JPH05230435A - 油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法 - Google Patents

油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法

Info

Publication number
JPH05230435A
JPH05230435A JP7043592A JP7043592A JPH05230435A JP H05230435 A JPH05230435 A JP H05230435A JP 7043592 A JP7043592 A JP 7043592A JP 7043592 A JP7043592 A JP 7043592A JP H05230435 A JPH05230435 A JP H05230435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gelling
oily liquid
gelling agent
acid
carboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7043592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tsubushi
一男 津布子
Kazuhiko Umemura
和彦 梅村
Hidemi Uematsu
ひでみ 植松
Takeshi Asami
剛 浅見
Hajime Takanashi
元 高梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7043592A priority Critical patent/JPH05230435A/ja
Publication of JPH05230435A publication Critical patent/JPH05230435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イソパラフィン系溶剤や芳香族系溶剤等のよ
うに、従来のゲル化剤では充分なゲル化が困難な油性液
体を充分固化できるゲル化剤、及びそのゲル化剤を使用
したゲル化方法を提供する。 【構成】 カルボキシル基、酸アミド基、エポキシ環、
ピリジン環、及びピロリドン環のうちから選ばれる少な
くとも1種の極性基を持つ高分子化合物、あるいは水酸
基、置換アミノ基、及びエーテル結合のうちから選ばれ
る少なくとも1種の極性基を持つと共に、エステル結合
を併せ持った高分子化合物から成る主剤と、カルボン
酸、カルボン酸金属塩、及び微粉末シリカの中から選ば
れる少なくとも1種の化合物からなる助剤から構成され
る油性液体、及び油性液体含有物用ゲル化剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用液体現像
剤、インクジェット用インク、印刷インク、磁性流体、
塗料等のような油性液体を分散媒とする分散液や、エン
ジン油や食用油などのような油性液をゲル化させて廃棄
する場合などに有用な、油性液体用ゲル化剤及びゲル化
方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】現在、劣化した食用油やエ
ンジン油等の油性液体の廃棄方法として、天然ろう、合
成ろう、固体状の高級脂肪酸又は高級アルコール、ある
いは特定の融点を持つ樹脂等を主成分とする固形化処理
剤を用いる方法が知られている(特開昭53−1926
8号、54−112385号、その他)。しかし、この
ような固形化処理剤を用いる方法は、油性液体の固形化
までにかなりの時間を要したり、比較的大量の処理剤添
加が必要などの欠点がある。これらの欠点を補うため
に、金属石ケン等のゲル化剤を添加する改良法(特開昭
54−112385号)も提案されているが、充分満足
し得る程に改良されたとは言えない。また、高級脂肪酸
より高いゲル化能を持つことから、12−ヒドロキシス
テアリン酸をゲル化剤に用いることも提案されている
(特開昭55−106298号、特開昭61−1968
1号、特開昭63−90559号)。しかし、12−ヒ
ドロキシステアリン酸は価格や使用方法等に問題があ
り、この場合も充分満足し得るものとは言えない。この
ほか、ジベンジリデンソルビトールを用いる固形化廃棄
用処理剤(特開昭61−19682号)や、アルギン酸
塩と多価金属化合物と乳化剤より成る天ぷら廃油用ゲル
化剤(特開昭59−142274号)、12−ヒドロキ
システアリン酸にカルボキシル基を含有する高分子化合
