JPH0522980Y2 - - Google Patents

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JPH0522980Y2
JPH0522980Y2 JP3963088U JP3963088U JPH0522980Y2 JP H0522980 Y2 JPH0522980 Y2 JP H0522980Y2 JP 3963088 U JP3963088 U JP 3963088U JP 3963088 U JP3963088 U JP 3963088U JP H0522980 Y2 JPH0522980 Y2 JP H0522980Y2
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 [産業上の利用分野] 本案は通信回線の誘導ノイズを阻止して宅内機
器特にフアクシミリやノーリンギング端末(16Hz
呼出し信号を使用しないで着信を発生させる端
末)での誤動作を防止するための通信線用雑音阻
止フイルタの改良に関する。
[従来の技術] 通信回線に接続して情報を送受する宅内機器の
中には通常の着信信号(16Hz70V程度)でなく他
の特定周波数の信号で動作するものがある。例え
ばフアクシミリ網に加入しているフアクシミリで
は周波数1300Hzで起動する。そしてその動作レベ
ル−40dB(0dB=1mW)程度の微弱電力で動作
するようになつている。電圧に換算すると数mV
程度の1300Hz信号が一定時間到来すると起動する
ことになる。またガスや水道などの使用量を通信
回線を使つて遠隔で検討するシステムではセンタ
から定期的に検針端末に呼びをかけて検針値を集
計するようになつている。この端末は一般電話機
とブランチに設置されているため、電話機の方に
は無鳴動で検針端末だけを呼び出すために通常の
着信信号16Hzとは別の信号(例えば1200Hz)を使
用している。
[考案が解決しようとする問題点] 一方、宅内機器側は待機時には回線ループ状態
になつていないため、線路側からみたインピーダ
ンスは通信状態に比べて高く、通信線路での外来
雑音に対して雑音誘導を受けやすい状態にある。
従つて電力線や電動機などからの通信回線への雑
音誘導によつてフアクシミリが自動起動してしま
うという誤動作を起す惧れがある。ただし自動起
動しても続いて正常な信号が到来しないから一定
時間後フアクシミリはタイムアウトになつてしま
うことになる。
これを阻止するためには端末の回線に雑音阻止
フイルタを挿入することが有効である。フイルタ
としてはフエライト系の材質のトロイダルコアや
E形コアに巻線をほどこしたチヨークコイルとコ
ンデンサとを並列に接続しその共振点を阻止周波
数に合せた形式のものが一般的である。このよう
な通常のフイルタを用いると、通信状態になつた
時点でもフイルタの役目をはたすため送受信信号
レベルも減衰させてしまう。たとえば先のフアク
シミリの場合では通常では9600bit/Sの伝送速
度で送受信していたものが10dB程度のフイルタ
を挿入すると回線品質低下とみなして伝送速度を
4800bit/Sあるいは2400bit/Sに低下させてし
まうことになる。
このように通信状態(回線ループが形成された
状態)での信号レベルまで減衰させるという欠点
があつた。
本案は待機状態(回線ループが形成されていな
い状態)では回線の信号減衰特性を有するが通信
状態(電話電流が流れる状態)では減衰特性を有
しない雑音阻止フイルタによりフアクシミリなど
の誤起動を防止するのに有効適切な通信線用雑音
阻止フイルタを提供せんとするものである。
(2) 考案の構成 [問題点を解決するための手段] 本案の通信線用雑音阻止フイルタは、通信回線
の印加電流(通常最低20mA程度)でコアの磁気
特性が飽和してインダクタンスが低下するコイル
を用いることで待機状態と通信状態でのフイルタ
減衰特性を変化させ前者では減衰量を大きく、後
者では低くするようにして従来のフイルタが、通
信電流程度では常に一定の減衰量の特性のフイル
タしか実現されていなかつた欠点を解決したこと
を主要な特徴としてなる。
[実施例] 本案の実施例を第1図について説明する。
第1図は本案の通信線用雑音阻止フイルタFの
構成回路図であつて、図中1はチヨークコイル、
2はコンデンサ、3もコンデンサ、X1,X2は
通信回線接続端子、Y1,Y2は宅内機器接続端
子である。
チヨークコイル1とコンデンサ2とのLC共振
を利用して特定周波数で入出力間のインピーダン
