JPH0523105U - 分注装置 - Google Patents

分注装置

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JPH0523105U
JPH0523105U JP7750791U JP7750791U JPH0523105U JP H0523105 U JPH0523105 U JP H0523105U JP 7750791 U JP7750791 U JP 7750791U JP 7750791 U JP7750791 U JP 7750791U JP H0523105 U JPH0523105 U JP H0523105U
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秀二 田島
光夫 西野
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プレシジヨン・システム・サイエンス株式会社
株式会社スタツクシステム
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、分注に使用される駆動用モータか
ら発生する熱量を最大限に抑制した分注装置の提供を目
的とする。 【構成】 本考案は、分注ノズルを備えた本体内にシリ
ンダー、駆動用モータ3を備え、該駆動用モータ3が一
定時間駆動していない時に駆動電流を遮断状態にする構
造にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、血液検体や試薬などの対象液を試験管やパレット等に分注するため の分注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の分注装置は、多種類の分注対象液に対応でき且つ分注量の変化 にも簡単に対応できるようにし、分注時間の短縮を図って分注能率を上げるのみ ならず、長時間の繰り返し使用に耐え、正確な分注単位量を確保できることが要 求されている。
【0003】 従来の分注装置は、シリンダ内に収容したピストンロッドを駆動用モータで作 動させて分注を行うものであり、そのピストンロッドを作動する際に駆動モータ に駆動電流を加え、ピストンロッドが止まっている状態であっても制止用電流を 印加してピストンの作動を制止するように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の分注装置では、駆動用モータが作動時に駆動用電流と停 止時に停止用電流が印加されるようになっており、そのために駆動用モータが発 熱し易く駆動用モータから発生する熱がモータを取り付けてあるフレームやモー タの回転軸を通じて分注装置全体に伝わって熱膨張し、駆動系に支障を来すばか りでなく、分注単位量を変動させる等の悪影響を及ぼすという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一端部に分注ノズルを備えた本体内に、ピストンロッドを有するシ リンダーと、前記ピストンロッドを摺動させる駆動用モータとを収納した分注装 置において、前記駆動用モータへの駆動電流は駆動信号を検出することによって 供給され、且つ該駆動信号の検出が一定時間経過後においても検出されない時に 前記駆動電流を遮断する駆動制御部を備えたことを特徴とする分注装置であり、 駆動用モータへの駆動電流は、前記駆動信号の検出が一定時間経過後においても 検出されない時に前記駆動電流を50%以下にする駆動制御部を備えたことを特 徴とする分注装置である。
【0006】
【作用】
本考案に係る分注装置は、駆動用モータを駆動信号により制御し、駆動信号が オフしてから一定時間経過後は駆動用モータに供給する駆動電流を遮断するか、 駆動電流に対して50%以下の微電流にすることにより熱の発生を抑え、分注単 位量を変動させる熱の悪影響がなくなる。
【0007】
【実施例】
以下において、本考案の実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。 図1において、分注装置1は、その内部を下方分割体16と支持板6により分 注室41とモータ室43とに分割し、分注室41の下部には分注ノズル35が組 み付けてある。そして、下方分割体16と支持板6とは、所定位置が維持できる ように2本のロッド31により固定され、該ロッド31を介して分注装置1が上 下動できるようにブラケット30で支持され、該ブラケット30は外部の適宜ロ ボット等の移動用機械に取り付けられるようになっている。尚、共通フレーム2 は、頂部に信号用コネクタ9が設けてあり、シリンダ10にほぼ対応する位置の 側面にシリンダ10内の圧力を検知するためのセンサが取り付けてある。
