JPH05229731A - ガラスロービング巻体の製造法 - Google Patents
ガラスロービング巻体の製造法Info
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- JPH05229731A JPH05229731A JP7942592A JP7942592A JPH05229731A JP H05229731 A JPH05229731 A JP H05229731A JP 7942592 A JP7942592 A JP 7942592A JP 7942592 A JP7942592 A JP 7942592A JP H05229731 A JPH05229731 A JP H05229731A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロービングチーズ(巻体)を縦置きにし
て、内側よりロービング束を引出して使用する時に発生
する崩れ、および崩れたロービング束を解舒するときに
発生する自然結びを防止する。 【構成】 縦置きにして内側よりロービング束を引出し
て使用する時に、同一トラバース内の隣り合ったロービ
ング束同志が、接触もしくは重なり合うように巻き取
り、解舒方向を限定するようにフイルム状物で包装され
たガラスロービングチーズの製造法。
て、内側よりロービング束を引出して使用する時に発生
する崩れ、および崩れたロービング束を解舒するときに
発生する自然結びを防止する。 【構成】 縦置きにして内側よりロービング束を引出し
て使用する時に、同一トラバース内の隣り合ったロービ
ング束同志が、接触もしくは重なり合うように巻き取
り、解舒方向を限定するようにフイルム状物で包装され
たガラスロービングチーズの製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形に巻き取られた
ガラスロービング巻体の製造法に関するものである。
ガラスロービング巻体の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、バスタブ,浄化槽,波板,平
板,船等の繊維強化プラスチック(FRP)製品の原料
としてガラスロービングと樹脂が使用されている。それ
らを成形する際に使用されるガラスロービングは、通常
円筒形に巻き取られた巻体(チーズと呼ぶ)で成形メー
カーに提供される。成形メーカーではチーズを縦置きし
チーズの内側からロービング束を引き出して使用する場
合が殆んとである。
板,船等の繊維強化プラスチック(FRP)製品の原料
としてガラスロービングと樹脂が使用されている。それ
らを成形する際に使用されるガラスロービングは、通常
円筒形に巻き取られた巻体(チーズと呼ぶ)で成形メー
カーに提供される。成形メーカーではチーズを縦置きし
チーズの内側からロービング束を引き出して使用する場
合が殆んとである。
【0003】この場合、ガラスロービングの巻きが崩れ
てガラスロービングの自然結びが発生したり、崩れたロ
ービングが引っ掛かりを発生させ、引き出せなくなる等
の問題がある。即ち、ロービングの自然結びが発生する
と、その部分で樹脂の含浸不良が発生し、成形品の外観
不良、あるいは強度不足となる。また、引き出し時に崩
れたロービングがからまって引っ掛かりを起こすと、成
形機が停止してしまい成形作業を中止せざるを得なくな
り、歩留りを悪化させ生産性をも悪化させる。
てガラスロービングの自然結びが発生したり、崩れたロ
ービングが引っ掛かりを発生させ、引き出せなくなる等
の問題がある。即ち、ロービングの自然結びが発生する
と、その部分で樹脂の含浸不良が発生し、成形品の外観
不良、あるいは強度不足となる。また、引き出し時に崩
れたロービングがからまって引っ掛かりを起こすと、成
形機が停止してしまい成形作業を中止せざるを得なくな
り、歩留りを悪化させ生産性をも悪化させる。
【0004】上記の問題を解決するために、従来から採
用されてきた手段は、 1)ガラスロービングを巻き取る際の張力を高くして巻
硬度を上げる。 2)巻き取ったガラスロービングのチーズを100℃前
後のオーブンの中で数時間熱処理してチーズ全体を熱セ
ットする。 3)チーズ最外層部に粘着性のある包装材、あるいはテ
ープを設ける。 等であった。しかしながら、1)の方法ではガラス繊維
そのものを損傷させ、作業時に毛羽立ちが多くなった
り、巻き取ったチーズ中に毛羽が混入するという問題点
がある。2)の方法では、ガラス繊維の表面に付着せし
めている処理剤(バインダー)の性質に依存しており、
熱セットの効かない処理剤を使ったガラス繊維には不十
分である。さらに、3)の方法では特殊な材料を使うた
めコスト高になるという問題点がある。
用されてきた手段は、 1)ガラスロービングを巻き取る際の張力を高くして巻
硬度を上げる。 2)巻き取ったガラスロービングのチーズを100℃前
後のオーブンの中で数時間熱処理してチーズ全体を熱セ
