JPH05228330A - 乾式排ガス処理方法 - Google Patents
乾式排ガス処理方法Info
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- JPH05228330A JPH05228330A JP21364791A JP21364791A JPH05228330A JP H05228330 A JPH05228330 A JP H05228330A JP 21364791 A JP21364791 A JP 21364791A JP 21364791 A JP21364791 A JP 21364791A JP H05228330 A JPH05228330 A JP H05228330A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵装置と脱硫装置を一つの装置とし、バッ
クコロナ現象を除去し、添加剤にアンモニアを使用せ
ず、酸化カルシウム又は酸化マグネシウムを用いその投
入量を大幅に少なくした、除去効率の良い排ガス処理法
を提供する。 【構成】 パルス荷電を印加した集塵装置の上流側に添
加剤として、酸化カルシウム(又は酸化マグネシウム)
を投入する。排ガス中に含まれている二酸化硫黄はパル
ス状のコロナ放電により酸化され亜流酸ガスとなり、こ
のガスは酸化カルシウム(又は酸化マグネシウム)の微
粉に吸着され、パルス荷電の集塵装置で、集塵と同時に
除去される。
クコロナ現象を除去し、添加剤にアンモニアを使用せ
ず、酸化カルシウム又は酸化マグネシウムを用いその投
入量を大幅に少なくした、除去効率の良い排ガス処理法
を提供する。 【構成】 パルス荷電を印加した集塵装置の上流側に添
加剤として、酸化カルシウム(又は酸化マグネシウム)
を投入する。排ガス中に含まれている二酸化硫黄はパル
ス状のコロナ放電により酸化され亜流酸ガスとなり、こ
のガスは酸化カルシウム(又は酸化マグネシウム)の微
粉に吸着され、パルス荷電の集塵装置で、集塵と同時に
除去される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガス中の有害成分、
特に、二酸化硫黄SO2 、塩化水素HCl等を、乾式に
て除去する排ガス乾式処理方法に関する。
特に、二酸化硫黄SO2 、塩化水素HCl等を、乾式に
て除去する排ガス乾式処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所等に用いられる大型の排ガス
処理設備は、脱硝装置、脱塵装置、脱硫装置等から構成
されており、各々の装置は別々に配置されていた。図5
に、従来の大型の排ガス処理設備の構成の一例を示す。
図5において、石炭ボイラから排出された排ガスは、ア
ンモニアが導入されて、排ガス中の窒素酸化物NOX が
脱硝装置で除去される。この脱硝装置では、例えば、酸
化チタンに酸化バナジウムなどを担持させた脱硝触媒に
排ガスが接触させられ、窒素酸化物NOX が選択的に窒
素N2 に変換され除去されている。窒素酸化物が除去さ
れた排ガスは次にエアヒータにより熱交換され、連続荷
電を印加された集塵装置で脱塵される。ついで二酸化硫
黄SO2 が脱硫装置で除去される。脱硫装置には酸化カ
ルシウム(CaO)のスラリーを噴霧する湿式法が大型
装置では主流となっている。
処理設備は、脱硝装置、脱塵装置、脱硫装置等から構成
されており、各々の装置は別々に配置されていた。図5
に、従来の大型の排ガス処理設備の構成の一例を示す。
図5において、石炭ボイラから排出された排ガスは、ア
ンモニアが導入されて、排ガス中の窒素酸化物NOX が
脱硝装置で除去される。この脱硝装置では、例えば、酸
化チタンに酸化バナジウムなどを担持させた脱硝触媒に
排ガスが接触させられ、窒素酸化物NOX が選択的に窒
素N2 に変換され除去されている。窒素酸化物が除去さ
れた排ガスは次にエアヒータにより熱交換され、連続荷
電を印加された集塵装置で脱塵される。ついで二酸化硫
黄SO2 が脱硫装置で除去される。脱硫装置には酸化カ
ルシウム(CaO)のスラリーを噴霧する湿式法が大型
装置では主流となっている。
【0003】ゴミ焼却設備などの中小型排ガス処理設備
として種々の方式が用いられているが、最近、酸化カル
シウム粉末を排ガスに投入し、二酸化硫黄SO2 又は塩
化水素HClと反応させ、バグフィルタで捕集する方式
が採用され始めている。図6に、従来のゴミ焼却設備の
排ガス処理設備の一例を示す。焼却炉から排出された排
ガスは廃熱ボイラに導入され、この廃熱ボイラから排出