【0008】 モータ室43は、駆動用モータ3(ステッピングモータ)が支持板6に固定ナ ット4を介して固定され該駆動用モータ3の回転軸5は前記固定ナット4を貫通 して分注室41に出没自在に配置してある。そして、駆動用モータ3の回転軸5 の両側に検出部を配置して原点位置用センサ3aを設けている。さらに、支持板 6の上側端部には分注ノズル35が対象物に衝突するのを検出する衝突検出用セ ンサ7が設けてある。また、駆動用モータ3の回転方向及び駆動電流の制御をす る駆動制御部50(図2参照)が信号用コネクタ9を介して別個に設けられてい る。
【0009】 原点位置用センサ3aは、フオトセンサとセンス回路から構成され、回転軸5 の両側に検出部であるフオトセンサを配置し、駆動用モータ3の回転軸5が回転 して上下動した時に回転軸5の上部がセンサを遮る位置から遮らない位置にきた ことを検出するようにして駆動用モータ3の回転軸5の原点位置を検出する。
【0010】 衝突検出用センサ7は、駆動用モータ3を取り付けてある支持板6の端部に備 えられていて、分注ノズル35の先端が誤って対象物に衝突したことを検出する 磁気センサである。本実施例においては磁気センサを使用しているが光学的セン サでもよい。
【0011】 駆動用モータ3は、下向きに突出した固定ナット4と、この固定ナット4に螺 合し上下動自在な回転軸5とを備え、共通フレーム2に固定したアルミニウム製 の支持板6の貫通孔に固定ナット4を挿通させて、該支持板6で支持され組み込 まれている。
【0012】 回転軸5は、下部外周に雄ネジ5aを刻設し、先端に球体8を嵌着してあり、 駆動用モータ3の左右回転駆動で上下方向に昇降動作を行い、下降動作時にピス トン20を押し下げるものである。
【0013】 分注室41は、ピストン20を上下動自在に収容するシリンダ10が設けられ ている。 ピストン20は、上端に凹状の球受け22aが形成されており、この球受け2 2aで駆動用モータ3の回転軸5の下部先端の球体8から押圧力を受け、且つ上 端の外周に筒部12よりも外径が大きいバネ受け板23が嵌着してあり、このバ ネ受け板23とピストン収容部13の肩部19との間に圧縮バネ15を嵌合して 押上力を受けている。従って、球受け22aには、常に駆動用モータ3の回転軸 5の先端に設けてある球体8が接触しており、後述する駆動用モータ3に駆動電 流に対して50%以下の微電流を供給している時または駆動電流を遮断しても回 転軸5はピストン20上端の球受け22aから受ける摩擦力のために簡単には動 かない。
【0014】 シリンダ10は、上方分割体11と下方分割体16とを合体させて構成され、 共通フレーム2に固定されている。 上方分割体11は、摺動自在に嵌合するピストンロッド22を真直に案内する 筒部12と、ピストン本体21と弾性ダイアフラム25とを収容する上方分注室 13aを有し、該筒部12よりも外径が大きいピストン収容部13とを一体に形 成し、筒部12の外周に圧縮バネ15が巻装されていてピストン収容部13の肩 部19で圧縮バネ15の下端を受けている。
【0015】 下方分割体16は、側面が共通フレーム2に固定され、その反対側には2本の ロッド31で上部にある支持板6と所定位置に維持できるようになっている。そ して下方分割体16の下部には分注ノズル35がネジ穴18を通して螺合され、 内部にはピストン本体21と該ピストン本体21の上下動によって適宜液量を分 注する弾性ダイアフラム25を備えた収容凹部16aを設けている。 収容凹部16a内の空気は、環状凹溝13bに係止された弾性ダイアフラム2 5の上方からピストン本体21で底面28を押すことにより弾性ダイアフラム2 5の下方側の貫通孔17を通じて分注ノズル35の中心穴35aに押し出される 。 また、ピストン本体21を上昇させ、図示していない圧力センサでシリンダ 内の圧力を検知しつつ収容凹部16a内に空気を吸入する。
【0016】 図2及び図3において、駆動制御部50は、駆動用モータ3の回転軸5を右回 転させる矩形波信号からなるcw駆動信号50a及び左回転させる矩形波信号か らなるccw駆動信号50bとを入力する駆動相生成部51と、オアゲート55 と、駆動相生成部51とで生成された信号に基づいてモータを駆動させるドライ バ部53と、オアゲート55から出力される信号に基づいて一定間隔のパルス波 形を出力するワンショット57とから構成されている。
【0017】 駆動相生成部51は、いずれか一方のパルス波形信号からなる駆動信号50a 、50bに基づいて駆動用モータ3の回転方向、回転量及び回転速度を決める位 相信号を発生させる。この位相信号は、ドライバ部53に送られて駆動用モータ 3の制御をする。
【0018】 ドライバ部53は、駆動相生成部51からの位相信号に基づいて駆動用モータ 3に駆動電流を流して回転軸5を回転させる。即ちcw駆動信号50aであれば 駆動用モータ3の回転軸は右回転しながら下がる方向に動き、ccw駆動信号5 0bであれば駆動用モータ3の回転軸は左回転しながら上がる方向に動く。 また、ドライバ部53は、後述するワンショット57からの信号に基づいて駆 動用モータ3に供給する駆動電流を遮断するか、駆動電流に対して50%以下の 微電流にする構造になっている。