スが増大し、よつてその周波数で減衰量を大きく
する帯域阻止フイルタの構成となつている。
第2図は本案に用いるチヨークコイル1の具体
例であり、同図aには全体構成を、同図bには分
解図を、同図cには同図a中c−c線視中央縦断
面図をそれぞれ示す。図中4は絶縁材によるボビ
ン、5は巻線、6は磁性薄膜である。磁性薄膜6
は薄くかつ高透磁率のものがよく、具体的には
0.1mm厚程度のパーマロイ材や0.05mm厚のNi系の
アモルフアス材などの高透磁率の薄線材がよい。
このような磁性薄膜6をボビン4の片側から折り
まげて中穴4aに下から上へ挿通したのち第2図
bにおいて仮想線のように上から同じ片側へ折り
まげて垂らし重ね合せループ状にして磁気閉回路
をつくる。
[作用] 本案は前記のように構成してある。ここで、第
3図に第2図のチヨークコイル1の接続端子A,
Bに通電する直流電流に対するインダクタンス特
性を示す。図に於ては、縦軸にコイルのインダク
タンス(mH)をかつ横軸に直流電流(mA)を
とり、測定周波数を1.3kHzとした場合である。直
流バイアス電流がない場合にはコイルのインダク
タンスLはL=40mHであるが直流を印加してゆ
くと10mA程度で磁性材中の磁束が飽和してしま
つてコイルのLは2mHあるいはそれ以下に減少
する特性を表す。
通信回線の直流電流をみると宅内機器が待機状
態では電流は流れていないが着信あるいは発信し
てループができると20〜100mA程度の直流電流
が流れることになる。従つて第3図に示すような
特性のチヨークコイル1で第1図のフイルタFを
構成し、かつコンデンサ2の容量を適切に選ぶ
(0.3μF程度)と重畳電流がない待機時に所定の周
波数で減衰量を大きくすることができる。
第4図に第1図のフイルタFの減衰量特性を示
す。図に於ては、縦軸に減衰量(dB)をかつ横
軸に周波数(kHz)をとつて重畳電流のない場合
の相関特性線αと重畳電流(DC20mA〜100mA)
のある場合の相関特性線βとの比較を行つた。本
案のフイルタFを直流印加して使用すると、チヨ
ークコイル1のインダクタンスLが著しく減少す
るため、減衰量特性は点線のようになり回線信号
にロスを与えないことになる。
すなわち通信回線に挿入した場合、宅内機器が
待機状態では減衰特性を示すが、ループができて
通信状態になると減衰量が小さくなるため信号の
送受に影響を与えない。
(3) 考案の効果 かくして本案は、通信回線での周波数帯域(例
えばアナログ回線では500Hz〜3.5kHz)でみると、
直流バイアス電流が印加されない状態ではフイル
タの減衰量が大きいが20mA以上の直流が印加さ
れた状態では減衰量が低減するようになつている
から宅内機器の待機時には回線からの誘導雑音を
阻止することができ、一旦通信状態になると信号
に減衰を及ぼさないで通常通り通信できる等優れ
た実用性、有用性を具有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の通信線用雑音阻止フイルタの回
路構成概略図、第2図は本案が使用するチヨーク
コイルの構造例であつてaは全体構成図、bは分
解図、cはa中c−c線視中央縦断面図をそれぞ
れ示し、第3図は同・チヨークコイルのインダク
タンスの特性線図、第4図は本案のフイルタの減
衰量特性線図である。 1……チヨークコイル、2,3……コンデン
サ、4……ボビン、5……巻線、6……高透磁率
磁性薄膜、X1,X2……通信回線接続端子、Y
1,Y2……宅内機器接続端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヨークコイルとコンデンサとを並列接続し、
    通信回線に直列に挿入する通信線用帯域阻止フイ
    ルタにおいて、直流的に無通電状態ではインダク
    タンスが大きく、通信電流が印加された時重畳通
    電される直流バイアス電流が規定値を超えるとイ
    ンダクタンスが低下するチヨークコイルを使用し
    てなる通信線用雑音阻止フイルタ。
JP3963088U 1988-03-28 1988-03-28 Expired - Lifetime JPH0522980Y2 (ja)

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JPH01143514U JPH01143514U (ja) 1989-10-02
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