された排ガスに酸化カルシウム粉末が添加され、次のバ
グフィルタで脱塵、脱塩素、脱硫を行なうものである。
として種々の方式が用いられているが、最近、酸化カル
シウム粉末を排ガスに投入し、二酸化硫黄SO2 又は塩
化水素HClと反応させ、バグフィルタで捕集する方式
が採用され始めている。図6に、従来のゴミ焼却設備の
排ガス処理設備の一例を示す。焼却炉から排出された排
ガスは廃熱ボイラに導入され、この廃熱ボイラから排出
された排ガスに酸化カルシウム粉末が添加され、次のバ
グフィルタで脱塵、脱塩素、脱硫を行なうものである。
【0004】以上のような酸化カルシウムを多く含むよ
うな高電気抵抗ダストには従来バグフィルターが採用さ
れていた。しかし近年パルス荷電を採用した電気集塵装
置が実用化され性能の点で優れていることが確認されて
いる。この集塵装置は、連続荷電を採用した電気集塵装
置に発生しがちなバックコロナ現象が抑制されること、
捕集ダストの再飛散が少ないこと、及びダスト粒子が効
率良く帯電することで、電気集塵装置の用途を広げてい
る。
うな高電気抵抗ダストには従来バグフィルターが採用さ
れていた。しかし近年パルス荷電を採用した電気集塵装
置が実用化され性能の点で優れていることが確認されて
いる。この集塵装置は、連続荷電を採用した電気集塵装
置に発生しがちなバックコロナ現象が抑制されること、
捕集ダストの再飛散が少ないこと、及びダスト粒子が効
率良く帯電することで、電気集塵装置の用途を広げてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】乾式法による二酸化硫
黄SO2 および塩化水素HCLの除去には、酸化カルシ
ウムCaO粉末を排ガスに投入する方法が知られている
が、二酸化硫黄SO2 および塩化水素HCLと酸化カル
シウムCaOの反応が効率的ではなく、投入した酸化カ
ルシウムCaOの量は、捕集されるべきガスの量の等量
に対して3〜6倍も多めに投入する必要があるという欠
点があった。
黄SO2 および塩化水素HCLの除去には、酸化カルシ
ウムCaO粉末を排ガスに投入する方法が知られている
が、二酸化硫黄SO2 および塩化水素HCLと酸化カル
シウムCaOの反応が効率的ではなく、投入した酸化カ
ルシウムCaOの量は、捕集されるべきガスの量の等量
に対して3〜6倍も多めに投入する必要があるという欠
点があった。
【0006】酸化カルシウムCaOを多く含むダストは
従来の連続荷電の電気集塵装置では電気抵抗値が高く、
バックコロナ現象が起こり捕集が困難であった。また、
アンモニアNH3 ガスを電気集塵装置前に噴霧し脱硫を
行なう方式が知られているが、その方式では回収される
ダスト中に多量のアンモニアNH3 が含まれるため、次
のような問題を生じていた。即ち、ダストの温度が冷え
た場合、塩安NH4 Cl、硫安NH4 SO4 等のアンモ
ニウム塩が生成し、ホッパーにおいてその内壁に付着或
いはブリッヂをおこし、排出が不安定になるほどの問題
が生じていた。また、ダスト輸送装置においても同様な
問題が生じていた。さらに、捕集されたダストの大部分
は埋め立て処分されているが、このようなアンモニア塩
を含んだダストの場合、埋め立て時にアンモニアが分離
し、周囲がアンモニア臭くなったり、また水にアンモニ
アが溶け出し、分解して、水中の全窒素分が増加し、水
質汚濁の原因の一つとなっていた。
従来の連続荷電の電気集塵装置では電気抵抗値が高く、
バックコロナ現象が起こり捕集が困難であった。また、
アンモニアNH3 ガスを電気集塵装置前に噴霧し脱硫を
行なう方式が知られているが、その方式では回収される
ダスト中に多量のアンモニアNH3 が含まれるため、次
のような問題を生じていた。即ち、ダストの温度が冷え
た場合、塩安NH4 Cl、硫安NH4 SO4 等のアンモ
ニウム塩が生成し、ホッパーにおいてその内壁に付着或
いはブリッヂをおこし、排出が不安定になるほどの問題
が生じていた。また、ダスト輸送装置においても同様な
問題が生じていた。さらに、捕集されたダストの大部分
は埋め立て処分されているが、このようなアンモニア塩
を含んだダストの場合、埋め立て時にアンモニアが分離
し、周囲がアンモニア臭くなったり、また水にアンモニ
アが溶け出し、分解して、水中の全窒素分が増加し、水
質汚濁の原因の一つとなっていた。
【0007】また、前記中小型の排ガス処理設備におけ
るようにバグフィルタで捕集する方式では、その圧力損
失が150〜200mmAgと大きくなるという問題が
生じていた。また、従来の排ガス処理設備は、前記のと