ットする。 3)チーズ最外層部に粘着性のある包装材、あるいはテ
ープを設ける。 等であった。しかしながら、1)の方法ではガラス繊維
そのものを損傷させ、作業時に毛羽立ちが多くなった
り、巻き取ったチーズ中に毛羽が混入するという問題点
がある。2)の方法では、ガラス繊維の表面に付着せし
めている処理剤(バインダー)の性質に依存しており、
熱セットの効かない処理剤を使ったガラス繊維には不十
分である。さらに、3)の方法では特殊な材料を使うた
めコスト高になるという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ガラスロービングチーズを縦置きにし、ロービン
グ束を内側から上方へ引き出す時に発生しやすい最内層
と最外層の崩れ、崩れたロービング束が解舒時に発生す
る自然結びである。崩れの発生は、ガラスロービングチ
ーズの最内層と最外層は自立性がないために、最内層の
一層はロービング束に熱セットを施してもロービング束
はチーズの内側より引き出すときに、外側のロービング
束との接着力が弱く、ちょっとしたキッカケで崩れやす
い。また、最外層は同様にチーズの内側より引き出して
使用するときに、巻厚さが薄くなり自立出来ずに崩れて
しまう。さらに最外層の一層はロービング束を引張るわ
ずかな外力が加わるだけで熱収縮フィルムより剥がれ、
自重で内側へ崩落することがある。このような現象は巻
径、巻体高さが大きくなる大型のロービングチーズによ
り多く発生することである。
点は、ガラスロービングチーズを縦置きにし、ロービン
グ束を内側から上方へ引き出す時に発生しやすい最内層
と最外層の崩れ、崩れたロービング束が解舒時に発生す
る自然結びである。崩れの発生は、ガラスロービングチ
ーズの最内層と最外層は自立性がないために、最内層の
一層はロービング束に熱セットを施してもロービング束
はチーズの内側より引き出すときに、外側のロービング
束との接着力が弱く、ちょっとしたキッカケで崩れやす
い。また、最外層は同様にチーズの内側より引き出して
使用するときに、巻厚さが薄くなり自立出来ずに崩れて
しまう。さらに最外層の一層はロービング束を引張るわ
ずかな外力が加わるだけで熱収縮フィルムより剥がれ、
自重で内側へ崩落することがある。このような現象は巻
径、巻体高さが大きくなる大型のロービングチーズによ
り多く発生することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ガラスロ
ービング束をチーズの内側から引き出すときの崩れを防
止するため、ガラスロービング束の巻取方法について鋭
意検討をした結果、ロービングチーズを縦置にし、その
内側よりロービング束を上方に引き出すときに最内層と
最外層の少なくとも一層で、同一トラバース中の隣り合
ったロービング束同志が接触または重なり合った状態に
なるように巻き取り、なおかつ、最外層で上から下へロ
ービング束が解舒されるようにフイルム状物で包装し解
舒方向を限定することにより、上述の現象がなくなるこ
とを見い出だし本発明を達成した。すなわち、最内層の
少なくとも一層と最外層の一層のワインド数を同一トラ
バース中の隣り合ったロービング束同志が接触または、
重なり合うような値に設定することにより、最内層の場
合は外側には次層のロービング束、最外層の場合は外側
にはフイルム状物が通常の製造方法で作られた巻体に比
べてより強力に支えるかたちとなり多少の外力ではチー
ズの内側へ崩落しにくい状態となる。また、同一トラバ
ース中の隣り合ったロービング束であとから巻かれた束
が接触、または重なり合い支えているかたちになってい
るので、自重による落下も起きにくくなる効果もある。
さらに、最外層の一層は上から下へ解舒されるように使
用法を固定化することにより上から層が消滅して行くの
で円筒形を保持出来、自立したまま良好にロービング束
を引き出すことが出来た。また、最内層については特に
規定はしないが下から上に解舒がスタートするようにセ
ットしたほうが輸送中の崩れ等の影響をうけにくく、よ
り好ましい。本発明のロービングチーズのワインド数は
最内層、中層および最外層、それぞれ同じワインド数で
巻かれてても良いが、解舒性を良くするために中層部の
ワインド数を小さく設定し巻かれていることが好まし
い。以下、実施例にて詳細に説明するが、ロービングチ
ーズ高さをLmm、ロービング束幅をAmm、ロービン
グ束の重ね代をBmm、ロービング束の重なり率をC%
とすると、Cは数1で表わされ、ワインド数Wは数2で
表わされる。
ービング束をチーズの内側から引き出すときの崩れを防
止するため、ガラスロービング束の巻取方法について鋭
意検討をした結果、ロービングチーズを縦置にし、その
内側よりロービング束を上方に引き出すときに最内層と
最外層の少なくとも一層で、同一トラバース中の隣り合
ったロービング束同志が接触または重なり合った状態に
なるように巻き取り、なおかつ、最外層で上から下へロ
ービング束が解舒されるようにフイルム状物で包装し解
舒方向を限定することにより、上述の現象がなくなるこ
とを見い出だし本発明を達成した。すなわち、最内層の
少なくとも一層と最外層の一層のワインド数を同一トラ
バース中の隣り合ったロービング束同志が接触または、
重なり合うような値に設定することにより、最内層の場
合は外側には次層のロービング束、最外層の場合は外側
にはフイルム状物が通常の製造方法で作られた巻体に比
べてより強力に支えるかたちとなり多少の外力ではチー
ズの内側へ崩落しにくい状態となる。また、同一トラバ
ース中の隣り合ったロービング束であとから巻かれた束
が接触、または重なり合い支えているかたちになってい
るので、自重による落下も起きにくくなる効果もある。
さらに、最外層の一層は上から下へ解舒されるように使
用法を固定化することにより上から層が消滅して行くの
で円筒形を保持出来、自立したまま良好にロービング束
を引き出すことが出来た。また、最内層については特に
規定はしないが下から上に解舒がスタートするようにセ
ットしたほうが輸送中の崩れ等の影響をうけにくく、よ
り好ましい。本発明のロービングチーズのワインド数は
最内層、中層および最外層、それぞれ同じワインド数で
巻かれてても良いが、解舒性を良くするために中層部の
ワインド数を小さく設定し巻かれていることが好まし
い。以下、実施例にて詳細に説明するが、ロービングチ
ーズ高さをLmm、ロービング束幅をAmm、ロービン
グ束の重ね代をBmm、ロービング束の重なり率をC%
とすると、Cは数1で表わされ、ワインド数Wは数2で
表わされる。
【0007】
【数1】
【数2】
【0008】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を詳細に説明す
る。しかし、本発明はこれらの実施例により何らの制限
を受けるものではない。
る。しかし、本発明はこれらの実施例により何らの制限
を受けるものではない。
【実施例1】本発明による巻き方をするための重なり率
Cが50%となるワインド数Wを求めた。ロービングチ
ーズ高さLを1000mm、ロービング束幅Aを7m
m、重なり率Cを50%として数1に代入するとワイン
ド数Wは285となる。このときのロービングの重ね代
Bは3.5mmである。(図1、図2) この条件で、熱セットの効きにくい1次処理剤で紡糸し
た原繊を用いて図1に示すようにチーズ内径d=180
mm、外径D=480mm、巻体高さL=1000mm
のロービングチーズを、巻取スピード300m/分にて
巻重量200kgで巻き取った。このときのロービング
番手は4630g/kmである。上述の285ワインド
にて、巻始めから巻き終わりまで同じワインドで巻き取
りロービングチーズを縦置きにし、内側より上方へ引き
だすときロービング束が最内層は下から上へ、最外層の
一層は上から下へ解舒されるようにセットした。さら
に、ロービングチーズを熱収縮フィルムにておおい、1
05℃の熱風乾燥炉にて4時間熱セットした。このガラ
スロービングチーズの内側よりロービング束を90m/
分のスピードにて上方へ引き出しロービング束の崩れの
有無、および自然結びの発生の有無を目視にて観察し
た。この結果を表1に示す。
Cが50%となるワインド数Wを求めた。ロービングチ
ーズ高さLを1000mm、ロービング束幅Aを7m
m、重なり率Cを50%として数1に代入するとワイン
ド数Wは285となる。このときのロービングの重ね代
Bは3.5mmである。(図1、図2) この条件で、熱セットの効きにくい1次処理剤で紡糸し
た原繊を用いて図1に示すようにチーズ内径d=180
mm、外径D=480mm、巻体高さL=1000mm
のロービングチーズを、巻取スピード300m/分にて
巻重量200kgで巻き取った。このときのロービング
番手は4630g/kmである。上述の285ワインド
にて、巻始めから巻き終わりまで同じワインドで巻き取
りロービングチーズを縦置きにし、内側より上方へ引き
だすときロービング束が最内層は下から上へ、最外層の
一層は上から下へ解舒されるようにセットした。さら
に、ロービングチーズを熱収縮フィルムにておおい、1
05℃の熱風乾燥炉にて4時間熱セットした。このガラ
スロービングチーズの内側よりロービング束を90m/
分のスピードにて上方へ引き出しロービング束の崩れの
有無、および自然結びの発生の有無を目視にて観察し
た。この結果を表1に示す。
【実施例2】熱セットの効く1次処理剤で紡糸した原繊
を用いて、最内層と最外層のそれぞれ一層のワインド数
は285であり、中間の内層から外層まではワインド数
7.31で巻き取り、このように巻き取られたロービン
グチーズを縦置きにして、内側よりロービングを引き出
したとき、最内層の一層は解舒方向が下から上へ解舒さ
れるように、そして最外層の一層は上から下へ解舒され
るように熱収縮フィルムにておおい105℃の熱風乾燥
機にて、4時間熱セットした。このロービングチーズの
崩れの有無、および自然結び発生の有無を実施例1に示
した確認方法と同様に確認した。その結果を表1に示
す。