物の金属塩を5〜10重量%程度加えたゲル化剤(特開
平3−197582号)等が提案されている。前記した
ように、これまでも油性液体をゲル化させるためのゲル
化剤として各種のものが提案されているが、これらのも
のは、そのゲル化能において未だ満足し得るものではな
く、特に、従来のものは、イソパラフィン系炭化水素溶
媒や、芳香族系炭化水素溶媒を充分にゲル化固形化し得
るものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、イソパラフ
ィン系溶剤や芳香族系溶剤などのように、従来のゲル化
剤では充分なゲル化が困難な油性液体をも充分に固化し
得るゲル化剤及びそのゲル化剤を使用したゲル化方法を
提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明によれば、カルボキシル
基、酸アミド基、エポキシ環、ピリジン環及びピロリド
ン環のうちから選ばれる少なくとも1種の極性基を持つ
高分子化合物、あるいは水酸基、置換アミノ基及びエー
テル結合のうちから選ばれる少なくとも1種の極性基を
持つと共に、エステル結合を併せ持った高分子化合物か
らなる主剤(A)と、カルボン酸、カルボン酸金属塩及
び微粉末シリカの中から選ばれる少なくとも1種の化合
物からなる助剤(B)とからなる油性液体用ゲル化剤が
提供される。また、本発明によれば、前記ゲル化剤を用
いる油性液体のゲル化方法が提供される。
【0005】本発明においては、ゲル化主剤(A)とし
て、カルボキシル基、酸アミド基、エポキシ環、ピリジ
ン環及びピロリドン環の中から選ばれる少なくとも1種
の極性基を持つ高分子化合物(以下、単に高分子化合物
(A−1)とも言う)又は水酸基、置換アミノ基及びエ
ーテル結合のうちから選ばれる少なくとも1種の極性基
を持つと共に、エステル結合を併せ持った高分子化合物
(以下、単に高分子化合物(A−2)とも言う)を用い
る。前記高分子化合物(A−1)には、前記極性基を有
する極性モノマーの単独重合体、あるいはその極性モノ
マーを重合性成分として用いるランダム共重合体、グラ
フト共重合体、ブロック共重合体等が包含される。ま
た、前記極性モノマーとしては、例えば、メタクリル
酸、アクリル酸、グリシジルメタクリレート、イタコン
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、スルフォエチルアク
リルアミド、N−ビニルピロリドン、4−ビニルピリジ
ン、アクリルアミド等が挙げられる。高分子化合物(A
−1)をより具体的に例示すると、以下のようなものが
示される。 (1)エチレン・酢酸ビニール・アクリル酸共重合体 (2)ラウリルメタクリレート・メタクリル酸・4−ビ
ニルピリジン共重合体 (3)スチレン・アクリルアミド共重合体 (4)ラウリルメタクリレート・グリシジルメタクリレ
ート・メタクリル酸共重合体 (5)ロジン変性マレイン酸樹脂・ラウリルメタクリレ
ートグラフト共重合体 (6)ポリアクリル酸 (7)ラウリルメタクリレート・4−ビニルピリジン共
重合体 (8)メチルアクリレート・N−ビニルピロリドン共重
合体
【0006】前記高分子化合物(A−2)には、前記極
性基とエステル結合を有する極性モノマーの単独重合
体、あるいはその極性モノマーを重合性成分として用い
るランダム共重合体、グラフト共重合体、ブロック共重
合体等が包含される。また、前記極性モノマーとして
は、例えば、メタクリロキシエチルメタクリレート、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメチルアミノエ
チルメタクリレート等が挙げられる。高分子化合物(A
−2)の具体例としては、ポリ(メタクリロキシエチル
メタクリレート)、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタク
リレート)、ポリ(ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト)、メチルメタクリレート・2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート共重合体、メチルメタクリレート・エチル
ビニルエーテル共重合体、2−ヒドロキシアクリレート
・スチレン共重合体、エチルビニルエーテル・アクリル
酸メチル共重合体、スチレン・2−エチルアミノエチル
メタクリレート共重合体等が挙げられる。
【0007】本発明においては、ゲル化助剤(B)とし
て、カルボン酸、カルボン酸金属塩及び微粉末シリカの
中から選ばれる少なくとも1種の化合物が用いられる。
この場合、カルボン酸としては、その種類、炭素数は特
に限定されず、油性液体に溶解性を示すものが望まし
い。また、このカルボン酸は、直鎖状又は分枝状のもの
あるいは置換基(例えば、水酸基やアミノ基等)を持つ
ものであることができ、さらに、飽和又は不飽和構造の
ものであることができる。カルボン酸の炭素数は、ゲル
化剤の性能の点では長鎖カルボン酸の使用が好ましく、
特に、炭素数10以上、好ましくは12〜30を持つも
のの使用が望ましい。本発明で好ましく用いられるカル
ボン酸を例示すると、例えば、ステアリン酸、パルミチ
ン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、モン
タン酸、メリシン酸等の直鎖状の高級脂肪酸;2,4,
6−トリメチル−2−テトラコサエン酸;2,5−ジメ
チル−2−ヘプタデカエン酸;2−メチル−2−エイコ
セン酸;5−メチル−2−トリデセン酸;3−メチル−
2−ノネン酸;5−メチル−2−ドデセン酸等の分枝状
アルケン酸;2−メチルデカン酸、6−エチルノナン
酸、6−プロピルノナン酸、2−メチルトリデカン酸、
2−エチルテトラデカン酸、2−エチルヘキサデカン
酸、2−エチル−オクタデカン酸、2−エチルエイコサ
ン酸、33−メチルテトラトリアコンタン酸等の分枝状
アルカン酸等が挙げられる。
【0008】本発明においては、ゲル化助剤(B)とし
ては、前記カルボン酸の他、カルボン酸金属塩及び微粉
末状シリカを用いることができる。カルボン酸金属塩に
おける金属成分としては、アルカリ金属やアルカリ土類
金属の他、アルミニウムや亜鉛が好ましく用いられる
が、その他、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、
銀等も用いることが可能である。微粉末状シリカとして
は、吸油性が高く、粒子径の小さいものの使用が好まし
いが、一般的には吸油量が100ml/100g以上、
特に、150ml/100g以上のものが好ましく使用
される。本発明で用いるゲル化助剤(B)において、カ
ルボン酸とカルボン酸金属塩を併用することは、ゲル化
能及びゲル化速度の点から好ましい態様である。
【0009】本発明のゲル化剤においては、ゲル化促進
剤(C)として塩基性物質を添加することができる。こ
の塩基性物質には有機系及び無機系のものが包含される
が、有機系のものの使用が好ましい。有機系塩基として
は、塩基性窒素原子を含むもの、例えば、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、エタノールアミン、トリエタノールアミン、ピペ
リジン、アニリン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリ
ン等の各種有機アミンを挙げることができる。また、無
機系塩基としては、アンモニア、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等を挙げることができる。
【0010】本発明のゲル化剤において、そのゲル化主
剤(A)とゲル化助剤(B)及びゲル化促進剤(C)と
の割合は、ゲル化主剤(A)や被ゲル化物の種類及び量
などによって異なるから一義的な決定は困難であるが、
一般的にはゲル化主剤(A)100重量部に対し、ゲル
化助剤(B)1〜50重量部、好ましくは5〜20重量
部である。ゲル化促進剤(C)の使用割合は、ゲル化主
剤(A)100重量部に対して、通常、0.01〜20
重量部、好ましくは0.1〜10重量部の割合である。
【0011】本発明においては、必要に応じて他の高分
子物質やゲル化剤を併用することもできる。高分子物質
としては、例えばセルローズ誘導体、例えばメチルセル
ローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、カルボキシメチ
ルセルローズ、硫酸セルローズ、リン酸セルローズ、亜
リン酸セルローズ、アミノデオキシセルローズ、クロロ
デオキシセルローズ等がある他、リグノセルローズ誘導
体、デン粉誘導体等が挙げられる。一方、ゲル化剤とし
ては従来公知のもの、例えばジベンジリデンソルビトー
ル等が挙げられる。
【0012】本発明のゲル化剤は、ゲル化主剤(A)と
ゲル化助剤(B)をあらかじめ混合して液状又は固体状
の混合物として取扱うことができ、また両者を別々に保
管し、使用に際しゲル化対象物に添加混合することもで
きる。さらに、本発明のゲル化剤において、そのゲル化
主剤(A)は、あらかじめゲル化対象物に含有させてお
くこともできるし、ゲル化対象物にそのゲル化主剤
(A)として作用する高分子化合物が含まれているとき
には、その高分子化合物をゲル化主剤(A)として用い
ることができる。この場合には、そのゲル化対象物に対
して、そのゲル化が必要となった時点においてゲル化助
剤(B)を添加混合してゲル化させることができる。
【0013】本発明のゲル化剤を用いてゲル化対象物を
ゲル化させるには、そのゲル化対象物中に本発明のゲル
化剤を添加混合し、常温ないし加温下で撹拌すればよ
い。ゲル化剤の添加量は、被ゲル化物のゲル化を達成す
るのに十分な量であれば良く、ゲル化剤及び被ゲル化物
の種類によって異なり一義的には定められないが、一般
的には被ゲル化物の1重量%以上、好ましくは5〜30
重量%添加すれば良い。なお、ゲル化剤の添加量が多す
ぎても通常は全く問題がなく、電子写真用液体現像剤の
ようにゲル化主剤となる高分子化合物を大量に分散した
分散液では、廃棄時にゲル化するため稀釈する必要はな
く、廃液にそのままゲル化助剤を添加して加熱・撹拌す
れば良い。本発明で好ましいゲル化温度は50〜150
℃である。ゲル化時間は条件によって異なるが、通常5
〜60分程度である。本発明のゲル化剤におけるゲル化
機構は、未だ明確には解明されていないが、ゲル化主剤
として用いられる高分子化合物の極性基に対してゲル化
助剤が作用して、その高分子化合物を網目構造状にイオ
ン架橋化させ、この網目構造内に油性液体を取込んで油
性液体をゲル化させることによるものと考えられる。
【0014】本発明のゲル化対象物は油性液体又は油性
液体含有物である。油性液体としては、パラフィン系、
イソパラフィン系及び芳香族系の炭化水素の他、油脂及
び前記油性液体を主成分とする廃油が挙げられる。油性
液体含有物には、前記の油性液体を含む溶液や分散物か
らなる各種の液状製品及びその廃棄物が包含される。こ
のようなものとしては、電子写真液体現像剤、インクジ
ェット用インク、印刷インク、磁性液体、塗料等の液状
工業製品の廃棄物、食用油廃棄物、エンジン油廃棄物、
石油の貯蔵残渣油(石油スラッジ)等が挙げられる。油
性液体を含む液状製品には、その粘度調節剤として、本
発明のゲル化主剤となる高分子化合物が含まれている場
合が多いが、このような場合には、その高分子化合物を
本発明のゲル化主剤として利用することができる。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
また、実施例及び比較例に示した部はいずれも重量基準
のものである。
【0016】実施例1 下記組成物を分散機で4時間分散し電子写真用液体現像
剤を作成した。 カーボン 100部 ラウリルメタクリレート・メタクリル酸共重合体 150部 (モル比80/20) アイソパーH(エクソンケミカル社製) 200部 これにゲル化助剤として2,4,6−トリメチル−2−
テトラコサエン酸亜鉛を5部添加し、60℃に10分間
加熱したところ、液温30℃まで冷えた時点で現像剤は
ゲル化し、固体状になった。
【0017】実施例2 実施例1の組成物にトリエタノールアミン10部を加
え、ケデイミルで4時間分散し、同様に現像剤を作成し
た。これにゲル化助剤として2,4,6,−トリメチル
−2−テトラコサエン酸亜鉛を5部添加し、60℃に加
熱すると現像剤はすばやくゲル化し、実施例1よりも強
固に固化した。
【0018】比較例1 比較のため実施例1において、メタクリル酸を共重合し
なかったポリラウリルメタクリレート樹脂を使用したと
ころ、実施例1の条件でも実施例2の条件でも現像剤は
ゲル化しなかった。
【0019】実施例3 下記組成物を分散機で24時間分散し、インクジェット
用インクを作成した。 リーガル 400R 5部 (キャボット社製カーボンブラックの商品名) エチレングリコール 40部 炭酸カリウム 1部 n−ブタノール 45部 ポリアクリル酸 10部 このインクに2,5−ジメチル−2−ヘプタデカエン酸
アルミニウムを3部加え、80℃で5分間撹拌するとゲ
ル化が始まり、加熱を中止して30分間経過した時点で
完全に固化した。
【0020】実施例4 実施例3で使用したインクジエット用インクに2−メチ
ル−2−ヘキセン酸アルミニウムを3部添加し、実施例
3と同様にしてゲル化を試みたが、この場合はわずかし
かゲル化せず、添加量を5部まで増加させると、実施例
3と同程度のゲル化が起こった。
【0021】実施例5 下記組成物をボールミルで48時間分散させて塗料を作
成した。 フタロシアニングリーン 20部 ロジン変成アルキッド樹脂 10部 ラウリルメタクリレート・グリシジルメタクリレート共重合体 10部 (モル比60/40) トルエン 60部 この塗料に2−メチル−2−ドデセン酸を3部加え、8
0℃の温度で5分間よく撹拌したところゲル化が始ま