おり脱塵装置、脱硫装置は各々別に設けており、排ガス
処理設備全体としては大きな敷地面積を必要としてい
た。
るようにバグフィルタで捕集する方式では、その圧力損
失が150〜200mmAgと大きくなるという問題が
生じていた。また、従来の排ガス処理設備は、前記のと
おり脱塵装置、脱硫装置は各々別に設けており、排ガス
処理設備全体としては大きな敷地面積を必要としてい
た。
【0008】そこで、本発明は、乾式にて排ガス中の有
害物質を除去し、有害成分の除去のために投入する酸化
カルシウムなどの添加剤の量を従来使用していた量より
も大幅に少なくでき、圧力損失が小さく、除去効率の良
い排ガス処理方法を提供することを目的とする。
害物質を除去し、有害成分の除去のために投入する酸化
カルシウムなどの添加剤の量を従来使用していた量より
も大幅に少なくでき、圧力損失が小さく、除去効率の良
い排ガス処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、排ガス中に粉末の酸化カルシウムCa
O、酸化マグネシウムMgO等の添加剤をパルス荷電を
印加した集塵装置の上流側に投入し、該集塵装置内でパ
ルス状のコロナ放電域を通過させることにより、ガス中
の二酸化硫黄SO2 や塩化水素HCl等の有害物質を除
去すると同時に脱塵することを特徴とする乾式排ガス処
理方法とするものである。
めに本発明は、排ガス中に粉末の酸化カルシウムCa
O、酸化マグネシウムMgO等の添加剤をパルス荷電を
印加した集塵装置の上流側に投入し、該集塵装置内でパ
ルス状のコロナ放電域を通過させることにより、ガス中
の二酸化硫黄SO2 や塩化水素HCl等の有害物質を除
去すると同時に脱塵することを特徴とする乾式排ガス処
理方法とするものである。
【0010】前記添加剤の投入場所は、パルス荷電装置
を設けた電気集塵装置の上流で行なう。なお、流動床ボ
イラから排出される排ガスにおいては、流動媒体に石灰
を使用しており、この流動媒体が添加剤を兼ねることが
できる。したがって、この場合には、ダスト中に十分な
濃度の酸化カルシウムCaOが存在しており、脱硫のた
めに新たに酸化カルシウムCaOを投入する必要はな
い。
を設けた電気集塵装置の上流で行なう。なお、流動床ボ
イラから排出される排ガスにおいては、流動媒体に石灰
を使用しており、この流動媒体が添加剤を兼ねることが
できる。したがって、この場合には、ダスト中に十分な
濃度の酸化カルシウムCaOが存在しており、脱硫のた
めに新たに酸化カルシウムCaOを投入する必要はな
い。
【0011】
【作用】例えば、排ガス中の二酸化硫黄SO2 ガスはパ
ルス状のコロナ放電を受けることにより、酸化されやす
い状態となり、亜硫酸SO3 ガスに酸化される。この亜
硫酸SO3 ガスは直ちに浮遊ダストの表面や投入した酸
化カルシウムCaO(又は酸化マグネシウムMgO)の
微粉に吸着される。この吸着方法は、酸化カルシウムC
aOと二酸化硫黄SO2 ガスを単に固気反応させた場合
に比べ、少ない量の酸化カルシウムCaOにて高い脱硫
効率が得られる。
ルス状のコロナ放電を受けることにより、酸化されやす
い状態となり、亜硫酸SO3 ガスに酸化される。この亜
硫酸SO3 ガスは直ちに浮遊ダストの表面や投入した酸
化カルシウムCaO(又は酸化マグネシウムMgO)の
微粉に吸着される。この吸着方法は、酸化カルシウムC
aOと二酸化硫黄SO2 ガスを単に固気反応させた場合
に比べ、少ない量の酸化カルシウムCaOにて高い脱硫
効率が得られる。
【0012】この硫黄分が吸着され、浮遊しているダス
トは、前記したパルス荷電を用いた電気集塵装置により
集塵され除去される。このパルス荷電装置を使った脱硫
装置を用いたトータルの排ガス処理設備としては種々考
えられるが、その中の幾つかを図1〜図4に示し、次の
実施例で説明する。
トは、前記したパルス荷電を用いた電気集塵装置により
集塵され除去される。このパルス荷電装置を使った脱硫
装置を用いたトータルの排ガス処理設備としては種々考
えられるが、その中の幾つかを図1〜図4に示し、次の
実施例で説明する。
【0013】
【実施例1】図1は本発明の実施例にかかる排ガス処理
設備のトータルな装置構成を示し、火力発電所等の大型
の排ガス処理設備を示す。この装置構成は、ボイラ、エ
アヒータ、パルス荷電が印加された電気集塵装置、パル
ス荷電が印加された脱硝装置からなる。この排ガス処理
設備において、ボイラから排出された排ガスは、エアヒ
ータにより温度を低下させられる。この温度を調整され
た排ガスに酸化カルシウムCaO粉末が添加させられ