を用いて、最内層と最外層のそれぞれ一層のワインド数
は285であり、中間の内層から外層まではワインド数
7.31で巻き取り、このように巻き取られたロービン
グチーズを縦置きにして、内側よりロービングを引き出
したとき、最内層の一層は解舒方向が下から上へ解舒さ
れるように、そして最外層の一層は上から下へ解舒され
るように熱収縮フィルムにておおい105℃の熱風乾燥
機にて、4時間熱セットした。このロービングチーズの
崩れの有無、および自然結び発生の有無を実施例1に示
した確認方法と同様に確認した。その結果を表1に示
す。
【実施例3】熱セットの効きにくい1次処理剤で紡糸し
た原繊を用いた以外は実施例2と同一条件でロービング
チーズを巻き取り熱収縮フィルムにておおい105℃の
熱風乾燥炉にて4時間熱セットした。このロービングチ
ーズの崩れの有無、および自然結び発生の有無を実施例
1に示した確認方法と同様に確認した。その結果を表1
に示す。
た原繊を用いた以外は実施例2と同一条件でロービング
チーズを巻き取り熱収縮フィルムにておおい105℃の
熱風乾燥炉にて4時間熱セットした。このロービングチ
ーズの崩れの有無、および自然結び発生の有無を実施例
1に示した確認方法と同様に確認した。その結果を表1
に示す。
【比較例1】実施例3と同じ巻き条件にて熱セットの効
きにくい1次処理剤で紡糸した原繊を用いて、ロービン
グチーズを巻き取り、最内層の一層はロービングチーズ
を縦置きにして内側よりロービングを引き出したとき、
最内層の一層は解舒方向が下から上へ解舒されるよう
に、そして最外層の一層は下から上へ解舒されるように
熱収縮フィルムにておおい105℃の熱風乾燥機にて、
4時間熱セットした。このロービングチーズの崩れの有
無、および自然結び発生の有無を実施例1に示した確認
方法と同様に確認した。その結果を表1に示す。
きにくい1次処理剤で紡糸した原繊を用いて、ロービン
グチーズを巻き取り、最内層の一層はロービングチーズ
を縦置きにして内側よりロービングを引き出したとき、
最内層の一層は解舒方向が下から上へ解舒されるよう
に、そして最外層の一層は下から上へ解舒されるように
熱収縮フィルムにておおい105℃の熱風乾燥機にて、
4時間熱セットした。このロービングチーズの崩れの有
無、および自然結び発生の有無を実施例1に示した確認
方法と同様に確認した。その結果を表1に示す。
【比較例2】実施例3と同じ巻き条件にて熱セットの効
く1次処理剤で紡糸した原繊を用いて、ロービングチー
ズを巻き取り、最内層の一層はロービングチーズを縦置
きにして内側よりロービングを引き出したとき、最内層
の一層は解舒方向が下から上へ解舒されるように、そし
て最外層の一層は下から上へ解舒されるように熱収縮フ
ィルムにておおい105℃の熱風乾燥機にて、4時間熱
セットした。このロービングチーズの崩れの有無、およ
び自然結び発生の有無を実施例1に示した確認方法と同
様に確認した。その結果を表1に示す。
く1次処理剤で紡糸した原繊を用いて、ロービングチー
ズを巻き取り、最内層の一層はロービングチーズを縦置
きにして内側よりロービングを引き出したとき、最内層
の一層は解舒方向が下から上へ解舒されるように、そし
て最外層の一層は下から上へ解舒されるように熱収縮フ
ィルムにておおい105℃の熱風乾燥機にて、4時間熱
セットした。このロービングチーズの崩れの有無、およ
び自然結び発生の有無を実施例1に示した確認方法と同
様に確認した。その結果を表1に示す。
【比較例3】熱セットの効く1次処理剤で紡糸したケー
クを用いてロービング番手が4630g/kmとなるよ
うに引き揃えて、巻き取スピード300m/分にて巻重
量200kgで巻き取り、チーズ内径dが180mm、
外径Dが480mm、巻高さLが1000mmのロービ
ングチーズを作った。ただし、このロービングチーズの
ワインド数は、巻始めから巻き終わりまで7.31にて
巻き取り、ロービングチーズを縦置きにして内側よりロ
ービングを引き出したとき、最内層の一層は解舒方向が
下から上へ解舒されるように、そして最外層の一層は上
から下へ解舒されるように熱収縮フィルムにておおい1
05℃の熱風乾燥機にて、4時間熱セットした。このロ
ービングチーズの崩れの有無、および自然結び発生の有
無を実施例1に示した確認方法と同様に確認した。その
結果を表1に示す。
クを用いてロービング番手が4630g/kmとなるよ
うに引き揃えて、巻き取スピード300m/分にて巻重
量200kgで巻き取り、チーズ内径dが180mm、
外径Dが480mm、巻高さLが1000mmのロービ
ングチーズを作った。ただし、このロービングチーズの
ワインド数は、巻始めから巻き終わりまで7.31にて
巻き取り、ロービングチーズを縦置きにして内側よりロ
ービングを引き出したとき、最内層の一層は解舒方向が
下から上へ解舒されるように、そして最外層の一層は上
から下へ解舒されるように熱収縮フィルムにておおい1
05℃の熱風乾燥機にて、4時間熱セットした。このロ
ービングチーズの崩れの有無、および自然結び発生の有
無を実施例1に示した確認方法と同様に確認した。その
結果を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、実施例1〜3のいずれ
の場合も崩れの発生、自然結びの発生はなく、特に大型
ガラスロービングチーズにおいて極めて優れた作業性を
もち、FRPの機械成形、例えばシートモールディング
コンパウンド法、平板、波板、スプレーアップ成形法お
よび遠心成形法等のガラス基材として好適である。
の場合も崩れの発生、自然結びの発生はなく、特に大型
ガラスロービングチーズにおいて極めて優れた作業性を
もち、FRPの機械成形、例えばシートモールディング
コンパウンド法、平板、波板、スプレーアップ成形法お
よび遠心成形法等のガラス基材として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】大型ガラスロービングチーズ外観図
【図2】実施例1にて説明した本発明によるワインド数
285で巻き取った最外層の一層の巻形態図
285で巻き取った最外層の一層の巻形態図
【図3】図2の綾ピッチL/Wの拡大図
【図4】従来の巻取技術で巻き取ったワインド数7.3
1のときのロービング束の綾ピッチ図
1のときのロービング束の綾ピッチ図
1.引き出し方向 2.最後の糸口 3.熱収縮フィルム 4.前周のロービング 5.次周のロービング 6.ストランド d.最内層の巻径 D.外層の巻径 L.ロービングチーズ高さ A.ロービング束幅 B.重ね代 W.ワインド数 L/W.綾ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕信 栃木県真岡市鬼怒ケ丘6番地 富士ファイ バーグラス株式会社真岡工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 縦置きにしてその内側よりロービング束
を上方へ引き出す使用法に供されるロービング巻体に於
いて、最内層と最外層の少なくとも一層で同一トラバー
ス中の隣り合ったロービング束同志が接触または重なり
あった状態に巻かれ、なおかつ使用時にロービング束が
最外層で上から下へ解舒されるようにフイルム状物で包
装されたロービング巻体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7942592A JPH05229731A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | ガラスロービング巻体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7942592A JPH05229731A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | ガラスロービング巻体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05229731A true JPH05229731A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13689519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7942592A Pending JPH05229731A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | ガラスロービング巻体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05229731A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004035445A1 (ja) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Asahi Fiber Glass Company, Limited | ヤーンパッケージおよびその製造方法 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP7942592A patent/JPH05229731A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004035445A1 (ja) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Asahi Fiber Glass Company, Limited | ヤーンパッケージおよびその製造方法 |
| CN100355639C (zh) * | 2002-10-17 | 2007-12-19 | 上海宏联电子材料有限公司 | 筒子纱及其制造方法 |
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