出力に基づき
上記ダンパの開度を判定するダンパ制御量判定手
段、このダンパ制御量判定手段によつて判定され
た各ダンパの合計制御量に基づき上記ヒートポン
プの運転停止を遅らせるようダンパ開度を再決定
するダンパ制御量決定手段、このダンパ制御量決
定手段の出力に基づき前記ダンパの開度を制御す
るダンパ制御手段、ダンパ制御後のダクト内の圧
力を検出する圧力検出器及びダクト内の空気温度
を検出する温度検出器の検出信号に基づいて装置
の運転状態を測定する運転状態測定手段、この運
転状態測定手段の出力に基づき前記送風機の回転
数を決定する送風機回転数決定手段、この送風機
回転数決定手段の出力に基づき上記送風機の回転
数を制御する送風機制御手段、上記運転状態測定
手段の出力に基づき前記ヒートポンプの能力を決
定する能力決定手段、この能力決定手段の出力に
基づきヒートポンプの能力を制御する能力制御手
段を備え、上記ダンパ制御量決定手段は、上記ダ
ンパ制御量判定手段によつて判定された各ダンパ
の合計の開度が0%もしくは最小設定値以下にな
つたとき、非空調室を除き設定室温に対して現在
の室温が暖房時は一番低く冷房時は一番高い部屋
のダンパを一時強制的に前記ヒートポンプが運転
可能な範囲内で開くよう再決定するものである。
この発明においては、熱負荷測定手段がルーム
サーモスタツトで設定された室温と現在の室温と
の差から熱負荷を算出することにより、この算出
熱負荷に従つてダンパ制御量判定手段が枝ダクト
のダンパ開度を判定し、さらに各ダンパの制御量
の結果に応じてダンパ制御決定手段がダンパのト
ータル開度によりヒートポンプの運転停止時間を
遅らせるようダンパ開度を再決定し、この結果に
基づいてダンパを制御するとともに、ダンパ制御
後のダクト内圧力と温度を検出し、この信号によ
つて運転状態測定手段が装置の運転状態を測定
し、その圧力信号に基づき送風機回転数決定手段
が回転数を決定して送風機を制御し、また、温度
信号により圧縮機の能力を能力決定手段で決定し
て圧縮機の能力を制御するものであり、これによ
り熱負荷が減少して各部屋のダンパが全て閉にな
るとき、一時的にある部屋のダンパを強制的にヒ
ートポンプが運転可能な範囲内で開くようにして
ヒートポンプの停止を先に延ばすことにより、ヒ
ートポンプのオン・オフは低減されることにな
る。
サーモスタツトで設定された室温と現在の室温と
の差から熱負荷を算出することにより、この算出
熱負荷に従つてダンパ制御量判定手段が枝ダクト
のダンパ開度を判定し、さらに各ダンパの制御量
の結果に応じてダンパ制御決定手段がダンパのト
ータル開度によりヒートポンプの運転停止時間を
遅らせるようダンパ開度を再決定し、この結果に
基づいてダンパを制御するとともに、ダンパ制御
後のダクト内圧力と温度を検出し、この信号によ
つて運転状態測定手段が装置の運転状態を測定
し、その圧力信号に基づき送風機回転数決定手段
が回転数を決定して送風機を制御し、また、温度
信号により圧縮機の能力を能力決定手段で決定し
て圧縮機の能力を制御するものであり、これによ
り熱負荷が減少して各部屋のダンパが全て閉にな
るとき、一時的にある部屋のダンパを強制的にヒ
ートポンプが運転可能な範囲内で開くようにして
ヒートポンプの停止を先に延ばすことにより、ヒ
ートポンプのオン・オフは低減されることにな
る。
第1図はこの発明にかかる空気調和機の原理機
能ブロツク図である。この発明においては、第1
図から明らかなように、熱源機のヒートポンプ1
8と、このヒートポンプ18からの冷温風を各部
屋1へ主ダクト6及び枝ダクト7を介して送風す
る送風機5と、枝ダクト7の部分に配置された風
量調節用のダンパ9と、各部屋1に取付けられた
ルームサーモスタツト14と、ダクト6内に取付
けられた温度センサ15及び圧力センサ16を備
え、前記各ルームサーモスタツト14の出力信号
は熱負荷測定手段に入力されるようになつてお
り、この熱負荷測定手段19は熱負荷の大小を測
定するものである。また、20は前記熱負荷測定
手段19の出力に基づいてダンパ9の制御量を判
定するダンパ制御量判定手段であり、21はその
判定結果に基づいてダンパ開度の修正の有無を決
定するダンパ制御量決定手段である。22はダン
パ制御量決定手段21の決定結果に基づいてダン
パ9の開度を制御するダンパ制御手段、23はダ
ンパ制御後のダクト6内の温度及び圧力を温度セ
ンサ15及び圧力センサ16で検出してこの検出
信号に基づき装置の運転状態を測定する運転状態
測定装置であり、さらに24は運転状態測定装置
23で測定された圧力出力信号に基づいて送風機
5の最適回転数を決定する送風機回転数決定手段
であり、この回転数決定手段24には、その決定
出力に基づいて送風機5を制御する制御手段25
が付加されている。26は前記運転状態測定手段
23で測定された温度出力信号に基づいてヒート
ポンプ(圧縮機)18の最適能力を決定する能力
決定手段であり、この能力決定手段26には、そ
の決定出力によりヒートポンプ18の能力を制御