て、電気集塵装置に導入される。この電気集塵装置で
は、パルス荷電が印加されているので、排ガス中に存在
する二酸化硫黄SO 2 は酸化されて亜硫酸SO3 ガスに
なる。この亜硫酸SO3 ガスは浮遊している酸化カルシ
ウムCaO表面に吸着され、浮遊ダストとともにこのパ
ルス荷電の印加された電気集塵装置により集塵される。
すなわち、脱塵と同時に脱硫が行なわれる。つぎに、脱
塵、脱硫された排ガスにアンモニアが導入されて脱硝さ
れる。
設備のトータルな装置構成を示し、火力発電所等の大型
の排ガス処理設備を示す。この装置構成は、ボイラ、エ
アヒータ、パルス荷電が印加された電気集塵装置、パル
ス荷電が印加された脱硝装置からなる。この排ガス処理
設備において、ボイラから排出された排ガスは、エアヒ
ータにより温度を低下させられる。この温度を調整され
た排ガスに酸化カルシウムCaO粉末が添加させられ
て、電気集塵装置に導入される。この電気集塵装置で
は、パルス荷電が印加されているので、排ガス中に存在
する二酸化硫黄SO 2 は酸化されて亜硫酸SO3 ガスに
なる。この亜硫酸SO3 ガスは浮遊している酸化カルシ
ウムCaO表面に吸着され、浮遊ダストとともにこのパ
ルス荷電の印加された電気集塵装置により集塵される。
すなわち、脱塵と同時に脱硫が行なわれる。つぎに、脱
塵、脱硫された排ガスにアンモニアが導入されて脱硝さ
れる。
【0014】
【実施例2】図2は本発明の別の実施例にかかる排ガス
処理設備のトータルな装置構成を示し、火力発電所等の
大型の排ガス処理設備を示す。実施例1との装置構成の
差異は、実施例1の排ガス処理設備において、パルス荷
電方式の脱硝装置に代えて、活性炭式脱硝装置を採用し
たものである。この排ガス処理設備において、実施例1
と同様に、エアヒータによる熱交換及び酸化カルシウム
CaO粉末の存在下でのパルス荷電による脱塵、脱硫が
行なわれる。ついで、活性炭式脱硝装置で脱硝が行なわ
れる。
処理設備のトータルな装置構成を示し、火力発電所等の
大型の排ガス処理設備を示す。実施例1との装置構成の
差異は、実施例1の排ガス処理設備において、パルス荷
電方式の脱硝装置に代えて、活性炭式脱硝装置を採用し
たものである。この排ガス処理設備において、実施例1
と同様に、エアヒータによる熱交換及び酸化カルシウム
CaO粉末の存在下でのパルス荷電による脱塵、脱硫が
行なわれる。ついで、活性炭式脱硝装置で脱硝が行なわ
れる。
【0015】
【実施例3】図3は本発明の別の実施例にかかる排ガス
処理設備のトータルな装置構成を示し、火力発電所等の
大型の排ガス処理設備を示す。実施例1との装置構成の
差異はその各装置の構成順序が異なり、ボイラ、脱硝装
置、エアヒータ、パルス荷電による電気集塵装置の順と
なっている。
処理設備のトータルな装置構成を示し、火力発電所等の
大型の排ガス処理設備を示す。実施例1との装置構成の
差異はその各装置の構成順序が異なり、ボイラ、脱硝装
置、エアヒータ、パルス荷電による電気集塵装置の順と
なっている。
【0016】この排ガス処理設備において、ボイラから
排出された排ガスは、アンモニアが導入され、脱硝装置
により脱硝される。ついで、エアヒータにより熱交換さ
れて排ガスの温度が低下させられ、この排ガスに酸化カ
ルシウムが導入される。次に、パルス荷電が印加された
電気集塵装置により脱硫と同時に脱塵が行なわれる。
排出された排ガスは、アンモニアが導入され、脱硝装置
により脱硝される。ついで、エアヒータにより熱交換さ
れて排ガスの温度が低下させられ、この排ガスに酸化カ
ルシウムが導入される。次に、パルス荷電が印加された
電気集塵装置により脱硫と同時に脱塵が行なわれる。
【0017】
【実施例4】図4は、ゴミ焼却炉等の中小型の排ガス処
理設備を示す。その装置構成は、焼却炉、廃熱ボイラ、
パルス荷電が印加された電気集塵装置、脱硝装置からな
る。焼却炉から排出された排ガスは廃熱ボイラで熱交換
されて、温度を低下させられる。ついで、酸化カルシウ
ム粉末が導入されてパルス荷電が印加された電気集塵装
置に導入される。ここで、脱硫、脱塩素、と同時に脱塵
が行なわれる。ここで脱塩素が行なわれるのは、ゴミ焼
却炉からの排ガス中には、二酸化硫黄SO2 とともに塩
化水素HClが含まれるためである。脱硫、脱塩素、脱
塵が行なわれた排ガスにアンモニアを導入し、脱硝装置
に導入して脱硝を行なう。
理設備を示す。その装置構成は、焼却炉、廃熱ボイラ、
パルス荷電が印加された電気集塵装置、脱硝装置からな
る。焼却炉から排出された排ガスは廃熱ボイラで熱交換
されて、温度を低下させられる。ついで、酸化カルシウ