り、加熱を中止して60分間経過した時点で完全に固化
した。
【0022】実施例6〜19 実施例1と同一の電子写真用液体現像剤を使用し、これ
に各種ゲル化助剤又はゲル化助剤とゲル化促進剤を添加
し、表1に示す条件でゲル化を行なった。
【0023】
【表1】
【0024】比較例2 比較のため、比較例1に記載した分散液を使用し、表1
と同一ゲル化助剤又はゲル化助剤とゲル化促進剤を添加
してゲル化を試みたが、どの場合もゲル化が認められな
かった。
【0025】比較例3 比較のため、エクソン社の炭化水素系溶媒アイソパーH
100部に、12−ヒドロキシステアリン酸5部とジ
ベンジリデンソルビトール3部を加え、実施例18と同
一のゲル化条件でゲル化を試みたが、ゲル化が認められ
なかった。
【0026】実施例20 実施例3のインクジェット用インクにおいて、n−ブタ
ノールの代りにイソプロパノールを使用した以外は実施
例3と全く同様にしてインクジェット用インクを作成し
た。これに6−プロピルノナン酸ナトリウムを5部添加
し、68℃で15分加熱したところゲル化が始まり、4
0分後には完全に固化した(固化時の温度は40℃)。
【0027】実施例21 実施例20において、6−プロピルノナン酸ナトリウム
の代りに15部のイソ吉草酸ナトリウムを添加した場合
は、45分で完全に固化した。
【0028】実施例22 イソプロパノールの代りにラウリルアルコールを使用し
た以外は、実施例20と全く同じ方法でインクジェット
用インクを作成し、これにデグサ社製微粉末シリカTS
−100(吸油量390ml/100g)を1部添加
し、85℃でよく撹拌したところ25分で固化した。
【0029】実施例23 実施例22において、微粉末シリカとしてデグサ社製T
K900(吸油量90ml/100g)を使用した場合
は、実施例22と同一条件で固化させるためには5部の
添加が必要であった。
【0030】実施例24 実施例5と同一塗料を使用し、これにデグサ社製微粉末
シリカHK125(吸油量160ml/100g)を2
部添加し、90℃で5分間撹拌したところゲル化が始ま
り、62分間で完全に固化した(固化時の温度41
℃)。
【0031】実施例25 ラウリルメタクリレート・グリシジルメタクリレート共
重合体の代りに、ラウリルメタクリレート・グリシジル
メタクリレート・ジエチルアミノエチルメタクリレート
共重合体(モル比55/40/5)を使用した以外は、
実施例5と全く同様にして塗料を作成し、これに3部の
2−ヘキシルエイコサン酸を添加し、85℃で10分間
撹拌したところゲル化が始まり、30分後には完全に固
化した(固化時の温度35℃)。
【0032】比較例4 比較のため電子写真用液体現像剤に使用するエクソン社
の炭化水素系溶媒アイソパーH 100部に、メチルセ
ルローズ15部及びステアリン酸アルミニウム7部を添
加し、実施例16と同一条件でゲル化を試みたが、加熱
時間を実施例16の2倍に延長してもゲル化は生起しな
かった。
【0033】実施例26〜31 ラウリルメタクリレート・メタクリル酸共重合体の代り
に、表2に示す樹脂を使用した以外は実施例1と全く同
一の方法で電子写真用液体現像剤を作成し、実施例1と
同様に2,4,6−トリメチル−2−テトラコサエン酸
亜鉛をゲル化助剤とし、ゲル化助剤の添加量やゲル化温
度などのゲル化条件を実施例1と同一にしてゲル化を試
みた。その結果、実施例26〜31の電子写真用液体現
像剤はいずれも実施例1と同様、30℃まで冷却した時
点で固化した。
【0034】
【表2】 実施例 使用する樹脂 26 スチレン・アクリル酸アミド共重合体(モル比90/20) 27 ラウリルメタクリレート・4−ビニルピリジン共重合体 (モル比90/10) 28 メチルアクリレート・N−ビニルピロリドン共重合体 (モル比58/42) 29 2−ヒドロキシアクリレート・スチレン共重合体 (モル比40/60) 30 エチルビニルエーテル・アクリル酸メチル共重合体 (モル比65/35) 31 スチレン・2−エチルアミノエチルメタクリレート共重合体 (モル比90/10)
【0035】実施例32 実施例1において、ゲル化助剤として2,4,6−トル
メチル−2−テトラコサエン酸亜鉛の代りに、同重量の
パルミチン酸ナトリウムを使用し80℃に15分間加熱
したところ、液温20℃まで冷えた時点で現像剤はゲル
化し、固体状になった。
【0036】実施例33〜35 実施例2において、ゲル化促進剤としてトリエタノール
アミンの代りに同重量の表3に示した無機塩基濃厚水溶
液を添加したところ、表3の無機塩基濃厚水溶液にはト
リエタノールアミンと同等のゲル化促進能が認められ
た。
【0037】
【表3】 実施例 ゲル化促進剤として使用する無機塩基 33 55重量%苛性ソーダ水溶液 34 60重量%苛性カリ水溶液 35 15℃で飽和したアンモニア水溶液
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、従来ゲル化が困難とさ
れていたイソパラフィン系及び芳香族系の炭化水素溶媒
をも効率よくゲル化させることができる。本発明のゲル
化剤を用いることにより、油性液体を含む各種液状製品
廃棄物をゲル化し、取扱いの容易なゲル化物(固形物)
に変えて廃棄し得るので、その産業的意義は多大であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 浅見 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高梨 元 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基、酸アミド基、エポキシ
    環、ピリジン環及びピロリドン環のうちから選ばれる少
    なくとも1種の極性基を持つ高分子化合物からなる主剤
    と、カルボン酸、カルボン酸金属塩及び微粉末シリカの
    中から選ばれる少なくとも1種の化合物から構成される
    油性液体、及び油性液体含有物用ゲル化剤。
  2. 【請求項2】 水酸基、置換アミノ基及びエーテル結合
    のうちから選ばれる少なくとも1種の極性基を持つとと
    もに、エステル結合を併せ持った高分子化合物からなる
    主剤と、カルボン酸、カルボン酸金属塩及び微粉末シリ
    カの中から選ばれる少なくとも1種の化合物からなる助
    剤から構成される油性液体、及び油性液体含有物用ゲル
    化剤。
  3. 【請求項3】 塩基性物質をゲル化促進剤として含む請
    求項1又は2のゲル化剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのゲル化剤を使
    用することを特徴とする油性液体及び油性液体含有物の
    ゲル化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかのゲル化剤を用
    いることを特徴とする電子写真用液体現像剤廃棄物のゲ
    ル化方法。
JP7043592A 1992-02-20 1992-02-20 油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法 Pending JPH05230435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7043592A JPH05230435A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7043592A JPH05230435A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05230435A true JPH05230435A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13431404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7043592A Pending JPH05230435A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05230435A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06145691A (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 Ebara Kogyo Senjo Kk 油分の封入処理方法
JP2016074762A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 株式会社サクラクレパス 固形マーカーとこれを含む塗装具
WO2017073557A1 (ja) * 2015-10-26 2017-05-04 関東化學株式会社 ゲル化剤
WO2018207387A1 (ja) * 2017-05-12 2018-11-15 日立化成株式会社 樹脂組成物、蓄熱材、熱制御材及び熱制御シート

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06145691A (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 Ebara Kogyo Senjo Kk 油分の封入処理方法
JP2016074762A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 株式会社サクラクレパス 固形マーカーとこれを含む塗装具
WO2017073557A1 (ja) * 2015-10-26 2017-05-04 関東化學株式会社 ゲル化剤
WO2018207387A1 (ja) * 2017-05-12 2018-11-15 日立化成株式会社 樹脂組成物、蓄熱材、熱制御材及び熱制御シート
WO2018207876A1 (ja) * 2017-05-12 2018-11-15 日立化成株式会社 樹脂組成物、蓄熱材、及び物品
CN110612328A (zh) * 2017-05-12 2019-12-24 日立化成株式会社 树脂组合物、蓄热材和物品
JPWO2018207876A1 (ja) * 2017-05-12 2020-03-12 日立化成株式会社 樹脂組成物、蓄熱材、及び物品
EP3623422A4 (en) * 2017-05-12 2020-03-18 Hitachi Chemical Company, Ltd. RESIN COMPOSITION, HEAT STORAGE MATERIAL AND GOODS
CN113416371A (zh) * 2017-05-12 2021-09-21 昭和电工材料株式会社 树脂组合物、蓄热材和物品
US11352466B2 (en) 2017-05-12 2022-06-07 Showa Denko Materials Co., Ltd. Resin composition, heat storage material, and commodity
CN110612328B (zh) * 2017-05-12 2022-09-13 昭和电工材料株式会社 树脂组合物、蓄热材和物品
CN113416371B (zh) * 2017-05-12 2023-01-17 昭和电工材料株式会社 树脂组合物、蓄热材和物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4390369A (en) Natural wax-containing ink jet inks
JPH08183920A (ja) インクジェット記録用水性インク及びその製造方法
US6156109A (en) Water-in-oil type emulsion ink for stencil printing
JP4627134B2 (ja) 液体トナー組成物
CN101580662B (zh) 孔版印刷用乳化油墨
US6083311A (en) Water based ink having metallic luster adapted for direct-filling in ball-point pen
JP2007505953A (ja) マーキング液体の調製方法およびそれによって製造された生成物
US5560765A (en) Hot-melt type ink composition comprising wax and amide(s)
KR100186872B1 (ko) 전자사진토너 및 현상제 조성물 및 그것을 사용하는 색 재생공정
JPS63223757A (ja) 電子写真用現像剤
JPS63243966A (ja) ヒドロキシカルボン酸を含むネガ型液体静電現像液
JPH05230435A (ja) 油性液体及び油性液体含有物用ゲル化剤及びゲル化方法
JP3706950B2 (ja) アイオノマー樹脂を含む着色組成物
JPH03292370A (ja) 着色剤
JPS6218585B2 (ja)
JP2000265105A (ja) ボールペン用水性白色又はパステル調インキ組成物
JPS64433B2 (ja)
JP2003221405A (ja) 呈色性化合物を含有する乳化重合体並びにこれを利用したインキ及びトナー
JPH0328465B2 (ja)
US5229441A (en) Uintaite-derived toners and printing inks
JP2891634B2 (ja) ポリマーマイクロカプセルの製造方法
JP4064324B2 (ja) 組成物、及び組成物の製造方法
JPH1036732A (ja) 水性顔料分散体
JP2003073593A (ja) 消色可能水性インキ組成物
JPH09160298A (ja) 電子写真用トナー、電子写真用液体現像剤及びインクジェット記録用インキ