【0019】 オアゲート55は、cw駆動信号50aとccw駆動信号50bとの信号の内 ハイレベル信号のみを出力側Aに出力する。この出力側Aの信号はワンショット 57に入力される。 ワンショット57は、オアゲート55からのハイレベル信号をトリガにして一 定時間のパルス幅を発生する。そしてこの一定時間のパルス幅を発生している間 に再びオアゲート55からハイレベル信号が来ればリトリガされて一定時間のパ ルス幅を再び発生する。この様子を図3を用いて説明する。先ずオアゲート55 の出力側Aとワンショット57の出力側Bのパルス信号を比較した場合にオアゲ ート55の出力側Aからのパルス信号aによってトリガされたワンショット57 は一定時間のパルス幅(T2)だけパルス信号を発生する。もしこの一定時間の パルス幅(T2)内に次のパルス信号bが発生すれば、ワンショット57はリト リガされ一定時間のパルス幅(T2)のパルス信号を再び発生する。従って、一 定時間のパルス幅(T2)のパルス信号が発生している間にオアゲート55から ハイレベルの信号が来ればワンショット57の出力波形は継続して出力すること となる。 図3において、T1はこの継続した出力波形を表したものである。そしてオア ゲート55の出力側Aからのパルス信号c後に後続するパルス信号が該パルス信 号cにリトリガされた一定時間のパルス幅(T2)のパルス信号発生内に来なけ れば、該パルス信号cでリトリガされた一定時間のパルス幅(T2)のパルス信 号の発生経過後にワンショット57の出力側Bのパルス波形(T1)は終了する 。
【0020】 ドライバ部53は、ワンショット57からの出力波形が終了したことを検出す ると駆動用モータ3への駆動電流の供給を遮断状態にする。駆動電流が遮断する と駆動電流はゼロの状態になるか、駆動電流が常時供給されているときに比べて 50%以下の微電流が駆動モータに供給されることになる。そのため駆動用モー タ3の発熱はきわめて低く抑えることができる。
【0021】
【本考案の効果】
以上説明したように、本考案は、駆動信号によりモータに供給される駆動電流 を遮断するか、または駆動電流に対して50%以下の微電流にすることによりモ ータから発生する熱を最小限に抑えることにより分注単位量に関係する分注装置 の各部への熱の影響をなくすことができる。従って、正確な分注機能が維持され 、長時間に亘って分注単位量を一定に保持できるというきわめて有用な効果を奏 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る分注装置の縦断面図であ
る。
【図2】本考案の実施例に係る駆動用モータを制御する
駆動制御部のブロック図である。
【図3】本考案の実施例に係る駆動用モータを制御する
駆動制御部のタイミング関係を表わした図である。
【符号の説明】
1 分注装置 2 共通フレーム 3 駆動用モータ(ステッピングモータ) 3a 原点位置センサ 4 固定ナット 5 回転軸 5a 雄ネジ 6 支持板 7 衝突検出用センサ 8 球体 9 信号用コネクタ 10 シリンダ 11 上方分割体 12 筒部 13 ピストン収容部 13a 上方分注室 13b 環状凹溝 15 圧縮バネ 16 下方分割体 16a 収容凹部 17 貫通孔 18 ネジ穴 19 肩部 20 ピストン 21 ピストン本体 22 ピストンロッド 22a 球受け 23 バネ受け板 25 弾性ダイアフラム 28 底面 30 ブラケット 31 ロッド 35 分注ノズル 35a 中心穴 41 分注室 43 モータ室 50 駆動制御部 50a cw駆動信号 50b ccw駆動信号 51 駆動相生成部 53 ドライバ部 55 オアゲート 57 ワンショット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に分注ノズルを備えた本体内に、
    ピストンロッドを有するシリンダーと、前記ピストンロ
    ッドを摺動させる駆動用モータとを収納した分注装置に
    おいて、前記駆動用モータへの駆動電流は駆動信号を検
    出することによって供給され、且つ該駆動信号の検出が
    一定時間経過後においても検出されない時に前記駆動電
    流を遮断する駆動制御部を備えたことを特徴とする分注
    装置。
  2. 【請求項2】駆動用モータへの駆動電流は、前記駆動信
    号の検出が一定時間経過後においても検出されない時に
    前記駆動電流を50%以下にする駆動制御部を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の分注装置。
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