ム粉末が導入されてパルス荷電が印加された電気集塵装
置に導入される。ここで、脱硫、脱塩素、と同時に脱塵
が行なわれる。ここで脱塩素が行なわれるのは、ゴミ焼
却炉からの排ガス中には、二酸化硫黄SO2 とともに塩
化水素HClが含まれるためである。脱硫、脱塩素、脱
塵が行なわれた排ガスにアンモニアを導入し、脱硝装置
に導入して脱硝を行なう。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、排ガス中の二酸化硫黄SO2、塩化水素HCL
はパルス状のコロナ放電を受けることにより、酸化され
やすい状態となり浮遊ダストや酸化カルシウムCaO又
は酸化マグネシウムMgOに吸着され電気集塵装置にて
効率よく除去される。したがって、従来のように単に固
気反応させる場合に比べ、少ない量の酸化カルシウムC
aO又は酸化マグネシウムMgOにて高い除去効果をあ
げることができた。
よれば、排ガス中の二酸化硫黄SO2、塩化水素HCL
はパルス状のコロナ放電を受けることにより、酸化され
やすい状態となり浮遊ダストや酸化カルシウムCaO又
は酸化マグネシウムMgOに吸着され電気集塵装置にて
効率よく除去される。したがって、従来のように単に固
気反応させる場合に比べ、少ない量の酸化カルシウムC
aO又は酸化マグネシウムMgOにて高い除去効果をあ
げることができた。
【0019】また、本発明によれば、排ガスからの有害
成分である二酸化硫黄SO2 や塩化水素HClは、集塵
装置とこれらの有害成分除去装置の複数を設ける必要が
なく、一つの集塵装置内でこれらの操作を同時に行なう
ことができる。本発明の電気集塵装置では圧力損失は2
0mmAg程度であり、従来のバグフィルタを用いた場
合の圧力損失150〜200mmAgに比べはるかに少
ない圧力損失とすることができる。
成分である二酸化硫黄SO2 や塩化水素HClは、集塵
装置とこれらの有害成分除去装置の複数を設ける必要が
なく、一つの集塵装置内でこれらの操作を同時に行なう
ことができる。本発明の電気集塵装置では圧力損失は2
0mmAg程度であり、従来のバグフィルタを用いた場
合の圧力損失150〜200mmAgに比べはるかに少
ない圧力損失とすることができる。
【図1】火力発電所等の大型の排ガス処理設備に用いら
れる排ガス処理設備のトータルな装置構成を示す。
れる排ガス処理設備のトータルな装置構成を示す。
【図2】別の実施例の、火力発電所等の大型の排ガス処
理設備に用いられる排ガス処理設備のトータルな装置構
成を示す。
理設備に用いられる排ガス処理設備のトータルな装置構
成を示す。
【図3】別の実施例の、火力発電所等の大型の排ガス処
理設備に用いられる排ガス処理設備のトータルな装置構
成を示す。
理設備に用いられる排ガス処理設備のトータルな装置構
成を示す。
【図4】ゴミ焼却炉等の中小型の排ガス処理設備を示
す。
す。
【図5】従来の大型の排ガス処理設備の構成の一例を示
す。
す。
【図6】従来の中小型の排ガス処理設備の一例を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 排ガス中に粉末の添加剤をパルス荷電を
印加した電気集塵装置の上流側に投入し、該集塵装置内
でパルス状のコロナ放電域を通過させることにより、排
ガス中の二酸化硫黄SO2 や塩化水素HCl等の有害物
質を除去すると同時に脱塵することを特徴とする乾式排
ガス処理方法。 - 【請求項2】 添加剤が酸化カルシウムCaO、又は酸
化マグネシウムMgOである請求項1記載の乾式排ガス
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21364791A JPH05228330A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 乾式排ガス処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21364791A JPH05228330A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 乾式排ガス処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228330A true JPH05228330A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=16642623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21364791A