する能力制御手段27が付加されている。
能ブロツク図である。この発明においては、第1
図から明らかなように、熱源機のヒートポンプ1
8と、このヒートポンプ18からの冷温風を各部
屋1へ主ダクト6及び枝ダクト7を介して送風す
る送風機5と、枝ダクト7の部分に配置された風
量調節用のダンパ9と、各部屋1に取付けられた
ルームサーモスタツト14と、ダクト6内に取付
けられた温度センサ15及び圧力センサ16を備
え、前記各ルームサーモスタツト14の出力信号
は熱負荷測定手段に入力されるようになつてお
り、この熱負荷測定手段19は熱負荷の大小を測
定するものである。また、20は前記熱負荷測定
手段19の出力に基づいてダンパ9の制御量を判
定するダンパ制御量判定手段であり、21はその
判定結果に基づいてダンパ開度の修正の有無を決
定するダンパ制御量決定手段である。22はダン
パ制御量決定手段21の決定結果に基づいてダン
パ9の開度を制御するダンパ制御手段、23はダ
ンパ制御後のダクト6内の温度及び圧力を温度セ
ンサ15及び圧力センサ16で検出してこの検出
信号に基づき装置の運転状態を測定する運転状態
測定装置であり、さらに24は運転状態測定装置
23で測定された圧力出力信号に基づいて送風機
5の最適回転数を決定する送風機回転数決定手段
であり、この回転数決定手段24には、その決定
出力に基づいて送風機5を制御する制御手段25
が付加されている。26は前記運転状態測定手段
23で測定された温度出力信号に基づいてヒート
ポンプ(圧縮機)18の最適能力を決定する能力
決定手段であり、この能力決定手段26には、そ
の決定出力によりヒートポンプ18の能力を制御
する能力制御手段27が付加されている。
第3図は前記ヒートポンプ18の全体構成図を
示すもので、可変容量形(回転数可変形)の圧縮
機28、四方弁29、室内側の熱交換器4、膨張
弁30、室外側の熱交換器31、及びアキユムレ
ータ32を備え、これらは環状に連結されて冷凍
回路を構成している。また、33は前記室外側の
熱交換器31に付属した室外送風機である。
示すもので、可変容量形(回転数可変形)の圧縮
機28、四方弁29、室内側の熱交換器4、膨張
弁30、室外側の熱交換器31、及びアキユムレ
ータ32を備え、これらは環状に連結されて冷凍
回路を構成している。また、33は前記室外側の
熱交換器31に付属した室外送風機である。
第4図a,bはVAVユニツト8の詳細を示す
もので、ダンパ9を回動する正逆回転を任意の角
度で行なうステツピングモータを利用したダンパ
モータ34、及びダンパ9の位置を検出するリミ
ツトスイツチ35を備え、リミツトスイツチ35
はダンパ9の全閉の位置に取付けられている。
もので、ダンパ9を回動する正逆回転を任意の角
度で行なうステツピングモータを利用したダンパ
モータ34、及びダンパ9の位置を検出するリミ
ツトスイツチ35を備え、リミツトスイツチ35
はダンパ9の全閉の位置に取付けられている。
第5図は第1図の原理機能ブロツク図に対応す
るこの発明の具体例を示す制御回路図で、図中3
6は制御装置17内のマイクロコンピユータで、
CPU37、制御プログラム及びCPU37での演
算結果等を記憶するメモリー38、タイマー3
9、入力回路40及び出力回路41から構成され
ている。42は各ルームサーモスタツト14と温
度センサ15、圧力センサ16の検出出力が入力
されるアナログマルチプレクサ、43はその出力
をデイジタル信号に変換するA/D変換器であ
り、そのデイジタル出力信号は入力回路40に与
えられる。44は運転スイツチで、リミツトスイ
ツチ35と共にその状態信号が前記入力回路40
に与えられる。45a〜45fは出力回路41に
各制御機器ごとに接続されたホトカプラで、この
ホトカプラ5aと圧縮機28の間にはインバータ
46が、同じくホトカプラ45bと送風機5の間
には送風機用のインバータ47が、ホトカプラ4
5cと膨張弁30の間には膨張弁コントローラ4
8が、ホトカプラ45dとダンパモータ34の間
にはダンパコントローラ49がそれぞれ接続さ
れ、さらにホトカプラ45eには室外送風機33
が、ホトカプラ45fには四方弁29がそれぞれ
接続されている。50は各機器を駆動する交流お
よび直流の電源である。
るこの発明の具体例を示す制御回路図で、図中3
6は制御装置17内のマイクロコンピユータで、
CPU37、制御プログラム及びCPU37での演
算結果等を記憶するメモリー38、タイマー3
9、入力回路40及び出力回路41から構成され
ている。42は各ルームサーモスタツト14と温
度センサ15、圧力センサ16の検出出力が入力
されるアナログマルチプレクサ、43はその出力
をデイジタル信号に変換するA/D変換器であ
り、そのデイジタル出力信号は入力回路40に与
えられる。44は運転スイツチで、リミツトスイ
ツチ35と共にその状態信号が前記入力回路40
に与えられる。45a〜45fは出力回路41に
各制御機器ごとに接続されたホトカプラで、この
ホトカプラ5aと圧縮機28の間にはインバータ
46が、同じくホトカプラ45bと送風機5の間
には送風機用のインバータ47が、ホトカプラ4
5cと膨張弁30の間には膨張弁コントローラ4
8が、ホトカプラ45dとダンパモータ34の間
にはダンパコントローラ49がそれぞれ接続さ
れ、さらにホトカプラ45eには室外送風機33
が、ホトカプラ45fには四方弁29がそれぞれ
接続されている。50は各機器を駆動する交流お
よび直流の電源である。
次に上記実施例の動作を第6図〜第9図を参照
しながら説明する。第6図はマイクロコンピユー
タ36のメモリー38に格納された制御プログラ
ムを示すメインフローチヤート、第7図はダンパ
制御の、第8図は送風機制御の、第9図は圧縮機
制御のサブルーチンフローチヤートである。
しながら説明する。第6図はマイクロコンピユー
タ36のメモリー38に格納された制御プログラ
ムを示すメインフローチヤート、第7図はダンパ
制御の、第8図は送風機制御の、第9図は圧縮機
制御のサブルーチンフローチヤートである。
なお、これからの動作説明は主に暖房運転の時
について説明する。
について説明する。
先ず、ステツプ51において、運転スイツチ4
4を暖房または冷房運転(この場合は暖房)にセ
ツトすると、そのオン信号が入力回路40に入力
され運転がスタートする。この運転スイツチ44
の操作により暖房または冷房運転に必要な制御定
数がメモリー38によりCPU37中に設定され
る(ステツプ52,53)。次にステツプ54で
各ダンパ9の初期設定が行なわれる。ダンパモー
タ34は一度リミツトスイツチ35が動作するま
で(全閉になるまで)回動し、次いで全閉位置に
設定される。この時ダンパ9の正確な位置がメモ
リー38に記憶される。次に通常の制御ループに
入り、タイマー39により以降一定時間間隔で制
御ループを繰返す(ステツプ55)。まず、ステ
ツプ56で四方弁29と室外送風機33のON/
OFFが判断され、出力回路41からホトカプラ
45e,45fを介して四方弁29と送外送風機
33が制御される。次にステツプ57のダンパ制
御に移り、第7図に示す制御プログラムが実行さ
れる。即ち、第7図のステツプ58で熱負荷測定
動作が行なわれ、各ルームサーモスタツト14か
ら設定された室温T0と現在の室温T1の信号がア
ナログマルチプレクサー42、A/D変換器4
3、入力回路40を経由してCPU37へ取込ま
れる。次にステツプ59〜62からなるダンパ制
御量判定動作に入る。この動作はまずステツプ5
9でT0とT1が比較されT1が(T0−t)より低い
時、ステツプ60でダンパ9は全開と判定される
(±tはT0の上下の不感帯)。またT1が(T0+
t)より高い時ダンパ9は全閉と判定される(ス
テツプ61)。またT1が(T0±t)の中にある時
はダンパ9の開度は変化なしと判定される。この
判定をすべての部屋1について行なう(ステツプ
62)。次にステツプ62ですべての部屋につい
ての判定が終了すると、ステツプ63〜69から
なるダンパ制御量決定動作に入る。この動作は、
ステツプ63で先のダンパ制御量判定動作におい
てすべてのダンパ9が全閉でないと判定された場
合は、ステツプ70へバイパスされる。そうでな
い場合、つまりすべてのダンパ9が全閉の場合、
まずステツプ64でFの値が判定される。このF
はダンパオール閉の時に立つフラグでダンパオー
ル閉の状態が連続、例えばX回続いた場合、ステ
ツプ65でFを0にセツトし、次のダンパ制御動
作へ進む。FがX以下の場合、設定室温T0と現
在の室温T1との差ΔTがチエツクされ(ステツプ
66)、これをn室繰返す(ステツプ67)。ステ
ツプ68ではT1がT0に対して一番低い部屋(た
だし非空調室は除く)のダンパ9を開と決定し、
次のステツプ69でFに1を加算する。以上の結
果が次のステツプ70に示すダンパ制御出力動作
により、出力回路42からホトカプラ45dを経
由してダンパコントローラ49へ伝えられ、ダン
パモータ34を正転又は逆転させてダンパ9を全
開または全閉にする。次にステツプ71の室内送
風機制御に移り、第8図に示すサブルーチンのプ
ログラムが実行される。この第8図のステツプ7
2では運転状態測定動作が行なわれ、温度センサ
15と圧力センサ16の信号(T2とP)がアナ
ログマルチプレクサー42、A/D変換器43、
入力回路40を経由してCPU37へ取込まれる。
次にステツプ73〜79からなる送風機回転数決
定動作に入る。ステツプ73でダンパ9がすべて
全閉かどうか判定され、全閉ならばステツプ74
へ進み、送風機5をOFFし、ステツプ80へ移
行する。
4を暖房または冷房運転(この場合は暖房)にセ
ツトすると、そのオン信号が入力回路40に入力
され運転がスタートする。この運転スイツチ44
の操作により暖房または冷房運転に必要な制御定
数がメモリー38によりCPU37中に設定され
る(ステツプ52,53)。次にステツプ54で
各ダンパ9の初期設定が行なわれる。ダンパモー
タ34は一度リミツトスイツチ35が動作するま
で(全閉になるまで)回動し、次いで全閉位置に
設定される。この時ダンパ9の正確な位置がメモ
リー38に記憶される。次に通常の制御ループに
入り、タイマー39により以降一定時間間隔で制
御ループを繰返す(ステツプ55)。まず、ステ
ツプ56で四方弁29と室外送風機33のON/
OFFが判断され、出力回路41からホトカプラ
45e,45fを介して四方弁29と送外送風機
33が制御される。次にステツプ57のダンパ制
御に移り、第7図に示す制御プログラムが実行さ
れる。即ち、第7図のステツプ58で熱負荷測定
動作が行なわれ、各ルームサーモスタツト14か
ら設定された室温T0と現在の室温T1の信号がア
ナログマルチプレクサー42、A/D変換器4
3、入力回路40を経由してCPU37へ取込ま
れる。次にステツプ59〜62からなるダンパ制
御量判定動作に入る。この動作はまずステツプ5
9でT0とT1が比較されT1が(T0−t)より低い
時、ステツプ60でダンパ9は全開と判定される
(±tはT0の上下の不感帯)。またT1が(T0+
t)より高い時ダンパ9は全閉と判定される(ス
テツプ61)。またT1が(T0±t)の中にある時
はダンパ9の開度は変化なしと判定される。この
判定をすべての部屋1について行なう(ステツプ
62)。次にステツプ62ですべての部屋につい
ての判定が終了すると、ステツプ63〜69から
なるダンパ制御量決定動作に入る。この動作は、
ステツプ63で先のダンパ制御量判定動作におい
てすべてのダンパ9が全閉でないと判定された場
合は、ステツプ70へバイパスされる。そうでな
い場合、つまりすべてのダンパ9が全閉の場合、
まずステツプ64でFの値が判定される。このF
はダンパオール閉の時に立つフラグでダンパオー
ル閉の状態が連続、例えばX回続いた場合、ステ
ツプ65でFを0にセツトし、次のダンパ制御動
作へ進む。FがX以下の場合、設定室温T0と現
在の室温T1との差ΔTがチエツクされ(ステツプ
66)、これをn室繰返す(ステツプ67)。ステ
ツプ68ではT1がT0に対して一番低い部屋(た
だし非空調室は除く)のダンパ9を開と決定し、
次のステツプ69でFに1を加算する。以上の結
果が次のステツプ70に示すダンパ制御出力動作
により、出力回路42からホトカプラ45dを経
由してダンパコントローラ49へ伝えられ、ダン
パモータ34を正転又は逆転させてダンパ9を全
開または全閉にする。次にステツプ71の室内送
風機制御に移り、第8図に示すサブルーチンのプ
ログラムが実行される。この第8図のステツプ7
2では運転状態測定動作が行なわれ、温度センサ
15と圧力センサ16の信号(T2とP)がアナ
ログマルチプレクサー42、A/D変換器43、
入力回路40を経由してCPU37へ取込まれる。
次にステツプ73〜79からなる送風機回転数決
定動作に入る。ステツプ73でダンパ9がすべて
全閉かどうか判定され、全閉ならばステツプ74
へ進み、送風機5をOFFし、ステツプ80へ移
行する。
また、ステツプ73での判定が全閉でないなら
ば、ステツプ75へ移行して送風機5のON/
OFF状態を判定し、もしOFF状態ならば送風機
5をONして次のステツプ77へ進む。ステツプ
77ではメモリー38中に記憶されている主ダク
ト6内の設定圧力P0と先のステツプ72で検出
して圧力Pとが比較され、P0>Pの関係ならば
P0とPの差に応じて送風機5の回転数がアツプ
される(ステツプ78)。またP0<Pの関係なら
ばP0とPの差に応じて送風機5の回転数がダウ
ンされる。PがP0の不感帯内ならば回転数の変
更をしないで次の送風機制御動作(ステツプ8
0)へ移る。これによりCPU37からの制御出
力は出力回路42からホトカプラ45bを経由し
てインバータ47へ与えられ、ここで交流波形を
インバータにより制御して送風機5に出力し、そ
の回転数を任意に調節する。その後は第6図のス
テツプ81に示す圧縮機制御ルーチンに移る。第
9図は圧縮制御の処理ルーチンを示すもので、ス
テツプ82〜88で能力決定動作が行なわれる。
まずステツプ82でダンパ9がすべて全閉かどう
かを判定され、全閉ならばステツプ83に進み圧
縮機28をOFFしてステツプ89へ進む。また
ステツプ82での判定が全閉でないとされた場合
は、ステツプ84へ移行して圧縮機28のON/
OFF状態を判定し、もしOFF状態ならば圧縮機
28をONして次のステツプ86へ進む。ステツ
プ86ではメモリー38中に記憶されている主ダ
クト6内の設定空気温度T3と先のステツプ72
で検出した温度T2とが比較され、T3>T2の関係
ならば、ステツプ87へ進みT3とT2の差に応じ
て圧縮機28の回転数がアツプされ、T3<T2の
関係ならば、ステツプ88へ移行して回転数がダ
ウンされる。またT2がT3の不感帯内ならば回転
数の変更をしないで次の能力制御動作(ステツプ
89)へ移る。これにより、CPU37からの制
御出力は出力回路42からホトカプラ45aを経
由してインバータ46へ与えられ、ここで交流電
源の周波数と電圧を制御し圧縮機28に出力して
回転数を任意に調節する。従つて圧縮機28の回
転数に応じてヒートポンプ18の能力は変化し、
室内側の熱交換器4の出口空気温度が調節され
る。次に膨張弁30が制御され(ステツプ90)、
かつデフロスト制御(ステツプ91)が行なわ
れ、再びステツプ55へ戻り、以後上述のループ
が繰返される。なお、ステツプ90,91とシス
テムの安全回路については発明の内容と深く関係
しないので、その詳細は省略する。
ば、ステツプ75へ移行して送風機5のON/
OFF状態を判定し、もしOFF状態ならば送風機
5をONして次のステツプ77へ進む。ステツプ
77ではメモリー38中に記憶されている主ダク
ト6内の設定圧力P0と先のステツプ72で検出
して圧力Pとが比較され、P0>Pの関係ならば
P0とPの差に応じて送風機5の回転数がアツプ
される(ステツプ78)。またP0<Pの関係なら
ばP0とPの差に応じて送風機5の回転数がダウ
ンされる。PがP0の不感帯内ならば回転数の変
更をしないで次の送風機制御動作(ステツプ8
0)へ移る。これによりCPU37からの制御出
力は出力回路42からホトカプラ45bを経由し
てインバータ47へ与えられ、ここで交流波形を
インバータにより制御して送風機5に出力し、そ
の回転数を任意に調節する。その後は第6図のス
テツプ81に示す圧縮機制御ルーチンに移る。第
9図は圧縮制御の処理ルーチンを示すもので、ス
テツプ82〜88で能力決定動作が行なわれる。
まずステツプ82でダンパ9がすべて全閉かどう
かを判定され、全閉ならばステツプ83に進み圧
縮機28をOFFしてステツプ89へ進む。また
ステツプ82での判定が全閉でないとされた場合
は、ステツプ84へ移行して圧縮機28のON/
OFF状態を判定し、もしOFF状態ならば圧縮機
28をONして次のステツプ86へ進む。ステツ
プ86ではメモリー38中に記憶されている主ダ
クト6内の設定空気温度T3と先のステツプ72
で検出した温度T2とが比較され、T3>T2の関係
ならば、ステツプ87へ進みT3とT2の差に応じ
て圧縮機28の回転数がアツプされ、T3<T2の
関係ならば、ステツプ88へ移行して回転数がダ
ウンされる。またT2がT3の不感帯内ならば回転
数の変更をしないで次の能力制御動作(ステツプ
89)へ移る。これにより、CPU37からの制
御出力は出力回路42からホトカプラ45aを経
由してインバータ46へ与えられ、ここで交流電
源の周波数と電圧を制御し圧縮機28に出力して
回転数を任意に調節する。従つて圧縮機28の回
転数に応じてヒートポンプ18の能力は変化し、
室内側の熱交換器4の出口空気温度が調節され
る。次に膨張弁30が制御され(ステツプ90)、
かつデフロスト制御(ステツプ91)が行なわ
れ、再びステツプ55へ戻り、以後上述のループ
が繰返される。なお、ステツプ90,91とシス
テムの安全回路については発明の内容と深く関係
しないので、その詳細は省略する。
以上の制御の結果を第10図について説明す
る。例えば複数の部屋を同時に空調(暖房)する
場合、運転開始直後は室温が設定値より低いので
ダンパ9は全開の状態で運転され、送風機5、圧
縮機28の回転数も高く制御される。室温が高ま
り設定値に達すると、ダンパ9は全開・全閉の動
作を繰返し、室温を設定値T0±tの範囲内に保
つ。この時、送風量は複数のダンパ9のトータル
の開度に応じて制御され、送風温度も略一定に保
たれる。たまたまダンパ9の開度がすべて閉にな
つた場合、設定室温T0に対して現在の室温が一
番低い部屋(第10図ではルーム2)のダンパを
一時的に強制開にする。この結果、送風機5、圧
縮機28は停止しないですむ。次の制御時間の
時、ルーム2の室温は設定室温をオーバーしてい
るためダンパ閉となるが、他の部屋のダンパ9が
今度は開になつたので、圧縮機28の運転は継続
する。図示していないが、他の部屋の室温降下が
小さくダンパオール閉の状態が数回続くことがあ
れば、この時は室温の上昇を防ぐためにダンパを
オール閉にし送風機5と圧縮機28を停止させ
る。
る。例えば複数の部屋を同時に空調(暖房)する
場合、運転開始直後は室温が設定値より低いので
ダンパ9は全開の状態で運転され、送風機5、圧
縮機28の回転数も高く制御される。室温が高ま
り設定値に達すると、ダンパ9は全開・全閉の動
作を繰返し、室温を設定値T0±tの範囲内に保
つ。この時、送風量は複数のダンパ9のトータル
の開度に応じて制御され、送風温度も略一定に保
たれる。たまたまダンパ9の開度がすべて閉にな
つた場合、設定室温T0に対して現在の室温が一
番低い部屋(第10図ではルーム2)のダンパを
一時的に強制開にする。この結果、送風機5、圧
縮機28は停止しないですむ。次の制御時間の
時、ルーム2の室温は設定室温をオーバーしてい
るためダンパ閉となるが、他の部屋のダンパ9が
今度は開になつたので、圧縮機28の運転は継続
する。図示していないが、他の部屋の室温降下が
小さくダンパオール閉の状態が数回続くことがあ
れば、この時は室温の上昇を防ぐためにダンパを
オール閉にし送風機5と圧縮機28を停止させ
る。
なお、上記実施例ではダンパ9の開度を全開か
全閉に制御し室温を制御しているが、この方式に
よればダンパ9の開時は最大風量(風速)で温風
を部屋1へ供給し、ダンパ9閉時は風量ゼロとな
るため、部屋1の上下温度分布が暖房時特に小さ
くなり快適な居住空間を実現することができる。
また、上記方式以外にも、従来のVAVユニツト
で用いられている絞り方式をこの発明に適用する
ことは可能である。この場合はダンパ9のトータ
ル最少開度を設定し(例えばVAVユニツトが3
台の場合、トータル開度が50%を最少値と設定す
る)、この開度以下の時、ダンパ制御量決定動作
を行なう。
全閉に制御し室温を制御しているが、この方式に
よればダンパ9の開時は最大風量(風速)で温風
を部屋1へ供給し、ダンパ9閉時は風量ゼロとな
るため、部屋1の上下温度分布が暖房時特に小さ
くなり快適な居住空間を実現することができる。
また、上記方式以外にも、従来のVAVユニツト
で用いられている絞り方式をこの発明に適用する
ことは可能である。この場合はダンパ9のトータ
ル最少開度を設定し(例えばVAVユニツトが3
台の場合、トータル開度が50%を最少値と設定す
る)、この開度以下の時、ダンパ制御量決定動作
を行なう。
また、上記実施例ではダンパ9を一時強制的に
開にする場合全開としているが、送風機5、圧縮
機28が運転可能の範囲内で開度を調整すること
は可能であり、この事により室温の過度な上昇を
防ぐことができる。
開にする場合全開としているが、送風機5、圧縮
機28が運転可能の範囲内で開度を調整すること
は可能であり、この事により室温の過度な上昇を
防ぐことができる。
上記実施例ではダンパオール閉の状態がある回
数連続したことをフラグFからカウントし、圧縮
機28の停止タイミングを決定しているが、回数
ではなくいずれかの部屋の室温T1が設定室温T0
の限界値(暖房時においてこの値はT0+tより
少し高い値に設定する)を越えた場合、圧縮機2
8を停止するよう制御してもよい。
数連続したことをフラグFからカウントし、圧縮
機28の停止タイミングを決定しているが、回数
ではなくいずれかの部屋の室温T1が設定室温T0
の限界値(暖房時においてこの値はT0+tより
少し高い値に設定する)を越えた場合、圧縮機2
8を停止するよう制御してもよい。
さらに上記実施例では送風機制御手段25にイ
ンバータを用いた回転数制御を行なつていたが、
サイリスター等による位置制御による制御であつ
ても良い。
ンバータを用いた回転数制御を行なつていたが、
サイリスター等による位置制御による制御であつ
ても良い。
また上記実施例では圧縮機28を1台使つてイ
ンバータによりその能力を可変させるようにして
いるが、能力制御範囲を拡大するために複数台の
圧縮機を用い、かつインバータを併用して能力制
御を行なうと、より一層熱負荷に見合つた能力制
御ができ圧縮機28のON/OFF回数を減らすこ
とができる。
ンバータによりその能力を可変させるようにして
いるが、能力制御範囲を拡大するために複数台の
圧縮機を用い、かつインバータを併用して能力制
御を行なうと、より一層熱負荷に見合つた能力制
御ができ圧縮機28のON/OFF回数を減らすこ
とができる。
上記実施例は熱源機をヒートポンプとしたもの
であるが、室内機に例えばガスフアーネス等の補
助暖房機を組込んだ空気調和機にも本制御方法を
適用することが可能である。
であるが、室内機に例えばガスフアーネス等の補
助暖房機を組込んだ空気調和機にも本制御方法を
適用することが可能である。
また、上記実施例ではダクト内の圧力と空気温
度を同時に検出し、運転状態測定手段により装置
の運転状態を測定し、次にで送風機、圧縮機の制
御を行なうよう構成しているが、まず圧力のみを
検出し送風機の制御を行ない、次いで空気温度を
検出し圧縮機の制御を行なうようにしてもよい。
度を同時に検出し、運転状態測定手段により装置
の運転状態を測定し、次にで送風機、圧縮機の制
御を行なうよう構成しているが、まず圧力のみを
検出し送風機の制御を行ない、次いで空気温度を
検出し圧縮機の制御を行なうようにしてもよい。
以上のようにこの発明によれば、ヒートポン
プ、このヒートポンプ加熱または冷却された空気
を各部屋へ分配するダクト及び送風機、前記ダク
トの枝ダクトに各部屋ごとに配置された風量調節
用のダンパ、各部屋ごとに設置された温度調節手
段の検出信号に基づいて熱負荷を測定する熱負荷
測定手段、この熱負荷測定手段の出力に基づき前
記ダンパの開度を判定するダンパ制御量判定手
段、このダンパ制御量判定手段によつて判定され
た各ダンパの合計制御量に基づき前記ヒートポン
プの運転停止を遅らせるようダンパ開度を再決定
するダンパ制御量決定手段、このダンパ制御量決
定手段の出力に基づき前記ダンパの開度を制御す
るダンパ制御手段、ダンパ制御後のダクト内の圧
力を検出する圧力検出器及びダクト内の空気温度
を検出する温度検出器の検出信号に基づいて装置
の運転状態を測定する運転状態測定手段、この運
転状態測定手段の出力に基づき前記送風機の回転
数を決定する送風機回転数決定手段、この送風機
回転数決定手段の出力に基づき前記送風機の回転
数を制御する送風機制御手段、前記運転状態測定
手段の出力に基づき前記ヒートポンプの能力を決
定する能力決定手段、この能力決定手段の出力に
基づきヒートポンプの能力を制御する能力制御手
段を備え、前記ダンパ制御量決定手段は、前記ダ
ンパ制御量判定手段によつて判定された各ダンパ
の合計の開度が0%もしくは最小設定値以下にな
つたとき、非空調室を除き設定室温に対して現在
の室温が暖房時は一番低く冷房時は一番高い部屋
のダンパを一時強制的に前記ヒートポンプが運転
可能な範囲内で開くよう再決定する構成にしたの
で、ヒートポンプの頻繁なオン・オフがなくなり
信頼性が向上すると共に、室温の過度な上昇を防
ぐことができる効果がある。
プ、このヒートポンプ加熱または冷却された空気
を各部屋へ分配するダクト及び送風機、前記ダク
トの枝ダクトに各部屋ごとに配置された風量調節
用のダンパ、各部屋ごとに設置された温度調節手
段の検出信号に基づいて熱負荷を測定する熱負荷
測定手段、この熱負荷測定手段の出力に基づき前
記ダンパの開度を判定するダンパ制御量判定手
段、このダンパ制御量判定手段によつて判定され
た各ダンパの合計制御量に基づき前記ヒートポン
プの運転停止を遅らせるようダンパ開度を再決定
するダンパ制御量決定手段、このダンパ制御量決
定手段の出力に基づき前記ダンパの開度を制御す
るダンパ制御手段、ダンパ制御後のダクト内の圧
力を検出する圧力検出器及びダクト内の空気温度
を検出する温度検出器の検出信号に基づいて装置
の運転状態を測定する運転状態測定手段、この運
転状態測定手段の出力に基づき前記送風機の回転
数を決定する送風機回転数決定手段、この送風機
回転数決定手段の出力に基づき前記送風機の回転
数を制御する送風機制御手段、前記運転状態測定
手段の出力に基づき前記ヒートポンプの能力を決
定する能力決定手段、この能力決定手段の出力に
基づきヒートポンプの能力を制御する能力制御手
段を備え、前記ダンパ制御量決定手段は、前記ダ
ンパ制御量判定手段によつて判定された各ダンパ
の合計の開度が0%もしくは最小設定値以下にな
つたとき、非空調室を除き設定室温に対して現在
の室温が暖房時は一番低く冷房時は一番高い部屋
のダンパを一時強制的に前記ヒートポンプが運転
可能な範囲内で開くよう再決定する構成にしたの
で、ヒートポンプの頻繁なオン・オフがなくなり
信頼性が向上すると共に、室温の過度な上昇を防
ぐことができる効果がある。
第1図はこの発明による空気調和機の原理構成
を示す機能ブロツク図、第2図はこの発明の実施
例および従来例の空気調和機を用いたシステムの
構成図、第3図はこの発明の実施例によるヒート
ポンプの構成図、第4図も同じくVAVユニツト
の構成図、第5図はこの発明の原理機能ブロツク
図に対応する具体例を示す制御回路図、第6図か
ら第9図は第5図に示したものの動作を説明する
ためのフローチヤート、第10図はこの発明の実
施例における動作結果を説明するための図であ
る。 5…送風機、9…ダンパ、14…ルームサーモ
スタツト、15…温度センサ、16…圧力セン
サ、17…制御装置、18…ヒートポンプ、19
…熱負荷測定手段、20…ダンパ制御量判定手
段、21…ダンパ制御量決定手段、22…ダンパ
制御手段、23…運転状態測定手段、24…送風
機回転数決定手段、25…送風機制御手段、26
…能力決定手段、27…能力制御手段、36…マ
イクロコンピユータ。なお、図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。
を示す機能ブロツク図、第2図はこの発明の実施
例および従来例の空気調和機を用いたシステムの
構成図、第3図はこの発明の実施例によるヒート
ポンプの構成図、第4図も同じくVAVユニツト
の構成図、第5図はこの発明の原理機能ブロツク
図に対応する具体例を示す制御回路図、第6図か
ら第9図は第5図に示したものの動作を説明する
ためのフローチヤート、第10図はこの発明の実
施例における動作結果を説明するための図であ
る。 5…送風機、9…ダンパ、14…ルームサーモ
スタツト、15…温度センサ、16…圧力セン
サ、17…制御装置、18…ヒートポンプ、19
…熱負荷測定手段、20…ダンパ制御量判定手
段、21…ダンパ制御量決定手段、22…ダンパ
制御手段、23…運転状態測定手段、24…送風
機回転数決定手段、25…送風機制御手段、26
…能力決定手段、27…能力制御手段、36…マ
イクロコンピユータ。なお、図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヒートポンプ、このヒートポンプで加熱また
は冷却された空気を各部屋へ分配するダクト及び
送風機、前記ダクトの枝ダクトに各部屋ごとに配
置された風量調節用のダンパ、各部屋ごとに設置
された温度調節手段の検出信号に基づいて熱負荷
を測定する熱負荷測定手段、この熱負荷測定手段
の出力に基づき前記ダンパの開度を判定するダン
パ制御量判定手段、このダンパ制御量判定手段に
よつて判定された各ダンパの合計制御量に基づき
前記ヒートポンプの運転停止を遅らせるようダン
パ開度を再決定するダンパ制御量決定手段、この
ダンパ制御量決定手段の出力に基づき前記ダンパ
の開度を制御するダンパ制御手段、ダンパ制御後
のダクト内の圧力を検出する圧力検出器及びダク
ト内の空気温度を検出する温度検出器の検出信号
に基づいて装置の運転状態を測定する運転状態測
定手段、この運転状態測定手段の出力に基づき前
記送風機の回転数を決定する送風機回転数決定手
段、この送風機回転数決定手段の出力に基づき前
記送風機の回転数を制御する送風機制御手段、前
記運転状態測定手段の出力に基づき前記ヒートポ
ンプの能力を決定する能力決定手段、この能力決
定手段の出力に基づきヒートポンプの能力を制御
する能力制御手段を備え、前記ダンパ制御量決定
手段は、前記ダンパ制御量判定手段によつて判定
された各ダンパの合計の開度が0%もしくは最小
設定値以下になつたとき、非空調室を除き設定室
温に対して現在の室温が暖房時は一番低く冷房時
は一番高い部屋のダンパを一時強制的に前記ヒー
トポンプが運転可能な範囲内で開くよう再決定す
ることを特徴とする空気調和機。 2 ダンパの開度はダンパ制御量判定手段、ダン
パ制御量決定手段およびダンパ制御手段によつて
開度0%か100%いづれかに判定、決定または制
御されるようにした特許請求の範囲第1項記載の
空気調和機。 3 ダンパの開度はダンパ制御量判定手段、ダン
パ制御量決定手段およびダンパ制御手段によつて
任意の開度になるよう判定、決定または制御され
るようにした特許請求の範囲第1項記載の空気調
和機。 4 ダンパ制御量決定手段は、ダンパオール閉の
状態がある回数連続したときダンパをオール閉と
決定するようにした特許請求の範囲第1項記載の
空気調和機。 5 ダンパ制御量決定手段は、ダンパオール閉の
状態の時、いずれかの部屋の現在の室温が設定室
温をある幅以上に越えた場合ダンパをオール閉と
決定するようにした特許請求の範囲第1項記載の
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60035831A JPS61195233A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60035831A JPS61195233A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61195233A JPS61195233A (ja) | 1986-08-29 |
| JPH0522824B2 true JPH0522824B2 (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=12452903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60035831A Granted JPS61195233A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61195233A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06103115B2 (ja) * | 1987-06-17 | 1994-12-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JPH0297840A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-10 | Matsushita Refrig Co Ltd | 可変風量システムの空気調和機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4826056U (ja) * | 1971-07-29 | 1973-03-28 | ||
| JPS57179525A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-05 | Toshiba Corp | Controlling method of air conditioning system |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP60035831A patent/JPS61195233A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61195233A (ja) | 1986-08-29 |
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