Withdrawn JPH05228330A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 乾式排ガス処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05228330A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004076032A1 (ja) | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Japan Science And Technology Agency | 乾式同時脱硫脱硝装置 |
| KR100448632B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2004-09-13 | 주식회사 포스코 | 플라즈마를 이용한 대기오염물질 처리장치 및 그 방법 |
| KR100467800B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2005-01-24 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 펄스형 저온 플라즈마를 이용한 대기오염물질 동시제거방법 |
| JP2011032952A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Ne Chemcat Corp | 船舶用排気ガス浄化装置、および排気ガス浄化方法 |
| US20120067213A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | General Electric Company | Method and apparatus for air pollution control |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP21364791A patent/JPH05228330A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448632B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2004-09-13 | 주식회사 포스코 | 플라즈마를 이용한 대기오염물질 처리장치 및 그 방법 |
| KR100467800B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2005-01-24 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 펄스형 저온 플라즈마를 이용한 대기오염물질 동시제거방법 |
| WO2004076032A1 (ja) | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Japan Science And Technology Agency | 乾式同時脱硫脱硝装置 |
| US7455819B2 (en) | 2003-02-28 | 2008-11-25 | Japan Science And Technology Agency | Apparatus for simultaneous dry desulfurization/denitrification |
| JP2011032952A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Ne Chemcat Corp | 船舶用排気ガス浄化装置、および排気ガス浄化方法 |
| US20120067213A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-22 | General Electric Company | Method and apparatus for air pollution control |
| US8398744B2 (en) * | 2010-09-21 | 2013-03-19 | General Electric Company | Method and apparatus for air pollution control |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |